JPWO2015053091A1 - ペットフード - Google Patents

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Abstract

チャンク部とベースミート部とを含むウェットタイプのペットフードであって、タンパク質、炭水化物、脂質、及び不溶性食物繊維を含み、少なくとも前記チャンク部に不溶性食物繊維を含み、ペットフードに含まれる前記不溶性食物繊維の割合が、ペットフード全体の乾物換算質量に対して5〜20質量%であるペットフード。

Description

本発明はペットフードに関する。より詳しくは、不溶性食物繊維を含むウェットタイプのペットフードに関する。
本願は、2013年10月11日に日本に出願された、特願2013−214196号に基づき優先権主張し、その内容をここに援用する。
日常的に毛づくろいを行う習性のある動物では、毛づくろいの際に自らの体毛を飲み込んでしまい、体毛が消化管内に蓄積して毛玉が形成されてしまう現象が生じることがある。そこで、毛玉の形成を防ぐ目的で、ペットフードへの繊維源を添加する方法が有効である。繊維源には、毛玉の消化管内での移動を促し、毛玉の***を促進する効果(毛玉ケア効果)が知られている。特許文献1には、繊維源を含むことにより、猫の体毛の***を調整した組成物が開示されている。
特表2003−519639号公報
毛玉ケア効果を有する繊維源として不溶性食物繊維が挙げられる。繊維源として発酵性繊維が用いられている場合、発酵性繊維には毛玉ケア効果を有する不溶性食物繊維が少ないため、毛玉ケア効果に優れていない。また、乾燥固形物であるドライフードに、不溶性食物繊維を添加したペットフードが知られていた。しかしながら、ペットフードのユーザーのなかには、嗜好性が良いことなどからドライフードにウェットタイプのペットフードを併用している者が多い。このような場合、ドライフードタイプの毛玉ケアフードと通常のウェットタイプのペットフードを併用して給餌すると、摂取できる不溶性食物繊維量が相対的に低下し、毛玉ケアの効果が薄れてしまう。また、ドライフード同様にウェットタイプのペットフードに不溶性食物繊維を加えた場合でも毛玉ケア効果を有するが、ウェットタイプのペットフード中の不溶性食物繊維が増加すると嗜好性が低下してしまうという問題がある。従って、毛玉ケア効果を有しつつ、顕著な嗜好性の低下を伴わないウェットタイプのペットフードの登場が求められている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、不溶性食物繊維を含み、顕著な嗜好性の低下を伴わないウェットタイプのペットフードの提供を課題とする。
(1)チャンク部とベースミート部とを含むウェットタイプのペットフードであって、タンパク質、炭水化物、脂質、及び不溶性食物繊維を含み、少なくとも前記チャンク部に不溶性食物繊維を含み、ペットフードに含まれる前記不溶性食物繊維の割合が、ペットフード全体の乾物換算質量に対して5〜20質量%であることを特徴とするペットフード。
(2)ペットフードに含まれる前記不溶性食物繊維の割合が、ペットフード全体の乾物換算質量に対して8〜20質量%であることを特徴とする前記(1)に記載のペットフード。
(3)前記ベースミート部に前記不溶性食物繊維を含み、前記ベースミート部に含まれる前記不溶性食物繊維の割合は、ペットフード全体の乾物換算質量に対して12質量%以下であることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載のペットフード。
(4)ペットフードに含まれる水分の割合がペットフード全体の質量に対して60質量%以上であることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか一つに記載のペットフード。
(5)ペットフードに含まれる前記タンパク質の割合が、ペットフード全体の乾物換算質量に対して26〜60質量%であり、ペットフードに含まれる前記脂質の割合が、ペットフード全体の乾物換算質量に対して9〜30質量%であることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか一つに記載のペットフード。
(6)ペットフードに含まれる前記チャンク部の割合が、ペットフード全体の質量に対して5〜30質量%であることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか一つに記載のペットフード。
