JP2000142899A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JP2000142899A
JP2000142899A JP10324170A JP32417098A JP2000142899A JP 2000142899 A JP2000142899 A JP 2000142899A JP 10324170 A JP10324170 A JP 10324170A JP 32417098 A JP32417098 A JP 32417098A JP 2000142899 A JP2000142899 A JP 2000142899A
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fueling
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はセルフサービス給油の給油終了を確認
できることを課題とする。 【解決手段】 給油装置11は、灯油のセルフサービス
給油を行う給油システムであり、給油エリアに設置され
た計量機12と、計量機12の近傍に設置されたカード
リーダボックス14と、受付16に設置されたオートレ
ジスタ18と、プリペイドカードを発券する券売機20
とから構成されている。計量機12の左右側面には、給
油操作スイッチ釦36と、強制終了スイッチ釦38とが
配設されている。給油操作スイッチ釦36は、給油する
間に押圧操作されて給油中であることを指示するセルフ
サービス給油のためのスイッチ釦であり、押圧操作が解
除されると給油を停止させるように設けられている。ま
た、強制終了スイッチ釦38は、プリセット給油の途中
で給油を停止して終了させる場合に押圧操作されて給油
終了を指示するためのスイッチ釦である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給油装置に係り、特
にセルフサービス給油の操作が行なわれている間のみ給
油できるよう構成された給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】給油所では、ガソリンや軽油以外の油種
として灯油の販売も行っている。通常、ガソリンや軽油
の給油を行う計量機とは別に灯油専用の計量機が設けら
れており、自動車の燃料タンクにガソリンを給油するつ
いでに顧客が空のポリ容器を持参すると、給油所の作業
員が計量機の給油ノズルをポリ容器の給油口に差し込ん
で給油を行う。
【0003】従来、灯油専用の計量機は、地上固定式の
計量機よりなり、ガソリンや軽油等の計量機と同様に、
計量機から導出される可撓性を有する給油ホースと、そ
の給油ホース先端に設けられてポリ容器の給油口に挿入
される給油ノズルとを有している。このような計量機を
用いて灯油を給油する場合、空のポリ容器を地面に置い
た状態で作業員が計量機に接続された給油ホースを延ば
して給油ノズルの吐出パイプをポリ容器の給油口に挿入
した後、給油ノズルのノズルレバーを開弁方向に操作し
て給油を開始する。尚、ポリ容器には、容量の異なる複
数の種類があるため、作業員はその都度顧客に給油量を
確認してから給油を開始している。
【0004】そして、ポリ容器内の液面が上昇して給油
ノズルの吐出パイプに達すると自動閉弁機構が作動して
給油ノズルの主弁が閉弁する。このとき、目標とする2
0リットルあるいは18リットルに達していないので、
作業員は給油ノズルのノズルレバーを半開に操作して少
流量で給油を行う。そして、計量機の表示器に20リッ
トルあるいは18リットルが表示されるまで、追加給油
を行う。
【0005】ところが、従来の給油装置では、ポリ容器
を地面に置いた状態で給油するため、作業員が腰を曲げ
て給油ノズルを操作しなければならず、給油操作がやり
づらかった。さらに、作業員は給油終了まで給油ノズル
のグリップを把持していないと給油ノズルがポリ容器の
給油口から外れてしまうので、腰を曲げた姿勢のまま給
油ノズルを支えなければならない。そのため、1個のポ
リ容器に灯油を給油するのに多くの労力を要していた。
【0006】このような不都合を解消するため、給油ノ
ズルを昇降可能に支持して給油する方法、あるいは計量
機の側面から下方に延在された給油管をポリ容器の給油
口に挿入して給油する方法が開発されている。さらに、
予めプリペイドカードのカードデータがカードリーダに
よって読み込まれると、給油量がプリセットされ、給油
操作釦が押圧操作されている間のみ給油されるセルフサ
ービス給油機能を有する給油装置が開発されている。こ
の給油装置では、給油操作釦が押圧操作されると電磁弁
が開弁(あるいはポンプ起動)されて給油が開始され、
給油操作釦の押圧操作が解除されると電磁弁が閉弁(あ
