JPWO2019239733A1 - 鋳型造型装置及び鋳型造型装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、鋳型造型工程に備えられる鋳型造型装置についての発明である。
鋳型造型装置は、パターンプレートと鋳枠とで画成された空間に鋳型砂を充填し、それを圧縮して鋳型を造型する。
造型された鋳型は、各種仕様に適合していることが必要であるが、特に所定の鋳型強度を備えていることが必要である。
特許文献2には、鋳型造型中に鋳型造型機のパターンプレートの表面にかかる鋳型砂の圧力を検出する鋳型造型機が開示されている。この装置では、鋳型造型ごとに、検出された鋳型砂の圧力をそれと密接な相関関係を持つ鋳型の硬度に変換して表示している。
また上記特許文献2の鋳型造型装置においても、パターンプレートの表面にかかる鋳型砂の圧力から変換された鋳型硬度がわかるので、造型された鋳型の良、不良の判定は可能であるが、鋳型はすでに造型された後であり、上記の装置と同様、良否判定の結果を造型途中や次のサイクルの鋳型の造型に活かすことができないという問題がある。
したがって、上記いずれの装置も、必要な鋳型強度を有する鋳型を継続して造型することが困難であるという問題があった。
本発明によれば、造型中の鋳型砂の圧力を直接測定し、その測定値に基づいて鋳型造型装置の動作を制御するので、安定して必要な強度の鋳型を連続的に造型することができる。また、強度不足または強度のばらつきなどで不良鋳型が発生した場合でも、すぐに次の造型サイクルに対策を打つことができる。
この一態様では、複数の造型センサーから鋳型強度が算出されるので鋳型強度測定の精度を向上することができる。
この一態様では、スクイズ圧力を制御するので、必要な強度を有する鋳型を安定的、連続的に造型することができる。この場合、リアルタイムおよび次のサイクルへのスクイズ圧力制御の変更などを迅速に適用することができる。
この一態様では、エアレーション圧力を制御するので、必要な強度を有する鋳型を安定的、連続的に造型することができる。この場合、リアルタイムおよび次のサイクルへのエアレーション圧力制御の変更などを迅速に適用することができる。
この一態様では、エアレーション時間を制御するので、必要な強度を有する鋳型を安定的、連続的に造型することができる。この場合、リアルタイムおよび次のサイクルへのエアレーション時間制御の変更などを迅速に適用することができる。
この一態様では、スクイズフット又はスクイズボードのセット位置を制御するので、必要な強度を有する鋳型を安定的、連続的に造型することができる。この場合、リアルタイムおよび次のサイクルへのセット位置制御の変更などを迅速に適用することができる。
この一態様では、レベリングフレームを制御するので、必要な強度を有する鋳型を安定的、連続的に造型することができる。この場合、リアルタイムおよび次のサイクルへのレベリングフレーム制御の変更などを迅速に適用することができる。
この一態様では、スクイズフットを制御するので、必要な強度を有する鋳型を安定的、連続的に造型することができる。この場合、リアルタイムおよび次のサイクルへのスクイズフット制御の変更などを迅速に適用することができる。
この一態様では、製品部の形状に合わせて鋳型強度測定に最適な造型センサーを選択できるので、鋳型強度測定の精度を向上することができる。
この一態様では、不良鋳型発生をすぐに作業者に知らせることができるので、不良鋳型を連続して造型することなく、鋳型造型装置への不良鋳型対策をタイミングよく行うことができる。
この一態様では、不良鋳型発生時に、原因となる項目をすぐに作業者に知らせることができるので、鋳型造型装置への点検を迅速に行うことができる。
本発明によれば、上記と同様に、造型中の鋳型砂の圧力を直接測定し、その測定値に基づいて鋳型造型装置の動作を制御するので、安定して必要な強度の鋳型を連続的に造型することができる。また、強度不足または強度のばらつきなどで不良鋳型が発生した場合でも、すぐに次の造型サイクルに対策を打つことができる。
図1は、本発明による鋳型造型装置100の縦断面図である。この図において、造型基盤101上の左右両側に枠セットシリンダ102、102が上向きにして立設されており、該枠セットシリンダ102、102のピストンロッド102A、102A先端間には昇降支持フレーム103が架設されている。即ち、枠セットシリンダ102、102は造型基盤101側を縮引端として上向きにして立設されている。
