WO1998029334A1 - Procede servant a preparer du nitrure d'aluminium - Google Patents

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Hirohisa Miura
Nagayoshi Matsubara
Masaoki Hashimoto
Junichi Yokka
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Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha
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    • C01B21/072Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron with aluminium
    • C01B21/0722Preparation by direct nitridation of aluminium
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    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/12Surface area

Definitions

  • Japanese Unexamined Patent Publication No. Hei 5-279092 discloses that the particle size of an aluminum powder raw material to be nitrided is The upper limit is set to 60 m because if it exceeds this, the nitriding reaction does not proceed sufficiently. Therefore, aluminum powder having a larger particle size cannot be used as a raw material, and fine aluminum powder having relatively high cost must be used.
  • the present inventor has proposed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-166321 that the use of a nitriding aid makes it possible to easily nitride the surface of a block-shaped aluminum base material, which is normally difficult to nitride.
  • a nitriding aid relatively fine aluminum powder can be used. The effect is not clear yet, but the nascent nitrogen that is generated when aluminum powder as a nitriding aid is nitrided is related to the nitridation of the base aluminum. Expected.
  • the coarse aluminum powder powder obtained by cutting is preferable. Specifically, aluminum machining waste generated by machining such as cutting, grinding, and wire cutting can be used.
  • shape of the coarse aluminum powder various shapes such as a granular shape, a needle shape, a band shape, and a foil shape can be used. The charging efficiency is poor for an aluminum raw material that is too bulky, and it takes time to nitride to the core in a shape that is too thick.