(7)前記不溶性食物繊維がセルロースであることを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれか一つに記載のペットフード。
(8)ネコ用の飼料であることを特徴とする前記(1)〜(7)のいずれか一つに記載のペットフード。
(9)チャンク部原材料と不溶性食物繊維とを混合し、チャンク部原材料混合物を得る工程を有することを特徴とする前記(1)〜(8)のいずれか一つに記載のペットフードの製造方法。
本発明のペットフードによれば、従来品よりも高い毛玉ケア効果を有しつつ、顕著な嗜好性の低下を伴わないウェットタイプのペットフードを提供でき、ペットの健康維持に資する。
《ペットフード》
<第一実施形態>
本発明の第一実施形態のペットフードは、チャンク部とベースミート部とを含むウェットタイプのペットフードであって、タンパク質、炭水化物、脂質、及び不溶性食物繊維を含み、少なくとも前記チャンク部に不溶性食物繊維を含み、ペットフードに含まれる前記不溶性食物繊維の割合が、ペットフード全体の乾物換算質量に対して5〜20質量%であることを特徴とするペットフードである。
ここで「チャンク」とは、原材料を小片状に固めた部分を云い、チャンク部とはチャンクの集合を云う。「ベースミート」部は、前記ペットフードのうちチャンク部以外のウェット部分を云う。
前記ペットフードに含まれるチャンク部の割合は特に制限されず、ペットフード全体の質量に対して5〜30質量%であることが好ましく、10〜25質量%であることがより好ましい。
前記チャンクの形状は特に制限されず、例えば、球状、多角体状、柱状、ドーナッツ状、板状又は碁石状(circular tablet; oval)等のペレット(粒)に成形した形状が挙げられる。このようなペレットの大きさは特に制限されないが、例えば、水平台に置いたペレットを上方から見た場合の短経および長径が1〜25mm、水平台上のペレットの下面(下端)から上面(上端)までの厚みが1〜20mmであることが好ましく、短経および長径が3〜11mm、厚みが3〜9mmであることがより好ましく、短径および長径が5〜9mm、厚み5〜8mmであることがさらに好ましい。この好適な大きさは、前記ネコ又は小型犬(体重が1kg〜14kg程度の犬)が食べ易い大きさであるため、前記ネコ又は小型犬の本発明に対する嗜好性をより高めることができる。
前記ベースミート部の様態は特に制限されず、液体状、ゲル状、固体状等の様態又はそれらの組み合わせが挙げられる。また、前記ベースミート部に固体を含有させる場合、形状は特に制限されないが、上記のチャンクの形状と同様のものが好ましい。
前記「ウェットタイプのペットフード」とは、最終的な市場提供形態として、乾燥処理が施されたドライフードと比べ、水分を多く含むペットフードを云う。前記ペットフードの水分含有率は、前記ペットフード全体の質量に対して通常50質量%以上であり、60質量%以上であることが好ましく、65質量%以上がより好ましく、70質量%以上が特に好ましい。
本明細書中において、製造したペットフードの水分含量(質量%)は、以下に説明する常圧加熱乾燥法で測定したものである。
アルミ秤量缶の質量(W1グラム)を恒量値として予め測定する。このアルミ秤量缶に試料を入れて質量(W2グラム)を秤量する。つぎに強制循環式の温風乾燥器を使用して、135℃、2時間の条件で試料を乾燥させる。乾燥雰囲気中(シリカゲルデシケーター中)で放冷した後、質量(W3グラム)を秤量する。得られた各質量から下記式を用いて水分含量を求める。
水分(%)=(W2−W3)÷(W2−W1)×100
前記ペットフードに含まれるタンパク質、炭水化物、及び脂質の割合は特に制限されず、通常のウェットタイプのぺットフードと同様の割合でタンパク質、炭水化物、及び脂質を配合することができる。例えば、ペットフードに含まれる前記タンパク質の割合を、ペットフード全体の乾物換算質量に対して26〜60質量%、より好ましくは35〜55質量%とすることができる。ペットフードに含まれる前記炭水化物の割合を、ペットフード全体の乾物換算質量に対して5〜30質量%、より好ましくは10〜20質量%とすることができる。また、ペットフードに含まれる前記脂質の割合を、ペットフード全体の乾物換算質量に対して9〜30質量%、より好ましくは20〜30質量%とすることができる。
