JPWO2019202932A1 - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

押圧部(8)、吸引ポンプ(27)、脱水経路(26)、外気を導入する外気導入部(28)、吸引した洗浄水と空気とを分離する気液分離部(30)、制御部(40)を含む。気液分離部(30)は、貯水部(30a)、水量検知部(38)、外気を流入させる開放弁(39)を含む。制御部(40)は、脱水動作において、押圧部(8)で被洗浄物(2)を押圧し、吸引ポンプ(27)で洗浄水と導入された空気を吸引し、水量検知部(38)の検知に基づいて吸引ポンプ(27)を停止し、開放弁(39)から貯水部(30a)内に外気が流入する。これにより、脱水動作時に、吸引部への泡の浸入を防止して、安定した脱水性能を実現できる。

Description

本発明は、衣類などの洗濯物を洗う洗濯機に関する。
従来から、衣類などの洗濯物を回転槽内で撹拌して洗う縦型洗濯機や、洗濯物を回転槽内でその回転方向へ持ち上げて上方から落下させて叩き洗いするドラム式洗濯機がある。いずれの洗濯機も、洗剤の化学力に加えて、洗濯物に機械力を作用させて洗うように構成される。
上記洗濯機は、回転槽の高速回転による遠心力で洗濯物から水分を分離する遠心力脱水により、洗った洗濯物の脱水を行う構成が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、洗濯物に機械力を作用させて洗う上述の洗濯機は、以下に示す洗濯物の洗濯には不適切である。また、以下に示す洗濯物には、洗った後の脱水における遠心力脱水は不適切である。具体的には、布傷みが生じ易い洗濯物や、洗濯物が絡んで引っ張られることにより型崩れしやすい洗濯物などである。さらに、風合いが劣化し易い(一般的に手洗いされる、例えばセーター、カーディガンなどの毛糸の編み物や毛織物、極細の繊維で作られたデリケートな素材のスカーフなど)洗濯物などである。
一般的に、遠心力脱水は、脱水効率が高いという利点がある。反面、回転槽の高速回転による振動や騒音が発生しやすい。そのため、脱水動作時の振動、騒音を低減するために、洗濯物から水分を吸引して脱水する構成の洗濯機が考えられている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載のドラム式全自動洗濯機は、図8に示すように、ドラム51内の空気とともに、洗濯物52から水分を吸引する。具体的には、上記洗濯機は、ドラム51の外周壁を覆ってドラム51の通水孔53と連通する吸引体54を有する。そして、ドラム51の内周壁に張り付いた洗濯物52が含む水分を、吸引ポンプ55により吸引体54を通して吸引する。これにより、洗濯物52が含む水分を、脱水する。
つまり、空気と洗浄水を一緒に吸引する吸引脱水方式により、洗濯物の布傷みを抑制した脱水が可能となる。しかしながら、洗浄水中に空気が流れ込むことにより、洗浄水に含まれる洗剤成分が泡立つ。そのため、空気と洗浄水を吸引する吸引ポンプに、吸引された水が入らないように構成する必要がある。そこで、上記構成を有する洗濯機は、一般的に、空気と液体とを分離する気液分離装置を備える。
さらに、洗濯中に発生する洗剤泡が、風路などへ浸入することを防止する構成を有する洗濯機が考えられている(例えば、特許文献3、4参照)。
具体的には、特許文献3に記載のドラム式洗濯乾燥機は、図9に示すように、洗濯中において、風路57を塞ぐ弁体56を備える。これにより、風路57への、泡の浸入を防止している。
また、特許文献4に記載のドラム式洗濯機は、図10に示すように、水槽58内に設けられた泡検知センサ59と、加熱送風部60を備える。そして、泡検知センサ59が、水槽58内の泡立ちを検知すると、加熱送風部60により、発生した泡に熱風を吹き付けて消泡するように構成されている。
しかしながら、特許文献2に記載の洗濯機の構成は、吸引ポンプ55によって吸引された洗浄水と空気が、排水タンクで水が分離される。このとき、吸引により減圧されて、吸引体54内が大気圧より負圧となる。そのため、負圧により、洗浄水から発生した泡が膨張して増加する。そして、膨張した泡が吸引され、気液分離装置と吸引ポンプとを接続する風路や、この風路を通過して吸引ポンプ内に泡が浸入する虞がある。
特開平10−201988号公報 特開平7−222894号公報 特開2008−253589号公報 特開2008−73126号公報
本発明は、機械力を作用させて絞ることが不適切な被洗浄物の脱水動作時において、吸引部への泡の浸入を防止して、安定した脱水性能を実現する洗濯機を提供する。
本発明の洗濯機は、被洗浄物と洗浄水とを収容する洗浄槽と、洗浄槽内の被洗浄物を押圧する押圧部と、被洗浄物から洗浄水を吸引する吸引部と、洗浄槽と吸引部とを連通接続する脱水経路を含む。さらに、洗濯機は、洗浄槽内に外気を導入する外気導入部と、脱水経路に設けられ、被洗浄物から吸引した洗浄水と空気とを分離する気液分離部と、洗濯機の脱水動作を含む洗濯運転を制御する制御部を含む。気液分離部は、吸引した洗浄水を溜める貯水部と、貯水部に溜められる洗浄水の量を検知する水量検知部と、貯水部内に外気を流入させる加圧部を有する。そして、制御部は、脱水動作において、押圧部により被洗浄物を押圧するとともに、吸引部により洗浄水と空気を吸引し、水量検知部によって貯水部に溜められた洗浄水が所定量になったことを検知すると吸引部の駆動を停止し、加圧部により貯水部内に外気を流入させる。
この構成によれば、脱水動作時において、吸引部への泡の浸入を防止して、被洗浄物から洗浄水を、導入された外気とともに吸引する。これにより、機械力の作用による洗いや、絞りなどの洗濯動作による洗濯が不適切な被洗浄物に対して、ねじりなどの機械力を加えずに、脱水を良好に実行できる。その結果、安定した脱水性能を実現できる洗濯機が得られる。