  • sintering occurs at the same time as nitriding, and it becomes difficult to break the fired material.
  • the nitriding may be performed once at a temperature of 500 to 100 ° C., or may be performed at the first nitriding temperature equal to or lower than the melting point of aluminum or aluminum alloy material. Alternatively, it may be performed in two stages of second nitriding in which nitriding is performed at a second nitriding temperature higher than the melting point of the aluminum alloy material and lower than 100 ° C.
  • the first nitriding and the second nitriding can be nitrided at two or more different first nitriding temperatures and second nitriding temperatures, respectively.

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Description

明 細 書
窒化アルミ二ゥムの製造方法 技術分野
本発明は、 アルミニウムの窒化処理法、 特に粉砕の容易なアルミニウムの窒化 処理法に関する。 背 技 i sr
アルミニウムを 1 0 0 %窒化することにより得られる窒化アルミニウムは、 熱 伝導性に優れ、 かつ電気絶縁性が良い事より基板材料として使用されている。 こ の窒化アルミニウムは、 アルミナの炭素還元またはアルミニウム粉体の直接窒化 により製造されている。 アルミニウム粉体の直接窒化法では、 粒径 4 0 0 m以 下のアルミニウム粉末を使用し、 9 0 0〜 1 4 0 0 DCの温度で窒化処理し、 その 後破砕して微細化する方法が工業的に実用化されている。
また、 アルミニウム粉体の直接窒化法ではその窒化性を高めるため、 アルミ二 ゥム粉末を破砕して燐片状としこれと窒化アルミニウム粉末とを混合したものを 原料とする方法、 粒径 2 5 0 m以下の金属アルミ粉末をアルミの融点以下で一 度窒化し、 それを平均粒径 1 5 i m以下に破砕後さらに 1 3 0 0〜 1 4 0 0 で 窒化する方法 (特開昭 6 1— 8 3 6 0 8 ) 、 金属アルミ粉末に弗素含有アンモニ ゥム化合物と窒化アルミ粉末を混合した原料を一度 4 3 0〜 6 5 0 °Cで窒化後、 さらに 9 0 0〜: I 3 0 0 °Cの温度域で窒化する方法 (特開昭 6 2— 3 0 0 7 ) 力く 知られている。
また、 特開平 5 - 2 7 9 0 0 2号公報では、 原料のアルミニウム粉末の粒径を 1 0〜 6 0 z m、 混合する窒化促進剤の A 1 Nの粒径を 0 . 5〜 3 ^ m、 混合体 の嵩密度を 0 . 6〜 1 . 9 c m 3として窒化処理をおこなうことで、 粉砕性 に優れた窒化アルミニウム粉末を製造する方法を開示している。
特開平 5— 2 7 9 0 0 2号公報は、 窒化されるアルミニウム粉末原料の粒径の 上限を 6 0 mに設定しているのはこれを越える場合には窒化反応が十分進行し ないためである。 そのため、 これより粒径の大きいアルミニウム粉末を原料とし て用いることができず、 コス卜の比較的高い細かいアルミニゥム粉末を用いる必 要があった。
しかし細かいアルミニウム粉末を原料とすると窒化処理時に原料のアルミニゥ ム粉末が密に詰まり、 通気性が十分でなく窒化反応がおこりにくい。 そこで窒化 を十分おこなわせるために窒化処理温度を高温にしている (例えば、 アルミニゥ ムの融点以上で処理している) 。 その結果、 窒化処理後はアルミニウム粉末同士 が強固に凝集してしまい、 粉砕性が不十分であるという不具合がある。
この不具合に対して特開平 5 - 2 7 9 0 0 2号公報に見られるように、 通常 ( 4〜 1 0 / m ) より細かい焼結防止作用のある A 1 N粉末を用いることで、 了 ルミニゥム粉末同士を適度に隔離して、 窒化時の凝集を防止しょうとしている。 しかし使用する A 1 N粉末を比較的多く混合する必要があるため、 コスト高とな るとともに、 生産性が悪い。 さらに、 混合体の嵩密度を制御することが必要であ o