本発明のペットフードのチャンク部は不溶性食物繊維を含有する。チャンク部が不溶性食物繊維を含有することで、毛玉ケア効果を有しつつも、ペットフードの嗜好性の程度を維持することができる。仮に、ペットフード全体に対して、同量の不溶性食物繊維を含有しているペットフード同士を比較したとき、チャンク部に不溶性食物繊維を含有するペットフードは、チャンク部に不溶性食物繊維を含有させないペットフードに比べ、ペットフード全体への不溶性食物繊維の分散が低減され、ペットの嗜好性が高い。このことは、表面積の大きいベースミート部に対し、保形性の高いチャンク部にセルロースを含有することで、味を感じる表面積が小さくなるため、嗜好性を維持しやすいことに起因するものと考えられる。
本発明のペットフード全体に含まれる不溶性食物繊維の割合は、ペットフード全体の乾物換算質量に対して5〜20質量%であり、好ましくは8〜20質量%、より好ましくは10〜15質量%、さらに好ましくは12〜15質量%の割合で配合することができる。ペットフード全体に含まれる不溶性食物繊維の含有量が、乾物換算で5質量%以上とすることで毛玉ケア効果に優れたペットフードとすることができる。また、ペットフード全体に含まれる不溶性食物繊維の含有量を、乾物換算で20質量%以下とすることで、優れた毛玉ケア効果を有しつつも、顕著な嗜好性の低下の生じないペットフードとなる。
前記ベースミート部に含まれる不溶性食物繊維の割合は、ペットフード全体の乾物換算質量に対して12質量%以下であることが好ましく、8質量%以下であることがより好ましい。顕著な嗜好性の低下を伴わずに、優れた毛玉ケア効果を得るうえでは、ベースミート部に含まれる不溶性食物繊維の割合を12質量%以下とすることが好ましい。
前記「不溶性食物繊維」の種類は、水に不溶性である食物繊維であれば特に制限されず、例えばセルロース、ヘミセルロース、又はリグニンが挙げられる。不溶性食物繊維の繊維長は特に制限されないが、例えば、繊維長50μm〜2000μmであることが好ましく、繊維長100μm〜1500μmであることがより好ましく、繊維長150μm〜1000μmであることが特に好ましい。
ペットフードに含まれる不溶性食物繊維の量は、公知のプロスキー変法等によって求めることができる。
<原材料>
前記ペットフードを構成する原材料は、本発明のペットフードにタンパク質、炭水化物、脂質、及び不溶性食物繊維が含まれるように作成することができる原材料であれば、特に制限されず、従来のペットフードに使用されている原材料を適用することができる。好ましくは、ペットフードの完全な栄養食として一般的に使用されるものが適用できる。例えば以下に示すような原材料を用いて、チャンク部とベースミート部を製造することができる。
前記ペットフードに不溶性食物繊維を添加する方法及び不溶性食物繊維を含む原材料は特に制限されないが、例えば不溶性食物繊維を含むパウダーを添加する方法が挙げられる。前記パウダーは、水溶性食物繊維および不溶性食物繊維の両方を、いかなる配合比で含んでも構わないが、毛玉ケア効果を有する食物繊維は主に不溶性食物繊維であるとの観点から、不溶性食物繊維を多く含むものが好ましい。
(ベースミート部原材料)
前記ペットフードのベースミート部に含まれる原材料は特に制限されないが、ベースミート部にはタンパク質原材料を主な原材料として用いることができる。前記ベースミート部のタンパク質原材料としては、植物由来の蛋白質、動物由来の蛋白質又はこれらの混合物が例示できる。具体的には、前記植物由来の蛋白質は、例えばグルテン、小麦蛋白質、大豆蛋白質、米蛋白質、とうもろこし蛋白質等が挙げられる。前記動物由来の蛋白質としては、例えば牛、豚、鶏及び魚介類の筋肉、臓器などの蛋白質、乳の蛋白質又はこれらの混合物が例示できる。
ベースミート部の前記以外の原材料として、油脂、チキンエキス、フィッシュエキス、調味料、増粘剤及び水等を加えることができる。
(チャンク部原材料)
前記ペットフードのチャンク部には、タンパク質原材料を用いることができる。前記チャンク部のタンパク質原材料としては、上記のベースミート部に用いたものと同様のタンパク質原材料を用いることができる。
さらに、前記ペットフードのチャンク部には穀類を加えても好い。穀類としては、とうもろこし、小麦、大麦、オート麦、米、大豆等を好ましいものとして例示できる。これらの穀物類には、炭水化物の他に、蛋白質、灰分、ミネラル、ビタミン等が含まれうるので、栄養源として使用できる。また、穀類を加えることにより、ペットフード全体に対するアミノ酸の配合率を調整(主には低下させること)が容易となる。
チャンク部の前記以外の原材料として、調味料、結着剤及び水等を加えることができる。