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機の要部断面図である。 図2は、実施の形態1における洗濯機の蓋体を開いた状態の要部断面図である。 図3Aは、同洗濯機の洗い時の動作を示す模式図である。 図3Bは、同洗濯機の洗い時の動作を示す模式図である。 図4は、同洗濯機の脱水動作時の要部断面図である。 図5は、同洗濯機の洗濯コースのステップを示す図である。 図6は、同洗濯機の最終脱水動作を示すタイムチャートである。 図7は、本発明の実施の形態2における洗濯機の加圧部の構成図である。 図8は、従来の洗濯機の構成例を示す構成図である。 図9は、従来の洗濯機の他の構成例を示す構成図である。 図10は、従来の洗濯機の、さらに別の構成例を示す構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1の洗濯機1について、図1から図6を参照しながら、説明する。洗濯機1は、洗いステップ、すすぎステップおよび脱水ステップなどからなる洗濯運転を実行する。
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機1の要部断面図である。図2は、洗濯機1の蓋体5を開いた状態の要部断面図である。図3Aおよび図3Bは、洗濯機1の洗い時の動作を示す模式図である。図4は、洗濯機1の脱水動作時の要部断面図である。図5は、洗濯機1の洗濯コースのステップを示す図である。図6は、洗濯機1の最終脱水動作を示すタイムチャートである。なお、図3Aおよび図3Bにおいて、後述する水位検知部17などを省略して記載している。また、図3Aおよび図3Bにおいて、洗浄水の水位をWで示す。
なお、以下では、図中に示す、ハンドル5a側を前方、気液分離部30側を後方、蓋体5側を上方、洗浄槽4側を下方と規定して説明する。
図1から図6において、実施の形態1の洗濯機1は、少なくとも、下部に配置される水槽部6と、上部に配置される蓋体5と、を含む。水槽部6は、所定の深さを有する、例えば方形状に形成される洗浄槽4を含む。洗浄槽4は、上面に形成される開口部3と、底部4aなどを含む。開口部3は、衣類などの洗濯物である被洗浄物2を出し入れ可能な開口を構成する。洗浄槽4の底部4aには、使用者によって被洗浄物2が、形を整えられて収容される。
蓋体5は、水槽部6の上辺の後縁に、ヒンジ部6aによって回動自在に取り付けられる。蓋体5は、内部に、洗浄槽4の開口部3を開閉する蓋部5bを有する。
なお、実施の形態1の洗濯機1の構成は、機械力を作用させて被洗浄物2を洗う一般的な洗濯機において、型崩れし易い被洗浄物2や、痛みやすい被洗浄物2などの洗濯に対して有効である。具体的な被洗浄物2としては、例えばセーター、カーディガンなどの毛織物や、極細の繊維で作られたデリケートな素材のスカーフなどがある。
また、蓋体5は、前面に設けられるハンドル5aを含む。蓋体5は、使用者がハンドル5aを持って矢印R1(図2参照)方向へ回動させることによって、洗浄槽4の開口部3を開閉する。さらに、蓋体5は、所定の角度(約60度)に開いた状態で、その状態を保持すように構成される。さらに、蓋体5は、開口部3を閉じると、ロック装置(図示せず)により施錠され、閉じた状態が保持される。蓋体5を開く場合、使用者がハンドル5aを操作することにより、ロック装置が解錠される。
蓋体5は、内側に設けられる加圧減圧部7を含む。なお、実施の形態1の加圧減圧部7は、例えば、2組の第1の加圧減圧部7aと第2の加圧減圧部7bとで構成される。具体的には、第1の加圧減圧部7aは、第1の押圧部8aと、第1のホース9aと、第1の加圧ポンプ10aと、第1の開閉弁11aなどを含む。第2の加圧減圧部7bは、第2の押圧部8bと、第2のホース9bと、第2の加圧ポンプ10bと、第2の開閉弁11bなどを含む。
ここで、以降、第1の加圧減圧部7aおよび第2の加圧減圧部7bを総称して説明する場合、単に、加圧減圧部7と記す。また、第1の押圧部8aおよび第2の押圧部8bと、第1のホース9aおよび第2のホース9bと、第1の加圧ポンプ10aおよび第2の加圧ポンプ10bと、第1の開閉弁11aおよび第2の開閉弁11bを総称して説明する場合、単に、押圧部8、ホース9、加圧ポンプ10および開閉弁11と記す。つまり、複数を個別に示すa、bの符号については、特に区別の必要がない限りは、省略して表記する。
上述の加圧減圧部7は、押圧部8と、ホース9と、加圧ポンプ10と、開閉弁11などで構成される。押圧部8は、例えばゴムや合成樹脂など可撓性を有する袋状で、例えば蛇腹状に形成される。加圧ポンプ10は、ホース9を通して、押圧部8と連通する。加圧ポンプ10は、動作時において、ホース9を通して、押圧部8の内部に、気体(例えば、空気など)、または液体(例えば、水、水溶液またはオイルなど)などの流体を供給する。開閉弁11は、開閉動作により、押圧部8に供給される流体を、外部へ排出、または、内部に貯溜する。
第1の加圧減圧部7aと第2の加圧減圧部7bは、蓋体5の内側で、例えば前後方向に並べて配設される。加圧減圧部7の押圧部8は、蓋体5の蓋部5bの洗浄槽4側(下方側)に取り付けられ、膨張収縮により伸縮自在に構成される。つまり、押圧部8は、洗浄槽4の底部4aに収容される被洗浄物2に対して、例えば上下方向に、進退自在に構成される。
具体的には、押圧部8は、被洗浄物2を押圧する押圧面8cと、蛇腹状の伸縮部8dと、を含む。押圧部8は、被洗浄物2の洗濯運転時において、押圧面8cが洗浄槽4の底部4aに届く程度まで、伸縮部8dが伸長する。
加圧減圧部7は、押圧部8の内部が所定の圧力になると、開放して外部へ排出する定圧開放弁(図示せず)を、さらに含む。定圧開放弁は、押圧部8が、所定の圧力を超えて加圧されることを防止する。なお、実施の形態1では、押圧部8の内部に供給される流体が、空気の場合を例に説明する。
蓋部5bは、押圧部8の外側に環状に設けられる、変形自在な中空のパッキン12を含む。パッキン12は、蓋体5とともに蓋部5bが閉じられると、洗浄槽4の開口部3の周縁部に沿って凹状に形成されるシール部13と密接する。これにより、洗浄槽4の内部は、水密かつ気密の空間になる。そのため、洗濯運転時に、洗浄槽4の開口部3から、水や空気の外部への漏れが防止される。