るいはポンプ停止)されて給油が停止する。そして、給
油停止後、給油量等が記載された伝票が発行される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなセルフサービス給油を行なう給油装置では、予め
プリセットされた給油量が給油される前に給油操作釦の
押圧操作が解除されると、給油が中断されると共にそれ
まで給油された給油量等が記載された伝票が発行される
ことになる。そして、再度、給油操作釦の押圧操作を行
なっても給油が行なえず再度カードを入れ直して給油操
作を行なわないといけなかった。
【0008】そして、給油が停止されると共に追加給油
された給油量等が記載された伝票が再度発行されること
になる。また、他に終了ボタンを設け、必ず終了操作を
行い、終了させる装置では、終了ボタンを押し忘れて帰
ってしまい、次の操作が行なえない等の不都合があっ
た。このように、従来は、給油操作釦の押圧操作が解除
された場合、プリセット給油が終了したのか、あるいは
プリセット給油を中断して追加給油を行なうのかを計量
機側で判断することが難しく、給油操作釦の押圧操作が
解除される度に伝票が発行されてしまうといった問題が
ある。
【0009】そこで、本発明は上記課題を解決した給油
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、以下のような特徴を有する。本発明は、被給
油タンクへの給油を指示する給油指示手段と、予め設定
された設定量となったときに給油を停止するプリセット
給油手段と、該プリセット給油手段により給油が停止し
た後に前記給油指示手段による給油指示が解除されたと
きに給油終了信号を出力する制御手段とを有する給油装
置において、前記プリセット給油手段による給油停止前
で前記給油指示手段の給油指示が解除されたときに操作
されることで前記制御手段へ給油終了を指示する給油終
了指示手段を設け、前記制御手段は、該給油終了指示手
段からの給油終了指示により給油終了信号を出力するこ
とを特徴とするものである。
【0011】従って、本発明によれば、給油終了指示手
段によりプリセット給油手段による給油停止前で給油指
示手段の給油指示が解除されたときに操作されることで
制御手段へ給油終了を指示し、制御手段が給油終了指示
手段からの給油終了指示により給油終了信号を出力する
ため、給油終了指示手段が操作されるとプリセット量が
給油し終わる前であっても給油が終了したことを給油装
置が確認でき、伝票が無駄に発行されることを防止でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる給油装置の
一実施例を示す構成図である。図1に示されるように、
給油装置11は、灯油のセルフサービス給油を行う給油
システムであり、大略、給油エリアに設置された計量機
12と、計量機12の近傍に設置されたカードリーダボ
ックス14と、受付16に設置されたオートレジスタ1
8と、プリペイドカード(図示せず)を発券する券売機
20とから構成されている。券売機20は、顧客が給油
量に応じた金額のプリペイドカードを発券するように構
成されており、前面に例えば18リットル1回給油券、
18リットル2回給油券、20リットル1回給油券、2
0リットル2回給油券を選択的に指定する給油量選択釦
20a〜20dと、料金表示器20eと、料金支払い部
20fと、おつり返却口20gが設けられている。
【0013】オートレジスタ18は、管理キースイッチ
18aと、カードリーダ18bと、各種操作スイッチ釦
18cと、各種メーセージを表示する表示器18dとが
配設されている。また、オートレジスタ18は、シリア
ル回線からなるSS−LAN22を介して計量機12及
びカードリーダボックス14と通信可能に接続されてお
り、カードリーダボックス14にプリペイドカードが挿
入されると、計量機12に対し給油許可信号を出力する
と共に、プリペイドカードに記憶された給油データに基
づいて給油すべき給油量をプリセットする。さらに、オ
ートレジスタ18は、使用済みのプリペイドカードを再
生するためのカード再生機能も有している。
【0014】また、カードリーダボックス14には、券
売機20で購入されたプリペイドカードが挿入されるカ
ードリーダ部14aと、事務所と通話するためのインタ
ホーン14bと、カードリーダ部14aで読み込まれた
カードデータが正しいか否かを表示する状態表示パネル
14cとを有する。尚、カードリーダ部14aは、プリ
ペイドカードが挿入されると、プリペイドカードの磁気
記憶部に記憶された給油データ(18リットル又は20
リットル及び給油回数等)を読み込む。そして、プリペ
イドカードに未給油のデータが残っていないときは、挿
入されたプリペイドカードを返却せずに回収するよう構
成されている。