本発明のペットフードの給餌方法及び目的は特に制限されないが、本発明のペットフードはタンパク質、炭水化物、及び脂質等をバランスよく含んでいることから、総合栄養食の基準値に沿って前記原材料を配合し、ペットフードを作成することで、本発明のペットフードを総合栄養食として与えることも可能である。総合栄養食の基準としては、例えば、AAFCO(Association of American Feed Control Officials)の定めた基準を用いることが挙げられる。
本発明のペットフードは、密閉容器中で真空保存されても構わない。この際、従来公知のレトルト食品等に適用されるパウチ加工(ラミネート加工)されたパウチ容器中に保存されてもよい。容器中に保存するペットフードの量は、例えば一食分程度を小分けにして個々の容器に保存してもよいし、多食分(例えば3食分)をまとめて大容量の容器に保存しても構わない。また、長期保存を可能にする観点から、パウチ容器にペットフードを充填後、従来公知の加熱処理又は加圧処理によって殺菌処理を施してもよい。
本発明のペットフードを金属製の缶又はプラスチック製のカップ容器に入れて保存しても構わないが、前記パウチ容器に入れて真空保存することが好ましい。パウチ容器は柔軟な容器であるため、第一実施形態のペットフードを容易に容器外に取り出すことができる。この際、パウチ容器を扱いて(絞って)ペットフードを容器外に取り出すことにより、第一実施形態のペットフードを構成する固形具材が容器内に残留することを避けることができる。当該固形具材は比較的微小な形状であるため、缶やカップ容器内に残留した場合、これを取り出す際に手数(手間)がかかってしまう。パウチ容器を用いることによりこの問題を解決することができる。一般に、缶やカップ容器内に入ったままのペットフードをペットに与えても、容器の口が狭いために食べ難く、ペットフードが食べ残されてしまうことが多い。このため、ペットフードを容器から取り出し易いことは重要である。また、ペットフードを取り出した後の容器が廃棄し易いことも重要であるが、パウチ容器は嵩張らないため廃棄し易い。
本明細書および特許請求の範囲において、「ペット」とは人に飼育されている動物をいう。より狭義の意味では、ペットは飼い主に愛玩される動物である。また、「ペットフード」とは、ペット用の飼料をいう。本発明のペットフードを「動物用飼料」又は「動物の餌」として製造および販売することが可能である。
本発明のペットフードは、イヌ及びネコを含むいかなるペットに対しても給餌することができるが、ネコに対する毛玉ケア効果の向上及び、ネコに対する嗜好性の低下を伴わないという効果を有するため、ネコに与えることが好ましい。
第一実施形態のペットフードがネコ又はイヌに与えることに適したペットフードであることをペットの飼い主に伝えるために、第一実施形態のペットフードを包装して販売する際に、ネコ又はイヌに適したペットフードである旨を前記包装に表示して販売することができる。
《ペットフードの製造方法》
本発明のペットフードの製造方法は、チャンク部原材料と不溶性食物繊維とを混合し、チャンク部原材料混合物を得る工程を有する。本発明のペットフードの製造方法の一例を以下に説明する。
<ベースミート部>
タンパク質原材料がベースミート部原材料に含まれ、それが動物及び植物由来の組織であって、未加熱である場合、前記タンパク質原材料を加熱することができる。動物及び植物由来の組織に、ペットが食することができない、又は食することを好まない部分が含まれる場合、それらの部分は除去されることが好ましい。除去されるべき部分としては、具体的には動物の皮、又は骨、並びに植物の種子の殻等が挙げられる。その後、タンパク質原材料をペットが食べやすい大きさに加工することができる。
<チャンク部>
凍結した肉及び/又は魚肉材料を挽き、次に、この挽いた肉/魚肉材料に、穀粉、不溶性食物繊維、並びに、動物性乾燥タンパク質、ビタミン、ミネラル、着色料及び保存料を含有する粉末混合物を混合することによってチャンク部原材料混合物の生地を調製する。得られた生地を、次にスチームオーブンのベルト上に押し出し、例えば、80〜90℃で加熱調理する。加熱することによってチャンク部原材料混合物を凝固させることができる。加熱時間は特に制限されないが、加熱直後のチャンク用混合物の温度を計測することで、品質を均一になるように管理することができる。その後、チャンク用混合物の温度が室温程度まで低下した後、チャンク用混合物を適切な大きさの小片に切断することにより、第一実施形態のペットフードのチャンクを得ることができる。
<ペットフード全体>
ベースミート部原材料を混ぜ合わせ、さらにチャンク部を加えることにより、第一実施形態のペットフードを得ることができる。
