JPWO2016002231A1 - ラウドスピーカと、これを搭載した移動体装置 - Google Patents

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Abstract

ラウドスピーカは、フレームと、振動板と、ボイスコイル体と、端子と、中継線と、を備えている。振動板は、肉薄部と、肉薄部の周囲に形成された肉厚部とを有している。ボイスコイル体は、ボビンと、ボイスコイルとを有している。ボイスコイル体は、振動板の中央部に設置されている。端子は、フレームに固定されている。中継線は、端子とボイスコイルに接続されている。中継線の少なくとも一部は、肉厚部に配置されている。

Description

本開示は、音響機器に使用される動電型のラウドスピーカ、およびこれを搭載した移動体装置に関する。
従来のラウドスピーカは、フレームと、振動板と、磁気回路と、ボイスコイル体と、端子と、中継線とを含んでいる。振動板の外周は、フレームに連結されている。磁気回路は、磁気ギャップを有しており、フレーム内に設けられている。端子はフレームに固定されている。他の機器からの音声信号が端子を通じて、ボイスコイルへ供給される。
ボイスコイル体は、ボビンと、ボイスコイルとを有している。なお、ボビンの一端は、振動板に結合されている。ボビンにボイスコイルが巻き回されている。ボイスコイルは、磁気ギャップ内に配置されている。
中継線は、端子とボイスコイルとを接続している。端子は、一般に振動板の後面側の空間において、錦糸線やリード線などの中継線と接続される。中継線は、たとえば振動板の後面に粘着テープなどによって固着される。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
実開昭57−122997号公報
本開示のラウドスピーカは、フレームと、振動板と、エッジと、磁気回路と、ボイスコイル体と、端子と、中継線と、を備えている。
フレームは、中空部を有している。
振動板は、第1面と、第1面の反対側の第2面とを有し、フレームの中空部に配置されている。振動板の第1面は、肉薄部と、肉薄部の周囲に形成された肉厚部とで構成される凹部の表面である。
エッジは、振動板の外周端部と、フレームとを連結している。
磁気回路は、凹部に対向する位置に設置され、磁気ギャップが形成されている。
ボイスコイル体は、ボビンと、ボイスコイルとを有している。ボビンは、筒状である。ボイスコイルは、ボビンの少なくとも一部の周りに巻かれている。ボイスコイルが磁気ギャップ内に配置されるように、ボイスコイル体は、振動板の中央部に設置されている。
端子は、フレームに固定されている。
中継線の第1端が端子に接続され、第2端がボイスコイルに接続されている。中継線の少なくとも一部は、肉厚部に配置されている。
また、本開示の移動体装置は、本体部と、本体部に搭載された駆動部と、本体部に搭載された増幅部と、増幅部からの出力が供給される、本開示のラウドスピーカと、を備えている。
図1は、本実施の形態におけるラウドスピーカの斜視図である。 図2は、本実施の形態におけるラウドスピーカの正面図である。 図3は、図2の線3−3における断面図である。 図4は、本実施の形態におけるラウドスピーカの振動板の要部拡大断面図である。 図5は、本実施の形態におけるラウドスピーカの要部拡大断面図である。 図6は、本実施の形態におけるラウドスピーカの要部拡大側面図である。 図7は、本実施の形態におけるラウドスピーカの磁気回路を除いた背面図である。 図8は、本実施の形態におけるラウドスピーカの磁気ギャップの要部拡大断面図である。 図9は、本実施の形態におけるラウドスピーカの背面図である。 図10は、本実施の形態における他のラウドスピーカの要部拡大側面図である。 図11は、本実施の形態における他のラウドスピーカの振動板の要部拡大側面図である。 図12は、本実施の形態における他のラウドスピーカの振動板の要部拡大側面図である。 図13は、本実施の形態におけるさらに他のラウドスピーカの正面図である。 図14は、図13の線13−13における断面図である。 図15は、本実施の形態におけるさらに他のラウドスピーカの振動板の要部拡大断面図である。 図16は、本実施の形態におけるさらに他のラウドスピーカの上面模式図である。 図17は、本実施の形態におけるさらに他のラウドスピーカの断面図である。 図18は、本実施の形態におけるさらに他のラウドスピーカの振動板の要部拡大断面図である。 図19は、本実施の形態における移動体装置の概念図である。
従来のラウドスピーカは、振動板の後面に中継線を配置するための空間が必要である。したがって、その空間の分、ラウドスピーカが厚くなってしまう。
また、ラウドスピーカは、用途によって種々の形態が要求される。車載用ラウドスピーカは、たとえば、車のダッシュボードや、ドアや、天井内などの狭い空間内に設置される。したがって、このような場所に設置される車載用ラウドスピーカは、薄くする必要がある。
以下に、本実施の形態による薄いラウドスピーカ51について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態におけるラウドスピーカ51の斜視図である。図2は、本実施の形態におけるラウドスピーカ51の正面図である。図3は、図2の線3−3における断面図である。