スクイズフットの制御方式は、セグメント方式とプリセット方式がある。セグメント方式とは、スクイズ動作中にスクイズフットを上昇下降共に制御可能な方式である。プリセット方式とは、スクイズ動作中にスクイズフットを上昇にのみ制御可能な方式である。どちらの方式も、スクイズ動作前(砂を充填する前)に模型の高さに応じてそれに対向するスクイズフットを上下に位置させ、スクイズ動作中移動させることによって、砂を充填する際の鋳型砂Sの高さを調整し、砂の圧縮率を一定とし鋳型の圧縮強度を均一にするものである。どちらの方式を採用するかは、鋳型や製造者の任意によるものである。一般的に、セグメント方式のスクイズフットを使用すると使用した部分の鋳型強度は上がり、一方でプリセット方式のスクイズフットを使用すると使用した部分の鋳型強度は下がる。
図4(a)に示したように、造型センサー201Aは、パターンプレート105の外周部に配置されたセンサー(1)〜(10)と、模型(製品部)105−1の周囲に配置されたセンサー(11)〜(18)とからなっている。またパターンプレート105の上方に位置するスクイズフット113、113‥には、図4(b)に示されるように、パターンプレート105に設けられたセンサー(1)〜(18)のそれぞれに対向させて18個のセンサーが設けられている。
これらのパターンプレート105及びスクイズフット113、113‥の各センサー(1)〜(18)の出力は、センサー(1)〜(10)の出力がパターンプレートの外周部の出力として、センサー(11)〜(18)の出力が製品部の出力として、センサー(1)〜(18)の出力がパターンプレート全体の出力として、また、センサー(1)〜(18)の出力が各センサー(1)〜(18)のばらつきの出力として、図1に示す強度算出部2Aに送られる。強度算出部2Aの出力は、制御装置2B及び表示装置2Cに送られるようになっている。
ここで、枠セットシリンダ102、102の上昇と共にスクイズフット113、113及び盛枠116は一体となって上昇し、同時に、枠セットシリンダ102、102よりも遅くならない速度で抜上げシリンダ107,107Aを上昇させようとしているため、抜上げシリンダ107、107Aの伸長作動によりレベリングフレーム108を介して鋳枠120を、盛枠116に圧着させて一体的に上昇させることにより、パターンプレート105から分離する。
この場合、鋳型造型装置100においては、センサー(1)〜(18)及び強度算出部2Aの出力をもって算出された鋳型各部の強度が規定範囲に入らない原因が、(a)エアレーション圧力、(b)エアレーション時間、(c)ボードセット位置、(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、(g)レベリングフレームの動作タイミング、であることを学習しておき、各センサー(1)〜(18)の出力に基づいて、(a)エアレーション圧力、(b)エアレーション時間、(c)ボードセット位置、(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、(g)レベリングフレームの動作タイミング、にフィードバックをかけて鋳型各部に必要な強度が得られるようにする。
ボードセット位置とはスクイズ動作前(砂を充填する前)のスクイズフットセット位置またはスクイズボードセット位置のことである。ボードセット位置を調整することで、鋳型の厚みを調整できる。
(b)エアレーション時間の場合、センサーの平均値の鋳型強度が低い場合は、エアレーション時間を長くし、充填する砂の量を増やし、鋳型強度が高い場合は、エアレーション時間を短くし、充填する砂の量を減らすように制御する。
(c)ボードセット位置の場合、センサーの平均値の鋳型強度が低い場合は、ボードセット位置を低めにセットし、鋳型高さを減らし、鋳型強度が高い場合は、ボードセット位置を高めにセットし、鋳型高さを増やすように制御する。
(d)スクイズ圧力の場合、センサーの平均値の鋳型強度が低い場合は、スクイズ圧力を高くし、砂の圧縮比を増やし、鋳型強度が高い場合は、スクイズ圧力を低くし、砂の圧縮比を減らすように制御する。
(f)セグメント/プリセットの動作タイミングの場合、センサーの平均値の鋳型強度が低い場合は、セグメント/プリセットの動作タイミングを遅くし、鋳型砂Sが十分圧縮されるようにし、鋳型強度が高い場合は、セグメント/プリセットの動作タイミングを早めて、鋳型砂Sの圧縮が低減されるように制御する。
(g)レベリングフレームの動作タイミングの場合、センサーの平均値の鋳型強度が低い場合は、レベリングフレームの動作タイミングを早くし、鋳型砂Sが十分圧縮されるようにし、鋳型強度が高い場合は、レベリングフレームの動作タイミングを遅くし、鋳型砂Sの圧縮が低減されるように制御する。
したがって、造型センサーの計測タイミングは、造型の最中でも、造型完了時でもよく、フィードバックをかける時点に考慮して選択される。ただし造型完了時に計測する場合は、現在進行中のサイクルでのリアルタイムの対処は行わない。
