JPWO2019239733A1 - 鋳型造型装置及び鋳型造型装置の制御方法 - Google Patents

鋳型造型装置及び鋳型造型装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】必要な鋳型強度を有する鋳型を継続して造型することができる鋳型造型装置及び鋳型造型装置の制御方法を提供する。【解決手段】パターンプレート105とスクイズフット113とのいずれか一方又は双方の表面、又はパターンプレート105とスクイズボード300とのいずれか一方又は双方の表面に加わる鋳型砂Sの圧力を計測する造型センサー201A、201B、201Cと、前記造型センサー201A、201B、201Cの出力に基づいて鋳型造型装置の動作を制御する制御装置2Bとを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、鋳造ラインにおいて用いられる鋳型造型装置及び鋳型造型装置の制御方法に関する。
一般的な鋳造工程は、砂処理工程、鋳型造型工程、中子設置工程、注湯工程、冷却搬送工程、後処理工程を有し、これらの各工程には、これらの工程順に、砂処理装置、鋳型造型装置、中子設置装置、注湯装置、冷却搬送装置、後処理装置が備えられる。
この発明は、鋳型造型工程に備えられる鋳型造型装置についての発明である。
鋳型造型装置は、パターンプレートと鋳枠とで画成された空間に鋳型砂を充填し、それを圧縮して鋳型を造型する。
造型された鋳型は、各種仕様に適合していることが必要であるが、特に所定の鋳型強度を備えていることが必要である。
従来、造型された鋳型の強度を測定する装置としては、特許文献1に開示されたように、鋳型造型機から連続的に送り出されてくる鋳型の強度を力センサーにより測定し、この測定結果と予め設定した設定強度とを演算、比較して鋳型の良否を判別するものが知られている。
特許文献2には、鋳型造型中に鋳型造型機のパターンプレートの表面にかかる鋳型砂の圧力を検出する鋳型造型機が開示されている。この装置では、鋳型造型ごとに、検出された鋳型砂の圧力をそれと密接な相関関係を持つ鋳型の硬度に変換して表示している。
特開平7−232235号公報 実開昭61−92439号公報
しかしながら、上記特許文献1の装置では、鋳型強度を測定している時点で鋳型はすでに造型済みであり、この時点の良否判定により、次工程に不良品を送り出すことは防止されるが、良否判定の結果を造型途中や次のサイクルの鋳型の造型に活かすことができないという問題がある。
また上記特許文献2の鋳型造型装置においても、パターンプレートの表面にかかる鋳型砂の圧力から変換された鋳型硬度がわかるので、造型された鋳型の良、不良の判定は可能であるが、鋳型はすでに造型された後であり、上記の装置と同様、良否判定の結果を造型途中や次のサイクルの鋳型の造型に活かすことができないという問題がある。
したがって、上記いずれの装置も、必要な鋳型強度を有する鋳型を継続して造型することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するため、必要な鋳型強度を有する鋳型を継続して造型することができる鋳型造型装置及び鋳型造型装置の制御方法を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。すなわち、本発明は、パターンプレートとスクイズフットとのいずれか一方又は双方の表面、又はパターンプレートとスクイズボードとのいずれか一方又は双方の表面に加わる鋳型砂の圧力を計測する造型センサーと、前記造型センサーの出力に基づいて鋳型造型装置の動作を制御する制御装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、造型中の鋳型砂の圧力を直接測定し、その測定値に基づいて鋳型造型装置の動作を制御するので、安定して必要な強度の鋳型を連続的に造型することができる。また、強度不足または強度のばらつきなどで不良鋳型が発生した場合でも、すぐに次の造型サイクルに対策を打つことができる。
本発明の一態様では、前記造型センサーの出力に基づいて鋳型強度を算出する強度算出部をさらに備え、該強度算出部の出力に基づいて鋳型造型装置の動作を制御することを特徴とする。
本発明の一態様では、前記造型センサーは、前記パターンプレートとスクイズフットとのいずれか一方又は双方の表面、又はパターンプレートとスクイズボードとのいずれか一方又は双方の表面に複数設けられていることを特徴とする。
この一態様では、複数の造型センサーから鋳型強度が算出されるので鋳型強度測定の精度を向上することができる。
本発明の一態様では、前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてスクイズ圧力を制御する第1の制御部を備えることを特徴とする。
この一態様では、スクイズ圧力を制御するので、必要な強度を有する鋳型を安定的、連続的に造型することができる。この場合、リアルタイムおよび次のサイクルへのスクイズ圧力制御の変更などを迅速に適用することができる。
本発明の一態様では、前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてエアレーション圧力を制御する第2の制御部を備えることを特徴とする。
この一態様では、エアレーション圧力を制御するので、必要な強度を有する鋳型を安定的、連続的に造型することができる。この場合、リアルタイムおよび次のサイクルへのエアレーション圧力制御の変更などを迅速に適用することができる。
本発明の一態様では、前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてエアレーション時間を制御する第3の制御部を備えることを特徴とする。
この一態様では、エアレーション時間を制御するので、必要な強度を有する鋳型を安定的、連続的に造型することができる。この場合、リアルタイムおよび次のサイクルへのエアレーション時間制御の変更などを迅速に適用することができる。
本発明の一態様では、前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてスクイズフット又はスクイズボードのセット位置を制御する第4の制御部を備えることを特徴とする。
