JP2000118344A - エアバッグ装置用装飾パッド - Google Patents

エアバッグ装置用装飾パッド

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JP2000118344A
JP2000118344A JP10291707A JP29170798A JP2000118344A JP 2000118344 A JP2000118344 A JP 2000118344A JP 10291707 A JP10291707 A JP 10291707A JP 29170798 A JP29170798 A JP 29170798A JP 2000118344 A JP2000118344 A JP 2000118344A
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decorative
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Hidenobu Kajita
英伸 梶田
Minoru Fujioka
稔 藤岡
Makoto Ozaki
真 尾崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一部金属調の光輝部を持ち、複数色のデザイン
性に優れた、安全で生産性の良いエアバック装置用装飾
パッドを提供すること。 【解決手段】熱可塑性樹脂を成形して、一部***したマ
ーク部分を持つ柔軟性を有する装飾部材2を作製する。
装飾部材2の片側全面に金属薄膜層31を形成し、マー
ク部30と縁取り部301をマスキングした上塗装を施
し、着色された塗装層32を形成する。この装飾部材2
を金型に組み込み、装飾部材2と同種の熱可塑性樹脂で
インサート成形により、装飾部材2とパッド部材1が強
固に接合したエアバッグ装置用装飾パッド101を作製
する。インサート成形を採用しているので簡単に安価に
製造することができ、装飾部材2とパッド部材1が同種
の熱可塑性樹脂で成形されているので境面に両者が相溶
した接合層5が形成され、エアバッグ作動時においても
装飾部材がパッド部材から飛散することなく安全であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等に搭載さ
れ、衝撃時にはエアバッグを展開させるエアバッグ装置
のパッドに関する。詳しくは、パッドに装飾部材を施し
運転席の美観を整えるとともに、エアバッグ作動時に
は、その装飾部材を飛散させることのない安全なエアバ
ッグ装置用装飾パッドに関する。また本発明は、運転席
のみならず助手席、後部座席のエアバッグ装置の装飾パ
ッドにも適用できる。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ装置のパッドは、折り畳まれ
たエアバッグを覆うためのカバーであり、乗用車におい
ては通常ステアリングホイールの中央に設置されてい
る。そして、非常時(衝突時)には容易に破断し、エア
バッグが大きく膨らむ際に障害とならないことが要求さ
れる。また、近年には、ほとんどの自動車にエアバッグ
は標準装備されるに至り、その機能とともに美観も求め
られ、さまざまな装飾部材が施されている。
【0003】例えば、特開平9−323611号公報
は、図7の(a)、(b)に示すように、パッドを成形
後、パッド部材に直接多色で塗装、ホットスタンプ、印
刷により着色することを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−323611号公報記載の提案には次のような問題
点がある。即ち、図7に示す案は、塗装、印刷による着
色であり、凸部35と凹部36を別々に着色しているた
めマスキング工程を複数必要とし、生産性が悪い。ま
た、ホットスタンプによる着色では転写フィルムの延伸
性が悪いため、例えば金属箔を凹凸のある装飾面3に転
写することは困難である。結局、立体的なマークへの着
色や光沢感を持たせることが困難であるため、高級感を
得ることが容易ではない。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決し、一部
金属調の光輝部を有するデザイン性に優れた装飾部材を
配した、複数色調のエアバッグ装置用装飾パッドを生産
性良く提供することを目的とする。また、他の目的は、
エアバッグ作動時においても装飾部材がパッド部材から
飛散することなく安全で、簡単に安価に製造することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載のエアバッグ装置用装飾パッドに