鋳型外周部の強度Aが不足する場合には、リアルタイムに造型途中の鋳型に対して、(d)スクイズ圧力を監視しながら、(g)レベリングフレームの動作タイミング、に動作変更指示を行う。また、次のサイクルに対して、今回のサイクルで行った対処の結果も取り込んで、(g)レベリングフレームの動作タイミング、の動作変更指示及び、当該強度不足に関係する(a)エアレーション圧力、(b)エアレーション時間、(c)ボードセット位置、(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、の動作変更指示を行う。
鋳型製品部の強度Bが不足する場合には、リアルタイムに造型途中の鋳型に対して、(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、に動作変更指示を行う。また、次のサイクルに対して、今回のサイクルで行った対処の結果も取り込んで、(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、の動作変更指示及び、当該強度不足に関係する、(a)エアレーション圧力、(b)エアレーション時間、(c)ボードセット位置、の動作変更指示を行う。
この場合、鋳型各部の強度のばらつきDの可否は、例えば、標準偏差などで規定する。具体的には、図4に示されたセンサー(1)〜(18)のセンサー出力から、強度算出部2Aによって計算された各部の鋳型強度をX1〜X18とするとき、標準偏差sを以下の式によって算出し、あらかじめ定められた規定値以下であるかどうかで判断する。
鋳型各部の強度のばらつきD(s)が第1の規定値より大きい場合(s>K1)には、前述したように、エアレーションノズルの詰まり、サンドタンクの棚つり、エアレーションフィルターの詰まりの点検が次のサイクルで行われる。
鋳型各部の強度のばらつきD(s)が第1の規定値(K1)以下、第2の規定値(K2)以上である場合(K2≦s≦K1)には、リアルタイムに造型途中の鋳型に対して、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、に動作変更指示を行う。また、次のサイクルに対して、今回のサイクルで行った対処の結果も取り込んで、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、の動作変更指示及び、当該不具合に関係する、(a)エアレーション圧力、(b)エアレーション時間、(c)ボードセット位置、d)スクイズ圧力、(g)レベリングフレームの動作タイミング、の動作変更指示を行う。
また上記の制御において、制御対象各部へのフィードバックをかける順番及び作業者による鋳型造型装置への設定の修正の順番や、一度に対処を行う項目の数は、1つずつ又は2以上をまとめて対処する等どのような対処の仕方であってもよい。
ここにおいて、上記の一連の制御設定は、製品が変更されるなどの制御が一定にフィードバックされる前提条件が変更された場合、各制御値が初期値化され、データ収集による学習、解析が再試行される。ここで、各制御値はデータベース等に蓄積されており、製品変更などの際、各制御値がすでに蓄積されている場合には、それらが初期値として採用される。
このフローチャートでは、鋳型砂が鋳型造型空間に充填された状態を起点としている。まずS601で、スクイズサイクルがスタートされる。図4に示された位置(1)〜(10)のセンサーからの信号により各部の強度が強度算出部2Aで算出され、そのデータが制御装置2Bの第5の制御部206に送られる。(S602)第5の制御部206では、あらかじめ定められたレベリングフレームスタート強度に達したかどうかが監視され、達していない場合には継続的に強度を監視続ける。(S603)設定された強度に達した場合は、レベリングフレームの下降をスタートし、第2次スクイズが開始される。(S604)第2次スクイズの終了後、造型完了時の鋳型強度が算出される。(S605)そのスクイズサイクルで、見切り面補正が行われているかどうか確認し、(S606)見切り面補正が行われた場合は、造型完了時の鋳型強度が規定範囲内かどうかチェックされる。(S607)規定範囲に入っている場合は、見切り面補正が行われた状況から、次のスクイズサイクルのレベリングフレームのスタート強度の設定を下げ、(S608)本サイクルよりレベリングフレームのスタート(レベリングフレームの動作タイミング)を早めるように設定してスクイズサイクルを終了する。(S611)
なお、本実施形態の砂入れ方法はエアレーション方式を用いているが、本発明はそれに限定されない。例えば砂入れ方法として重力落下方式を用いても良い。また、本実施形態の鋳型造型装置として例えば枠付造型装置が挙げられるが、鋳型造型装置はそれに限定されるものではなく、例えば抜枠造型装置に用いても良い。
図7は、本発明の第2の実施形態である鋳型造型装置の縦断面図である。図において、符号250は盛枠、251は鋳枠、252はレベリングフレーム、300はスクイズボードである。