【0015】計量機12は、左右側面にセルフサービス
給油を行なう給油系統24,26が設けられている。そ
して、右側に設けられた給油系統26は、給油ノズルの
代わりに昇降可能な給油パイプ機構28を用いてタンク
載置台30に載置されたポリ容器32に給油を行なう構
成となっている。図2は計量機12の正面図である。ま
た、図3は計量機12の右側面図である。
【0016】図2及び図3に示されるように、計量機1
2は、右側面から右方向に延在する一対の注油管路33
が配設されている。この注油管路33は、灯油をポリ容
器32に吐出するための管路であり、先端部分が下方に
向かって延在するように形成されている。また、注油管
路33は、基端部が電磁弁(後述する)に接続され、先
端部が垂下方向に延在されている。注油管路33の下方
には、給油パイプ機構28が連通されている。この給油
パイプ機構28は、径の異なる2本のパイプ28a,2
8bが上下方向(Y方向)に摺動可能に嵌合された構成
とされている。すなわち、給油する前は2本のパイプが
重なり合うように短くされ、ポリ容器32に給油する際
は把手29を引き下ろすことにより外側のパイプ28a
が下方に摺動されてポリ容器32の給油口32aに挿入
される。
【0017】尚、パイプ28aの下端開口部に泡が達し
たとき泡チューブ31を介して圧力変化を検出する泡セ
ンサ27が取り付けられている。また、泡チューブ31
の下端部31aは、パイプ28aの先端部近傍に接続さ
れており、給油口32aの泡により閉塞されると泡チュ
ーブ31への空気供給が停止する。また、泡チューブ3
1の上端部31bは、注油管路33の先端部近傍に接続
されており、負圧発生部として機能する。
【0018】そして、泡センサ27は、上端部31bで
発生した負圧により下端部31aからの空気が供給され
ているときは、内部のダイヤフラム(図示せず)が変位
せず、下端部31aが泡により閉塞されると下端部31
aからの空気供給が遮断されて内部のダイヤフラムが変
位する。このダイヤフラムの変位は、フォトインタラプ
タ等の光センサを用いて検出しており、光センサからの
検出信号が泡検出信号として制御回路60に出力され
る。
【0019】また、ポリ容器32は、給油口32aが給
油しやすい高さ位置となるように容器載置台30に載置
される。計量機12の正面の上部には、給油量を表示す
る表示器34が設けられている。また、計量機12の左
右側面には、給油操作スイッチ釦36と、強制終了スイ
ッチ釦(給油終了指示手段)38とが配設されている。
尚、給油操作スイッチ釦36及び強制終了スイッチ釦3
8は、押圧操作されているときオンとなり、押圧操作が
解除されるとオフに復帰する押しボタンスイッチからな
る。
【0020】給油操作スイッチ釦36は、給油を行ない
たい要求(給油許可要求信号)をオートレジスタ18の
表示・ブザーにより監視者に知らせ監視者が操作スイッ
チ釦18cの許可ボタン操作により計量機12が給油許
可となる。給油許可後は、給油操作スイッチ釦36の押
圧操作中は給油が行なえる。そして、給油操作スイッチ
釦36の押圧操作が解除されると給油を停止させるよう
になっている。また、強制終了スイッチ釦38は、プリ
セット給油の途中で給油を強制的に停止して終了させる
場合に押圧操作されて給油終了を指示するためのスイッ
チ釦である。
【0021】図4は計量機12の内部構成を示す縦断面
図である。図4に示されるように、計量機12の筐体4
0内部には、地下タンク(図示せず)に連通された給油
管路42が配設されている。この給油管路42には、ベ
ーンポンプ44と、2段閉弁式の電磁弁46と、4ピス
トン式の流量計47とが配設されている。また、筐体4
0の支柱40bには、給油ポンプ45を駆動するモータ
48と、流量計47のロータ回転が伝達されて流量パル
スを出力する流量パルス発振器52とよりなる。そし
て、電磁弁46の流出口には、前述した注油管路33が
接続されている。
【0022】ここで、上記のように構成されたセルフサ
ービス給油システムの操作手順につて説明する。 先ず、灯油を購入する顧客は、受付16で券売機2
0で希望する給油量のプリペイドカードを購入する。 次に顧客は、給油エリアに移動してカードリーダボ
ックス14のカードリーダ部14aにプリペイドカード
を挿入してカードデータ(給油データ)を読み取らせ
る。
【0023】オートレジスタ18は、計量機12から給
油許可要求信号が出力されるのを待つ。 そして、顧客は、ポリ容器32をタンク載置台30
に載置してポリ容器32の給油口32aのキャップを外
す。そして、給油パイプ機構28の把手29を把持し、
パイプ28aを下方に摺動させて給油口32aに挿入さ
せる。 続いて、顧客は、計量機12に設けられた給油操作
スイッチ釦36を押圧操作してオンにする。そして、計