この一態様では、スクイズフット又はスクイズボードのセット位置を制御するので、必要な強度を有する鋳型を安定的、連続的に造型することができる。この場合、リアルタイムおよび次のサイクルへのセット位置制御の変更などを迅速に適用することができる。
本発明の一態様では、前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてレベリングフレームを制御する第5の制御部を備えることを特徴とする。
この一態様では、レベリングフレームを制御するので、必要な強度を有する鋳型を安定的、連続的に造型することができる。この場合、リアルタイムおよび次のサイクルへのレベリングフレーム制御の変更などを迅速に適用することができる。
本発明の一態様では、前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてスクイズフットを制御する第6の制御部を備えることを特徴とする。
この一態様では、スクイズフットを制御するので、必要な強度を有する鋳型を安定的、連続的に造型することができる。この場合、リアルタイムおよび次のサイクルへのスクイズフット制御の変更などを迅速に適用することができる。
本発明の一態様では、前記造型センサーは、前記パターンプレートの製品部の形状に合わせて選択されることを特徴とする。
この一態様では、製品部の形状に合わせて鋳型強度測定に最適な造型センサーを選択できるので、鋳型強度測定の精度を向上することができる。
本発明の一態様では、前記造型センサーの出力が必要な出力値に達していない場合に、必要な出力が得られない原因と対策を表示する表示装置を備えることを特徴とする。
この一態様では、不良鋳型発生をすぐに作業者に知らせることができるので、不良鋳型を連続して造型することなく、鋳型造型装置への不良鋳型対策をタイミングよく行うことができる。
本発明の一態様では、前記造型センサーの出力が予め定められた値以上のばらつきを有する場合に、前記制御装置による鋳型造型装置の制御に代えて、エアレーションノズルのつまり、エアレーションフィルターのつまり、または、鋳型砂ホッパ内の砂の偏りについて警告表示をする表示装置を備えることを特徴とする。
この一態様では、不良鋳型発生時に、原因となる項目をすぐに作業者に知らせることができるので、鋳型造型装置への点検を迅速に行うことができる。
また、本発明は、鋳型造型装置の制御方法であって、パターンプレートとスクイズフットとのいずれか一方又は双方の表面、又はパターンプレートとスクイズボードとのいずれか一方又は双方の表面に加わる鋳型砂の圧力を計測し、前記計測の結果に基づいて鋳型造型装置の動作を制御する、ことを特徴とする。
本発明によれば、上記と同様に、造型中の鋳型砂の圧力を直接測定し、その測定値に基づいて鋳型造型装置の動作を制御するので、安定して必要な強度の鋳型を連続的に造型することができる。また、強度不足または強度のばらつきなどで不良鋳型が発生した場合でも、すぐに次の造型サイクルに対策を打つことができる。
本発明の一態様では、前記圧力に基づいて鋳型強度を算出することをさらに含み、該鋳型強度に基づいて鋳型造型装置の動作を制御することを特徴とする。
本発明によれば、鋳型造型中の鋳型砂の圧力、若しくはその圧力から算出された鋳型強度に基づいて鋳型造型装置を制御するので必要な鋳型強度を有する鋳型を継続して造型することができる。
本発明の第1の実施形態における鋳型造型装置の縦断面図である。 上記第1の実施形態において、鋳型造型空間を画成させた状態を示す縦断面図である。 上記第1の実施形態において、鋳型砂が充填されたのち、鋳型砂のスクイズ状態を示す縦断面図である。 パターンプレート(a)およびスクイズフット(b)へのセンサーの取り付け位置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図2のP1−P1断面線視図である。 上記の実施形態における鋳型造型装置の制御方法を説明するためのフローチャートである。 上記の実施形態における鋳型造型装置の制御方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における鋳型造型装置の縦断面図である。 パターンプレート(a)およびスクイズボード(b)へのセンサーの取り付け位置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図7のP2−P2断面線視図である。 パターンプレート(a)およびスクイズフット(b)へのセンサーの取り付け位置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図2のP1−P1断面線視図である。 パターンプレート(a)およびスクイズフット(b)へのセンサーの取り付け位置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図2のP1−P1断面線視図である。 パターンプレート(a)およびスクイズフット(b)へのセンサーの取り付け位置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図2のP1−P1断面線視図である。 パターンプレート(a)およびスクイズボード(b)へのセンサーの取り付け位置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図7のP2−P2断面線視図である。 パターンプレート(a)およびスクイズボード(b)へのセンサーの取り付け位置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図7のP2−P2断面線視図である。 パターンプレート(a)およびスクイズボード(b)へのセンサーの取り付け位置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図7のP2−P2断面線視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明による鋳型造型装置100の縦断面図である。この図において、造型基盤101上の左右両側に枠セットシリンダ102、102が上向きにして立設されており、該枠セットシリンダ102、102のピストンロッド102A、102A先端間には昇降支持フレーム103が架設されている。即ち、枠セットシリンダ102、102は造型基盤101側を縮引端として上向きにして立設されている。
