JPWO2017150740A1 - 油脂吸着マット及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の油脂吸着マットは、油脂分の吸着量が多く、使用勝手の良い油脂吸着マットを提供することを目的とする。【解決手段】 本発明の油脂吸着マットは、特に、厨房から排出される汚染水から油脂を吸着除去する油脂吸着装置に用いる油脂吸着マットであって、当該油脂吸着マットは、所定形状を有し堆積された100nm〜20μmの径の微細径繊維の集合体からなり、単位体積(10mm×10mm×10mm)当たりの重量が0.015g〜0.030gであり、微細径繊維が堆積状態の中央部分の厚みcが10mm〜50mmである所定形状とすることを特徴とする。さらに、上下左右の四縁部の固形状縁部とからなる所定形状を呈していることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、汚染水から油脂を吸着除去する油脂吸着装置に用いる微細径繊維油脂吸着マット及びその製造方法に関し、特に、100nm〜20μmの径の合成樹脂の微細径繊維を堆積させた油脂吸着マット及びその製造方法に関する。
特に、本発明は、食堂やレストラン等の厨房から排出される汚染水から油脂を吸着除去する油脂吸着装置に用いる微細径繊維油脂吸着マット及びその製造方法に関し、特に、100nm〜20μmの径の合成樹脂の微細径繊維を堆積させた油脂吸着マット及びその製造方法に関する。
また、本発明は、油脂吸着マットの流通の最適化のために、プラスチック樹脂袋、プラスチック樹脂性メッシュ状袋、紙製袋などで包装した油脂吸着マットに関する。
このような油脂吸着マットは、平面的な構造を備えていることの優位性より、海面上や湖面、池面、川面、貯水池面などの水面上の油類、床上、道路上などに散乱した油類の吸着にも有用である。
また、油脂吸着装置は、一般的にはグリーストラップと称されており、レストラン、ホテル、食堂、給食センターなど全ての厨房に設置が義務付けられており、全ての業務用厨房から排出される汚染水は、公共の下水道に直接排出するのではなく、汚染水はグリーストラップで浄化してから排出することが義務付けられており、業務用厨房から排出される汚染水からの油脂分の吸着にも有用である。
汚染水から油脂分を繊維の吸着力で捕集する技術は数多く知られている。例えば、特許文献1(特開平9−234179号公報)では、ウール紡績で発生するウールノイル(屑)を主な素材とする油吸着マットで、ウールノイルに低融点ポリエステル繊維(全体の30%程度の混率)を混綿しカードにかけてシート状にしたものを熱処理してポリエステル繊維を溶融させて不織布マットとして製造する。また、ウールノイルに低融点ポリエチレンと高融点ポリプロピレンの複合ポリオレフィン繊維(全体の30%程度の混率)を混綿し、シート状にしたものを熱処理して低融点ポリエチレンを溶融させて不織布マットとして製造する。必要に応じて油吸着マットの片面に油が浸透しない樹脂層を形成して、他の片面を油吸着面とする。
また、汚染水のグリーストラップによる浄化に限れば、例えば、特許文献2(特開2015−77531号公報)においては、酵素の持つ油脂分解能力に着目するとともに、単にグリーストラップ内の排水を酵素と接触させて油脂を分解するに留まらず、その能力の有効利用を図るために、より比表面積の広い固定化酵素をグリーストラップ内のスラッジと常時接触させ、グリーストラップ内において直接その能力を発揮し、かつ、グリーストラップ内を長期間安定して連続的に浄化するものが開示されている。
また、非特許文献1には、グリーストラップ用の油吸着シートとその用法が開示されている。
特開平9−234179号公報 特開2015−77531号公報
http://www.asahi-kasei.co.jp/saran/products/business/gsc/gsc.html
一般的に知られている従来の油吸着マットでは、吸着マットによる油脂分の吸着量に課題が残されていた。
