JP2008073126A - ドラム式洗濯機またはドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

ドラム式洗濯機またはドラム式洗濯乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008073126A
JP2008073126A JP2006253688A JP2006253688A JP2008073126A JP 2008073126 A JP2008073126 A JP 2008073126A JP 2006253688 A JP2006253688 A JP 2006253688A JP 2006253688 A JP2006253688 A JP 2006253688A JP 2008073126 A JP2008073126 A JP 2008073126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
washing
type washing
tub
drying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2006253688A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Ishikawa
俊一 石川
Yasuhiro Matsui
康博 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2006253688A priority Critical patent/JP2008073126A/ja
Publication of JP2008073126A publication Critical patent/JP2008073126A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

【課題】
本発明は、発生する泡の増加を抑制して洗浄の改善を図ることを目的とする。
【解決手段】
本発明は、外枠筐体内に設けられ、洗濯水やすすぎ水を溜める円筒形状の外槽と、前記外槽内に回転自在に設けられ、洗濯物を収納する円筒形状の洗濯ドラム槽とを有し、前記洗濯ドラム槽の回転軸心線が横または斜めに置かれるドラム式洗濯機またはドラム式洗濯乾燥機において、発生した泡に熱風を吹き付けて泡消しをすることを特徴とする。吸気切り替え弁の切り替えで乾燥用空気循環路を外気側に連通させ、ヒータ,送風ファンを運転することにより、洗濯ドラム槽に熱風が送風される。
【選択図】図4

Description

本発明は、洗濯ドラム槽の回転軸心線が横向きないし斜めに置かれるドラム式の洗濯機または洗濯乾燥機に関するものである。
ドラム式洗濯機は、投入口が斜め上向きになるように洗濯ドラム槽の回転軸心線が斜めに置かれ、洗濯ドラム槽を内置する外槽がサスペンションで防振支持される構成を有する。この種のドラム式の洗濯機としては、例えば、特開2003−79995号公報(特許文献1)のほか、多数の文献に記載されている。
特開2003−79995号公報(特許文献1)
ドラム式洗濯機では、リフターで掻き上げては洗濯ドラム槽の内底面に落下させる叩き洗いが繰り返されるので泡が多く発生する。洗濯ドラム槽が泡で一杯になると洗浄性能が低下する。また、脱水時に洗濯物に含まれている洗剤分が外槽と洗濯ドラム槽の間で攪拌されて発泡し、外槽と洗濯ドラム槽間で泡が一杯になり、泡の抵抗により洗濯ドラム槽の回転抵抗となる場合がある。この場合、脱水運転ができなくなる可能性がある。また、ドラム式洗濯乾燥機では、洗濯ドラム槽から溢れた泡は、乾燥用空気循環路に流れ込み、乾燥用空気循環路の機能を損ねることにもなる。さらに、洗濯ドラム槽内の洗濯物に循環ポンプを用いて洗い水や濯ぎ水を掛ける方式のドラム式洗濯機では、特に、泡が発生し易くなる傾向がある。
本発明は、上記の課題に対処し、発生する泡の増加を抑制して洗浄の改善を図ることを目的とする。
本発明は、外枠筐体内に設けられ、洗い水やすすぎ水を溜める円筒形状の外槽と、外槽内に回転自在に設けられ、洗濯物を収納する円筒形状の洗濯ドラム槽とを有し、洗濯ドラム槽の回転軸心線が横または斜めに置かれるドラム式洗濯機において、洗濯ドラム槽内に発生する泡を消去する泡消去手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、泡の発生増加を抑制して発生する泡の増加を抑制して洗浄の改善や脱水運転の障害防止を図ることができる。
本発明の実施例について、図面を引用して説明する。