ラウドスピーカ51は、フレーム52と、振動板53と、エッジ54と、磁気回路61と、ボイスコイル体41と、端子57と、中継線58と、を備えている。
フレーム52は、中空部300を有している。
振動板53は、第1面と、第1面の反対側の第2面とを有し、フレーム52の中空部300に配置されている。振動板53の第1面は、肉薄部53Cと、肉薄部53Cの周囲に形成された肉厚部53Bとで構成される凹部53Aの表面である。
エッジ54は、振動板53の外周端部と、フレーム52とを連結している。
磁気回路61は、凹部53Aに対向する位置に設置され、磁気ギャップ56が形成されている。
ボイスコイル体41は、ボビン43と、ボイスコイル45とを有している。ボビン43は、筒状である。ボイスコイル45は、ボビン43の少なくとも一部の周りに巻かれている。ボイスコイル45が磁気ギャップ56内に配置されるように、ボイスコイル体41は、振動板53の中央部に設置されている。
端子57は、フレーム52に固定されている。
中継線58の第1端が端子57に接続され、第2端がボイスコイル45に接続されている。中継線58の少なくとも一部は、肉厚部53Bに配置されている。
端子57は、正極端子57Aと負極端子57Bとを有している。
ボビン43は、振動板53の中央部と結合されている。
以上の構成により、振動板53の後面側において、中継線58を配置するために必要なラウドスピーカ51の空間を小さくできる。その結果、ラウドスピーカ51を薄くできる。ここで、「後面」とは図3において、振動板53の磁気回路61に対向する面である。また、「前面」とは、「後面」の反対側の面である。
また、中継線58は、振動板53の肉厚部53Bの内部を貫通し、肉厚部53Bの内部に収まっている。したがって、振動板53の駆動時に、中継線58は、磁気回路61やフレーム52などに当たらない。その結果、中継線58と、磁気回路61やフレーム52とが当たることによる異音の発生が抑制される。
以下、ラウドスピーカ51について、さらに詳しく説明する。図1に示すように、フレーム52は、基部52Aと、取付け部52Bとを有している。基部52Aは、中空の筒状である。なお、前面から見た場合に円形の振動板53を用いる場合、基部52Aの形状は、円筒状であることが好ましい。なお、フレーム52は、取付け部52Bを有していなくてもよい。ただし、フレーム52が取付け部52Bを有することにより、ラウドスピーカ51は、取付け部52Bによりバッフル板(図示せず)などへ装着可能となる。また、取付け部52Bにねじ穴が形成されていても良い。この場合、ラウドスピーカ51は、取付け部52Bによりバッフル板などにねじ止めによって固定できる。よって、フレーム52は、取付け部52Bを有するのが好ましい。
図3に示すように、フレーム52は、外側面90と内側面92を有している。ラウドスピーカ51は、振動板53の外周面94と、フレーム52の内側面92との間に空隙52Dを有している。端子57は、フレーム52の内側面92と外側面90を貫通している。端子57の一方は、空隙52D内に配置されている。肉厚部53Bから引き出された中継線58は、空隙52D内を端子57に向かって配線されている。なお、中継線58は、振動板53の外周部の側面から引き出されているのが好ましい。この構成により、振動板53の後面側において、中継線58を配置する空間を小さくできる。したがって、ラウドスピーカ51が薄くなる。
本実施の形態では、第1エッジ54Aと、第2エッジ54Bとを総称してエッジ54とする。第1エッジ54Aと第2エッジ54Bは、それぞれ振動板53の外周端部とフレーム52とを連結している。第2エッジ54Bは、肉厚部53Bの厚さ方向において、第1エッジ54Aの反対側に配置するのが好ましい。なお、端子57は、振動板53の厚み方向において、第1エッジ54Aと第2エッジ54Bとの間の位置に配置されるのが好ましい。さらに、中継線58は、振動板53の外周部の側面から引き出されているのが好ましい。この構成により、ラウドスピーカ51を薄くできる。
第1エッジ54Aは振動板53の前面に連結され、第2エッジ54Bは肉厚部53Bの後面に連結されるのが好ましい。この構成により、第1エッジ54Aと第2エッジ54Bとの間の距離が大きくなる。したがって、エッジ54が端子57に当たるのが抑制される。また、振動板53のローリングの発生も抑制される。
第1エッジ54Aと、第2エッジ54Bは、ボイスコイル45の巻き軸方向(図3における上下方向)と垂直な面に対して、対称であるのが好ましい。すなわち第1エッジ54Aと第2エッジ54Bとは、振動板53の振動(振幅)の方向に垂直な面に対して、互いに対称となるように配置されているのが好ましい。この構成により、振動板53の歪み特性が向上する。なお、第1エッジ54Aと、第2エッジ54Bを含む構成に限られず、第1エッジ54Aもしくは、第2エッジ54Bのいずれか一方だけでもよい。
図4は、本実施の形態におけるラウドスピーカ51の振動板53の要部拡大断面図である。なお、図4において、中継線58は示していない。振動板53は、肉薄部53Cと、肉厚部53Bとを有している。肉厚部53Bは、肉薄部53Cの周囲に形成されている。肉薄部53Cと肉厚部53Bにより、凹部53Aが構成されている。すなわち、肉厚部53Bは、振動板53の外周に形成されている。凹部53Aは、振動板53の後面の中央に形成されている。なお、振動板53の前面は、平坦に形成されているのが好ましい。