蓋体5には、洗浄槽4に洗浄水を供給する給水経路16が配設される。給水経路16には、給水弁14が配設され、洗剤ケース15を介して、洗浄槽4の内部と連通する。給水弁14の開閉動作により、洗浄槽4の内部への水道水(洗浄水)の給水と停止が行われる。
水位検知部17は、洗浄槽4の内部に連通して設けられる。水位検知部17は、洗浄槽4内に溜められる洗浄水の水位を検知する。
水位検知部17は、上方に開口部を有する水位検知槽18と、フロート19と、水位スイッチ20などを含む。フロート19は、水位検知槽18内の水位の変動に応じて上下動する。水位スイッチ20は、洗浄水の供給により、フロート19が所定の位置まで上昇すると、それを検知する。
洗浄槽4は、底部4aに形成され、洗いステップなどで使用される洗浄水を排出する排水孔21を含む。排水孔21は、排水弁22が配設される排水経路23と連通する。排水弁22の開閉により、洗浄槽4の内部の洗浄水の排水と停止が、実行される。
また、水槽部6は、溢水経路24を含む。溢水経路24は、洗浄槽4の内部の洗浄水の水位が所定以上になったときに、洗浄槽4から洗浄水を外部に排水する経路を構成する。溢水経路24は、洗浄槽4の上部に開口する溢水孔24aを有し、排水弁22の下流側で排水経路23と接続される。
溢水経路24には、逆止弁(図示せず)が配設される。逆止弁は、溢水経路24において、洗浄槽4からの排出方向では開放し、洗浄槽4への流入方向では封止(閉塞)するように動作する。つまり、逆止弁は、洗いステップおよびすすぎステップにおいて、溢水孔24aから流出した洗浄水を通過させて外部へ排出する。また、逆止弁は、すすぎステップおよび脱水ステップでの脱水動作時において、後述する吸引ポンプ27で洗浄槽4の内部の空気が吸引された場合、溢水経路24を通して、外気が洗浄槽4の内部へ流入することを防止する。
さらに、洗浄槽4は、底部4aの略中央部(中央部を含む)に設けられる吸引口25を含む。吸引口25は、洗浄槽4の内部に被洗浄物2がセットされたときに、被洗浄物2によって覆われる。吸引口25は、脱水経路26に連通して設けられる。
吸引部である吸引ポンプ27は、後述する気液分離部30および吸引経路32を介して、脱水経路26に連通して配設される。吸引ポンプ27は、被洗浄物2から、洗浄水などを吸引する。
吸引ポンプ27によって被洗浄物2から洗浄水が吸引されると、洗浄槽4の内部の空気も吸引される。そのため、洗浄槽4の外部から内部に外気を導入する外気導入部28が配設される。なお、外気導入部28は、洗浄槽4の内部に溜められる洗浄水の水位より上方側に開口が形成される構成であれば、配設位置は任意でよい。例えば図1、図2および図4では、外気導入部28は、洗浄槽4の内部と連通する水位検知部17の上方側に配設している。また、図3Aおよび図3Bでは、外気導入部28は、洗浄槽4の上方側に配設している。
外気導入部28は、風量調整弁29を備える。風量調整弁29は、洗浄槽4内に導入される外気の風量を調節する。風量調整弁29は、例えばニードルバルブのように流路に狭小な風路面積部を有する。風路面積部の調整により、吸引ポンプ27によって洗浄槽4内に吸引される外気の風量の調整が可能に構成される。なお、洗浄槽4に導入される外気は、洗濯機1の外部から、直接、導入してもよい。また、洗濯機1の内部空間を経由して、洗浄槽4に外気を導入する構成としてもよい。
脱水経路26には、気液分離部30が配設される。気液分離部30は、洗浄槽4内の空気と、被洗浄物2から吸引した洗浄水とを分離し、吸引した洗浄水を貯水する。具体的には、気液分離部30は、耐圧容器で構成される貯水部30aを含む。貯水部30aは、上方に形成される、脱水経路26と連通する二次側通風口31と、吸引経路32を通して吸引ポンプ27と連通する一次側通風口33を含む。一次側通風口33と二次側通風口31との間には、障壁34が設けられる。障壁34は、気液分離部30の天面から下方へ突出して形成される。障壁34は、二次側通風口31から気液分離部30内に吸引された洗浄水が、一次側通風口33へ浸入することを防止する。
気液分離部30は、底部に設けられる脱水排水口35を有する。脱水排水口35は、開閉自在な脱水排水弁36を有する脱水排水経路37に連通する。
また、気液分離部30は、内壁の所定の高さ位置に設けられる水量検知部38を備える。具体的には、水量検知部38が設けられる高さ位置は、貯水部30aに貯水可能な最大水位に対して1/2から4/5の範囲内が望ましい。
水量検知部38は、例えば1対の電極などで構成される。水量検知部38は、気液分離部30の貯水部30aに貯水される洗浄水が、所定量に到達したことを検知する。さらに、水量検知部38は、洗浄水に泡が含まれる場合、泡の上部が所定の高さ位置に到達したことを検知する。つまり、水量検知部38が洗浄水(水及び/又は泡)を検知すると、後述する制御部40は、脱水排水弁36を開く。これにより、洗浄水が、脱水排水経路37を通して、機外へ排水される。
ここで、洗浄水に泡が含まれる場合、泡が障壁34に付着して残ると臭いの要因になる。この泡残りを防ぐために、水量検知部38は、洗浄水が検知されるときに、障壁34の下端と洗浄水面との間に一定空間が存在する位置に配設される。すわなち、水量検知部38は、洗浄水に含まれる泡の量を考慮した所定量を検知する。
加圧部である開放弁39は、気液分離部30と吸引ポンプ27を連通接続する吸引経路32の分岐した経路に配設される。開放弁39の開閉により、気液分離部30内と、大気(外気)との、連通または遮断が行われる。
制御部40は、蓋体5の内部の前方の側面部に配設される。制御部40は、上面に、操作表示部41が配設される。制御部40は、入力される情報に基づいて、各種構成要素を制御して、洗濯運転を実行する。
具体的には、制御部40は、水位検知部17で検知した洗浄槽4内の洗浄水の水位、水量検知部38で検知した貯水部30a内の洗浄水の量などの情報が入力される。