以下に挙げる実施例はドラム式洗濯乾燥機であるが、本発明はドラム式洗濯機にも適用できるものである。ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能部を除くと、ドラム式洗濯機になる。
まず、図1〜図3を引用してドラム式洗濯乾燥機の概要から述べる。
ドラム式の洗濯乾燥機は、外枠筐体1の内側に有底円筒形状の外槽2を有する。外槽2は、中央より後寄りが複数個のサスペンション3により下方から支持される。また外槽2は、その上部から引きバネ4により吊り下げ支持される。サスペンション3は、外槽2を含む全重量を支持するものであり、強固な弾性支持構成を有し、外枠筐体1の外枠ベース20に固定されている。特に脱水運転時に生じる外槽2の強い上下振動を吸収し、脱水起動時に発生する外槽2の異常振動を防止するための減衰機構などが設けられている。サスペンション3の取り付け位置は、外槽2のほぼ重心位置に設けられる。
外槽2は、後端側が下になるように傾斜して設けられているので、サスペンション3を後側に位置させると、サスペンション3の高さが低くなり、サスペンション3のストロークが少なくなる。このため、サスペンションの減衰機能を維持する上で、サスペンション3の取り付け位置は外槽2のほぼ中心側に位置した方が、後方に位置するよりも望ましい。また、外槽2の上部から吊り下げ支持する引きバネ4は、外槽2の倒れ防止を兼ねた支持や脱水時の上下・左右振動を低減するために設けられている。
外枠筐体1の上側内部には、給水電磁弁6,洗剤投入ケース8が設けられる。洗剤投入ケース8は、注水ホース7を介して給水電磁弁6と連通するように接続される。給水電磁弁6には、給水ホース5が接続される。給水ホース5の先端は水道の蛇口(図示せず)に接続される。洗いやすすぎ時には、給水電磁弁6が開放操作され、注水ホース7から洗剤投入ケース8に洗いやすすぎに必要な水が供給される。
洗剤投入ケース8には、洗濯に必要な洗剤が投入される。また、すすぎ時に、洗濯物の仕上がりを良くするための柔軟仕上げ剤が洗剤投入ケース8に設けられた仕上げ剤を溜めるケース部に投入され、必要に応じ外槽2に自動的に投入される。すなわち、洗い時に、注水ホース7から供給された水により、洗剤投入ケース8内で洗剤が溶かされ、フレキシブルホース10を流れて外槽2の上部から内部に投入される。
洗濯ドラム槽11は、外槽2に回動自在に内置される。前側に投入口が設けられた有底円筒形を有する洗濯ドラム槽11は、前端を外枠筐体1の前側に向け、後端(底面)を外枠筐体1の後側に向けるように配置される。洗濯ドラム槽11が内置される外槽2も外枠筐体1の前側に向け、後端を外枠筐体1の後側に向けるように配置される。外槽2と洗濯ドラム槽11は、円筒形の軸心線が同心になるように置かれ、かつ洗濯ドラム槽11の投入口11aと外槽2の投入口11bが外枠筐体1の前側に設けられている投入口11cに臨むように配置される。
外槽2と洗濯ドラム槽11は、投入口が設けられている前端側の方を上に、後端側の方を下になるように傾斜させて配置される。この傾き角度(水平線に対する軸心線の角度)θは、15度である。洗濯物の取り出しなどから15度程度の傾き角度が望ましいが、
(5〜30)度程度の範囲内で傾き角度θを選択できる。
外枠筐体1は、投入口11cを開閉される外蓋12が備えられる。洗濯ドラム槽11に洗濯物の出し入れする際に外蓋12の開閉が行われる。ベローズ21は、外枠筐体1の投入口11cの口縁部と、外槽2の投入口11bの内縁部に水密的に取り付けられる。このゴム(弾性体)で出来ているベローズ21により、外枠筐体1と外槽2の間の水密は保たれる。外蓋12は、内側がベローズ21に密着し、外枠筐体1の投入口11cから外部への漏水を防止する。
洗濯ドラム槽11は、バランサー13を有する。バランサー13の内周側が前述した投入口11aになっている。このバランサー13により、脱水時の振動は低減される。また、洗濯ドラム槽11は、円筒部に複数の脱水穴14を有する。脱水時に、洗濯物に含まれている水分が脱水穴14により遠心力で外槽2内に脱水される。
洗濯ドラム槽11の円筒部には、内周に複数(3本)のリフター16が設けられる。このリフター16は、回転軸心線の方向に沿って延在する。リフター16の高さは、通常は長手方向に亘ってほぼ同じ高さである。奥側に位置する洗濯物の動きを良くするため、リフター16は洗濯ドラム槽11の回転軸心線に対して沿わずに傾ける(下側に位置した際に水平)ことも可能である。複数のリフター16は、例えば3本の場合、120度の等間隔で配置される。
