JPH11355231A - 多重化端局装置 - Google Patents

多重化端局装置

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JPH11355231A
JPH11355231A JP15732598A JP15732598A JPH11355231A JP H11355231 A JPH11355231 A JP H11355231A JP 15732598 A JP15732598 A JP 15732598A JP 15732598 A JP15732598 A JP 15732598A JP H11355231 A JPH11355231 A JP H11355231A
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JP
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main
signal
main terminal
working
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Application number
JP15732598A
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English (en)
Inventor
Akito Oyamada
明人 小山田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】付加端末を接続しない場合に、マスキングを行
わなくても警報が発生しないようにし、これにより運用
上の便宜を図った多重化端局装置を提供する。 【解決手段】付加端末3−1が接続されない場合に、主
端末用予備系I/F部10−1の出力信号を選択装置1
1−1内部で折り返し、主端末用予備系I/F部10−
1の入力ポートに導くようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光通信シス
テムにおいて使用され、信頼性確保のため二重化構成を
なした多重化端局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高度な信頼性を要求される光通信システ
ムでは、装置故障や伝送路障害によるシステムダウンを
避けるために、多重化端局装置や伝送路を二重化構成に
することが多い。
【0003】この種の二重化システムでは、主信号が現
用系伝送路を介して伝送されているとき(すなわち、正
常時)には、予備系伝送路が空いていることになる。そ
こで、予備系伝送路の有効利用を図るために、予備系伝
送路を用いて主信号とは別の信号(以下、パートタイム
信号と称する)を送受信できるようにした多重化端局装
置が提供されている。
【0004】このような多重化端局装置は、選択装置を
備えており、この選択装置により主信号およびパートタ
イム信号の伝送経路を制御するようになっている。図6
に、従来の選択装置の構成を示す。
【0005】図6において、主信号の授受を行う主端末
と、パートタイム信号の授受を行う付加端末とが、選択
装置を介して主端末用現用系インタフェース(I/F)
部および主端末用予備系インタフェース(I/F)部に
接続されている。ここで、主端末用現用系I/F部、主
端末用予備系I/F部は、主端末に対するインタフェー
ス機能を担うもので、共に多重化端局装置の内部に設け
られている。
【0006】選択装置は、3端子型のリレー701〜7
04を備え、これらのリレー701〜704を切り替え
ることで、各信号の伝送経路を切り替えるようになって
いる。なお、図中N、E、Pは各リレーの切替端子に対
して便宜的に付した符号であり、Nは(Normal)、Eは
(Emergency )、Pは(Part-time )をそれぞれ意味す
る。
【0007】正常時には、リレー701、702はN側
に、リレー703、704はP側にそれぞれ切り替えら
れている。これにより、主端末用現用系I/F部と主端
末との間で主信号(図中実線)が授受され、また主端末
用予備系I/F部と付加端末との間でパートタイム信号
(図中点線)が授受される。一方、主端末用現用系I/
F部に障害が発生すると、図7に示すように、各リレー
701〜704が逆側に切り替えられ、主信号が主端末
用予備系I/F部に導かれると共にパートタイム信号が
切断される。
【0008】このように、現用系に障害が発生した場
合、主信号は直ちに予備系に切り替えられ、救出される
