JP2000147124A - 車載レーダ装置 - Google Patents

車載レーダ装置

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JP2000147124A
JP2000147124A JP10322234A JP32223498A JP2000147124A JP 2000147124 A JP2000147124 A JP 2000147124A JP 10322234 A JP10322234 A JP 10322234A JP 32223498 A JP32223498 A JP 32223498A JP 2000147124 A JP2000147124 A JP 2000147124A
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light
vehicle
light receiving
radar device
scanning
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JP10322234A
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Toshio Hosokawa
俊夫 細川
Takekazu Terui
武和 照井
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ビームを走査する車載レーダ装置におい
て、光源の寿命を大きく低下させることなく走行路上の
障害物と路面に描かれた白線とをいずれも精度よく検出
可能とし、また検出感度の向上を図る。 【解決手段】 走行路上の障害物を検出するための前方
スキャンによるスキャンエリアA1より、車線を区切る
ため路面に描かれた白線を検出するための路面スキャン
によるスキャンエリアA2の角度範囲を広く設定する。
これにより、より車両に近い位置で路面スキャンを行う
ことができ、路面に対する光ビームの入射角が大きくな
るため、光ビームの路面上への照射面積が小さくなり、
照射面でのパワー密度が高くなる。その結果、反射光量
が増大するため検出感度を向上させることができる。ま
た、前方スキャンにて不要な路側物を多数検出してしま
うことも確実に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ビームを走査す
ることにより、車両周囲の物体の認識に用いるためのデ
ータを収集する車載レーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の車載レーダ装置は、
走行路上に存在する先行車両やその他の障害物、また車
線を区切るため走行路の路面に描かれた白線(走行路区
分線)等を検知することにより、障害物と必要以上に接
近したり、車線から逸脱しそうになる等すると警報を発
生する警報システムや、白線に挟まれた車線内を走行し
且つ先行車両と所定の車間距離が一定に保持されるよう
に車速等を制御する自動走行システム等に用いられてい
る。
【0003】そして、このようなシステムでは、障害物
検出のためには、比較的遠い距離(100m程度)に位
置するものまで検出できるように、車両進行方向に向け
てほぼ水平に光ビームを走査することが望ましく、一
方、白線検出のためには、路面に向けてやや下向きに光
ビームを走査する必要がある。
【0004】このように障害物検出用の走査(以下、前
方スキャンという)と白線検出用の走査(以下、路面ス
キャンという)とをいずれも行うことが可能な車載レー
ダ装置の一例として、特開平8−248133号公報に
は、1本の光ビームから分岐された複数の光ビームを、
それぞれを個別に設けられた反射鏡に入射し、これら各
反射鏡にて反射された各光ビームを、回動する可動鏡に
入射して光ビームが照射される方向を水平面に沿って変
化させることにより、複数の光ビームを同時に走査する
装置が開示されている。
【0005】この装置では、水平面に対してそれぞれ所
望の角度で光ビームが反射されるように各反射鏡の設置
角度を適宜設定することにより、前方スキャンも路面ス
キャンも好適に行うことができるのである。ところで、
図14(a1)に示すように、通常、車線の両端に位置
する白線に対して光ビームは斜めに交差し、従って、光
ビームが照射される白線の面積は小さい。しかも、図1
4(a2)に示すように、路面に対して斜め上方から入
射される光ビームは、路面に対する入射角ψが小さいほ
ど、路面に投影される面積Sが大きくなり、従って、投
影された路面上での光ビームのパワー密度は小さなもの
となる。加えて、道路等の路面に描かれた白線は、車両
に搭載されているリフレクタと比較して反射率がかなり
低いため、車両から離れた位置で光ビームをスキャンす
ると、検出感度が大きく低下してしまい、白線を安定し
て検出することができないという問題があった。
【0006】これを改善する一つの方法として、路面へ
の光ビームの入射角ψを大きくして、路面に投影される
面積Sを小さくし、光ビームのパワー密度を高めること
が考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合、路
面スキャンを車両に近い位置で行うことになるため、車
線の両端にある白線を確実に検出するためには、水平方