DCブラシレスモータ19は、外槽2の後部外面に取り付け固定される。このDCブラシレスモータ19は、洗濯ドラム槽11を回転駆動する駆動源である。洗濯ドラム槽11は、円筒部の底側である後端にフランジ17を有する。フランジ17に設けた主軸18はDCブラシレスモータ19のロータ側に結合される。こうして、洗濯ドラム槽11は、駆動源のDCブラシレスモータ19を介して外槽2に回転自在に支持される。
排水路の排水ホース23は、外槽2の後下部に連通するように設けられる。この排水路には、排水弁22が設けられる。排水電磁弁22を開放操作することにより、外槽2に溜まっている洗い水450やすすぎ水は、排水弁22の操作により排水ホース23を通じて機外に排水される。排水路の排水ホース23は、外枠ベース20を貫通して下流側の先端は家屋の排水穴に挿入される。外槽2の後側下部に設けられる循環ポンプ25は、外槽2に支持される。
循環ポンプ25は、駆動モータ40,吸込口41,吐出口42,排水口43を有する。循環ポンプ25の吸込口41は、外槽2に連通するように接続される。循環ポンプ25のケーシング部には、循環吐出口42とは別に排水口43が一体に成型されており、排水継手管44を介して排水電磁弁22に連通するように接続される。
循環水ホース45は、一端が循環ポンプ25の吐出口42に接続され、他端側の先であるノズル45aが洗濯ドラム槽11の投入口11aに向くように外槽2の前側に取り付けられる。循環ポンプ25で送られた洗い水450や濯ぎ水は、図3に示すように、循環水ホース45の先端から噴射して洗濯ドラム槽11内の洗濯物にノズル45aから掛けられる。
洗濯物はリフター16によりかきあげられては落下する叩き洗いにより洗濯される。この叩き洗いに伴う図3に示す泡400の発生は循環ポンプ25で洗濯水を掛けることにより、更に著しくなる。
乾燥用空気循環路50は、外槽2の外側に備えられる。この乾燥用空気循環路50を経由して洗濯ドラム槽11内を流れる乾燥用空気により、洗濯物は乾かされる。乾燥用空気循環路50は、循環ダクト51,加熱送風手段のヒータユニット52,凝縮手段の凝縮ユニット53を有する。左側の循環ダクト51は、一端が外槽2の前側にある投入口の上部に連通するように接続される。凝縮ユニット53は、上部側が右側の循環ダクト51に、下部が外槽2の後側に連通するように接続される。
乾燥運転に際しては、乾燥用空気は図2に示すように、外槽2の前側から流入し、洗濯ドラム槽11内を流れて外槽2の後側から抜け、凝縮ユニット53側に流れて行く。この乾燥用空気で、洗濯ドラム槽11内の洗濯物37は乾かされる。
冷却水供給ホース57は、凝縮ユニット53と給水ホース5側を連通する。水道水が冷却水供給ホース57を通じて凝縮ユニット53に供給される。凝縮ユニット53を流れる乾燥用空気は水道水(冷却水)で冷やされ、乾燥用空気に含まれる水分が奪取される。
凝縮水排水ホース58は、凝縮ユニット53と排水継手管44を連通する。凝縮ユニット53で、乾燥用空気から奪取された凝縮水,水道水(冷却水)は凝縮水排水ホース58を通じて排水ホース23に排水される。
本発明の主要部である泡消しについて、図4を引用して説明する。
泡消しは、洗濯運転に際し、洗濯ドラム槽11内で発生した泡に熱風を吹き付けて消泡する。泡消には、乾燥用空気循環路50,加熱送風手段がそっくり利用されるので、これらを含めて泡消去手段という。
加熱送風手段(ヒータユニット52)は、送風手段の送風ファン55,加熱手段のヒータ56を有する。送風ファン55は正逆転する。乾燥運転では送風ファン55を正転させて外槽2の前側から熱風を送り込み、泡消の運転では逆転させ、外槽2の後側から熱風を送り込む。外槽2の後側から送り込まれた熱風で、洗濯ドラム槽11内の泡400は膨み、破裂して消泡される。
吸気切り替え弁54は、消泡を良好に行えるように、本実施例では、加熱送風手段(ヒータユニット52)に設けている。この吸気切り替え弁54は、乾燥用空気循環路50を外気側に連通させたり、断ったりするように、送風ファン55及びヒータ56の上流側の乾燥用空気循環路50に設けられればよい。
乾燥運転では、吸気切り替え弁54は外気側との連通が断たれるように、泡消運転では外気側と連通し、左側の循環ダクト51との連通が断たれるように切り替えられる。泡消運転では外槽2の後側から熱風を送り込むので、泡は外槽2の前側に移動する傾向になる。この移動してきた泡を左側の循環ダクト51が吸い込まないように、吸気切り替え弁
54により外気を取り込むようにした。