よれば、金属薄膜層を有する装飾部材はパッド部材の表
面にインサート成形されている。この装飾部材はパッド
成形に先んじて成形するので、例えばマーク部を***さ
せ立体的な装飾とすることも、或いは複数色で塗装を施
すことも随意に行える。このように、装飾部材に金属薄
膜層を形成することで、高級感のある、デザイン性に優
れた装飾部材を容易に形成することができる。装飾部材
への金属薄膜層の形成方法としては、アルミニウム或い
はクロム合金の真空蒸着若しくはスパッタリングなどが
あげられる。これらの方法は、マーク部を***させた立
体的な装飾部材への金属薄膜層の形成方法として、特に
有効である。この金属薄膜層を形成した装飾部材を、パ
ッド部材にインサート成形してエアバッグ装置用装飾パ
ッドとするので、エアバッグ装置用装飾パッドの生産性
を高いものとすることができる。
【0007】また、装飾部材とパッド部材は相溶性のあ
る熱可塑性樹脂から成形され、装飾部材とパッド部材と
が相溶し、面で接合している。したがって、この装飾部
材とパッド部材の接合力は強固なものとなり、エアバッ
グ作動時の衝撃力は、この接合面全面で受け止められ緩
和される。よって、エアバッグ作動時にも装飾部材がパ
ッド部材から飛散することのない、安全なエアバッグ装
置用装飾パッドを生産性良く提供することができる。
【0008】また、パッド部材は着色された熱可塑性樹
脂より成形されているので、一部金属調の光輝部を持
ち、デザイン性に優れたエアバッグ装置用装飾パッドと
なる。
【0009】更に、金属薄膜層を有する装飾部材をパッ
ド部材にインサート成形する際、次のような手段を加え
ることも、装飾部材とパッド部材が形成する接合層の面
積を増大させ、装飾部材をパッド部材の強固な接合をも
たらし、有効である。 (1)装飾部材の裏面より垂直方向に突出した多数の楔
型凸部あるいは凹部。 (2)装飾部材の裏面外周上にその裏面から垂直方向に
突出したリング形状の堰堤部。
【0010】更に、インサート成形の際、装飾部材に次
のような付加的な工夫をすることで物理的に嵌合部をつ
くり出すことによっても、装飾部材とパッド部材の強固
な接合の効果を上げることができる。 (3)装飾部材の裏面より垂直方向に突出し、スリット
を有する一対の凸部。 (4)装飾部材の裏面より垂直方向に突出し、先端が膨
らんだ脚状の突出部。 (5)パッド部材と嵌合する装飾部材の周縁部の全周又
は一部に張り出した延出部。
【0011】請求項2に記載のエアバッグ装置用装飾パ
ッドによれば、少なくとも片側全面に金属薄膜層が形成
されることにより、マスキング等の必要なく金属薄膜層
を容易に装飾部材に容易に形成することができる。ま
た、装飾部材の金属薄膜層の上に部分的に塗装を施すこ
とにより、金属薄膜層と塗装とのコントラストを生かし
たデザインが装飾部材に施される。これらにより、一部
金属調の光輝部を持ち、更にデザイン性に優れた、生産
性の良いエアバッグ装置用装飾パッドとなる。
【0012】請求項3に記載のエアバッグ装置用装飾パ
ッドによれば、装飾部材のパッド部材へのインサート成
形後に、更に塗装工程を設ける。この際、装飾部材の一
部及び/又はパッド部材の少なくとも一部に塗装が施さ
れることにより、装飾部材の金属調の光輝部と、1ある
いは複数の塗装とのコントラストを生かしたデザイン
が、最小の塗装工程数で装飾パッドに施される。これに
より、一部金属調の光輝部を持ち、多様なデザインを持
つことが可能な、生産性の良いエアバッグ装置用装飾パ
ッドとなる。
【0013】請求項4に記載のエアバッグ装置用装飾パ
ッドによれば、装飾部材は着色された熱可塑性樹脂より
成形される。また、装飾部材が、金属薄膜層と着色され
た熱可塑性樹脂のコントラストを生かしたデザインを持
った装飾部材となる。これらにより、一部金属調の光輝
部を持ち、デザイン性に優れたエアバッグ装置用装飾パ
ッドを生産性良く提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、本発明は下記実施例
に限定されるものではない。また、パッド部材、装飾部
材は熱可塑性樹脂を使用するとしているが、これには一
般に熱可塑性エラストマと呼ばれる合成ゴムも含むもの
とする。
【0015】《第1実施例》図1は本発明のエアバッグ
装置用装飾パッド101の外観図である。本発明のエア
バッグ装置用装飾パッド101は、熱可塑性樹脂からな
るパッド部材1と、そのパッド部材1に埋設され、装飾
面3が表出している熱可塑性樹脂からなる装飾部材2と
