JPWO2014104351A1 - 清掃部材の製造方法及び製造システム - Google Patents

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Abstract

清掃部材(1)を製造する製造方法であって、繊維束(F1)を、帯状不織布(121,123)と重ね合わせる合流部(132)に向けて搬送する繊維束搬送工程と、帯状不織布(121,123)を合流部(132)に向けて搬送する不織布搬送工程と、繊維束搬送工程で搬送された繊維束(F1)と、不織布搬送工程で搬送された帯状不織布(121,123)とを合流部(132)において重ね合わせることにより複層ウェブ(S2)を形成する複層ウェブ形成工程と、複層ウェブ(S2)中の繊維束(F1)と帯状不織布(121,123)とを相互に接合する接合工程とを含み、繊維束搬送工程において、繊維束(F1)を、繊維束(F1)が幅入りしない程度の張力で搬送すると共に、複層ウェブ形成工程おいて、繊維束(F1)を幅入りしない程度の張力が作用した状態で帯状不織布(121,123)と重ね合わせて複層ウェブ(S2)を形成する。

Description

本発明は、清掃部材を製造する方法、及び清掃部材を製造する製造システムに関する。
埃、塵、ゴミ等を捕捉することができる清掃部材は従来、種々のタイプのものが知られており、それらの種々のタイプの清掃部材を製造する方法は、近年、様々な観点から盛んに検討されている。
例えば、特許文献1では、連続した繊維束からなる帯状の内側繊維層と帯状のシート部材とを重ね、両者を部分的に接合して第1連続体を形成すると共に、同様にして第2連続体を形成し、それら第1及び第2連続体を重ね合わせて部分的に固定した後、第1及び第2連続体のそれぞれにおける前記内側繊維層側に、連続した繊維束からなる帯状の外側繊維層を重ねて固定する工程、前記工程で得られる積層体を所定の長さに切断する工程、及び切断した前記積層体における前記繊維層部分に圧搾空気を当てて、前記繊維束を開繊させる工程を具備する清掃用物品の製造方法であって、前記帯状の内側繊維層及び外側繊維層は、それぞれ、ジグザク形状に屈曲した捲縮繊維からなる繊維束からなり、該捲縮繊維に交互に存する山と谷との高低差が0.1〜0.7mmであり、前記繊維束を開繊させる工程では、切断した前記積層体における繊維束を、清掃用物品の全周が該繊維束の繊維からなる刷毛の先端で覆われるように起毛させる、清掃用物品の製造方法が提案されている。
また、例えば、特許文献2では、連続した繊維束からなる第1繊維層及び第1帯状部材を有し、該第1帯状部材の長手方向両側部が折り重ねて固定され、該第1帯状部材の外面側に該第1繊維層が重ねて固定された第1連続体と、連続した繊維束からなる第2繊維層及び第2帯状部材を有し、該第2帯状部材の長手方向両側部が折り重ねて固定され、該第2帯状部材の外面側に該第2繊維層が重ねて固定された第2連続体とを製造し、製造した第1連続体と第2連続体とを重ねて接合した後に、前記第1繊維層及び前記第2繊維層の上にそれぞれ連続した繊維束からなる第3繊維層及び第4繊維層を重ねて固定して積層体を形成し、形成された該積層体を切断して個々の清掃用物品を得る清掃用物品の製造方法であって、前記第1帯状部材及び前記第2帯状部材のそれぞれに、一対の破断誘導線に挟まれた中央部分と、該破断誘導線を介して該中央部分に連設された外方部とが形成されるように、前記第1帯状部材及び前記第2帯状部材に、それぞれ該第1帯状部材及び該第2帯状部材の幅方向全域に亘る前記破断誘導線を間欠的に形成する工程と、前記破断誘導線を形成した後の前記第1帯状部材及び前記第2帯状部材に、前記第1繊維層及び前記第2繊維層を、それぞれ該第1繊維層及び前記第2繊維層の幅方向全域に亘る中央連続シール線により接合して、前記第1連続体及び前記第2連続体を製造する工程と、前記第1連続体と前記第2連続体とを重ねて、前記第1繊維層及び前記第2繊維層の幅方向に亘るサイド非連続シールにより接合する工程と、前記第1連続体の前記第1繊維層上及び前記第2連続体の前記第2繊維層上に更に第3繊維層及び第4繊維層を重ねて固定し前記積層体を形成する工程と、前記積層体の切断後に、切断された前記第1帯状部材及び前記第2帯状部材のそれぞれから、前記一対の破断誘導線に挟まれた前記中央部分を残して、該中央部分の両側に位置する前記外方部を切り取る工程と、前記積層体の切断後に、切断された前記第1〜第4繊維層を3次元方向にランダムに起毛するように開繊する工程とを有する清掃用物品の製造方法が提案されている。
さらに、例えば、特許文献3では、請求項1記載の清掃用物品の製造方法であって、繊維束が一方向に配向されてなる4層の長尺状の繊維層の連続体、2枚の長尺状の掻き出し用シートの連続体、2枚の長尺状の基体シートの連続体を、前記繊維層の連続体、前記掻き出し用シートの連続体、前記繊維層の連続体、2枚の前記基体シートの連続体、前記繊維層の連続体、前記掻き出し用シートの連続体、前記繊維層の連続体の順番で積層し、連続体同士を所定の間隔で幅方向に亘り接合して清掃用物品連続体を作製し、次いで、該清掃用物品連続体を前記繊維層の連続体と前記基体シートの連続体と前記掻き出し用シートの連続体との接合部間で、幅方向に亘って切断して複数個の前記清掃用物品を得る清掃用物品の製造方法が提案されている。
特許第4878988号公報 特許第4738311号公報 特許第4675218号公報
しかしながら、埃、塵、ゴミ等を、更に効率的に捕捉することができる清掃部材を生産するための新規な製造方法及び新規な製造システムが望まれているのが現状である。本発明は、このような現状を踏まえて本発明者らが鋭意検討した結果、見出されたものである。