次に実施例を示して本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[ペットフードの製造]
(比較例1)
まず、ベースミート部の製造工程を記す。ベースミート部に含まれるタンパク質原材料として、魚類具材を蒸気によって加熱し、加熱された魚類具材温度が室温まで低下した後、皮、骨、及びその他異物を除去し、フレーク状になるようにサイズを調整し、魚類フレークを得た。その後、タンパク質原材料(魚類フレーク)、油脂、フィッシュエキス、調味料、増粘剤及び水等を含むベースミート部原材料(原材料A)を、表1に示す質量で混合し、本発明に係るペットフードのベースミート部を得た。
つぎに、チャンク部の製造工程を記す。タンパク質原材料、穀類、ビタミン・ミネラル類、調味料、結着剤及び水等を含むチャンク部原材料(原材料B)を、表1に示す質量で攪拌機によって均一に混合し、エクストルーダを用いて押し出し成形し、その後、蒸気によって加熱し、温度が室温程度まで低下した後に3〜5mmの立方体に切断し、本発明に係るペットフードのチャンク部を得た。
チャンク部にベースミート部を加え、本発明に関わるペットフードを得た。
したがって比較例1のペットフードは、チャンク部にもベースミート部にもセルロースパウダーは添加せずに製造した。よって、比較例1のペットフードの原材料には、不溶性食物繊維は含まれていない。
(比較例2)
比較例2のペットフードは、ベースミート部のみに表1に示す質量でセルロースパウダーを添加した。それ以外の原材料は上記の比較例1のペットフードと同様であり、製造方法についても同様の方法で製造した。全体の質量については水で調整し、チャンク部とベースミート部ともに、比較例1と同じ質量になるように製造した。
(比較例3)
比較例3のペットフードは、チャンク部のみに表1に示す質量でセルロースパウダーを添加した。それ以外の原材料は上記の比較例1のペットフードと同様であり、製造方法についても同様の方法で製造した。全体の質量については水で調整し、チャンク部とベースミート部ともに、比較例1と同じ質量になるように製造した。
(実施例1〜2)
実施例1〜2のペットフードは、チャンク部とベースミート部の両方に表1に示す質量でセルロースパウダーを添加した。それ以外の原材料は上記の比較例1のペットフードと同様であり、製造方法についても同様の方法で製造した。全体の質量については水で調整し、チャンク部とベースミート部ともに、比較例1と同じ質量になるように製造した。
(実施例3)
実施例3のペットフードは、チャンク部のみに表1に示す質量でセルロースパウダーを添加した。それ以外の原材料は上記の比較例1のペットフードと同様であり、製造方法についても同様の方法で製造した。全体の質量については水で調整し、チャンク部とベースミート部ともに、比較例1と同じ質量になるように製造した。
Figure 2015053091
実施例1〜3及び比較例2〜3で用いたセルロースパウダーは、VITACEL LC200(J.RETTENMAIER & SOEHNE製)である。VITACEL LC200パウダー中に含まれる食物繊維量の割合は98%であり、全食物繊維量のうち不溶性食物繊維の割合が99%以上であり、食物繊維の平均繊維長は300μmである。
表2には、実施例1〜3、及び比較例1〜3における、ペットフード全体の質量に対してのベースミート部原材料(原材料A)、チャンク部原材料(原材料B)、及びペットフードに添加したセルロースパウダーの配合割合、並びに、ペットフード全体の乾物換算質量に対してのセルロースパウダーの配合割合を示す。
Figure 2015053091
実施例1〜3と比較例1〜3で製造した各ペットフードに含まれる栄養素の、ペットフード全体に対する割合(乾物換算)は、タンパク質が48.6質量%であり、炭水化物が12.3質量%であり、脂質が24.3質量%であった。ペットフード全体に対する水分含量は75.7質量%であった。
[毛玉ケア効果の評価]
ドライフードのネコに対する毛玉ケア効果の評価を行った。評価には、実施例1〜3及び比較例2〜3のペットフードの代わりに、セルロースパウダーを全体の3質量%の分量で添加したドライフードを、試験対象のペットフードとして用いた。また、比較例1のペットフードの代わりに、セルロースパウダーを添加していないドライフードを比較対象のペットフードとして用いた。試験対象のペットフード(ドライフード)及び比較対象のペットフード(ドライフード)を、合計40名のパネルに飼育されている合計40匹の猫に給餌してもらった結果を集計した。