が、その代わりにパートタイム信号が切断されることに
なる。すなわち、パートタイム信号の伝送は保証されて
いない。このような事情により、付加端末を接続しない
場合がある。
【0009】ところが、付加端末を接続しない場合、図
6の正常状態において主端末用予備系I/F部への信号
入力が皆無になるため、主端末用予備系I/F部で入力
信号断が検出されてしまい、多重化端局装置が警報状態
となってしまう。これを防止するために、付加端末を接
続しない場合には、警報をソフト的にマスクする必要が
あった。また、図7の予備系切り替え状態では、上記マ
スキングを解除せねばならないと共に、正常状態に切り
戻した際には再度マスキングを設定する必要があった。
【0010】このように、付加端末を接続しない場合に
は、現用系/予備系の切替が生じるたびに警報のマスキ
ングの設定/解除を行わなければならず、その作業が煩
雑であった。さらに悪いことに、警報がマスクされてい
ると、主端末用予備系I/F部に実際に障害が生じたと
しても、これを検出できなくなる。このため、予備系に
切り替えたときに確実に情報通信を行える保証が無く、
システムを二重化した意義が失われてしまうことにな
る。
【0011】また、図7の予備系切り替え状態では、主
端末用現用系I/F部の入力と出力とが電気的に切断さ
れているため、このままでは主端末用現用系I/F部の
修理が完了しても、その動作確認試験を行うことができ
ない。このため、従来では主端末用現用系I/F部の入
力と出力との間に同軸ケーブルを引き回すなどの作業が
必要であり、作業者の負担や据え付け時の手間が大きか
った。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の多重化端局装置では、付加端末を接続しない場合、現
用系/予備系の切替が生じるたびに警報のマスキングの
設定/解除を行わなければならず、その作業が煩雑であ
った。また、マスキングによって主端末用予備系I/F
部の障害を検出できなくなるので、現用系障害の際にシ
ステムダウンを確実に避け得る保証が無かった。さら
に、主端末用現用系I/F部の動作確認試験を行う際に
煩雑な作業が必要で、作業者の負担や据え付け時の手間
が大きかった。
【0013】本発明は上記事情によりなされたもので、
その第1の目的は、付加端末を接続しない場合に、マス
キングを行わなくても警報が発生しないようにし、これ
により運用上の便宜を図った多重化端局装置を提供する
ことにある。また本発明の第2の目的は、主端末用現用
系I/F部の動作確認試験を簡易に行い得る多重化端局
装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、現用系および予備系に二重化された高
速伝送路を介して伝送される多重信号を複数のチャネル
に分離すると共に、低速側端末からの信号を多重化して
前記高速伝送路に送出する多重化端局装置にあって、現
用系高速伝送路を介して伝送される信号に係わる多重/
分離を行う現用系装置と、予備系高速伝送路を介して伝
送される信号に係わる多重/分離を行う予備系装置と、
前記各チャネルに応じて前記現用系装置に設けられ前記
分離された信号のそれぞれのインタフェースをとる複数
の主端末用現用系インタフェース手段と、前記各チャネ
ルに応じて前記予備系装置に設けられ前記分離された信
号のそれぞれのインタフェースをとる複数の主端末用予
備系インタフェース手段と、前記各チャネルに応じて設
けられ主信号の授受を行う主端末がそれぞれ接続される
と共に、パートタイム信号の授受を行う付加端末がそれ
ぞれ必要に応じて接続され前記主信号および前記パート
タイム信号の伝送経路を選択的に切り替える選択手段と
を備え、前記付加端末が接続されない場合に、対応する
前記主端末用予備系インタフェース手段の出力信号を、
当該主端末用予備系インタフェース手段の入力ポートに
折り返すようにしたことを特徴とする。
【0015】このような手段を講じることで、主端末用
予備系インタフェース手段には、付加端末が接続されな
い場合にも、常に信号入力が与えられていることにな
る。これにより、入力断となる状態を避けることができ
るので、障害状態を示す警報が発生することも無くな
る。
【0016】従って、マスキングの必要が無くなるの
で、これに伴う手間を省けるほか、主端末用予備系イン
タフェース手段に実際に生じた障害を直ちに検出するこ
とができるようになる。
【0017】また第2の発明は、現用系および予備系に
二重化された高速伝送路を介して伝送される多重信号を
複数のチャネルに分離すると共に、低速側端末からの信