すなわち、本発明は、清掃性能に優れた清掃部材を製造するのに適し、さらには効率的に製造することができる新規な製造方法及び製造シテムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の清掃部材の製造方法は、繊維束と帯状不織布とを重ね合わせることにより形成された複層ウェブから得られる清掃部材を製造する方法であって、前記繊維束を、前記帯状不織布と重ね合わせる合流部に向けて連続的に搬送する繊維束搬送工程と、前記帯状不織布を前記合流部に向けて連続的に搬送する不織布搬送工程と、前記繊維束搬送工程で搬送された繊維束と、前記不織布搬送工程で搬送された帯状不織布とを前記合流部において重ね合わせることにより前記複層ウェブを形成する複層ウェブ形成工程と、前記複層ウェブ中の繊維束と帯状不織布とを相互に接合する接合工程とを含み、前記繊維束搬送工程において、前記繊維束を、該繊維束が幅入りしない程度の張力で搬送すると共に、前記複層ウェブ形成工程おいて、前記繊維束を前記幅入りしない程度の張力が作用した状態で前記帯状不織布と重ね合わせて複層ウェブを形成する。
一方、上記解題を解決するため、本発明の清掃部材の製造システムは、繊維束と帯状不織布とを重ね合わせることにより形成された複層ウェブから清掃部材を製造するシステムであって、前記繊維束を、前記帯状不織布と重ね合わせる合流部に向けて連続的に搬送する繊維束搬送装置と、前記帯状不織布を前記合流部に向けて連続的に搬送する不織布搬送装置と、前記繊維束搬送装置によって搬送された繊維束と、前記不織布搬送装置によって搬送された帯状不織布とを前記合流部において重ね合わせることにより前記複層ウェブを形成する複層ウェブ形成装置と、前記複層ウェブ中の繊維束と帯状不織布とを相互に接合する接合装置とを含み、前記繊維束搬送装置は、前記繊維束を、該繊維束が幅入りしない程度の張力で搬送可能であると共に、前記複層ウェブ形成装置は、前記繊維束を前記幅入りしない程度の張力を作用させながら前記帯状不織布と重ね合わせて複層ウェブを形成可能であるものである。
本発明によれば、清掃性能に優れた清掃部材を製造するのに適し、さらには効率的に製造することができる新規な製造方法及び製造シテムが提供される。
図1は、本発明の製造方法及び/又は製造システムの一実施形態によって製造される清掃部材及び該清掃部材に固定される把持具の斜視図である。 図2は、図1のX−X線における断面図である。 図3は、図1に示される清掃部材の平面図である。 図4は、図1に示される清掃部材を製造方法及び/又は製造システムを説明するための概略図である。 図5は、本発明の製造方法における複層ウェブ形成工程を説明する斜視図である。
[清掃部材を製造する方法]
以下、本発明による清掃部材を製造する方法について、詳細に説明する。
本発明による清掃部材の製造方法は、繊維束と帯状不織布とを重ね合わせることにより形成された複層ウェブから得られる清掃部材を製造する製造方法であって、前記繊維束を、前記帯状不織布と重ね合わせる合流部に向けて連続的に搬送する繊維束搬送工程と、前記帯状不織布を前記合流部に向けて連続的に搬送する不織布搬送工程と、前記繊維束搬送工程で搬送された繊維束と、前記不織布搬送工程で搬送された帯状不織布とを前記合流部において重ね合わせることにより前記複層ウェブを形成する複層ウェブ形成工程と、前記複層ウェブ中の繊維束と帯状不織布とを相互に接合する接合工程とを含んでいる。
そして、前記繊維束搬送工程において、前記繊維束を、該繊維束が幅入りしない程度の張力で搬送すると共に、前記複層ウェブ形成工程おいて、前記繊維束を前記幅入りしない程度の張力が作用した状態で前記帯状不織布と重ね合わせて複層ウェブを形成する(態様1)。
ここで、本発明における「幅入り」とは、繊維束や帯状不織布、複層ウェブ等の搬送対象物が、搬送方向(長さ方向)に引っ張られることにより該搬送方向と直交する方向の長さ、即ち幅方向の長さが小さくなることを意味する。
本発明による清掃部材の製造方法は、清掃性能に優れた清掃部材を製造するのに適し、さらには効率的に製造することができる新規な製造方法である。
本発明による清掃部材の製造方法は、前記繊維束搬送工程において、前記繊維束を該繊維束が幅入りしない程度の張力で搬送し、且つ前記複層ウェブ形成工程において、前記繊維束を前記幅入りしない程度の張力が作用した状態で前記帯状不織布と重ね合わせて複層ウェブを形成する。
これにより、前記接合工程後に複層ウェブに対する張力を解除した場合であっても、該複層ウェブを構成する繊維束が、幅入りからの回復の反動で大幅に収縮したり捲縮したりすることが抑止されるため、長さが極端に変化することがない。そのため、清掃部材を製造に際して、繊維束の長さの制御を行い易く、不織布の長さ(幅)に対する繊維束の長さを所望の長さとすることが可能となる。
また、前記繊維束が、搬送時、あるいは帯状不織布との重ね合わせの際に切断されにくく、さらには、繊維束と帯状不織布とを接合する際、例えば融着する場合等において切断(溶断)されにくいため高速生産性に優れる。
態様1において、前記繊維束搬送工程では、前記繊維束を搬送方向(長さ方向)に弛ませながら搬送することが好ましい(態様2)。これにより、該繊維束搬送工程中の繊維束は、該繊維束を搬送方向に移動させる時以外は、自重に起因する張力程度しか作用しないため、繊維束の幅方向長さについては、幅入りすることなく幅方向の長さを略一定に維持した状態を安定的に維持することが可能となる。また、張力により繊維束の開繊が必要以上に進むことも抑止される。さらに、繊維束を搬送方向に移動させる際には、該繊維束に搬送方向に引っ張る張力が作用するが、この場合であっても繊維束が幅入りしない程度の張力しか繊維束に作用しないため、繊維束にはその際にも幅入りの発生を抑えることができる。
