JP3413798B2 - 枠付造型装置の造型方法及び造型システム - Google Patents

枠付造型装置の造型方法及び造型システム

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JP3413798B2 JP2000005378A JP2000005378A JP3413798B2 JP 3413798 B2 JP3413798 B2 JP 3413798B2 JP 2000005378 A JP2000005378 A JP 2000005378A JP 2000005378 A JP2000005378 A JP 2000005378A JP 3413798 B2 JP3413798 B2 JP 3413798B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C15/00Moulding machines characterised by the compacting mechanism; Accessories therefor
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、砂こぼれや掻き取
り砂を少なくしつつ鋳型密度がほぼ均一になるようにし
た枠付造型装置の造型方法及び造型システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に従来の鋳枠付き鋳型の鋳型造型装
置においては、模型板上の鋳枠への鋳物砂の供給は、鋳
物砂をホッパーから重力落下により鋳枠内に供給し、そ
の後供給された鋳物砂の上面を適宜の手段で引き掻いて
平坦状にする工程で行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の鋳物砂の供給方式では、模型板の模型部の高さに関
係なく鋳物砂が鋳枠内に供給されるため、鋳物砂の供給
時に鋳枠外に砂が飛散したり、鋳物砂をスクイズして造
型された鋳型は、模型部の高さの相違によって鋳型の密
度が異なるなどの問題があった。
【0004】しかも、従来の鋳物砂の供給方式では、鋳
枠への鋳物砂の供給量は模型板の模型の形状によって変
わるにもかかわらず、ホッパからの鋳物砂の排出量はほ
ぼ一定であるため、模型板模型の形状変化に伴い鋳枠へ
の鋳物砂の充填状態が変わる。これに伴って鋳物砂をス
クイズすると、鋳型が鋳枠から突出した状態になること
がある。この場合には鋳型表面を鋳枠のそれと同一のレ
ベルにすべく鋳型を掻き取る必要があり、この結果、無
駄な鋳物砂が大量に発生したり、サンドカット装置が必
要になったり、掻き取った鋳物砂が飛散するなどの問題
も生じていた。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、枠付造型装置における枠付造型方法で
あって、造型装置からこぼれる砂及び造型後の鋳型から
掻き取る砂を最小限にして鋳枠内の鋳型の密度をほぼ均
一になるようにした造型方法及び造型システムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するのための手段】上記の目的を達成する
ために、請求項1にかかる枠付造型装置の造型方法の発
明は、模型板と、この模型板上に載置可能な鋳枠と、こ
の鋳枠上に載置可能な盛枠と、この盛枠に進入可能であ
ると共に前記模型板の模型部に相対向して所要の間隔を
成す位置に一時維持可能な複数のスクイズフットを有す
る遮蔽手段と、により砂充填キャビティを画成する工程
と、該砂充填キャビティに鋳物砂を供給する工程と、複
数のスクイズフットにより圧縮する工程と、を含むこと
を特徴とする。
【0007】また、請求項2にかかる枠付造型装置の造
型方法の発明は、請求項1に記載の発明において、前記
砂充填キャビティの容積の制御が、スクイズフットを個
別に制御することによりなされることを特徴とする。
【0008】上記の目的を達成するために、請求項3に
かかる枠付造型装置の造型方法の発明は、請求項2に記
載の発明において、前記模型板とスクイズフット全体の
間隔を制御することよりなることを特徴とする。
【0009】上記の目的を達成するために、請求項4に
かかる枠付造型装置の造型方法の発明は、請求項1に記
載の発明において、前記スクイズフットの個別の制御
が、鋳物砂の部分的な過不足を検知した場合に行われ、
前記遮模型板とスクイズフット全体の間隔の制御が、鋳
物砂の全体の過不足を検知した場合に行われることを特
徴とする。
【0010】上記の目的を達成するために、請求項5に
かかる発明は、請求項4に記載の鋳型造型装置におい
て、前記鋳物砂の部分的な過不足の検知又は全体の過不
足の検知が、前記砂充填キャビティの鋳物砂をスクイズ