号を多重化して前記高速伝送路に送出する多重化端局装
置にあって、現用系高速伝送路を介して伝送される信号
に係わる多重/分離を行う現用系装置と、予備系高速伝
送路を介して伝送される信号に係わる多重/分離を行う
予備系装置と、前記各チャネルに応じて前記現用系装置
に設けられ前記分離された信号のそれぞれのインタフェ
ースをとる複数の主端末用現用系インタフェース手段
と、前記各チャネルに応じて前記予備系装置に設けられ
前記分離された信号のそれぞれのインタフェースをとる
複数の主端末用予備系インタフェース手段と、前記各チ
ャネルに応じて設けられ主信号の授受を行う主端末がそ
れぞれ接続されると共に、パートタイム信号の授受を行
う付加端末がそれぞれ必要に応じて接続され前記主信号
および前記パートタイム信号の伝送経路を選択的に切り
替える選択手段とを備え、前記主端末用現用系インタフ
ェース手段に障害が発生した場合に、対応する主端末
と、この主端末に対応する前記主端末用予備系インタフ
ェース手段とを接続すると共に、当該主端末用現用系イ
ンタフェース手段の出力ポートと入力ポートとを接続す
るようにしたことを特徴とする。
【0018】このような手段を講じたことにより、障害
の発生した主端末用現用系インタフェース手段の出力ポ
ートと入力ポートとが、選択手段の内部で接続される。
これにより、主端末用現用系インタフェース手段を筐体
から取り外すことなく、装置内に組み込んだ状態で伝送
試験を行えるようになるので、運用上の便宜を図ること
が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1に、本発明の実施の形
態に係わる光通信システムの構成を示す。この光通信シ
ステムは、例えば国際間同期伝送システムとして実現さ
れるもので、複数の多重化端局装置(以下ノードと称す
る)A〜Fを、二重化された高速伝送路1−0、1−1
によりリング状に接続した形態をしている。ここで、1
−0が現用系高速伝送路、1−1が予備系高速伝送路を
表す。
【0020】現用系高速伝送路1−0は、音声信号や画
像信号など、通常の情報通信に係わる主信号を伝送す
る。また予備系高速伝送路1−1は、現用系高速伝送路
1−0の障害救出用として使用されるほか、通常状態
(無障害時)には、比較的優先度の低い情報(パートタ
イム信号)を伝送するために使用される。なお、パート
タイム信号としては、例えば他のシステムの予備系トラ
ヒックなどがある。
【0021】各ノードA〜Fには、例えば図中ノードA
に示すように、主信号の授受を行う主端末2−1〜2−
nが、主端末用低速回線4−1〜4−nを介して接続さ
れる。また、必要に応じて、パートタイム信号の授受を
行う付加端末3−1〜3−nが、付加端末用低速回線5
−1〜5−nを介してそれぞれ接続される。
【0022】すなわち、各ノードA〜Fは、各高速伝送
路1−0、1−1を介して伝送される信号のうち所定チ
ャネルの信号を取り出し、各低速回線4−1〜4−n、
5−1〜5−nを介して各端末2−1〜2−n、3−1
〜3−nにそれぞれ分離(ドロップ)する。また、各端
末2−1〜2−n、3−1〜3−nから各低速回線4−
1〜4−n、5−1〜5−nを介して送られる信号を、
各高速伝送路1−0、1−1の所定チャネルに多重(ア
ッド)する。
【0023】図2に、各ノードA〜Fの主要部構成を示
す。すなわち、各ノードA〜Fは二重化構成となってお
り、現用系装置6−0が現用系高速伝送路1−0を介し
て、また予備系装置6−1が予備系高速伝送路1−1を
介してそれぞれ隣接するノードに接続されている。
【0024】現用系装置6−0に、現用系高速伝送路1
−0を介して入力された隣接ノードからの高次群信号
は、現用系伝送路インタフェース(I/F)部7−0を
介して現用系多重分離部8−0に導入される。現用系多
重分離部8−0では、高次群信号がnチャネル分の低次
群信号に分離され、各チャネルごとに設けられた主端末
用現用系インタフェース(I/F)部9−1〜9−nに
それぞれ導かれる。
【0025】予備系装置6−1においても同様に、予備
系高速伝送路1−1を介して入力された隣接ノードから
の高次群信号が、予備系伝送路インタフェース(I/
F)部7−1を介して予備系多重分離部8−1に導入さ
れ、nチャネル分の低次群信号に分離される。そして、
各チャネルごとに設けられた主端末用予備系インタフェ
ース(I/F)部10−1〜10−nにそれぞれ導かれ
る。
【0026】主端末用現用系I/F部9−1〜9−nか
ら出力される低次群信号は、それぞれn個のチャネルに
対応して設けられた選択装置11−1〜11−nに入力