向のスキャン角度を大きくしなければならず、また検出
の方位分解能を低下させないためには、スキャン角度を
大きくするほど、1スキャン当りの光ビームの発生回数
を増加させなければならない。その結果、光ビームを発
生させる光源(レーザダイオード等)の負荷が増大し、
光源の寿命を低下させてしまうという問題があった。
【0008】例えば、上記公報では、水平方向のスキャ
ン角度は約10゜とされているが、この場合、車線幅を
3.5mとすると、その両端に位置する白線を検知する
には、20m以上先に光ビームを照射しなければならな
い。これを、10m先に光ビームを照射する場合、スキ
ャン角度は、2倍の20゜以上必要となり、ビーム発光
回数も2倍以上にする必要があるのである。
【0009】しかも、上述の従来装置のように前方スキ
ャンと路面スキャンとを同時に行っている場合、路面ス
キャンのスキャン角度を大きくすると、必然的に前方ス
キャンのスキャン角度も大きくなり、その結果、衝突危
険性のない多くの路側物等を検出してしまうため、制御
に必要な物体を抽出するための信号処理が複雑化し、そ
の処理量も増加させてしまうという問題もあった。
【0010】また、白線の検出感度を向上させるには、
光ビームを発生させる光源の出力(発光量)を増大させ
ることも考えられるが、この場合も、光源の寿命を大幅
に低下させてしまうという問題があった。そこで、本発
明は、上記問題点を解決するために、光ビームを走査す
る車載レーダ装置において、光源の寿命を大きく低下さ
せることなく走行路上の物体と路面に描かれた白線とを
いずれも精度よく検出可能とすることを第1の目的と
し、更に、光源の寿命を低下させることなく検出感度の
向上を図ることを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた発明である請求項1記載の車載レーダ装置で
は、ビーム発生手段が光ビームを発生すると、この光ビ
ームを、第1走査手段が、車両の進行方向前方に向けて
照射すると共に、車幅方向の所定角度範囲に渡り走査
(前方スキャン)し、また、第2走査手段が、車両の進
行方向下方に向けて照射すると共に、車幅方向の所定角
度範囲に渡り走査(路面スキャン)する。
【0012】そして、第1走査手段により走査された光
ビームに基づく反射光を受光手段にて受光することによ
り、走行路上に存在する物体を検知すると共に、第2走
査手段により走査された光ビームに基づく反射光を受光
手段にて受光することにより、走行路を区切るための走
行路区分線等の路面標識を検知する。
【0013】そして、特に本発明では、第2走査手段に
よる路面スキャンの所定角度範囲が、第1走査手段によ
る前方スキャンの所定角度範囲より広く設定されてい
る。つまり、本発明の車載レーダ装置によれば、従来装
置とは異なり、路面スキャンと前方スキャンとで所定角
度範囲が別々に設定されるため、路面スキャンを車両の
近くで行っても、その路面スキャンの所定角度範囲のみ
が広くなるだけで、前方スキャンの所定角度範囲が必要
以上に広がってしまうことがなく、光ビームの照射回数
の増大を必要最小限度に抑えることができる。その結
果、光ビームを発生するビーム発生手段の寿命を必要以
上に低下させてしまうことなく、物体及び走行路区分線
をいずれも精度よく検出することができる。
【0014】また、前方スキャンにより、走行路から大
きく外れた場所に存在する不要な物体までを検出してし
まうこともないため、制御に必要な先行車両等の物体の
みを抽出するための信号処理の簡易化、及びその処理量
の低減を図ることができる。次に、請求項6記載の車載
レーダ装置では、請求項1記載の装置と同様のビーム発
生手段、第1走査手段、第2走査手段、受光手段を備え
ており、特に、第2走査手段は、光ビームの広がり角を
絞る収束手段を備えることを特徴としている。
【0015】このように収束手段を備えれば、図14
(b1)(b2)に示すように、路面に投影される光ビ
ームの面積Sが小さくなり、パワー密度が向上するた
め、ビーム発生手段の出力を増大させることなく、検出
感度を向上させることができる。なお、請求項7記載の
ように、第2走査手段は、収束手段としてビーム発生手
段からの光ビームを反射する凹面状に形成された反射面
を有し、この反射面にて反射された光ビームにて走査を
行うようにしてもよい。この場合、凹面状に形成された
反射面の焦点距離は、路面への照射位置までの距離と同
程度、或はそれ以上に設定されていることが望ましい。
【0016】また、請求項8記載のように、請求項6に
記載の車載レーダ装置に、請求項1に記載の構成を組み
合わせれば、より一層、車載レーダ装置の性能を向上さ
せることができる。ところで、第1走査手段及び第2走
査手段は、全く別体に構成してもよいが、例えば、請求
項2,9記載のように、回転軸に対する倒れ角が互いに
異なる複数の反射面を外周部に備え、ビーム発生手段か
ら入射され反射面にて反射する光ビームの照射方向を、
回転軸の回転に応じて変化させる回転多面鏡により、回
転多面鏡を構成する反射面のうち、少なくともいずれか
一つの反射面を用いて第2走査手段を構成し、他の反射
面を用いて第1走査手段を構成してもよい。
【0017】この場合、第1走査手段及び第2走査手段
を構成する各反射面は、それぞれのビーム照射方向(上
下方向の角度)に応じて、その倒れ角を設定すればよ
い。例えば、ビーム発生手段からの光ビームを、反射面