そして、制御部40は、それらの入力情報に基づいて、加圧ポンプ10、開閉弁11、給水弁14、排水弁22、吸引ポンプ27、風量調整弁29、脱水排水弁36、開放弁39などの動作を制御する。これにより、制御部40は、洗いステップ、すすぎステップおよび脱水ステップなどの各ステップを逐次制御して、洗濯運転を実行する。なお、制御部40は、例えばマイクロコンピュータなどで構成される。
以上のように、実施の形態1の洗濯機1は構成される。
以下、上記構成の洗濯機1の動作および作用について、説明する。
まず、使用者は、蓋体5の上面前部に設けられる操作表示部41を介して、洗濯コースの選択や各ステップの動作時間などを入力する。これにより、制御部40は、入力された設定内容に基づいて、例えば図5に示す洗いステップから脱水ステップまでの各ステップの一連の動作を洗濯コースとして、実行する。このとき、使用者は、例えば洗いステップのみを実行するなどの内容を任意に設定できる。なお、上記設定作業は、後述する被洗浄物2を洗浄槽4内の底部4aにセットした後に行ってもよい。
つぎに、使用者は、蓋体5のハンドル5aを操作して、洗浄槽4と蓋体5とを施錠するロック装置を解錠する。その後、使用者は、蓋体5を開いて洗浄槽4の底部4aに被洗浄物2の形を整えて、少なくとも吸引口25を覆うようにセットする。このとき、被洗浄物2の大きさによっては、折り畳んでセットしてもよい。
つぎに、被洗浄物2のセットが完了すると、使用者は、洗浄槽4の開口部3を蓋体5で閉じて、ロック装置により洗浄槽4と蓋体5とを施錠する。
そして、制御部40は、操作表示部41で設定された、例えば図5に示す洗濯コースに応じて、洗濯運転を開始する。
以下、図5に示す洗濯コースを例に、洗濯機の動作および作用について、説明する。
はじめに、洗濯コースとして、洗いステップのみが設定された場合の洗濯機1の動作および作用について、具体的に説明する。
洗いステップにおいて、制御部40は、例えば給水動作および洗い動作を実行する。
まず、洗いステップにおいて、制御部40は、給水動作を行う。つまり、制御部40は、給水弁14を開放する。給水弁14の開放により、洗剤ケース15を経由して、給水経路16から洗浄槽4の内部に、洗浄水として、水道水と洗剤が供給される。洗浄槽4に供給された洗浄水は、徐々に被洗浄物2の内部に浸透する。これにより、被洗浄物2の繊維の間に、洗浄水が含まれた状態となる。
つぎに、制御部40は、洗浄槽4の内部の所定の水位まで、洗浄水が供給されたか否かを、水位検知部17の水位スイッチ20で監視する。そして、所定の水位まで洗浄水が供給されたことを、水位スイッチ20で検知すると、制御部40は、給水弁14を閉止する。
給水動作が終わると、洗いステップにおいて、制御部40は、洗い動作を実行する。つまり、制御部40は、まず、第1の加圧減圧部7aの第1の開閉弁11aを閉じる。そして、制御部40は、所定時間、または、第1の押圧部8aが所定圧に到達するまで、第1の加圧ポンプ10aを駆動する。これにより、第1の押圧部8aの内部に空気が供給され、第1の押圧部8aが膨張する。
具体的には、図3Aに示すように、第1の押圧部8aの内部への空気の供給により、第1の押圧部8aの伸縮部8dが、下方に伸長し、第1の押圧部8aが被洗浄物2に向かって伸びる。これにより、第1の押圧部8aの下方にセットされた被洗浄物2が、第1の押圧部8aの押圧面8cで押圧され、押圧された被洗浄物2の部分が圧縮される。そのため、被洗浄物2の厚みが薄くなる。このとき、制御部40は、第2の加圧減圧部7bの第2の開閉弁11bを開放し、第2の押圧部8bを収縮可能な状態にする。
つまり、第1の押圧部8aの膨張により、被洗浄物2が圧縮されて、体積が変化する。これにより、被洗浄物2の内部に含まれる洗浄水が、被洗浄物2から押し出される。このとき、被洗浄物2の内部で水流が発生する。その結果、水流により、被洗浄物2に付着していた汚れが、繊維などから離れて除去される。
また、被洗浄物2に含まれる洗浄水は、被洗浄物2の内部で、第1の押圧部8aの下方から第2の押圧部8bの下方へ、つまり、図3Aの矢印Aで示される方向へ移動する。このとき、移動する洗浄水により、第2の押圧部8bの下方の被洗浄物2を、例えば上方に膨張させながら、第2の押圧部8bの押圧面8cを上方へ押し上げる。これにより、開放されている第2の開閉弁11bから、第2の押圧部8bの内部の空気が排出される。その結果、第2の押圧部8bが収縮する。
つぎに、制御部40は、第2の加圧減圧部7bの第2の開閉弁11bを閉じる。そして、制御部40は、所定時間、または、第2の押圧部8bが所定圧に到達するまで、第2の加圧ポンプ10bを駆動する。これにより、第2の押圧部8bの内部に空気が供給され、第2の押圧部8bが膨張する。
具体的には、図3Bに示すように、第2の押圧部8bの内部への空気の供給により、第2の押圧部8bの伸縮部8dが、下方に伸長し、第2の押圧部8bが被洗浄物2に向かって伸びる。そして、第2の押圧部8bの下方にセットされた被洗浄物2が、第2の押圧部8bの押圧面8cで押圧され、押圧された被洗浄物2の部分が圧縮される。そのため、被洗浄物2の厚みが薄くなる。このとき、制御部40は、第1の加圧減圧部7aの第1の開閉弁11aを開放し、第1の押圧部8aを収縮可能な状態にする。
つまり、第2の押圧部8bの膨張により、被洗浄物2が圧縮されて、体積が変化する。これにより、被洗浄物2の内部に含まれる洗浄水が、被洗浄物2から押し出される。このとき、被洗浄物2の内部で水流が発生する。その結果、水流により、被洗浄物2に付着していた汚れが、繊維などから離れて除去される。
また、被洗浄物2に含まれる洗浄水は、被洗浄物2の内部で、第2の押圧部8bの下方から第1の押圧部8aの下方へ、つまり、図3Bの矢印Bで示される方向へ移動する。このとき、移動する洗浄水により、第1の押圧部8aの下方の被洗浄物2を、例えば上方に膨張させながら、第1の押圧部8aの押圧面8cを上方へ押し上げる。これにより、開放されている第1の開閉弁11aから、第1の押圧部8aの内部の空気が排出される。その結果、第1の押圧部8aが収縮する。
