JPH07257309A - エアバッグ用オ−ナメントとその製造方法 - Google Patents
エアバッグ用オ−ナメントとその製造方法Info
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- JPH07257309A JPH07257309A JP6050342A JP5034294A JPH07257309A JP H07257309 A JPH07257309 A JP H07257309A JP 6050342 A JP6050342 A JP 6050342A JP 5034294 A JP5034294 A JP 5034294A JP H07257309 A JPH07257309 A JP H07257309A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- ornament
- molded product
- resin molded
- connection holes
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/215—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
- B60R2021/21543—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member with emblems
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアバッグの表皮からのマ−クの剥れ，外
れ，脱落を防ぐことができ、車内インテリアの高級感と
いう面においては、エアバッグが普及する前のように、
各自動車メ−カ−の個性を生かし、美観を損うことな
く、安全面も満たす。 【構成】 周縁部に複数の接続用穴を設けた樹脂成形品
の裏面にカラ−リングを貼着し、該樹脂成形品の表面中
央部には透明樹脂層を被覆し、前記樹脂成形品の周縁部
に設けた複数の接続用穴をエアバッグの表皮材料で包み
込んで一体に成形する。
れ，脱落を防ぐことができ、車内インテリアの高級感と
いう面においては、エアバッグが普及する前のように、
各自動車メ−カ−の個性を生かし、美観を損うことな
く、安全面も満たす。 【構成】 周縁部に複数の接続用穴を設けた樹脂成形品
の裏面にカラ−リングを貼着し、該樹脂成形品の表面中
央部には透明樹脂層を被覆し、前記樹脂成形品の周縁部
に設けた複数の接続用穴をエアバッグの表皮材料で包み
込んで一体に成形する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のエアバッグ
用オ−ナメントとその製造方法に関するものである。
用オ−ナメントとその製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】現在、自動車メ−カ−は運転席側（ハン
ドル側）及び助手席側（インパネ側）にエアバッグを装
備する割合が増加し、事故等の場合による運転手や同乗
者への安全面を重視している（図１）。エアバッグ自体
の発明については新技術の側面や安全面から考えてみる
と最良の技術と考えられる。しかし、着眼点を変え、室
内のインテリアの高級感という観点から考えてみると、
エアバッグの普及と共にその普及前と比較してみると、
装飾ではあるが、ハンドルのセンタ−パッドに各自動車
メ−カ−の個性でもあったオ−ナメントが消え去ってし
まっている。
ドル側）及び助手席側（インパネ側）にエアバッグを装
備する割合が増加し、事故等の場合による運転手や同乗
者への安全面を重視している（図１）。エアバッグ自体
の発明については新技術の側面や安全面から考えてみる
と最良の技術と考えられる。しかし、着眼点を変え、室
内のインテリアの高級感という観点から考えてみると、
エアバッグの普及と共にその普及前と比較してみると、
装飾ではあるが、ハンドルのセンタ−パッドに各自動車
メ−カ−の個性でもあったオ−ナメントが消え去ってし
まっている。
【０００３】現在は、パッドの表皮となる部分へ金型に
て凸凹（製品でも凸凹）とシボのパタ−ンの変化を組合
わせて、パッドと同じ色で各自動車メ−カ−のシンボル