前記枠セットシリンダ102、102のうちの一方(図1で左側)下位にはパターン交換装置104の中心部が水平平面内で回転可能にして支持されており、該パターン交換装置104の両端部には、パターンプレート105、105A(上下パターンプレート)を載置したパターンキャリア106、106Aが図示されないスプリングにより5mm程度持ち上げられた状態でセットされ、該パターンプレート105、105Aを前記造型基盤101の中央上部に交互に搬入出させるようにされている。
前記パターンキャリア106、106Aにおけるパターンプレート105、105Aの四隅外側位置下方には、抜上げシリンダ107、107Aが上向きにして造型基盤101に埋設されていて、その先端はパターンキャリア106、106A内のピン124、124Aを押圧することができる。また、前記パターンプレート105、105Aの外周を包囲して上下摺動する枠状のレベリングフレーム108、108Aが支持されている。なおレベリングフレーム108、108Aは、抜上げシリンダ107、107Aの伸長端でパターンプレート105、105Aの見切り面から若干上方に突出(図2参照)され、縮引端でパターンプレート105、105Aの見切り面とほぼ同一面(図3参照)になるようにされている。また、抜上げシリンダ107、107Aは、レベリングフレーム108と鋳型の入った枠部材としての鋳枠120を持ち上げて抜型する出力を持つが、この出力は、枠セットシリンダ102、102を上昇させる出力はない。さらに、パターンキャリア106には、図示されないクランプ部材が設けられており、造型基盤101には該クランプ部材をクランプする図示されないクランプ装置が設けられている。パターンキャリア106の造型基盤101上への圧着は、該クランプ装置により前記クランプ部材を引っ張ってクランプすることにより成される。
前記昇降支持フレーム103には、上端にスライドゲート109により開閉される砂投入口110を設けると共に上側部に図示されない切り替え弁を介して低圧エアーを導入する給気管111を連通させ、かつ下位周側及び下位内部に図示されない1個の切り替え弁を介して図示されない圧縮空気源に連通する多数のエアー噴出チャンバー(図示せず)を備えた砂ホッパ112が吊設されている。なお多数のエアー噴出チャンバーからは低圧エアーが砂ホッパ112内に噴出されて鋳型砂Sを浮遊流動化させるエアレーションを成すように構成されている。さらに砂ホッパ112の下端には、スクイズ手段としてのセグメント方式のスクイズフット113、113と該スクイズフット113、113の周囲に砂充填用ノズル114、114が配設されている。
セグメント方式のスクイズフット113、113は、セグメントシリンダによって上下動される。
スクイズフットの制御方式は、セグメント方式とプリセット方式がある。セグメント方式とは、スクイズ動作中にスクイズフットを上昇下降共に制御可能な方式である。プリセット方式とは、スクイズ動作中にスクイズフットを上昇にのみ制御可能な方式である。どちらの方式も、スクイズ動作前(砂を充填する前)に模型の高さに応じてそれに対向するスクイズフットを上下に位置させ、スクイズ動作中移動させることによって、砂を充填する際の鋳型砂Sの高さを調整し、砂の圧縮率を一定とし鋳型の圧縮強度を均一にするものである。どちらの方式を採用するかは、鋳型や製造者の任意によるものである。一般的に、セグメント方式のスクイズフットを使用すると使用した部分の鋳型強度は上がり、一方でプリセット方式のスクイズフットを使用すると使用した部分の鋳型強度は下がる。
また前記セグメント方式のスクイズフット113、113及び砂充填用ノズル114、114の群の外側を上下動可能にして包囲すると共に上位に図示されない排気制御チャンバーに通じるベントホール115、115を穿孔した盛枠116が、前記砂ホッパ112の下側部において下向きにして設けられた盛枠シリンダ117、117に連結して配置されている。さらに前記昇降支持フレーム103における砂ホッパ112の左右外側位置には、前記セグメント方式のスクイズフット113、113の下方位置まで伸びるフレーム118、118を介して鋳枠120の搬入出コンベヤ119が吊設されている。
図1に示すように、パターンプレート105、およびスクイズフット113、113‥の鋳型砂Sが接する表面には、これらの表面に加わる鋳型砂Sの圧力を計測する造型センサー201A、201B、が設けられている。なお、図1〜図3に示したセンサー201A、201Bは模式的な概念図であり、実際のセンサーの配置は、図4に示されている。図4(a)には、パターンプレート105に設けられた造型センサー201Aの詳細が示されている。図4(b)は、図2のP1−P1断面矢線視であり、この図には、スクイズフット113、113‥に設けられた造型センサー201Bの詳細が、示されている。
図4(a)に示したように、造型センサー201Aは、パターンプレート105の外周部に配置されたセンサー(1)〜(10)と、模型(製品部)105−1の周囲に配置されたセンサー(11)〜(18)とからなっている。またパターンプレート105の上方に位置するスクイズフット113、113‥には、図4(b)に示されるように、パターンプレート105に設けられたセンサー(1)〜(18)のそれぞれに対向させて18個のセンサーが設けられている。
これらのパターンプレート105及びスクイズフット113、113‥の各センサー(1)〜(18)の出力は、センサー(1)〜(10)の出力がパターンプレートの外周部の出力として、センサー(11)〜(18)の出力が製品部の出力として、センサー(1)〜(18)の出力がパターンプレート全体の出力として、また、センサー(1)〜(18)の出力が各センサー(1)〜(18)のばらつきの出力として、図1に示す強度算出部2Aに送られる。強度算出部2Aの出力は、制御装置2B及び表示装置2Cに送られるようになっている。
