JP2000078080A - 光スイッチング装置 - Google Patents

光スイッチング装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 4×4光空間スイッチは性能面及び大きさの
点で未だ実用に適さず、また保守作業時に通信が切断さ
れてしまう、伝送路の使用効率が悪い等の課題があっ
た。 【解決手段】 送信部に1×2光空間スイッチで実現で
きる予備系送信光選択手段及び現用系送信光分岐手段を
設け、受信部に、2×2光空間スイッチで実現できる受
信光切替手段及び1×2光空間スイッチで実現できる予
備系受信光ゲート手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のノード間
を光信号を用いて現用経路と予備経路で接続したネット
ワークの経路切替を行う光スイッチング装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図10は、1997年電子情報通信学会
総合大会発表論文集のB−10−230「WDM4ファ
イバリングの基礎実験」739頁に示された図を書き直
した従来検討された光スイッチング装置を示す構成図で
あり、図11は上記論文に記載された障害発生時の経路
切替動作を示した動作図を書き直したものである。
【0003】図10において、101は任意の波長成分
を分離する機能を有する音響光学フィルタ、102は4
つの光入力を4つの出力ポートへ任意のパターンで接続
する4×4光空間スイッチ、103は光信号を合流させ
る合流素子、104は波長多重光を一括して増幅する光
アンプ、105は光信号を送受信する端局装置、106
はノード間の現用経路を接続するためのイースト側(以
下、「East側」と表記する)の現用入出力ポート
(以下、「WRKin/outポート」と表記する)、
107はノード間の現用経路を接続するためのウエスト
側(以下、「West側」と表記する)WRKin/o
utポート、108はノード間の予備経路を接続するた
めのEast側の予備入出力ポート(以下、「PRTi
n/outポート」と表記する)、109はノード間の
予備経路を接続するためのWest側PRTin/ou
tポートである。
【0004】図11において、111〜114はそれぞ
れが図10に示した光スイッチング装置に相当するノー
ド、115は双方向に光信号を伝送する内側の伝送路
で、ノード間を接続する現用経路として用いられてい
る。116は双方向に光信号を伝送する外側の伝送路
で、ノード間を接続する予備経路として用いられる。1
17はノード内部の4×4光空間スイッチ、118は各
ノードに接続されている現用系端局装置、119は予備
系端局装置である。
【0005】次に動作について説明する。図11におい
て、各ノード111〜114の間を接続している伝送路
115,116は波長多重されており、図10の光スイ
ッチング装置のWRKin/outポート106,10
7と、PRTin/outポート108,109に接続
されている。音響光学フィルタ101は、駆動信号を与
えることで、特定の波長信号のみを選択分離して光空間
スイッチ102に接続し、他の波長信号はそのまま音響
光学フィルタ101を透過する。駆動信号を与えなけれ
ばすべての波長の光信号はそのまま音響光学フィルタ1
01を透過する。つまり、音響光学フィルタ101は、
駆動信号によって該当波長を伝送路から排除(以下、
「Drop」と表記する)するか否かを切り替える切替
手段として使用している。
【0006】各音響光学フィルタ101から選択出力さ
れた信号は、光空間スイッチ102で適切な端局装置1
05に接続され受信される。各ノードには端局装置10
5が4台接続されていて、それぞれEast側およびW
est側のWRKin/outポートとPRTin/o
utポートへ接続される。
【0007】また、この光スイッチング装置に各端局装
置105を介して入力された光信号は光空間スイッチ1
02によって適切な出力ポートの合流素子103に振り
分けられ、音響光学フィルタ101を透過してきた他の
波長の光信号と合流された後に、波長多重信号として各
出力ポートから隣接ノードへと出力される。
【0008】光空間スイッチ102は、伝送路に何らか
の障害が発生したときに障害のパターンに応じて、現用
系の通信を同一方向もしくは逆方向の予備経路の合流素
子103へと切り替えることにより、予備系の通信を犠
牲にして現用系の通信を救済する。
【0009】以上のような機能を持つ光スイッチング装
置を伝送路のノードに設け、伝送路をリング状に接続し
てネットワークが形成されている。
【0010】次に、図11を用いてネットワーク障害時
における切替動作の一例につき説明する。障害が発生し
ていない通常運用時には図11の(1)に示すように、
現用経路および予備経路を用いて通信を行うことが可能
であり、ノード111とノード113に接続された各現
用系端局装置118間は伝送路115を経由して双方向
で接続され、ノード113とノード114に接続された
各端局装置119間は伝送路116を経由して双方向で
接続されている。
【0011】ノード111とノード113を接続する伝
送路115に障害が発生し、かつ2同一ルートを流れる
予備経路が無障害状態の時には、図11の(2)に示す
ように、送受信を行っているノード111およびノード
113において光空間スイッチ117が同一方向の予備
経路へ切り替わることにより、現用系端局装置118が
使用する通信経路を同一ルートを流れる予備経路側へ切
り替え、伝送路115を流れていた信号を伝送路116
へ迂回させることにより伝送路の断絶を防止する。
【0012】また、ノード間を接続していた伝送路11
5および116の両方に同時に障害が発生した場合に
は、図11の(3)に示すように、ノード111および
ノード113の光空間スイッチ117によって送受信す
る入出力ポートを逆方向の予備経路側へ切り替え、ネッ
トワークを逆回りする伝送路116へ信号を迂回させ、
伝送路の断絶を防止する。この時、無障害時に伝送路1
16を用いてノード113とノード114の間で接続さ
れていた通信は現用経路の伝送路断絶の防止のため、接
続が切断される。
【0013】図12は、1997年電子情報通信学会通
信ソサイエティ大会発表論文集のB−10−85「OA
DMリングシステムにおけるノード構成の提案」384
頁に示された図を書き直した従来検討された他の光スイ
ッチング装置を示す構成図である。
【0014】図12において、121は現用信号を収容
し伝送路障害時に光信号の経路を障害のおきていない側
の伝送路へ切り替えるための光スイッチング装置、12
2は複数ある前記光スイッチング装置121の一部が故
障したときに代替して用いるためのバックアップ用の光
スイッチング装置、λ1〜λn+1は異なる波長の光信
号、127〜128は光スイッチング装置121,12
2に接続されてそれぞれ異なる波長の光信号λ1〜λn
+1を送受信する端局装置、123と124は前記各端
局装置127〜128から送信される波長の異なる光信
号λ1〜λn+1を波長多重し送信経路へ送出する波長
多重手段、125と126は受信経路から入力される波
長多重信号を波長毎に分離し異なる波長の光信号λ1〜
λn+1として各波長に対応した光スイッチング装置に
入力する波長分離手段、131は伝送路へ送信するため
の信号を入力するための局内インタフェース、132は
伝送路から受信した信号を出力するための局内インタフ
ェース、129と130はn波長分用意されている端局
装置127〜128や光スイッチング装置121のうち
特定の波長に対応する装置に障害が発生したときに、障
害波長に対応する装置との送受信信号をバックアップ用
のn+1番目の波長に対応する装置へ代替して障害復旧
するための(n+1):n電気スイッチ手段である。