発泡検知手段の発泡検知センサー59は、洗濯ドラム槽11内で発生する泡を検知する。発泡検知センサー59は、外槽2の後側上部に設けられる。発泡検知センサー59には、電極センサーを用いる。洗濯ドラム槽11内で発生する泡は、洗濯ドラム槽11と外槽2の隙間にも入り込む。隙間に存在する泡が電極センサーに触れると、抵抗値が変化する。この抵抗値変化を捉えて発泡検知センサー59は、泡400の発生を検知する。
発泡検知センサー59が泡発生を検知すると、上述した泡消去手段が作動するように後述する制御手段により制御される。これらの泡消し動作は、洗い時やすすぎ時にかかわれず脱水運転時においても、洗濯物から脱水された洗剤分を含んだ水分が、外槽2と洗濯ドラム槽間により攪拌されて泡が立った場合でも同様な動作を行う。
また、泡は発生した状態を検知する泡検知センサーを搭載していない場合には洗い運転や脱水運転時に定期的に前述した泡消し動作を行い、未然に発砲障害を防止することも可能である。
ドラム式洗濯乾燥機の運転工程について、図5を引用して説明する。
この運転工程は洗濯物に付着した汚れを落としたり、すすぎで洗剤分をすすいだりリントを除去したりする。また洗濯物に含まれた洗浄水を洗濯ドラム槽11の回転により脱水穴14から遠心力で脱水し、排水することを自動的に行う。
最初に給水電磁弁6がオンして給水300が行われる。給水量約20リットルまで給水がされる。総給水量は通常25リットル程度である。
洗剤ケース8にセットされた洗剤は、給水の際に一緒に洗濯ドラム槽11の内に外側に流れ込み、洗濯ドラム槽11の回転で洗剤が溶解される。洗い301では洗濯に必要な洗浄水が供給されると、インバータ駆動のDCブラシレスモータ19が回転して洗濯ドラム槽11を回転させる。
この時の洗濯ドラム槽11の回転速度は毎分40〜60回転で洗濯ドラム槽11の外形が大きいほど回転数は低くなり、休止をおいて正逆回転を数分間行い、洗濯物がリフター16によりかきあげられながら、叩き洗いにより洗濯される。
洗い301が終了すると、洗濯物から流出した汚れを含む洗浄水を、排水電磁弁22をオンして排水ホース23により機外に排水する工程の排水302に移行する。
排水302が終了した後、洗濯物に含まれている洗剤分を脱水する脱水303に移行する。脱水303では洗濯ドラム槽11を高速回転して、遠心力により洗濯ドラム槽11内に開けられた脱水穴14を通して洗濯物に含まれた洗浄水を脱水する。
脱水303が終了すると、洗濯物に含まれた洗剤分をすすぐ、すすぎ(1)304へと移行する。この時、給水305が行われるが給水水位は洗濯301より水位を高くしてすすぎ(1)304が行われる。
すすぎ(1)304が終了すると排水306,脱水307が行われ、すすぎ(1)の時の給水305と同じように給水が行われ、すすぎ(2)308が行われる。この時の給水量は洗濯時と同等あるいはすすぎ(1)時に増加した分、水量を低減した給水量としている。
すすぎ(2)308が終了すると排水309,最終脱水310が行われ洗濯の運転工程が終了する。
乾燥工程まで設定されていると、最終脱水310の終了後に乾燥工程311が続けて実行され終了312に至る。
上記の洗い301が実行されているときに泡が発生し、発泡検知センサー59が泡発生を検知すると、泡消去手段が作動して泡消去が行われる。すなわち、吸気切り替え弁54の作動により乾燥用空気循環路50が外気側に連通される。送風ファン55が逆転し、ヒータ56が発熱して右側の循環ダクト51,凝縮ユニット53を通じて加熱空気が外槽2の後側より洗濯ドラム槽11内に流入する。この加熱空気により、洗濯ドラム槽11内の泡、洗濯ドラム槽11と外槽2の隙間に存在する泡400は、消去されるのである。
この泡消去が行われているときには、洗いの動作を一次的に停止することにより泡消去を速めることができる。このように洗い運転中に発生する泡は泡消去手段により消去される。このため、泡の発生増加を抑えながら洗われるので、洗浄の改善が図られる。
泡消去手段は、ドラム式洗濯乾燥機に備わる乾燥用空気循環路50,加熱送風手段(ヒータユニット52)をそっくり利用できる。泡消去手段を特別に設ける必要がなく、簡単な構成になる。
ブロック回路図の概要について、図6を引用して説明する。
図4は、洗い,すすぎ,脱水,乾燥に至るまでの工程を制御する制御手段のブロック回路を示したものである。
制御手段は、マイコン61を主要部として構成される。マイコン61はクロックパルス発生手段のタイマー63,中央処理装置(CPU)62,メモリ64,入力ポート66,出力ポート65などから構成されている。中央処理装置62には、演算部62aや制御部62bなどがある。
洗濯機の運転動作は、マイコン61の中にある中央処理装置62とタイマー63およびメモリ64をデータバスによりデータのやりとりをして設定された条件をもとに駆動している。