次に、このように構成された装置の動作を説明する。図1の状態は、砂ホッパ112内に鋳型砂Sが投入され、かつ搬入出コンベヤ119に空の鋳枠120が搬入された状態にある。なお、パターンキャリア106は図示されないスプリングにより5mm程度持ち上げられた状態でパターン交換装置104上にセットされて造型基盤101との間に5mm程度の隙間がある。次いで、図2に示すように、セグメント方式のスクイズフット113、113全体が下方のパターンプレート105の凹凸に相対して凹凸を形成する。ここで、レベリングフレーム108は抜上げシリンダ107、107Aによりパターンプレート105の見切面から上方に突出された状態にある。そして、パターンキャリア106を図示されないクランプ装置で造型基盤101上に圧着する。
次いで、スライドゲート109を作動させて砂投入口110を閉じた後、盛枠シリンダ117、117が伸長作動して盛枠116を下降させて鋳枠120の上面に押し付け密着させると共に枠セットシリンダ102、102が縮引作動して鋳枠120がパターンプレート105の外周で上方に突出されているレベリングフレーム108上に押し付けられる。
次に、多数のエアー噴出チャンバーから低圧エアーを砂ホッパ112内に噴出させて砂ホッパ112内の鋳型砂Sを浮遊流動化させるエアレーションをさせながら図示されない切り替え弁を介して給気管111から低圧エアーを砂ホッパ112に供給して鋳型砂Sを低圧エアーにより造型空間に砂充填用ノズル114、114を介してエアレーション充填する。
次に、図3に示すように、枠セットシリンダ102、102がさらに縮引作動して盛枠シリンダ117、117を縮引させながら昇降支持フレーム103及びこれに支持されている部材を下降させてゆき、セグメント方式のスクイズフット113、113下面全体が平坦になるまで鋳型砂Sの第1圧縮工程としての1次スクイズをすると共にスライドゲート109を逆作動させて砂投入口110を開放する。
次に、抜上げシリンダ107、107Aの油をリリーフする状態に切り替えると共に枠セットシリンダ102、102が1次スクイズより高い圧力で縮引作動をすることにより、鋳枠120、盛枠116、及びスクイズフット113、113が一体となって下降し鋳型砂S全体を第2圧縮工程としての2次スクイズをする。これによりレベリングフレーム108は抜上げシリンダ107、107Aの縮引によりピン124、124Aを介して下降されてパターンプレート105の見切面とほぼ同一レベルにされる。
この時、レベリングフレーム108が下降端に到達していない場合には、見切り面補正を行う。これは、盛枠シリンダ117、117を伸長作動させて盛枠116を下降させレベリングフレーム108が下降端に到達するまで鋳枠120を押し下げることによってなされ、これにより鋳枠120の下面と鋳型下面を毎回ほぼ同一面にすることができる。
このようにして造型した鋳型造型済み鋳枠120を抜型するには、枠セットシリンダ102、102を低速度で上昇させると共に枠セットシリンダ102、102よりも遅くならない速度で抜上げシリンダ107,107Aを上昇させる。
ここで、枠セットシリンダ102、102の上昇と共にスクイズフット113、113及び盛枠116は一体となって上昇し、同時に、枠セットシリンダ102、102よりも遅くならない速度で抜上げシリンダ107,107Aを上昇させようとしているため、抜上げシリンダ107、107Aの伸長作動によりレベリングフレーム108を介して鋳枠120を、盛枠116に圧着させて一体的に上昇させることにより、パターンプレート105から分離する。
その後、盛枠116及びセグメント方式のスクイズフット113、113は一体となって上昇されてゆき、その途中において鋳型造型済み鋳枠120は搬入出コンベヤ119により掬い上げられてパターンプレート105から完全に分離されると共に鋳型砂Sが砂ホッパ112内に補給される。
次に鋳型造型済み鋳枠120が搬入出コンベヤ119を介して搬出され、空の鋳枠120が搬入されると共にパターン交換装置104が180度回転されてパターンプレート105とパターンプレート105Aとを入替え、上記の動作を繰り返し行う。
強度算出部2Aは、上記の鋳型造型装置100の動作において、センサー(1)〜(18)の出力を鋳型強度に変換してその結果を制御装置2Bに供給する。この強度算出部2Aからは、センサー(1)〜(10)の出力が鋳型外周部の強度Aとして、センサー(11)〜(18)の出力が鋳型製品部の強度Bとして、センサー(1)〜(18)の出力が鋳型全体の強度Cとして、センサー(1)〜(18)の出力が鋳型各部の強度のばらつきDとして算出される。
制御装置2Bは、第1〜第6の制御部202〜207を備えており、これらの制御部202〜207は、造型センサー(1)〜(18)の出力に基づいて鋳型造型装置各部を制御する。ここにおいて、造型センサー(1)〜(18)の出力値は、圧力値であっても良いし圧力値を変換して得られる鋳型強度値であってもよい。以降、造型センサー(1)〜(18)の出力値が圧力値を変換して得られる鋳型強度値の場合を記載する。
この場合、鋳型造型装置100においては、センサー(1)〜(18)及び強度算出部2Aの出力をもって算出された鋳型各部の強度が規定範囲に入らない原因が、(a)エアレーション圧力、(b)エアレーション時間、(c)ボードセット位置、(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、(g)レベリングフレームの動作タイミング、であることを学習しておき、各センサー(1)〜(18)の出力に基づいて、(a)エアレーション圧力、(b)エアレーション時間、(c)ボードセット位置、(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、(g)レベリングフレームの動作タイミング、にフィードバックをかけて鋳型各部に必要な強度が得られるようにする。
ボードセット位置とはスクイズ動作前(砂を充填する前)のスクイズフットセット位置またはスクイズボードセット位置のことである。ボードセット位置を調整することで、鋳型の厚みを調整できる。