つまり、洗い動作においては、第1の押圧部8aと第2の押圧部8bとを、交互に、異なるタイミングで膨張と収縮とを所定時間、繰り返す。これにより、被洗浄物2に対して、押し洗い効果が発揮される。そのため、被洗浄物2に対して、撹拌や叩き洗いなどによる機械力が作用しない。つまり、被洗浄物2の内部に、多方向に移動する水流を発生させる。これにより、機械力を作用させることなく、被洗浄物2の汚れが除去される。ここで、上述の膨張と収縮の異なるタイミングは、具体的には、例えば、第1の押圧部8aの膨張による加圧1秒、第2の押圧部8bの収縮による減圧1秒である。また、所定の時間は、例えば10分程度である。なお、膨張と収縮の異なるタイミングおよび所定時間は、上記値に限られないことは言うまでもなく、被洗浄物2の状態に応じて、任意に設定すればよい。
以上のように、洗濯コースとして、洗いステップのみが実行される。
以下に、洗いステップから脱水ステップまでを一貫して実行する洗濯コースが設定された場合について、説明する。
この場合、制御部40は、まず、上述した洗いステップを実行する。
そして、洗いステップに続いて、制御部40は、すすぎステップ、脱水ステップを、順に実行する。
すすぎステップにおいて、制御部40は、例えば、脱水動作および溜めすすぎ動作を実行する。以下、すすぎステップにおける脱水動作を中間脱水動作と記す。
つまり、制御部40は、中間脱水動作において、まず、排水弁22を開放して排水を行う。これにより、洗浄槽4内の洗浄水が、排水孔21から排水経路23を通して、外部へ排水される。
排水が終わると、制御部40は、中間脱水動作において、圧縮を行う。つまり、制御部40は、排水弁22を開放した状態で、第1の開閉弁11aおよび第2の開閉弁11bを閉じて、第1の加圧ポンプ10aおよび第2の加圧ポンプ10bを駆動する。これにより、第1の押圧部8aおよび第2の押圧部8bが膨張し、被洗浄物2が押圧されて圧縮される。その結果、被洗浄物2が含む洗浄水の一部が、被洗浄物2から押し出され、排水孔21から強制的に排出される。
圧縮が終わると、制御部40は、中間脱水動作において、吸引を行う。つまり、制御部40は、被洗浄物2を押圧した状態で、排水弁22を閉じて、吸引ポンプ27を駆動する。これにより、風量調整弁29を介して、外気導入部28から洗浄槽4の内部に外気が導入される。導入された外気により、洗浄槽4内の洗浄水と空気が、吸引口25から吸引され、脱水経路26を通して、気液分離部30に運ばれる。さらに、吸引された空気は、吸引ポンプ27によって、外部へ排出される。一方、洗浄水は、気液分離部30の貯水部30aに溜められる、これにより、被洗浄物2の脱水が進行する。
すすぎステップにおいて、制御部40は、脱水動作のつぎに、溜めすすぎ動作を実行する。
溜めすすぎ動作においては、制御部40は、まず、給水を行う。制御部40は、給水弁14を開放し、洗浄槽4の内部に所定量の洗浄水を供給する。このとき、洗剤ケース15内の洗剤は、上述の洗いステップですべて使用済みである。したがって、溜めすすぎ動作時の洗浄水は、水道水である。
その後、上述の洗い動作と同様に、制御部40は、第1の加圧ポンプ10aおよび第2の加圧ポンプ10bを駆動し、第1の押圧部8aおよび第2の押圧部8bの膨張と収縮とを、交互に、繰り返し実行する。これにより、被洗浄物2の内部の洗浄水の洗剤濃度が、希釈される。
以上で、すすぎステップが終了する。
そして、制御部40は、上記すすぎステップを、複数回(例えば、2回)繰り返し実行する。具体的には、図5に示す、すすぎステップ1と、すすぎステップ2を実行する。このとき、すすぎステップ1と、すすぎステップ2の間においても、上記と同様の中間脱水動作が実行される。
つぎに、制御部40は、すすぎステップを実行した後、図5に示す脱水ステップを実行する。脱水ステップにおいては、脱水動作が実行される。以下、脱水ステップにおける脱水動作を最終脱水動作と記す。
以下、脱水ステップの最終脱水動作について、図6を参照しながら、説明する。
つまり、制御部40は、脱水ステップにおいて、まず、すすぎステップで使用した洗浄水の排水を行う。
具体的には、制御部40は、排水弁22を開放する。これにより、洗浄槽4の内部の洗浄水が、排水孔21から排水経路23を通して、外部に排水される。このとき、制御部40は、風量調整弁29を開いて、外気導入部28を開放する。これにより、洗浄槽4の内部が外部と連通され、外気が導入される。そして、外気の導入により、洗浄水が円滑に外部に排出される。このとき、第1の開閉弁11a、第2の開閉弁11b、および脱水排水弁36は、閉じられている。
排水が終わると、制御部40は、最終脱水動作において、圧縮を行う。つまり、制御部40は、図6に示すように、まず、排水弁22を開放する。そして、制御部40は、第1の開閉弁11aおよび第2の開閉弁11bの両方を閉じた状態で、第1の加圧ポンプ10aおよび第2の加圧ポンプ10bの両方を、ほぼ同時(同時を含む)に駆動する。これにより、第1の押圧部8aおよび第2の押圧部8bの内部に空気が供給され、第1の押圧部8aおよび第2の押圧部8bの膨張により被洗浄物2が押圧されて、圧縮される。その結果、被洗浄物2に含まれる洗浄水の一部が、強制的に排出され、排水孔21から排水経路23を通して、外部に排水される。
つまり、実施の形態1の押圧部8の構成および作用により、被洗浄物2に押圧面8cを密着させて均一に押圧することができる。これにより、被洗浄物2の内部に含まれる洗浄水を、強制的に押し出すことができる。
圧縮が終わると、制御部40は、最終脱水動作において、吸引を行う。つまり、制御部40は、第1の加圧ポンプ10aおよび第2の加圧ポンプ10bを停止させ、所定時間T1(例えば、1分)後、押圧部8で被洗浄物2を押圧した状態で、排水弁22を閉じ、吸引ポンプ27を駆動する。これにより、洗浄槽4の内部の空気と水が、吸引口25、脱水経路26を介して、気液分離部30内に吸引される。そのため、吸引により、図4に示す洗浄槽4内が、大気圧より減圧される。そして、押圧部8内の圧力と洗浄槽4内の圧力との圧力差によって、被洗浄物2が押圧される。