中央処理装置62は、基本的には制御命令の取り出しと解読,実行指令であるが、具体的には算術演算やメモリ指定アドレス内容の読み出しで制御,入出力装置への指定アドレスの入出力や全自動コースやアニュマル設定のプログラムの制御を行う。
メモリ64には、プログラムデータを読み出して書き込みを行う機能を持つRAM64aと読み出し専用機能だけを持つROM64bの2種類を備えており、RAM64aは洗濯運転条件に必要なデータを主に記憶して、設定されたプログラムを組む上での作業エリアとして用いる。ROM64bは、決ったプログラムや固定データを入れ、いつでも同じ処理をする場合に使用する。入力ポート66と出力ポート65は、中央処理装置62と入力回路70と出力駆動回路部71との間でデータの受け渡しを行う場合の仲介をする回路である。入出回路部70側には、洗濯機に組込まれている、各種センサーからの情報や電源スイッチ72などが接続されている。電源スイッチ72から洗濯機を運転するのに必要な電源が供給される。
電源スイッチ72を押すことにより、既に図1で説明した給水電磁弁6が開放されて洗濯機内に洗いやすすぎに必要な水が供給される。洗濯やすすぎに必要な、水の量は洗濯機に組み込まれた水位センサー73からの情報を受けて、中央処理装置62で情報の処理を行い、適正な水量かを判断して、適正であれば図5に示す工程図により次の工程へ移行する。
洗いや脱水,すすぎなどのDCブラシレスモータ19の回転数は、DCブラシレスモータ19の近傍に設けられたICホール素子74からの情報を中央処理装置62へ伝えて
DCブラシレスモータ19の適正な回転制御を行う。
その他、入力側には蓋の開閉状態を検知する蓋開閉センサー75や、全自動コースを設定する全自動コース選択キー76,マニュアル設定キー77,洗濯物の量を検知する布量センサー78などが設けられている。
また、出力側にはDCブラシレスモータ19や、給水電磁弁6や排水電磁弁22,蓋ロックソレノイド79,終了を知らせる終了ブザー80,ポンプ駆動モータ29などが設けられている。
これらの入力・出力装置側からとマイコン61をデータバスにて情報のやり取りをしながら洗濯機は、洗いからすすぎ,脱水に至る作業を自動的に行うものである。
前述したように、洗い工程で発泡検知センサー59が発泡を検知すると、吸気切り替え弁54は、乾燥用空気循環路50に外気を取り入れるように切り替え作動する。送風ファン55が逆転し、ヒータ56の発熱による外槽2内に熱風が送られて消泡される。
泡消しルーチンについて図7を引用して説明する。
ステップS700でスタートし、ステップS701で洗濯が始まる。洗濯が始まると、発泡検知センサーによる発泡検知が行われる(ステップS702)。
洗濯中に発泡検知がなければ、ステップS703で洗濯終了をむかえて、次の工程に進む(ステップS707)。
洗濯中に発泡検知が行われると、吸気切り替え弁54が作動して外気が吸入されるようになる(ステップS704)。それとともに送風ファンが運転し(ステップS705)、ヒータに通電が行われる発熱する(ステップS706)して、泡消しが行われる。
泡消しは、発泡検知センサーによる発泡検知が消えるまで、泡消しルーチンが繰り返し行われる。
本発明の実施例に係わるもので、ドラム式洗濯乾燥機の縦断面図を示す。 本発明の実施例に係わるもので、ドラム式洗濯乾燥機が乾燥運転をしているところを示している。 本発明の実施例に係わるもので、ドラム式洗濯乾燥機が洗濯運転をしているところを示している。 本発明の実施例に係わるもので、ドラム式洗濯乾燥機が泡消し動作をしているところを示している。 本発明の実施例に係わるもので、ドラム式洗濯乾燥機の運転工程を示している。 本発明の実施例に係わるもので、回路ブロック図である。 本発明の実施例に係わるもので、泡消しルーチンを示している。
符号の説明
1 外枠筐体
2 外槽
11 洗濯ドラム槽
50 乾燥用空気循環路
54 吸気切り替え弁
55 送風ファン
56 ヒータ

Claims (9)

  1. 外枠筐体内に設けられ、洗い水やすすぎ水を溜める円筒形状の外槽と、前記外槽内に回転自在に設けられ、洗濯物を収納する円筒形状の洗濯ドラム槽とを有し、前記洗濯ドラム槽の回転軸心線が横または斜めに置かれるドラム式洗濯機において、
    前記洗濯ドラム槽内に発生する泡を消去する泡消去手段を備えたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 請求項1に記載のドラム式洗濯機において、
    前記泡消去手段は、前記洗濯ドラム槽内に空気を送る送風手段と、空気を加熱する加熱手段を含むことを特徴とするドラム式洗濯機。
