JPWO2017104403A1 - コアシート、分割積層コアおよび固定子並びに分割積層コアの製造方法 - Google Patents

コアシート、分割積層コアおよび固定子並びに分割積層コアの製造方法 Download PDF

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Abstract

この発明に係るコアシート(13)は、分割バックヨーク部(11a)および分割バックヨーク部(11a)の中央部から突設されたティース部(11b)とからなるT字形状のコア部(11)と、分割バックヨーク部(11a)のティース部(11b)が突設された側と反対側である径方向外側の中央に嵌合されたスクラップ部(12)とからなり、分割バックヨーク部(11a)は、外周面の中央部に径方向内側に向かって周方向の幅が狭くなるように階段状に凹んだ嵌合凹部(11c)を備え、スクラップ部(12)は、嵌合凹部(11c)と嵌合する、径方向内側に向かって突出する階段状の嵌合凸部(12a)を備える。

Description

この発明は、回転電機やトランスの製造に用いる薄板状の鋼板から打ち抜いたコアシート、複数のコアシートを積層してなる分割積層コア、複数の分割積層コアに絶縁したコイルを巻装した固定子、分割積層コアの製造方法に関するものである。
積層コアは、薄板状の鋼板からコアシートを打ち抜いて、複数枚のコアシートを積層して結束して製造され、回転電機のコアやトランスのコア等に用いられている。従来の積層コアの製造方法では、コアシートの積層間に、カシメ結合による固定手段が用いられるが、製品の鉄損を小さくする目的で製品部にカシメ部を残さない積層コアの製造方法も開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の積層コアの製造方法では、先ず、製品として利用するコア部と、打ち抜き後にプッシュバックによって押し戻されたスクラップ部とが一体となったコアシートを順送プレス金型を用いて鋼板から打ち抜く。ここでいうプッシュバックとは、打ち抜き部を、鋼板から一旦半抜き状態、または完全抜き状態で打ち抜き加工して、ほぼ分離状態にした後に、当該打ち抜き部を打ち抜き穴の中に再度押し戻す加工方法である。
次に、打ち抜いたコアシートをプレス金型のダイ内に順次積層し、積層したコアシートを所定枚数毎に前記スクラップ部に設けたカシメ部を用いて仮結束することにより、積層コアを形成する。次に、順送プレス金型から取り出した積層コアのコア部を接着や溶接によって本結束した後、スクラップ部を除去し、製品となる積層コアを得る。このような製造方法によれば、製品となる積層コア自体にカシメ部等の結合手段が残らないために、積層コアの鉄損を小さくでき、積層コアの磁気性能を向上できる。
特開2007−295668号公報(0013段、図3)
しかしながら、特許文献1に記載の積層コアの製造方法では、スクラップ部を積層コアの径方向外側に取り外す場合は、係合凸部をスリット側に変形させる必要があるため、スクラップ部の分離に大きな力が必要となり、その設備も大型化する。加えて、係合凸部付近の積層コアの外周面が変形し、積層コアを収容するフレームに積層コアを圧入する際に、スクラップ部の分離時にコア部の外周面に生じた上述の変形が原因で、フレームと積層コアとの組立性を損ない、固定子の真円度が悪化するという課題があった。
また、特許文献1に記載の積層コアの製造方法のように、係合凸部が、積層コアの径方向外側へ向かって小さくなる蟻溝形状である場合は、周方向に広がった蟻溝の底の周方向への広がりによって、積層ティース部と積層分割バックヨーク部の接続部における磁路幅が小さくなるため、積層コアの磁気回路の抵抗が増加し、これを利用するモータのトルクを向上できないという課題があった。
また、スクラップ部を積層コアの積層方向に取り外そうとする場合は、積層コアの上下端面には、積層コアに巻装するコイルと積層コアとを電気的に絶縁する絶縁部材が取り付けられるため、スクラップ部が積層方向に移動可能なように、これらの絶縁部材やスクラップ部を設計する必要があり、相互の形状が複雑になり絶縁確保や係合凸部の剛性確保が困難となるという課題があった。
