JPH0428135Y2 - - Google Patents

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JPH0428135Y2
JPH0428135Y2 JP1986115546U JP11554686U JPH0428135Y2 JP H0428135 Y2 JPH0428135 Y2 JP H0428135Y2 JP 1986115546 U JP1986115546 U JP 1986115546U JP 11554686 U JP11554686 U JP 11554686U JP H0428135 Y2 JPH0428135 Y2 JP H0428135Y2
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JP
Japan
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mark
recess
convex portion
outer periphery
ornament
Prior art date
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JP1986115546U
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JPS6321985U (ja
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエンブレム、ネームプレート、ラベル
等表示用オーナメントに関する。
〔従来技術〕
表示用オーナメントの一形式として、透明な合
成樹脂製の板体の背面に所定のマークを刻設する
とともに同マークを形成する凹部の内壁部に真空
蒸着によるメツキを施してなる表示用オーナメン
トがある。かかるオーナメントはマークを浮き上
がらせて見せる意匠的効果を意図したもので、か
かる効果を十分に発揮させるためには板体の透明
度が問題となる。第3図にはかかるオーナメント
の一例である自動車用エンブレムが示されてお
り、かかるエンブレムは透明な表裏2枚の板体
1,2を超音波接着等の手段にて接着し、ボンネ
ツトフードに取付けられる枠体3に組付けられ
る。かかるエンブレムにおいては、両板体1,2
の背面にマーク1a,2aが刻設されており、こ
れらマーク1a,2aを形成する凹部の内壁部に
メツキが施されている。
しかしながら、従来のこの種のオーナメントに
おいては、マークを刻設してなる板体の裏面に同
マークを形成する凹部を残してマスキングを施し
た後に同裏面に真空蒸着によるメツキを施し、そ
の後マスキングを剥がすようにしている。また、
マスキングはマークを形成する凹部に入り込まな
いように同凹部の外周を所定幅残して施されるの
が一般であり、メツキを施した後マスキングを剥
がすと同凹部の外周に所定幅のメツキ部分が残存
し、マークの鮮明性を損なうことになる。このた
め、上記メツキ部分をサンドペーパー等で研摩し
てメツキ層を取除いている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、かかるオーナメントにおいては、研
摩の際所定幅のメツキ部分以外の部位にもサンド
ペーパー等が触れてキズとして残り、全体の透明
度を損なうことがしばしばみられる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はかかる問題に対処すべくなされたもの
で、その要旨は上記した形式のオーナメントにお
ける前記板体のマークを形成する凹部の外周が所
定の幅の凸部に形成され、かつこの凸部の外周が
同凸部より広幅の第2の凹部に形成されているこ
とにある。
〔考案の作用・効果〕
かかる硬性のオーナメントにおいては、その形
成途中において第2の凹部およびその外周側にマ
スキングを施すとともにメツキを施し、マスキン
グを剥す以前に凸部をサンドペーパー等で研摩す
ることができる。このため、高い透明度が要求さ
れる第2の凹部およびその外周側は研摩の際マス
キングにより保護され、キズが付いて透明度が損
なわれることがない。従つて、当該オーナメント
は透明度が高くマークを浮き上がらせて見せる意
匠的効果を十分に発揮する。特に、当該オーナメ
ントにおいて、マスキングを剥す以前に研摩した
凸部に塗装を施せば、メツキを施されたマーク、
同マークを包囲する塗装を施された凸部、同凸部
を包囲する透明度の高い第2の凹部等が極めて鮮
明に区分されるため、意匠的効果が一層向上す
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
するに、第1図には本考案に係るオーナメントで
ある自動車用のエンブレムの分解斜視図が示され
ている。当該エンブレムは表裏2枚の板体11,
12を超音波接着等により互いに接着して枠体1
3に組付けて構成され、同枠体13を自動車のボ
ンネツトフードに取付けられて象徴的マークを認
識されるべく機能する。
しかして、両板体11,12は表裏対称で同様
に構成されており、それらの背面には自動車のシ
ンボルマーク11a,12aが刻設されている。
本実施例においては、板体11,12は透明度が
高く耐候性の良いアクリル系の合成樹脂にて形成
されている。両板体11,12は特に第2図にて
明瞭に示すように、その背面にシンボルマーク1
1a,12aを形成する第1凹部11b,12
b、同凹部11b,12bの外周を包囲する所定
幅の第1凸部11c,12c、同凸部11c,1
2cと外枠部を構成する第2凸部11d,12d
間に位置して第1凸部11c,12cの外周を包
囲する広幅の第2凹部11e,12eが形成され
ている。かかる背面においては、第1凹部11
b,12bの内壁部に真空蒸着により形成された
メツキ層11f,12fを備え、かつ同メツキ層
11f,12fの背面から第1凸部11c,12
cの背部までの間に塗装層11g,12gを備え
ている。従つて、当該エンブレムにおいては、シ
ンボルマーク11a,12aを形成しメツキ層1
1f,12fを備えた第1凹部11b,11b、
同凹部11b,12bの外周を包囲し塗装層11
g,12gを備えた第1凸部11c,12cおよ
び同凸部11c,12cの外周を包囲し透明度の
極めて高い第2凹部11e,12eの3者が極め
て鮮明に区分され、シンボルマーク11a,12
aを認識させる意匠的効果が極めて高い。
特に、当該エンブレムにおいてはかかる構成に
より、その形成途中において、第2凹部11e,
12eおよび第2凸部11d,12dをマスキン
グにより保護した状態にて第1凸部11c,12
cを研摩しかつ塗装することができるため、第2
凹部11e,12eのキズによる透明度の低下、
汚損等がなく、極めて高い意匠的効果を発揮す
る。
なお、本考案においては、第1凸部11c,1
2cが塗装層11g,12gを備えず研摩された
ままの不透明の状態であつてもよい。また、表裏
2枚の板体11,12からなるエンブレムに限ら
ず、透明の1枚の板体を基板に組付けてなるラジ
エータグリル用のエンブレム、ネームプレート、
ラベル等種々の表示用オーナメントに実施し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるエンブレムの
分解斜視図、第2図は同エンブレムの板体の縦断
側面図、第3図は従来のエンブレムの分解斜視図
である。 符号の説明、11,12……板体、11a,1
2a……シンボルマーク、11b,12b……第
1凹部、11c,12c……第1凸部、11e,
12e……第2凹部、13……枠体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明な合成樹脂製の板体の背面に所定のマーク
    を刻設するとともに、同マークを形成する凹部の
    内壁部に真空蒸着によるメツキを施してなる表示
    用オーナメントにおいて、前記板体の前記凹部の
    外周が所定幅の凸部に形成され、かつこの凸部の
    外周が同凸部より広幅の第2の凹部に形成されて
    いることを特徴とする表示用オーナメント。
JP1986115546U 1986-07-28 1986-07-28 Expired JPH0428135Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986115546U JPH0428135Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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JP1986115546U JPH0428135Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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JPS6321985U JPS6321985U (ja) 1988-02-13
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JPS6321985U (ja) 1988-02-13

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