制御対象のそれぞれの要素へのフィードバックのかけ方は、例えば、(a)エアレーション圧力の場合、センサーの平均値の鋳型強度が低い場合は、エアレーション圧力を上げて、エアレーション時の鋳型砂Sの密度を上げ、鋳型強度が高い場合は、エアレーション圧力を下げて、エアレーション時の鋳型砂Sの密度を下げるように制御する。
(b)エアレーション時間の場合、センサーの平均値の鋳型強度が低い場合は、エアレーション時間を長くし、充填する砂の量を増やし、鋳型強度が高い場合は、エアレーション時間を短くし、充填する砂の量を減らすように制御する。
(c)ボードセット位置の場合、センサーの平均値の鋳型強度が低い場合は、ボードセット位置を低めにセットし、鋳型高さを減らし、鋳型強度が高い場合は、ボードセット位置を高めにセットし、鋳型高さを増やすように制御する。
(d)スクイズ圧力の場合、センサーの平均値の鋳型強度が低い場合は、スクイズ圧力を高くし、砂の圧縮比を増やし、鋳型強度が高い場合は、スクイズ圧力を低くし、砂の圧縮比を減らすように制御する。
(e)セグメント/プリセットの使用/不使用の場合、センサーの鋳型強度のばらつきが大きい場合は、セグメント/プリセットを使用し、ばらつきを軽減するようにセグメントをセットし、センサーの鋳型強度のばらつきが小さい場合は、セグメント/プリセットの設定を変更しないように制御する。
(f)セグメント/プリセットの動作タイミングの場合、センサーの平均値の鋳型強度が低い場合は、セグメント/プリセットの動作タイミングを遅くし、鋳型砂Sが十分圧縮されるようにし、鋳型強度が高い場合は、セグメント/プリセットの動作タイミングを早めて、鋳型砂Sの圧縮が低減されるように制御する。
(g)レベリングフレームの動作タイミングの場合、センサーの平均値の鋳型強度が低い場合は、レベリングフレームの動作タイミングを早くし、鋳型砂Sが十分圧縮されるようにし、鋳型強度が高い場合は、レベリングフレームの動作タイミングを遅くし、鋳型砂Sの圧縮が低減されるように制御する。
ここに示す(a)〜(g)の制御対象の制御方法は一例にすぎず、砂の性状や模型の形状などにより、まったく反対の制御をすることもある。たとえば、(f)のセグメント/プリセットの動作タイミングは、セグメント方式かプリセット方式かのどちらを使用するか、またスクイズフットを伸ばす時か縮める時か、これらのどの組み合わせなのかによって動作タイミングを遅くするのか早くするのかは全くの反対に制御することがある。しかしながらどの制御対象であっても鋳型強度が高い場合は低くするように、低い場合は高くするように、さらにはばらつきが大きい場合はばらつきを小さくするように、ばらつきが小さければ特に動作を前回から変更しないように制御することには違いはない。
この場合、(a)エアレーション圧力、(b)エアレーション時間、(c)ボードセット位置、(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、(g)レベリングフレームの動作タイミング、の原因に応じて、製造途中にあるサイクル内でフィードバックをかける場合と、次のサイクルでフィードバックをかける場合とが選択される。
したがって、造型センサーの計測タイミングは、造型の最中でも、造型完了時でもよく、フィードバックをかける時点に考慮して選択される。ただし造型完了時に計測する場合は、現在進行中のサイクルでのリアルタイムの対処は行わない。
上記の制御において、鋳型外周部の強度Aの計測結果は、随時取得して、(g)レベリングフレームの動作タイミングの制御に用いられる。(g)レベリングフレームの動作タイミングの制御は、リアルタイムでも次のサイクルに対しても行われるが、特にリアルタイムで行うことが好ましい。
鋳型外周部の強度Aが不足する場合には、リアルタイムに造型途中の鋳型に対して、(d)スクイズ圧力を監視しながら、(g)レベリングフレームの動作タイミング、に動作変更指示を行う。また、次のサイクルに対して、今回のサイクルで行った対処の結果も取り込んで、(g)レベリングフレームの動作タイミング、の動作変更指示及び、当該強度不足に関係する(a)エアレーション圧力、(b)エアレーション時間、(c)ボードセット位置、(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、の動作変更指示を行う。
また、上記の制御において、鋳型製品部の強度Bの計測結果は、随時取得して(a)エアレーション圧力、(b)エアレーション時間、(c)ボードセット位置、について、次のサイクルに対する制御に用いられる。(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、(g)レベリングフレームの動作タイミング、については、現在進行中のサイクルと次のサイクルに対する制御に用いられる。
鋳型製品部の強度Bが不足する場合には、リアルタイムに造型途中の鋳型に対して、(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、に動作変更指示を行う。また、次のサイクルに対して、今回のサイクルで行った対処の結果も取り込んで、(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、の動作変更指示及び、当該強度不足に関係する、(a)エアレーション圧力、(b)エアレーション時間、(c)ボードセット位置、の動作変更指示を行う。
鋳型全体の強度Cが不足する場合には、リアルタイムに造型途中の鋳型に対して、(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、(g)レベリングフレームの動作タイミング、に動作変更指示を行う。また、次のサイクルに対して、今回のサイクルで行った対処の結果も取り込んで、(d)スクイズ圧力、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、(g)レベリングフレームの動作タイミング、の動作変更指示及び、当該強度不足に関係する、(a)エアレーション圧力、(b)エアレーション時間、(c)ボードセット位置、の動作変更指示を行う。
