JPWO2020162406A1 - 光ファイバ - Google Patents

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Abstract

モードフィールド径が拡大されても伝送損失を十分低く抑えることが可能な光ファイバを提供すること目的とする。光ファイバは、ガラスからなるコア部と、コア部の外周に位置し、コア部の屈折率よりも低い屈折率を有するガラスからなるクラッド部と、クラッド部の外周を覆うコーティング部と、を備え、コア部のセンタコアの比屈折率差の平均値が0.1〜0.5%であり、コーティング部を含むファイバ径が220μm以下であり、実効カットオフ波長が1260nmよりも長く1530nmよりも短くかつ1550nmの光のモードフィールド径が9μm以上である。

Description

本発明は、光ファイバに関する。
従来、データコムやテレコムの分野において、高密度光ファイバケーブルを実現する光ファイバとして、細径の光ファイバが注目されている。そこで、高密度化を実現するための細径ファイバの検討が盛んに行われてきた。
例えば、特許文献1には、ITU−T(国際電気通信連合)G.652やG.657に準拠するファイバ構造として、センタコアの隣に−0.08%以上のトレンチ層を用いたW型のプロファイルのファイバ構造が提案されている。また、特許文献2には、細径化に重要と思われる二次被覆の厚みを25μm以下としたファイバが提案されている。また、特許文献3には、ファイバ径(二次被覆の外径)を180μmから210μmとしたカットオフシフトファイバで、波長1550nmにおけるモードフィールド径(MFD)が10−13μmのものが提案されている。
国際公開第2016/190297号 特開平5−19144号公報 国際公開第2018/159146号
しかし、昨今では細径化に加えてMFD拡大のニーズも高い。従来、カットオフシフトファイバにおいて、ファイバ径を250μmよりも細くする場合に、コア部の比屈折率差がどの範囲を狙って設定されるべきかを示す指針がない。このため、MFD拡大のニーズに応じて、カットオフ波長を1260nmよりも長波長にすることで1550nmのMFDを9μmへ拡大しても、コア部の比屈折率差が適切に設定されていなければマイクロベンド損失の影響が顕著となり、光ファイバを光ファイバケーブルの状態にした場合に伝送損失が増大し、規定を満たさなくなる可能性もあり得る。このため伝送損失を抑えるために、コア部の比屈折率差を最適な範囲に設定すること、つまり光ファイバケーブルの状態にした場合の伝送損失が抑制可能な範囲にコア部の比屈折率差を示すパラメータを設定することが極めて重要になる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、モードフィールド径が拡大されても伝送損失を十分低く抑える光ファイバを提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る光ファイバは、ガラスからなるコア部と、前記コア部の外周に位置し、前記コア部の屈折率よりも低い屈折率を有するガラスからなるクラッド部と、前記クラッド部の外周を覆うコーティング部と、を備え、前記コア部のセンタコアの比屈折率差の平均値が0.1〜0.5%であり、前記コーティング部を含むファイバ径が220μm以下であり、実効カットオフ波長が1260nmよりも長く1530nmよりも短くかつ1550nmの光のモードフィールド径が9μm以上であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、1550nmの光の伝送損失が0.22dB/km以下であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、1625nmの光のリーケージ損失が0.1dB/km以下であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、前記コーティング部はプライマリコーティング層とセカンダリコーティング層の2層被覆を有し、前記プライマリコーティング層の厚みが10μm以上であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、前記コーティング部はプライマリコーティング層とセカンダリコーティング層の2層被覆を有し、前記セカンダリコーティング層の厚みが10μm以上であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、前記コア部および前記クラッド部を含むガラス径の直径が80μm以上かつ180μm以下であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、1550nmの光のマイクロベンド損失が、ITU−T