される。同様に、主端末用予備系I/F部10−1〜1
0−nから出力される低次群信号も、それぞれ選択装置
11−1〜11−nに入力される。すなわち、選択装置
11−1〜11−nには、それぞれ現用系高速伝送路1
−0から分離された低次群信号と、予備系高速伝送路1
−1から分離された低次群信号とが与えられる。
【0027】選択装置11−1〜11−nでは、主端末
用現用系I/F部9−1〜9−nの障害の有無に応じ
て、両方の低次群信号の出力先が選択される。すなわ
ち、障害が無い場合には、現用系高速伝送路1−0から
分離された低次群信号が主端末2−1〜2−nに、予備
系高速伝送路1−1から分離された低次群信号が付加端
末3−1〜3−nにそれぞれ導かれる。障害が発生した
場合には、予備系高速伝送路1−1から分離された低次
群信号のみが主端末2−1〜2−nに導かれる。
【0028】一方、主端末2−1〜2−nおよび付加端
末3−1〜3−nから送出された低次群信号は、選択装
置11−1〜11−nを介して主端末用現用系I/F部
9−1〜9−nおよび主端末用予備系I/F部10−1
〜10−nに導かれる。主端末用現用系I/F部9−1
〜9−nを経て出力された低次群信号は、現用系多重分
離部8−0にて高次群信号に多重化され、現用系伝送路
I/F部7−0を介して隣接ノードに伝送される。同様
に、主端末用予備系I/F部10−1〜10−nを経て
出力された低次群信号は、予備系多重分離部8−1にて
高次群信号に多重化され、予備系伝送路I/F部7−1
を介して隣接ノードに伝送される。
【0029】次に、各ノードA〜Fにおける選択装置1
1−1〜11−nの構成を、選択装置11−1を例に採
って説明する。図3は、その構成を示す図である。な
お、他の選択装置11−2〜11−nについても同様の
構成となっている。
【0030】すなわち、本実施の形態における選択装置
11−1〜11−nは、図6、7に示す従来の構成に加
え、新たにリレー801〜804を備えている。ここ
で、各リレー801〜804の一方の切替端子に対して
付与された符号Tは、(Test)を意味する。
【0031】さて、図2において、現用系装置6−0、
予備系装置6−1、選択装置11−1〜11−nに対す
る制御は制御部12により統括的に行なわれる。この制
御部12は、例えばマイクロコンピュータなどをその主
制御部とし、チャネル分離/多重やクロック抽出などに
係わる既知の制御機能に加え、ループバック制御手段1
2aを備えている。
【0032】このループバック制御手段12aは、例え
ばプログラムメモリなどに記憶されたソフトウェアとし
て実現される処理機能であり、主端末用現用系I/F部
9−1〜9−nの障害の有無、また付加端末3−1〜3
−nの接続の有無に応じて、選択装置11−1〜11−
nにおけるリレー701〜704、801〜804の切
替状態を制御するものである。
【0033】次に、本実施の形態における動作を、図3
乃至図5を参照して説明する。図3は、付加端末3−1
が接続され、かつ主端末用現用系I/F部9−1に障害
が無い状態での、各リレーの切替状態及び信号の流れを
示している。すなわち定常状態では、リレー701、7
02、801、802は端子Nに切り替えられており、
これにより主信号(図中実線)が主端末2−1と主端末
用現用系I/F部9−1との間で授受される。また、リ
レー703、704が端子P側に切り替えられており、
これによりパートタイム信号が付加端末3−1と主端末
用予備系I/F部10−1との間で授受される。なお、
図3においてリレー803、804は信号の流れに関与
しないので、E,Tいずれの端子に接続されていても良
い。
【0034】さて、この状態から付加端末3−1が取り
外された場合、または最初から接続されていない場合、
制御部12はその旨を検出し、選択装置11−1におけ
る各リレー701〜704、801〜804の切替状態
を図4に示すように設定する。すなわち、リレー80
3、804を端子T側に、リレー703、704を端子
E側にそれぞれ切り替える。これにより、主信号の伝送
経路は保たれつつも、主端末用予備系I/F部10−1
から送出されるパートタイム信号(図中一点鎖線)が、
主端末用予備系I/F部10−1の入力ポートに折り返
される(ループバックされる)。
【0035】これにより、主端末用予備系I/F部10
−1では、入力有りの旨が継続的に検出されることにな
り、入力断による警報の発生を防止することが可能とな
る。次に、図3の状態から主端末用現用系I/F部9−
1に障害が発生した場合、各リレー701〜704、8
01〜804は図5に示すように切り替えられる。すな