さらに、スクラップ部を積層方向にスライドさせる際に、積層を構成するコアシート間のわずかなずれでもスクラップ部の分離に必要な力を増大させ、これにより積層コアに変形を生じさせて積層コアの組立精度を悪化させるという課題があり、これを防止するには高い加工精度が要求され、製品の製造コストが上昇するという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、小型設備で真円度の高い固定子を製造でき、絶縁部材や積層コアの設計の自由度を確保しつつ積層コアの磁気性能を向上でき、製品の組立精度や作業性も向上できるコアシート、分割積層コア、固定子、分割積層コアの製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係るコアシートは、
分割バックヨーク部および前記分割バックヨーク部の中央部から突設されたティース部とからなるT字形状のコア部と、
前記分割バックヨーク部の前記ティース部が突設された側と反対側である径方向外側の中央に嵌合されたスクラップ部とからなり、
前記分割バックヨーク部は、外周面の中央部に径方向内側に向かって周方向の幅が狭くなるように階段状に凹んだ嵌合凹部を備え、
前記スクラップ部は、前記嵌合凹部と嵌合する、径方向内側に向かって突出する階段状の嵌合凸部を備える、磁性材料からなるものである。
この発明に係る分割積層コアは、前記コア部が複数積層されたものである。
また、この発明に係る固定子は、複数の前記分割積層コアが環状に組み合わされ、それぞれの前記分割積層コアの積層ティース部に巻装されたコイルを備えたものである。
この発明に係る分割積層コアの製造方法は、分割バックヨーク部および前記分割バックヨーク部の中央部から突設されたティース部とからなるT字形状のコア部と、
前記分割バックヨーク部の前記ティース部が突設された側と反対側である径方向外側の中央に嵌合されたスクラップ部とからなるコアシートを磁性材料から打ち抜くコアシート打抜工程であって、
前記分割バックヨーク部は、外周面の中央部に径方向内側に向かって周方向の幅が狭くなるように階段状に凹んだ嵌合凹部を備え、
前記スクラップ部は、前記嵌合凹部と嵌合する、径方向内側に向かって突出する階段状の嵌合凸部を備え、
前記嵌合凸部を打ち抜くと同時に前記嵌合凹部を形成した後、前記嵌合凸部を前記嵌合凹部に押し戻して前記嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌め合い固定する嵌合用凹凸部形成工程を有するコアシート打抜工程と、
複数の前記コアシートを積層するコアシート積層工程と、
軸方向に隣接する前記スクラップ部同士を仮結束するスクラップ部固定工程と、
軸方向に隣接する前記コア部同士を本結束する積層間固着工程と、
前記積層間固着工程の後、前記スクラップ部が積層された部分である積層スクラップ部を、径方向外側に引き抜いて前記コア部が積層された部分である分割積層コアから取り外して分離する積層スクラップ部分離工程とを備えたものである。
本発明に係るコアシート、分割積層コア、固定子、分割積層コアの製造方法によれば、分割積層コアから取り外す積層スクラップ部の積層嵌合凸部の形状が、分割積層コアの径方向内側へ向かって小さくなる階段状であることから、容易に分割積層コアから積層スクラップ部を径方向外側へ取り外すことができる。分離作業時に、分割積層コアの変形を防止できるので、組立精度と真円度の高い固定子を製造できる。
また、従来技術と比較して、絶縁体の形状の制約を少なくできるため、取り付ける絶縁体の機能を損なうことも、分割積層コアの剛性を損なうことも無い。さらに、積層嵌合凸部を径方向内側に向かって、周方向の幅が狭くなる階段形状とすることにより、分割積層コアの積層ティース部と分割積層バックヨーク部との接続部における磁路幅を大きくできるので、固定子の磁気回路の抵抗を増加させる懸念がなく、鉄損の小さいコアシート、分割積層コア、固定子、分割積層コアの製造方法を提供できる。