肉薄部53Cは、肉厚部53Bよりも薄い。なお、肉薄部53Cの後面は、平坦である。また、肉薄部53Cにおいて、振動板53の厚みは均一である。この構成により、肉薄部53Cにおいて、不要な共振の発生が抑制される。
振動板53の肉厚部53Bに、貫通孔59が形成されている。肉厚部53Bは、前振動板53Gと後振動板53Hによって構成されるのが好ましい。例えば、前振動板53Gの後面に溝59Aを形成し、後振動板53Hの前面に溝59Bを形成する。ここで、溝59Aと溝59Bは、前振動板53Gと後振動板53Hを貼り合わせた状態で、対向する位置に形成されている。そして、前振動板53Gと後振動板53Hを貼り合わせた場合、溝59Aと、溝59Bにより、貫通孔59が形成される。そして、中継線58の少なくとも一部を貫通孔59に挿入する。
あるいは、中継線58の少なくとも一部を、前振動板53Gの溝59Aと後振動板53Hの溝59Bとの間に挟んでから、前振動板53Gと後振動板53Hとを接着剤などによって結合してもよい。この構成により、中継線58を貫通孔59へ挿入する作業が不要となる。したがって、ラウドスピーカ51の組立工数が低減する。すなわち、肉厚部53Bに貫通孔59を作製し、その貫通孔59へ中継線58を挿入するよりも、容易にラウドスピーカ51を作製できる。
なお、貫通孔59は、溝59Aと、溝59Bにより形成したが、これに限らない。例えば、貫通孔59は、溝59Aあるいは溝59Bのどちらか一方だけで形成されていてもよい。すなわち、貫通孔59は、溝59Aと、後振動板53Hの前面とによって形成しても良い。あるいは、貫通孔59は、溝59Bと、前振動板53Gの後面とによって形成しても良い。
振動板53は芯材53Eと、補強材層53Fとを有するのが好ましい。なお、芯材53Eは、発泡樹脂材料により形成されるのが好ましい。この構成により、振動板53は軽くなるので、振動板53の応答特性が向上する。したがって、音の立ち上がりが早くなる。また、振動板53から出力される音の音圧レベルが向上し、振動板53の高域での限界再生周波数も高くできる。なお、芯材53Eは硬質の発泡樹脂材料であるのが好ましい。この構成により、振動板53の音速と、音圧レベルを大きくできる。
また、前振動板53Gと後振動板53Hとの間に中継線58を挟み、前振動板53Gと後振動板53Hとを接着する際に、前振動板53Gと後振動板53Hを圧縮しても良い。なお、この場合は、芯材53Eとして、比較的軟質の発泡樹脂材料を用いるのが好ましい。圧縮によって、前振動板53Gの後面と、後振動板53Hの前面に、中継線58に沿った溝が形成される。そして、中継線58は、前振動板53Gと後振動板53Hとの間に挟み込まれた状態で、振動板53に固定される。本構成は、作製が容易であるので、生産性に優れている。また、中継線58と振動板53との間に隙間が発生するのを抑制できる。したがって、中継線58が、振動板53に当たることによる異音の発生が抑制される。さらに、中継線58と振動板53とは、接着剤によって接着してもよい。接着することにより、中継線58と振動板53の当たりによる異音の発生をさらに抑制できる。
補強材層53Fは、芯材53Eの前面および後面の少なくとも一方に形成するのが好ましい。この構成により、振動板53の強度が向上する。なお、補強材層53Fは、硬く、軽い材料により形成するのが好ましい。この構成より、振動板53の音速と、音圧レベルを大きくできる。なお、補強材層53Fとして、たとえばカーボン、あるいは金属などが用いられる。金属製の補強材層53Fの材料として、たとえばアルミや、チタンなどが用いられる。
図5は、本実施の形態におけるラウドスピーカ51の要部拡大断面図である。図6は、本実施の形態におけるラウドスピーカ51の要部拡大側面図である。なお、図6は、フレーム52と磁気回路61を外した状態で、振動板53を、側面(図5の矢印60の方向)から見た状態を示している。中継線58は、貫通孔59に挿入され、肉厚部53Bを貫通している。この場合、中継線58の一方の端部は、貫通孔59から空隙52Dに引き出されている。すなわち、貫通孔59の一方の端部は、振動板53の外周面94に形成されている。また、貫通孔59のもう一方の端部は、凹部53Aの傾斜面53Dに形成されるのが好ましい。いいかえれば、貫通孔59は、振動板53の内周面と外周面94との間を貫通しているのが好ましい。なお、図4に示す貫通孔59の直径は、中継線58の直径よりも大きく、かつ、余裕を持たせて設定されているのが好ましい。
なお、貫通孔59に充填剤59Cが充填されているのが好ましい。充填剤59Cを充填することにより、中継線58が、貫通孔59の内壁に当たるのを抑制できる。したがって、異音の発生が抑制される。充填剤59Cとして、潤滑剤を用いるのが好ましい。潤滑剤は、たとえばグリースなどが用いられる。この構成により、中継線58は貫通孔59内を貫通孔59の軸に直角な方向に自由に動くことができる。したがって、振動板53が振動した状態で、中継線58の応力が軽減される。
なお、充填剤59Cとして、潤滑剤ではなく接着剤を用いてもよい。すなわち、中継線58と貫通孔59の内壁とを接着剤により埋めてもよい。この構成により、中継線58が、貫通孔59の内壁に当たることをさらに抑制できる。また、図4に示す前振動板53Gと後振動板53Hとの接合面に接着剤を塗布することにより、貫通孔59内に接着剤が供給される。その結果、貫通孔59を形成した後に、貫通孔59に接着剤を充填する作業が不要となる。