量機12の制御回路60は、オートレジスタ18に給油
許可信号が送られ、オートレジスタ18の表示、ブザー
により監視者に通知する。これにより、監視者は、安全
を確認し、操作スイッチ釦18cの許可ボタンを押す。
【0024】この操作でオートレジスタ18から計量機
12へ給油許可信号が出力されると、給油ポンプ45の
モータ48を駆動すると共に電磁弁46を開弁する。こ
れにより、ポリ容器32への給油が開始される。 給油操作スイッチ釦36が押圧操作されている間、
ポリ容器32への給油が継続される。そして、給油操作
スイッチ釦36の押圧操作が解除された場合、あるいは
パイプ28aの下端開口に設けられた泡センサ27が給
油時の液面に発生する泡を検知すると、電磁弁46を閉
弁させる。
【0025】また、強制終了スイッチ釦38がオンに操
作されると、給油途中で給油操作スイッチ釦36の押圧
操作を解除しても電磁弁46を閉弁させ、給油ポンプ4
5のモータ48を停止させる。 この後、顧客は、給油パイプ機構28の把手29を
把持し、パイプ28aを上方に摺動させて給油口32a
から引き抜く。そして、ポリ容器32の給油口32aに
キャップを装着してポリ容器32をタンク載置台30か
ら移動させる。 尚、プリペイドカードに未給油の代金が残っている
場合には、プリペイドカードをカードリーダボックス1
4のカードリーダ部14aから返却させ、プリペイドカ
ードの残量がゼロであるときはプリペイドカードがカー
ドリーダボックス14に回収される。
【0026】図5は表示器34を拡大して示す正面図で
ある。図5に示されるように、表示器34は、流量計4
7により計測されたポリ容器32への給油量を表示する
給油量表示部54と、カードリーダボックス14のカー
ドリーダ部14aにより読み込まれたプリペイドカード
によるプリセット値を表示するプリセット値表示部56
と、計量機12の状態を表示する状態表示部58とから
なる。
【0027】図6(A)〜(F)は表示器34のプリセ
ット値表示部56及び状態表示部58の表示例を示す正
面図である。図6(A)に示されるように、例えばカー
ドリーダボックス14のカードリーダ部14aに灯油1
0リットルの給油データが記憶されたプリペイドカード
が挿入されてカードデータ(給油データ)が読み込まれ
てオートレジスタ18からの給油許可信号を受け取る
と、プリセット値表示部56には「P10.00」と表
示される。
【0028】また、計量機12が待機中のときには、状
態表示部58には、図6(B)に示されるように、給油
操作スイッチ釦36が操作可能であることを示す「PU
SH」が表示されている。そして、給油操作スイッチ釦
36が押圧操作されてオートレジスタ18からの給油許
可信号を受け取った後、給油ポンプ45がモータ48に
より駆動されると、状態表示部58には、図6(C)に
示されるように、長方形状のマークが表示される。ま
た、電磁弁46が開弁されて給油が開始されると、状態
表示部58の表示は、図6(D)に示されるように、長
方形状のマークの一部が切り欠かれた状態となる。そし
て、給油中の間この切欠部分は、状態表示部581 〜5
12のように時計回りで移動する。これにより、操作者
に給油中であることを報知する。
【0029】さらに、パイプ28aの下端開口に設けら
れた泡センサ27がポリ容器32の給油口32aにおい
て、液面の泡を検知すると、電磁弁46が閉弁されると
共に状態表示部58には、図6(E)に示されるよう
に、「FULL」が表示される。また、プリセットされ
た給油量が給油された場合、あるいは強制終了スイッチ
釦38がオンに操作された場合、状態表示部58には、
図6(F)に示されるように、「END」が表示され
る。
【0030】図7は計量機12の制御系の構成を示すブ
ロック図である。図7に示されるように、制御回路60
は、カードリーダボックス14のカードリーダ部14a
と、泡センサ27と、給油操作スイッチ釦36と、強制
終了スイッチ釦38と、給油ポンプ45を駆動するモー
タ48と、電磁弁46と、流量計47と、表示器34と
接続されている。
【0031】図8は計量機12の制御回路60が実行す
る制御処理を説明するためのフローチャートである。図
8に示されるように、制御回路60は、ステップS11
(以下「ステップ」を省略する)において、給油操作ス
イッチ釦36がオンに操作されたかどうかをチェックす
る。S11で給油操作スイッチ釦36がオンに操作され
ると、S12に進み、オートレジスタ18から給油許可
信号が入力され、且つカードリーダボックス14で読み
取られたカードデータ(プリセット値)が入力されたか
どうかをチェックする。
【0032】そして、S12において、給油許可信号が
入力され、且つカードデータが入力されたときは、S1
3に進み、給油ポンプ45のモータ48を起動させる。