した際の複数のスクイズフットに作用する反力をそれぞ
れ測定する工程と、この反力測定結果に基づき演算する
工程と、からなることを特徴とする。
【0011】上記の目的を達成するために、請求項6に
かかる枠付造型装置の造型方法の発明は、請求項1に記
載の発明において、前記鋳物砂の供給が、圧縮エア−の
供給により行われることを特徴とする。
【0012】上記の目的を達成するために、請求項7に
かかる枠付造型装置の造型方法の発明は、請求項6に記
載の発明において、前記鋳物砂の供給が複数のノズルに
より行われることを特徴とする。
【0013】上記の目的を達成するために、請求項8に
かかる枠付造型装置の造型方法の発明は、請求項7に記
載の発明において、複数のノズルへの各々のエアレ−シ
ョンを変えることにより、前記鋳物砂の供給を模型板に
応じて変更することを特徴とする。
【0014】上記の目的を達成するために、請求項9に
かかる枠付造型装置の造型方法の発明は、請求項1から
請求項7に記載の発明において、前記鋳物砂の供給の後
に、流気加圧若しくは衝撃空気圧力をかけることを特徴
とする。
【0015】上記の目的を達成するために、請求項10
にかかる枠付造型装置の造型方法の発明は、請求項1か
ら請求項9に記載の発明において、過去の造型デ−タに
基づき、前記砂充填キャビティの容積、エアレ−ション
位置及び強さ、流気加圧若しくは衝撃空気圧力の強さの
内、少なくとも1つを制御することを特徴とする。
【0016】上記の目的を達成するために、請求項11
にかかる枠付造型装置の造型方法の発明は、請求項10
に記載の発明において、前記過去の造型デ−タは、枠付
造型装置の制御装置の記憶装置に蓄積されており、枠付
造型装置の造型における当該工程前までに、前記砂充填
キャビティの容積、エアレ−ション位置及び強さ、流気
加圧若しくは衝撃空気圧力の強さに関する最適値を指令
することを特徴とする。
【0017】上記の目的を達成するために、請求項12
にかかる枠付造型装置の造型方法の発明は、請求項10
に記載の発明において、前記過去の造型デ−タは、枠付
造型装置の制御装置を通じて他の造型装置の造型デ−タ
を蓄積するコンピュ−タと接続され、該コンピュ−タの
演算結果を利用して、前記砂充填キャビティの容積、エ
アレ−ション位置及び強さ、流気加圧若しくは衝撃空気
圧力の強さに関する最適値を指令することを特徴とす
る。
【0018】上記の目的を達成するために、本発明にか
かる枠付造型装置の造型システムは、模型板と、この模
型板上に載置可能な鋳枠と、この鋳枠上に載置可能な盛
枠と、この盛枠に進入可能であると共に前記模型板の模
型部に相対向して所要の間隔を成す位置に一時維持可能
な複数のスクイズフットを有する遮蔽手段と、これらに
より画成された砂充填キャビティに鋳物砂を供給する砂
供給手段と、を備えた枠付造型装置における造型システ
ムであって、複数のスクイズフットに作用する反力をそ
れぞれ測定する反力測定手段と、反力測定手段の測定結
果に基づき造型デ−タを蓄積する蓄積手段と、砂充填キ
ャビティに関連する前記複数のスクイズフットのそれぞ
れがこれに相対向する前記模型板の模型部とで成す間隔
をそれぞれ演算する間隔演算手段と、を具備したことを
特徴とする。
【0019】ここで、請求項1に係る本発明において、
複数のスクイズフットを有する遮蔽手段は、例えば、複
数のスクイズフットが遮蔽手段のプレ−ト部を上下動可
能に貫通し、一体となって砂充填キャビティの上面を形
成する。
【0020】請求項4及び請求項5に係る発明におい
て、鋳物砂の部分的な過不足を検知した場合とは、鋳型
の特定部分の密度が大きくなっていたり、小さくなって
いたりすることをいう。鋳物砂の全体の過不足を検知し
た場合とは、鋳型の全体の密度が大きくなっていたり、
鋳型の全体の密度が小さくなっていたりすることをい
う。請求項5に係る発明において、複数のスクイズフッ
トに作用する反力をそれぞれ測定するとは、鋳物砂を圧
縮する際にスクイズフットに作用する反力であり、これ
を例えば、圧力センサで個別に測定することをいう。
【0021】また、請求項11若しくは請求項12に係
る本発明において、過去の造型デ−タに基づきとは、砂
充填キャビティの容積等の制御する際に、前回のみのデ
−タだけを使用する場合だけではなく、広く、過去数回
のデ−タから演算する場合、さらに、過去のデ−タをデ
−タベ−スとして蓄積していて、この蓄積された造型デ
−タから、最小二乗法、ファジ−制御等々の慣用手法に
より砂充填キャビティの最適な容積等を制御することを
含むものである。さらに、請求項12若しくは請求項1
3において、枠付造型装置の制御装置を通じて他の造型
装置の造型デ−タを蓄積するコンピュ−タ、砂処理若し