また、態様1又態様2では、前記繊維束を搬送する繊維束搬送工程において、前記繊維束は略直線的に搬送することが好ましい(態様3)。態様3によれば、清掃部材の高速生産性に優れ、効率的に清掃部材を製造することができる。ここで、繊維束をほぼ直線的に搬送するとは、繊維束の蛇行を抑止しながら該繊維束を搬送することをいう。
この場合において、前記繊維束を蛇行しないように搬送するため、繊維束を搬送方向に移動させる際に該繊維束にある程度の張力を作用させる。本発明においては、基本的に、繊維束に繊維束が幅入りしない程度の張力を作用させているため、繊維束を搬送方向に移動させる際には該繊維束は搬送方向に直線的に適正に引っ張られ、繊維束は蛇行が抑えられた状態で直線的に搬送することが可能である。
態様1〜態様3では、前記帯状不織布を搬送する不織布搬送工程において、前記帯状不織布が略直線的に搬送することが好ましい(態様4)。態様4によれば、清掃部材の高速生産性に優れ、効率的に清掃部材を製造することができる。ここで、帯状不織布をほぼ直線的に搬送するとは、帯状不織布が蛇行しない程度に該帯状不織布を搬送することをいう。
この不織布搬送工程では、前記帯状不織布を蛇行しないように搬送するため、該帯状不織布にある程度の張力、例えば、帯状不織布が幅入りしない程度の張力を作用させながら該帯状不織布を搬送することが好ましい。
態様1〜態様4では、いずれの態様も、前記繊維束搬送工程において、前記繊維束の幅方向の長さが略一定で前記繊維束を搬送する(態様5)。
上述のように、本発明においては、繊維束搬送工程では、前記繊維束を、該繊維束を幅入りしない程度の張力で搬送しているため、前記繊維束搬送工程においては、繊維束が幅入りすることなく、幅方向長さを常時ほぼ一定に保ちながら該繊維束を搬送することが可能である。これにより、この繊維束搬送工程においては、必要以上の張力が作用することによる繊維束の開繊の進行が可及的に抑えられ、該繊維束の長さや起毛具合等の管理、さらに複層ウェブ全体としての寸法の管理が容易となる。
態様1〜態様5では、いずれの態様も、前記帯状不織布を搬送する不織布搬送工程において、前記帯状不織布の幅方向の長さが略一定で、前記帯状不織布が搬送されることが好ましい(態様6)。この場合において、帯状不織布の幅方向の長さが略一定とは、帯状不織布の張力に由来して、該帯状不織布の幅方向の長さが小さくならない、即ち幅入りしないことをいう。
前記帯状不織布に搬送方向への張力によって幅入りが生じている場合、後工程において前記帯状不織布に対する張力を解除すると、該帯状不織布の幅入り解消されて幅方向長さ及び搬送方向(長さ方向)の長さが大きく変化する可能性があるため、帯状不織布の寸法の制御、管理が困難となる。したがって、この態様6によれば、帯状不織布に幅入りが生じていないため、張力を解除した後であっても搬送方向の長さや幅方向の長さの変動が小さく、帯状不織布の寸法の制御や管理、さらに複層ウェブ全体としての寸法の管理が容易となる。
前記1〜態様5では、いずれの態様も、前記複層ウェブ中の繊維束と帯状不織布とを相互に接合する接合工程において、これらの繊維束と帯状不織布とを融着することにより相互に接合することが好ましい(態様7)。別の実施形態では、ホットメルトによる接合である。
態様1〜態様7のいずれの態様であっても、前記繊維束は開繊されていることが好ましい(態様8)。このように、繊維束が開繊されていることにより、該繊維束の繊維が捲縮、起毛して繊維束全体が綿状に柔らかに広がるため、清掃部材となった場合に、塵埃を繊維で絡め取り易くなる。しかも、被清掃対象物に対して繊維が柔軟に接触することが可能であるため、清掃部材を押し付けても該被清掃対象物を傷つけることがなく、さらには、塵埃を取りづらい床や家具の角隅部分等の狭い部位まで繊維を入り込ませて塵埃を絡め取ることができる。
ここで、清掃部材の製造に際して、開繊された繊維束を用いるため、本発明においては、前記繊維束搬送工程の前に、繊維部材の製造に用いる繊維束を開繊する開繊工程を含むことができる。具体的には、開繊する繊維束に対して、搬送方向に張力の付与と緩和とを繰り返したり、エアーを吹付けたりする等の手段を用いることができる。
態様1〜態様8のいずれか1の態様において、前記接合工程の後に前記複層ウェブを幅方向に切断する切断工程を、更に含むことが好ましい(態様9)。
本発明による清掃部材を製造方法においては、態様1〜態様9のうち2以上を組み合わせることができる。
[清掃部材を製造するシステム]
以下、本発明による清掃部材の製造システムについて、詳細に説明する。
本発明による清掃部材を製造するシステムは、繊維束と帯状不織布とを重ね合わせることにより形成された複層ウェブから清掃部材を製造するシステムであって、前記繊維束を、前記帯状不織布と重ね合わせる合流部に向けて連続的に搬送する繊維束搬送装置と、前記帯状不織布を前記合流部に向けて連続的に搬送する不織布搬送装置とを含む。さらに、前記繊維束搬送装置によって搬送された繊維束と、前記不織布搬送装置によって搬送された帯状不織布とを前記合流部において重ね合わせることにより前記複層ウェブを形成する複層ウェブ形成装置と、前記複層ウェブ中の繊維束と帯状不織布とを相互に接合する接合装置とを含む。そして、前記繊維束搬送装置は、前記繊維束を、該繊維束が幅入りしない程度の張力で搬送可能であると共に、前記複層ウェブ形成装置は、前記繊維束を前記幅入りしない程度の張力を作用させながら前記帯状不織布と重ね合わせて複層ウェブを形成可能な構成となっている(態様10)。