また、従来は、特許文献2及び非特許文献1に記載されているように、グリーストラップ用の油分吸着シートは知られていた。これらの油分吸着シートは不織布等で所定寸法厚に成形され、ロール状のものやシート状のものが使用されており、このような油分吸着シートは、グリーストラップの中央部分の油水分離槽に浮かべて使用される。
このような油分吸着シートは、グリーストラップ中央部分の油水分離槽に浮かべて使用され、吸着シートには汚染水中の油脂分が吸着されるが、その吸着量が多いことが要求されている。このように使用され、油脂分を吸着した吸着シートは産業廃棄物として廃棄される。
このように吸着シートの油脂分吸着量が問題とされる。それは、グリーストラップの油脂分の分離効率に影響し、新しい吸着シートに交換する回数が少なければ、廃棄する吸着シートの量も少なくすることができる。本発明の油脂吸着マットは、油脂分の吸着量が多く、使い勝手の良い油脂吸着マットを提供することを目的とする。
本発明の油脂吸着マットは、汚染水から油脂を吸着除去する油脂吸着装置に用いる油脂吸着マットであって、当該油脂吸着マットは、所定形状を有し堆積された100nm〜20μmの径の微細径繊維の集合体からなり、単位体積(10mm×10mm×10mm)当たりの重量が0.015g〜0.030gであり、微細径繊維が堆積状態の中央部分の厚みcが10mm〜50mmであることを特徴とする。
さらに、本発明の油脂吸着マットの所定形状は、上下左右の四縁部の固形状縁部とからなる所定形状を呈していることを特徴とする。
ここで、「固形状縁部」との用語は、捕集され堆積された微細径繊維の集合体を所定形状に切断する際に、捕集された微細径繊維の堆積体を溶融等により接合して固形状に形成することを意味する。これにより、所定形状の外縁部分が強固に形成されるものである。
さらに、本発明の油脂吸着マットは、前記所定形状がamm×bmmの長方形状であるが、その具体的な寸法は用途により変更されるべきものであるが、例えば、グリーストラップと称される油脂吸着装置に用いる微細径繊維油脂吸着マットのa及びbは
100mm≦a≦700mm
100mm≦b≦700mm
であることを特徴とする。
さらに、本発明の油脂吸着マットは、前記油脂吸着マットをプラスチック樹脂袋、プラスチック樹脂性メッシュ状袋、紙製袋などで包装したことを特徴とする。
本発明の油脂吸着マットの製造方法は、汚染水から油脂を吸着除去する油脂吸着装置に用いる油脂吸着マットの製造方法であって、以下のステップから構成されていることを特徴とする。
(1)微細径樹脂繊維製造装置から噴出されるガス噴出流の周縁より溶融樹脂を噴出して、噴出された溶融樹脂をガス噴出流に巻き込んで、溶融樹脂から微細径繊維流を形成するステップ。
(2)噴出する微細径繊維流を捕集手段により受けて、当該捕集手段上に微細径繊維を捕集して堆積して所定の厚みの微細径繊維マットを形成するステップ。
(3)前記(2)のステップの際に、前記捕集手段に対して設置された所定形状の所定形状型枠内に微細径繊維を捕集して堆積された所定の厚みの微細径繊維マットを所定形状とする。
(4)前記捕集手段を回転させて、次の微細径繊維の捕集手順に入る。
本発明の油脂吸着マットの製造方法は、汚染水から油脂を吸着除去する油脂吸着装置に用いる油脂吸着マットの製造方法であって、以下のステップから構成されていることを特徴とする。
(1)微細径樹脂繊維製造装置から噴出されるガス噴出流の周縁より溶融樹脂を噴出して、噴出された溶融樹脂をガス噴出流に巻き込んで、溶融樹脂から微細径繊維流を形成するステップ。
(2)噴出する微細径繊維流を捕集スクリーンにより受けて、当該捕集スクリーン上に微細径繊維を捕集して堆積されて所定の厚みの微細径繊維マットを形成するステップ。
(3)前記捕集スクリーン上に捕集して堆積された所定の厚みの微細径繊維マットを金型により切断して所定形状とするステップ。
(4)上記切断ステップにより、所定形状にされた微細径繊維マットの上下左右の四縁に固形状縁部を形成するステップ。