くは砂混練デ−タを蓄積するコンピュ−タと接続される
とは、通信ライン等によって接続することであり、イン
タ−ネット、無線通信など様々な媒体が利用可能であ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1から図4に基づき詳細に説明する。図1は、本発
明の実施の形態を示すフロ−チャ−トである。図1にお
いて、本発明に係る枠付造型装置の造型方法は、砂充填
キャビティを画成する工程と、該砂充填キャビティに鋳
物砂を供給する工程と、複数のスクイズフットにより圧
縮する工程と、を含んでいる。そして、砂充填キャビテ
ィを画成する工程では、砂充填キャビティが、模型板
と、この模型板上に載置可能な鋳枠と、この鋳枠上に載
置可能な盛枠と、この盛枠に進入可能であると共に前記
模型板の模型部に相対向して所要の間隔を成す位置に一
時維持可能な複数のスクイズフットを有する遮蔽手段に
より、画成される。
【0023】図2は、本発明の実施の形態の要部を示す
縦断面図であって、鋳物砂の鋳枠等への供給とスクイズ
機能を備えた装置を示す。そして、図示しない適宜の慣
用手段により間欠的に水平移動可能に配置された移動定
盤1の上面上には、模型板2がセットしてあり、前記移
動定盤1が一時停止する所定位置における前記模型板2
の上方位置に、鋳枠3が図示しない枠搬送装置により入
出しかつ昇降するようになっている。また、前記所定位
置における前記鋳枠3の上方位置には、下端部に盛枠4
を所要距離上下動可能にして垂設されたスクイズフット
を有する遮蔽手段5が図示しないアクチュエータにより
昇降可能にして配設してある。
【0024】そして、前記遮蔽手段の中央部には、複数
のスクイズフットが貫通して設けられておりスクイズフ
ット機能も兼ね備えている。また、この遮蔽手段5にお
いては、前記盛枠4を所要距離上下動可能にして垂設さ
れた逆置箱状の支持部材6が設けてあり、支持部材6の
上面には砂供給手段としての四角筒状の砂ホッパ7が設
けてある。この砂ホッパの下部には、鋳物砂の供給のた
めの複数のノズルが設けられている。前記支持部材6の
下部キャビティ内には、複数のスクイズフット8・8が
碁盤の目状に配置されかつ上下動自在にして設けてあ
り、これらスクイズフット8・8のそれぞれは、図3に
示すように、下端を板材でかつ上端を孔9付き角材でそ
れぞれ閉鎖されたシリンダ構造を成しており、さらにこ
れらスクイズフット8・8の各内部にはピストン10を
一体的に設けたピストンロッド11が前記孔付き板材の
孔9を貫通して上下摺動自在にして装着してあり、ピス
トンロッド11の上端部は前記支持部材6に装着してあ
る。
【0025】また、前記ピストンロッド11、11のそ
れぞれには、これに沿って延びて前記ピストン10を貫
通する第1貫通孔12と、ピストンロッド11に沿って
延びるがピストン10を貫通しない第2貫通孔13とが
それぞれ透設してあり、各第1・第2貫通孔12・13
は、方向切換弁14を介して図示しない油圧ユニットに
接続してある。また、各第1貫通孔12と各方向切換弁
14との間には、砂充填キャビティの鋳物砂をスクイズ
して前記遮蔽手段の複数のスクイズフットに作用する反
力をそれぞれ測定する反力測定手段としての圧力センサ
15と、前記第1貫通孔12への圧油の流量を調整する
流量調整弁17とが装着してある。これら複数の圧力セ
ンサ15・15および流量調整弁17・17のそれぞれ
には、この圧力センサ15・15の測定結果に基づき次
回の砂充填キャビティに関連する前記複数のスクイズフ
ットのそれぞれがこれに相対向する前記模型板の模型部
とで成す間隔をそれぞれ演算する間隔演算手段としての
マイクロコンピュータ18が電気的に接続してある。
【0026】これに伴ない、複数のスクイズフット8・
8は、図2に示すように、これらスクイズフット8・8
に相対向する前記模型板2の模型部とで成す複数の間隔
について、スクイズ前とスクイズ後の割合が相互に限り
なく近くなるような位置に維持できるようになってい
る。すなわち、スクイズ前におけるスクイズフット8・
8とこれに相対向する前記模型板2の模型部とで成す複
数の間隔をA,Bとし、スクイズ後におけるそれらをa,
bとすると(図3参照)、これらの割合a/Aおよびb
/Bが、a/A=b/Bの関係に限りなく近くなるよう
に制御されるようになっている。
【0027】また、図2および図4に示すように、前記
支持部材6における複数のスクイズフット8・8に囲ま
れた各キャビティ内には、ノズル16が形成してあり、
各ノズル16は漏斗状を成している。図中符号17は安
全弁である。尚、ノズルの砂排出口の形状は、円形、長
円形、長方形、正方形など自由な形を取ることができ
る。また、これらの形状を組み合わせても良い。また、