また、肉厚部53Bに貫通孔59を設けないで、中継線58が肉厚部53B内に存在する構成でもよい。たとえば、中継線58は、振動板53と一体に形成されてもかまわない。振動板53を成形する工程で、中継線58をインサート成形することより、振動板53と中継線58とを一体に作製してもよい。この構成により、振動板53に貫通孔59を形成する作業や、貫通孔59へ中継線58を挿入する作業が不要となる。したがって、本構成の振動板53は、生産性に優れている。
図3に示すように、ボイスコイル体41は、ボビン43と、ボイスコイル45とを有している。ボビン43の形状は筒状である。なお、ここで筒状とは、円筒のみならず、角筒なども含む。ボイスコイル45は、ボビン43の少なくとも一部に巻き回されている。ボビン43の一端は、凹部53Aの肉薄部53Cと結合されている。言い換えれば、ボビン43の第1端部(前面部)は、肉薄部53Cと結合されている。ボビン43の第2端部(後面部)の付近に、ボイスコイル45が巻き回されている。そして、ボイスコイル45は、磁気ギャップ56内に配置されている。ボイスコイル45に駆動信号が供給されると、振動板53はその駆動信号の向きおよび大きさに応じて振動する。なお、振動板53は、ボビン43を介して、ボイスコイル45の巻き軸方向(図3における上下方向)に駆動する。
ボイスコイル45の両端末(図7に示す第1の端末45Aと第2の端末45B)はそれぞれボビン43に沿って振動板53の方向に導かれている。そして、接続部(接続部81Aと接続部81B)において、ボイスコイル45の両端末と中継線58は接続されている(図7参照)。接続部81A、81Bは、ボビン43の上に設けることが好ましい。
接続部81A、81Bは、肉厚部53Bの後面よりも、凹部53Aの内部(すなわち肉薄部53C)に設けることが好ましい。すなわち、接続部81A、81Bは、振動板53の前面に近い位置に配置されるのが好ましい。この構成により、磁気回路61の上面を、振動板53の前面に近づけて配置できる。その結果、ラウドスピーカ51を薄くできる。
なお、接続部81A、81Bは、振動板53ではなく、ボビン43上に設けてもよい。あるいは、接続部81A、81Bは、ボビン43と振動板53との結合部に配置されていてもかまわない。
また、ボビン43と振動板53とは、接着剤によって、結合されているのが好ましい。さらに、接着剤により、接続部81A、81Bと、ボイスコイル45の一部と、中継線58の一部と、ボビン43あるいは振動板53が接着されているのが好ましい。この構成により、接続部81A、81Bがボビン43、あるいは振動板53から外れることを抑制できる。また、接着剤は、接続部81A、81Bでのボイスコイル45と、中継線58との接続を補強する補強部材でもある。したがって、ボイスコイル45と、中継線58との接続信頼性も優れている。
なお、ボビン43と振動板53とは、一体に成形されていてもかまわない。すなわち、ボビン43は、振動板53を作製する工程で、インサート成形によって一体に作製しても良い。この場合、インサート成形時に、中継線58と、ボイスコイル45の端末とを振動板53の内部で接合させるのが好ましい。
なお、ボビン43と振動板53の結合部に、補強部83(図3、図8参照)を設けることが好ましい。補強部83は、たとえばクラフト紙や樹脂などで形成されたリング状の突起である。あるいは、補強部83は、アルミなどの軽量金属の薄いシートにより形成されたリング状の突起でも良い。振動板53の重さを考慮すると、補強部83に発泡樹脂を使用するのが好ましい。補強部83は、ボビンの内径または外径の側面に接着して設けるのが好ましい。補強部83を設けることによりボビン43と振動板53の接着強度が向上し、ボビン43に発生する駆動力が振動板53に伝達される際の損失が抑制される。
図7は、本実施の形態におけるラウドスピーカ51の磁気回路61を除いた背面図である。正極中継線58Aは、接続部81Aにおいて、ボイスコイル45の第1の端末45Aと接続されている。一方、負極中継線58Bは、接続部81Bにおいて、ボイスコイル45の第2の端末45Bと接続されている。なお、正極中継線58Aと負極中継線58Bとを総称して、中継線58とする。
接続部81Aと接続部81Bは、ボイスコイル45の軸線に対して180度の回転対称となる位置に配置されるのが好ましい。この構成により、ボイスコイル体41と、振動板53と、中継線58との組立品の重心を、ボイスコイルの中心軸上に配置しやすい。したがって、ボイスコイル45の中心軸に対して、振動板53のバランスが取れる。その結果、振動板53のローリングの発生が抑制される。また、磁気ギャップ56を小さくできるので、磁気ギャップ56における磁束密度を大きくできる。すなわち、マグネット62(図3参照)を薄くできる。
さらに、正極端子57Aと、負極端子57Bも、ボイスコイル45の中心軸に対して、180度の回転対称とするのが好ましい。この構成により、正極中継線58Aと負極中継線58Bとの長さや重さを同一にできる。さらに、正極中継線58Aおよび負極中継線58Bも、ボイスコイル45の中心軸に対して、180度の回転対称に配置するのが好ましい。この構成により、振動板53のローリングの発生が抑制される。また、磁気ギャップ56での磁束密度を大きくできるので、磁気回路61を薄くできる。