また、制御が鋳型造型装置100内で自動的になされる場合だけでなく、必要な強度が得られない場合の原因と対策を表示装置2Cに表示して、作業者により鋳型造型装置100の設定を修正することも行う。
第1の制御部202は、鋳型砂Sを押し固めるときのスクイズ圧力を制御する。そのスクイズ圧力の制御対象は枠セットシリンダ102、102である。第2の制御部203と第3の制御部204は、それぞれ、鋳型砂Sを鋳型造型空間に充填する際に、鋳型砂Sを浮遊流動させるためのエアレーション圧力、エアレーション時間を制御する。そのエアレーション圧力やエアレーション時間を変更する制御対象は、一般的には電磁弁(図示せず)である。第4の制御部205は、鋳型厚みを決定するスクイズフットセット位置またはスクイズボードセット位置を制御する。そのスクイズフットセット位置またはスクイズボードセット位置を決定する制御対象は、盛枠シリンダ117、117である。第5の制御部206は、鋳型外周部の強度に大きく影響するレベリングフレーム108の動作タイミングを制御する。そのレベリングフレーム108の動作タイミングの制御対象は抜上げシリンダ107、107Aである。第6の制御部207は、鋳型各部の強度のばらつきに寄与するスクイズフット113、113の動作を制御する。そのスクイズフット113、113の制御対象は、セグメント/プリセットシリンダ130である。
鋳型各部の強度のばらつきDにおいて、規定値以上のばらつきが生じた場合には、鋳型造型装置の異常である、エアレーションノズルやフィルターのつまり、あるいは、鋳型砂ホッパ内の砂の偏り(棚つり)の可能性があるので、表示装置2Cに警告が表示され、各部の点検が行われる。
この場合、鋳型各部の強度のばらつきDの可否は、例えば、標準偏差などで規定する。具体的には、図4に示されたセンサー(1)〜(18)のセンサー出力から、強度算出部2Aによって計算された各部の鋳型強度をX〜X18とするとき、標準偏差sを以下の式によって算出し、あらかじめ定められた規定値以下であるかどうかで判断する。
Figure 2019239733
ここで、nはサンプル数で、この場合はn=18、Xavgは各測定点(1)〜(18)の鋳型強度X(i=1〜18)の平均値である。
鋳型各部の強度のばらつきDの管理としては、あらかじめ定められた第1の規定値(K1)と、第1の規定値より小さい第2の規定値(K2)が用いられる。
鋳型各部の強度のばらつきD(s)が第1の規定値より大きい場合(s>K1)には、前述したように、エアレーションノズルの詰まり、サンドタンクの棚つり、エアレーションフィルターの詰まりの点検が次のサイクルで行われる。
鋳型各部の強度のばらつきD(s)が第1の規定値(K1)以下、第2の規定値(K2)以上である場合(K2≦s≦K1)には、リアルタイムに造型途中の鋳型に対して、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、に動作変更指示を行う。また、次のサイクルに対して、今回のサイクルで行った対処の結果も取り込んで、(e)セグメント/プリセットの使用/不使用、(f)セグメント/プリセットの動作タイミング、の動作変更指示及び、当該不具合に関係する、(a)エアレーション圧力、(b)エアレーション時間、(c)ボードセット位置、d)スクイズ圧力、(g)レベリングフレームの動作タイミング、の動作変更指示を行う。
ここで鋳型砂は、混練機で所定量ごと、バッチ単位で混錬するため、同一バッチ内の砂性状は、比較的一定しているものと考えられる。そこで、造型センサーの測定値から算出される鋳型強度が規定範囲に入らない場合には、上記の制御を行った変更後の設定値によりその後の造型を行うことができ、それを1バッチ分の鋳型砂に適用することができる。
また上記の制御において、制御対象各部へのフィードバックをかける順番及び作業者による鋳型造型装置への設定の修正の順番や、一度に対処を行う項目の数は、1つずつ又は2以上をまとめて対処する等どのような対処の仕方であってもよい。
センサーをスクイズボードやスクイズフット側に取り付ける場合及びセンサーをパターンプレート側に取り付ける場合のいずれも、製品の形状に合わせて、強度算出部2Aにより使用するセンサーと使用しないセンサーが選択される。これは、製品形状に関係ないセンサー出力は、鋳型強度の測定においてノイズとなるため、それを除去するためである。センサーの選択の仕方は、例えば、製品部近傍のセンサーは使用され、パターンから離れたセンサーは使用しないようにする等、データベース等から取り込まれる製品形状に応じて、その製品の鋳型強度を最も適確に評価できるセンサーを選択することができる。
ここにおいて、上記の一連の制御設定は、製品が変更されるなどの制御が一定にフィードバックされる前提条件が変更された場合、各制御値が初期値化され、データ収集による学習、解析が再試行される。ここで、各制御値はデータベース等に蓄積されており、製品変更などの際、各制御値がすでに蓄積されている場合には、それらが初期値として採用される。
図5、図6は、上記の実施形態における鋳型造型装置のスクイズ工程におけるレベリングフレームの動作の制御を示したフローチャートである。
このフローチャートでは、鋳型砂が鋳型造型空間に充填された状態を起点としている。まずS601で、スクイズサイクルがスタートされる。図4に示された位置(1)〜(10)のセンサーからの信号により各部の強度が強度算出部2Aで算出され、そのデータが制御装置2Bの第5の制御部206に送られる。(S602)第5の制御部206では、あらかじめ定められたレベリングフレームスタート強度に達したかどうかが監視され、達していない場合には継続的に強度を監視続ける。(S603)設定された強度に達した場合は、レベリングフレームの下降をスタートし、第2次スクイズが開始される。(S604)第2次スクイズの終了後、造型完了時の鋳型強度が算出される。(S605)そのスクイズサイクルで、見切り面補正が行われているかどうか確認し、(S606)見切り面補正が行われた場合は、造型完了時の鋳型強度が規定範囲内かどうかチェックされる。(S607)規定範囲に入っている場合は、見切り面補正が行われた状況から、次のスクイズサイクルのレベリングフレームのスタート強度の設定を下げ、(S608)本サイクルよりレベリングフレームのスタート(レベリングフレームの動作タイミング)を早めるように設定してスクイズサイクルを終了する。(S611)