この発明の実施の形態1に係る固定子の斜視図と平面図である。 この発明の実施の形態1に係る絶縁部材を取り付けたコアシート積層体の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るコアシートの平面図である。 この発明の実施の形態1に係るコアシートを磁性鋼板から打ち抜いて形成するコアシート打抜工程を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係るコイル巻装工程を示す斜視図と平面図である。 この発明の実施の形態1に係るコイル巻装後のコアシート積層体の斜視図と平面図である。 この発明の実施の形態1に係る積層スクラップ部を分割積層コアから取り外す積層スクラップ部分離工程を示す斜視図と平面図である。 この発明の実施の形態1に係る樹脂製インシュレータの構成図と組み立て後の斜視図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係るコアシート、分割積層コア、固定子、分割積層コアの製造方法を図を用いて説明する。
なお、本明細書中で、特に断り無く「軸方向」、「周方向」、「径方向」、「内側」、「外側」、「内周面」、「外周面」、というときは、それぞれ、固定子の「軸方向」、「周方向」、「径方向」、「内側」、「外側」、「内周面」、「外周面」をいうものとする。
図1(a)は、本発明の実施の形態1に係る固定子100の斜視図であり、図1(b)は、その平面図である。
固定子100は、環状に組み合わせた12個の分割積層コア110と、分割積層コア110の積層ティース部110bに樹脂製の絶縁体5を介して巻装されたコイル4とからなる。
図2は、絶縁体5によって、コイル4を巻装する部分(コイル巻装部)をモールドされたコアシート積層体130の斜視図である。コアシート積層体130は、分割積層コア110と、分割積層コア110の分割積層バックヨーク部110aの外周面の中央部に、軸方向に延在するように嵌合され、径方向外側に突出する積層スクラップ部120とからなる。
図3は、コアシート積層体130の各積層を構成するコアシート13の平面図である。
コアシート13は、製品部となるコア部11と、プッシュバックによりコア部11へ嵌め合い固定されるスクラップ部12とからなる。コア部11は、分割バックヨーク部11aとティース部11bとからなる略T字形状を有し、分割バックヨーク部11a中央部からティース部11bが突設されている。
図3に示すように、分割バックヨーク部11aのティース部11bが突設された側と反対側の外周面の中央部には、スクラップ部12が嵌め合い固定される階段状に凹んだ嵌合凹部11cが設けられている。また、分割バックヨーク部11aの両端には、固定子100を形成する際に隣接するコア部11が互いに係合する係合凹部11dと係合凸部11eが設けられている。
スクラップ部12は、分割バックヨーク部11aの嵌合凹部11cと嵌め合い固定される階段状に径方向内側に向かって突出する嵌合凸部12aと、コアシート13を積層したコアシート積層体130を巻線機等の製造装置によって把持して固定するために使用する把持部12bとからなる。
嵌合凹部11c及び嵌合凸部12aの形状は、径方向内側に向かって、周方向の幅が狭くなる階段状であることが特徴である。図3の二点鎖線で示す従来技術の蟻溝形状の係合部を有するコア片の、ティース部と分割バックヨーク部の接続部における磁路幅W0に比べて、本実施の形態に係るティース部11bと分割バックヨーク部11aの接続部における磁路幅W1は広く取れる。これにより、コアシート13を利用する分割積層コア110の磁気回路の抵抗を従来技術より下げることができ、固定子100を使用するモータのトルク特性を向上させることができる。