マ−ク、車種名等が表現されているので高級感が不足し
ていた（図３参照）。
て凸凹（製品でも凸凹）とシボのパタ−ンの変化を組合
わせて、パッドと同じ色で各自動車メ−カ−のシンボル
マ−ク、車種名等が表現されているので高級感が不足し
ていた（図３参照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の項で述べ
たように、エアバッグの表皮におけるバッドと同色で表
現されているシンボルマ−ク・車種名等について調査し
てみると、エアバッグが破裂した時にマ−ク等が付いて
いる場合、そのマ−クが破裂した時に表皮より剥れた
り、外れていはいけないという規格が存在する。
たように、エアバッグの表皮におけるバッドと同色で表
現されているシンボルマ−ク・車種名等について調査し
てみると、エアバッグが破裂した時にマ−ク等が付いて
いる場合、そのマ−クが破裂した時に表皮より剥れた
り、外れていはいけないという規格が存在する。
【０００５】エアバッグが普及する前には、オ−ナメン
トは様々な取付方法が存在していたが、一般的には両面
テ−プ１４によってオ−ナメントをエアバッグの表皮材
料７に貼着していた（図２）。しかし、前記したエアバ
ッグの規格にあるような過酷な条件を考えると、どれだ
け接着力・粘着力の強力な両面テ−プ１４を使用してみ
ても、−４０℃という条件の中ではテ−プの接着剤・粘
着剤が硬化してしまい、エアバッグの表皮７が破裂した
時に、表皮のねじれ、たわみ、伸び等が生じる為、硬化
した接着剤・粘着剤では通常の接着強度・粘着強度が発
揮できず外れてしまう。
トは様々な取付方法が存在していたが、一般的には両面
テ−プ１４によってオ−ナメントをエアバッグの表皮材
料７に貼着していた（図２）。しかし、前記したエアバ
ッグの規格にあるような過酷な条件を考えると、どれだ
け接着力・粘着力の強力な両面テ−プ１４を使用してみ
ても、−４０℃という条件の中ではテ−プの接着剤・粘
着剤が硬化してしまい、エアバッグの表皮７が破裂した
時に、表皮のねじれ、たわみ、伸び等が生じる為、硬化
した接着剤・粘着剤では通常の接着強度・粘着強度が発
揮できず外れてしまう。
【０００６】本発明はエアバッグの表皮からのマ−クの
剥れ，外れ，脱落を防ぐことができ、車内インテリアの
高級感という面においては、エアバッグが普及する前の
ように、各自動車メ−カ−の個性を生かし、美観を損う
ことなく、安全面も満たすことができるものである。
剥れ，外れ，脱落を防ぐことができ、車内インテリアの
高級感という面においては、エアバッグが普及する前の
ように、各自動車メ−カ−の個性を生かし、美観を損う
ことなく、安全面も満たすことができるものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】周縁部に複数の接続用穴
を設けた樹脂成形品の表面又は裏面にカラ−リングを貼
着し、該樹脂成形品の表面中央部には透明樹脂層を被覆
し、前記樹脂成形品の周縁部に設けた複数の接続用穴を
エアバッグの表皮材料で包み込んで一体に成形する。
を設けた樹脂成形品の表面又は裏面にカラ−リングを貼
着し、該樹脂成形品の表面中央部には透明樹脂層を被覆
し、前記樹脂成形品の周縁部に設けた複数の接続用穴を
エアバッグの表皮材料で包み込んで一体に成形する。
【０００８】そして、周縁部に複数の接続用穴を設けた
樹脂成形品の裏面にカラ−リングを貼着し、該樹脂成形
品の表面中央部に浮上エンブレムを貼着し、該浮上エン
ブレムを透明樹脂層で一体に被覆し、前記樹脂成形品の
周縁部に設けた複数の接続用穴をエアバッグの表皮材料
で包み込んで一体に成形する。
樹脂成形品の裏面にカラ−リングを貼着し、該樹脂成形
品の表面中央部に浮上エンブレムを貼着し、該浮上エン
ブレムを透明樹脂層で一体に被覆し、前記樹脂成形品の
周縁部に設けた複数の接続用穴をエアバッグの表皮材料
で包み込んで一体に成形する。
【０００９】また、周縁部に複数の接続用穴を設けた樹
脂成形品の裏面にカラ−リングを貼着し、該樹脂成形品
の周縁部に設けた複数の接続用穴をエアバッグの表皮材
料を包み込んで一体に成形する。
脂成形品の裏面にカラ−リングを貼着し、該樹脂成形品
の周縁部に設けた複数の接続用穴をエアバッグの表皮材