の斜め上方から該反射面に入射する場合、下方の路面に
向けて光ビームを照射する第2走査手段では、ほぼ水平
に光ビームを照射する第1走査手段に比べて、反射面の
倒れ角をより小さくする必要がある。
【0018】次に、走行路の路面にて反射された光ビー
ムの反射光について考えると、この反射光は、当然、車
両進行方向下方から受光手段の受光面に入射される。但
し、反射光は様々な方位に散乱されるため、受光手段に
到達する反射光は少ない。また、路面スキャンの位置を
車両に近づける程、車両進行方向に対する反射光の角度
が大きくなり、受光手段の受光面に戻ってくる反射光は
少なくなる。
【0019】そこで、受光手段は、請求項3,10記載
のように、反射光を受光する受光面の上部に、車両進行
方向下方から入射される反射光を前記受光面に導く上部
受光ミラーや、請求項4,11記載のように、反射光を
受光する受光面の側部に、車両進行方向側方から入射さ
れる反射光を受光面に導く側部受光ミラーを備えること
が望ましい。
【0020】この場合、受光手段での受光量を増加させ
ることができ、その結果、ビーム発生手段の出力を増大
させることなく検出感度を更に向上させることができ
る。換言すれば、上部受光ミラー及び側部受光ミラーを
備えることにより、より車両の近くにて光ビームでの走
査が可能となるのである。
【0021】特に、側部受光ミラーは、請求項5,12
記載のように、上部側が下部側より前記受光面の中心を
通る鉛直面に接近するよう傾斜して配置されていれば、
下方且つ側方から入射される反射光をより効率よく受光
面に導くことができ、検出感度をより一層向上させるこ
とができる。
【0022】また、上部受光ミラー及び側部受光ミラー
を設けることにより、受光手段として、受光面がより小
さなものを用いることが可能となり、装置を小型化で
き、安価に提供できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面と共
に説明する。図2は、本実施例のレーザレーダ装置を構
成する各部の配置を表す平面図、図1は、本実施例のレ
ーザレーダ装置が適用された自動走行システムの全体構
成を表すブロック図である。
【0024】図1に示すように、自動走行システム2
は、パルス状のレーザ光(光ビームともよぶ)を車両の
進行方向に照射し、反射して戻ってくる反射光を受光す
ることにより、走行路上の物体(先行車両やその他の障
害物)や、車線を区切るために走行路の路面に描かれた
白線(走行路区分線)等を検出するレーザレーダ装置1
0と、エンジンへの吸気量を調整するためのスロットル
バルブの開度を検出するスロットル開度センサ50と、
ステアリングの操舵角を検出する操舵角センサ52と、
自車の走行速度を検出する車速センサ54と、ブレーキ
ペダルの操作によらずブレーキを駆動可能なブレーキ駆
動器56と、アクセルペダルの操作によらずスロットル
バルブを開閉可能なスロットル駆動器58と、シフトレ
バーの操作によらず変速機を変速可能な自動変速機駆動
器60と、ハンドルの操作によらずステアリングの操舵
角を調整可能なステアリング駆動器62と、各種指令を
入力するためのコントロールスイッチ64と、各種制御
の設定状態や車両の走行状態等を表示する表示器65
と、周知のマイクロコンピュータを中心に構成され、レ
ーザレーダ装置10を駆動し、コントロールスイッチ6
4を介して入力される指令、及びレーザレーダ装置1
0,各センサ50,52,54での検出結果に基づき、
車線を区切るため路面に描かれた白線からはみだすこと
なく、先行車両との車間距離が一定となるように、ブレ
ーキ駆動器56,スロットル駆動器58,自動変速機駆
動器60,ステアリング駆動器62を駆動制御する自動
走行制御を実行する電子制御ユニット(ECU)66と
を備えている。
【0025】そして、本実施例のレーザレーダ装置10
は、図1及び図2に示すように、電気信号を赤外線領域
のレーザ光に変換するレーザダイオード(LD)12
と、LD12から放射されたレーザ光を平行光に変換す
るコリメートレンズ14と、コリメートレンズ14から
のレーザ光を反射させて所定方向に導くミラー16と、
ミラー16により導かれたレーザ光の照射方向を連続的
に変化させるポリゴンミラー18と、反射光を集光する
受光レンズ20と、受光レンズ20が集光する反射光を
受光して電気信号に変換するフォトダイオード(PD)
22と、受光レンズ20を介して入射される反射光をP
D22に導く受光ミラー23(図2参照)とからなる光
学系を備えている。
【0026】ここで、図3(a)は、ポリゴンミラー1
8周辺の構成を表す側面図、図3(b)はその正面図で
あり、図4は、ポリゴンミラー18の反射面の形状を表
す説明図である。また、図5(a)は、受光ミラー23
の正面図、図5(b)はその側面図であり、図6は、受
光レンズ20及び受光ミラー23の作用を表す説明図で
ある。
【0027】図3に示すように、ポリゴンミラー18
は、その外周に6個の反射面を備えており、各反射面
は、ポリゴンミラー18の回転軸19に対する倒れ角が
それぞれ異なっている。そして、LD12から送出され
たレーザ光は、コリメートレンズ14を通過することに
よってほぼ平行光にされた後、ミラー16によりポリゴ
ンミラー18の反射面に入射される。この時、反射面か
らの反射光(光ビーム)は、ポリゴンミラー18の回転