具体的には、20名のパネルには、普段与えているペットフードの代わりに、まず試験対象のペットフードを4週間与えてもらい、その後、比較対象のペットフードを4週間与えてもらった。もう一方の20名のパネルには、普段与えているペットフードの代わりに、まず、比較対象のペットフードを4週間与えてもらい、その後、試験対象のペットフードを4週間与えてもらった。
各パネルに、試験開始から4週間後のネコにおける毛玉ケア効果に対して、以下の評価項目を質問し、回答を得た。
セルロースパウダーを5%添加した実施例1〜3及び比較例2〜3に対応する試験対象のペットフードに対して、毛玉ケア効果について質問したところ、51.2%が「効果がある」と回答し、17.1%が「やや効果がある」と回答し、31.7%が「どちらともいえない」と回答した。「あまり効果がない」及び「効果がない」と回答したパネルはいなかった。
セルロースパウダーを添加していない比較対象のペットフードに対して、毛玉ケア効果について質問したところ、35.0%が「効果がある」と回答し、42.5%が「やや効果がある」と回答し、17.5%が「どちらともいえない」と回答し、5.0%が「あまり効果がない」と回答した。「効果がない」と回答したパネルはいなかった。
毛玉ケアの効果の評価結果を表2に併記する。「効果がある」と回答した割合が50%以上である場合は当該試験例に対する毛玉ケア効果が高い(○)と評価した。「効果がある」と回答した割合が40%以上50%未満である場合は当該試験例に対する毛玉ケア効果は従来と同程度(△)であると評価した。「効果がある」と回答した割合が40%以下である場合は当該試験例に対する毛玉ケア効果は比較例よりも劣る(×)と評価した。
実施例1〜3及び比較例2〜3に対応するペットフード(ドライフード)は実施例1〜3及び比較例2〜3のペットフードと同等の毛玉効果を持つと推定される。従って、これらの結果から、実施例1〜3及び比較例2〜3のペットフードは、比較例1のペットフードより優れた毛玉ケア効果を有することが明らかである。
[嗜好性の評価]
製造した各ペットフードのネコに対する嗜好性を以下の方法により評価した。
後述する「数値A:数値B」の表記は、数値Aが各試験対象のペットフードに対する嗜好性の高さ(程度)を示し、数値Bが比較対象のペットフードに対する嗜好性の高さ(程度)を表す。数値A+数値B=100である。数値Aが51以上である場合は試験対象のペットフードに対する嗜好性が比較対象のペットフードと同程度(○)と評価した。数値Aが40〜51未満である場合は試験対象のペットフードに対する嗜好性は比較対象のペットフードとほぼ同程度(△)であると評価した。数値Aが40未満である場合は試験対象のペットフードに対する嗜好性は比較対象のペットフードよりも劣る(×)と評価した。
嗜好性の評価方法は次の通りである。
まず、実施例1〜3及び比較例2〜3(試験対象のペットフード)と、比較例1(比較対象のペットフード)との組み合わせで、合計5つのペットフードの組み合わせを準備した。各組について、20匹の猫をモニターとして2日間でテストした。
第1日は、各組のペットフードのうち、一方を左から、他方を右から、猫1匹に対して40gずつ同時に給与し、猫が食べた量を1時間後に測定した。
当該猫1匹が第1日に食べた合計のペットフードの質量のうち、実施例1〜3及び比較例2〜3のペットフードの摂食量と比較例1のペットフードの摂食量を百分率で求めた。モニターである20匹の猫から得られた百分率を平均して、第1日の結果とした。
第2日は、各組のペットフードのうち、一方を右から、他方を左から、猫1匹に対して40gずつ同時に給与し、猫が食べた量を1時間後に測定した。
当該猫1匹が第2日に食べた合計のペットフードの質量のうち、実施例1〜3及び比較例2〜3のペットフードの摂食量と比較例1のペットフードの摂食量を百分率で求めた。モニターである20匹の猫から得られた百分率を平均して、第2日の結果とした。
最後に、第1日と第2日の結果を平均して、最終結果である摂食量の比(嗜好性)を求めた。この嗜好性の数値が高い程、モニターである猫が好んで摂食したことを示す。
嗜好性の評価の結果を以下に示す。比較例1に対する比較例2の嗜好性の程度は、比較例2:比較例1=43:57であった。また、比較例1に対する実施例1の嗜好性の程度は、実施例1:比較例1=34:66であった。比較例1に対する実施例2の嗜好性の程度は、実施例2:比較例1=51:49であった。比較例1に対する実施例3の嗜好性の程度は、実施例3:比較例1=45:55であった。比較例1に対する比較例3の嗜好性の程度は、比較例3:比較例1=36:64であった。