わち、制御部12により主端末用現用系I/F部9−1
の障害が検出されると、制御部12はリレー701、7
02、803、804、703、704を端子E側に、
リレー801、802を端子T側にそれぞれ切り替え
る。これにより、主信号(図中実線)が主端末2−1か
ら主端末用予備系I/F部10−1に導かれ、障害が救
出されると共に、主端末用現用系I/F部9−1の出力
ポートと入力ポートとが電気的に接続される。
【0036】これにより、主信号を障害から救出しつつ
も、主端末用現用系I/F部9−1から出力された信号
(図中二点鎖線)が、選択装置11−1内部で主端末用
現用系I/F部9−1の入力ポートに折り返されること
になる。したがって、筐体から取り外す必要なく、主端
末用現用系I/F部9−1の伝送試験を行えるようにな
る。
【0037】このように本実施の形態では、付加端末3
−1〜3−nを接続しない場合に、主端末用予備系I/
F部10−1〜10−nの出力信号を選択装置11−1
〜11−n内部で折り返し、主端末用予備系I/F部1
0−1〜10−nの入力ポートに導くようにしている。
【0038】このようにしたので、付加端末3−1〜3
−nを接続しなくとも、主端末用予備系I/F部10−
1〜10−nでは常に信号入力が検出されることにな
る。したがって、入力断の警報が発生しなくなり、マス
キングの必要も無くなる。これにより、付加端末3−1
〜3−nの接続/取り外しのたびに警報のマスキングの
解除/設定を行う必要が無くなり、運用ソフトウェアを
簡略化することができるようになる。さらに、警報がマ
スクされていないので、主端末用予備系I/F部10−
1〜10−nに障害が生じた場合には直ちにこれを検出
することが可能となる。これにより、主端末用予備系I
/F部10−1〜10−nが故障したまま放置されるこ
とがなくなり、主端末用現用系I/F部9−1〜9−n
の障害に伴う現用/予備切替時に、主信号を確実に救出
できるようになる。
【0039】また本実施の形態では、主端末用現用系I
/F部9−1〜9−nの障害に伴う現用/予備切替時
に、主端末用現用系I/F部9−1〜9−nの入力ポー
トおよび出力ポートを、選択装置11−1〜11−nの
内部で電気的に接続するようにしている。このようにし
たので、主端末用現用系I/F部9−1〜9−nを装置
筐体から取り外すこと無く、動作試験を行うことが可能
となる。これにより、動作試験の際の手間を大幅に省く
ことが可能となり、非常に便利となる。
【0040】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば上記実施の形態では、従来の選
択装置の内部に新たにリレーを組み込むようにしたが、
従来の選択装置の構成はそのままに、外部にスイッチン
グモジュールを付加する事で、ループバックできるよう
にしても良い。このようにすることで、構成を簡素化で
きるほか、既存の構成を生かして新たなシステムを構築
できる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変形実施を行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、付加端末
を接続しない場合に、主端末用予備系インタフェース手
段の出力を折り返し、同じ主端末用予備系インタフェー
ス手段の入力側に戻すようにしたので、入力断の警報の
発生を回避できるようになり、マスキングの必要が無く
なる。したがって、現用/予備切り替えの度にマスキン
グを行う手間が省かれ、また主端末用予備系インタフェ
ース手段の障害を直ちに検出できるようになり、現用系
障害時の主信号救出を保証することが可能となる。した
がって、運用上の便宜を図れるようになる。
【0042】また本発明は、主端末用現用系インタフェ
ース手段に障害が発生した場合に、当該主端末用現用系
インタフェース手段の入力ポートと出力ポートとを接続
するようにしたので、障害の発生した主端末用現用系イ
ンタフェース手段の動作確認試験を簡易に行えるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わる光通信システム
の構成を示す図。
【図2】 本発明の実施の形態に係わる各多重化端局装
置(ノード)A〜Fの主要部構成を示す図。
【図3】 本発明の実施の形態に係わる選択装置11−
1〜11−nの構成を示す図。
【図4】 本発明の実施の形態において、付加端末3−
1〜3−nを接続しない場合の信号の流れを示す図。
【図5】 本発明の実施の形態において、主端末用現用