【0015】また、24は各光スイッチング装置121
に設けられた送信部、23は各光スイッチング装置12
1に設けられた受信部、11は各送信部24に設けられ
た現用系送信光分岐手段、22は各受信部23に設けら
れた現用系受信光選択手段である。
【0016】次に動作について説明する。この従来例は
双方向伝送路を用いたリング状のネットワークに適用す
ることを前提としており、双方向伝送路は波長多重技術
によって波長毎に個別の通信を行える構成となってい
る。各波長の光信号の通信経路は、端局装置127〜1
28、光スイッチング装置121,122で構成されて
いて、波長多重手段123,124および波長分離手段
125,126で伝送路へ接続される。送受信する光信
号を入出力するためのn個の局内インタフェース13
1,132に対しては、波長がn+1個用意されてお
り、n個の現用チャンネルに対して1個の予備チャンネ
ルをもつ1:n構成をとっている。
【0017】ある波長の端局装置もしくは光スイッチン
グ装置に障害が発生したときには、該当する局内インタ
フェースを(n+1):n電気スイッチ手段129,1
30によって予備チャンネルへ接続し、装置障害に対す
る障害復旧を行う。
【0018】伝送路に障害が発生したときには光スイッ
チング装置121,122の切替によって障害を復旧す
る。各波長の光スイッチング装置121,122の送信
部では送信信号を現用系送信光分岐手段11で2分岐
し、2つの送信経路の両方へ送出している。また、受信
部は2つの受信経路から入力された光信号のうち一方を
現用系受信光選択手段22で選択する構成となってい
る。片側の伝送路で障害が発生したときは現用系受信光
選択手段22で正常な受信経路を選択して、伝送路障害
に対する障害復旧を行う。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の光スイッチング
装置は以上のように構成されているので、図10,図1
1に示したB−10−230論文の従来例では、ネット
ワークに障害が発生していないときは現用経路と予備経
路の両方の経路を別の通信に利用し、障害時に現用信号
を予備経路へ迂回させるため、経路切替用に4×4の光
空間スイッチ102,117を使用しているが、4×4
光空間スイッチ102,117として導波路を用いたも
のを利用すると、これらは消光比や損失等の特性や、信
頼性、消費電力の面で実用レベルに達していないという
課題があった。
【0020】一方、4×4光空間スイッチ102,11
7として機械式光空間スイッチを用いると、これらは特
性は十分で、信頼性も実用レベルに有り、ラッチ機能を
有するものでは状態保持のために電力を必要としないな
どの利点があるが、1単位スイッチ部品の機能が1×2
もしくは2×2に限定され、仮に2×2の単位スイッチ
を組み合わせて4×4光空間スイッチ102,117と
しての機能を実現する場合、16個の単位スイッチを組
み合わせる必要があり、実装サイズが大きくなってしま
うという課題があった。
【0021】また、この従来例では、各端局装置10
5,118,119に接続されるすべての送受信信号が
1つの光空間スイッチ102,117に接続されている
ため、仮にあるノードの4×4光空間スイッチ102,
117が故障して交換を必要とする場合、そのノードに
接続された各端局装置105,118,119を介する
すべての通信が保守作業中切断されてしまうという課題
があった。
【0022】図12に示した論文B−10−85の従来
例では、光スイッチング装置121,122からの出力
信号を2つの送信経路へ分岐し、2経路で同一信号を送
出している。このため、ネットワーク上には常に2つの
経路で同じ信号が伝送されることになり、伝送路の使用
効率が1/2に限定されるという課題があった。
【0023】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、必要な光空間スイッチ数を削減す
ることにより光空間スイッチの特性および信頼性を確保
したまま実装サイズをコンパクトにし、光空間スイッチ
に障害が起きて部品交換などの保守作業が必要となった
ときにもすべての通信を切断することなく、伝送路の使
用効率の高い光スイッチング装置を得ることを目的とす
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光スイッ
チング装置は、WRKinポートとPRTinポートか
ら入力された光信号を入力とし、この2つの入力を空間
的に経路を切り替え又はスルー状態で2つの出力信号と
して出力し、この2つの出力信号のうち一方の出力信号
はDrop(WRK)ポートへ接続する受信光切替手段
と、受信光切替手段の他方の出力信号をオンオフしてD
rop(PRT)ポートへ出力する予備系受信光ゲート
手段とを有する受信部を備えたものである。
【0025】この発明に係る光スイッチング装置は、P
RTinポートから入力された光信号を入力とし、この
入力を空間的に経路を切り替えて2つの出力とし、この
2つの出力のうち一方の出力はDrop(PRT)ポー
トへ接続する予備系受信光切替手段と、予備系受信光切
替手段の他方の出力とWRKinポートから入力された
光信号を入力とし、この2つの入力の一方を選択してD
rop(WRK)ポートへ出力する現用系受信光選択手
段とを有する受信部を備えたものである。
【0026】この発明に係る光スイッチング装置は、P
RTinポートから入力された光信号を2分岐して出力
する予備系受信光分岐手段と、予備系受信光分岐手段の
2つの出力のうち一方の出力とWRKinポートから入
力された光信号を入力とし、この2つの入力の一方を選
択してDrop(WRK)ポートへ出力する現用系受信
光選択手段と、予備系受信光分岐手段の他方の出力をオ
ンオフしてDrop(PRT)ポートへ出力する予備系
受信光ゲート手段とを有する受信部を備えたものであ
る。
【0027】この発明に係る光スイッチング装置は、W
RKinポート及びAdd(WRK)ポートにそれぞれ
入力された光信号をスルー又は切り替えて光スイッチン
グ装置の送信部及び受信部にそれぞれ出力する2入力2
出力の現用系Add/Drop切替手段と、PRTin
ポート及びAdd(PRT)ポートにそれぞれ入力され
た光信号をスルー又は切り替えて光スイッチング装置の
送信部及び受信部にそれぞれ出力する2入力2出力の予
備系Add/Drop切替手段とを備えたものである。
【0028】この発明に係る光スイッチング装置は、E
ast側及びWest側にそれぞれ1個ずつ設けられ、
それぞれ、WRKin/outポート及びPRTin/
outポートの入出力光信号を切り替えて又はスルーで
入出力することにより同一区間内で現用経路と予備経路
を切り替えるスパン切替手段と、East側のAdd
(PRT)ポート、West側のAdd(WRK)ポー
ト、East側のDrop(WRK)ポート及びWes
t側のDrop(PRT)ポートの入出力信号を切り替
えて又はスルーでWest側のスパン切替手段に接続す
る第1のリング切替手段と、East側のAdd(WR
K)ポート、West側のAdd(PRT)ポート、W
est側のDrop(WRK)ポート及びEast側の
Drop(PRT)ポートの入出力信号を切り替えて又
はスルーでEast側のスパン切替手段に接続する第2
のリング切替手段とを備えたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による光
スイッチング装置を示す構成図である。図において、1
はこの実施の形態1の光スイッチング装置の現用系の入
力ポート(以下、「WRKinポート」と表記する)、
2は現用系の出力ポート(以下、「WRKoutポー
ト」と表記する)、3は予備系の入力ポート(以下、
「PRTinポート」と表記する)、4は予備系の出力