さらに、風量調整弁29を介して、外気導入部28から洗浄槽4の内部に外気が導入され、第1の押圧部8aおよび第2の押圧部8bで押圧された被洗浄物2の内部に外気が侵入する。このとき、第1の加圧ポンプ10aおよび第2の加圧ポンプ10bの駆動により膨張した第1の押圧部8aおよび第2の押圧部8bの内部の圧力は、例えば定圧開放弁などによって所定の圧力に保たれる。そのため、被洗浄物2は、一定の圧力で加圧された状態が維持される。
また、外気導入部28から洗浄槽4の内部に導入された外気は、被洗浄物2の繊維の間に留まっている洗浄水を押し出しながら一緒に吸引され、吸引口25へ移動する。このとき、外気によって吸引口25まで運ばれる洗浄水は、表面張力により、被洗浄物2の繊維に留まろうとする。しかし、外気の気流によるせん断力によって、洗浄水は被洗浄物2の繊維から分離され、洗浄槽4の吸引口25から脱水経路26を通して、気液分離部30へ運ばれる。
そして、二次側通風口31から気液分離部30へ流入した洗浄水と吸引された空気の内、空気のみが気液分離部30の上部の一次側通風口33から、吸引ポンプ27により排出される。一方、洗浄水は、自重により、二次側通風口31から落下し、気液分離部30の貯水部30aに貯水される。このとき、一次側通風口33と二次側通風口31との間に設けられた障壁34により、洗浄水の一次側通風口33への浸入が阻止される。そのため、吸引ポンプ27への洗浄水の浸入が、未然に防止される。
なお、通常、吸引される洗浄槽4の内部の洗浄水と空気は、最も抵抗の少ない経路を通過する。そのため、脱水の進行に伴って、被洗浄物2に洗浄水を含まない短絡経路ができると、形成された短絡経路に空気の流れが集中し、洗浄水の吸引が進まなくなる。
しかしながら、実施の形態1の洗濯機1では、被洗浄物2は、第1の押圧部8aおよび第2の押圧部8bによって、常時、一定の圧力で加圧されている。そのため、上記短絡風路の形成が抑制される。これにより、洗浄槽4の内部に導入される外気とともに、洗浄水の吸引脱水が、停滞することなく進行する。つまり、実施の形態1の洗濯機1は、吸引ポンプ27により押圧部8を膨張させ、被洗浄物2に押圧部8の押圧面8cを密着させて均一に押圧する。その結果、被洗浄物2の内部に外気が導入されて、所望の脱水性能を得ることができる。
つぎに、制御部40は、図6に示すように、吸引ポンプ27により洗浄槽4に導入された外気とともに洗浄水を、所定時間T2(例えば、4分)吸引する。そして、所定時間T2が経過すると、制御部40は、第1の開閉弁11aおよび第2の開閉弁11bを開くとともに、第1の加圧ポンプ10a、第2の加圧ポンプ10bおよび吸引ポンプ27の駆動を停止する。これにより、第1の押圧部8aおよび第2の押圧部8bの内部の空気が、第1の開閉弁11aおよび第2の開閉弁11bを介して、外部に排出される。
そして、被洗浄物2は、第1の押圧部8aおよび第2の押圧部8bによる押圧が解除されて、最終脱水動作が終了する。
上記一連の動作により、脱水ステップが終わると、制御部40は、貯水部30aに溜まった洗浄水を、脱水排水経路37を通して排出し、洗濯コースを終了する。
なお、上記最終脱水動作を図6で説明したが、中間脱水動作においても図6と同様の脱水動作を行う。ここで、中間脱水動作には、すすぎステップにて行われる中間脱水動作、および複数回繰り返し実行するすすぎステップの間で行われる中間脱水動作を含む。また、上記所定時間T1および所定時間T2は、各々の中間脱水動作においても、最適値に設定される。
なお、制御部40は、図6のT3において、吸引ポンプ27の駆動を一時停止させるなどの動作を行っている。これは、貯水部30aに貯水部に溜められた洗浄水が所定量を超えたときの動作である。制御部40は、貯水部30aに溜まった泡と洗浄水を機外に排水する。その後、制御部40は、図6のT4において、吸引ポンプ27を再駆動させるなど、脱水ステップに復帰させる。
すなわち、洗いステップ後に行われる中間脱水動作および最終脱水動作において、貯水部30aに貯水される洗浄水は、各ステップの進行とともに、徐々に増加する。そこで、実施の形態1では、脱水動作時において、制御部40は、水量検知部38で、気液分離部30の貯水部30aの貯水量を監視する。そして、所定量を超えた洗浄水(水及び/又は泡)の貯溜を水量検知部38で検知すると、制御部40は、吸引ポンプ27の駆動を停止し、開放弁39を開く。これにより、大気と連通し、気液分離部30内に外気が流入する。ほぼ同時(同時を含む)に、制御部40は、閉じていた脱水排水弁36を開く。これにより、貯水部30aに溜まった泡と洗浄水が、脱水排水口35から脱水排水経路37を通して、外部へ排水される。
このとき、吸引ポンプ27の吸引によって大気より負圧(−P)となっている気液分離部30内に、開かれた開放弁39から吸引経路32を通して、外気が流入する。これにより、気液分離部30の内圧が上昇する。
また、洗いステップ直後の、すすぎステップでの中間脱水動作においては、洗剤成分が多く含まれた洗浄水が、気液分離部30の貯水部30a内に吸引される。このとき、洗浄水の吸引により気液分離部30内の空間体積が減少する。これにより、気液分離部30内の洗浄水は、減圧状態から加圧される。そのため、気液分離部30内の泡の体積が減少し、結果的に、泡を含む洗浄水の体積が減少する。そして、体積が減少した、泡を含む洗浄水が、脱水排水経路37を通して、外部へ排水される。これにより、泡を含む洗浄水の吸引ポンプ27内への浸入が防止される。
さらに、例え、気液分離部30内の流入時に、洗浄水から飛散した泡が吸引経路32内に付着していても、吸引経路32を通して外気が流入することにより、付着した泡を気液分離部30内に押し戻すことができる。
また、外気の導入により、減圧された気液分離部30内の圧力が回復する。これにより、泡の体積が短時間に減少する。そのため、次回の吸引時において、気液分離部30の上部に残留する泡が、吸引ポンプ27に侵入することを防止できる。