中継線58は、ボビン43からボビン43の接線方向に引き出されるのが好ましい。この場合、中継線58のボイスコイル45側の端部は、ボビン43の外周面に沿った形状とするのが好ましい。この構成により、中継線58のボイスコイル45側の端部を、ボビン43に接着しやすくなる。したがって、中継線58とボイスコイル45の接続の信頼性を向上できる。
中継線58として、錦糸線を用いるのが好ましい。あるいは、ボイスコイル45の素線をそのまま延ばして、中継線58を形成しても良い。補強材層53F(図4参照)を導電性材料によって形成する場合、中継線58は、絶縁材料あるいは、絶縁チューブによって被覆されているのが好ましい。なお、被覆材として、たとえば耐熱性あるいは、絶縁性に優れた材料を用いるのが好ましい。また、接続部81A、81Bを振動板53の表面上に設ける場合、振動板53の表面に絶縁部を形成するのが好ましい。これらの構成により、中継線58と補強材層53Fが、電気的にショートするのが防止される。なお、中継線58は、錦糸線に限らず、ビニール線などを用いても良い。
図3に示すように、凹部53Aは、磁気回路61の上面に対応する位置に配置されるのが好ましい。すなわち、振動板53は、肉厚部53Bと、肉厚部53Bの内側に形成された肉薄部53Cとで構成される凹部53Aの表面である第1面と、第1面の反対側の第2面とを有しており、磁気回路61は、第1面に面している。この構成により、磁気回路61の上面と、振動板53の前面との間の距離を小さくできる。したがって、ラウドスピーカの厚みを薄くできる。また、振動板53の外周部に肉厚部53Bが形成されているので、振動板53の強度を大きくできる。さらに、磁気回路61の上面は、肉厚部53Bの後面よりも、振動板53の前面の方向へ突出するように配置するのが好ましい。この構成により、さらにラウドスピーカ51を薄くできる。すなわち、磁気回路の一部は、凹部53Aに入り込んでいるのが好ましい。
肉薄部53Cと肉厚部53Bとの境界部は、振動板53の外周に向かって厚みが徐々に厚くなるのが好ましい。すなわち、凹部53Aは、肉薄部53Cから肉厚部53Bに向かって厚みが徐々に厚くなるような傾斜面53Dを有するのが好ましい。この構成により、さらに振動板53の強度が向上する。さらに、肉薄部53Cと傾斜面53Dとの間は、角が面取りされた面、または曲面であることが好ましい。この構成により、肉薄部53Cと傾斜面53Dとが交わる部分に応力が集中するのを緩和できる。したがって、振動板53の強度を大きくできる。
また、磁気回路61の側面にテーパー部65Aを形成することが好ましい。そして、振動板53の傾斜面53Dは、テーパー部65Aに対向しているのが好ましい。この構成により、テーパー部65Aと傾斜面53Dとの間の距離を小さくできる。その結果、磁気回路61の上面は、振動板53の前面に近づけて配置できる。また、中継線58は、肉厚部53B内を貫通しているので、テーパー部65Aと傾斜面53Dとの間での中継線58が通過する空間を小さくできる。したがって、テーパー部65Aと傾斜面53Dとの間の距離をさらに小さくできる。
図8は、本実施の形態におけるラウドスピーカ51の磁気ギャップ56の要部拡大断面図である。磁気回路61は、内磁型である。磁気回路61は、ボトムプレート64と、ヨーク65、マグネット62と、トッププレート63とを有するのが好ましい。マグネット62は、ボトムプレート64の上面に搭載され、ボトムプレート64と磁気的に結合されている。トッププレート63は、マグネット62の上面に搭載されて、マグネット62と磁気的に結合されている。ヨーク65は、ボトムプレート64の外周から、上方に向かって形成されている。ヨーク65の内周面は、トッププレート63の外周面と対向するように配置されている。この構成により、ヨーク65の内面とトッププレート63の外周面との間に磁気ギャップ56が形成されている。ここで、ヨーク65の外周面にテーパー部65Aが形成されているのが好ましい。この構成より、ラウドスピーカ51を薄くできる。なお、磁気回路61は、内磁型に限られず、外磁型や、内磁型と外磁型とを組み合わせた構成でも良い。
図9は、本実施の形態におけるラウドスピーカ51の背面図である。ボトムプレート64は、設置部64Aを有している。さらに、ボトムプレート64は、設置部64Aの他に、アーム部91を有するのが好ましい。アーム部91は、設置部64Aから外周方向に向けて延び、フレーム52に結合されている。この構成により、磁気回路61は、アーム部91を介して、フレーム52と結合されている。図9において、アーム部91は、アーム部91A、91B、91C、91Dの4つのアーム部で構成されている。ただし、アーム部91の数は4つより多くても、少なくてもよく、4つに限定されない。
図10は、本実施の形態におけるラウドスピーカ351の要部拡大側面図である。図11は、本実施の形態におけるラウドスピーカ351の振動板71の要部拡大側面図である。ラウドスピーカ351は、振動板71を有している。振動板71に貫通孔59は形成されておらず、肉厚部53Bの後面(第1面)に溝71Aが形成されている。中継線58の少なくとも一部は、溝71Aに沿って配線されている。中継線58は、肉厚部53Bの後面側を通過して、振動板71から空隙52Dへと引き出されている。その他の構成は、ラウドスピーカ51と同様である。この構成により、振動板71の後面と磁気回路61との間の空間において、中継線58が占有する領域を小さくできる。