また、嵌合凸部12aは、ティース部11bを径方向に2分する線分Pに対して対称な形状であり、かつ、周方向端部に線分P及び相互に並行な平行面H1〜H4を有する。これにより、コアシート13の製造過程で、スクラップ部12がコア部11に圧入されても、スクラップ部12をコア部11の径方向外側に押し出す力が発生せず、スクラップ部12の圧入状態を維持できる。本実施の形態では、嵌合凸部12aは、二段の階段形状であるが、係合強度の増減や磁気回路の確保に必要な分割バックヨーク部11aの幅寸法に合わせて段数を三段以上に変更してもよい。
把持部12bは、コアシート13の径方向外側に向かって幅が狭くなるテーパ形状を有している。これは、コイルの巻線機等の製造装置との位置決めを容易にするためである。また、把持部12bには、周方向の側面に切り欠き12cが設けられており、製造装置への固定や積層スクラップ部120を取り外す際に係止する部分となる。
スクラップ部12の表面、裏面には、それぞれ固定用凹部12dと固定用凸部12eが設けられている。コアシート13は、積層時に、積層方向に隣接するスクラップ部12同士の対向する固定用凹部12dと固定用凸部12eとが互いにカシメられることにより積層方向に固定される。なお、固定用凹部12dと固定用凸部12eは、どちらを表面に設けても良いし、積層端面には必要ないことは言うまでもない。
積層され、カシメられて固定されたコアシート積層体130の積層スクラップ部120は、積層されたコア部11を積層状態にて仮結束するための固定部の役割を果たす。仮結束されたコアシート積層体130は、仮結束した状態で、ダイキャストモールディングにより絶縁体5により一体成形され、本結束されたコアシート積層体130となる。
上述のように、積層スクラップ部120は、コアシート13の相互の仮結束用だけでなく、絶縁樹脂の成形機への搬送時の把持用や成形金型内の位置決め用としても利用できる。仮結束した状態の分割積層コア110は、直接的に積層間相互を固着する部分を有していないため、結束が弱く、搬送時にコアシート13間が分離してしまう懸念がある。よって、ここでは、コアシート積層体130を形成した直後に、絶縁体5を分割積層コア110と一体成形して分割積層コア110の積層間を本固着している。
コアシート13のコア部11が積層された部分が、コアシート積層体130の分割積層コア110となり、分割バックヨーク部11aが分割積層バックヨーク部110aに、ティース部11bが積層ティース部110bに、嵌合凹部11cが積層嵌合凹部110cに、スクラップ部12が積層スクラップ部120に、嵌合凸部12aが積層嵌合凸部120aになり、その他の部分に付いても同様である。
ところで後述する積層スクラップ部120の積層嵌合凸部120aを分割積層バックヨーク部110aの積層嵌合凹部110cから取り外す積層スクラップ部分離工程で、分割積層バックヨーク部110aが変形して分割積層バックヨーク部110aの外周面にバリが生じ、分割積層バックヨーク部110aの外周面を保持して固定子100を構成する際に、固定子100の真円度が確保できなくなる懸念がある。よって、本実施の形態では、コアシート13の分割バックヨーク部11aの外周面中央部に、径方向に少し凹んだ切欠き11fを設け、この切り欠き11fの中に嵌合凹部11cを配置している。これにより、万一上記バリが生じても、固定子100の最外周面にバリがはみ出ることはなく、固定子100の真円度を確保できるように構成している。
積層スクラップ部120は、絶縁体5を分割積層コア110と一体成形し、積層ティース部110bにコイル4を巻装した後に、分割積層コア110の径方向外側(図2のA方向)に引き抜くことにより、分割積層バックヨーク部110aの積層嵌合凹部110cから取り外し可能となる。
次に、本実施の形態における固定子100の製造方法を詳細に説明する。
図4は、磁性鋼板からプレス金型を使って、コアシート13を打ち抜いて形成するコアシート打抜工程を示す図である。
図4に示すように、コアシート打抜工程は、右向き矢印Bの方向に進む。図中のハッチング処理されている部分がコアシート打抜工程で順次打ち抜かれる部分である。
図4(a)が最初の工程を、図4(f)が最後の工程を示し、図中の下向き矢印Cの方向に示す図は、打ち抜き完了後のコアシート13の平面図である。