本発明はかかる問題を解決することを課題とする。 発明の開示
本発明者は、 特開平 7 - 1 6 6 3 2 1号公報において、 窒化助剤を用いると、 通常では窒化が困難なプロック状のアルミニウム基材の表面を容易に窒化できる ことを提案した。 窒化助剤としては、 比較的細かいアルミニウム粉末を使用でき る。 その作用は、 まだ明確にはなっていないが、 窒化処理助剤としてのアルミ二 ゥム粉末が窒化されるときに生成する、 発生期の窒素が基材のアルミニウムの窒 化に関係しているものと予想される。
本発明者等は、 この知見を元に窒化処理助剤を用いれば、 前記のアルミニウム 基材と同様に比較的大きなアルミニウム粉末でも容易に窒化できることに想到し 本発明を完成した。
本発明の窒化アルミニウムの製造方法は、 全体を 1 0 0重量%としたとき、 5 0〜 9 7重量%を占める J I Sのふるい目開きが 2 1 0〃m ( 7 0メッシュ) 以 上のアルミニウムまたはアルミニウム合金粉末からなる粗大アルミ粉末と、 残り
5 0〜3重量%を占める J I Sのふるい目開きが 2 1 0 β τα ( 7 0メッシュ) 未 満のアルミニウム粉末、 アルミニウム合金粉末の少なく とも 1種からなる窒化促 進粉末と、 からなる混合原料粉末を 5 0 0〜 1 0 0 0 °Cの窒素ガス雰囲気下で直 接窒化することを特徴とする。
本発明の窒化アルミニウムの製造方法では 2 1 0 ( 7 0メッシュ) 未満の アルミニウム粉末またはアルミニウム合金粉末が窒化され、 この窒化により 2 1 0 m ( 7 0メッシュ) 以上のアルミニウムまたはアルミニウム合金粉末からな る粗大アルミ粉末の窒化が促進されて窒化される。 これにより混合原料粉末全体 を窒化できる。 この混合原料粉末は粗大アルミ粉末を多量に含有しているため窒 素ガスの供給が容易で窒化反応が容易に進行する。 また、 アルミニウムの融点以 下の低い温度で窒化できるため得られる窒化アルミニゥムが固く焼結されること もない。 発明を実施するための最良の形態
本発明の窒化アルミニウムの製造方法で窒化される混合原料粉末は、 全体を 1 0 0重量%としたとき、 5 0〜9 7重量%を占める J I Sのふるい目開き (以下、 ふるい目開きは J I Sの規格のものを言う) が 2 1 0〃m ( 7 0メッシュ) 以上 のアルミニウムまたはアルミニウム合金粉末からなる粗大アルミ粉末と、 残り 5
0〜 3重量%を占めるふるい目開きが 2 1 0 z m ( 7 0メッシュ) 未満のアルミ ニゥム粉末、 アルミニウム合金粉末の少なく とも 1種からなる窒化促進粉末と、 カヽ なる。
粗大アルミ粉末としては、 切削加工で得られる粉末が好ましい。 具体的には切 削、 研削、 ワイヤ切断等の機械加工で生じるアルミニウムの加工屑が使用できる。 粗大アルミ粉末の形状としては粒状、 針状、 帯状、 箔状等の各種形状のものが使 用できる。 形状があまり嵩張る形状のアルミニウム原料では装入効率が悪く、 ま たあまり厚い厚さをもつ形状では芯部まで窒化するのに時間を要する。 一方、 あ まり細かい粉末では窒化と同時に焼結を生じ、 焼成材を破砕するのが困難となる。 各種原料を窒化試験した結果では、 ふるい目開き 5 m mを通過し、 ふるい目開 き 2 1 0 m ( 70メッシュ) を通過しない原料が望ましい。 ふるい目開き 5m m以上の原料では装入効率が悪く、 また芯部まで窒化するのに時間を要するので 好ましくない。 一方、 ふるい目開き 2 1 O /zm ( 70メッシュ) を通過しない原 料では硬い焼結体となり、 破砕が困難となるので好ましくない。
アルミニウムの細棒を力ッ 卜することにより製造した力ッ トワイヤ一がショッ トクリ一ニング用等の目的で市販されている。 この原料もふるい目開き 5 mmを 通過し、 ふるい目開き 2 1 0 mを通過しない原料であり、 本発明の粗大アルミ 粉末原料として使用できる。 この原料の嵩密度は 1. 2以上を有し、 この原料の みを装入すると充填効率が良すぎて、 粒子同士が焼結する。 このため嵩密度の低 い原料、 例えば、 鋸屑 (嵩密度; 0. 2〜0. 8 ) と混合し、 見掛け嵩密度を 0. 1〜 1. 2望ましくは 0. 2〜 1. 0で使用することが望ましい。
粗大アルミ粉末の形状をその直径または一辺の長さ (短辺) で規定すると、 そ の直径または一辺の長さ (短辺) が 0. 2 mm以上、 5 mm以下の粒状、 帯状ま たは箔状であるのが好ましい。