G.652で定義される規格に準拠する特性を有しかつ外径が125μmのクラッド部の外周に外径が250μmの樹脂コーティング部を有する標準光ファイバの10倍以下であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、前記マイクロベンド損失は、研磨紙法にて測定した値であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、前記マイクロベンド損失は、ワイヤメッシュ法にて測定した値であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、ステップ型の屈折率プロファイルを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、W型の屈折率プロファイルを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、トレンチ型の屈折率プロファイルを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、1550nmの光の分散が23ps/nm/km以下であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、1550nmの光の分散スロープが0.07ps/nm2/km以下であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、半径30mmで巻いた場合の波長1625nmの光の曲げ損失が2dB/100turn以下であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光ファイバは、1550nmの光のモードフィールド径が15μm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、モードフィールド径が拡大されても伝送損失を十分低く抑えることが可能になるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る光ファイバの模式的な断面図である。 図2Aは、実施形態に係る光ファイバにおいて用いることができるステップ型の屈折率プロファイルの模式図である。 図2Bは、実施形態に係る光ファイバにおいて用いることができるW型の屈折率プロファイルの模式図である。 図2Cは、実施形態に係る光ファイバにおいて用いることができるトレンチ型の屈折率プロファイルの模式図である。 図3は、センタコアΔと、MFDまたは限界ファイバ径との関係の一例を示す図である。 図4は、MFD拡大ファイバの1625nmの光のリーケージ損失とボビンに巻き付けた状態での1550nmの伝送損失との関係の一例を示す図である。 図5は、プライマリ厚と規格化マイクロベンド損失との関係の一例を示す図である。 図6は、セカンダリ厚と規格化マイクロベンド損失との関係の一例を示す図である。 図7は、ステップ型、W型、トレンチ型におけるセンタコアΔとマイクロベンド損失の関係との一例を示す図である。 図8は、ステップ型とトレンチ型とにおけるセンタコアΔと1625nmの光のリーケージ損失との関係の一例を示す図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。また、各図面において、同一または対応する構成要素には適宜同一の符号を付している。また、本明細書においては、カットオフ波長とは、ITU−T G.650.1で定義するケーブルカットオフ波長をいう。また、その他、本明細書で特に定義しない用語についてはG.650.1およびG.650.2における定義、測定方法に従うものとする。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る光ファイバの模式的な断面図である。光ファイバ1は、略中心に位置するコア部1aと、コア部1aの外周を覆うクラッド部1bと、クラッド部1bの外周を覆うコーティング部1cとを備えている。
コア部1aとクラッド部1bとは、いずれもガラスからなる。ガラスは石英系ガラスである。クラッド部1bは、コア部1aの最大屈折率よりも低い屈折率を有する。例えば、コア部1aは、ゲルマニウム(Ge)やフッ素(F)などの屈折率調整用のドーパントが添加された石英ガラスからなる。クラッド部1bは、例えば屈折率調整用のドーパントを含まない純石英ガラスからなる。また、クラッド部1bの外径(クラッド径)は、細径に設定されている。
本実施形態では、実施形態に係る細径の光ファイバとの比較のため、G.652規格に準拠するシングルモード光ファイバを標準光ファイバ(標準SMF)として記載する。標準SMFは、通常はクラッド部の外周に厚さが約62.5μmの樹脂コーティング部を有している。したがって、樹脂コーティング部の外径は約250μmとなる。本実施形態に係る細径の光ファイバでは、樹脂コーティング部などのコーティング部1cを含むファイバ径が220μm以下のものとして最適な設定を説明する。なお、以下において「ガラス径」は、図1に断面で示されるガラス部分(コア部1aおよびクラッド部1b)の直径を指すものとする。また、「ファイバ径」と「ガラス径」とを区別するために、「ファイバ径」は、図1に示す断面の直径、すなわち、コーティング部1cまでを含む光ファイバ1の外径を指す。