図7に示すように、パターンプレート105、およびスクイズボード300の鋳型砂Sが接する表面には、これらの表面に加わる鋳型砂Sの圧力を計測する造型センサー201A、201C、が設けられている。図7に示したセンサー201A、201Cは模式的な概念図であり、実際のセンサーの配置は、図8に示されている。図8(a)には、パターンプレート105に設けられた造型センサー201Aの詳細が示されている。図8(b)は、図7のP2−P2断面矢線視であり、この図には、スクイズボード300に設けられた造型センサー201Cの詳細が示されている。
この図に示す実施形態が、上記の第1の実施形態と異なる点は、スクイズ動作をおこなう要素として、スクイズボード300を用いた点である。
この実施形態は、スクイズボード300によりスクイズ動作を行う点以外は上記第1の実施形態と同様の動作によって鋳型造型が行われ、上記第1の実施形態と同様の作用、効果が得られる。
以下に造型センサー取り付けに関して、上述した実施形態の変形例を説明する。以下の変形例は、パターンプレート105とスクイズフット113、113‥に取り付ける造型センサーの個数の違いによる。
図9は、パターンプレート105に複数個の造型センサーを取り付け(図9(a))、スクイズフット113、113‥に1個の造型センサーを取り付けた場合(図9(b))のセンサーの配置を示している。
図10は、パターンプレート105に1個の造型センサーを取り付け(図10(a))、スクイズフット113、113‥に複数個の造型センサーを取り付けた場合(図10(b))のセンサーの配置を示している。
図11は、パターンプレート105に1個の造型センサーを取り付け(図11(a))、スクイズフット113、113‥に1個の造型センサーを取り付けた場合(図11(b))のセンサーの配置を示している。
パターンプレート105に複数個の造型センサーを取り付け、スクイズフット113、113‥に造型センサーを取り付けない場合は、パターンプレート105のセンサーの配置は、図9(a)のようになる、このときスクイズフット113、113‥には、センサーは配置されない(図示せず)。
パターンプレート105に1個の造型センサーを取り付け、スクイズフット113、113‥に造型センサーを取り付けない場合は、パターンプレート105のセンサーの配置は、図10(a)のようになる、このときスクイズフット113、113‥には、センサーは配置されない(図示せず)。
パターンプレート105に造型センサーを取り付けず、スクイズフット113、113‥に複数個の造型センサーを取り付る場合は、スクイズフット113、113‥のセンサーの配置は、図10(b)のようになる、このときパターンプレート105には、センサーは配置されない(図示せず)。
パターンプレート105に造型センサーを取り付けず、スクイズフット113、113‥に1個の造型センサーを取り付る場合は、スクイズフット113、113‥のセンサーの配置は、図9(b)のようになる、このときパターンプレート105には、センサーは配置されない(図示せず)。
図12は、パターンプレート105に複数個の造型センサーを取り付け(図12(a))、スクイズボード300に1個の造型センサーを取り付けた場合(図12(b))のセンサーの配置を示している。
図13は、パターンプレート105に1個の造型センサーを取り付け(図13(a))、スクイズボード300に複数個の造型センサーを取り付けた場合(図13(b))のセンサーの配置を示している。
図14は、パターンプレート105に1個の造型センサーを取り付け(図14(a))、スクイズボード300に1個の造型センサーを取り付けた場合(図14(b))のセンサーの配置を示している。
パターンプレート105に複数個の造型センサーを取り付け、スクイズボード300に造型センサーを取り付けない場合は、パターンプレート105のセンサーの配置は、図12(a)のようになる、このときスクイズボード300には、センサーは配置されない(図示せず)。
パターンプレート105に1個の造型センサーを取り付け、スクイズボード300に造型センサーを取り付けない場合は、パターンプレート105のセンサーの配置は、図13(a)のようになる、このときスクイズボード300には、センサーは配置されない(図示せず)。
パターンプレート105に造型センサーを取り付けず、スクイズボード300に複数個の造型センサーを取り付る場合は、スクイズボード300のセンサーの配置は、図13(b)のようになる、このときパターンプレート105には、センサーは配置されない(図示せず)。
パターンプレート105に造型センサーを取り付けず、スクイズボード300に1個の造型センサーを取り付る場合は、スクイズボード300のセンサーの配置は、図12(b)のようになる、このときパターンプレート105には、センサーは配置されない(図示せず)。
