JP2000024994A - カッティングプロッタ - Google Patents

カッティングプロッタ

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JP2000024994A
JP2000024994A JP10195753A JP19575398A JP2000024994A JP 2000024994 A JP2000024994 A JP 2000024994A JP 10195753 A JP10195753 A JP 10195753A JP 19575398 A JP19575398 A JP 19575398A JP 2000024994 A JP2000024994 A JP 2000024994A
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JP
Japan
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area
cutting
pinch roller
cut
central
Prior art date
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Pending
Application number
JP10195753A
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English (en)
Inventor
Masahide Yoyu
雅英 与猶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動ローラとピンチローラとでカッティング
材を挟んで前後方向に移送しながら、左右方向に移送さ
れるカッターペンを作用させて、上記カッティング材に
ついて所望の形状のカッティングを行うカッティングプ
ロッタであって、ピンチローラを3個以上有したもので
あっても、中央部のピンチローラのカッティング切り口
に対する影響を低減する。 【構成】 中央に存在するピンチローラの通過路を含む
領域を設定し、当該領域に関わるカッティング命令につ
いてはその他の領域に存在するカッティング命令を実行
した後、実行するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カッティング材を所
望の形状に切断するカッティングプロッタに関する。さ
らに詳しく言えば、大サイズのカッティング材を3個以
上の駆動ローラーに接触するピンチローラを用いて移送
する形式のカッティングプロッタの改善に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカッティングプロッタの一つの
形式として、図2に示す形式のカッティングプロッタが
あった。このプロッタは、ライティングパネル10、駆
動ローラ11、プラテンローラ12、カッターペン1
3、ピンチローラ14及びカッティング材としてのシー
ト15を備えている。
【0003】駆動ローラ11とプラテンローラ12はラ
イティングパネル10に埋め込まれており、この内の駆
動ローラは図示しないモータに連結されて前後に回転可
能に成されている。また、プラテンローラ12は駆動ロ
ーラ11にベルトなどで連結されて駆動ローラと同期し
て回転するよう構成されている。複数のピンチローラ1
4は、駆動ローラ11に所望の位置で係合する。図示し
た例では、シート15の両端に係合する一対のピンチロ
ーラとシート15の中央部に係合する中央部ピンチロー
ラが備えられている。したがって、シート15は駆動ロ
ーラ11とこれらのピンチローラ14に挟まれ駆動ロー
ラ11の回転にしたがって第1の方向に前進若しくは後
進移動される。
【0004】カッターペン13は、図示しないペンキャ
リッジにより上記第1の方向と直角の第2の方向に前進
若しくは後進移動される構成を有している。したがっ
て、シート15を第1の方向に移動させながら第2の方
向に移動するカッターペン13を作用させることで、シ
ート15を所望の形状に切断することができる。なお、
このカッターペン13の作用点はプラテンローラ12上
に設けている。プラテンローラ12もまた駆動ローラ1
1と同期回転しているので、このペン13とシート15
との摩擦の影響を低減している。
【0005】一般に、ピンチローラ14は、シート15
の両端部を駆動ローラ11と挟むように、一対設ければ
十分であるが、大サイズのカッティング材を用いようと
する場合、両端のピンチローラ14のみの支持では不足
する場合があった。図2の例では、このような支持不足
を解消するために、中央部に中央部ピンチローラ14を
設けた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなカッティ
ングプロッタを用いて、所望の画像(形状)を切断する
場合、カッティング動作中のシート15の前後移送の際