この粗大アルミ粉末は、 純粋なアルミニウム粒子でも他の金属と合金化された アルミニウム合金粒子でもよい。 特に、 0. 5重量% (以下、 %は特に断らない かぎり重量%を意味する。 ) 以上のマグネシウムを含む合金が好ましい。 アルミ ニゥム材料は非常に酸化されやすい金属であり、 その最表面には若干の自然酸化 膜を有しているのが普通であり、 この酸化膜が窒化を妨害する。 この場合には被 窒化アルミニウム材料として、 マグネシウムを 0. 5 %以上含む材料を使用する ことにより解決される。 マグネシウムは大変蒸発しやすい金属であり、 大気圧下 540°Cで 30 P a程度の蒸気圧を有し、 このマグネシウム蒸気が酸素ゲッター として作用し、 窒化が促進されると思われる。
窒化促進粉末は、 ふるい目開きが 2 1 0 ^ m ( 70メッシュ) 未満のアルミ二 ゥム粉末、 アルミニウム合金粉末の少なく とも 1種からなる。 かかるアルミニゥ ム粉末またはアルミニウム合金粉末としては通常のァトマイズ粉を使用できる。 特にふるい目開き 1 50 /zm ( 1 00メッシュ) 以下の通常ァ卜マイズ粉が好ま しい。 また、 前記粗大アルミ粉末と同様にマグネシウムを 0. 5 %以上含むアル ミニゥム合金粉末が好ましい。 この混合原料粉末を構成する粗大アルミ粉末と窒化促進粉末は、 混合原料粉末 全体を 1 0 0 %としたとき粗大アルミ粉末が 5 0〜 9 7 %、 窒化促進粉末が残り り 5 0〜 3 %を占める。 窒化促進粉末は焼結防止の点からは少ないことが望まし いが、 窒化の反応性向上の点から 3 %以上、 望ましくは 5 %以上が望ましい。 また、 窒化促進粉末は一度に窒化される混合原料粉末のサイズが大きくなるに したがい配合量を増加することが望ましく、 窒化促進粉末の 5 0 %の配合でも反 応性からは問題がないが、 処理後の破砕性からは 4 0 %以下であることが望まし い。
この混合原料粉末に窒化アルミニウム粉を配合することができる。 この窒化ァ ルミ二ゥム粉はアルミニウム粉末同志の固着、 焼結防止の機能をもつ。 窒化アル ミニゥム粉は、 混合原料粉末の全体を 1 0 0 %としたとき 5〜 2 0 %程度配合す るのが好ましい。 3 0 %を越えての添加は歩留まり上好ましくない。
窒化に供される混合粉末の堆積状態は、 嵩密度で 0 . 1〜 1 . 2であるのが、 さらに好ましくは嵩密度で 0 . 2〜 1 . 0であるのがよい。
窒化は純窒素ガス雰囲気下でなされる。 ここで純窒素ガスとは純度が 9 9 . 9 %以上であり、 かつ最も重要なことは配管その他から空気の流入のないことであ り、 炉内雰囲気の露点を測定することにより管理される。 通常露点は一 2 0 °C以 下で管理される。
窒化温度は 5 0 0〜 1 0 0 0 °Cである。 窒化温度が 5 0 0 °C未満の場合、 窒化 速度が遅くなり、 実質的に反応が生じない場合がある。 逆に 1 0 0 0 °Cを越える と急速な窒化反応を生じ、 原料間の焼結を生じかえって窒化率は低下する。 処理 温度は低いほど微細粒が得られることが知られている。
窒化時間としては 3〜 1 5時間程度である。
なお、 窒化は 5 0 0〜 1 0 0 0 °Cの温度の 1段回行っても、 あるいはアルミ二 ゥムまたはアルミニウム合金材料の融点以下の第一の窒化温度で行う第一窒化に 引続きアルミニウムまたはアルミニウム合金材料の融点より高く、 かつ 1 0 0 0 °Cより低い第二の窒化温度で窒化する第二窒化の 2段階で行ってもよい。 なお、 第一窒化、 第二窒化をそれぞれ異なった 2つ以上の第一の窒化温度、 第二の窒化 温度で窒化することもできる。 具体的にはアルミニウムまたはアルミニウム合金の融点以下の第一の窒化温度 例えば 5 4 0〜 5 7 0 °Cで 1〜 6時間窒化し、 混合原料粉末のおよそ 5 %〜 6 0 %を窒化アルミニウムに反応後、 さらに残りの混合原料粉末を第二の窒化温度例 えば 7 5 0 °C以上で、 全体の窒化率を 9 5 %以上とすることが望ましい。 1 0 0 0 °Cを越える温度での処理は強固な焼結体となり、 破砕上望ましくない。 第二の 窒化処理温度は低 L、程微細粒が得られる。
本発明のアルミニウムの窒化処理法では窒化率が 4 0〜 1 0 0 %の破砕性に優 れる窒化アルミニウムあるいは金属アルミニウムを含む窒化アルミニウムが得ら れる。 窒化アルミニウムはアルミニウムマトリックス中に直径が 1 m以下の窒 化アルミ粒子または針状体として存在する。
なお、 得られた窒化アルミニゥムあるいは金属アルミニウムを含む窒化アルミ 二ゥムを乾燥空気中で粉砕し、 得られる粉末の酸素量を 0 . 4 %以上とすること もできる。 生成した窒化アルミニウム材は空気中の水分が吸着し易く、 これが耐 食性を害する。 これの防止には、 窒化処理に引続き、 速やかに乾燥空気中でボー ルミルまたは振動ミル等で破砕処理を行う事により、 得られる粉末の酸素量を 0 . 4 %以上とする事が有効である。 これにより材料の導電性も防止される。