最初に、図4(a)に示すパイロット穴打抜工程において、電磁鋼板等の磁性材料からなる薄板状の鋼板14に、以降の各プレス加工での位置決めの基準となる2つのパイロット穴15が打ち抜かれる。鋼板14は、0.2〜0.5mmの板厚のものが用いられる。一つの工程が終了すると、鋼板14は、所定寸法(鋼板14の長手方向に隣り合うパイロット穴15間の間隔)ずつ搬送され、次の工程に進む。
続いて、図4(b)に示す切り欠き打抜工程では、鋼板14に形成されたパイロット穴15を基準位置として、把持部12bに設ける切り欠き12cとなる部分を形成するための切り欠き穴16が打ち抜かれる。次に、図4(c)に示す把持部外周打抜工程では、スクラップ部12の把持部12bとなる部分の外周と分割バックヨーク部11aの嵌合凹部11c周辺の外周部分を含む領域17が打ち抜かれる。
続いて、図4(d)に示す固定用凹凸部形成工程では、スクラップ部12の把持部12bの中央部の表面と裏面にそれぞれ、積層時に隣り合うコアシート13同士をカシメにより固定するための固定用凹部12dと固定用凸部12eとをプレス加工により同時に形成する。
次に、図4(e)に示す嵌合用凹凸部形成工程では、スクラップ部12の嵌合凸部12aを打ち抜くと同時に嵌合凹部11cを形成した後、嵌合凸部12aを嵌合凹部11cに押し戻して両者を嵌め合い固定する。
続いて、図4(f)に示す外周打抜工程では、把持部外周打抜工程で打ち抜いた領域17に含まれる部分以外のコア部11の外周が打ち抜かれる。これにより、スクラップ部12と、スクラップ部12の嵌合凸部12aが分割バックヨーク部11aの嵌合凹部11cに嵌め合い固定されたコア部11とからなるコアシート13が切り出される。
図4(a)〜図4(f)の工程により、所望の枚数のコアシート13を切り出し、順次積層してスクラップ部12に設けた固定用凹部12dと固定用凸部12eとをカシメて固定する(スクラップ部固定工程)ことを繰り返すことにより、所望の枚数のコアシート13が、積層スクラップ部120により仮結束されたコアシート積層体130が得られる(コアシート積層工程)。
次に、分割積層コア110に絶縁体5を一体形成するモールド工程(積層間固着工程)を実施する。
積層スクラップ部120により仮結束状態にあるコアシート積層体130を、積層把持用凸部120bを把持した状態で絶縁体成形機の金型に固定する。分割積層コア110は、ダイキャストモールディングで一体成形され、図2に示すように、積層ティース部110b及びその周辺部を絶縁体5で被覆することにより本結束される。
次に、分割積層コアにコイル4を巻装するコイル巻装工程を実施する。
図5(a)は、コイル巻装工程を示す斜視図であり、図5(b)は、その平面図である。
図6(a)は、コイル4を巻装後のコアシート積層体130の斜視図であり、図6(b)はその平面図である。
図5(a)、(b)に示すように、本結束された分割積層コア110は、積層スクラップ部120と嵌合されたままの状態(コアシート積層体130のまま)で巻線機300によってコイル4を巻装される。
まず、積層スクラップ部120の積層把持用凸部120bを巻線機300の把持部31aに位置決めする。次に、巻線機300の押圧部31bにより、積層ティース部110bを図6に示すように反対側から把持部31a側へ押えることでコアシート積層体130を把持する。このとき、巻線機300の把持部31aの回転軸心と、押圧部31bの回転軸心と、積層ティース部110bの径方向の中心軸とは一直線上に並ぶ。
次に、巻線機300の把持部31aと押圧部31bを回転させることにより、ノズル32からマグネットワイヤを積層ティース部110bに、絶縁体5を介して巻き取る。このようにして分割積層コア110の積層ティース部110bにコイル4が巻装される。
積層把持用凸部120bは、巻線機300へのコアシート積層体130の搬送用および位置決め用として用いることができるため、分割積層バックヨーク部110aに位置決め用の溝等を設ける必要が無く、分割積層コア110の磁気回路を大きくとることができる。なお、積層把持用凸部120bは、コアシート積層体130の径方向外側に向けて細くなるテーパ形状とすることで、内側が同形状である巻線機300の把持部31aによる位置決めを容易にできる。