本発明による清掃部材の製造システムは、清掃性能に優れた清掃部材を製造するのに適し、さらには効率的に製造することができるシステムである。
本発明による清掃部材の製造システムは、前記繊維束を、前記帯状不織布と重ね合わせる合流部に向けて連続的に搬送する繊維束搬送装置が、前記繊維束を、該繊維束が幅入りしない程度の張力で搬送可能である。また、前記繊維束搬送装置によって搬送された繊維束と、前記不織布搬送装置によって搬送された帯状不織布とを前記合流部において重ね合わせることにより前記複層ウェブを形成する複層ウェブ形成装置が、前記繊維束を前記幅入りしない程度の張力を作用させながら前記帯状不織布と重ね合わせて複層ウェブを形成可能である。
これにより、前記接合装置によって繊維束と帯状不織布とを接合装置において接合した後に複層ウェブに対する張力を解除した場合であっても、該複層ウェブを構成する繊維束が収縮したり捲縮したりすることが抑止されるため、長さが極端に変化することがない。
したがって、清掃部材を製造に際して、繊維束の長さの制御を行い易く、不織布の長さ(幅)に対する繊維束の長さを所望の長さとすることが可能となる。
また、前記繊維束が、搬送時、前記複層ウェブ形成装置において帯状不織布との重ね合わせる際に切断されにくく、さらには、繊維束と帯状不織布とを接合装置において接合する際、例えば融着する場合等において切断(溶断)されにくいため高速生産性に優れる。
態様10において、前記繊維束搬送装置は、前記繊維束を長さ方向に撓ませながら搬送可能であることが好ましい(態様11)。これにより、該繊維束搬送装置によって搬送される繊維束は、該繊維束を搬送方向に移動させる時以外は、自重に起因する張力程度しか作用しないため、繊維束の幅方向長さについては、幅入りすることなく幅方向の長さを略一定に維持した状態を安定的に維持することが可能となる。また、張力によって繊維束の開繊が必要以上に進むことも抑止される。さらに、繊維束を搬送方向に移動させる際には、該繊維束に搬送方向に引っ張る張力を作用させる必要があるが、この場合であっても繊維束が幅入りしない程度の張力しか繊維束に作用させないため、繊維束にはその際にも幅入りの発生が抑えられる。
また、態様10又は態様11において、複層ウェブを幅方向に切断する切断装置をさらに備えていることが好ましい(態様12)。
本発明による清掃部材を製造するシステムは、繊維束を開繊するために、繊維束を開繊する装置を備えることができる。
本発明による清掃部材を製造するシステムにおいて、態様10〜態様12を組み合わせることができる。
以下、図1〜図5に基づいて、本発明による清掃部材の製造方法及び製造システムの実施形態を更に詳細に説明する。なお、本発明による清掃部材を製造する方法及びシステムは、本発明の目的及び主旨を逸脱しない範囲内で、図1〜図5で表される本発明の実施の形態に限定されるものではない。
まず、図1〜図3に基づいて、清掃部材1を説明する。
図1は、清掃部材1及び清掃部材1に固定される把持具15の斜視図であり、図2は、図1のX−X線における断面図であり、図3は図1に示される清掃部材1の平面図である。なお、以下の説明において、図2における「上」を上側とし、「下」を下側とする場合があるが、図2における「上」及び「下」は、単に説明の便宜上用いられるものであり、清掃部材1の上下方向を限定するものではない。
図1〜図3に示されるように、清掃部材1は、起毛部2と、起毛部2の上側に重ねられた基材シート12と、基材シート12の上側に重ねられた保持シート13とを備えている。
図1〜図3に示されるように、清掃部材1には、基材シート12と保持シート13との間に把持具15の挿入部16を挿入させるための被挿入部14が形成されている。図1〜図3に示されるように、清掃部材1には2つの被挿入部14が形成されており、2つに分岐した挿入部16を挿入できるようになっている。本実施形態における被挿入部14の数は2つであるが、被挿入部14の数は、挿入部16の分岐数に応じて適宜変更可能である。別の実施形態として、被挿入部14の数が3つ又はそれ以上である実施形態が挙げられる。
図2に示されるように、起毛部2は、第1繊維状部材3と、第1繊維状部材3の下側に重ねられた第2繊維状部材4と、第2繊維状部材4の下側に重ねられた第3繊維状部材5と、第3繊維状部材5の下側に重ねられた第4繊維状部材6とからなる4層構造の繊維状部材と、この4層構造の繊維状部材の下側(第4繊維状部材6の下側)に重ねられた短冊シート7とを備えている。本実施形態における起毛部2の繊維状部材は4層構造であるが、繊維状部材の層構造は適宜変更可能である。別の実施形態として、繊維状部材の層構造が1層構造、2層構造又は3層構造である実施形態が挙げられ、さらに別の実施形態として、繊維状部材の層構造が5層以上の構造である実施形態が挙げられる。また、本実施形態における起毛部2は短冊シート7を備えているが、短冊シート7の有無は適宜選択可能である。別の実施形態として、短冊シート7を省略した実施形態が挙げられる。
第1〜第4繊維状部材3〜6は、油剤が付着した繊維束であり、塵、埃等の吸着を促進させる作用をもたらす着塵油剤(例えば、流動パラフィンを主成分とする油剤)である。
前記繊維束は、例えば、トウ(TOW)、好ましくは、開繊されたトウである。なお、「トウ」は、JIS L 0204−3:1998の3.1.24に記載されるとおり、極めて多数のフィラメントをそろえた束を意味する。