  3. 請求項1に記載のドラム式洗濯機において、
    発生する泡を検知する泡検知手段を備えたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  4. 請求項3に記載のドラム式洗濯機において、
    前記泡検知手段の泡検知に応じて前記泡消去手段を作動させることを特徴とするドラム式洗濯機。
  5. 外枠筐体内に設けられ、洗い水やすすぎ水を溜める円筒形状の外槽と、前記外槽内に回転自在に設けられ、回転軸心線が横または斜めに置かれる円筒形状の洗濯ドラム槽と、前記洗濯ドラム槽の前後側一方より流れ込み、他方より流れ出る乾燥用空気を循環させる乾燥用空気循環路とを有するドラム式洗濯乾燥機において、
    前記洗濯ドラム槽内に発生する泡を消去する泡消去手段を備えたことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  6. 請求項5に記載のドラム式洗濯乾燥機において、
    前記泡消去手段は、前記乾燥用空気循環路に設けた送風手段および加熱手段を含むことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  7. 請求項6に記載のドラム式洗濯乾燥機において、
    乾燥運転では、前記送風手段および前記加熱手段を作動させて前記洗濯ドラム槽内の洗濯物を乾燥させ、
    洗濯運転では、前記送風手段および前記加熱手段を作動させて前記洗濯ドラム槽内に発生する泡を消去させることを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  8. 請求項5に記載のドラム式洗濯乾燥機において、
    前記泡消去手段は、前記乾燥用空気循環路を外気側に連通させたり、断ったりする吸気切り替え弁を含み、
    泡消去に際しては、前記乾燥用空気循環路が外気側に連通するように前記吸気切り替え弁を作動させることを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  9. 請求項5に記載のドラム式洗濯乾燥機において、
    発生する泡を検知する発泡検知手段を備えたことを特徴とするドラム式洗濯機またはドラム式洗濯乾燥機。
JP2006253688A 2006-09-20 2006-09-20 ドラム式洗濯機またはドラム式洗濯乾燥機 Abandoned JP2008073126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006253688A JP2008073126A (ja) 2006-09-20 2006-09-20 ドラム式洗濯機またはドラム式洗濯乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006253688A JP2008073126A (ja) 2006-09-20 2006-09-20 ドラム式洗濯機またはドラム式洗濯乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008073126A true JP2008073126A (ja) 2008-04-03

Family

ID=39345821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006253688A Abandoned JP2008073126A (ja) 2006-09-20 2006-09-20 ドラム式洗濯機またはドラム式洗濯乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008073126A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2458061A1 (en) 2010-11-24 2012-05-30 Panasonic Corporation Drum-type washing machine
CN103397495A (zh) * 2013-08-01 2013-11-20 松下家电研究开发(杭州)有限公司 一种应用在洗衣机脱水流程中的泡沫消除方法
CN108252027A (zh) * 2018-03-15 2018-07-06 余道逍 用于洗衣机的智能泡沫防溢装置及其控制方法