ベースミート部のみにセルロースパウダーを添加した比較例2のペットフードでは、比較例1のペットフードと比べて嗜好性が劣っていた。ベースミート部に2%、チャンク部に1%の割合で、セルロースパウダーを添加した実施例1のペットフードでは、比較例1のペットフードとほぼ同程度の嗜好性を有していた。ベースミート部に1.5%、チャンク部に1.5%の割合でセルロースパウダーを添加した実施例2のペットフードでは、比較例1のペットフードと同程度の嗜好性を有していた。ベースミート部に0%、チャンク部に3.6%の割合で、セルロースパウダーを添加した実施例3のペットフードでは、比較例1のペットフードとほぼ同程度の嗜好性を有していた。ベースミート部に0%、チャンク部に4.4%の割合で、セルロースパウダーを添加した比較例3のペットフードでは、比較例1のペットフードと比べて、嗜好性が劣っていた。
不溶性食物繊維を含まない比較例1のペットフードと比べて、ベースミート部のみに不溶性食物繊維を添加した比較例2のペットフードでは、毛玉ケア効果は有するものの、嗜好性が劣っていることが分かる。対して、チャンク部にセルロースパウダーを添加した実施例1〜2のペットフードでは、比較例2のペットフードと同量の不溶性食物繊維を添加しているにも関わらず、比較例2のペットフードよりも高い嗜好性を有していた。また、チャンク部のみに不溶性食物繊維を添加した実施例3のペットフードでは、比較例2のペットフードよりも多量の不溶性食物繊維を添加しているにも関わらず、比較例2のペットフードよりも高い嗜好性を有していた。
したがって、これらの結果から、チャンク部にセルロースパウダーを添加することで、高い毛玉ケア効果を有しつつ、嗜好性の低下を抑えることができたことがわかる。
以上で説明した各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は各実施形態によって限定されることはなく、請求項(クレーム)の範囲によってのみ限定される。
本発明にかかるペットフードは、愛玩動物の飼料の分野に広く適用可能である。

Claims (9)

  1. チャンク部とベースミート部とを含むウェットタイプのペットフードであって、タンパク質、炭水化物、脂質、及び不溶性食物繊維を含み、少なくとも前記チャンク部に不溶性食物繊維を含み、ペットフードに含まれる前記不溶性食物繊維の割合が、ペットフード全体の乾物換算質量に対して5〜20質量%であることを特徴とするペットフード。
  2. ペットフードに含まれる前記不溶性食物繊維の割合が、ペットフード全体の乾物換算質量に対して8〜20質量%であることを特徴とする請求項1に記載のペットフード。
  3. 前記ベースミート部に前記不溶性食物繊維を含み、前記ベースミート部に含まれる前記不溶性食物繊維の割合は、ペットフード全体の乾物換算質量に対して12質量%以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のペットフード。
  4. ペットフードに含まれる水分の割合がペットフード全体の質量に対して60質量%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のペットフード。
  5. ペットフードに含まれる前記タンパク質の割合が、ペットフード全体の乾物換算質量に対して26〜60質量%であり、ペットフードに含まれる前記脂質の割合が、ペットフード全体の乾物換算質量に対して9〜30質量%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のペットフード。
  6. ペットフードに含まれる前記チャンク部の割合が、ペットフード全体の質量に対して5〜30質量%であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のペットフード。
  7. 前記不溶性食物繊維がセルロースであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のペットフード。
  8. ネコ用の飼料であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のペットフード。
  9. チャンク部原材料と不溶性食物繊維とを混合し、チャンク部原材料混合物を得る工程を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のペットフードの製造方法。
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