前記繊維束は、スリットファイバ(フィルムを細長く切断し延伸させて造った繊維)、スプリットファイバ(細長いフィルムを網目構造に細分化して造った繊維)等の束であってもよい。
また、前記繊維束としては、例えば、熱可塑繊維からなる繊維束、熱可塑性繊維を含む繊維束等が挙げられる。
この繊維束を構成する繊維の原料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、レーヨン等が挙げられ、前記繊維束を構成する繊維の種類としては、例えば、単一繊維、複合繊維(例えば、芯鞘型複合繊維、サイドバイサイド型複合繊維)等が挙げられる。前記複合繊維は、熱融着性の点から、好ましくは、芯鞘型複合繊維であり、さらに好ましくは、芯の融点が鞘の融点よりも高い芯鞘型複合繊維である。
好ましい芯鞘型複合繊維としては、例えば、芯がポリプロピレン又はポリエチレンテレフタレートからなり、かつ鞘がポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維が挙げられ、さらに好ましい芯鞘型複合繊維としては、例えば、芯がポリエチレンテレフタレートからなり、かつ鞘がポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維が挙げられる。
前記繊維束を構成する繊維の繊度は、好ましくは1〜50dtex、さらに好ましくは2〜10dtexである。前記繊維束は、同一繊度を有する複数種の繊維を含んでもよいし、異なる繊度を有する単一又は複数種の繊維を含んでもよい。
本実施形態では、前記繊維束を構成する各繊維が捲縮繊維によって構成されている。各繊維を捲縮繊維によって構成することにより、前記繊維束を嵩高くすることができるとともに、捲縮部分に塵、埃等を取り込みやすい構造とすることができる。別の実施形態として、繊維束を構成する各繊維が非捲縮繊維によって構成されている実施形態が挙げられる。
短冊シート7は、後述するように、基材シート12及び保持シート13と同様に、熱可塑性繊維(熱融着性繊維)からなる不織布、又は熱可塑性繊維を含む不織布から形成され、基材シート12とほぼ同一幅、ほぼ同一長さの長方形状に形成される。短冊シート7には、短冊シート7の全体に亘って所定の間隔ごとに鋸歯形状の切れ込み(図示せず)が設けられ、この切れ込みによって短冊シート7の幅方向の両縁部に全長に亘って両縁が鋸歯形状の短冊片(図示せず)が形成される。
図1〜図3に示されるように、起毛部2の第1繊維状部材3の上側には基材シート12及び保持シート13が順に重ねられ、基材シート12と保持シート13との間に把持具15の挿入部16を挿入させるための被挿入部14が形成されている。
図3に示されるように、基材シート12及び保持シート13は、長方形状を有しており、両シート12、13は、幅方向(図3の左右方向)の寸法が同一に設定され、長さ方向(図3の上下方向)の寸法が基材シート12の方が長く設定されている。そして、基材シート12の長手方向の両端部が保持シート13の長手方向の両端から所定長さ外方に突出するように、基材シート12の上側に保持シート13が重ねられている。
基材シート12及び保持シート13は、熱可塑性繊維(熱融着性繊維)からなる不織布、又は熱可塑性繊維を含む不織布から形成されている。
前記熱可塑性繊維としては、例えば、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリエチレンとポリエチレンテレフタレートとの複合繊維、ポリエチレンとポリプロピレンとの複合繊維、例えば、芯がポリエチレンテレフタレートからなり、かつ鞘がポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維等が挙げられる。前記不織布の種類としては、例えば、サーマルボンド不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布等が挙げられる。
別の実施形態として、基材シート及び保持シートが、熱可塑性樹脂フィルム、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムから形成される実施形態が挙げられ、さらに別の実施形態として、基材シート及び保持シートが、不織布と樹脂フィルムとのラミネートシートから形成される実施形態が挙げられる。
基材シート12及び保持シート13は、後述する第1融着部形成装置158によって、起毛部2の全層(第1繊維状部材3、第2繊維状部材4、第3繊維状部材5、第4繊維状部材6及び短冊シート7)と一体に融着されており、清掃部材1には、図1〜図3に示されるように、幅方向の中央部において長手方向に延びる第1融着部8が形成されている。
さらに、基材シート12及び保持シート13は、第1融着部8の両側(図2における左右)において、後述する第2融着部形成装置134によって、起毛部2の1層(第1繊維状部材3)と一体に融着されている。そして、清掃部材1には、基材シート12及び保持シート13と第1繊維状部材3とを融着する、長手方向に延びる2本の第2融着部11が形成されている。2本の第2融着部11は、それぞれ、間欠的に形成されている。このように、第1繊維状部材3が基材シート12及び保持シート13と融着されることにより、第1繊維状部材3がこれらのシート12、13の動きに追従するので、使用状態において起毛部2がより広がりやすくなる。この結果、起毛部2が塵埃と接触しやすくなるため、該塵埃を絡め捕りやすくなり、ひいては、清掃効率が改善される。