から構成されている。この装飾部材2は、熱膨張率の差
による剥離を回避するため、パッド部材1と同種の熱可
塑性樹脂が選ばれ、その線膨張率はパッド部材1のそれ
とほぼ同一に設定されている。この熱可塑性樹脂は、例
えばオレフィン系、スチレン系、エステル系のエラスト
マ又はポリエステル樹脂である。以下、簡単のためにパ
ッド部材1と装飾部材2が接合されたものを装飾パッド
と記す。
【0016】図3に、装飾パッド101を図1のA−A
線で切り取った断面図を示す。装飾パッド101は、周
知のように、エアバッグ作動時には、図示しないインフ
レータによるエアバッグの展開に従って、薄肉部が破断
される。断面図から分かるように、装飾部材2はパッド
部材1の窪み中央に配置され、接合層5でパッド部材1
に固着されている。接合層5は、パッド部材と装飾部材
の相溶によって形成されたものである。パッド部材1の
一部に見られる薄肉部が、エアバッグ作動時に破断させ
る破断予定箇所Dである。尚、装飾部材2の装飾面3
は、***した文字やマークが形成され、一部金属調の光
輝部を持ち、多色のデザインとすることができる。
【0017】次に、この装飾パッドの製造方法を説明す
る。パッド部材1に装飾部材2を固定する方法は、装飾
部材2をパッド部材1と一体に成形するいわゆるインサ
ート成形の一種である。
【0018】一部***した立体的なマークを表側に持
つ、円盤状の装飾部材2を熱可塑性樹脂から成形する。
装飾部材2の円周部は、パッド部材1とインサート成形
する際にパッド部材に嵌合させる延出部51である。ま
た裏面には金型位置決め用の脚4を備えている。
【0019】図4の(a)に示すように、装飾部材2の
マークを持つ表側にベースコートを全面塗布した後、真
空蒸着にて金属薄膜層31が装飾部材2のマークを持つ
表側全面に形成された。ここでベースコートは、装飾部
材2の表面を平滑にさせるためと、金属薄膜層31を装
飾部材2に堅牢に付着させるために塗布されたものであ
る。次に図4の(b)に示すように、金属薄膜層31の
上にトップコートが全面塗布され、マーク部30と縁取
り部301をマスキングして塗装し、塗装層32が形成
された。ここでトップコートは、金属薄膜層31を保護
するほか、金属薄膜層31の色調にバリエーションを持
たせるために塗布されたものである。
【0020】こうして作製された、立体的なマークと複
数の色調を持つ装飾部材2が、図2に示す下型6にセッ
トされた後、上型7が合わせられた。装飾部材2の各脚
4はその底面4aに凹部4bを有し、図2に示す金型の
下型6に形成された凸部6aと嵌合された。こうして、
下型6と上型7の間隙にパッド部材1の材料である、装
飾部材2と同種の熱可塑性樹脂が注入された。注入され
たパッド部材1の熱可塑性樹脂の熱によって、装飾部材
2の裏面は半溶融状態になり、パッド部材1の熱可塑性
樹脂と相溶し、接合層5が形成された。装飾部材2は接
合層5を通して冷却過程でパッド部材1と強固に接合さ
れ、本実施例の装飾パッド101が完成された。図3は
本実施例の装飾パッド101の断面図であり、図4の
(c)に斜視図を示す。図3のEで示した部分が、装飾
部材2の延出部51のパッド部材1との嵌合部である。
以上のように、装飾部材2を所望の立体的なマークを持
たせて成形し、金属薄膜層31、塗装層32を形成した
後パッド部材1とインサート成形する。これにより、エ
アバッグ作動時にも装飾部材がパッド部材から飛散する
ことなく安全で、一部金属調の光輝部を有するデザイン
性に優れた装飾部材を配した、複数色調のエアバッグ装
置用装飾パッドを生産性良く製造することができた。
【0021】《第2実施例》図5に、本発明の第2実施
例による装飾パッド102の塗装及び成形過程図を示
す。装飾部材2が一部***した立体的なマークを表側に
持ち、図3に示すパッド部材に嵌合させる延出部51を
円周部に、金型位置決め用の脚4を裏面に備えているこ
と、及び装飾パッド102が図2に示す下型6、上型7
を使用してインサート成形により作製されることは第1
実施例と同様である。
【0022】図5の(a)に示すように、装飾部材2の
マークを持つ表側にベースコートを全面塗布した後、真
空蒸着にて金属薄膜層31が装飾部材2のマークを持つ
表側全面に形成された。更に金属薄膜層31の上にトッ
プコートが全面塗布された。次に図5の(b)に示すよ
うに、装飾部材2がインサート成形によりパッド部材1
に固定された。次に図5の(c)に示すように、装飾部
材2のマーク部30と縁取り部301をマスキングして
塗装し、塗装層32が装飾部材2とパッド部材1の表面
に形成された。以上のように、装飾部材2を所望の立体