ポート(以下、「PRToutポート」と表記する)、
5は光スイッチング装置18を介して伝送路に信号を挿
入または送信するための現用系のアッドポ−ト(以下、
「Add(WRK)ポート」と表記する)、6は光スイ
ッチング装置18を介して伝送路から信号を排除または
受信するための現用系のドロップポート(以下、「Dr
op(WRK)ポート」と表記する)、7は予備系のア
ッドポート(以下、「Add(PRT)ポート」と表記
する)、8は予備系のドロップポート(以下、「Dro
p(PRT)ポート」と表記する)である。
【0030】また、18及び26はこの実施の形態1の
光スイッチング装置、24は無障害時にはAdd(WR
K)ポート5の入力光信号をWRKoutポート2へ、
Add(PRT)ポート7の入力光信号をPRTout
ポート4へ出力しておき、WRKoutポート2から光
信号を出力している送信側の現用経路で障害が発生した
ときに、Add(WRK)ポート5の入力光信号をWR
Koutポート2とPRToutポート4の両方へ送信
する機能を持つ送信部、23は無障害時にはWRKin
ポート1の入力光信号をDrop(WRK)ポート6
へ、PRTinポート3の入力光信号をDrop(PR
T)ポート8へ出力しておき、WRKinポート1へ光
信号を伝送してくる受信側の現用経路で障害が発生した
ときに、PRTinポート3の入力信号をDrop(W
RK)ポート6へ出力する受信部である。
【0031】さらに、9はWRKinポート1とPRT
inポート3から入力された光信号を空間的に経路切替
して一方の出力光をDrop(WRK)ポート6へ出力
する受信光切替手段、10は受信光切替手段9のもう一
方の出力光とDrop(PRT)ポート8の間に配置さ
れ、光の透過、不透過を切り替える予備系受信光ゲート
手段であり、受信光切替手段9及び予備系受信光ゲート
手段10は受信部23に設けられている。
【0032】さらに、11はAdd(WRK)ポート5
に入力された光信号を2分岐してその一方をWRKou
tポート2に出力する現用系送信光分岐手段、12は現
用系送信光分岐手段11のもう一方の出力光とAdd
(PRT)ポート7から入力される光信号の一方を選択
してPRToutポート4へ出力する予備系送信光選択
手段であり、現用系送信光分岐手段11と予備系送信光
選択手段12とは送信部24に設けられている。
【0033】さらに、13と19は伝送路が無障害の時
に現用経路を介して通信を行う現用端局装置、14と2
0は同じく予備経路を介して通信を行う予備端局装置、
15は光スイッチング装置18のWRKinポート1と
光スイッチング装置26のWRKoutポートとを接続
する現用受信経路、16は光スイッチング装置18のP
RToutポート4と光スイッチング装置26のPRT
inポートとを接続する予備送信経路、17は光スイッ
チング装置18のPRTinポート3と光スイッチング
装置26のPRToutポートとを接続する予備受信経
路、25は光スイッチング装置18のWRKoutポー
ト2と光スイッチング装置26のWRKinポートとを
接続する現用送信経路である。
【0034】次に動作について説明する。この実施の形
態1においては、対向する2つの光スイッチング装置1
8,26が現用送信経路25,現用受信経路15と予備
送信経路16,予備受信経路17を介して接続されてお
り、各光スイッチング装置18,26には現用端局装置
13,19と予備端局装置14,20が接続されてい
る。
【0035】障害が発生していないときは、現用端局装
置13から出力された光信号はAdd(WRK)ポート
5から光スイッチング装置18へ入力され、現用系送信
光分岐手段11、WRKoutポート2、現用送信経路
25、光スイッチング装置26を介して現用端局装置1
9へ到達する。逆に、現用端局装置19から出力された
現用光信号は、光スイッチング装置26、現用受信経路
15、WRKinポート1を介して光スイッチング装置
18の受信光切替手段9に入射する。受信光切替手段9
は現用受信経路15に障害が発生したときに内部の光伝
送路をクロス状態にして受信経路を切り替えるためのも
のであるが、無障害時にはスルー状態となっており、W
RKinポート1からの信号はDrop(WRK)ポー
ト6を介して現用端局装置13へ到達し、現用端局装置
13,19間に双方向の通信経路が設定される。
【0036】一方、無障害時には予備送信経路16,予
備受信経路17を使用して予備端局装置14,20間に
も通信経路を設定することが可能である。予備端局装置
14から光スイッチング装置18へ入力された光信号
は、スルー状態に設定された予備系送信光選択手段1
2、PRToutポート4、予備送信経路16、光スイ
ッチング装置26を介して予備端局装置20へ到達す
る。逆に予備端局装置20から送出される光信号は、光
スイッチング装置26、予備受信経路17を介してPR
Tinポート3へ入力され、スルー接続状態の受信光切
替手段9から予備系受信光ゲート手段10へ接続され、
透過状態の予備系受信光ゲート手段10を透過して予備
端局装置14へ到達することで、予備端局装置14,2
0間に双方向の通信経路が設定される。予備端局装置1
4,20間では現用端局装置13,19間の通信とは異
なる信号を送受信することが可能なため、無障害時には
現用送信経路25,現用受信経路15と予備送信経路1
6,予備受信経路17双方の伝送容量をすべて活用する
ことが可能となる。
【0037】現用経路の伝送路に障害が発生した場合
は、光スイッチング装置18,26を切替えて、現用経
路を使用していた通信を予備経路側へ迂回し、通信を救
済する。始めに、WRKinポート1に接続されている
現用受信経路15に障害が発生したケースを考える。対
向局である現用端局装置19側では送出光信号を光スイ
ッチング装置26において2分岐し、現用受信経路15
および予備受信経路17の両方へ送出する。この時、予
備端局装置20からの送信信号は廃棄される。光スイッ
チング装置18の受信部23では、現用受信経路15か
らの信号が障害状態にあるため、予備受信経路17側か
らの信号を現用端局装置13に接続するため、受信光切
替手段9をクロス状態とし、障害を復旧する。
【0038】受信光切替手段9の切替に伴い、現用受信
経路15からの光信号が不透過状態の予備系受信光ゲー
ト手段10へ経路切替され、予備系受信光ゲート手段1
0のゲート機能によって廃棄される。これは、無障害時
に予備端局装置20からの光信号を受信していた予備端
局装置14が、現用受信経路15における障害の復旧に
伴って現用端局装置19からの光信号を受信してしまう
ことを防ぐためである。とくに、無障害時に現用端局装
置13,19間と予備端局装置14,20間で異なる通
信を行っている場合には、本ゲート機能は誤接続を避け
るために必須となる。
【0039】次にWRKoutポート2に接続されてい
る現用送信経路25に障害が発生したケースを考える。
光スイッチング装置18の送信部24は無障害時には予
備系送信光選択手段12をスルー状態とし、PRTou
tポート4へはAdd(PRT)ポーと7から入力され
る予備端局装置14の送出信号を予備送信経路16に出
力しているが、現用送信経路25に障害が発生した場合
は、現用端局装置13の通信を救済するために、予備端
局装置14の送出信号を廃棄する。予備系送信光選択手
段12をクロス状態とすることで、現用系送信光分岐手
段11で分岐された現用端局装置13の送出信号をWR
Koutポート2およびPRToutポート4の両方へ
送出する(ブリッジ動作)。現用送信経路25と予備送
信経路16の両経路で送信された光信号は、光スイッチ
ング装置26において予備送信経路16を経由した光信
号が選択され、現用端局装置19へ接続されることで、
現用送信経路25の障害による現用端局装置13,19