本発明の実施例の油脂吸着マットにおいては、中央部分は柔らかくふっくらとしている堆積状態を維持してグリーストラップに適用することができるので、多くの油脂分の吸着が達成できる。
また、油脂吸着マットの所定形状を維持しながら、人の手で簡単に千切って、グリーストラップの所定箇所に吸着マットを補充することができるので、多くの用途が可能なものである。
本発明の実施例の油脂吸着マットを示した斜視図である。 図1に記載した本発明の実施例の油脂吸着マットの横断面を示し、一部拡大図を示した断面図である。 図1に記載した本発明の実施例の油脂吸着マットをプラスチック袋で包装した状態の斜視図である。 図1に記載した本発明の実施例の油脂吸着マットを製造する製造装置の一部断面図である。 捕集スクリーン上に捕集された微細径繊維が堆積されて所定の厚みに形成された微細径繊維マットを示す正面図である。 捕集され堆積した微細径繊維マットから本発明の油脂吸着マットの成形手順を示す説明図である。 捕集スクリーン上に設置された所定形状型枠内に微細径繊維を捕集して堆積させて所定形状に成形する手順を示す説明図である。 別方式により、連続的に微細径繊維を所定形状に成形する捕集手段の概要を示す斜視図である。 所定形状型枠内で成形した油脂吸着マットを示した斜視図である。 図9に記載した油脂吸着マットの横断面を示し、一部拡大図を示した断面図である。
本発明の実施例の油脂吸着マットの構成を説明する前に、その製造方法について説明する。なお、本発明は油脂の吸着マットであるが、以下、本明細書での具体的な実施例としては、一般的にはグリーストラップと称されて食堂やレストラン等の厨房から排出される汚染水から油脂を吸着除去する油脂吸着装置に用いる微細径繊維油脂吸着マットについて説明する。しかし、これが本発明の技術的範囲を限定するものではなく、本発明の油脂吸着マットは、例えば、オイルタンク内、石油タンカー及び石炭輸送船等の船倉内などでの油脂吸着にも用いることができる。
図4は、本発明の実施例の油脂吸着マットを製造する製造装置と本発明の実施例の油脂吸着マットを製造する方法を示している。以下、本発明の実施例としては、特に、油脂吸着マットとして用いられるナノファイバー堆積体の製造装置及びナノファイバー製造方法を説明する。
ナノファイバー堆積体の製造装置には、液状化樹脂の製造過程により、溶融タイプと溶解タイプに分けられる。つまり、固形状樹脂ペレットを加熱して可塑化させて液状化する方法と、固形状樹脂を特定の溶剤に溶解させて液状化させる方法がある。しかし、以下の説明においては、固形状樹脂ペレットを加熱して可塑化させて液状化するナノファイバー堆積体の製造装置及びナノファイバー製造方法を説明しているが、それに限ることを意味するものではない。
また、ナノファイバーの製造装置及び製造方法を説明しているが、本発明の実施例の油脂吸着マットとしては、ナノサイズの微細径繊維に限るものではなくマイクロファイバーでも良い。しかし、より具体的には、比較的大きな径の微細径繊維とより小さな径の微細径繊維の混合体である。
本発明の実施例の油脂吸着マットの繊維径は、単一径の微細径繊維の集合体ではなく、100nm〜20μmの径の微細径繊維が含まれており、図2の拡大部分で示すように、相互に絡み合ったものが形成されている。より具体的には、太目の繊維同志が絡み合い、それに細い繊維が絡む状態となっている。その際、油脂を吸収するためには、毛細管現象を生起するように連続した空洞の形成が必要となる。
図4に示す油脂吸着マットの製造装置においては、ホッパーに投入されるペレット状の樹脂原料をヒーターによって加熱された加熱シリンダー内に供給して溶融し、モーターにて回転するスクリューによって加熱シリンダーの前方(図4左方向)に加圧送出する。加熱シリンダーの先端部には噴射ヘッド部が設けられており、ヘッド部の中心に形成されたガス噴出口から高圧ガスを噴き出す。加熱シリンダーの先端まで圧送されてきた液状性の溶融樹脂原料は、ヘッド部のガス噴出手段の下流側の円周上に配置された複数本の極細管の液状性溶融原料吐出口から吐出される。複数本の極細管の液状性溶融原料吐出口は中心に配置されたガス噴出口の周囲に均等に配置されている。これにより、液状性溶融原料吐出口から吐出される溶融樹脂を中心の高圧噴出ガス流に巻き込んで延伸させ、ナノオーダー径の微細径繊維を形成する。