ここで、溝71Aを形成せず、中継線58を、傾斜面53Dに沿って配線してもよい。すなわち、中継線58の少なくとも一部は、肉厚部53Bの後面(第1面)に沿って配線されていてもよい。中継線58を、傾斜面53Dに沿って配線する場合、中継線58は、傾斜面53Dに接着されるのが好ましい。この構成により、振動板71の振動時に、中継線58が振動するのを抑制できる。そのため、中継線58が占有する領域を小さくできる。また、中継線58が、振動板71に当たるのを抑制できるので、振動板71からの異音の発生が抑制される。
ただし、溝71Aを形成した場合、溝71Aに沿って中継線58を配線できるので、ラウドスピーカ351をより小さくできる。よって溝71Aを形成した方がよい。
溝71Aを形成する場合、溝71Aの深さは、中継線58の直径よりも大きいことが好ましい。こうすることにより、中継線58は、溝71A内に収納できる。この構成により、中継線58が、傾斜面53Dから突出するのを抑制できる。
さらに、溝71A内に、充填剤を充填し、中継線58が充填剤に埋設されるのが好ましい。この構成により、中継線58が、溝71Aに当たることを抑制できるので、振動板71からの異音の発生を抑制できる。
また、溝71A内に接着剤を充填してもよい。この構成により、中継線58が溝71Bに当たるのを確実に抑制できる。そのため、ラウドスピーカ351の異音の発生が抑制される。
なお、振動板に溝と、貫通孔が形成されていてもよい。図12は、本実施の形態におけるラウドスピーカ451の振動板73の要部拡大側面図である。肉厚部53Bにおいて、溝71Aの代わりに、溝71Bと貫通孔59が形成されている。そして、中継線58の一部が、貫通孔59に挿入され、かつ、中継線58の一部が、溝71Bに沿って配線されていてもよい。この場合も、溝71Bや貫通孔59に、充填剤や接着剤を充填してもよい。その他の構成は、ラウドスピーカ51や351と同様である。
以上の構成により、振動板の後面と磁気回路61との間の空間において、中継線58が占有する領域を小さくできる。したがって、磁気回路61と、振動板の後面との間の距離を小さくできる。その結果、ラウドスピーカ51、351、451を薄くできる。また、肉厚部53Bの後面に第2エッジ54Bを設けても、中継線58が第2エッジ54Bに当たるのを抑制できる。したがって、振動板53の歪みを低減できる。
図13は、本実施の形態におけるさらに他のラウドスピーカ151の正面図である。図14は、図13の線13−13における断面図である。図14において、図3と同様の構成要素については、同様の符号を記して、その説明を省略する。図15は、振動板153の要部拡大断面図である。ラウドスピーカ151は、ラウドスピーカ51の振動板53、ボイスコイル体41に代えて、振動板153、ボイスコイル体141を有している。ボイスコイル体141は、ボビン143と、ボイスコイル145とを有している。磁気回路161は、ボトムプレート164と、マグネット62と、トッププレート63とを有している。ボトムプレート164は、ヨーク65と、設置部64Aとを有している。
振動板153は中央に開口153Aを有している。図14に示すように、ボビン143は、開口153Aを通り、振動板153の前面から突出した突出部255を有している。なお、ラウドスピーカ151は振動板153の中央に、センターキャップ133を有していてもよい。この場合、センターキャップ133は、ボビン143および開口153Aを覆う。センターキャップ133は、振動板153の前面および、ボビン143に結合するのが好ましい。なお、センターキャップ133は、振動板153とボビン143に結合する構成に限られず、振動板153とボビン143のどちらか一方にのみ結合されていてもよい。
振動板153の肉厚部153Bに貫通孔159Aが形成されている。貫通孔159Aは、振動板153の前面(第2面)と、振動板153の外周面94との間を貫通している。なお、振動板153の前面において、貫通孔159Aは、開口153Aの近くに形成されている。
図16は、本実施の形態におけるさらに他のラウドスピーカ151の上面模式図である。なお、図16は、センターキャップ133を取り外した状態を示している。中継線58は貫通孔159Aを貫通している。中継線58の一方の端部は、振動板153の前面から引き出されている。また、中継線58のもう一方の端部は、振動板153の外周面94から引き出されている。
ボイスコイル145の両端末は、それぞれボビン143に沿って、突出部255に導かれている。すなわち、ボイスコイル145の両端末は、振動板153を貫通したボビン143の上部において、中継線58と接続されている。ボビン143の表面には絶縁膜が形成されているのが好ましい。絶縁膜は、たとえば、ワニスなどである。ボイスコイル145の両端末と中継線58とが、ワニスなどの接着剤により固定される。そして、駆動信号が、端子57を介して、ボイスコイル145に供給される。
なお、ボイスコイル145の端末と中継線58とは、振動板153の前面や振動板153の内部で接続されていても良い。