コイル4の巻装後、次に、積層スクラップ部分離工程を実施する。
図7(a)は、分離ツールTを用いて積層スクラップ部120を分割積層コア110から取り外す積層スクラップ部分離工程を示す斜視図であり、図7(b)は、その平面図である。積層スクラップ部120の積層嵌合凸部120aは、分割積層コア110の積層嵌合凹部110cから、径方向外側(図7の矢印A方向)に引き抜いて取り外される。
図7(b)に示すように、積層スクラップ部120の周方向の両側に積層切り欠き120cが形成されているので、分離ツールTは、積層スクラップ部120を確実に把持することができ、積層スクラップ部120の分割積層コア110からの分離が容易となる。なお、本実施の形態では、コイル4を巻装後に積層スクラップ部120を取り外しているが、絶縁樹脂をダイキャストモールディングして絶縁体5を形成した後、コイル4を巻装する前でもよい。
コイル4を巻装し、積層スクラップ部120を取り外した後、複数個の分割積層コア110を、それぞれの積層ティース部110bが中心方向に向かって内側に突出し、分割積層バックヨーク部110aが略円環状になるように連結して、固定子100を得る。
以上の説明では、分割積層コア110の製造方法において、積層スクラップ部120により仮結束された分割積層コア110を絶縁体5で一体成形することにより積層間を本結束する場合について説明したが、次に詳述するように、分割積層コア110に絶縁樹脂の成形物を被せ、コイル4を巻線することで本結束してもよい。
図8(a)は、樹脂製インシュレータ5a、5bの構成図である。
図8(b)は、樹脂製インシュレータ5a、5bを取り付けたコアシート積層体130の斜視図である。
樹脂製インシュレータ5a、5bを分割積層コア110に取り付けるには、まず、図4(a)〜図4(f)の各工程を終えた仮結束状態のコアシート積層体130を、図5に示す巻線機300の把持部31aと押圧部31bで挟み込んで固定する。
次に、仮結束状態の分割積層コア110の上下から積層ティース部110b及びその周辺部に樹脂製インシュレータ5a、5bを被せ、それらの上からコイル4を巻装する。これにより、コイル4により分割積層コア110の積層間が強固に結束される。このとき、樹脂製インシュレータ5a、5bは、分割積層コア110の積層ティース部110bの周方向側壁を拘束し、コイル4は、積層ティース部110bの積層方向を拘束するとともに、周方向の結束もより強固にする。
なお、上述の説明では、樹脂製インシュレータ5a、5bの装着とコイル4を巻装することにより本結束としたが、上下から被せた樹脂製インシュレータ5a、5b同士が軸方向に対向して合わさる部分に嵌合部を設けて積層方向を拘束すれば、樹脂製インシュレータ5a、5bの装着のみで分割積層コア110の積層間を本結束できる。
本発明の実施の形態1に係るコアシート、分割積層コア、固定子、分割積層コアの製造方法によれば、分割積層コア110から取り外す積層スクラップ部120の積層嵌合凸部120aの形状が、分割積層コア110の径方向内側へ向かって小さくなる階段状であることから、容易に分割積層コア110から積層スクラップ部120を径方向外側へ取り外すことができる。分離作業時に、分割積層コア110の変形を防止できるので、組立精度と真円度の高い固定子100を製造できる。
また、従来技術と比較して、絶縁体5の形状の制約を少なくできるため、取り付ける絶縁体5の機能を損なうことも、分割積層コア110の剛性を損なうことも無い。さらに、積層嵌合凸部120aを径方向内側に向かって、周方向の幅が狭くなる階段形状とすることにより、分割積層コア110の積層ティース部110bと分割積層バックヨーク部110aとの接続部における磁路幅W1を大きくできるので、固定子100の磁気回路の抵抗を増加させる懸念がなく、鉄損の小さいコアシート13、積層コア、固定子100、積層コアの製造方法を提供できる。
尚、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。