ノズルの形状は、漏斗状だけでなく、他の形状でも良い
(図5参照)。また、ノズルを使用する場合、複数のノ
ズルへの各々のエアレ−ションを変えることにより、鋳
物砂の供給を模型板に応じて変更することができる。た
とえば、図5において、16a,16bのみにエアレ−ショ
ンをかけて、または、16aの一部分にエアレ−ション
をかけて、その部分の砂供給を増加させることができ
る。
【0028】次に、上記の装置を用いて、鋳枠3内の鋳
型の密度をほぼ均一にする鋳型の造型手順について説明
する。まず、図2に示すように、砂充填キャビティを画
成する工程では、砂充填キャビティが、模型板と、この
模型板上に載置可能な鋳枠と、この鋳枠上に載置可能な
盛枠と、この盛枠に進入可能であると共に前記模型板の
模型部に相対向して所要の間隔を成す位置に一時維持可
能な複数のスクイズフットを有する遮蔽手段5により、
画成される。次ぎに、図3に示すように、模型板2上に
鋳枠3を、鋳枠3上に盛枠4およびスクイズフットを有
する遮蔽手段5をそれぞれ重ね合わせた後、方向切換弁
14・14を適宜切り替えて複数の第1貫通孔12・1
2を介して複数のスクイズフット8・8におけるピスト
ン10・10の下側に圧油をそれぞれ供給して複数のス
クイズフット8・8を下降させるとともに、複数のスク
イズフット8・8を、これらに相対向する模型板2の模
型部とで成す複数の間隔について、スクイズ前とスクイ
ズ後の割合が相互に限りなく近づくような位置A・Bに
維持する。言い換えると、模型部の高さが高い部分では
スクイズフット8が下降して圧縮される鋳物砂の量を少
なくし、模型部の高さが低い部分では、スクイズフット
8は上昇したままで、圧縮される鋳物砂の量を多くする
ように移動して、模型板2・鋳枠3・盛枠4・複数のス
クイズフット8・8により、砂充填キャビティを構成す
る。
【0029】そして、図示しない砂供給機構により砂ホ
ッパ7に鋳物砂を投入して、鋳物砂をスクイズフットを
有する遮蔽手段5の上部の砂ホッパ7から複数のノズル
16・16を通して砂充填キャビティ内に供給する。続
いて、図4に示すように、図示しないアクチュエーター
により、スクイズフットを有する遮蔽手段5を下降させ
て砂充填キャビティ内の鋳物砂を複数のスクイズフット
8・8によりスクイズする。この複数のスクイズフット
8・8のスクイズ作動に伴い、鋳物砂のスクイズフット
8・8への反力がスクイズフット8・8の下降力より大
きくなると、スクイズフット8・8は、遮蔽手段5の下
降に伴って相対的には上昇端まで押し上げられることと
なる。こうして、遮蔽手段5が所定の位置まで下降し、
鋳物砂を均一にスクイズした状態では、全てのスクイズ
フット8・8は、上昇端に移動してスクイズ面が平坦状
態で均一にスクイズされた鋳型を造型できる。
【0030】さらに、スクイズ完了時にスクイズフット
8・8のそれぞれに作用する鋳物砂の反力(鋳型密度)
を圧力センサ15で測定し、この測定結果に基づき、コ
ンピュータ18からの指令によって流量調整弁17・1
7を適宜作動して前回の鋳物砂供給時における砂充填キ
ャビティに関連する複数のスクイズフット8・8の下降
位置を補正しながらをこれらを下降させ、砂充填キャビ
ティ内への鋳物砂の供給量を増減させて、スクイズ後の
鋳型密度すなわちスクイズ完了時の反力が同じになるよ
うに制御する。尚、本発明の実施の形態においては油圧
を駆動源として説明したが、駆動源は、空圧若しくは電
動でも良い。空圧の場合、方向切り換え弁は空圧ユニッ
ト等の空気駆動源に接続する。また、空圧の場合は、シ
リンダロッド側・反ロッド側の圧力を制御することで、
上昇端・中間位置・下降端等の位置での段階的な補正が
可能になる。また、造型機本体、即ち、鋳枠を上下に位
置決めして全体の補正することも可能である。
【0031】以下、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図6は、フロ−チャ−トを示す。工程として
は、砂を充填してから、流気加圧若しくは衝撃空気圧力
をかけ、その後、スクイズフットによる圧縮が行われる
点で、第1の実施形態と異なっている。
【0032】また、機構的には図7に示すように、流気
加圧若しくは衝撃空気圧力の際に、空気が砂ホッパ内に
逆流しないように、前記複数のノズルの砂排出口を閉鎖
可能な閉鎖手段20と、砂供給後に空気を導入する空気
供給手段を含んでいる。図7(a)は、開いていると
き、(b)は、閉じているときである。閉じているとき、
流気加圧を供給することが可能になる。なお、弱い流気
加圧の時は、閉じる必要はない。空気供給手段は、空気
タンク21と空気弁22により構成されており、その空
気タンク21の空気圧と空気弁の弁開度を調整できるよ
うに、制御装置と電気的に接続されている。