このように、図4に示す油脂吸着マットの製造装置及び製造方法においては、中心に形成されたガス噴出口から高圧ガスを噴き出すように構成されており、それに対して、高圧ガス噴出口より下流側に配置された複数本の極細管の液状性溶融原料吐出口から液状性溶融原料が吐出される。
具体的構造として、図4に示す微細径樹脂繊維製造装置100は、ナノファイバーの素材となる樹脂として固形状樹脂ペレット等を微細径樹脂繊維製造装置100へ投入するためのホッパー10と、ホッパー10から樹脂の供給を受けてこれを加熱溶融させるための加熱シリンダー20と、加熱シリンダー20を外側から加熱する加熱手段としてのヒーター30と、加熱シリンダー20内にて回転可能に収容され、回転することで溶融樹脂を加熱シリンダー20の先端へ向けて移動させるための押出装置としてのスクリュー40と、スクリュー40を連結部50(詳細は図示せず)を介して回転させる駆動手段としてのモーター60と、加熱シリンダー20の先端に設けられ、ガス状の熱風を噴射するガス噴出口としての開口ノズルを備え、その開口ノズルの周囲から溶融樹脂を吐出するための樹脂吐出手段を内部に具備したヘッド部70からなる。しかし、本発明は、製造装置自体の発明ではないので、製造装置の詳細は図示していない。
このヘッド部70には、噴射ガスを噴射するために、ガス供給管としてのガス配管部80に連結されたパイプ(図示なし)を介して高圧ガスが供給される。ガス配管部80にはヒーター等の加熱手段を設けており、ガス噴出口としての開口ノズルから熱風を噴射するよう構成されている。尚、ヘッド部70と加熱シリンダー20とはOリングやドーナツ状のシート部材等のシール部を介して接続されており、溶融樹脂が装置外に漏れ出さない構成を備えている。
図4に示す微細径樹脂繊維製造装置100においては、ヘッド部70に樹脂吐出手段を設けており、この樹脂吐出手段は、樹脂吐出針とこの樹脂吐出針を取り付ける構造の樹脂吐出針取付部から構成されている。この微細径樹脂繊維製造装置100のヘッド部70には、ガス配管部80を介して、加熱シリンダー20から高圧ガスが供給されるパイプ(図示なし)が連結されている。ガス配管部80からの高圧ガスはヘッド部70の内部に導入され、形成されたガス噴出口としての開口ノズル(図示なし)から噴出される。このガス噴出口の周囲には、樹脂吐出手段(図示なし)が複数配置されている。
それにより、図4に示す微細径樹脂繊維製造装置100のヘッド部70からは、装置前方向(図4の左方向)に向けてガス噴出流が噴出され、その周囲には、溶融樹脂吐出手段(図示なし)が複数配置され、ガス噴出流に対して溶融樹脂が噴出される。ガス噴出流に対して噴出された溶融樹脂は、ガス噴出流に巻き込まれて、溶融樹脂から繊維流75が形成される。繊維流75はガス噴出流に乗って、捕集スクリーン90上に形成された微細径繊維が捕集され堆積されて所定の厚みの微細径繊維マット85が形成される。
本発明の実施例として説明している微細径樹脂繊維製造装置は、現時点では、樹脂溶融機能とガス噴出機能が、1つの装置に具備され、一体化されたものとして説明している。しかし今後は、溶融容易な材料以外の使用時や、量産装置の改造によっては、動作原理に変更はないが、これら2つの機能を分離した装置構成にすることも可能である。そのため、本実施例として説明した微細径樹脂繊維製造装置の捕集スクリーンへの散布範囲制御や、合成樹脂を生成するための使用材料によっては、これら2つの機能を分離した構成の装置を使用しても良い。それによっても本発明の発明思想とは相違するものではない。