間の通信は復旧される。
【0040】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、無障害状態においては現用送信経路25,現用受信
経路15と予備送信経路16,予備受信経路17のすべ
ての伝送容量を通信に使用することが可能で、現用信号
が通っている現用送信経路25又は現用受信経路15に
障害が発生したときには、予備送信経路16,予備受信
経路17に流れていた予備系の通信を廃棄して現用系の
通信を予備送信経路16,予備受信経路17に迂回させ
ることで、現用系の通信を救済できるという効果が得ら
れる。
【0041】また、この実施の形態1で必要となる光空
間スイッチ数は送信部24に1×2光空間スイッチ(予
備系送信光選択手段12)が一つ、受信部23に2×2
光空間スイッチ(受信光切替手段9)が1つ、光ゲート
スイッチ(予備系受信光ゲート手段10)が1つと少な
く、実装サイズを小さく抑えることが可能であるという
効果が得られる。
【0042】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による光スイッチング装置を示す構成図である。な
お、以下の実施の形態に関する図面において、それより
前に説明した実施の形態の構成要素と同一の構成要素に
は同一の参照番号を付けてその説明を省略する。
【0043】図2において、21はPRTinポート3
から入力された光信号を空間的に経路切替して一方の出
力光をDrop(PRT)ポート8へ出力する予備系受
信光切替手段、22は予備系受信光切替手段21のもう
一方の出力光とWRKinポート1から入力される光信
号の一方を選択してDrop(WRK)ポート6へ出力
する現用系受信光選択手段である。また、23aは予備
系受信光切替手段21及び現用系受信光選択手段22か
らなる受信部、18aは送信部24、受信部23a、W
RKinポート1、WRKoutポート2、PRTin
ポート3、PRToutポート4、Add(WRK)ポ
ート5、Drop(WRK)ポート6、Add(PR
T)ポート7、及びDrop(PRT)ポート8を備え
たこの実施の形態2の光スイッチング装置である。
【0044】次に動作について説明する。この実施の形
態2の光スイッチング装置18aは、無障害時に現用送
信経路25,現用受信経路15と予備送信経路16,予
備受信経路17の全伝送容量を通信に使用できること、
障害切替時に予備端局装置14で誤接続が生じないよう
光を遮断する機能を含め、切替機能は実施の形態1の光
スイッチング装置と全く同じであり、受信部23aの構
成のみが異なる。
【0045】受信部23aは2つの2×1光空間スイッ
チ(予備系受信光切替手段21と現用系受信光選択手段
22)によって構成される。まず、無障害時には予備系
受信光切替手段21,現用系受信光選択手段22双方と
もスルー接続状態にあり、WRKinポート1/Dro
p(WRK)ポート6間、PRTinポート3/Dro
p(PRT)ポート8間が接続されている。
【0046】現用受信経路15で障害が発生すると、予
備系受信光切替手段21,現用系受信光選択手段22は
双方ともクロス接続状態となり、PRTinポート3と
Drop(WRK)ポート6が接続される。WRKin
ポート1から入射される光信号は現用系受信光選択手段
22から出力されず、予備端局装置14が接続されてい
るDrop(PRT)ポートへ8は光信号は出力されな
い。こうして現用受信経路15で障害が発生したときに
予備端局装置14へ現用端局装置19からの信号が接続
されることを防ぎ、誤接続を回避することができる。
【0047】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、無障害状態においては現用送信経路25,現用受信
経路15と予備送信経路16,予備受信経路17のすべ
て経路の伝送容量を通信に使用することが可能で、現用
信号が通っている経路に障害が発生したときには、予備
送信経路16,予備受信経路17に流れていた予備系の
通信を廃棄して現用系の通信を予備送信経路16,予備
受信経路17に迂回させることで、現用系の通信を救済
できる効果が得られる。
【0048】また、必要となる光空間スイッチ数は送信
部に1×2光空間スイッチが1つ(予備系送信光選択手
段12)、受信部に1×2光空間スイッチが2つ(予備
系受信光切替手段21,現用系受信光選択手段22)と
少なく、実装サイズも小さく抑えることが可能であると
いう効果が得られる。
【0049】さらに、光スイッチング装置18a内部で
各ポートから入出力される光信号が通過する光部品を追
うと、無障害時にはすべての光部品が一つの光信号のみ
を透過していることが判る。例えば、現用系送信光分岐
手段11はAdd(WRK)ポート5からの入力信号の
みを透過し、現用系受信光選択手段22はWRKinポ
ート1からの入力信号のみを透過している。このことか
ら、無障害時の各信号経路は、別々の基板に実装するこ
とが可能となり、基板交換などの保守時にすべてのサー
ビスが断状態になることを回避することができる。仮に
予備系受信光切替手段21と現用系受信光選択手段22
を別基板に実装し、予備系受信光切替手段21のみが故
障して取り替えが必要となった場合、故障基板を抜去し
ても現用系受信光選択手段22は残るため現用受信経路
15までが切断されてしまうことを回避できるという効
果も得られる。
【0050】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3による光スイッチング装置を示す構成図である。図
において、31はPRTinポート3から入力された光
信号を2分岐する予備系受信光分岐手段、32は予備系
受信光分岐手段31の一方の出力光とDrop(PR
T)ポート8の間に配置され、光の透過、不透過を切り
替える予備系受信光ゲート手段である。この実施の形態
3においては、現用系受信光選択手段22は予備系受信
光分岐手段31のもう一方の出力光とWRKinポート
1から入力される光信号の一方を選択してDrop(W
RK)ポート6へ出力するように配置されている。ま
た、23bは予備系受信光分岐手段31,予備系受信光
ゲート手段32,及び現用系受信光選択手段22から成
る受信部、18bは送信部24、受信部23b、WRK
inポート1、WRKoutポート2、PRTinポー
ト3、PRToutポート4、Add(WRK)ポート
5、Drop(WRK)ポート6、Add(PRT)ポ
ート7、及びDrop(PRT)ポート8を備えたこの
実施の形態3の光スイッチング装置である。
【0051】次に動作について説明する。この実施の形
態3の光スイッチング装置18bは、無障害時に現用送
信経路25,現用受信経路15と予備送信経路16,予
備受信経路17の全伝送容量を通信に使用できること、
障害切替時に予備端局装置14で誤接続が生じないよう
光を遮断する機能を含め、切替機能は実施の形態1およ
び2の光スイッチング装置と全く同じであり、受信部2
3bの構成のみが異なる。
【0052】予備受信経路17からのPRTinポート
3へ入射された光信号は、予備系受信光分岐手段31で
分岐される。現用系受信光選択手段22はWRKinポ
ート1またはPRTinポート3からの光信号の一方を
選択してDrop(WRK)ポート6へ出力することが
でき、現用端局装置13へは現用受信経路15もしくは
予備受信経路17のどちらからの光信号も接続すること
が可能である。また、Drop(PRT)ポート8へ
は、PRTinポート3へ入力された信号を接続する
か、予備系受信光ゲート手段32を断状態として光信号
を出力しないかを選択することができる。よって、無障
害時には予備受信経路17からの光信号を接続し、現用
受信経路15の障害時には光信号を断状態とすること