【0033】第2の実施の形態によれば、砂供給の後に
予備的な圧縮ができ、しかも、流気加圧の場合は鋳型の
模型側の面、衝撃空気圧力の場合は、鋳型の背面を強く
圧縮することが可能になる。
【0034】本発明の第3の実施の形態について説明す
る。図8は、その構成の概要図の一例を示している。造
型機の制御装置31には、記憶装置32が設けられてお
り、該記憶装置32には、過去の造型デ−タが蓄積され
る。このために、各種センサと制御装置31が電気的に
接続されており、造型毎に、制御装置31に信号が送信
され、記憶装置32に蓄積される。例えば、造型デ−タ
としては圧力センサから得られる鋳型密度・砂充填キャ
ビティの容積などがある。そして、この造型デ−タを利
用して、砂充填キャビティの容積、エアレ−ション位置
及び強さ、流気加圧若しくは衝撃空気圧力の強さを制御
する。
【0035】さらに、過去の造型デ−タは、枠付造型装
置の造型における当該工程前までに、演算されて、造型
機の各種アクチュエ−タに指示される。
【0036】また、前記過去の造型デ−タは、枠付造型
装置の制御装置を通じて他の造型装置の造型デ−タを蓄
積する図示していないコンピュ−タと接続することも可
能である。この場合、コンピュ−タとしては中央指令コ
ンピュ−タ等の場合もあれば、デ−タ−サ−バ−のよう
な形式のコンピュ−タでもよい。そして、このコンピュ
−タの演算結果を利用して、その結果を、運転中の造型
機の制御装置に通信し、前記砂充填キャビティの容積、
エアレ−ション位置及び強さ、流気加圧若しくは衝撃空
気圧力の強さに関する最適値を指令することも可能であ
る。
【0037】さらに、枠付造型装置の制御装置を通じて
砂処理若しくは砂混練デ−タを蓄積するコンピュ−タと
接続されていて、該砂処理若しくは砂混練デ−タを参照
して、前記砂充填キャビティの容積、エアレ−ション位
置及び強さ、流気加圧若しくは衝撃空気圧力の強さに関
する最適値を指令することができる。この場合、砂混練
デ−タとしては、CB、水分であり、このデ−タは、混
練機に付属される混練制御装置から電気的に接続された
コンピュ−タに蓄積されている。このデ−タを参照し
て、砂充填キャビティの容積、エアレ−ション位置及び
強さ、及び流気加圧若しくは衝撃空気圧力の強さを制御
することが可能となる。このように、他の造型デ−タを
コンピュ−タを介して共有化できるため、より精密な制
御を確実に行うことができる。
【0038】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、請求項
1にかかる枠付造型装置の造型方法によれば、模型板
と、この模型板上に載置可能な鋳枠と、この鋳枠上に載
置可能な盛枠と、この盛枠に進入可能であると共に前記
模型板の模型部に相対向して所要の間隔を成す位置に一
時維持可能な複数のスクイズフットを有する遮蔽手段
と、により砂充填キャビティを画成する工程と、該砂充
填キャビティに鋳物砂を供給する工程と、複数のスクイ
ズフットを有する遮蔽手段により圧縮する工程と、を含
むようにしたから、砂を掻き取る砂は非常に少なくな
り、鋳枠内の鋳型の密度をほぼ均一にすることができ
る。
【0039】請求項2にかかる枠付造型装置の造型方法
によれば、砂充填キャビティの容積の制御が、スクイズ
フットを個別に上下に制御することによりなされること
から、より精密に砂充填キャビティを画成することがで
き、さらに、砂を掻き取る砂は非常に少なくなり、鋳枠
内の鋳型の密度をさらに均一にすることができる。
【0040】請求項3にかかる枠付造型装置の造型方法
によれば、砂充填キャビティの容積の制御が、前記模型
板とスクイズフット全体の間隔を制御できるから鋳型全
体の砂不足を予防するように砂充填キャビティを画成す
ることができ、鋳枠内の鋳型の密度をほぼ均一にするこ
とができる。
【0041】請求項4にかかる枠付造型装置の造型方法
によれば、前記スクイズフットの個別の制御が、鋳物砂
の部分的な過不足を検知した場合に行われ、前記遮模型
板とスクイズフット全体の間隔の制御が、鋳物砂の全体
の過不足を検知した場合に行われることから、鋳型全体
の砂不足を予防するとともに、より精密に砂充填キャビ
ティを画成することができ、さらに、砂を掻き取る砂は
非常に少なくなり、鋳枠内の鋳型の密度をさらに均一に
することができる。
【0042】請求項5にかかる枠付造型装置の造型方法
によれば、前記鋳物砂の部分的な過不足の検知又は全体
の過不足の検知が、前記砂充填キャビティの鋳物砂をス
クイズした際の複数のスクイズフットに作用する反力を
それぞれ測定する工程と、この反力測定結果に基づき演
算する工程とによることから、より確実な砂充填キャビ
ティを画成することができ、砂を掻き取る砂は非常に少