図5は、微細径樹脂繊維製造装置100によって、捕集スクリーン90上に捕集された微細径繊維が堆積されて所定の厚みに形成された微細径繊維マット85が示されている。捕集スクリーン90上に100nm〜20μmの径の微細径繊維が捕集され堆積されて形成された微細径繊維マット85の厚みは、10mm〜50mmとなるように成形する。それにより、単位体積(10mm×10mm×10mm)当たりの重量が0.015g〜0.030gとなるように、微細径繊維マット85が捕集スクリーン90上に堆積される。ここで、本願明細書において、「堆積」との用語の意義は、微細径樹脂繊維製造装置によって、溶融樹脂が噴出ガスに巻き込まれて捕集スクリーン上に微細径繊維が捕集されて、所定の厚みに積もった状態をいう。
図6は、捕集スクリーン90上で捕集されて堆積した微細径繊維マット85から、金型200により本発明の油脂吸着マット300を成形する成形手順を示す説明図である。金型200は、成形上型201と成形下型202とから構成され、夫々の成形型201と202には成形凹部204,205が設けられ、成形上型201には切断刃203が設けられている。
図6(A)は、微細径繊維マット85を捕集スクリーン90上から剥がして成形上型201と成形下型202との間に配置した状態である。図6(B)は、成形上型201と成形下型202との相対的位置関係を変更して(閉じて)、成形上型201に設けられた切断刃203で、微細径繊維マット85から、油脂吸着マット300が切断されて所定形状(一般的には四角形)に成形される。それにより、微細径繊維が柔らかくふっくらとしている堆積状態の中央部分310と、上下左右の四縁部の固形状縁部320とからなる油脂吸着マット300が形成される。この際、成形上型201の切断刃203は、適当な加熱手段により加熱することにより切断を容易に達成することができる。
上述したように、成形上型201と成形下型202とを閉じて、切断刃203により、油脂吸着マット300を切断して所定形状に成形する方法に替えて、微細径繊維を捕集し、堆積する際に同時に所定形状に成形する別実施例を説明する。
微細径繊維を捕集し、堆積する際に同時に所定形状に成形する方法としては、図7に示すように、補修スクリーン90に対して、適宜手段により取付けられた型枠95内に微細径繊維を捕集することにより達成できる。型枠95は、成形しようとする所定形状を呈している。
さらに、図8には、連続的に微細径繊維を所定形状に成形する捕集手段110の概要を示す。本発明の微細径樹脂繊維製造装置100により吐出される微細径繊維は、所定の長さを有しており、それらが相互に絡みあっているので、図4,5,7に示すように小さなメッシュのスクリーンを用いる必要はない。図8に示す微細径繊維捕集手段110は、成形を望む形状の3方を囲む型枠95と、適当な駆動手段(図示せず)により回転される捕集体120とにより構成されている。この回転する捕集体120は、回転軸97に、微細径樹脂繊維を捕集するための複数本の捕集棒98を備えている。図8に示す捕集体120は、上下に2面の複数本の捕集棒98から成る第1及び第2微細径樹脂繊維捕集面99−1,99−2を形成している。
捕集手段110により、微細径繊維を連続的に所定形状に成形する手順を説明する。例えば、今、図示された上方の第1捕集面99−1において微細径樹脂繊維を捕集している場合を考える。微細径樹脂繊維製造装置100により吐出される微細径繊維は、第1捕集面99−1の複数本の捕集棒98によって捕集される。その際に、捕集された微細径繊維は、型枠95と底枠96によって構成される枠型内において所定の形状の堆積体となる。底枠96は、回転軸97に取付けておくことができる。
連続的な手順のために、第1捕集面99−1での微細径繊維の捕集が完了すると、捕集手段110が後方に回転して第1捕集面99−1か下方に移動し、第2捕集面99−2が上方に移動して、次の捕集手順に入る。
本発明の汚染水から油脂を吸着除去する油脂吸着装置に用いる油脂吸着マットの製造方法は、以下のステップから構成される。