によって左右方向に走査され、レーザ光が入射される反
射面が切り替わる毎に上下方向にずれながら走査され
る。
【0028】但し、5つの反射面(前方スキャン用反射
面という)R1〜R5については、倒れ角が均等な間隔
で異なっており、例えば、水平面を0゜として水平面に
対して0゜,±1゜,±2゜方向に光ビームが照射され
るよう設定されている。残る1つの反射面(路面スキャ
ン用反射面という)R6は、これらとは大きく倒れ角が
異なり、車両進行方向の設定距離(本実施例では約10
m)先の路面に光ビームが照射されるような角度に設定
されている。しかも、この路面スキャン用反射面R6
は、図4に示すように、凹面状に形成されており、その
焦点距離は、路面上の照射位置までの距離と同程度、或
はそれ以上に設定されている。
【0029】一方、受光ミラー23は、図5に示すよう
に、上部受光ミラー23aと、側部受光ミラー23b,
23cとからなり、PD22側から受光レンズ20側に
向けて開口が広がるようホーン形状に構成されている。
しかも、側部受光ミラー23b,23cは、上部受光ミ
ラー23a側ほど両者の幅が狭くなるように、傾斜して
配置されている。
【0030】そして、図6(a)に示すように、先行車
両からの反射光等、PD22の中心と受光レンズ20の
中心とを結ぶ中心軸Jに対する受光角度が小さい反射光
は、受光レンズ20にてPD22に集光される。一方、
図6(b)に示すように、路面に反射して下方から入射
され、中心軸Jに対して大きな受光角度θを持つ反射光
は、受光レンズ20を通過するだけではPD22に集光
されず、上部受光ミラー23aによってPD22の受光
面に導かれる。また同様に、スキャン(走査)領域の両
端部付近から入射され、中心軸Jに対して大きな受光角
度θを持つ反射光は、側部受光ミラー23b,23cに
よりPD22の受光面に導かれる。
【0031】ここで図7は、受光レンズ20への入射光
量PLZに対するPD22への入射光量PPDの比を受光パ
ワー比η(=PPD/PLZ×100[%])として、中心
軸Jに対する受光角度θを変化させながら、光線追跡に
よる2次元シミュレーションを行って求めた結果を表す
グラフである。
【0032】但し、図7(a)は、受光角度θを垂直方
向に変化させて、上部受光ミラー23aの効果を求めた
ものであり、図7(b)は、受光角度を水平方向に変化
させて、側部受光ミラー23b,23cの効果を求めた
ものである。また、図中、実線は受光ミラー23を設け
た場合、点線は受光ミラー23を設けない場合の結果を
表している。
【0033】図7に示すように、受光ミラー23を設け
ない場合に受光パワー比ηがほぼ0%となる受光角度
(水平方向で10゜,垂直方向で3゜)であっても、受
光ミラー23を設けた場合には、約50%もの受光パワ
ー比ηが得られ、受光ミラー23を設けることにより、
より広い範囲からの反射光を受光でき、同じ受光角度で
あれば受光パワー比η(ひいては検出感度)が向上する
ことがわかる。
【0034】なお、シミュレーションでは、図8に示す
ように、受光ミラー23a,23b(23c)が、いず
れも中心軸Jに対して30゜傾斜しているものとし、P
D22は、受光ミラー23から中心軸J方向に沿って
0.96[mm]だけ離して配置され、しかも、PD2
2の受光面は、上部受光ミラー23aの端部より0.2
[mm]だけ下方に位置すると共に、中心軸Jから側部
受光ミラー23b(23c)の端部までの幅より広く形
成されており、0.35[mm]だけはみ出しているも
のとした。
【0035】図1に戻り、レーザレーダ装置10は、上
述の光学系以外に、LD駆動信号SLに従ってLD12
を駆動するLD駆動部24と、ポリゴンミラー18の回
転軸19を回転駆動するポリゴンスキャナモータ26
と、モータ駆動指令SMに従ってポリゴンスキャナモー
タ26を一定速度で回転駆動するモータ駆動部28と、
PD22からの出力信号を増幅及び波形整形する受光回
路30と、LD駆動部24の駆動と同時に入力される起
動指令SSが入力されてから受光回路30から受光信号
SRが出力されるまでの時間間隔を測定する時間計測回
路32と、ポリゴンミラー18が予め決められた基準回
転位置にあることを検出すると原点検出信号SGを出力
する回転位置センサ34と、モータ駆動指令SMを出力
し、原点検出信号SGに基づいてLD駆動信号SLを出
力することにより、レーザ光の照射を行い、受光回路3
0から出力される受光信号SR、及び時間計測回路32
からの計測結果STに基づいて、走行路上の物体や路面
に描かれた白線等の検出、路面状況の推定等を行う演算
部38とからなる駆動・制御系を備えている。
【0036】なお、本実施例のレーザレーダ装置10
は、車両の進行方向に対して光ビームを照射し、その反
射光を受光することが可能なように、車体前面の外部に
晒される位置(例えばバンパー近傍)に配設されるた
め、図2に示すように、ハウジングH内に一体に収納さ
れている。そして、この図2には、LD駆動部24,モ
ータ駆動部28,受光回路30,演算部38が図示され
ていないが、これらは、ハウジングHの側壁、及びモー
タ駆動部28の下部に配設された基板P1〜P3上に搭
載されている。
【0037】次に、演算部38が実行するメイン処理
を、図9に示すフローチャートに沿って説明する。な
お、本処理は、ECU66から演算部38への起動要求
により起動されるが、本処理の起動前に、モータ駆動部