なくなり、鋳枠内の鋳型の密度をさらに均一にすること
ができる。
【0043】請求項6にかかる枠付造型装置の造型方法
によれば、砂供給が圧縮エア−の供給により行われるこ
とから、砂供給に際して造型機からの砂こぼれを少なく
して、より確実な砂供給ができる。
【0044】請求項7にかかる枠付造型装置の造型方法
によれば、鋳物砂の供給が複数のノズルより行われるこ
とから、鋳物砂の供給の困難な位置を減らすことができ
る。
【0045】請求項8にかかる枠付造型装置の造型方法
によれば、複数のノズルへの各々のエアレ−ションを変
えることにより、鋳物砂の供給を模型板に応じて容易に
変更することができる。これにより模型板が変わって
も、圧縮エア−の供給の位置と強さを変えられるからよ
り柔軟な造型システムになる。
【0046】請求項9にかかる枠付造型装置の造型方法
によれば、前記鋳物砂の供給の後に、流気加圧若しくは
衝撃空気圧力をかけることから、予備圧縮によりより硬
度が高く均一な鋳型の造型が可能になる。
【0047】請求項10にかかる枠付造型装置の造型方
法によれば、過去の造型デ−タに基づき、前記砂充填キ
ャビティの容積、エアレ−ション位置及び強さ、流気加
圧若しくは衝撃空気圧力の強さの内少なくとも1つを制
御することことから、より安定した状態で、造型後の鋳
型から掻き取る砂を最小限にして鋳枠内の鋳型の密度を
ほぼ均一になるようにできる。
【0048】請求項11にかかる枠付造型装置の造型方
法によれば、過去の造型デ−タは、枠付造型装置の制御
装置の記憶装置に蓄積されており、枠付造型装置の造型
における当該工程前までに、前記砂充填キャビティの容
積、エアレ−ション位置及び強さ、流気加圧若しくは衝
撃空気圧力の強さに関する最適値を指令することから、
過去の経験を有効に活用した制御が可能になる。特に、
この方法は、変動要因が多い鋳物砂の造型には有効であ
る。
【0049】請求項12にかかる枠付造型装置の造型方
法によれば、過去の造型デ−タは、枠付造型装置の制御
装置を通じて他の造型装置の造型デ−タを蓄積するコン
ピュ−タと接続され、該コンピュ−タの演算結果を利用
していることから、造型機の大きさ・機種・圧縮エア−
圧力・エアレ−ション位置及び強さ等が類似する造型デ
−タを、より広い範囲で利用でき、より確実な造型が可
能になる。
【0050】請求項13にかかる枠付造型装置の造型方
法によれば、過去の造型デ−タは、さらに、枠付造型装
置の制御装置を通じて砂処理若しくは砂混練デ−タを蓄
積するコンピュ−タと接続されていて、該砂処理若しく
は砂混練デ−タを参照して、前記砂充填キャビティの容
積、エアレ−ション位置及び強さ、流気加圧若しくは衝
撃空気圧力の強さに関する最適値を指令することから、
砂処理や砂混練のデ−タを利用できるため、鋳物砂に応
じた造型を確実に行うことができる。
【0051】請求項14にかかる枠付造型装置の造型方
法によれば、混練砂デ−タのCB、水分であるから、造
型の制御が確実である。
【0052】請求項15にかかる枠付造型装置の造型シ
ステムによれば、模型板と、この模型板上に載置可能な
鋳枠と、この鋳枠上に載置可能な盛枠と、この盛枠に進
入可能であると共に前記模型板の模型部に相対向して所
要の間隔を成す位置に一時維持可能な複数のスクイズフ
ットを有する遮蔽手段と、これらにより画成された砂充
填キャビティに鋳物砂を供給する砂供給手段と、を備え
た枠付造型装置における造型システムであって、複数の
スクイズフットに作用する反力をそれぞれ測定する反力
測定手段と、反力測定手段の測定結果に基づき造型デ−
タを蓄積する蓄積手段と、砂充填キャビティに関連する
前記複数のスクイズフットのそれぞれがこれに相対向す
る前記模型板の模型部とで成す間隔をそれぞれ演算する
間隔演算手段と、を具備したことから、砂を掻き取る砂
は非常に少なくなり、鋳枠内の鋳型の密度をほぼ均一に
することができる。
【0053】請求項16にかかる枠付造型システムによ
れば、砂供給手段が複数のノズルであることから鋳物砂
の供給の困難な位置を減らすことができる。
【0054】請求項17にかかる枠付造型装置の造型シ
ステムによれば、砂供給手段が複数のノズルであり、前
記複数のノズルの下方が個別にエアレ−ション可能であ
ることから、鋳物砂の供給の具合を変更することがで
き、砂供給の過不足を変更することができる。
【0055】請求項18にかかる枠付造型装置の造型シ
ステムによれば、前記複数のノズルの下方を閉鎖可能閉
鎖手段と、砂供給後に空気を導入する空気供給手段と、
を更に有することから、流気加圧又は衝撃空気圧力の際
に、鋳物砂が砂供給手段に逆流することがなく、確実に
造型が可能である。
【0056】請求項19にかかる枠付造型装置の造型シ
ステムによれば、過去の造型デ−タが、枠付造型装置の