続いて、S14で電磁弁46を開弁させる。これによ
り、ポリ容器32への給油が開始される。次のS15で
は、流量計47によって計測された実給油量がプリセッ
トされた設定量に達したかどうかをチェックする。この
S15において、流量計47によって計測された実給油
量がプリセットされた設定量に達していないときは、S
16に移行して給油操作スイッチ釦36がオフになった
かどうかをチェックする。
【0033】また、S16において、給油操作スイッチ
釦36がオンであるときは、再びS15に戻り、流量計
47によって計測された実給油量がプリセットされた設
定量に達したかどうかをチェックする。そして、S15
において、流量計47によって計測された実給油量がプ
リセットされた設定量に達したときは、S17に進み、
電磁弁46を閉弁させる。
【0034】次のS17aでは、プリセット給油終了後
に給油操作スイッチ釦36がオフになったかどうかをチ
ェックする。このS17aにおいて、給油操作スイッチ
釦36がオフであるときは、S18に進む。次のS18
では、給油ポンプ45のモータ48を停止させると共
に、給油を終了させ、且つポリ容器32へ給油された給
油量データを給油終了信号としてオートレジスタ18へ
出力する。これにより、オートレジスタ18は、給油量
等の伝票を発行すると共に、給油データを記憶する。
【0035】また、S16で給油操作スイッチ釦36が
オフであるときは、S19に進み、電磁弁46を閉弁さ
せる。次のS20では、強制終了スイッチ釦38がオン
に操作されたかどうかをチェックする。従って、プリセ
ットされた設定量が給油されていない状態で給油操作ス
イッチ釦36がオフにされた後、強制終了スイッチ釦3
8がオンに操作された場合には、給油終了と判断してS
18に移行する。
【0036】しかし、上記S20において、強制終了ス
イッチ釦38がオフであるときは、S21に進み、給油
操作スイッチ釦36がオンに操作されているかどうかを
チェックする。このS21において、給油操作スイッチ
釦36がオフであるときは、S22に進み、給油操作ス
イッチ釦36がオフになってから所定時間tが経過した
かどうかをチェックする。
【0037】そして、S22で所定時間tが経過してい
ないときは、上記S20に戻り、再びS20,S21の
処理を繰り返す。S21で、給油操作スイッチ釦36が
オンに操作されると、上記S14に戻り、電磁弁46を
開弁させて給油を再開する。しかしながら、S22にお
いて、給油操作スイッチ釦36がオフで、強制終了スイ
ッチ釦38もオフのままS22で所定時間tが経過した
ときは、S23に進み、エラーを報知する。その後、上
記S18に移行して給油を終了させると共にポリ容器3
2へ給油された給油量データをオートレジスタ18へ出
力する。
【0038】このように、プリセットされた設定量が給
油されていない状態で給油操作スイッチ釦36がオフに
された場合、強制終了スイッチ釦38がオンに操作され
ることにより給油が終了したことを確認することができ
る。そのため、給油操作スイッチ釦36がオフになって
も再度それをオンすることで給油を継続することができ
る。
【0039】また、給油操作スイッチ釦36及び強制終
了スイッチ釦38がオフのまま所定時間tが経過したと
きは、S23でエラーを報知して給油を終了させるた
め、プリセット給油の途中で給油操作スイッチ釦36が
オフになっても自動的に給油を終了させることができ
る。また、通常行なわれる定量位置までの給油の場合
は、給油操作スイッチ釦36のみの操作で給油が行なえ
るので、操作が簡単である。また、この場合、終了の操
作を行なう必要がなく終了忘れによる誤操作が防げる。
【0040】図9はオートレジスタ18で行なわれる初
期カード登録処理を説明するためのフローチャートであ
る。図9に示されるように、オートレジスタ18におい
て、プリペイドカードの初期登録を行なう場合、先ず、
管理キースイッチ18aがセット位置に回動操作される
と、S32に進み、カード登録枚数を操作スイッチ釦1
8cのキー入力で設定する。続いて、S33では、カー
ドリーダ18bにプリペイドカードを挿入させ、プリペ
イドカードに記憶されているカードデータ(給油量、給
油回数等の給油データ)を読み込む。尚、カードリーダ
18bの代わりに操作スイッチ釦18cのキー入力でカ
ード番号登録を行なえる。
【0041】S34では、プリペイドカードに記憶され
た各データが正しいのかどうかをチェックする。このS
34において、プリペイドカードに記憶されたデータが
間違っている場合には、S35に進み、表示器18dに
カード不良メッセージを表示して今回の処理を終了させ
る。また、S34において、プリペイドカードに記憶さ
れたデータが正しいときは、S36に進み、カード登録
枚数内かどうかをチェックする。このS36において、