28にモータ駆動指令SMが入力され、本処理の起動時
には、ポリゴンミラー18が回転しているものとする。
【0038】本処理が起動されると、まずS110で
は、ポリゴンミラー18の反射面を識別するためのカウ
ンタiを1に初期化し、続くS120では、車両用スキ
ャン及び路面スキャンのいずれを行うタイミングである
かを、カウンタiが反射面数N(本実施例では6)より
小さいか否かにより判断する。
【0039】そして、肯定判定された場合には、S13
0に移行して、前方スキャン用の設定を行い、否定判定
された場合には、S140に移行して、路面スキャン用
の設定を行った後、S150に進む。なお、S130及
びS140では、車両進行方向正面を0゜として、反射
面R1〜R5を用いて行う前方スキャンの場合は±8
゜、反射面R6を用いて行う路面スキャンの場合は±2
0゜の角度範囲がスキャンエリアとなるよう、ポリゴン
ミラー18の回転周期Tcyc 及びLD12の照射間隔T
pに応じて、反射面Ri内での照射開始タイミングTi
及び照射回数Ciを設定する。
【0040】但し、図10に示すように、ミラー16か
ら入射されるレーザ光が反射面R1,R6の境目Gに照
射されるようなポリゴンミラー18の回転位置を基準位
置とし、照射開始タイミングTiは、回転位置センサ3
4による基準位置の検出時刻からの経過時間により表さ
れる。
【0041】そして、S150では、S130又はS1
40での設定に従って、測距処理を実行する。この測距
処理では、設定された照射開始タイミングTiになる
と、規定の照射間隔Tpで設定された照射回数Ciだけ
パルス状のLD駆動信号SLをLD駆動部24に送出
し、LD12を発光させてレーザ光による走査(スキャ
ン)を行う。そして、このLD駆動信号SLと同時に、
時間計測回路32に起動指令SSを入力し、その後、受
光信号SRが検出されたのであれば、時間計測回路32
の計測結果ST、即ち、起動指令SSが入力されてから
受光信号SRが入力されるまでの所要時間tsr[se
c]に基づいて、このパルス信号を反射した物体までの
距離Lを算出し、この算出結果をメモリに記憶する処理
を行う。なお、物体までの距離Lは、光速をc[m/s
ec]とすると、L=(tsr・c)/2として簡単に計
算できる。
【0042】続くS160では、測距処理により反射面
Riを用いて得られた1ラインスキャン分のデータに基
づき、横セグメント化処理を実行する。即ち、隣接する
データを比較して、距離Lの離れ具合等から同一物体に
より反射されたものであると判断できるデータをグルー
プ化して認識する。
【0043】続くS170では、カウンタiをインクリ
メント(i←i+1)し、続くS180では、カウンタ
iがポリゴンミラー18の反射面の数Nより大きいか否
かを判断し、否定判定された場合には、S120に戻っ
て、上述のS120〜S170の処理を繰り返し実行す
る。一方、S180にて肯定判定された場合には、ポリ
ゴンミラー18の全反射面R1〜R6を用いて、全スキ
ャンエリアについてのデータ収集を終了したものとし
て、S190に移行する。
【0044】つまり、S110〜S180の処理によ
り、図11に示すように、設定された照射開始タイミン
グTi毎に、規定の照射間隔Tpにて設定された照射回
数Ciだけ入力されるLD駆動信号SLに従って、LD
駆動部24はLD12を発光させる。このLD12から
のレーザ光が反射面Riに入射され、その反射光である
光ビームがポリゴンミラー18の回動に従ってスキャン
されることになる。
【0045】その結果、図12に示すように、反射面R
1〜R5を用いて行われる前方スキャンでは、車両前方
の2次元的なエリアA1(図中のZ軸(車両進行方向)
を0゜とし、X軸(水平方向)に沿って±8゜の角度幅
を有する)がスキャンされ、反射面R6を用いて行われ
る路面スキャンでは、車両前方路面上のエリアA2(同
じく±20゜の角度幅を有する)がスキャンされること
になる。
【0046】そして、S190では、路面スキャン時の
受光信号SRの受光レベルに基づいて、路面での光ビー
ムの反射率を求めることにより、路面の摩擦係数(乾燥
状態)を推定する路面状況推定処理を行う。続くS20
0では、S160にて行われた横セグメント化処理の結
果に基づき、縦セグメント化処理を行う。即ち、前方ス
キャン時のラインスキャンデータを2次元的に配置した
場合に、縦方向(図12中のY軸方向)に隣接するデー
タを互いに比較することにより、横セグメント化処理と
同様に、同一物体と判断できるものをグループ化して認
識し、エリアA1内に存在する物体の抽出を行う。続く
S210では、S200にて抽出された物体の位置座標
(例えば中心位置など)を算出し、S220では、その
位置座標を距離データと共に保存する。
【0047】続くS230では、ECU66からの要求
により本処理の起動後、本ステップの実行は初めてか否
かを判断し、肯定判定された場合は、そのままS110
に戻る。一方、2回目以降の実行であり、S230にて
否定判定された場合には、S240に移行して、路面ス
キャン時の横セグメント化処理の結果に基づき、白線の
位置情報を算出する白線情報算出処理を行い、続くS2
50では、今回の起動でS220にて保存されたデータ
と、過去の起動時にS220にて保存されたデータとに
基づき、前方スキャンの検出結果をセグメント化処理す