図14に示すように、ラウドスピーカ151において、振動板153の後面と磁気回路161との間に、中継線58が介在しない。そのため、振動板153と磁気回路161とを接近させることができる。その結果、ラウドスピーカ151を薄くできる。
図17は、本実施の形態におけるラウドスピーカ551の断面図である。図18は、本実施の形態におけるラウドスピーカ551の振動板253の要部拡大断面図である。図17において、図3、図14と同様の構成要素については、同様の符号を記して、その説明を省略する。ラウドスピーカ551は、振動板253を有している。端子57は、フレーム52の第2エッジ54Bの後方に配置されている。振動板253は、貫通孔159Aに代えて、貫通孔159Bを有している。貫通孔159Bは、振動板253の前面と、肉厚部153Bの後面との間を貫通している。なお、振動板253の前面において、貫通孔159Bは、開口153Aの近傍に形成されている。
中継線58は貫通孔159Bを貫通している。すなわち、中継線58の一方の端部は、振動板253の前面から引き出されている。また、中継線58のもう一方の端部は、肉厚部153Bの後面から引き出されて、端子57と接続されている。
以上の構成により、振動板253の後面と磁気回路161との間に、中継線58が介在しない。そのため、振動板253と磁気回路161とを接近させることができる。その結果、ラウドスピーカ551を薄くできる。
ここで、第2エッジ54Bは、振動板253の外周面94において、振動板253の厚み方向へ、後面の外周端から離して配置するのが好ましい。なお、ラウドスピーカ551は、第2エッジ54Bを設ける構成に限らず、第2エッジ54Bを設けず、第1エッジ54Aのみを設けた構成でもよい。
図19は、本実施の形態における移動体装置201の概念図である。
移動体装置201は、ラウドスピーカ700を搭載している。ここで、ラウドスピーカ700とは、本実施の形態のラウドスピーカ51、またはラウドスピーカ151、またはラウドスピーカ351、またはラウドスピーカ451、またはラウドスピーカ551である。なお、図19では、自動車を例に示しているが、移動体装置201は、自動車に限らず、船舶、航空機、列車、バイクなどでもよい。
移動体装置201は、本体部202と、駆動部203と、増幅部211と、ラウドスピーカ700とを有している。駆動部203と、増幅部211と、ラウドスピーカ700は、本体部202に搭載されている。なお、駆動部203は、エンジンや、モータや、タイヤや、ハンドルなどを有していてもよい。増幅部211の出力は、ラウドスピーカ700へ供給される。なお、増幅部211は、カーオーディオの一部を有していてもよい。その場合、増幅部211は、音源の再生装置などを有していてもよい。さらに、増幅部211は、カーナビゲーションシステムの一部を有していてもよい。その場合、増幅部211は、表示装置などを有していてもよい。
なお、本体部202は、乗車空間202Aを有している。ラウドスピーカ700は、乗車空間202Aへ、音を放出できるように設置されている。本体部202は、外装部202Bと、内装部202Cとをさらに有していてもよい。外装部202Bは乗車空間202Aを外部と隔離している。外装部202Bは、たとえば、屋根202Dや、ドア202Eである。内装部202Cは、外装部202Bと乗車空間202Aとの間に設けられている。ラウドスピーカ700は、内装部202Cと外装部202Bとの間に収納されている。なお、ラウドスピーカ700を設置する場所は、上記に限られず、ダッシュボードやリアトレイ(図示せず)などでもよい。
本実施の形態のラウドスピーカ700は薄いので、内装部202Cと外装部202Bとの間の距離を短くできる。言い換えれば、内装部202Cと外装部202Bとの間が狭くても、ラウドスピーカ700を設置できる。このように、ラウドスピーカ700を移動体装置201に用いることにより、乗車空間202Aを拡大できる。
以上説明した実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、実施の形態により説明したラウドスピーカ700を構成する各構成要素の材料や形状は種々変更可能であり、本発明を限定して解釈するものではない。
例えばボイスコイルの両端末と中継線との接続箇所は、実施の形態により説明したラウドスピーカに限定されるものではなく、振動板内部に設けても良い。
本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
以上のように本開示のラウドスピーカにおいて、中継線は、振動板の肉厚部の内部を貫通して、端子と接続されている。あるいは、中継線は、振動板の後面に沿って配線されている。この構成により、ラウドスピーカは、従来、中継線が配置されていた、振動板の後面側の空間を小さくできる。したがって、ラウドスピーカが薄くなる。
本開示によるラウドスピーカは、薄くできるという効果を奏し、特に車載用音響機器および家庭用音響機器などに有用である。
41,141 ボイスコイル体
43,143 ボビン
45,145 ボイスコイル
51,151,351,451,551,700 ラウドスピーカ
52 フレーム
52A 基部
52B 取付け部
52D 空隙
53,153,253 振動板
53A 凹部
53B,153B 肉厚部
53C 肉薄部