光ファイバ1は、例えば図2A、図2B、および図2Cに示す屈折率プロファイルを有する。図2A、図2B、および図2Cはいずれも、光ファイバ1のコア部1aの中心軸からの半径方向における屈折率プロファイルを示している。
図2Aは、ステップ型の屈折率プロファイルを示している。図2Aにおいて、プロファイルP11がセンタコアであるコア部1aの屈折率プロファイルを示し、プロファイルP12がクラッド部1bの屈折率プロファイルを示す。なお、屈折率プロファイルは、クラッド部1bに対する比屈折率差(Δ)で示している。図2Aに示すステップ型の屈折率プロファイルでは、コア部1aの直径(コア径)は2aであり、クラッド部1bに対するコア部1aの比屈折率差はΔ1である。
図2Bは、W型の屈折率プロファイルを示している。図2Bにおいて、プロファイルP21がコア部1aの屈折率プロファイルを示し、プロファイルP22がクラッド部1bの屈折率プロファイルを示す。W型の屈折率プロファイルでは、コア部1aは、直径が2aのセンタコアと、センタコアの外周を囲んでおり、屈折率がクラッド部の屈折率よりも小さく内径が2aで外径が2bのディプレスト層とで構成されている。クラッド部1bに対するセンタコアの比屈折率差はΔ1である。クラッド部1bに対するディプレスト層の比屈折率差はΔ2である。
図2Cは、トレンチ型の屈折率プロファイルを示している。図2Cにおいて、プロファイルP31がコア部1aの屈折率プロファイルを示し、プロファイルP32がクラッド部1bの屈折率プロファイルを示す。トレンチ型の屈折率プロファイルでは、コア部1aは、直径が2aのセンタコアと、センタコアの外周を囲んでおり、屈折率がセンタコアの屈折率よりも小さく内径が2aで外径が2bの中間層と、中間層の外周を囲んでおり、屈折率がクラッド部の屈折率よりも小さく内径が2bで外径が2cのトレンチ層とで構成されている。中間層に対するセンタコアの比屈折率差はΔ1である。クラッド部1bに対する中間層の比屈折率差はΔ2である。なお、Δ2は、通常は0%またはその近傍、例えば−0.2%〜0.2%の間の範囲に設定される。クラッド部1bに対するトレンチ層の比屈折率差はΔ3である。
図1に戻って、コーティング部1cは、例えば樹脂からなり、光ファイバ1のガラス部分を保護する機能を有する。コーティング部1cは、例えばUV硬化樹脂等からなる被覆であり、1層または2層以上の層構造を有する。コーティング部1cが2層構造の被覆(2層被覆)の場合、コーティング部1cは、クラッド部側に位置するプライマリコーティング層と、プライマリコーティング層の外周側に位置するセカンダリコーティング層とからなる。コーティング部1cに用いられるUV硬化樹脂としては、例えばウレタンアクリレート系、ポリブタジエンアクリレート系、エポキシアクリレート系、シリコーンアクリレート系、ポリエステルアクリレート系などがあるが、光ファイバのコーティングに使用されるものであれば特に限定されない。
本実施形態に係る光ファイバ1は、上記構成を備えると共に、ファイバ径が220μm以下と細径である。また、後述するように屈折率プロファイルにおける比屈折率差を最適な範囲に設定している。これによりモードフィールド径(MFD)拡大によるマイクロベンド損失の影響を抑制する。
本発明者らは、MFD拡大によるマイクロベンド損失の影響を抑制する細径光ファイバを実現するために、以下のような検討を行った。
まず、細径光ファイバを実現するためには、リーケージ損失(漏れ損失)が小さいことが重要である。リーケージ損失は、例えば波長1625nm(つまり1625nmの光)にて0.1dB/km以下に抑制されていることが好ましい。また、波長1625nmにて0.01dB/km以下に抑制されていることがより好ましい。また、半径30mmで巻いた場合の波長1625nmの曲げ損失が2dB/100turn以下であることが好ましい。また、細径光ファイバを標準SMFと光接続した際に接続損失を抑制するためには、細径光ファイバの波長1550nm(1550nmの光)におけるMFDが9μm以上であることが好ましい。そこで、図2A〜図2Cに示す屈折率プロファイルに関するパラメータの様々な組み合わせに対してシミュレーション計算を行ない、各組み合わせにおける光ファイバの光学特性を算出した。
図3は、上記計算結果に基づく、センタコアΔと、MFDまたは限界ファイバ径との関係の一例を示す図である。ここで、センタコアΔはセンタコアの比屈折率差Δ1を意味する。また、図3には、白四角または黒菱形でデータ点を示している。データ点が重なっている部分の個別のデータ点の輪郭については図示を省略している。