ることにより抽出された物体が、先行車両であるのか、
道路標識等の路側物であるのか等、物体の属性を判定す
る属性判定処理を実行して、S110に戻る。
【0048】なお、S190にて判定された路面状況に
ついての情報、S240にて算出された白線の位置情
報、S250にて先行車両やその他の走行路上の障害物
等であると判定された物体の位置座標や距離データは、
ECU66に供給される。そして、ECU66では、演
算部38から供給されるデータ、及びスロットル開度セ
ンサ50,操舵角センサ52,車速センサ54での検出
結果に基づいて、先行車両までの目標車間時間の演算を
行うと共に、この目標車間時間や路面状況に応じてブレ
ーキ駆動器56,スロットル駆動器58,自動変速機駆
動器60,ステアリング駆動器62を制御することによ
り、車線からはみだすことなく、しかも先行車両と一定
の車間距離を保持して走行する自動走行制御を実行す
る。
【0049】なお、路面状況についての情報は、各種制
御量(ブレーキ制御量等)の調整や各種目標値(目標車
間時間等)の算出等に用いることができる。ここで、先
のS240にて実行される白線情報算出処理を、図13
に示すフローチャートに沿って詳しく説明する。
【0050】本処理では、まずS310にて、路面スキ
ャン時の横セグメント化処理(S160)の結果に基づ
いて白線が検出されたか否かを判断し、肯定判定された
場合はS340に移行し、否定判定された場合はS32
0に移行する。S320では、過去1秒以内に白線が検
出されているか否かを判断し、検出されていれば、S3
30に移行して、当該処理が前回起動された時に算出さ
れた白線の位置情報を今回の検出データとして設定する
データ補完処理を行い、S340に進む。
【0051】S340では、路面スキャンによる検出デ
ータ、或はS330にて設定された検出データをXdと
して、白線の位置情報を(1)式を用いて算出するロー
パスフィルタ処理を行って、本処理を終了する。 Xc=α・Xr+(1−α)・Xd (1) 但し、Xcは今回求めた白線の位置情報、Xrは前回求
めた白線の位置情報、αは時定数(0<α<1)であ
る。
【0052】即ち、路面の凹凸等により車両(当該装
置)が傾斜すると、白線に対する光ビームの当り具合い
が変化して検出データがばらつき、安定した位置情報を
算出することができなくなってしまうため、(1)式を
用いて、検出データの急激な変化に追従しないようにし
て、一時的に発生するノイズ成分を除去することによ
り、白線の位置情報の算出精度を向上させているのであ
る。
【0053】一方、先のS320にて、過去1秒以内に
白線が検出されておらず否定判定された場合は、S35
0に移行して、時系列的にみて、路面スキャンによる白
線の検出率が30%未満(例えば、過去10秒間に白線
が検出された期間が3秒未満)であるか否かを判断し、
否定判定された場合はそのまま本処理を終了し、一方、
肯定判定された場合には、その白線は車線を区切るため
のものではなく、路面に描かれた道路表示であるとし
て、S360に移行し、白線の位置情報が記憶されてい
れば、これを削除後、本処理を終了する。
【0054】即ち、車線を区切るための白線が点線にて
描かれている場合、白線の検出率は40%以上となるた
め、上述のように白線の検出率が30%未満であるか否
かを判断することにより、車線を区切るための白線か、
それ以外の道路表示であるのかを確実に識別することが
できるのである。
【0055】なお、本実施例において、LD12,LD
駆動部24がビーム発生手段、反射面R1〜R5及びS
130,S150が第1走査手段、反射面R6及びS1
40,S150が第2走査手段、PD22,受光回路3
0が受光手段、凹面状に形成された反射面R6が収束手
段に相当する。
【0056】以上説明したように、本実施例のレーザレ
ーダ装置10においては、前方スキャンと路面スキャン
とで、スキャンエリアの角度範囲が異なるように設定さ
れ、いずれのスキャンも必要な検出精度が得られる必要
最小限の範囲で行うことができるようにされている。
【0057】従って、本実施例によれば、LD12の発
光回数の増加を必要最小限に抑えることができ、LDの
寿命を劣化させてしまうことを防止できると共に、従来
装置とは異なり、前方スキャンのスキャンエリアが必要
以上に広がってしまうことがないため、衝突危険性の小
さい路側物等、不要な外乱データの検出を低減すること
ができ、前方スキャンの検出結果から制御に必要な物体
を抽出するための処理を簡易化でき、またその処理量を
低減することができる。
【0058】更に、本実施例のレーザレーダ装置10で
は、受光レンズ20だけではPD22に収束しきれない
ような下方及び側方からの入射角度の大きい反射光を、
受光ミラー23を用いてPD22に導くようにされてい
るので、より車両に近い位置にて路面スキャンを行うこ
とができ、路面への光ビームの入射角を大きくすること
ができる。これに加えて、本実施例では、路面スキャン
を行う反射面R6が凹面状に形成されているので、路面
スキャンを行う光ビームは絞られたものとなるようにさ
れている。その結果、路面への光ビームの投影面積が小
さくなり、白線に照射される光ビームのパワー密度が向
上するため、LD12の出力を増大させることなく、検
出感度を向上させることができる。
【0059】また更に、本実施例では、白線の位置情報