本発明の方法で製造された窒化アルミニウムの生成物 (ケーキ) は、 通常乳鉢 を使用して人の手で簡単に破砕できる程度の破砕性をもつ。 このように破砕性に 優れているので、 通常は軽荷重のプレスで大割後、 ボールミルにより容易に希望 のサイズの粉末とすることができる。
本発明のアルミニウムの窒化処理法では、 5 0 0〜 1 0 0 0 °Cの純窒素ガス雰 囲気下で窒化され、 窒化を遅らるサイズの大きい粗大アルミ粉末と窒化を促進す るサイズの小さいアルミニウム粉末とで混合粉が構成されているため、 マイルド な窒化が進行する。 このため破砕処理が容易な窒化アルミニウムを得ることが出 来る。 実施例
以下、 実施例を示し、 本発明の窒化処理法をさらに詳細に説明する。
混合原料粉末を構成する粗大アルミ粉末および窒化促進粉末を構成するアルミ ニゥム粉末としては表 1に示す工業的に多量に発生する各種アル ニゥム切削加 ェ屑およびァトマイズ粉を用いた。 焼結防止用に用いた窒化アル ニゥム粉末は 粒径 5〜 1 00 αのものを使用した。
表 1
Figure imgf000009_0001
材質: 6 0 6 3は A 1 — 0. 2〜0. 6 S i — 0. 4 5〜0. 9Mgであり 材質: 6 06 1は A 1 — 0. 4〜0. 8 S i — 0. 8 〜 1. 2Mgである。 粗大ァ 窒化促進粉末 処理 見掛け 窒化 窒化率 破砕性 ルミ% 量 g 密度 条件 %
A Al-2.5Mg粉 +A1N粉
9 0 5¾ 5% 3 0 0.44 ① 98.5 良好
A Al-2.5Mg粉 +A1N粉
8 0 10% 10¾ 3 0 0.71 ① 99.5 良好
C Al-1. OMg粉 +A1N粉
9 5 5% ナシ 3 0 0.79 ① 99.7 良好
A 純アルミ粉 +A1N粉
8 5 5% 10¾ 3 0 0.48 ② 99.1 良好
E + A A1- 2.5Mg粉 +A1N粉
7 0 10% 20¾ 5 0 1.07 ① 98.0 良好
D + A A1- 7. OMg粉 +A1N粉
7 5 5¾ 20% 5 0 1.03 ① 98.2 良好
A Al-2.5Mg粉 +A1N粉
9 0 5¾ 5¾ 3 0 0.44 ③ 98.8 良好 表 3
Figure imgf000011_0001
表 1の原料粉末を用い、 表 2および表 3に示す混合原料粉末を調製した。 表 2 および表 3には窒化される混合原料粉末の処理量および後で説明する得られた窒 化生成物の見かけ密度、 窒化率および破砕性も合わせて示した。
窒化には耐熱鋼製のマツフルの電気炉 (エレマ炉) を使用した。 この電気炉は 通常鉄基焼結材の焼結に使用されているものである。 この電気炉は完全には密閉 されない構造のもので、 その中央に中間シャッターを持つ。 導入ガスは中央部の 上方から炉内に入り、 マツフル奥部で横に吹き出し、 挿入口より排出される構造 のものである。 なお、 炉容積は 1 6リツ トル程度である。 この電気炉はアルミの 窒化処理の実験としては最適とは言えないが、 この程度の炉でも処理できなけれ ば工業的には成立しないと考え、 この電気炉を使用した。
実験方法はグラフアイ ト製のトレー上に表 2および表 3に示す被窒化原料の混 合原料粉末 (約 2 0〜 7 0 g ) を薄く、 均一に装入後、 炉内を窒素ガスで置換 (ガス導入量; 30 LZ分、 所用時間;約 5時間) した。 その後 1時間当たり 1 0 o°cの速度で所定の窒化温度に加熱し、 その温度で所定時間窒化をおこなった。 窒化温度および処理時間を変えた窒化条件を表 4に示す。 窒化中の純窒素ガスの 導入量は 1分間 3 0リッ トルとした。 窒化後炉中で冷却し、 窒化物を得た。 表 4
Figure imgf000012_0001
表 2より明らかなように、 N o. l〜N o. 7に示す混合原料粉末を窒化した ものはいずれも窒化率 98. 0 %以上と高い窒化率を示した。 また、 破砕性も手 で揉みほぐしたのち乳鉢で粉砕できる程度であり、 容易に窒化粉末とすることが できた。
表 3の N o. l l〜N o. 1 3の混合原料粉末 (いずれも粗大アルミ粉として カッ トワイヤを使用) は見かけ密度が 1. 47、 1. 5 1 と高い。 これらの混合 原料粉末では、 窒化促進粉末を配合しているにもかかわらず窒化率が 8 3. 2%、 89. 0 %および 9 1. 7 %と低かった。 これは原材料の芯部まで窒化されてい ないためと判断される。 また、 得られた窒化物も固く焼結しており粉砕するのが 困難であった。
No. 14は窒化促進粉末を配合しなかったもので、 従来例の代表例として試 験したものである。 窒化率は 97. 8%と高いが、 得られる窒化物は強固に焼結 し、 粉砕が困難であった。