基材シート12及び保持シート13は、第1融着部8において、起毛部2の全層(第1繊維状部材3、第2繊維状部材4、第3繊維状部材5、第4繊維状部材6及び短冊シート7)と融着されているとともに、2本の第2融着部11において、起毛部2の第1繊維状部材3と融着されている。これにより、基材シート12と保持シート13との間に、第1融着部8と、2本の第2融着部11とによって区画され、且つ基材シート12及び保持シート13の長手方向に延びる、長手方向の両端が開口した一対の袋状の空間が形成され、これらの空間が前記一対の被挿入部14となる。したがって、これらの一対の被挿入部14の袋状の内部に把持具15の挿入部16を挿入することができることとなる。
基材シート12及び保持シート13は、後述する第2融着部形成装置134によって、起毛部2の第1繊維状部材3とこれらの中央部において融着されている。即ち、清掃部材1には、図3に示されるように、基材シート12及び保持シート13の幅方向に所定の間隔をおいて一対の融着線18が形成されており、一対の融着線18の間に第1融着部8が形成されている。一対の融着線18は、製造の段階において第1融着部8の位置を管理するための目印であり、一対の熱融着線18の間に第1融着部8が配置されているか否かをセンサ等で管理することにより、良品、不良品の選別を実施することができる。
図1〜図3に示されるように、2本の第2融着部11は、基材シート12及び保持シート13の長手方向に間欠的に数カ所設けられており、2本の第2融着部11の非融着部分に、把持具15の各挿入部16の外方側に設けられた複数の円弧状の突起16aを係止させることが可能となっている。これにより、把持具15の各挿入部16が各被挿入部14から抜け出ることが防止される。
図1に示されるように、基材シート12及び保持シート13の幅方向の両縁部(2本の第2融着部11の外側部分)には、長手方向に沿って所定の間隔ごとに鋸歯形状の切れ込み20aが設けられており、切れ込み20aによって両縁が鋸歯形状の複数の短冊片20が設けられている。別の実施形態として、基材シート12及び保持シート13に鋸歯形状の切れ込み20aが設けられておらず、したがって短冊片20が設けられていない実施形態が挙げられる。
図1に示されるように、把持具15は、互いに平行に配置される一対の長方形板状の挿入部16と、各挿入部16の短手方向の両端側における外方側に位置する側面から突出した円弧状の一対の突起16aと、挿入部16の端部の一方に一体に設けられるホルダ部17とを有しており、例えば、プラスチック等から形成される。
清掃部材1の両被挿入部14内に把持具15の両挿入部16を挿入し、2本の第2融着部11の非融着部分に突起16aを係止させることにより、把持具15に清掃部材1が取り付けられる。そして、把持具15のホルダ部17を把持して、起毛部2を清掃対象箇所に接触させて所望の方向に移動させることにより、清掃対象箇所の塵、埃等が起毛部2に捕捉され、清掃対象箇所が清掃される。
なお、図1〜図3に示される清掃部材は、本発明による清掃部材を製造する方法及びシステムを用いて製造することができる清掃部材の一例であり、本発明による清掃部材を製造する方法及びシステムは、例えば、特開2000−296083号,同2003−265390号,同2003−268663号,同2004−223692号,同2005−046645号,同2005−095665号,同2005−111284号,同2005−137929号,同2005−137930号,同2005−137931号,同2005−144198号,同2005−169148号,同2005−199077号,同2005−230573号,同2005−237975号,同2006−015164号,同2006−034990号,同2006−141483号,同2007−135774号,同2007−209460号及び同2007−209461号,並びに2007−029136号,同2007−111297号,同2007−135666号,同2007−136156号,同2007−159612号,同2007−236690号,同2008−006260号,同2008−119171号及び同2007−029135号に記載の清掃部材を製造するために用いることができ、そしてこれらの公報を参照し、本明細書に組み入れる。
また、本開示の清掃部材の製造方法、及び清掃部材の製造システムは、例えば、US6,554,937B,US2002/148061A,US2003/0000934A,US2004/0149095A,US2005/0005381A,US2005/039285A,US2005/097695A,US2005/097696A,US2005/132521A,US2005/177967A,US2005/188490A,US2005/193513A,US2005/193514A,US2005/198760A,US2006/016035A,US2006/016036A,US2006/101601A,US2009/165230A及びUS2009/172904A,並びにUS2009/049633A,US2009/255078A及びUS2010/154156Aに記載の清掃部材を製造するために用いることができ、そしてこれらの公報を参照し、本明細書に組み入れる。
次いで、清掃部材1を製造する方法及び装置の一実施形態を図4に基づいて説明する。
図4は、清掃部材1を製造する方法及び装置を説明するための概略図であり、本実施形態では、図4に示される装置100を用いて、清掃部材1を製造する方法が実施される。
本実施形態において、清掃部材1の製造方法は、以下の工程1及び工程2を含む。
[工程1]繊維束を開繊する工程〜搬送する工程、及び帯状不織布を搬送する工程