を過去の情報を用いてローパスフィルタ処理を施すこと
により求めているので、路面の凹凸等に基づく一時的な
変化に追従することなく、安定して白線の位置情報を求
めることができる。また、本実施例では、白線の検出率
により、車線を区切るための白線であるか、その他の道
路表示であるかを識別したり、白線を見失った場合に、
一時的なものであれば、これを補完するようにされてい
るので、信頼性の高い検出を行うことができ、本レーザ
レーダ装置10での検出結果に基づいて、ECU66に
て実行される各種制御の安全性や信頼性を向上させるこ
とができる。
【0060】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく様々
な態様にて実施することができる。例えば、上記実施例
では、ポリゴンミラー18を用いて光ビームをスキャン
するように構成したが、例えば、光ビームの照射方向を
垂直方向に変化させる反射鏡と、この反射鏡から入射さ
れる光ビームの照射方向を水平方向に変化させる反射鏡
とを組み合わせることにより構成されるガルバノスキャ
ナ等を用いてもよい。
【0061】また、上記実施例では、路面スキャンを行
う反射面R6を凹面状に形成したが、他の反射面R1〜
R5と同様に平面状に形成してもよい。更に、上記実施
例では、路面スキャンにより車線を区切る白線を検知し
ているが、白線以外に、車線を区切るキャッツアイ等の
路面上の設置物を検知するようにしてもよい。
【0062】また更に、上記実施例では、レーザレーダ
装置10を、自動走行システムに適用した例を示した
が、車線を区切る白線を検知して、白線に挟まれた車線
に対する車両位置を認識することにより、居眠り運転等
で、車線を逸脱しそうになった場合に警報を発生する車
線逸脱警報システムに適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例のレーザレーダ装置、及びこのレー
ザレーダ装置が適用された車間距離制御装置の構成を表
すブロック図である。
【図2】 レーザレーダ装置を構成する各部の配置を表
す平面図である。
【図3】 ポリゴンミラー周辺の構成を表す側面図及び
正面図である。
【図4】 ポリゴンミラーの反射面の構成を表す平面図
及び正面図である。
【図5】 受光ミラーの構成を表す正面図及び側面図で
ある。
【図6】 受光ミラーの作用を表す説明図である。
【図7】 受光ミラーの効果を表すグラフである。
【図8】 図7に示されたグラフを求める際に設定した
条件を表す説明図である。
【図9】 演算部が実行するメイン処理の内容を表すフ
ローチャートである。
【図10】 ポリゴンミラーと照射開始タイミングとの
関係を表す説明図である。
【図11】 メイン処理実行時のLD駆動状況を表すタ
イミング図である。
【図12】 前方スキャン及び路面スキャンの各スキャ
ンエリアを表す説明図である。
【図13】 図9のS240にて実行される白線情報算
出処理の内容を表すフローチャートである。
【図14】 従来装置の問題点、及び本発明の作用の一
部を表す説明図である。
【符号の説明】
2…自動走行システム 10…レーザレーダ装置 12…レーザダイオード(LD) 14…コリメート
レンズ 16…ミラー 18…ポリゴンミラー 19…回転
軸 20…受光レンズ 22…フォトダイオード(PD)
23…受光ミラー 24…LD駆動部 26…ポリゴンスキャナモータ
28…モータ駆動部 30…受光回路 32…時間計測回路 34…回転
位置センサ 38…演算部 50…スロットル開度センサ 52
…操舵角センサ 54…車速センサ 56…ブレーキ駆動器 58…
スロットル駆動器 60…自動変速機駆動器 62…ステアリング駆動器 64…コントロールスイッチ 65…表示器 H…
ハウジング P1〜P3…基板 R1〜R6…反射面
フロントページの続き Fターム(参考) 5H180 AA01 CC03 CC07 LL01 LL09 LL20 5J083 AA02 AB12 AB13 AC28 AC29 AD01 AD04 AD08 AD15 AE06 AE10 AF05 BD02 BD09 BD10 EB03 5J084 AA01 AA04 AA05 AA08 AA15 AB01 AB17 AB20 AC02 AD01 AD03 AD06 BA04 BA11 BA13 BA36 BA50 BB02 BB26 BB27 CA03 CA12 CA19 CA23 CA31 CA80 DA01 DA09 EA04 EA07 EA22 EA23 EA29

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され光ビームを発生するビー
    ム発生手段と、 該光ビームを、前記車両の進行方向前方に向けて照射す
    ると共に、車幅方向の所定角度範囲に渡り走査する第1
    走査手段と、 前記光ビームを、前記車両の進行方向下方に向けて照射
    すると共に、車幅方向の所定角度範囲に渡り走査する第
    2走査手段と、 前記光ビームを反射する物体からの反射光を受光する受
    光手段と、 を備え、前記第1走査手段により走査された光ビームに
    基づく反射光を前記受光手段にて受光することにより、
    前記走行路上に存在する物体を検知すると共に、前記第
    2走査手段により走査された光ビームに基づく反射光を
    前記受光手段にて受光することにより、前記走行路を区