なお、実施の形態1では、加圧減圧部7は、可撓性を有する押圧部8と、押圧部8の内部に空気を供給して膨張させる加圧ポンプ10と、押圧部8の内部の空気を排出して収縮させる開閉弁11とで構成する例で説明したが、これに限られない。例えば、開閉弁11に代えて減圧ポンプを設け、減圧ポンプを介して、押圧部8を収縮させて減圧する構成としてもよい。さらに、加圧ポンプ10を逆転回転させることにより、加圧ポンプ10を減圧ポンプとして利用してもよい。
また、実施の形態1では、押圧部8の内部に供給されて押圧部8を膨張させる流体として空気を例に説明したが、これに限られない。例えば、窒素ガスやアルゴンガスなどの安全性の高い他の気体でも、さらに液体でもよい。気体の場合、実施の形態1のように周囲の空気を加圧ポンプ10などで吸気すればよく、また、排気するときの制約も少なくなるため、構成上などにおいて都合がよい。一方、液体の場合、例えば水、水溶液またはオイルなどを使用することができる。液体の場合、液体を溜める貯溜部があると、さらに望ましい。つまり、液体は、空気より密度が高く、気体のように弾性が大きくないため、押圧部8を確実に膨張させることができる。
以上のように、実施の形態1の洗濯機1は、被洗浄物2と洗浄水を収容する洗浄槽4と、洗浄槽4内の被洗浄物2を押圧する押圧部8と、被洗浄物2から洗浄水を吸引する吸引ポンプ27と、洗浄槽4と吸引ポンプ27とを連通接続する脱水経路26を含む。さらに、洗濯機1は、洗浄槽4内に外気を導入する外気導入部28と、脱水経路26に設けられ、被洗浄物2から吸引した洗浄水と空気とを分離する気液分離部30と、洗濯機の脱水動作含む洗濯運転を制御する制御部40を含む。気液分離部30は、吸引した洗浄水を溜める貯水部30aと、貯水部30aに溜められた洗浄水の量を検知する水量検知部38と、貯水部30a内に外気を流入させる開放弁39を含む。そして、制御部40は、脱水動作において、押圧部8により被洗浄物2を押圧するとともに、吸引ポンプ27により洗浄水と導入された空気を吸引し、水量検知部38によって所定量を検知すると吸引ポンプ27の駆動を停止し、開放弁39から貯水部30a内に外気が流入するように構成される。
この構成によれば、気液分離部30内の圧力の上昇により、発生した泡の体積を減少させて、脱水動作時において、吸引ポンプ27への泡の浸入を防止できる。また、被洗浄物2から押し出された洗浄水を、脱水経路26を介して、気液分離部30に導入された外気とともに吸引できる。そのため、機械力の作用による洗いや、絞りなどの洗濯動作による洗濯が不適切な被洗浄物2に対して、ねじりなどの機械力を加えずに、脱水を良好に実行できる。
また、実施の形態1の洗濯機1は、加圧部が、気液分離部30と吸引ポンプ27を接続する吸引経路32に設けられる。
この構成によれば、吸引経路32に飛散して付着した泡を、開放弁39の開放による外気の導入により、気液分離部30へ押し戻すことができる。これにより、吸引ポンプ27への泡の浸入を、より確実に防止できる。
また、実施の形態1の洗濯機1は、加圧部が、貯水部30a内への外気の流入と遮蔽を行う開放弁39で構成される。
この構成によれば、開放弁39の開成により、気液分離部30内に外気を流入させ、簡略な構成で気液分離部30内の圧力を上昇させることができる。これにより、発生した泡の体積を減少させて、脱水動作時において、吸引ポンプ27への泡の浸入を防止できる。
また、実施の形態1の洗濯機1の気液分離部30は、貯水部30aに溜められる洗浄水を洗濯機外へ排水する脱水排水経路37と、脱水排水経路37に設けられる脱水排水弁36を含む。そして、制御部40は、開放弁39から貯水部30a内への外気の流入時において、脱水排水弁36を開くように構成される。
この構成によれば、気液分離部30内の泡と洗浄水を機外に排出し、素早く脱水ステップに復帰させることができる。これにより、吸引ポンプ27への泡の浸入を防止できるとともに、脱水時間を短縮できる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2の洗濯機について、図7を参照しながら、説明する。
図7は、本発明の実施の形態2における洗濯機1の加圧部の構成図である。
実施の形態2の洗濯機1は、加圧機能を有する加圧部42を備える点で、実施の形態1と異なる。他の構成は、実施の形態1と同じであるため、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は、実施の形態1を援用する。
つまり、実施の形態2の加圧部42は、図7に示すように、開放弁39と、送風部42bを含む。開放弁39は、制御部40の開閉動作指示に基づいて、気液分離部30の貯水部30a内への外気の流入と遮蔽を行う。送風部42bは、制御部40の駆動指示に基づいて、貯水部30a内に外気を送風する。
加圧部42は、気液分離部30と吸引ポンプ27を接続する吸引経路32から分岐する経路に配設される。なお、送風部42bは、例えばエアポンプなどで構成される。
以下、実施の形態2における洗濯機の加圧部42の動作について、説明する。
制御部40は、まず、脱水排水弁36の開放時において、送風部42bを駆動し、気液分離部30の貯水部30a内に外気を送風する。送風された外気により、貯水部30a内が加圧される。これにより、気液分離部30の貯水部30a内に貯溜する泡と洗浄水が、迅速に脱水排水口35から機外へ排出される。その結果、脱水時間を短縮ができるとともに、貯水部30a内の泡残りを抑制できる。
以上で説明したように、本発明の洗濯機は、被洗浄物と洗浄水とを収容する洗浄槽と、洗浄槽内の被洗浄物を押圧する押圧部と、被洗浄物から洗浄水を吸引する吸引部と、洗浄槽と吸引部とを連通接続する脱水経路を含む。さらに、洗濯機は、洗浄槽内に外気を導入する外気導入部と、脱水経路に設けられ、被洗浄物から吸引した洗浄水と空気とを分離する気液分離部と、洗濯機の脱水動作を含む洗濯運転を制御する制御部を含む。気液分離部は、吸引した洗浄水を溜める貯水部と、貯水部に溜められた洗浄水の量を検知する水量検知部と、貯水部内に外気を流入させる加圧部を含む。そして、制御部は、脱水動作において、押圧部により被洗浄物を押圧するとともに、吸引部により洗浄水と空気を吸引し、水量検知部によって貯水部に溜められた洗浄水が所定量になったことを検知すると吸引部の駆動を停止し、加圧部により貯水部内に外気を流入させるように構成される。