カード登録枚数内でない場合には、登録以外の不正カー
ドが混ざっているものと判断し、S37に進み、表示器
18dにカード枚数超過の表示して今回の処理を終了さ
せる。
【0042】そして、S36において、カード登録枚数
内であるときは、表示器18dにカード登録OKメッセ
ージを表示して今回の処理を終了させる。図10はオー
トレジスタ18で行なわれる給油処理を説明するための
フローチャートである。図10に示されるように、オー
トレジスタ18は、S41でカードリーダボックス14
のカードリーダ部14aでプリペイドカードに記憶され
たカードデータを読み込む。次のS42では、プリペイ
ドカードに記憶されたカードデータの記録方式が正しい
かどうかをチェックする。S42において、プリペイド
カードに記憶されたカードデータが正しいときは、S4
3に進み、登録されているカードかどうかをチェックす
る。
【0043】そして、S43において、登録されている
カードであるときは、S44に進み、カードデータに未
給油の残油量が有るかどうかをチェックする。また、S
42において、プリペイドカードに記憶されたカードデ
ータが正しくないとき、あるいはS43において、登録
されているカードでないときは、あるいはS44におい
て、カードデータに未給油の残油量がないときは、S4
5に進み、プリペイドカードをカードリーダ部14aか
ら排出させる。そして、S46でカード確認処理を行な
う。尚、このカード確認処理の詳細については、後述す
るので、ここでは省略する。
【0044】また、上記S44において、カードデータ
に未給油の残油量があるときは、S47に進み、プリペ
イドカードの有効期限が有効かどうかをチェックする。
そして、プリペイドカードの有効期限が有効であるとき
は、S49に進み、給油回数を確認する。しかしなが
ら、上記S47において、プリペイドカードの有効期限
が過ぎて無効であるとき、あるいはS49において、給
油回数が登録された回数(N)以上であるときはS48
に移行してプリペイドカードをカードリーダ部14aか
ら排出させる。その後、上記S46でカード確認処理を
行なう。
【0045】また、S49において、給油回数がN回未
満であるときは、S50に進み、オートレジスタ18に
設けられた給油OKランプ(図示せず)を点灯させる。
オートレジスタ18のオペレータは、給油OKランプの
点灯を確認して給油許可スイッチ(図示せず)をオンに
操作する。この操作で計量機12からオートレジスタ1
8に給油許可信号が送られる。
【0046】続いて、S51では、給油許可スイッチ
(図示せず)がオンに操作されたことを確認する。そし
て、給油許可スイッチ(図示せず)がオンに操作される
と、給油許可信号がオートレジスタ18から計量機12
に送られ給油が開始される。また、計量機12からオー
トレジスタ18に送られる給油完了信号を確認すると、
S52以降の処理に移る。この給油完了信号は、例えば
プリセットされた給油量が給油完了した場合、あるいは
強制終了スイッチ釦38がオンに操作された場合に計量
機12からオートレジスタ18へ出力される。
【0047】次のS53では、プリペイドカードのカー
ドデータに未給油の残油量が有るかどうかをチェックす
る。このS53において、カードデータに残油量が有る
ときは、S54に進み、プリペイドカードをカードリー
ダ部14aから排出させる。その後、上記S41に戻
り、次の給油処理を行なう。また、S53において、カ
ードデータに残油量が無いときは、S55に進み、カー
ドリーダ部14aに挿入されたプリペイドカードを回収
する。これで、今回の給油処理を終了する。
【0048】図11はカード確認処理を説明するための
フローチャートである。図11のS61において、オー
トレジスタ18は、管理キースイッチ18aが給油位置
に回動操作されると、S62に進み、プリペイドカード
のカードデータを読み込む。次のS63では、プリペイ
ドカードのカードデータが正しいかどうかをチェックす
る。このS63において、プリペイドカードのカードデ
ータが正しくないときは、S64に進み、表示器18d
にカード不良メッセージを表示する。また、プリペイド
カードのカードデータが正しいときは、S65に進み、
カードリーダ部14aに挿入されたプリペイドカードが
有効カードリストに登録されているカードかどうかをチ
ェックする。
【0049】そして、S65において、有効カードリス
トに登録されているカードであるときは、S66に進
み、残油量、有効期限、過去N回の給油記録等のカード
データの内容を表示する。このように、プリペイドカー
ドに記憶されたカードデータを確認することができる。
図12は回収カード再登録処理を説明するためのフロー
チャートである。
【0050】図12のS71において、オートレジスタ