で、予備端局装置14へ現用端局装置19からの信号を
誤接続してしまうことを避けることができる。
【0053】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、無障害状態においては現用送信経路25,現用受信
経路15と予備送信経路16,予備受信経路17のすべ
ての伝送容量を通信に使用することが可能で、現用信号
が通っている経路に障害が発生したときには、予備送信
経路16,予備受信経路17に流れていた予備系の通信
を廃棄して現用系の通信を予備送信経路16,予備受信
経路17に迂回することで、現用系の通信を救済できる
という効果が得られる。
【0054】また、必要となる光スイッチ数は送信部2
4に1×2光空間スイッチが1つ(予備系送信光選択手
段12)、受信部23bに1×2光空間スイッチが1つ
(現用系受信光選択手段22)、光ゲートスイッチが1
つ(予備系受信光ゲート手段32)と少なく、実装サイ
ズも小さく抑えることが可能であるという効果も得られ
る。
【0055】さらに、光スイッチング装置18b内部で
各ポートから入出力される光信号が通過する光部品を追
うと、無障害時にはすべての光部品が一つの光信号のみ
を透過しているため、無障害時の各信号経路は別々の基
板に実装することが可能となり、基板交換などの保守時
にすべてのサービスが断状態になることを回避すること
ができるという効果も得られる。
【0056】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4による光スイッチング装置を示す構成図である。図
4において、41は2×2の現用系Add/Drop切
替手段であり、入力側の2入力はWRKinポート1及
びAdd(WRK)ポート5とそれぞれ接続され、出力
側2入力は現用系受信光選択手段22及び現用系送信光
分岐手段11とそれぞれ接続され、スルー又はクロス状
態を取ることにより入力側2入力を出力側2入力とスル
ー又は切り替えて接続する。42は2×2の予備系Ad
d/Drop切替手段であり、入力側の2入力はPRT
inポート3及びAdd(PRT)ポート7とそれぞれ
接続され、出力側2入力は予備系受信光分岐手段31及
び予備系送信光選択手段12とそれぞれ接続され、スル
ー又はクロス状態を取ることにより入力側2入力を出力
側2入力とスルー又は切り替えて接続する。
【0057】次に動作について説明する。実施の形態
1,実施の形態2,および実施の形態3では対向する2
つの光スッチング装置間の伝送路切替について説明して
きたが、図10,図11に示した従来例の様なAdd/
Dropリングネットワークでは2つ以上の装置がリン
グ状に接続され、信号をネットワークの伝送路状に挿入
または送出(以下、この動作を「Add」と表記する)
又は伝送路から信号を排除または受信(Drop)しな
い装置はそのまま光信号を透過するパススルー状態とす
ることで、Add/Dropを行っている任意の2個の
光スイッチング装置間の通信経路を設定している。この
実施の形態4では、Add/Dropリングネットワー
クに適用することを目的としており、WRKinポート
1とWRKoutポート2、PRTinポート3とPR
Toutポート4を相互接続し、WRKinポート1を
Drop(WRK)ポート6に、またAdd(WRK)
ポート5をWRKoutポート2に、さらにPRTin
ポート3をDrop(PRT)ポート8に、Add(P
RT)ポート7をPRToutポート4にそれぞれ接続
しないパススルー状態を実現する。
【0058】図5にリングネットワークの接続形態の一
例を示す。図において、51〜54は現用端局装置、5
5は現用の送受信経路である双方向現用経路、56は予
備の送受信経路である双方向予備経路である。この接続
形態ではAdd/Dropリングネットワークが4つの
光スイッチング装置18cで構成されている。現用端局
装置51と現用端局装置52の間では、現用経路55を
介して双方向の通信が行われている。
【0059】通信に関与している現用端局装置51およ
び52を収容している光スイッチング装置18cは現用
経路55へ信号を送受信しているAdd/Drop状態
であり、通信に関与していないそれ以外の現用端局装置
53,54を収容する光スイッチ装置18cは両方向の
現用経路同士および予備経路56同士を接続しAdd/
Drop接続を行わないパススルー状態である。
【0060】仮に現用端局装置51と現用端局装置52
の間を結ぶ現用経路55に障害が発生した場合は、Ad
d/Drop状態にある2つの光スイッチング装置18
cが障害切替えを実施し、通信経路を予備経路56側へ
切替えることで通信を救済する。この時、通信に関与し
ていない現用端局装置53,54を収容している光スイ
ッチング装置18cはパススルー状態を継続する。
【0061】光スイッチング装置18cをパススルー状
態とするか、Add/Drop状態とするかの切替え
は、図4における現用系Add/Drop切替手段41
と、予備系Add/Drop切替手段42で行う。現用
系Add/Drop切替手段41と、予備系Add/D
rop切替手段42がクロス状態のときは、WRKin
ポート1およびPRTinポート3へ入射した光は各A
dd/Drop切替手段41,42を透過し、送信部2
4へ入力される。予備系送信光選択手段12がスルー状
態であれば、各入力信号はWRKoutポート2とPR
Toutポート4へ出力され、WRKinポート1とW
RKoutポート2、PRTinポート3とPRTou
tポート4の各ポートがそれぞれ接続され、光スイッチ
ング装置18cはパススルー状態となる。
【0062】光スイッチング装置18cをAdd/Dr
op状態とするためには各Add/Drop切替手段4
1,42をスルー状態とする。現用系Add/Drop
切替手段41の切替えによって現用系信号のAdd/D
rop状態/パススルー状態を切替えることができ、予
備系Add/Drop切替手段42の切替えによって予
備系信号のAdd/Drop状態/パススルー状態を切
替えることができる。
【0063】このようなリング状のネットワークにおい
て障害が発生した場合、障害発生の位置によって切替え
のパターンを変化させる必要がある。図6には現用送信
経路25に障害が発生した場合の切替えパターン例を、
図7には逆の現用受信経路15で障害が発生した場合の
切替えパターン例を示す。いずれも、予備系送信光選択
手段12と、現用系受信光選択手段22の切替えによっ
て、切替パターンの異なる動作が実現できる。
【0064】すなわち、図6に示すように、現用送信経
路25に障害が発生した場合には、現用端局装置13か
ら光信号を送信するには、Add(WRK)ポート5,
現用系Add/Drop切替手段41,現用系送信光分
岐手段11,予備系送信光選択手段12,PRTout
ポート4を介して予備送信経路16に光信号を送出し、
光信号を受信するには、現用受信経路15から,WRK
inポート1,現用系Add/Drop切替手段41,
現用系受信光選択手段22,Drop(WRK)ポート
6を介して現用端局装置13に受信するか、あるいは、
予備受信経路17から、PRTinポート3,予備系A
dd/Drop切替手段42,予備系受信光分岐手段3
1,予備系受信光ゲート手段32,Drop(PRT)
ポート8を介して予備端局装置14に受信する。
【0065】また、図7に示すように、現用受信経路1
5に障害が発生した場合に現用端局装置13で光信号を
受信するには、予備受信経路17を介して伝送されてく
る光信号を、PRTinポート3から受け入れて、予備
系Add/Drop切替手段42,予備系受信光分岐手
段31,現用系受信光選択手段22,Drop(WR
T)ポート6を介して現用端局装置13で受信する。ま
た、光信号を送信するには、現用端局装置13からAd
d(WRK)ポート5,現用系Add/Drop切替手