S607で、鋳型強度が規定範囲内になかった場合、強度が大きいほうに外れたのか、小さいほうに外れたのかチェックされ、(S609)小さいほうに外れている場合は、鋳型強度が規定範囲内に入った場合と同様に、次のスクイズサイクルのレベリングフレームのスタート強度の設定を下げ、(S608)本サイクルよりレベリングフレームのスタートを早めるように設定してスクイズサイクルを終了する。(S611)強度が大きいほうに外れた場合は、機械的不具合が発生したと判断して、表示装置2Cに警告を発して、スクイズサイクルを終了する。(S610)
S606で、見切り面補正が行われなかった場合は、図6のS701から処理が開始され、鋳型強度が規定範囲内かどうかチェックされ、(S702)規定範囲内であれば、スクイズサイクルを終了する。(S706)規定範囲内でない場合は、強度が大きいほうに外れたのか、小さいほうに外れたのかチェックされ、(S703)強度が大きいほうに外れた場合には、次サイクルのレベリングフレームのスタート強度の設定を上げ、レベリングフレームのスタートタイミングを遅らせて、サイクルを終了する。(S704)強度が小さいほうに外れた場合には、次サイクルのレベリングフレームのスタート強度の設定を下げ、レベリングフレームのスタートタイミングを早めて、サイクルを終了する。(S705)
この実施形態における鋳型造型装置100は、上記のように鋳型各部において鋳型砂Sの圧力を検出し、この検出出力を鋳型各部の強度に変換し、この強度出力を鋳型造型装置100の各部にフィードバックして、鋳型を製造するものであるから、必要な鋳型強度を有する鋳型を継続して造型することができる。
なお、本実施形態の砂入れ方法はエアレーション方式を用いているが、本発明はそれに限定されない。例えば砂入れ方法として重力落下方式を用いても良い。また、本実施形態の鋳型造型装置として例えば枠付造型装置が挙げられるが、鋳型造型装置はそれに限定されるものではなく、例えば抜枠造型装置に用いても良い。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態である鋳型造型装置の縦断面図である。図において、符号250は盛枠、251は鋳枠、252はレベリングフレーム、300はスクイズボードである。
図7に示すように、パターンプレート105、およびスクイズボード300の鋳型砂Sが接する表面には、これらの表面に加わる鋳型砂Sの圧力を計測する造型センサー201A、201C、が設けられている。図7に示したセンサー201A、201Cは模式的な概念図であり、実際のセンサーの配置は、図8に示されている。図8(a)には、パターンプレート105に設けられた造型センサー201Aの詳細が示されている。図8(b)は、図7のP2−P2断面矢線視であり、この図には、スクイズボード300に設けられた造型センサー201Cの詳細が示されている。
この図に示す実施形態が、上記の第1の実施形態と異なる点は、スクイズ動作をおこなう要素として、スクイズボード300を用いた点である。
この実施形態は、スクイズボード300によりスクイズ動作を行う点以外は上記第1の実施形態と同様の動作によって鋳型造型が行われ、上記第1の実施形態と同様の作用、効果が得られる。
(変形例)
以下に造型センサー取り付けに関して、上述した実施形態の変形例を説明する。以下の変形例は、パターンプレート105とスクイズフット113、113‥に取り付ける造型センサーの個数の違いによる。
図9は、パターンプレート105に複数個の造型センサーを取り付け(図9(a))、スクイズフット113、113‥に1個の造型センサーを取り付けた場合(図9(b))のセンサーの配置を示している。
図10は、パターンプレート105に1個の造型センサーを取り付け(図10(a))、スクイズフット113、113‥に複数個の造型センサーを取り付けた場合(図10(b))のセンサーの配置を示している。
図11は、パターンプレート105に1個の造型センサーを取り付け(図11(a))、スクイズフット113、113‥に1個の造型センサーを取り付けた場合(図11(b))のセンサーの配置を示している。
パターンプレート105に複数個の造型センサーを取り付け、スクイズフット113、113‥に造型センサーを取り付けない場合は、パターンプレート105のセンサーの配置は、図9(a)のようになる、このときスクイズフット113、113‥には、センサーは配置されない(図示せず)。
パターンプレート105に1個の造型センサーを取り付け、スクイズフット113、113‥に造型センサーを取り付けない場合は、パターンプレート105のセンサーの配置は、図10(a)のようになる、このときスクイズフット113、113‥には、センサーは配置されない(図示せず)。
パターンプレート105に造型センサーを取り付けず、スクイズフット113、113‥に複数個の造型センサーを取り付る場合は、スクイズフット113、113‥のセンサーの配置は、図10(b)のようになる、このときパターンプレート105には、センサーは配置されない(図示せず)。
パターンプレート105に造型センサーを取り付けず、スクイズフット113、113‥に1個の造型センサーを取り付る場合は、スクイズフット113、113‥のセンサーの配置は、図9(b)のようになる、このときパターンプレート105には、センサーは配置されない(図示せず)。
以下の変形例は、パターンプレート105とスクイズボード300に取り付ける造型センサーの個数の違いによる。
図12は、パターンプレート105に複数個の造型センサーを取り付け(図12(a))、スクイズボード300に1個の造型センサーを取り付けた場合(図12(b))のセンサーの配置を示している。
図13は、パターンプレート105に1個の造型センサーを取り付け(図13(a))、スクイズボード300に複数個の造型センサーを取り付けた場合(図13(b))のセンサーの配置を示している。
図14は、パターンプレート105に1個の造型センサーを取り付け(図14(a))、スクイズボード300に1個の造型センサーを取り付けた場合(図14(b))のセンサーの配置を示している。