(1)微細径樹脂繊維製造装置100から噴出されるガス噴出流の周縁より溶融樹脂を噴出して、噴出された溶融樹脂をガス噴出流に巻き込んで、溶融樹脂から微細径繊維流を形成するステップ。
(2)噴出する微細径繊維流を捕集手段110により受けて、当該捕集手段上に微細径繊維を捕集して堆積されて所定の厚みの微細径繊維マットを形成するステップ。
(3)前記(2)のステップの際に、前記捕集手段110に対して設置された所定形状の所定形状型枠内に微細径繊維を捕集して堆積された所定の厚みの微細径繊維マットを所定形状とする。
(4)前記捕集手段110を回転させて、次の微細径繊維の捕集手順に入る。
図1に、本発明の油脂吸着マット300の斜視図を示す。本発明の油脂吸着マット300は、上述したように、油脂吸着マット製造装置100の捕集スクリーン90上に捕集され堆積された微細径繊維マット85から所定形状の油脂吸着マット300として成形したものである。
図9に、本発明の別実施例の油脂吸着マット300の斜視図を示す。別実施例の油脂吸着マット300は、上述したように、油脂吸着マット製造装置100の捕集手段110により、型枠95内において所定形状のマットとして成形される。
図1及び図9に示した実施例において、本発明の油脂吸着マット300は、長辺amm、短辺bmmからの長方形を呈し、その厚みはcmmである。勿論、油脂吸着マット300の所定形状は、正方形や他の形状でも良い。
ここで、a,b,cは、実施例として夫々以下の寸法が望ましい。
100mm≦a≦700mm
100mm≦b≦700mm
10mm≦c≦50mm
本発明の油脂吸着マット300の油脂吸着量は、吸着マット20g程度で1kg程度の油脂吸着量が期待できる。
本発明の吸着マットサイズの幅(a寸法)と奥行き(b寸法)は、グリーストラップ用に使用目的を限定した場合に上記数値が適切になるものである。
サイズの異なる吸着マットを製造する場合には、捕集スクリーン自体、もしくは繊維製造装置自体が、任意の方向に動作できるように構成する。それにより、例えば、奥行き(b寸法)を固定し、幅(a寸法)が上記数値を超えて同様な堆積物を作成することができる。
図1,2で示すように、本発明の油脂吸着マット300は、堆積された微細径繊維マット85から所定形状に切断して成形したものであるので、中央部分310が所定の厚みを有したマット状であり、その上下左右の四縁は切断部分が融着されて固形状縁部320を形成している。図1に示す油脂吸着マット300においては、中央部分310は微細径繊維が柔らかくふっくらとしている堆積状態を維持しながら、上下左右の四縁部の固形状縁部320により所定形状が保持されている。
ここにおいて、所定の厚みを有したマット状の油脂吸着マット300の中央部分310の厚みは、10mm〜50mmとなるように成形されており、溶融材料がポリプロピレン(PP)の場合は、単位体積(10mm×10mm×10mm)当たりの重量は0.015g〜0.030gである。これは、当然のこと、材料の変更により変化するものである。
本発明の実施例の油脂吸着マット300の微細径繊維の径は、単一径の微細径繊維の集合体ではなく、100nm〜20μmの径の微細径繊維の集合体である。図2の拡大部分で示すように、比較的太い径の微細径繊維が相互に絡み合い、それに比較的細径の微細径繊維が絡み合った微細径繊維の集合体が形成されている。
本発明の実施例の油脂吸着マット300は、溶融樹脂を噴射して微細径繊維を堆積させて、油脂分吸着のために連続した空洞状態を形成するために中央部分310は圧縮しないで柔らかくふっくらとしている状態を保ちながら、マットの形状を維持するためには、二つの手法がある。一つの手法としては、固形状縁部320により四縁を固形部分として固める手法であり、別の手法としては、捕集・堆積と同時に所定形状に形成する手法である。これにより、中央部分310は柔らかくふっくらとしている堆積体とし、四縁はその所定形状を崩さずに維持することができる。それによって、油脂を吸収するために、毛細管現象を生起する連続した空洞が形成されている。また、中央部分310の一部を手で千切って、グリーストラップ等の所望する位置に油脂吸着マットを補充して使用することもできる。より具体的には、径の太い繊維同志が絡み合い、それに細い繊維が絡む状態となっている。