制御装置の記憶装置に蓄積されている造型デ−タを利用
できることから、過去の経験を有効に活用した制御が可
能になる。
【0057】請求項20にかかる枠付造型装置の造型シ
ステムによれば、過去の造型デ−タが、枠付造型装置の
制御装置を通じて他の造型装置の造型デ−タを蓄積する
コンピュ−タと共有されていることから、造型機の大き
さ・機種・圧縮エア−圧力・エアレ−ション位置及び強
さ等が類似する造型デ−タを、より広い範囲で利用で
き、より確実な造型が可能になる。
【0058】請求項21にかかる枠付造型装置の造型シ
ステムによれば、前記過去の造型デ−タは、さらに、枠
付造型装置の制御装置を通じて砂処理若しくは砂混練デ
−タを蓄積するコンピュ−タと共有されていることか
ら、砂処理や砂混練のデ−タを利用できるため、鋳物砂
に応じた造型を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すフロ−チャ−
トである。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す主要部の縦断
面図であって、砂供給直前の砂供給キャビティの形状を
示す。
【図3】図2の主要部の拡大詳細図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す主要部の縦断面
図であって、スクイズ時の砂供給キャビティの形状を示
す。
【図5】ノズルの形状及びスクイズフットの配置及び形
状の例を示す平面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示すフロ−チャ−
トである。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す機構の主要部の
縦断面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態を示す主要部の縦断面
図であって、砂供給直前の砂供給キャビティの形状を示
す。
【符号の説明】
2 模型板 3 鋳枠 4 盛枠 5 遮蔽手段 8 スクイズフット 15 圧力センサ 20 閉鎖手段 31 造型機の制御装置 32 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22C 11/00 - 25/00,5/12

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】模型板と、この模型板上に載置可能な鋳枠
    と、この鋳枠上に載置可能な盛枠と、この盛枠に進入可
    能であると共に前記模型板の模型部に相対向して所要の
    間隔を成す位置に一時維持可能な複数のスクイズフット
    を有する遮蔽手段と、により砂充填キャビティを画成す
    る工程と、該砂充填キャビティに鋳物砂を供給する工程
    と、複数のスクイズフットにより圧縮する工程と、を含
    むことを特徴とする枠付造型装置の造型方法。
  2. 【請求項2】 前記砂充填キャビティの容積の制御が、
    スクイズフットを個別に上下に制御することによりなさ
    れることを特徴とする請求項1に記載の枠付造型装置の
    造型方法。
  3. 【請求項3】 前記砂充填キャビティの容積の制御が、
    前記模型板とスクイズフット全体の間隔を制御すること
    よりなることを特徴とする請求項1に記載の枠付造型装
    置の造型方法。
  4. 【請求項4】 前記スクイズフットの個別の制御が、鋳
    物砂の部分的な過不足を検知した場合に行われ、前記遮
    模型板とスクイズフット全体の間隔の制御が、鋳物砂の
    全体の過不足を検知した場合に行われることを特徴とす
    る請求項1に記載の枠付造型装置の造型方法。
  5. 【請求項5】 前記鋳物砂の部分的な過不足の検知又は
    全体の過不足の検知が、前記砂充填キャビティの鋳物砂
    をスクイズした際の複数のスクイズフットに作用する反
    力をそれぞれ測定する工程と、この反力測定結果に基づ
    き演算する工程と、からなることを特徴とする請求項4
    に記載の枠付造型装置の造型方法。
  6. 【請求項6】 前記鋳物砂の供給が、圧縮エア−の供給
    により行われることを特徴とする請求項1に記載の枠付
    造型装置の造型方法。
  7. 【請求項7】 前記鋳物砂の供給が複数のノズルより行
    われることを特徴とする請求項6に記載の枠付造型装置
    の造型方法。
  8. 【請求項8】 前記複数のノズルへの各々のエアレ−シ
    ョンを変えることにより、鋳物砂の供給を模型板に応じ
    て変更することを特徴とする請求項7に記載の枠付造型