料を包み込んで一体に成形する。
【００１０】また、周縁部に複数の接続用穴を設けた樹
脂成形品の裏面にカラ−リングを貼着し、該樹脂成形品
の表面中央部に浮上エンブレムを貼着し、該浮上エンブ
レムを保護膜で被覆し、前記樹脂成形品の周縁部に設け
た複数の接続用穴をエアバッグの表皮材料で包み込んで
一体に成形する。
脂成形品の裏面にカラ−リングを貼着し、該樹脂成形品
の表面中央部に浮上エンブレムを貼着し、該浮上エンブ
レムを保護膜で被覆し、前記樹脂成形品の周縁部に設け
た複数の接続用穴をエアバッグの表皮材料で包み込んで
一体に成形する。
【００１１】さらに、上述の樹脂成形品の周縁部に、接
続用穴の他に単数又は複数の位置決め用の穴を設けるこ
ととする。
続用穴の他に単数又は複数の位置決め用の穴を設けるこ
ととする。
【００１２】そして、エアバッグの表皮と一体に成形し
ようとするオ−ナメントの位置決め用穴を金型の位置決
めピンにセットし、金型を移動して型締めした後に、オ
−ナメントの周縁部に設けた複数の接続用穴を包み込む
ように、オ−ナメントの周縁部にエアバッグの表皮材料
を供給することを特徴とするエアバッグ用オ−ナメント
の製造方法を採用する。
ようとするオ−ナメントの位置決め用穴を金型の位置決
めピンにセットし、金型を移動して型締めした後に、オ
−ナメントの周縁部に設けた複数の接続用穴を包み込む
ように、オ−ナメントの周縁部にエアバッグの表皮材料
を供給することを特徴とするエアバッグ用オ−ナメント
の製造方法を採用する。
【００１３】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図４はエアバッグの表皮と一体に成形しようとす
るオ−ナメントの平面図であり、図５は図４のＶ−Ｖ断
面図、図６は図４のＶＩ−ＶＩ断面図である。ただし、
厳密には図５，図６は、図４のオ−ナメントの断面図
に、エアバッグの表皮材料７を付加したものである。
する。図４はエアバッグの表皮と一体に成形しようとす
るオ−ナメントの平面図であり、図５は図４のＶ−Ｖ断
面図、図６は図４のＶＩ−ＶＩ断面図である。ただし、
厳密には図５，図６は、図４のオ−ナメントの断面図
に、エアバッグの表皮材料７を付加したものである。
【００１４】図４において、１は接続用穴、２は位置決
め用穴である。接続用穴１は、樹脂成形品３の周縁部3a
に複数設けられている。樹脂成形品３の裏面には、塗装
又は印刷を施したカラ−リング４が貼着されている（図
５，図６参照）。また、樹脂成形品３の表面中央部は、
透明樹脂層５で被覆されている（図５，図６）。
め用穴である。接続用穴１は、樹脂成形品３の周縁部3a
に複数設けられている。樹脂成形品３の裏面には、塗装
又は印刷を施したカラ−リング４が貼着されている（図
５，図６参照）。また、樹脂成形品３の表面中央部は、
透明樹脂層５で被覆されている（図５，図６）。
【００１５】図７に示したものは、樹脂成形品３の裏面
にカラ−リング４が貼着されているのは図５（及び図
６）に示した実施例のものと同じだが、樹脂成形品３の
表面中央部には、浮上エンブレム６が貼着されている。
この浮上エンブレム６は、透明樹脂層５で一体に被覆さ
れている。浮上エンブレム６は、電鋳シ−ル、印刷、ホ
ットスタンプ等で加工されたマ−クである。
にカラ−リング４が貼着されているのは図５（及び図
６）に示した実施例のものと同じだが、樹脂成形品３の
表面中央部には、浮上エンブレム６が貼着されている。
この浮上エンブレム６は、透明樹脂層５で一体に被覆さ
れている。浮上エンブレム６は、電鋳シ−ル、印刷、ホ
ットスタンプ等で加工されたマ−クである。
【００１６】樹脂成形品３は、その周縁部3aに設けた複
数の接続用穴１をエアバッグの表皮材料７が包み込むよ
うに一体に成形されている。なお、樹脂成形品３の周縁
部3aに設けられている位置決め用穴２は、金型Ｂの位置
決めピン８を挿入する穴である（図１１参照）。
数の接続用穴１をエアバッグの表皮材料７が包み込むよ
うに一体に成形されている。なお、樹脂成形品３の周縁
部3aに設けられている位置決め用穴２は、金型Ｂの位置
決めピン８を挿入する穴である（図１１参照）。
【００１７】図８は、上述した実施例における透明樹脂
層５のレンズ効果の役目をも樹脂成形品３Ａに受け持た