図3には、実効カットオフ波長が1260nmから1550nmであり、1550nmの分散が23ps/nm/km以下であり、分散スロープが0.07ps/nm2/km以下である範囲のシミュレーション計算結果を示している。ファイバ径として220μm以下を実現するためには、被覆による保護や、マイクロベンド損失抑制効果や、工程作業性等を考慮に入れると、ファイバ径はファイバガラス径+40μm以上であることが望ましく、ガラス径は180μm以下であることが好ましい。この場合、図3から、プロファイルによるばらつきは当然ながらあるものの、センタコアΔは0.1%以上が好ましいことが分かる。さらに、センタコアを0.1%以上にすると1550nmのMFDは概ね15μm以下になることが分かる。一方で、1550nmのMFDを9μm以上に拡大しようとした場合は、センタコアΔは0.5%以下にした方が良いことが分かる。そこで、ファイバ径220μm以下で1550nmでのMFDを9μm以上とするのに有効なセンタコアΔの範囲は、0.1から0.5%までであることが分かる。
次に、マイクロベンド損失の検討結果について説明する。まず、MFD拡大ファイバ(MFD拡大を行った光ファイバ)の1625nmのリーケージ損失とボビンに巻き付けた状態(以下、ボビン状態と記載する場合がある)での1550nmの伝送損失の関係について説明する。
図4は、MFD拡大ファイバの1625nmのリーケージ損失とボビン状態での1550nmの伝送損失との関係の一例を示す図である。図4から、1625nmの光ではリーケージ損失は0.1dB/km以下に抑制されることが分かる。1550nmの光の伝送損失が0.22dB/km以下となるプロファイルを選択すれば、1625nmの光でリーケージ損失は0.01dB/km以下に抑制されるため、より好ましい。
図4に示す伝送損失は、リーケージ損失やマイクロベンド損失によるものである。図4から、リーケージ損失とマイクロベンド損失はある一定の関係があることが考えられるが、1:1の関係ではない。そこで、1550nmの光のマイクロベンド損失は通常のSMF、つまりガラス径が125μmでファイバ径が250μmの標準SMFに比べて10倍以下にすることが望ましい。
また、マイクロベンド損失は、研磨紙法(伸長ドラム法や固定径ドラム法)やワイヤメッシュ法によって測定することが望ましい。例えば、JIS C6823:2010_10に記載されているような方法で測定することが望ましい。ただし、その他のマイクロベンド測定法(例えば斜め巻き付け法)であっても発明の意図に反するものでなければ適用しても良い。
次に、図4に示すファイバプロファイルをいくつか選択し、ガラス径や、プライマリ厚や、セカンダリ厚を変化させた場合の標準SMFに対する規格化マイクロベンド損失特性について示す。ここで、プライマリ厚はプライマリコーティング層の厚みのことである。プライマリ厚は、(プライマリ径(直径)−ガラス径(直径))/2にて計算される。プライマリ径は、光ファイバ断面のプライマリ層までの直径である。一方、セカンダリ厚はセカンダリコーティング層の厚みのことである。セカンダリ厚は、(セカンダリ径(直径)−プライマリ径(直径))/2にて計算される。セカンダリ径は、ファイバ径に相当する。
図5は、プライマリ厚と規格化マイクロベンド損失との関係の一例を示す図である。図6は、セカンダリ厚と規格化マイクロベンド損失との関係の一例を示す図である。図5と図6から、セカンダリ厚に対するマイクロベンド損失の方が、プライマリ厚に対するマイクロベンド損失の変化に比べてバラつきが大きいが、1550nmのMFDが9μmよりも大きく、カットオフ波長が1260−1530nmにあるガラス径80μm以上かつ180μm以下でファイバ径が220μm以下の細径ファイバにおいては、プライマリ厚もセカンダリ厚も少なくとも10μm以上に設定しないとマイクロベンド損失を満たす解が存在していないことが分かった。なお、ITU−T G.654に準拠する光ファイバ(いわゆるカットオフシフトファイバ)と近い特性を有している。これは、カットオフ波長が1260nmよりも長いファイバを市場で適用する上で望ましい特性である。
以上のシミュレーション結果に基づき本実施形態に係る光ファイバの寸法を設定することにより、220μm以下のファイバ径を有する細径ファイバにおいても、例えば波長1550nmのMFDを9μm以上に拡大し、MFD拡大に基づくマイクロベンド損失の影響を十分に抑えることが可能になる。つまり、MFDが拡大されても伝送損失を十分低く抑えることが可能になる。
(実験例)
光ファイバを上述したシミュレーションにより得られた最適範囲に設定することにより、例えば1550nmのMFDが9μm以上で、実効カットオフ波長が1260−1530nmで、ファイバ径が220μm以下である光ファイバを実現することができる。そこで、その範囲において、様々な設定の光ファイバを試作し、測定を行った実験結果を示す。
次に示す表1は、シミュレーションにより求めた各プロファイルにおけるパラメータの最適範囲を示す表である。この表の最適範囲に含まれる値に基づき細径ファイバを試作し、実験を行った。なお、コア部1aの屈折率プロファイルの頂部は必ずしも平坦な形状ではない。製造設計上のコア径2aの範囲内における頂部の比屈折率差の平均値が0.10%〜0.50%であることが所望の特性を得る点で好ましい。