段41,現用系送信光分岐手段11,WRKoutポー
ト2を介して現用送信経路25に送出するか、あるい
は、予備端局装置14からAdd(PRT)ポート7,
予備系Add/Drop切替手段42,予備系送信光選
択手段12,PRToutポート4を介して予備送信経
路16に送出する。
【0066】なお、この実施の形態4においては、受信
部の構成として実施の形態3の受信部23bを用いた
が、実施の形態1または2による受信部23,または2
3bの構成を用いても同様の動作を実現することができ
る。
【0067】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、無障害時には現用送信経路25,現用受信経路15
と予備送信経路16,予備受信経路17の全伝送容量を
利用することができ、障害発生時には予備送信経路16
又は予備受信経路17へ現用送信経路25,現用受信経
路15の通信を迂回させることにより通信を救済するこ
とが可能であるという効果が得られる。
【0068】また、この実施の形態4でAdd/Dro
p機能を付加しても、実施の形態1〜3で必要であった
光空間スイッチ数に加え、2×2光空間スイッチ2個
(現用系Add/Drop切替手段41,予備系Add
/Drop切替手段42)の追加で光スイッチング装置
18cを構成する事ができ、従来例1に比し単位スイッ
チ数が小さく、実装を小型化することができる効果も得
られる。
【0069】さらに、この実施の形態4において、Ad
d/Drop機能付加のために追加した現用系Add/
Drop切替手段41,予備系Add/Drop切替手
段42は現用系と予備系に対応した個別の光空間スイッ
チによって構成されており、現用系と予備系で別基板に
実装することが可能である。このため、片系のAdd/
Drop切替手段で故障が発生し、基板抜去を伴う保守
が必要となった場合にも、他方の経路をサポートする光
空間スイッチまで抜く必要がなく、故障していない系で
のサービス断を回避することができる効果も得られる。
【0070】実施の形態5.図8はこの発明の実施の形
態5による光スイッチング装置を示す構成図である。図
において、18dはこの実施の形態5の光スイッチング
装置、81はWest側の伝送路の同一区間で現用経路
と予備経路を切り替えるスパン切替手段、82はEas
t側のスパン切替手段、83と84は伝送路の区間自体
を切り替えるリング切替手段(第1,第2のリング切替
手段)、85,86は現用端局装置、87はWest側
PRTin/outポート、88はWest側WRKi
n/outポート、89はEast側PRTin/ou
tポート、90はEast側WRKin/outポー
ト、91はWest側Add/Drop(PRT)ポー
ト(Add(PRT)ポート,Drop(PRT)ポー
ト)、92はWest側Add/Drop(WRK)ポ
ート(Add(WRK)ポート、Drop(WRK)ポ
ート)、93はEast側Add/Drop(PRT)
ポート(Add(PRT)ポート、Drop(PRT)
ポート)、94はEast側Add/Drop(WR
K)ポート(Add(WRK)ポート、Drop(WR
K)ポート)、95は現用経路、96は予備経路であ
る。
【0071】次に動作について説明する。この実施の形
態5においては、光スイッチング装置18dのWest
側Add/Drop(WRK)ポート92に接続されて
いる現用端局装置85と、現用端局装置86が、リング
切替手段83,West側スパン切替手段81および現
用経路95を経由して双方向で接続されている。
【0072】現用端局装置85の接続された光スイッチ
ング装置18dと現用端局装置86の接続された光スイ
ッチング装置18dの間の現用経路95で障害が発生し
た場合は、同一区間の予備経路96が正常であればスパ
ン切替手段81において実施の形態1〜4で説明した手
順によってスパン切替が実施される。スパン切替は障害
区間を挟む2つの光スイッチング装置18d間で実行す
る事ができ、通信を行うエンドノード間で複数の現用経
路障害が起きた場合にも該当区間でそれぞれスパン切替
を行うことで障害の復旧が可能である。図11の(2)
に示した従来例では、伝送路115のみに障害が発生し
た際に、通信を行っているエンドノードにおいて経路切
替をおこなっていた。この場合たとえばノード113と
112の間では伝送路115に、ノード112と111
の間では伝送路116に障害が発生してしまうと、ノー
ド112を経由した通信経路は確保できなくなってしま
う。この実施の形態5では隣接ノード間の経路毎にスパ
ン切替を個別に実施するため、上記のような障害パター
ンに置いても復旧経路の確保が可能となる利点がある。
【0073】図9にリング切替時の切替状態の一例につ
いて図示する。同一区間の現用経路95と予備経路96
に同時に障害が発生すれば、リング切替手段83におい
て逆周りの予備経路96への切替が実施され、通信が救
済される。このリング切替機能は図11の(3)に示し
た従来例の切替と同等である。
【0074】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、送信
部に現用系送信光分岐手段と予備系送信光選択手段を設
け、受信部に受信光切替手段と予備系受信光ゲート手段
を設けるように構成したので、予備系受信光ゲート手段
は、無障害時に予備経路にエキストラトラフィックなど
の現用系と異なる信号を流している場合に、現用経路に
障害が発生して障害切替が行われたときにも、Drop
(PRT)ポートへ現用系の信号が誤接続されてしまい
問題が起きないよう、Drop(PRT)ポートへ出力
される光信号を切断することができる。このため、無障
害時には現用経路、予備経路の全伝送容量を通信に使用
することができ、伝送路の使用効率を高めることができ
るという効果がある。また、受信部のスイッチ構成は2
×2光空間スイッチ1個と光ゲートスイッチ1個で構成
でき、実装規模の削減が図れる効果がある。スイッチ数
が少ないことから、特性、機能面で有用な機械式光スイ
ッチでも十分現実的な大きさで実装することが可能とな
る。さらに、送信部構成では、現用系の信号が通る光部
品と予備系の信号が通る光部品を物理的に分割すること
が可能となり、装置保守の面で信頼性が向上するメリッ
トがある。さらに、また、送信部のスイッチ構成はカプ
ラ1個、1×2光空間スイッチ1個で構成でき、実装規
模の削減が図れる効果がある。スイッチ数が少ないこと
から、特性、機能面で有用な機械式光スイッチでも十分
現実的な大きさで実装することが可能となる効果があ
る。
【0075】この発明によれば、受信部に予備系受信光
切替手段と現用系受信光選択手段を設けるように構成し
たので、現用系受信光選択手段は、現用受信経路にて障
害が発生し、予備受信経路からの光信号を選択するよう
に切替えたとき、入力されている現用受信経路からの光
信号を遮断する働きがあり、予備系受信光切替手段は障
害切替時にDrop(PRT)ポートへ光信号を出力し
ない。このため、無障害時には現用経路、予備経路の全
伝送容量を通信に使用することができ、伝送路の使用効
率を高めることができる。また、無障害時に現用経路の
信号が通過する光部品と、予備経路の信号が通過する光
部品を物理的に分離することが可能となる。この効果に
より、光スイッチを搭載する基板を現用経路と予備経路
で分割実装することが可能である。光スイッチ素子等に
故障が発生したときには例えば予備経路をつないだまま
現用経路の乗った実装基板だけを交換するといった保守
が可能となるケースがあり、装置の信頼性向上が図れ
る。さらに、受信部のスイッチ構成は1×2光空間スイ
ッチ2個で構成でき、実装規模の削減が図れる効果があ
る。スイッチ数が少ないことから、特性、機能面で有用
な機械式光スイッチでも十分現実的な大きさで実装する