この構成によれば、脱水動作時において、気液分離部の貯水部が大気に開放され、吸引によって負圧となった貯水部内の圧力が上昇する。これにより、発生した泡の体積を減少させて、吸引部への泡の浸入を防止できる。また、被洗浄物から押し出された洗浄水を、脱水経路を介して、気液分離部に導入された外気とともに、吸引できる。そのため、機械力の作用による洗いや、絞りなどの洗濯動作による洗濯が不適切な被洗浄物に対して、ねじりなどの機械力を加えずに、脱水を良好に実行できる。
また、本発明の洗濯機は、加圧部に、気液分離部と吸引部を接続する吸引経路に設ける構成が望ましい。
この構成によれば、吸引経路に飛散して付着した泡を、加圧部の開放による外気の導入により、気液分離部へ押し戻すことができる。これにより、吸引部への泡の浸入を、より確実に防止できる。
また、本発明の洗濯機は、加圧部が、貯水部内への外気の流入と遮蔽を行う開放弁で構成することが望ましい。
この構成によれば、開放弁の開成により、気液分離部内に外気を流入させ、簡略な構成で気液分離部内の圧力を上昇させることができる。これにより、発生した泡の体積を減少させて、脱水動作時において、吸引部への泡の浸入を防止できる。
また、本発明の洗濯機の気液分離部は、貯水部に溜められた洗浄水を洗濯機外へ排水する脱水排水経路と、脱水排水経路に設けられた脱水排水弁を含む。そして、制御部は、加圧部から貯水部内への外気の流入時において、脱水排水弁を開くように構成することが望ましい。
この構成によれば、気液分離部内の泡と洗浄水を機外に排出し、素早く脱水ステップに復帰することができる。これにより、吸引部への泡の浸入を防止できるとともに、脱水時間を短縮できる。
また、本発明の洗濯機の加圧部は、貯水部内に外気を送風する送風部を、さらに含み、制御部は、脱水排水弁の開放時において、送風部を駆動するように構成することが望ましい。
この構成によれば、気液分離部内の泡と洗浄水を、迅速に機外へ排出することができる。これにより、脱水時間を短縮できるとともに、気液分離部内の泡残りを抑制できる。
本発明は、脱水動作時において、吸引部への泡の浸入を防止し、安定した脱水性能を実現できるので、洗濯機などに有用である。
1 洗濯機
2 被洗浄物
3 開口部
4 洗浄槽
4a 底部
5 蓋体
5a ハンドル
5b 蓋部
6 水槽部
6a ヒンジ部
7 加圧減圧部
7a 第1の加圧減圧部
7b 第2の加圧減圧部
8 押圧部
8a 第1の押圧部
8b 第2の押圧部
8c 押圧面
8d 伸縮部
9 ホース
9a 第1のホース
9b 第2のホース
10 加圧ポンプ
10a 第1の加圧ポンプ
10b 第2の加圧ポンプ
11 開閉弁
11a 第1の開閉弁
11b 第2の開閉弁
12 パッキン
13 シール部
14 給水弁
15 洗剤ケース
16 給水経路
17 水位検知部
18 水位検知槽
19 フロート
20 水位スイッチ
21 排水孔
22 排水弁
23 排水経路
24 溢水経路
24a 溢水孔
25 吸引口
26 脱水経路
27,55 吸引ポンプ(吸引部)
28 外気導入部
29 風量調整弁
30 気液分離部
30a 貯水部
31 二次側通風口
32 吸引経路
33 一次側通風口
34 障壁
35 脱水排水口
36 脱水排水弁
37 脱水排水経路
38 水量検知部
39 開放弁
40 制御部
41 操作表示部
42 加圧部
42b 送風部
51 ドラム
52 洗濯物
53 通水孔
54 吸引体
56 弁体
57 風路
58 水槽
59 泡検知センサ
60 加熱送風部

Claims (5)

  1. 被洗浄物と洗浄水とを収容する洗浄槽と、
    前記洗浄槽内の前記被洗浄物を押圧する押圧部と、
    前記被洗浄物から前記洗浄水を吸引する吸引部と、
    前記洗浄槽と前記吸引部とを連通接続する脱水経路と、
    前記洗浄槽内に外気を導入する外気導入部と、
    前記脱水経路に設けられ、前記被洗浄物から吸引した前記洗浄水と空気とを分離する気液分離部と、
    洗濯機の脱水動作を含む洗濯運転を制御する制御部と、を備え、
    前記気液分離部は、吸引した前記洗浄水を溜める貯水部と、前記貯水部に溜められる洗浄水の量を検知する水量検知部と、前記貯水部内に外気を流入させる加圧部と、を有し、
    前記制御部は、前記脱水動作において、前記押圧部により前記被洗浄物を押圧するとともに、前記吸引部により前記洗浄水と前記空気を吸引し、前記水量検知部によって前記貯水部に溜められた前記洗浄水が所定量になったことを検知すると、前記吸引部の駆動を停止し、前記加圧部により前記貯水部内に外気を流入させる洗濯機。
  2. 前記加圧部は、前記気液分離部と前記吸引部を接続する吸引経路に設けられる請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記加圧部は、前記貯水部内への前記外気の流入と遮蔽とを行う開放弁で構成される請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の洗濯機。
  4. 前記気液分離部は、前記貯水部に溜められる前記洗浄水を前記洗濯機の外へ排水する脱水排水経路と、前記脱水排水経路に設けられる脱水排水弁と、を有し、
    前記制御部は、前記加圧部から前記貯水部内への前記外気の流入時において、前記脱水排水弁を開く請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の洗濯機。
  5. 前記加圧部は、前記貯水部内に前記外気を送風する送風部を、さらに有し、
    前記制御部は、前記脱水排水弁の開放時に前記送風部を駆動する請求項4に記載の洗濯機。
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