せたものである。図８に示すとおり、樹脂成形品３Ａ
は、接続用穴１を備える平板の部分と、透明樹脂層の役
目を担う表面中央部の盛り上がった部分とから成る。
層５のレンズ効果の役目をも樹脂成形品３Ａに受け持た
せたものである。図８に示すとおり、樹脂成形品３Ａ
は、接続用穴１を備える平板の部分と、透明樹脂層の役
目を担う表面中央部の盛り上がった部分とから成る。
【００１８】図９は、図８と同じ形状の樹脂成形品３Ａ
から構成され、この樹脂成形品３Ａの裏面にはカラ−リ
ング４が貼着されている点は図８の実施例と同様であ
る。図９のものは、樹脂成形品３Ａの表面中央部には、
浮上エンブレム６が貼着されており、この浮上エンブレ
ム６は透明樹脂層５により一体に被覆されている。
から構成され、この樹脂成形品３Ａの裏面にはカラ−リ
ング４が貼着されている点は図８の実施例と同様であ
る。図９のものは、樹脂成形品３Ａの表面中央部には、
浮上エンブレム６が貼着されており、この浮上エンブレ
ム６は透明樹脂層５により一体に被覆されている。
【００１９】図１０は、図８または図９と同じ形状の樹
脂成形品３Ａから構成され、その裏面にはカラ−リング
４が、その表面には浮上エンブレム６が貼着されている
点は図９と同様である。図１０のものは、浮上エンブレ
ム６が透明樹脂層の代わりに保護膜５Ａにより被覆され
ている。保護膜５Ａは、アクリルまたはウレタン系の塗
料等により被膜を作っている。
脂成形品３Ａから構成され、その裏面にはカラ−リング
４が、その表面には浮上エンブレム６が貼着されている
点は図９と同様である。図１０のものは、浮上エンブレ
ム６が透明樹脂層の代わりに保護膜５Ａにより被覆され
ている。保護膜５Ａは、アクリルまたはウレタン系の塗
料等により被膜を作っている。
【００２０】次に、上述したエアバッグ用オ−ナメント
について、その製造方法について図１１〜図１３に基づ
いて説明する。図４に示したような樹脂成形品３と透明
樹脂層５とからほぼ構成されるオ−ナメントを予め作成
しておく。そして、このエアバッグの表皮に一体に成形
しようとするオ−ナメントの位置決め用穴２を金型Ｂの
位置決めピン８にセットする。オ−ナメントのセットが
完了した後に、金型Ａ又は金型Ｂを移動させて、型締め
を行う。型締めが完了したら、オ−ナメントの周縁部3a
に設けた複数の接続用穴１を包み込むように、オ−ナメ
ントの周縁部3aにエアバッグの表皮材料７を供給する。
について、その製造方法について図１１〜図１３に基づ
いて説明する。図４に示したような樹脂成形品３と透明
樹脂層５とからほぼ構成されるオ−ナメントを予め作成
しておく。そして、このエアバッグの表皮に一体に成形
しようとするオ−ナメントの位置決め用穴２を金型Ｂの
位置決めピン８にセットする。オ−ナメントのセットが
完了した後に、金型Ａ又は金型Ｂを移動させて、型締め
を行う。型締めが完了したら、オ−ナメントの周縁部3a
に設けた複数の接続用穴１を包み込むように、オ−ナメ
ントの周縁部3aにエアバッグの表皮材料７を供給する。
【００２１】金型Ａと金型Ｂの形状は図１３に示すよう
に、表皮材料７を注入した場合に、表皮材料７が周縁部
3aを包み込むようなものとする必要があり、この形状
と、金型Ｂの位置決めピン８は、金型作成時に同時に作
成しておく必要がある。これを後加工で行うと、コマの
合わせ目等が発生する為、成形品の外観上の美観を損う
ことになる。
に、表皮材料７を注入した場合に、表皮材料７が周縁部
3aを包み込むようなものとする必要があり、この形状
と、金型Ｂの位置決めピン８は、金型作成時に同時に作
成しておく必要がある。これを後加工で行うと、コマの
合わせ目等が発生する為、成形品の外観上の美観を損う
ことになる。
【００２２】また、金型Ａ及び金型Ｂは、表皮材料成形
時に材料の圧力や供給速度の変動によりオ−ナメントが
型中で動いてしまうのを防止している。
時に材料の圧力や供給速度の変動によりオ−ナメントが
型中で動いてしまうのを防止している。
【００２３】なお、図１１と図１２では、金型Ａの形状
がやや異なる。この結果、成形後のエアバッグ用オ−ナ
メントの形状もやや異なる。すなわち、透明樹脂層５と
表皮材料７の形状見切部の形状が異なってくる。
がやや異なる。この結果、成形後のエアバッグ用オ−ナ