的なマークを持たせて成形し、金属薄膜層31を形成し
た後パッド部材1とインサート成形後に塗装層32を形
成する。これにより、エアバッグ作動時にも装飾部材が
パッド部材から飛散することなく安全で、一部金属調の
光輝部を有するデザイン性に優れた装飾部材を配した、
複数色調のエアバッグ装置用装飾パッドを生産性良く製
造することができた。
【0023】《第3実施例》図6に、本発明の第3実施
例による装飾パッド103の塗装及び成形過程図を示
す。装飾部材2とパッド部材1は、異なる色調に着色さ
れた、同種の熱可塑性樹脂から成形された。他の点につ
いては、装飾部材2が一部***した立体的なマークを表
側に持ち、図3に示すパッド部材1に嵌合させる延出部
51を円周部に、金型位置決め用の脚4を裏面に備えて
いること、及び装飾パッド103が図2に示す下型6、
上型7を使用してインサート成形により作製されること
は第1実施例及び第2実施例と同様である。
【0024】図6の(a)に示すように、装飾部材2が
着色された熱可塑性樹脂から成形された。次に、装飾部
材2のマーク部30と縁取り部301以外をマスキング
してベースコートを全面塗布した後、真空蒸着にて金属
薄膜層31が装飾部材2のマーク部30と縁取り部30
1に形成された。次に金属薄膜層31の上にトップコー
トが塗布された。こうして、金属薄膜層31が形成され
ていない部分は着色された熱可塑性樹脂20が露出して
いる装飾部材2が作製された(図6の(b))。この装
飾部材2を、図5の(c)に示すように、着色された熱
可塑性樹脂20と同種で異なる色調に着色された熱可塑
性樹脂10とともにインサート成形し、装飾パッド10
3を作製した。以上のように、装飾部材2を所望の立体
的なマークを持たせて着色された熱可塑性樹脂20で成
形し、その表面の一部に金属薄膜層31を形成した後、
異なる色調に着色された熱可塑性樹脂10とともにイン
サート成形する。これにより、エアバッグ作動時にも装
飾部材がパッド部材から飛散することなく安全で、一部
金属調の光輝部を有するデザイン性に優れた装飾部材を
配した、複数色調のエアバッグ装置用装飾パッドを生産
性良く製造することができた。
【0025】以上の例では、金属薄膜層を有する装飾部
材のパッド部材への接合手段として、装飾部材とパッド
部材が相溶性のある同種の熱可塑性樹脂を使用したが、
接合力に優れた接合層を形成するものであれば、相溶性
のある異種の熱可塑性樹脂を使用しても良い。また、ポ
リオレフィン系、ポリアミド系、ポリエステル系の高分
子化合物からなるホットメルト系接着剤やその他の接着
剤を装飾部材の裏面全体に塗布して、金属薄膜層を有す
る装飾部材のパッド部材への接合手段としても良い。こ
の際は装飾部材とパッド部材が相溶性のない熱可塑性樹
脂から形成されても良く、或いは装飾部材は他の素材か
ら形成されても良い。
【0026】また、以上の例では、装飾部材は円盤状
で、裏面に金型位置決め用の脚を備えたものとしたが、
装飾部材の形状は任意であり、装飾部材の形状によって
はインサート成形時に金型位置決めが不要であることも
ありうるので、裏面の金型位置決め用脚も必須ではな
い。また、装飾部材の円周部をパッド部材に嵌合させる
延出部としたが、装飾部材の裏面のパッド部材への接合
が十分であれば、装飾部材の円周部をパッド部材に嵌合
させる延出部としなくても良い。
【0027】更に、装飾部材とパッド部材の着色の有
無、塗装の箇所と塗装工定数は任意で、必要に応じ、金
属調光輝部のほかに3色、4色、あるいはそれ以上の多
色としてもよく、また塗装は文字の印字、図案の印刷の
ような複雑な工程のものであっても良い。装飾部材の金
属薄膜層のベースコート、トップコートは省略しても良
く、その他の塗装の部分に施すことも任意である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるエアバッグ装置用
装飾パッドの外観図。
【図2】本発明の第1実施例にかかる装飾部材と金型の
位置関係図。
【図3】本発明の第1実施例にかかる装飾パッドの構成
断面図。
【図4】本発明の第1実施例にかかる装飾パッドの塗装
及び成形過程図。
【図5】本発明の第2実施例にかかる装飾パッドの塗装
及び成形過程図。
【図6】本発明の第3実施例にかかる装飾パッドの塗装
及び成形過程図。
【図7】(a)は従来の第2の装飾パッドのステアリン
グホイールへの装着図、(b)は従来の第2の装飾パッ
ドの構成断面図。
【符号の説明】
101、102、103 エアバッグ装置用装飾パッド 1 パッド部材 10 着色された熱可塑性樹脂より成形されたパッド