No. 15は窒化促進粉末を配合せず、 かつ窒化原料を粗大アルミ粉としたも のである。 得られる窒化物は焼結せず粉砕が良好であった。 しかし、 窒化率が 9 1. 9%と低いものしか得られなかった。 窒化促進粉末を配合しなかったのに窒 化率が 9 1. 9 %に達したのは粗大アルミ粉が Mg分を若干 (約 0. 6%) 含む ため、 Mgが窒化を促進したためと思われる。
No. 1 1〜N o. 13に見られるように見かけ密度が高いと得られる窒化物 は強固に焼結する。 しかし表 2の No. 5および No. 6のように嵩高い粗大ァ ルミ粉を混ぜて見かけ密度を低く調節すると得られる窒化物の破砕性が良好とな なお、 嵩密度は J I S Z 2504に準じて測定した。 また、 破砕性の良好な ものは手で粉砕後、 アルコール中でボールミルによる粉砕をおこない、 粒径 0. l〜70 m (D 50= 1 2. 7 /m) 比表面積 2. l cm2Zgとしたが、 粉 砕性が良いため粒度分布の調整が可能であった。 産業上の利用可能性
上記のように本発明の窒化アルミニウムの製造方法では、 工場で多量に発生す るアルミニウム屑を原料に使用できるため安価に製造することができる。 また、 本発明の窒化アルミニウムの製造方法では窒化率が 98 %以上と高く、 破砕性も 良く粉体として利用しゃすい形状で得られる。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 全体を 1 0 0重量%としたとき、 5 0〜 9 7重量%を占める J I Sのふるい 目開きが 2 1 0 m ( 7 0メッシュ) 以上のアルミニウムまたはアルミニウム合 金粉末からなる粗大アルミ粉末と、 残り 5 0〜 3重量%を占める J I Sのふるい 目開きが 2 1 0 z m ( 7 0メッシュ) 未満のアルミニウム粉末、 アルミニウム合 金粉末の少なく とも 1種からなる窒化促進粉末と、 からなる混合原料粉末を 5 0 0〜 1 0 0 0 °Cの窒素ガス雰囲気下で直接窒化することを特徴とする窒化アルミ 二ゥムの製造方法。
2 . 前記粗大アルミ粉末は切削加工粉末である請求項 1記載の窒化アルミニゥム の製造方法。
3 . 前記切削加工粉末は、 J I Sのふるい目開きが 5 mmを通過する粉末である 請求項 2に記載の窒化アルミニゥムの製造方法。
4 . 前記粗大アルミ粉末は直径または一辺の長さ (短辺) が 0 . 2 m m以上、 5 mm以下の粒状、 帯状または箔状である請求項 1記載のアルミニゥムの窒化処理 法。
5 . 前記粗大アルミ粉末は、 マグネシウムを重量%で 0 . 5 %以上含むアルミ二 ゥム合金粉末である請求項 1に記載の窒化アルミニウムの製造方法。
6 . 前記窒化促進粉末を構成する前記アルミニウム粉末および前記アルミニウム 合金粉末は、 ァトマイズ粉末である請求項 1記載のアルミニゥムの窒化処理法。
7 . 前記窒化促進粉末を構成する前記アルミニウム合金粉末は、 マグネシウムを 重量%で 0 . 5 %以上含むアルミニウム合金粉末である請求項 1記載のアルミ二 ゥムの窒化処理法。
8 . 前記混合原料粉末は窒化アルミニゥム粉末を含む請求項 1記載のアルミニゥ ムの窒化処理法。
9 . 前記窒化アルミニウム粉末の配合量は前記混合原料粉末全体を 1 0 0重量% としたとき 5〜 2 0重量%である請求項 1記載のアルミニウムの窒化処理法。
1 0 . 前記直接窒化は、 前記粗大アルミ粉末および窒化促進粉末を構成するアル ミニゥムまたはアルミニウム合金の融点以下の第一の窒化温度で所定時間窒化し その後該粗大アルミ粉末および窒化促進粉末を構成するアルミニウムまたはアル ミニゥム合金の融点より高い第二の窒化温度で所定時間窒化することからなる請 求項 1記載の窒化アルミニゥムの製造方法。
1 1. 前記第一の窒化温度で前記混合原料粉末の 5〜6 0重量%を窒化し、 続い て前記第二の窒化温度で前記混合原料粉末の 95 %重量以上を窒化する請求項 1 0に記載の窒化アルミニゥムの製造方法。
1 2. 窒化に供される前記混合粉末の堆積状態は、 嵩密度で 0. 1〜 1. 2であ る請求項 1に記載の窒化アルミニウムの製造方法。
1 3. 窒化に供される前記混合粉末の堆積状態は、 嵩密度で 0. 2〜 1. 0であ る請求項 1に記載の窒化アルミニウムの製造方法。
1 4. 窒化に引続き、 窒化された窒化物を乾燥空気中で粉砕し、 得られる粉末の 酸素量を 0. 4 %以上とする請求項 1記載のアルミニゥムの窒化処理法。
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