    装置の造型方法。
  9. 【請求項9】 前記鋳物砂の供給の後に、流気加圧若し
    くは衝撃空気圧力をかけることを特徴とする請求項1か
    ら請求項8に記載の枠付造型装置の造型方法。
  10. 【請求項10】 過去の造型デ−タに基づき、前記砂充
    填キャビティの容積、エアレ−ション位置及び強さ、流
    気加圧若しくは衝撃空気圧力の強さの内、少なくとも1
    つを制御することを特徴とする請求項1から請求項9の
    いずれかに記載の枠付造型装置の造型方法。
  11. 【請求項11】 前記過去の造型デ−タは、枠付造型装
    置の制御装置の記憶装置に蓄積されており、枠付造型装
    置の造型における当該工程前までに、前記砂充填キャビ
    ティの容積、エアレ−ション位置及び強さ、流気加圧若
    しくは衝撃空気圧力の強さに関する最適値を指令するこ
    とを特徴とする請求項10に記載の造型方法。
  12. 【請求項12】前記過去の造型デ−タは、枠付造型装置
    の制御装置を通じて他の造型装置の造型デ−タを蓄積す
    るコンピュ−タと接続され、該コンピュ−タの演算結果
    を利用して、前記砂充填キャビティの容積、エアレ−シ
    ョン位置及び強さ、流気加圧若しくは衝撃空気圧力の強
    さに関する最適値を指令することを特徴とする請求項1
    0に記載の造型方法。
  13. 【請求項13】前記過去の造型デ−タは、さらに、枠付
    造型装置の制御装置を通じて砂処理若しくは砂混練デ−
    タを蓄積するコンピュ−タと接続されていて、該砂処理
    若しくは砂混練デ−タを参照して、前記砂充填キャビテ
    ィの容積、エアレ−ション位置及び強さ、流気加圧若し
    くは衝撃空気圧力の強さに関する最適値を指令すること
    を特徴とする請求項10から請求項12に記載の造型方
    法。
  14. 【請求項14】前記砂混練デ−タが、CB、水分であ
    り、このデ−タを参照して、砂充填キャビティの容積、
    エアレ−ション位置及び強さ、及び流気加圧若しくは衝
    撃空気圧力の強さを制御することを特徴とする請求項1
    3に記載の枠付造型装置の造型方法。
  15. 【請求項15】模型板と、この模型板上に載置可能な鋳
    枠と、この鋳枠上に載置可能な盛枠と、この盛枠に進入
    可能であると共に前記模型板の模型部に相対向して所要
    の間隔を成す位置に一時維持可能な複数のスクイズフッ
    トを有する遮蔽手段と、これらにより画成された砂充填
    キャビティに鋳物砂を供給する砂供給手段と、を備えた
    枠付造型装置における造型システムであって、複数のス
    クイズフットに作用する反力をそれぞれ測定する反力測
    定手段と、反力測定手段の測定結果に基づき造型デ−タ
    を蓄積する蓄積手段と、砂充填キャビティに関連する前
    記複数のスクイズフットのそれぞれがこれに相対向する
    前記模型板の模型部とで成す間隔をそれぞれ演算する間
    隔演算手段と、を具備したことを特徴とする枠付造型シ
    ステム。
  16. 【請求項16】前記砂供給手段が複数のノズルであるこ
    とを特徴とする請求項15に記載の枠付造型システム。
  17. 【請求項17】前記複数のノズルの下方が個別にエアレ
    −ション可能であることを特徴とする請求項16に記載
    の枠付造型システム。
  18. 【請求項18】前記複数のノズルの下方を閉鎖可能な閉
    鎖手段と、砂供給後に空気を導入する空気供給手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項16若しくは請求
    項17に記載の枠付造型システム。
  19. 【請求項19】前記過去の造型デ−タが、枠付造型装置
    の制御装置の記憶装置に蓄積されている造型デ−タを利
    用できることを特徴とする請求項15から請求項18に
    記載の枠付造型システム。
  20. 【請求項20】前記過去の造型デ−タが、枠付造型装置
    の制御装置を通じて他の造型装置の造型デ−タを蓄積す
    るコンピュ−タと共有されていることを特徴とする請求
    項15から請求項19のいずれかに記載の枠付造型シス
    テム。
  21. 【請求項21】前記過去の造型デ−タは、さらに、枠付
    造型装置の制御装置を通じて砂処理若しくは砂混練デ−
    タを蓄積するコンピュ−タと共有されていることを特徴
    とする請求項19若しくは請求項20に記載の枠付造型
    システム。
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