上述したパターンプレート105とスクイズフット113、113‥またはスクイズボード300への造型センサーの取り付けのバリエーションは、造型する鋳型の形状に基づいて、鋳型造型装置の制御の精度とコストの観点から考察されて、適宜選択することができる。
113 スクイズフット
201A、201B、201C 造型センサー
2A 強度算出部
2B 制御装置
2C 表示装置
300 スクイズボード
202〜207 第1〜第6の制御部
108、108A、252 レベリングフレーム
S 鋳型砂
Claims (14)
- パターンプレートとスクイズフットとのいずれか一方又は双方の表面、又はパターンプレートとスクイズボードとのいずれか一方又は双方の表面に加わる鋳型砂の圧力を計測する造型センサーと、
前記造型センサーの出力に基づいて鋳型造型装置の動作を制御する制御装置と、
を備えることを特徴とする鋳型造型装置。 - 前記造型センサーの出力に基づいて鋳型強度を算出する強度算出部をさらに備え、該強度算出部の出力に基づいて鋳型造型装置の動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の鋳型造型装置。
- 前記造型センサーは、前記パターンプレートとスクイズフットとのいずれか一方又は双方の表面、又はパターンプレートとスクイズボードとのいずれか一方又は双方の表面に複数設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の鋳型造型装置。
- 前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてスクイズ圧力を制御する第1の制御部を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
- 前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてエアレーション圧力を制御する第2の制御部を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
- 前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてエアレーション時間を制御する第3の制御部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
- 前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてスクイズフット又はスクイズボードのセット位置を制御する第4の制御部を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
- 前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてレベリングフレームを制御する第5の制御部を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
- 前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてスクイズフットを制御する第6の制御部を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
- 前記造型センサーは、前記パターンプレートの製品部の形状に合わせて選択されることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
- 前記造型センサーの出力が必要な出力値に達していない場合に、必要な出力が得られない原因と対策を表示する表示装置を備えることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
- 前記造型センサーの出力が予め定められた値以上のばらつきを有する場合に、前記制御装置による鋳型造型装置の制御に代えて、エアレーションノズルのつまり、エアレーションフィルターのつまり、または、鋳型砂ホッパ内の砂の偏りについて警告表示をする表示装置を備えることを特徴とする請求項3から11のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
- パターンプレートとスクイズフットとのいずれか一方又は双方の表面、又はパターンプレートとスクイズボードとのいずれか一方又は双方の表面に加わる鋳型砂の圧力を計測し、
前記計測の結果に基づいて鋳型造型装置の動作を制御する、
ことを特徴とする鋳型造型装置の制御方法。 - 前記圧力に基づいて鋳型強度を算出することをさらに含み、該鋳型強度に基づいて鋳型造型装置の動作を制御することを特徴とする請求項13に記載の鋳型造型装置の制御方法。
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