Claims (11)

  1. 分割バックヨーク部および前記分割バックヨーク部の中央部から突設されたティース部とからなるT字形状のコア部と、
    前記分割バックヨーク部の前記ティース部が突設された側と反対側である径方向外側の中央に嵌合されたスクラップ部とからなり、
    前記分割バックヨーク部は、外周面の中央部に径方向内側に向かって周方向の幅が狭くなるように階段状に凹んだ嵌合凹部を備え、
    前記スクラップ部は、前記嵌合凹部と嵌合する、径方向内側に向かって突出する階段状の嵌合凸部を備える、磁性材料からなるコアシート。
  2. 前記嵌合凹部の周方向の端面は、すべて相互に平行に形成されている請求項1に記載のコアシート。
  3. 前記スクラップ部は、
    前記スクラップ部の積層方向の一面に、積層方向に隣接するコアシート同士を嵌合する固定用凸部を有し、
    前記スクラップ部の積層方向の他面に、積層方向に隣接するコアシート同士を嵌合する固定用凹部を有する請求項1又は請求項2に記載のコアシート。
  4. 前記スクラップ部は、径方向外側に向かって細くなるテーパ形状である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコアシート。
  5. 前記スクラップ部の周方向の両端面は、周方向に凹んだ切り欠きを有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のコアシート。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコア部が複数積層された分割積層コア。
  7. 前記分割積層コアの積層ティース部のコイル巻装部は、絶縁体によりモールドされている請求項6に記載の分割積層コア。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の複数の分割積層コアが環状に組み合わされ、それぞれの前記分割積層コアの積層ティース部に巻装されたコイルを備えた固定子。
  9. 分割バックヨーク部および前記分割バックヨーク部の中央部から突設されたティース部とからなるT字形状のコア部と、
    前記分割バックヨーク部の前記ティース部が突設された側と反対側である径方向外側の中央に嵌合されたスクラップ部とからなるコアシートを磁性材料から打ち抜くコアシート打抜工程であって、
    前記分割バックヨーク部は、外周面の中央部に径方向内側に向かって周方向の幅が狭くなるように階段状に凹んだ嵌合凹部を備え、
    前記スクラップ部は、前記嵌合凹部と嵌合する、径方向内側に向かって突出する階段状の嵌合凸部を備え、
    前記嵌合凸部を打ち抜くと同時に前記嵌合凹部を形成した後、前記嵌合凸部を前記嵌合凹部に押し戻して前記嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌め合い固定する嵌合用凹凸部形成工程を有するコアシート打抜工程と、
    複数の前記コアシートを積層するコアシート積層工程と、
    軸方向に隣接する前記スクラップ部同士を仮結束するスクラップ部固定工程と、
    軸方向に隣接する前記コア部同士を本結束する積層間固着工程と、
    前記積層間固着工程の後、前記スクラップ部が積層された部分である積層スクラップ部を、径方向外側に引き抜いて前記コア部が積層された部分である分割積層コアから取り外して分離する積層スクラップ部分離工程とを備えた分割積層コアの製造方法。
  10. 前記積層間固着工程は、前記分割積層コアに絶縁体を一体形成するモールド工程である請求項9に記載の分割積層コアの製造方法。
  11. 前記積層スクラップ部分離工程は、前記積層スクラップ部の前記嵌合凸部が積層された部分である積層嵌合凸部に接続され、径方向外側に突出する積層把持用凸部を把持して行う請求項9又は請求項10に記載の分割積層コアの製造方法。
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