に、すでに切断された部分を中央部ピンチローラ14が
通過する事態が生じうる。特に、中央部ピンチローラ1
4が通過するシート15の中央部を切断するカッティン
グ命令が最初に到来し、シート15の移送方向の前後端
部分をカッティングするカッティング命令が多数ランダ
ムに到来するような事態にいたっては、最初に切断した
部分が何回も中央部ピンチローラ14により往復動され
ることとなる。これは中央部の切断部の切り口が何回も
刺激されて、最悪の場合にはシート15がめくれ移送異
常を生じ、カッティング作業そのものを無駄にしてしま
いかねない。この発明は、この点を改善するために成さ
れたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、駆動ローラとピンチローラとでカッティング材
を少なくとも3点で挟んで、第1の方向に移送しなが
ら、カッターを上記第1の方向と直角の第2の方向に移
送して、上記カッティング材を所望の形状に切断するカ
ッティングプロッタにおいて、上記カッティング材の移
動方向に対して少なくとも両側にカッティング領域が形
成される位置に配置されるピンチローラ(中央部ピンチ
ローラという)の位置を認識する位置認識手段、該位置
認識手段の認識結果に基づいて、上記中央部ピンチロー
ラの上記カッティング材に接触する領域を含む中央部領
域を設定する領域設定手段、該領域設定手段で設定され
た領域にあるカッティング命令に関しては、他の領域に
あるカッティング命令の実行後に行わせるカッティング
実行手段、とを設けたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】この発明のカッティングプロッタは、図2と
同等の構成を有しているが、図示しない制御手段内に、
図3に示す各手段を有している。すなわち、ピンチロー
ラ位置特定手段20、領域設定手段21、領域毎カット
命令作成手段22及び領域毎カット順序指定手段23で
ある。
【0009】ピンチローラ位置特定手段20は、図2に
示した中央部のピンチローラ14の位置を特定すなわち
認識する手段である。図2の例では、中央部ピンチロー
ラ14は両端部に設けられたピンチローラの中間位置に
不動配置されており、既知である。これとは別に、中央
部ピンチローラ14が駆動ローラ11の長手方向に移動
可能に構成されているカッティングプロッタがあるが、
このようなカッティングプロッタの場合には、中央部ピ
ンチローラ14を支持する支持手段に被検出部材を、カ
ッターペン13を移動するキャリッジにこの被検出部材
を検出するためのセンサを設け、電源投入時等にキャリ
ッジを走査して中央部ピンチローラ14の位置を認識す
るよう構成しても良い。
【0010】領域設定手段21は、ピンチローラ位置特
定手段20の出力に応じて動作するもので、例えば図1
に示す「A」、「B」及び「C」の領域を設定するもの
である。図1に示したシート15の両端部及び中央部に
はピンチローラ14の通過する部分すなわちピンチロー
ラ通路141が存在する。カッティング有効領域は、両
端のピンチローラ通路141を除いた中央部全体である
が、この実施例装置では中央部ピンチローラ14が通過
する部分を含む所定の幅の領域を他と区別する。すなわ
ち、この領域を「C」領域として設定する。なお、
「A」及び「B」領域は同等なものであるが、便宜上区
別した。
【0011】領域毎カット命令作成手段22は、領域設
定手段21で設定された各領域毎にカッティング命令を
再構築する手段ということができる。例えば、図1を参
照すれば、カッティング有効領域内において、点a2、
b2、b3及びa3を通ってa2にいたる大きな四角形
のカッティング命令と、点a11、b7、b6、a6、
a7、c10、c7、a10を通ってa11にいたるカ
ッティング命令、点c6、b10、b11、c11を通
ってc6にいたるカッティング命令からなる「A」字状
の形状を切断するカッティング命令とがあったとする。
【0012】a2からb2にいたる線分カッティング命
令については、a2からa1(c2)にいたるカッティ
ング命令(領域「A」内のカッティング命令)と、c2
からc1(b1)にいたるカッティング命令(領域
「C」内のカッティング命令)及びb1からb2にいた
るカッティング命令(領域「B」内のカッティング命
令)とに分解するとともに再構築する。同様に、a11
からb7にいたる線分カッティング命令については、
「a11からa12(c3)」、「c3からc4(b
8)」及び「b8からb7」にそれぞれいたる3つのカ
ッティング命令に分割し再構築する。
【0013】少なくとも領域「C」すなわち中央部ピン
チローラ14の通過路を含む領域にまたがるすべてのカ
ッティング命令は、領域「C」にのみ属するカッティン
グ命令と領域「C」には無関係なカッティング命令とに
分割され再構築される。なお、「A」、「B」及び
「C」のそれぞれの領域のみに存在するカッティング命
令についてはその領域属性のみを識別するのみで分割は