    切るための走行路区分線を検知する車載レーダ装置であ
    って、 前記第2走査手段による所定角度範囲が、前記第1走査
    手段による所定角度範囲より広く設定されていることを
    特徴とする車載レーダ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車載レーダ装置におい
    て、 回転軸に対する倒れ角が互いに異なる複数の反射面を外
    周部に備え、前記ビーム発生手段から入射され前記反射
    面にて反射する光ビームの照射方向を、前記回転軸の回
    転に応じて変化させる回転多面鏡を備え、 該回転多面鏡を構成する反射面のうち、少なくともいず
    れか一つの反射面を用いて前記第2走査手段が構成さ
    れ、他の反射面を用いて前記第1走査手段が構成されて
    いることを特徴とする車載レーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記受光手段は、前記反射光を受光する
    受光面の上部に、車両進行方向下方から入射される反射
    光を前記受光面に導く上部受光ミラーを備えることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の車載レーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記受光手段は、前記反射光を受光する
    受光面の側部に、車両進行方向側方から入射される反射
    光を前記受光面に導く側部受光ミラーを備えることを特
    徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の車載レ
    ーダ装置。
  5. 【請求項5】 前記側部受光ミラーは、上部側が下部側
    より前記受光面の中心を通る鉛直面に接近するよう傾斜
    して配置されていることを特徴とする請求項4記載の車
    載レーダ装置。
  6. 【請求項6】 車両に搭載され光ビームを発生するビー
    ム発生手段と、 該光ビームを、前記車両の進行方向前方に向けて照射す
    ると共に、車幅方向の所定角度範囲に渡り走査する第1
    走査手段と、 前記光ビームを、前記車両の進行方向下方に向けて照射
    すると共に、車幅方向の所定角度範囲に渡り走査する第
    2走査手段と、 前記光ビームを反射する物体からの反射光を受光する受
    光手段と、 を備え、前記第1走査手段により走査された光ビームに
    基づく反射光を前記受光手段にて受光することにより、
    前記走行路上に存在する物体を検知すると共に、前記第
    2走査手段により走査された光ビームに基づく反射光を
    前記受光手段にて受光することにより、前記走行路を区
    切るための走行路区分線を検知する車載レーダ装置であ
    って、 前記第2走査手段に、前記光ビームの広がり角を絞る収
    束手段を設けたことを特徴とする車載レーダ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の車載レーダ装置におい
    て、 前記第2走査手段は、前記収束手段として、前記ビーム
    発生手段からの光ビームを反射する凹面状に形成された
    反射面を有し、該反射面にて反射された光ビームにて走
    査することを特徴とする車載レーダ装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7いずれか記載の車
    載レーダ装置において、 前記第2走査手段による走査領域の幅が、前記第1走査
    手段による走査領域の幅より広く設定されていることを
    特徴とする車載レーダ装置。
  9. 【請求項9】 請求項6ないし請求項8いずれか記載の
    車載レーダ装置において、 回転軸に対する倒れ角が互いに異なる複数の反射面を外
    周部に備え、前記ビーム発生手段から入射され前記反射
    面にて反射する光ビームの照射方向を、前記回転軸の回
    転に応じて変化させる回転多面鏡を備え、 該回転多面鏡を構成する反射面のうち、少なくともいず
    れか一つの反射面を用いて前記第2走査手段が構成さ
    れ、他の反射面を用いて前記第1走査手段が構成されて
    いることを特徴とする車載レーダ装置。
  10. 【請求項10】 前記受光手段は、前記反射光を受光す
    る受光面の上部に、車両進行方向下方から入射される反
    射光を前記受光面に導く上部受光ミラーを備えることを
    特徴とする請求項6ないし請求項9いずれか記載の車載
    レーダ装置。
  11. 【請求項11】 前記受光手段は、前記反射光を受光す
    る受光面の側部に、車両進行方向側方から入射される反
    射光を前記受光面に導く側部受光ミラーを備えることを
    特徴とする請求項6ないし請求項10いずれか記載の車
    載レーダ装置。
  12. 【請求項12】 前記側部受光ミラーは、上部側が下部
    側より前記受光面の中心を通る鉛直面に接近するよう傾
    斜して配置されていることを特徴とする請求項11記載
    の車載レーダ装置。
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