ことが可能となる。さらに、送信部構成では、現用系の
信号が通る光部品と予備系の信号が通る光部品を物理的
に分割することが可能となり、装置保守の面で信頼性が
向上するメリットがある。さらに、送信部のスイッチ構
成はカプラ1個、1×2光空間スイッチ1個で構成で
き、実装規模の削減が図れる効果がある。スイッチ数が
少ないことから、特性、機能面で有用な機械式光スイッ
チでも十分現実的な大きさで実装することが可能となる
などの効果がある。
【0076】この発明によれば、受信部に予備系受信光
分岐手段,現用系受信光選択手段及び予備系受信光ゲー
ト手段を設けるように構成したので、予備系受信光ゲー
ト手段は、現用受信経路にて障害が発生し現用受信経路
からの光信号が入力されてきたとき、入力されている光
信号を遮断しDrop(PRT)ポートへ光信号を出力
しない。このため、無障害時には現用経路、予備経路の
全伝送容量を通信に使用することができ、伝送路の使用
効率を高めることができる。また、無障害時に現用経路
の信号が通過する光部品と、予備経路の信号が通過する
光部品を物理的に分離することが可能となる。この効果
により、光スイッチを搭載する基板を現用経路と予備経
路で分割実装することが可能である。光スイッチ素子等
に故障が発生したときには例えば予備経路をつないだま
ま現用経路の乗った実装基板だけを交換するといった保
守が可能となるケースがあり、装置の信頼性向上が図れ
る。さらに、受信部のスイッチ構成はカプラ1個、1×
2光空間スイッチ1個、光ゲートスイッチ1個で構成で
き、実装規模の削減が図れる効果がある。スイッチ数が
少ないことから、特性、機能面で有用な機械式光スイッ
チでも十分現実的な大きさで実装することが可能とな
る。さらに、送信部構成では、現用系の信号が通る光部
品と予備系の信号が通る光部品を物理的に分割すること
が可能となり、装置保守の面で信頼性が向上するメリッ
トがある。また、送信部のスイッチ構成はカプラ1個、
1×2光空間スイッチ1個で構成でき、実装規模の削減
が図れる効果がある。スイッチ数が少ないことから、特
性、機能面で有用な機械式光スイッチでも十分現実的な
大きさで実装することが可能となるなどの効果がある。
【0077】この発明によれば、現用系Add/Dro
p切替手段と予備系Add/Drop切替手段を設ける
ように構成したので、Add/Drop切替え手段は、
2×2光スイッチ2個でAdd/Drop切替えを簡易
に実現でき、リングネットワークへ適用する光スイッチ
ング装置を少ない単位光スイッチ数で構成することが可
能で、実装サイズを小さくできる効果がある。また、無
障害時には現用経路、予備経路の全伝送容量を利用する
ことができるため、伝送路の利用効率を高めることがで
きる。さらに、この光スイッチング装置の適用により、
複数のノードが接続されたリングネットワークにおいて
任意のノード間を双方向に接続することが可能となり、
ネットワークの柔軟性が向上するなどの効果がある。
【0078】この発明によれば、East側及びWes
t側のスパン切替手段と第1及び第2のリング切替手段
を設けるように構成したので、リング切替手段はリング
ネットワークのある区間の現用経路と予備経路が同時に
障害状態になったときにリング逆周りの予備経路を構築
することができる。スパン切替手段はある区間の現用経
路のみが障害状態になり、予備経路が正常であるときに
同一区間の予備経路に信号を迂回させる事ができる。2
つの切替モードを持つことによってネットワークの信頼
性が向上するメリットがある。さらに、リング切替手段
とスパン切替手段は共に、光空間スイッチで構成されて
いるため、必要となる光スイッチ数が少なく、実装を小
型化できるメリットがある。また、無障害時には現用経
路、予備経路の全伝送容量を利用することができるた
め、伝送路の利用効率を高めることができるなどの効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による光スイッチン
グ装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による光スイッチン
グ装置を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による光スイッチン
グ装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による光スイッチン
グ装置を示す構成図である。
【図5】 実施の形態4による光スイッチング装置を用
いて形成したリングネットワークの接続形態の一例を示
す図である。
【図6】 実施の形態4による光スイッチング装置を用
いて形成したリングネットワークの現用送信経路に障害
が発生した場合の切替えパターンの例を示す図である。
【図7】 実施の形態4による光スイッチング装置を用
いて形成したリングネットワークの現用受信経路で障害
が発生した場合の切替えパターン例を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態5による光スイッチン
グ装置を示す構成図である。
【図9】 実施の形態5による光スイッチング装置を用
いたリングネットワークにおけるリング切替時の切替状
態の一例を示す図である。
【図10】 従来の光スイッチング装置の一例を示す構
成図である。
【図11】 図10の光スイッチング装置における障害
発生時の経路切替動作を示した動作図である。
【図12】 従来の光スイッチング装置の他の例を示す
構成図である。
【符号の説明】
1 WRKinポート、2 WRKoutポート、3
PRTinポート、4PRToutポート、5 Add
(WRK)ポート、6 Drop(WRK)ポート、7
Add(PRT)ポート、8 Drop(PRT)ポ
ート、9 受信光切替手段、10 予備系受信光ゲート
手段、11 現用系送信光分岐手段、12 予備系送信
光選択手段、13,19,51〜54,85,86 現
用端局装置、14,20 予備端局装置、15 現用受
信経路、16 予備送信経路、17 予備受信経路、1
8,18a,18b,18c,18d,26 光スイッ
チング装置、21 予備系受信光切替手段、22 現用
系受信光選択手段、23,23a,23b 受信部、2
4 送信部、25 現用送信経路、31 予備系受信光
分岐手段、32 予備系受信光ゲート手段、41 現用
系Add/Drop切替手段、42 予備系Add/D
rop切替手段、81,82 スパン切替手段、83
リング切替手段(第1のリング切替手段)、84 リン
グ切替手段(第2のリング切替手段)、87,89 P
RTin/outポート、88,90 WRKin/o
utポート、91,93 Add/Drop(PRT)
ポート(Add(PRT)ポート、Drop(PRT)
ポート)、92,94 Add/Drop(WRK)ポ
ート(Add(WRK)ポート、Drop(WRK)ポ
ート)、95 現用経路、96 予備経路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一番ヶ瀬 広 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 水落 隆司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 北山 忠善 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山本 周 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 宮崎 哲弥 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 椛島 隆富 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 小林 直樹 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA01 AA03 BA04 BA06 BA33 CA12 DA11 EA33 FA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用送信経路を接続するWRKoutポ