行わない。
【0014】領域毎カット順序指定手段23は、この実
施例手段では各領域毎にカッティング動作を行わせるた
めの順序づけを行っている。この順序づけは、この実施
例装置では次の2つの事項を行っている。第1番目の順
序づけは領域「A」に属するカッティング命令群の実
行、領域「B」に属するカッティング命令群の実行を順
次行わせ、最後に領域「C」に属するカッティング命令
群の実行を行わせるための順序づけであり、第2番目の
順序づけは領域「C」内のカッティング命令群の実行の
順序づけである。
【0015】今、図1に示すように、ピンチローラ14
の上方にカッターペン13が存在する位置関係にあると
する。また、領域「A」、「B」のカッティング命令が
完了し、最後の領域「C」のカッティング命令群を実行
する段階にあるとする。カッターペン13はピンチロー
ラ14の上方にあるので、領域「C」内のカッティング
命令について上方に存在する順にしたがってカッティン
グを行わせることで、切断済みのシートをさらに中央部
ピンチローラ14で、再び通過させてしまう回数を極力
少なくすることができる。
【0016】なお、この場合において、領域「C」内に
おいて、円等の閉図形カッティング命令が存在した場
合、上下2つの例えば円弧カッティング命令に分割再構
築する手段をさらに設けることができる。そして、最後
の領域「C」内のカッティングに関して、切断済み部分
については中央部ピンチローラ14が再通過することが
ないようにしても良い。
【0017】以上の実施例においては、中央部ピンチロ
ーラが通過する領域にまたがるカッティング命令につい
ては、当該通過領域とその他の領域のそれぞれのカッテ
ィング命令に分割再構築する例を示したが、これとは別
に、中央部ピンチローラの通過領域にまたがるカッティ
ング命令及び当該領域内のみに存在するカッティング命
令については、当該領域以外に存在するカッティング命
令が実行された後に実行するようにしても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、大サイズのカッティング材をカッティングする等3
個以上のピンチローラを用いたカッティングプロッタに
ついても、中央部のピンチローラの通過路について考慮
したので、当該通過路に関わるカッティング切り口が当
該ピンチローラにより擦られる回数を最小限にできるの
で、カッティング品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカッティング動作を説明するための模
式的説明図である。
【図2】本発明が作用されうるカッティングプロッタの
一例を示す構成斜視図である。
【図3】本発明のカッティングプロッタ制御手段を示す
説明図である。
【符号の説明】 11:駆動ローラ 12:プラテンローラ 13:カッ
ターペン 14:ピンチローラ 20:ピンチローラ位置特定手段 21:領域設定手段 22:領域毎カット命令作成手段 23:領域毎カット順序指定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動ローラとピンチローラとでカッティ
    ング材を少なくとも3点で挟んで、第1の方向に移送し
    ながら、カッターを上記第1の方向と直角の第2の方向
    に移送して、上記カッティング材を所望の形状に切断す
    るカッティングプロッタにおいて、 上記カッティング材の移動方向に対して少なくとも両側
    にカッティング領域が形成される位置に配置されるピン
    チローラ(中央部ピンチローラという)の位置を認識す
    る位置認識手段、 該位置認識手段の認識結果に基づいて、上記中央部ピン
    チローラの上記カッティング材に接触する領域を含む中
    央部領域を設定する領域設定手段、 該領域設定手段で設定された領域にあるカッティング命
    令に関しては、他の領域にあるカッティング命令の実行
    後に行わせるカッティング実行手段、 とを有したことを特徴とするカッティングプロッタ。
JP10195753A 1998-07-10 1998-07-10 カッティングプロッタ Pending JP2000024994A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006095822A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Roland Dg Corp カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ
JP2021028105A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 株式会社リコー シート加工装置、画像形成システム

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