メントの形状もやや異なる。すなわち、透明樹脂層５と
表皮材料７の形状見切部の形状が異なってくる。
【００２４】ところで、本発明のオ−ナメントには、エ
アバッグのエンブレムのみならず、本発明の製造方法か
ら考えると、図１５に示すようなラジオ，オ−ディオ関
係，テレビ，クル−ズコントロ−ル，電話等のスイッチ
類のボタンを含めることが出来る。
アバッグのエンブレムのみならず、本発明の製造方法か
ら考えると、図１５に示すようなラジオ，オ−ディオ関
係，テレビ，クル−ズコントロ−ル，電話等のスイッチ
類のボタンを含めることが出来る。
【００２５】従来は図１４に示すように、空間１１の部
分にスイッチパネル１２を配置していたので、運転して
いる時に気になり、空間１１がせまくなっている為、急
ハンドルを行った時、スイッチパネル１２に手を引掛け
てしまい、ハンドルを握る時に支障が発生していた。し
かし、本発明により、図１５に示すようにスイッチ類を
エアバッグの表皮上にもってくることができるようにな
ったので、このような支障がなくなる。
分にスイッチパネル１２を配置していたので、運転して
いる時に気になり、空間１１がせまくなっている為、急
ハンドルを行った時、スイッチパネル１２に手を引掛け
てしまい、ハンドルを握る時に支障が発生していた。し
かし、本発明により、図１５に示すようにスイッチ類を
エアバッグの表皮上にもってくることができるようにな
ったので、このような支障がなくなる。
【００２６】
【発明の効果】本発明のエアバッグ用オ−ナメントは、
樹脂成形品の周縁部に設けた複数の接続用穴をエアバッ
グの表皮材料で包み込んで一体に成形したので、エアバ
ッグの破裂時に表皮の伸び，ねじれ，たわみ等が生じた
としても、多数の接続用穴によってこれらを吸収できる
ので、オ−ナメントのはがれ、はずれは生じない。
樹脂成形品の周縁部に設けた複数の接続用穴をエアバッ
グの表皮材料で包み込んで一体に成形したので、エアバ
ッグの破裂時に表皮の伸び，ねじれ，たわみ等が生じた
としても、多数の接続用穴によってこれらを吸収できる
ので、オ−ナメントのはがれ、はずれは生じない。
【００２７】また、樹脂成形品には位置決め用穴を設
け、金型の位置決めピンにセットしてから表皮成形をす
ることとしたので、オ−ナメントを金型にセットする時
のマ−クの逆付けを防止することができる。
け、金型の位置決めピンにセットしてから表皮成形をす
ることとしたので、オ−ナメントを金型にセットする時
のマ−クの逆付けを防止することができる。
【図１】エアバッグを備えたステアリングの斜視図。
【図２】エアバッグが普及する前のオ−ナメントとパッ
ド表皮のＩＩ−ＩＩ断面図。
ド表皮のＩＩ−ＩＩ断面図。
【図３】従来のエアバッグ用パッド表皮とオ−ナメント
部の形状を示すＩＩ−ＩＩ断面図。
部の形状を示すＩＩ−ＩＩ断面図。
【図４】エアバッグの表皮に一体に成形しようとするオ
−ナメントの平面図。
−ナメントの平面図。
【図５】図４のＶ−Ｖ断面図。
【図６】図４のＶＩ−ＶＩ断面図。
【図７】実施例を示す図４のＶＩ−ＶＩ断面図。
【図８】実施例を示す図４のＶＩ−ＶＩ断面図。
【図９】実施例を示す図４のＶＩ−ＶＩ断面図。
【図１０】実施例を示す図４のＶＩ−ＶＩ断面図。
【図１１】本発明の製造方法を説明する断面図。
【図１２】本発明の製造方法を説明する断面図。
【図１３】本発明の製造方法を説明する断面図。
【図１４】従来のエアバッグを備えたステアリングの斜
視図。
視図。
【図１５】本発明を利用したエアバッグを備えたステア
リングの斜視図。
リングの斜視図。
１ 接続用穴 ２ 位置決め用穴 ３ 樹脂成形品 ４ カラ−リング ５ 透明樹脂層 ６ 浮上エンブレム ７ 表皮材料 ８ 位置決めピン 11 空間 12 スイッチパネル 13 内蔵スイッチパネル 14 両面テ−プ Ａ，Ｂ 金型
Claims (6)
- 【請求項１】 周縁部に複数の接続用穴を設けた樹脂成
形品の裏面にカラ−リングを貼着し、該樹脂成形品の表
面中央部には透明樹脂層を被覆し、前記樹脂成形品の周
縁部に設けた複数の接続用穴をエアバッグの表皮材料で
包み込んで一体に成形したことを特徴とするエアバッグ
用オ−ナメント。 - 【請求項２】 周縁部に複数の接続用穴を設けた樹脂成