[工程2]繊維束を用いて複層ウェブを製造し、複層ウェブから清掃部材1を切り出す(カットする)工程
<工程1>
以下、工程1について説明する。
本実施形態において、工程1は、以下の工程1a及び工程1bを含む。
[工程1a]第1の繊維束F1〜第4の繊維束F4を開繊する工程
[工程1b]第1の繊維束F1〜第4の繊維束F4を搬送する繊維束搬送工程
[工程1c]帯状不織布121,123を繊維束F1との合流部に向けて搬送する不織布搬送工程
本実施形態において、工程1は工程1aを含むが、工程1aの有無は、使用する繊維束の種類等に応じて適宜選択可能である。別の実施形態として、工程1aを省略した実施形態が挙げられる。例えば、繊維束が非捲縮繊維で構成されている場合、工程1aを省略することができる。
[工程1a]
以下、工程1aについて、第1の繊維束F1を開繊する工程を例として説明するが、その他の繊維束F2〜F4を開繊する工程も同様に実施される。
捲縮繊維で構成されている第1の繊維束F1は、収納コンテナ(不図示)から連続して引き出され、一定の周速V1で回転する第1のニップロール102a,102bに送られる。第1のニップロール102a,102bを通過した第1の繊維束F1は、複数の張力ロール104を通過して、周速V2で回転する第2のニップロール106a,106bに送られる。
第2のニップロール106a,106bの周速V2は、第1のニップロール102a,102bの周速V1よりも速くなっている。この周速の差により、第1のニップロール102a,102bと第2のニップロール106a,106bとの間において、第1の繊維束F1には張力が付与され、その結果、第1の繊維束F1が開繊される。
各張力ロール104は、例えば、中実のスチールから形成されており、回転に相当程度の力が必要となるように質量が調整されている。したがって、第1の繊維束F1が各張力ロール104を回転させながら第1のニップロール102a,102bから第2のニップロール106a,106bに向かって進む際、各張力ロール104の回転速度が急激に増加することが抑えられ、第1の繊維束F1の移動速度が急激に増加しないようになっている。
各張力ロール104は、第1の繊維束F1を徐々に開繊できるように、第1のニップロール102a,102bと第2のニップロール106a,106bとの間の行程が長くなるように配置されている。
第2のニップロール106a,106bを通過した第1の繊維束F1は、エアー供給器108を通過して、周速V3で回転する第3のニップロール112a,112bに送られる。第3のニップロール112a,112bの周速V3は、第2のニップロール106a,106bの周速V2よりも遅くなっている。この周速の差により、第2のニップロール106a,106bと第3のニップロール112a,112bとの間においては、第1のニップロール102a,102bと第2のニップロール106a,106bとの間に比べて、第1の繊維束F1の張力が緩和され、その結果、第1の繊維束F1がさらに開繊されるとともに、第1の繊維束F1の幅が拡幅される。
第2のニップロール106a,106bから第3のニップロール112a,112bへ送られる第1の繊維束F1には、エアー供給器108からエアーが吹き付けられ、その結果、第1の繊維束F1がさらに開繊される。
本実施形態において、第1の繊維束F1の開繊には、張力の付与及び緩和と、エアーの吹き付けとが用いられるが、開繊方法は適宜変更可能である。別の実施形態として、張力の付与及び緩和と、エアーの吹き付けのいずれか一方が用いられる実施形態が挙げられ、さらに別の実施形態として、張力の付与及び緩和と、エアーの吹き付けとに加えて、その他の開繊方法が使用される実施形態が挙げられる。また、本実施形態において、張力の付与及び緩和には、第1〜第3のニップロールが用いられるが、ニップロールの数は適宜変更可能である。別の実施形態として、張力の付与及び緩和のために、第1〜第3のニップロールに加えて、その他のニップロールが使用される実施形態が挙げられる。
第2のニップロール106a,106bと第3のニップロール112a,112bとの間におけるエアー供給器108の位置よりも搬送方向の下流側には、油剤槽114が設けられていて、エアー供給器108によりエアーが吹き付けられた第1の繊維束F1に対して、該油剤槽114内の油剤を転写ロール110によって転写、塗布する。
本実施形態において、油剤槽114に含まれる油剤は、塵、埃等の吸着を促進させる作用をもたらす着塵油剤(例えば、流動パラフィンを主成分とする油剤)である。
なお、この油剤槽114による油剤の転写、塗布は必ずしも必要ではない。
[工程1b]
以下、工程1bについて、第1の繊維束F1に対する繊維束搬送工程を例として説明するが、その他の繊維束F2〜F4に対する搬送工程も同様に実施される。
繊維束搬送工程においては、前記第3のニップロール112a,112bと、後述する合流部132である一対の第4のニップロール201a,201bと、これらの第3及び第4のニップロールの間に所定の間隔で設けられた搬送ロールとを有する繊維束搬送装置が用いられる。そして、第3のニップロール112a,112bから第1の繊維束F1が、搬送ロールを介して合流部132である第4のニップロール201a,201bに向けて搬送される。