系I/F部9−1〜9−nに障害が発生した場合の信号
の流れを示す図。
【図6】 従来の選択装置の構成を示す図。
【図7】 従来の選択装置において、主端末用現用系I
/F部に障害が発生した場合の信号の流れを示す図。
【符号の説明】
A〜F…ノード(多重化端局装置) 1−0…現用系高速伝送路 1−1…予備系高速伝送路 2−1〜2−n…主端末 4−1〜4−n…主端末用低速回線 3−1〜3−n…付加端末 5−1〜5−n…付加端末用低速回線 6−0…現用系装置 6−1…予備系装置 7−0…現用系伝送路インタフェース(I/F)部 8−0…現用系多重分離部 9−1〜9−n…主端末用現用系インタフェース(I/
F)部 10−1〜10−n…主端末用予備系インタフェース
(I/F)部 11−1〜11−n…選択装置 12…制御部 12a…ループバック制御手段 701〜704、801〜804…リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 12/28 H04L 11/20 C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用系および予備系に二重化された高速
    伝送路を介して伝送される多重信号を複数のチャネルに
    分離すると共に、低速側端末からの信号を多重化して前
    記高速伝送路に送出する多重化端局装置であって、 現用系高速伝送路を介して伝送される信号に係わる多重
    /分離を行う現用系装置と、 予備系高速伝送路を介して伝送される信号に係わる多重
    /分離を行う予備系装置と、 前記各チャネルに応じて前記現用系装置に設けられ、前
    記分離された信号のそれぞれのインタフェースをとる複
    数の主端末用現用系インタフェース手段と、 前記各チャネルに応じて前記予備系装置に設けられ、前
    記分離された信号のそれぞれのインタフェースをとる複
    数の主端末用予備系インタフェース手段と、 前記各チャネルに応じて設けられ、主信号の授受を行う
    主端末がそれぞれ接続されると共に、パートタイム信号
    の授受を行う付加端末がそれぞれ必要に応じて接続さ
    れ、前記主信号および前記パートタイム信号の伝送経路
    を選択的に切り替える選択手段とを備える前記多重化端
    局装置において、 前記付加端末が接続されない場合に、対応する前記主端
    末用予備系インタフェース手段の出力信号を、当該主端
    末用予備系インタフェース手段の入力ポートに折り返す
    ようにしたことを特徴とする多重化端局装置。
  2. 【請求項2】 現用系および予備系に二重化された高速
    伝送路を介して伝送される多重信号を複数のチャネルに
    分離すると共に、低速側端末からの信号を多重化して前
    記高速伝送路に送出する多重化端局装置であって、 現用系高速伝送路を介して伝送される信号に係わる多重
    /分離を行う現用系装置と、 予備系高速伝送路を介して伝送される信号に係わる多重
    /分離を行う予備系装置と、 前記各チャネルに応じて前記現用系装置に設けられ、前
    記分離された信号のそれぞれのインタフェースをとる複
    数の主端末用現用系インタフェース手段と、 前記各チャネルに応じて前記予備系装置に設けられ、前
    記分離された信号のそれぞれのインタフェースをとる複
    数の主端末用予備系インタフェース手段と、 前記各チャネルに応じて設けられ、主信号の授受を行う
    主端末がそれぞれ接続されると共に、パートタイム信号
    の授受を行う付加端末がそれぞれ必要に応じて接続さ
    れ、前記主信号および前記パートタイム信号の伝送経路
    を選択的に切り替える選択手段とを備える前記多重化端
    局装置において、 前記主端末用現用系インタフェース手段に障害が発生し
    た場合に、対応する主端末と、この主端末に対応する主
    端末用予備系インタフェース手段とを接続すると共に、
    当該主端末用現用系インタフェース手段の出力ポートと
    入力ポートとを接続するようにしたことを特徴とする多
    重化端局装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006222632A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Kddi Corp 光クロスコネクト装置と伝送装置の連係方式
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