Figure 2020162406
次に、細径ファイバとして、センタコアにGeをドープして屈折率を純石英ガラスよりも高めたシリカクラッドを用いる方法と、センタコアは純石英ガラスまたは屈折率を大きく上昇させない程度のドーパントを含んだものとし、クラッドにFをドープして屈折率を純石英ガラスよりも低くしたものを用いる方法とによって、2種類を準備した。また、マイクロベンド損失の測定は、JIS C6823:2010_10に記載されているドラム法で行った。なお、リーケージ損失はシミュレーションで1625nmで0.1dB/km以下の特性になっているものを選択し、そのシミュレーション通りのリーケージ損失が実際に得られていることを確認した。リーケージ損失の特性の確認は、試作光ファイバのガラス径に対し、プロファイルが同等で十分にガラス径が大きいファイバ(例えば200−500μm)、今回は300μmのものを別途試作し、それぞれ巻き束状態での損失を測定し、その伝送損失差から求めた。以下では、この方法により得られた実験結果について図7および図8を参照して説明する。
図7は、ステップ型、W型、トレンチ型におけるセンタコアΔとマイクロベンド損失の関係との一例を示す図である。図7には、良好なマイクロベンド損失特性が得られたものの結果を示している。この実験結果から、センタコアΔに比例してマイクロベンド損失が変化する様子が分かる。プロファイル以外の他のパラメータによるばらつきはあるものの、センタコアΔがマイクロベンド損失を抑制するのに重要なパラメータであることが理解できる。したがって、この結果により、光ファイバを220μm以下の細径にした場合でも、センタコアΔを0.10〜0.50%の設定にしていれば、G.654に適合する様な良好な光学特性を得ながら、従来型のシングルモード光ファイバと比べた場合に規格化マイクロベンド損失を10以下に抑えられることが確認できた。
図8は、ステップ型とトレンチ型とにおけるセンタコアΔと1625nmのリーケージ損失との関係の一例を示す図である。この実験では、ガラス径125μmとファイバ径200μmの光ファイバと、ガラス径300μmとファイバ径500μmの光ファイバとを試作し、2つの試作光ファイバにおける1625nmの伝送損失差をリーケージ損失として定義している。図8に示すようにセンタコアΔに比例してリーケージ損失が変化する様子から、リーケージ損失もセンタコアΔと密接な関係があることが分かる。また、図8から、センタコアΔを0.10〜0.50%の設定にしていれば、1625nmのリーケージ損失を0.1dB/km以下に抑制することが可能であることも確認できた。
以上の構成では、220μm以下のファイバ径と1260−1530nmのカットオフ波長、および1550nmでの9μm以上のMFDを有しながら、マイクロベンド損失の耐性が高い細径ファイバの実現が可能になる。
次に、上述した一実施形態の実施例について説明する。以下の表2および表3に実施例1〜53を示す。実施例1〜10における、ステップ型(単峰型)の屈折率プロファイルを有する光ファイバ1は、コア部1aが純石英ガラスまたは屈折率を大きく上昇させない程度のドーパントを含んだものとし、クラッド部1bにFがドープされて屈折率が純石英ガラスよりも低くされたものを用いる。実施例11〜53における、W型またはトレンチ型の屈折率プロファイルを有する光ファイバ1は、コア部1aにGeがドープされて屈折率が純石英ガラスよりも高くされ、クラッド部1bが純石英ガラスからなるものを用いる。
また、実施例1〜53における光ファイバ1において、ガラス径は、1625nmのリーケージ損失が0.001dB/kmになる最小の値に設定する。また、光ファイバ1のプライマリ厚(P厚)およびセカンダリ厚(S厚)は、マイクロベンド損失が標準SMFの5倍になる最小の値に設定する。なお、マイクロベンド損失の測定は、JIS C6823:2010_10に記載されているドラム法により行う。これらの値は、リーケージ損失やマイクロベンド損失のターゲットを変えるため、またはハンドリング性を考慮して、本発明における範囲内の他の値にすることも可能である。また、いずれの屈折率プロファイルにおいても、コア径の調整によって、より高い比屈折率差やより低い比屈折率差にすることも可能である。この点、実施例においては、量産性を考慮して、従来のSMFに比較的近い、0.35%〜0.42%程度において検討を行った。
Figure 2020162406
Figure 2020162406
表2および表3から、実施例1〜53における光ファイバ1はいずれも、コア部1aのセンタコアの比屈折率差の平均値が0.1〜0.5%、コーティング部を含むファイバ径が220μm以下、実効カットオフ波長が1260nmよりも長く1530nmよりも短くかつ1550nmの光のモードフィールド径が9μm以上であるという特性を満たしていることが分かる。また、実施例1〜53における光ファイバ1はいずれも、1550nmの光の伝送損失が0.22dB/km以下という特性を満たしていることが分かる。なお、実施例1〜53における光ファイバ1はいずれにおいても、1625nmの光のリーケージ損失は、0.1dB/km以下であることが確認された。また、実施例1〜53における光ファイバ1はいずれも、プライマリコーティング層の厚み(P厚)が10μm以上であり、セカンダリコーティング層の厚み(S厚)が10μm以上である特性を満たしていることが分かる。