部材 2 装飾部材 20 着色された熱可塑性樹脂より成形された装飾部
材 3 装飾面 30 マーク部 301 縁取り部 31 金属薄膜層 32 塗装層 4 脚 5 接合層 51 延出部 6 下型 7 上型 8 ステアリングホイール D 破断予定箇所 E 嵌合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 真 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3D024 BA01 BA07 BA13 BA20 3D030 DB34 DB48 3D054 AA02 AA03 AA04 AA13 BB30 FF17 FF20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車衝突時に作動し、エアバッグを展
    開するエアバッグ装置のパッドであって、パッド部材の
    表面に装飾部材を備えたエアバッグ装置用装飾パッドに
    おいて、前記装飾部材は金属薄膜層を有しており、前記
    装飾部材は前記パッド部材と相溶性のある熱可塑性樹脂
    で形成されており、インサート成形により、前記装飾部
    材と前記パッド部材が相溶し、面で接合しており、前記
    パッド部材は着色された熱可塑性樹脂より成形されたこ
    とを特徴とするエアバッグ装置用装飾パッド。
  2. 【請求項2】 前記装飾部材は少なくとも片側全面に金
    属薄膜層が形成されており、前記装飾部材の前記金属薄
    膜層の上に部分的に塗装が施された後、前記パッド部材
    にインサート成形されたことを特徴とする請求項1に記
    載のエアバッグ装置用装飾パッド。
  3. 【請求項3】 自動車衝突時に作動し、エアバッグを展
    開するエアバッグ装置のパッドであって、パッド部材の
    表面に装飾部材を備えたエアバッグ装置用装飾パッドに
    おいて、前記装飾部材は金属薄膜層を有しており、前記
    装飾部材は前記パッド部材と相溶性のある熱可塑性樹脂
    で形成されており、インサート成形により、前記装飾部
    材と前記パッド部材が相溶し、面で接合しており、イン
    サート成形後に前記装飾部材の一部及び/又は前記パッ
    ド部材の少なくとも一部に塗装が施されたことを特徴と
    するエアバッグ装置用装飾パッド。
  4. 【請求項4】 自動車衝突時に作動し、エアバッグを展
    開するエアバッグ装置のパッドであって、パッド部材の
    表面に装飾部材を備えたエアバッグ装置用装飾パッドに
    おいて、前記装飾部材は金属薄膜層を有しており、前記
    装飾部材は前記パッド部材と相溶性のある熱可塑性樹脂
    で形成されており、インサート成形により、前記装飾部
    材と前記パッド部材が相溶し、面で接合しており、前記
    装飾部材は着色された熱可塑性樹脂より成形されてお
    り、前記装飾部材の金属薄膜層が形成されていない部分
    は前記装飾部材を形成する前記着色された熱可塑性樹脂
    が露出していることを特徴とするエアバッグ装置用装飾
    パッド。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6568704B2 (en) * 2000-06-12 2003-05-27 Toyoda Gosei Co., Ltd. Air bag cover with ornament
US6846007B2 (en) * 2002-05-14 2005-01-25 Toyoda Gosei Co., Ltd. Airbag cover having ornament
US7533899B2 (en) 2003-03-05 2009-05-19 Takata-Petri Ag Decorative element for cover caps of airbag modules
US8459713B2 (en) 2010-08-09 2013-06-11 Autoliv Asp, Inc. Assembly for attaching an emblem onto an airbag storage compartment cover
ITUA20163788A1 (it) * 2016-05-25 2017-11-25 Riccardo Venturini Rivestimento con rilievi e relativo procedimento

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