53D 傾斜面
53E 芯材
53F 補強材層
53G 前振動板
53H 後振動板
54 エッジ
54A 第1エッジ
54B 第2エッジ
56 磁気ギャップ
57 端子
57A 正極端子
57B 負極端子
58 中継線
58A 正極中継線
58B 負極中継線
59 貫通孔
59A,59B 溝
59C 充填剤
61 磁気回路
62 マグネット
63 トッププレート
64,164 ボトムプレート
64A 設置部
65 ヨーク
65A テーパー部
71,73 振動板
71A 溝
71B 溝
81A 接続部
81B 接続部
90 外側面
92 内側面
94 外周面
133 センターキャップ
153A 開口
159A 貫通孔
159B 貫通孔
161 磁気回路
201 移動体装置
202 本体部
202A 乗車空間
202B 外装部
202C 内装部
202D 屋根
202E ドア
203 駆動部
211 増幅部
255 突出部
300 中空部

Claims (18)

  1. 中空部を有するフレームと、
    肉薄部と、前記肉薄部の周囲に形成された肉厚部とで構成される凹部の表面である第1面と、
    前記第1面の反対側の第2面とを有し、
    前記フレームの前記中空部に配置された振動板と、
    前記振動板の外周端部と、前記フレームとを連結するエッジと、
    前記凹部に対向する位置に設置され、磁気ギャップが形成された磁気回路と、
    筒状のボビンと、
    前記ボビンの少なくとも一部の周りに巻かれたボイスコイルとを有し、
    前記ボイスコイルが前記磁気ギャップ内に配置されるように、前記振動板の中央部に設置されたボイスコイル体と、
    前記フレームに固定された端子と、
    第1端が前記端子に接続され、第2端が前記ボイスコイルに接続され、少なくとも一部が、前記肉厚部に配置された中継線と、
    を備えたラウドスピーカ。
  2. 前記肉厚部は、貫通孔を有しており、
    前記中継線の少なくとも一部は、前記貫通孔に挿入されている
    請求項1記載のラウドスピーカ。
  3. 前記貫通孔は、前記振動板の内周面と外周面との間を貫通している
    請求項2記載のラウドスピーカ。
  4. 前記貫通孔は、前記振動板の前記第2面と、前記振動板の外周面との間を貫通している
    請求項2記載のラウドスピーカ。
  5. 前記貫通孔は、前記振動板の前記第1面と前記第2面との間を貫通している
    請求項2記載のラウドスピーカ。
  6. 前記中継線と前記貫通孔との間に充填された充填剤をさらに有する
    請求項2記載のラウドスピーカ。
  7. 前記中継線の少なくとも一部は、前記肉厚部の前記第1面に沿って配線されている
    請求項1記載のラウドスピーカ。
  8. 前記肉厚部の前記第1面は、溝を有しており、
    前記中継線の少なくとも一部は、前記溝に沿って配線されている。
    請求項1記載のラウドスピーカ。
  9. 前記エッジは、
    第1エッジと、
    前記肉厚部の厚さ方向の中心を挟んで、前記第1エッジの反対側に設置された第2エッジとを有し、
    前記端子は、前記第1エッジと前記第2エッジとの間に配置されている
    請求項1記載のラウドスピーカ。
  10. 前記振動板の外周部の側面と、前記フレームの内側面との間に、空隙が形成されており、
    前記中継線の前記第1端は、前記空隙内で、前記端子と接続されている
    請求項1記載のラウドスピーカ。
  11. 前記端子は、正極端子と負極端子とを有し、
    前記正極端子と前記負極端子とは、前記ボイスコイルの中心軸に対して180度の回転対称となるように配置されている
    請求項1記載のラウドスピーカ。
  12. 前記中継線は、前記ボイスコイルの第1の端末と前記正極端子とを接続する正極中継線と、前記ボイスコイルの第2の端末と前記負極端子とを接続する負極中継線とを有し、
    前記正極中継線と前記負極中継線は、前記ボイスコイルの中心軸に対して180度の回転対称となるように配置されている
    請求項11記載のラウドスピーカ。
  13. 前記凹部内に形成され、前記中継線と前記ボイスコイルとを接続する接続部をさらに有する
    請求項1に記載のラウドスピーカ。
  14. 前記肉薄部は開口を有し、
    前記ボビンは、突出部を有し
    前記突出部は、前記開口から突出している
    請求項1記載のラウドスピーカ。
  15. 前記振動板は発泡樹脂により形成されている
    請求項1記載のラウドスピーカ。
  16. 本体部と、
    前記本体部に搭載された駆動部と、
    前記本体部に搭載された増幅部と、
    前記増幅部からの出力が供給される請求項1に記載のラウドスピーカと、
    を備えた
    移動体装置。
  17. 前記本体部は、
    内装部と、
    前記内装部と一定の空間を設けて、前記内装部の外周を覆う外装部と、
    を有し、
    前記ラウドスピーカは、前記空間に設置されている
    請求項16に記載の移動体装置。
  18. 前記外装部は、ドアもしくは、屋根である
    請求項17に記載の移動体装置。
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