    ートと、現用受信経路を接続するWRKinポートと、
    予備送信経路を接続するPRToutポートと、予備受
    信経路を接続するPRTinポートと、現用端局装置の
    送信部を接続するAdd(WRK)ポートと、前記現用
    端局装置の受信部を接続するDrop(WRK)ポート
    と、予備端局装置の送信部を接続するAdd(PRT)
    ポートと、予備端局装置の受信部を接続するDrop
    (PRT)ポートを有する光スイッチング装置におい
    て、 前記Add(WRK)ポートへ入力された光信号を前記
    WRKoutポートと前記PRToutポートへ分岐出
    力する現用系送信光分岐手段と、前記PRToutポー
    トへ該現用系送信光分岐手段の一方の出力または前記A
    dd(PRT)ポートへ入力された光信号の一方を選択
    して出力するための予備系送信光選択手段とを有する送
    信部と、 前記WRKinポートと前記PRTinポートから入力
    された光信号を入力とし、2つの該入力を空間的に経路
    を切り替え又はスルー状態で2つの出力信号として出力
    し、該2つの出力信号のうち一方の出力信号は前記Dr
    op(WRK)ポートへ接続する受信光切替手段と、該
    受信光切替手段の他方の出力信号をオンオフして前記D
    rop(PRT)ポートへ出力する予備系受信光ゲート
    手段とを有する受信部とを備えたことを特徴とする光ス
    イッチング装置。
  2. 【請求項2】 現用送信経路を接続するWRKoutポ
    ートと、現用受信経路を接続するWRKinポートと、
    予備送信経路を接続するPRToutポートと、予備受
    信経路を接続するPRTinポートと、現用端局装置の
    送信部を接続するAdd(WRK)ポートと、前記現用
    端局装置の受信部を接続するDrop(WRK)ポート
    と、予備端局装置の送信部を接続するAdd(PRT)
    ポートと、前記予備端局装置の受信部を接続するDro
    p(PRT)ポートを有する光スイッチング装置におい
    て、 前記Add(WRK)ポートへ入力された光信号を前記
    WRKoutポートと前記PRToutポートへ分岐出
    力する現用系送信光分岐手段と、前記PRToutポー
    トへ該現用系送信光分岐手段の一方の出力またはAdd
    (PRT)ポート入力信号の一方を選択して出力するた
    めの予備系送信光選択手段とを有する送信部と、 前記PRTinポートから入力された光信号を入力と
    し、該入力を空間的に経路を切り替えて2つの出力と
    し、該2つの出力のうち一方の出力は前記Drop(P
    RT)ポートへ接続する予備系受信光切替手段と、該予
    備系受信光切替手段の他方の出力と前記WRKinポー
    トから入力された光信号を入力とし、2つの該入力の一
    方を選択して前記Drop(WRK)ポートへ出力する
    現用系受信光選択手段とを有する受信部とを備えたこと
    を特徴とする光スイッチング装置。
  3. 【請求項3】 現用送信経路を接続するWRKoutポ
    ートと、現用受信経路を接続するWRKinポートと、
    予備送信経路を接続するPRToutポートと、予備受
    信経路を接続するPRTinポートと、現用端局装置の
    送信部を接続するAdd(WRK)ポートと、前記現用
    端局装置の受信部を接続するDrop(WRK)ポート
    と、予備端局装置の送信部を接続するAdd(PRT)
    ポートと、前記予備端局装置の受信部を接続するDro
    p(PRT)ポートとを有する光スイッチング装置にお
    いて、 前記Add(WRK)ポートへ入力された光信号を前記
    WRKoutポートと前記PRToutポートへ分岐出
    力する現用系送信光分岐手段と、前記PRToutポー
    トへ該現用系送信光分岐手段の一方の出力または前記A
    dd(PRT)ポートへ入力された光信号の一方を選択
    して出力するための予備系送信光選択手段とを有する送
    信部と、 前記PRTinポートから入力された光信号を2分岐し
    て出力する予備系受信光分岐手段と、該予備系受信光分
    岐手段の2つの出力のうち一方の出力と前記WRKin
    ポートから入力された光信号を入力とし、該2つの入力
    の一方を選択して前記Drop(WRK)ポートへ出力
    する現用系受信光選択手段と、前記予備系受信光分岐手
    段の他方の出力をオンオフして前記Drop(PRT)
    ポートへ出力する予備系受信光ゲート手段とを有する受
    信部とを備えたことを特徴とする光スイッチング装置。
  4. 【請求項4】 WRKinポート及びAdd(WRK)
    ポートにそれぞれ入力された光信号をスルー又は切り替
    えて光スイッチング装置の送信部及び受信部にそれぞれ
    出力する2入力2出力の現用系Add/Drop切替手
    段と、 PRTinポート及びAdd(PRT)ポートにそれぞ
    れ入力された光信号をスルー又は切り替えて前記光スイ
    ッチング装置の前記送信部及び前記受信部にそれぞれ出
    力する2入力2出力の予備系Add/Drop切替手段
    とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のう
    ちのいずれか1項記載の光スイッチング装置。
  5. 【請求項5】 East側およびWest側にそれぞ
    れ、現用経路を接続するWRKin/outポート、予
    備経路を接続するPRTin/outポート、現用端局
    装置の送信部を接続するAdd(WRK)ポート、前記
    現用端局装置の受信部を接続するDrop(WRK)ポ
    ート、予備端局装置の送信部を接続するAdd(PR
    T)ポート、前記予備端局装置の受信部を接続するDr
    op(PRT)ポートを有する光スイッチング装置にお
    いて、 前記East側及びWest側にそれぞれ1個ずつ設け
    られ、それぞれ、前記WRKin/outポート及び前
    記PRTin/outポートの入出力光信号を切り替え
    て又はスルーで入出力することにより同一区間内で前記
    現用経路と前記予備経路を切り替えるスパン切替手段
    と、 前記East側のAdd(PRT)ポート、前記Wes
    t側のAdd(WRK)ポート、前記East側のDr
    op(WRK)ポート及び前記West側のDrop
    (PRT)ポートの入出力信号を切り替えて又はスルー
    で前記West側のスパン切替手段に接続する第1のリ
    ング切替手段と、 前記East側のAdd(WRK)ポート、前記Wes
    t側のAdd(PRT)ポート、前記West側のDr
    op(WRK)ポート及び前記East側のDrop
    (PRT)ポートの入出力信号を切り替えて又はスルー
    で前記East側のスパン切替手段に接続する第2のリ
    ング切替手段とを備えたことを特徴とする光スイッチン
    グ装置。
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