パターンプレート105に複数個の造型センサーを取り付け、スクイズボード300に造型センサーを取り付けない場合は、パターンプレート105のセンサーの配置は、図12(a)のようになる、このときスクイズボード300には、センサーは配置されない(図示せず)。
パターンプレート105に1個の造型センサーを取り付け、スクイズボード300に造型センサーを取り付けない場合は、パターンプレート105のセンサーの配置は、図13(a)のようになる、このときスクイズボード300には、センサーは配置されない(図示せず)。
パターンプレート105に造型センサーを取り付けず、スクイズボード300に複数個の造型センサーを取り付る場合は、スクイズボード300のセンサーの配置は、図13(b)のようになる、このときパターンプレート105には、センサーは配置されない(図示せず)。
パターンプレート105に造型センサーを取り付けず、スクイズボード300に1個の造型センサーを取り付る場合は、スクイズボード300のセンサーの配置は、図12(b)のようになる、このときパターンプレート105には、センサーは配置されない(図示せず)。
上述したパターンプレート105とスクイズフット113、113‥またはスクイズボード300への造型センサーの取り付けのバリエーションは、造型する鋳型の形状に基づいて、鋳型造型装置の制御の精度とコストの観点から考察されて、適宜選択することができる。
105、105A パターンプレート
113 スクイズフット
201A、201B、201C 造型センサー
2A 強度算出部
2B 制御装置
2C 表示装置
300 スクイズボード
202〜207 第1〜第6の制御部
108、108A、252 レベリングフレーム
S 鋳型砂

Claims (14)

  1. パターンプレートとスクイズフットとのいずれか一方又は双方の表面、又はパターンプレートとスクイズボードとのいずれか一方又は双方の表面に加わる鋳型砂の圧力を計測する造型センサーと、
    前記造型センサーの出力に基づいて鋳型造型装置の動作を制御する制御装置と、
    を備えることを特徴とする鋳型造型装置。
  2. 前記造型センサーの出力に基づいて鋳型強度を算出する強度算出部をさらに備え、該強度算出部の出力に基づいて鋳型造型装置の動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の鋳型造型装置。
  3. 前記造型センサーは、前記パターンプレートとスクイズフットとのいずれか一方又は双方の表面、又はパターンプレートとスクイズボードとのいずれか一方又は双方の表面に複数設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の鋳型造型装置。
  4. 前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてスクイズ圧力を制御する第1の制御部を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
  5. 前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてエアレーション圧力を制御する第2の制御部を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
  6. 前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてエアレーション時間を制御する第3の制御部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
  7. 前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてスクイズフット又はスクイズボードのセット位置を制御する第4の制御部を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
  8. 前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてレベリングフレームを制御する第5の制御部を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
  9. 前記制御装置は、前記造型センサーの出力に基づいてスクイズフットを制御する第6の制御部を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
  10. 前記造型センサーは、前記パターンプレートの製品部の形状に合わせて選択されることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
  11. 前記造型センサーの出力が必要な出力値に達していない場合に、必要な出力が得られない原因と対策を表示する表示装置を備えることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
  12. 前記造型センサーの出力が予め定められた値以上のばらつきを有する場合に、前記制御装置による鋳型造型装置の制御に代えて、エアレーションノズルのつまり、エアレーションフィルターのつまり、または、鋳型砂ホッパ内の砂の偏りについて警告表示をする表示装置を備えることを特徴とする請求項3から11のいずれか1項に記載の鋳型造型装置。
  13. パターンプレートとスクイズフットとのいずれか一方又は双方の表面、又はパターンプレートとスクイズボードとのいずれか一方又は双方の表面に加わる鋳型砂の圧力を計測し、
    前記計測の結果に基づいて鋳型造型装置の動作を制御する、
    ことを特徴とする鋳型造型装置の制御方法。
  14. 前記圧力に基づいて鋳型強度を算出することをさらに含み、該鋳型強度に基づいて鋳型造型装置の動作を制御することを特徴とする請求項13に記載の鋳型造型装置の制御方法。

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