形品の裏面にカラ−リングを貼着し、該樹脂成形品の表
面中央部に浮上エンブレムを貼着し、該浮上エンブレム
を透明樹脂層で一体に被覆し、前記樹脂成形品の周縁部
に設けた複数の接続用穴をエアバッグの表皮材料で包み
込んで一体に成形したことを特徴とするエアバッグ用オ
−ナメント。 - 【請求項３】 周縁部に複数の接続用穴を設けた樹脂成
形品の裏面にカラ−リングを貼着し、該樹脂成形品の周
縁部に設けた複数の接続用穴をエアバッグの表皮材料を
包み込んで一体に成形したことを特徴とするエアバッグ
用オ−ナメント。 - 【請求項４】 周縁部に複数の接続用穴を設けた樹脂成
形品の裏面にカラ−リングを貼着し、該樹脂成形品の表
面中央部に浮上エンブレムを貼着し、該浮上エンブレム
を保護膜で被覆し、前記樹脂成形品の周縁部に設けた複
数の接続用穴をエアバッグの表皮材料で包み込んで一体
に成形したことを特徴とするエアバッグ用オ−ナメン
ト。 - 【請求項５】 樹脂成形品の周縁部に、接続用穴の他に
単数又は複数の位置決め用の穴を設けたことを特徴とす
る請求項１、請求項２、請求項３又は請求項４のエアバ
ッグ用オ−ナメント。 - 【請求項６】 エアバッグの表皮と一体に成形しようと
するオ−ナメントの位置決め用穴を金型の位置決めピン
にセットし、金型を移動して型締めした後に、オ−ナメ
ントの周縁部に設けた複数の接続用穴を包み込むよう
に、オ−ナメントの周縁部にエアバッグの表皮材料を供
給することを特徴とするエアバッグ用オ−ナメントの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6050342A JPH07257309A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | エアバッグ用オ−ナメントとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6050342A JPH07257309A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | エアバッグ用オ−ナメントとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07257309A true JPH07257309A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12856254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6050342A Pending JPH07257309A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | エアバッグ用オ−ナメントとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07257309A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0835788A1 (de) * | 1996-10-11 | 1998-04-15 | TRW Occupant Restraint Systems GmbH | Gassack-Abdeckung für ein Fahrzeuginsassen-Rückhaltesystem |
| JP2007021941A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Nissan Motor Co Ltd | 加飾成形品の製造方法及び加飾成形品 |
| JP2012071687A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両用表示装置 |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP6050342A patent/JPH07257309A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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