JPWO2019202932A1 (ja) * 2018-04-16 2021-04-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005027767A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Mitsubishi Electric Corp 洗濯乾燥機
JP2006136601A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯乾燥機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005027767A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Mitsubishi Electric Corp 洗濯乾燥機
JP2006136601A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯乾燥機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2458061A1 (en) 2010-11-24 2012-05-30 Panasonic Corporation Drum-type washing machine
CN103397495A (zh) * 2013-08-01 2013-11-20 松下家电研究开发(杭州)有限公司 一种应用在洗衣机脱水流程中的泡沫消除方法
CN108252027A (zh) * 2018-03-15 2018-07-06 余道逍 用于洗衣机的智能泡沫防溢装置及其控制方法
CN108252027B (zh) * 2018-03-15 2020-09-29 诸暨易联众创企业管理服务有限公司 用于洗衣机的智能泡沫防溢装置及其控制方法
JPWO2019202932A1 (ja) * 2018-04-16 2021-04-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
JP7213434B2 (ja) 2018-04-16 2023-01-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4972369B2 (ja) ドラム式洗濯機
US8511324B2 (en) Washing/drying machine
JP2006239401A (ja) 洗濯機及びその泡除去方法
JP2008054826A (ja) ドラム式洗濯機
EP3034669B1 (en) Washing machine having drying function and method for controlling the same
JP2016043171A (ja) 洗濯機
JP2007111097A (ja) 洗濯機
JP2009082318A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2008110002A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2005124626A (ja) ドラム式洗濯機
JP2008073127A (ja) ドラム式洗濯機
JP2005087466A (ja) ドラム式洗濯機
JP2008073126A (ja) ドラム式洗濯機またはドラム式洗濯乾燥機
KR100443817B1 (ko) 드럼식 세탁기
JP4718509B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2005198698A (ja) ドラム式洗濯機
JP2019097965A (ja) ドラム式洗濯機
JP5927725B2 (ja) 洗濯機
JP4921041B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2007275444A (ja) 洗濯乾燥機
JP2009066295A (ja) ドラム式洗濯機
JP4917353B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP6623038B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2012217460A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP4921104B2 (ja) ドラム式洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20101213