18は、管理キースイッチ18aがセット位置に回動操
作されると、S72に進み、プリペイドカードのカード
データを読み込む。次のS73では回収された使用済み
のプリペイドカードを再登録する。これにより、使用済
みのプリペイドカードは、再使用可能となる。そして、
S74では、プリペイドカードに再登録されたカードデ
ータを表示器18dに表示させる。
【0051】次のS75では、管理キースイッチ18a
が給油位置に回動操作されたことを確認して今回の処理
を終了する。尚、上記実施例では、灯油を販売する場合
を一例として挙げたが、これに限らず、灯油以外の油液
をポリ容器に給油して販売する場合にも適用できるのは
言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、給油終了
指示手段によりプリセット給油手段による給油停止前で
給油指示手段の給油指示が解除されたときに操作される
ことで制御手段へ給油終了を指示し、制御手段が給油終
了指示手段からの給油終了指示により給油終了信号を出
力するため、給油終了指示手段が操作されるとプリセッ
ト量が給油し終わる前であっても給油を終了したいこと
を給油装置側で確認することができ、伝票が無駄に発行
されることを防止できると共に、給油量のデータ確保、
カード返却が行なえる。さらに、給油終了指示手段によ
り給油終了の指示がない場合は、何回でも給油指示手段
による給油指示を行なうことができるので、安全を確認
しながら給油が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油装置の一実施例を示す構成図
である。
【図2】計量機12の正面図である。
【図3】計量機12の右側面図である。
【図4】計量機12の内部構成を示す縦断面図である。
【図5】表示器34を拡大して示す正面図である。
【図6】表示器34のプリセット値表示部56及び状態
表示部58の表示例を示す正面図である。
【図7】計量機12の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】計量機12の制御回路60が実行する制御処理
を説明するためのフローチャートである。
【図9】オートレジスタ18で行なわれる初期カード登
録処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】オートレジスタ18で行なわれる給油処理を
説明するためのフローチャートである。
【図11】カード確認処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図12】回収カード再登録処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
11 給油装置 12 計量機 14 カードリーダボックス 18 オートレジスタ 20 券売機 24,26 給油系統 27 泡センサ 28 給油パイプ機 32 ポリ容器 33 注油管路 34 表示器 36 給油操作スイッチ釦 38 強制終了スイッチ釦 40 筐体 42 給油管路 44 ベーンポンプ 46 電磁弁 47 流量計 54 給油量表示部 56 プリセット値表示部 58 状態表示部 60 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被給油タンクへの給油を指示する給油指
    示手段と、 予め設定された設定量となったときに給油を停止するプ
    リセット給油手段と、該プリセット給油手段により給油
    が停止した後に前記給油指示手段による給油指示が解除
    されたときに給油終了信号を出力する制御手段とを有す
    る給油装置において、 前記プリセット給油手段による給油停止前で前記給油指
    示手段の給油指示が解除されたときに操作されることで
    前記制御手段へ給油終了を指示する給油終了指示手段を
    設け、 前記制御手段は、該給油終了指示手段からの給油終了指
    示により給油終了信号を出力することを特徴とする給油
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102159743B1 (ko) * 2019-10-22 2020-09-24 김천식 다수의 독립적 셀프 주유 장치를 구비한 셀프 주유 시스템 및 그 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102159743B1 (ko) * 2019-10-22 2020-09-24 김천식 다수의 독립적 셀프 주유 장치를 구비한 셀프 주유 시스템 및 그 방법

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