本発明の実施例の油脂吸着マット300は、その一流通形態としては、図3に示すように、プラスチック製の包装袋350に一枚ずつ包装されている。包装袋350は、油脂吸着マット300を収容するポケット部351と、ポケット部351の開口部に設けられたフラップ部352とからなる。使用後の油脂分を吸着した油脂吸着マット300は、包装袋350に入れて産業廃棄物として廃棄することができる。
100:微細径樹脂繊維製造装置
10:ホッパー
20:加熱シリンダー
30:ヒーター
40:スクリュー
50:連結部
60:モーター
70:ヘッド部
75:繊維流
80:ガス配管部
85:微細径繊維マット
90:捕集スクリーン
95:型枠
98:捕集棒
110:捕集手段
200:金型
201:成形上型
202:成形下型
203:切断刃
300:油脂吸着マット
310:中央部分
320:固形状縁部

Claims (6)

  1. 汚染水から油脂を吸着除去する油脂吸着装置に用いる油脂吸着マットであって、
    当該油脂吸着マットは、所定形状を有し堆積された100nm〜20μmの径の微細径繊維の集合体からなり、単位体積(10mm×10mm×10mm)当たりの重量が0.015g〜0.030gであり、微細径繊維が堆積状態の中央部分の厚みcが10mm〜50mmであることを特徴とする油脂吸着マット。
  2. 請求項1記載の油脂吸着マットであって、前記所定形状は、上下左右の四縁部の固形状縁部とからなる所定形状を呈していることを特徴とする油脂吸着マット。
  3. 前記所定形状がamm×bmmの長方形状であることを特徴とする請求項1又は2記載の油脂吸着マット。
    ただし、a及びbは以下の範囲内である。
    100mm≦a≦700mm
    100mm≦b≦700mm
  4. 前記油脂吸着マットをプラスチック樹脂袋、プラスチック樹脂性メッシュ状袋、紙製袋などで包装したことを特徴とする請求項3記載の油脂吸着マット。
  5. 汚染水から油脂を吸着除去する油脂吸着装置に用いる油脂吸着マットの製造方法であって、以下のステップから構成されていることを特徴とする油脂吸着マットの製造方法。
    (1)微細径樹脂繊維製造装置から噴出されるガス噴出流の周縁より溶融樹脂を噴出して、噴出された溶融樹脂をガス噴出流に巻き込んで、溶融樹脂から微細径繊維流を形成するステップ。
    (2)噴出する微細径繊維流を捕集手段により受けて、当該捕集手段上に微細径繊維を捕集して堆積されて所定の厚みの微細径繊維マットを形成するステップ。
    (3)前記(2)のステップの際に、前記捕集手段に対して設置された所定形状の所定形状型枠内に微細径繊維を捕集して堆積された所定の厚みの微細径繊維マットを所定形状とする。
    (4)前記捕集手段を回転させて、次の微細径繊維の捕集手順に入る。
  6. 汚染水から油脂を吸着除去する油脂吸着装置に用いる油脂吸着マットの製造方法であって、以下のステップから構成されていることを特徴とする油脂吸着マットの製造方法
    (1)微細径樹脂繊維製造装置から噴出されるガス噴出流の周縁より溶融樹脂を噴出して、噴出された溶融樹脂をガス噴出流に巻き込んで、溶融樹脂から微細径繊維流を形成するステップ。
    (2)噴出する微細径繊維流を捕集スクリーンにより受けて、当該捕集スクリーン上に微細径繊維を捕集して堆積されて所定の厚みの微細径繊維マットを形成するステップ。
    (3)前記捕集スクリーン上に捕集して堆積された所定の厚みの微細径繊維マットを金型により切断して所定形状とするステップ。
    (4)上記切断ステップにより、所定形状にされた微細径繊維マットの上下左右の四縁に固形状縁部を形成するステップ。

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