なお、上記実施形態では、屈折率プロファイルとしてステップ型、W型、およびトレンチ型を例示しているが、セグメントコア型やW+サイドコア型などのその他の屈折率プロファイルについても適用できる。
また、上記実施形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
本発明に係る光ファイバは、データコムやテレコムなどの光通信の分野に好適に利用できる。
1 光ファイバ
1a コア部
1b クラッド部
1c コーティング部
P11、P12、P21、P22、P31、P32 プロファイル

Claims (16)

  1. ガラスからなるコア部と、
    前記コア部の外周に位置し、前記コア部の屈折率よりも低い屈折率を有するガラスからなるクラッド部と、
    前記クラッド部の外周を覆うコーティング部と、
    を備え、
    前記コア部のセンタコアの比屈折率差の平均値が0.1〜0.5%であり、
    前記コーティング部を含むファイバ径が220μm以下であり、
    実効カットオフ波長が1260nmよりも長く1530nmよりも短くかつ1550nmの光のモードフィールド径が9μm以上である
    ことを特徴とする光ファイバ。
  2. 1550nmの光の伝送損失が0.22dB/km以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  3. 1625nmの光のリーケージ損失が0.1dB/km以下である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバ。
  4. 前記コーティング部はプライマリコーティング層とセカンダリコーティング層の2層被覆を有し、
    前記プライマリコーティング層の厚みが10μm以上である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  5. 前記コーティング部はプライマリコーティング層とセカンダリコーティング層の2層被覆を有し、
    前記セカンダリコーティング層の厚みが10μm以上である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  6. 前記コア部および前記クラッド部を含むガラス径の直径が80μm以上かつ180μm以下である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  7. 波長1550nmの光のマイクロベンド損失が、ITU−T G.652で定義される規格に準拠する特性を有しかつ外径が125μmのクラッド部の外周に外径が250μmの樹脂コーティング部を有する標準光ファイバの10倍以下である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  8. 前記マイクロベンド損失は、研磨紙法にて測定した値である
    ことを特徴とする請求項7に記載の光ファイバ。
  9. 前記マイクロベンド損失は、ワイヤメッシュ法にて測定した値である
    ことを特徴とする請求項7に記載の光ファイバ。
  10. ステップ型の屈折率プロファイルを有する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  11. W型の屈折率プロファイルを有する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  12. トレンチ型の屈折率プロファイルを有する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  13. 1550nmの光の分散が23ps/nm/km以下である
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  14. 1550nmの光の分散スロープが0.07ps/nm2/km以下である
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  15. 半径30mmで巻いた場合の1625nmの光の曲げ損失が2dB/100turn以下である
    ことを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  16. 1550nmの光のモードフィールド径が15μm以下である
    ことを特徴とする請求項1〜15のいずれか一つに記載の光ファイバ。
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