このとき、第3のニップロール112a,112bと第4のニップロール201a,201bとの間においては、第1の繊維束F1は弛んだ状態で搬送される。また、搬送ロール210は第1の繊維束F1におけるその弛んだ部分を支持しながら搬送する。なお、この第1の繊維束の弛みは、例えば、第1の繊維束F1を、第3のニップロール112a,112bと第4のニップロール201a,201bとの間の距離よりも長めに、第3のニップロール112a,112bから事前に送り出しておくことにより形成する。そして、これらの第3のニップロール112a,112bと第4のニップロール201a,201bとの回転速度や回転のタイミング等を調整することにより、第1の繊維束F1の一定の弛みを維持することができる。
また、第3のニップロール112a,112bを通過すると、その後、第1の繊維束F1は合流部132までニップロール、張力ロール等を通過しない。
したがって、この繊維束搬送工程においては、第1の繊維束F1に対しては、自重や搬送に必要な最小限度の張力程度しか作用せず、第1のニップロール102a、102b〜第3のニップロール112a、112b間の張力のような開繊が進む張力は加えられない。したがって、この繊維束搬送工程においては、第1の繊維束F1が張力によって幅入りすることはなく、また開繊の進行も抑えられる。
そして、第1の繊維束F1は、合流部132に搬送され、また、第2〜第4の繊維束F2〜F4についても前記工程1bを経た後、それぞれ、合流部136,138,140に搬送されることとなる。
[工程1c]
工程1cにおいては、工程1bを経た繊維束との合流部において重ね合わせる帯状不織布121,123をその合流部に向けて搬送する。
帯状不織布121,123は、それぞれ、清掃部材1の基材シート12,保持シート13に対応し、次に述べるようにこれらの帯状不織布を重ねわせることにより形成された複層ウェブS1として合流点132に搬送する。
帯状不織布121は、不織布ロール120から連続的に巻出され、上下2段に配設された複数のロールを含み、下段に位置するロールが上下に揺動するダンサロール124を通過することによって間欠的に搬送される。同様に、帯状不織布123は、不織布ロール122から連続的に巻出され、上下2段に配設された複数のロールを含み、下段に位置するロールが上下に揺動するダンサロール126を通過することによって間欠的に搬送される。なお、「間欠的に搬送される」とは、帯状不織布121,123が、一定の距離(例えば、ほぼ清掃部材1の幅方向長さ)だけ搬送方向に進み、一定時間搬送を停止することを繰り返し行うように搬送されることをいう。このように、帯状不織布121,123が間欠的に搬送されることによって、後述する接合工程において複層ウェブの構成要素を融着させるための該複層ウェブ停止時間を確保することができる。
帯状不織布121,123は、一定の張力を保ちながら、合流部128において帯状不織布用の一対の不織布ニップロール129a,129bにより、2つの帯状不織布からなる複層ウェブS1を形成し、複層ウェブS1は、鋸歯形状の刃(不図示)がその表面において周方向に間欠的に形成されているギャザーカッタ130を通過する。これにより、基材シート12及び保持シート13の切れ込み20a(図1参照)に対応する切れ込みが形成される。そして、複層ウェブS1は一定の張力を保ちながら合流部132に進む。
<工程2>
以下、工程2について説明する。
本実施形態において、工程2は、以下の工程2a〜工程2cを含む。
[工程2a]工程1bを経た繊維束を帯状不織布と重ねて複層ウェブを形成する複層ウェブ形成工程
[工程2b]複層ウェブに含まれる繊維束と帯状不織布とを接合する接合工程
[工程2c]複層ウェブを幅方向に切断して、複層ウェブから個々の清掃部材1を切り出す切断工程
[工程2a]
以下、工程2aについて説明する。
本実施形態において、工程1bを経た繊維束と帯状不織布121,123とが重ね合わされる。別の実施形態として、これらの帯状不織布のうち1つ又は2つが、工程1bを経た繊維束と重ねられる実施形態が挙げられ、さらに別の実施形態として、これらの帯状不織布に加えて、その他の帯状不織布が、工程1bを経た繊維束と重ねられる実施形態が挙げられる。いずれの実施形態においても、積層順序は特に限定されるものではないが、帯状不織布が最外層に位置するように積層されることが好ましい。
帯状不織布121,123は、それぞれ、清掃部材1の基材シート12,保持シート13に対応する。帯状不織布121は、不織布ロール120から連続的に巻出され、上下2段に配設された複数のロールを含み、下段に位置するロールが上下に揺動するダンサロール124を通過することによって間欠的に搬送される。同様に、帯状不織布123は、不織布ロール122から連続的に巻出され、上下2段に配設された複数のロールを含み、下段に位置するロールが上下に揺動するダンサロール126を通過することによって間欠的に搬送される。なお、「間欠的に搬送される」とは、帯状不織布121,123が、一定の距離(例えば、ほぼ清掃部材1の幅方向長さ)だけ搬送方向に進み、一定時間搬送を停止することを繰り返し行うように搬送されることをいう。このように、帯状不織布121,123が間欠的に搬送されることによって、後述する複層ウェブの構成要素を融着させるための時間を確保することができる。
帯状不織布121,123は、一定の張力を保ちながら、合流部128において一対のニップロールにより2つの帯状不織布からなる複層ウェブS1を形成し、複層ウェブS1は、鋸歯形状の刃(不図示)がその表面において周方向に間欠的に形成されているギャザーカッタ130を通過する。これにより、基材シート12及び保持シート13の切れ込み20a(図1参照)に対応する切れ込みが形成される。そして、複層ウェブS1は一定の張力を保ちながら合流部132に進む。
複層ウェブS1は、合流部132において、工程1を経た、張力が加えられていない第1の繊維束F1と合流する。そして、複層ウェブS1と第1の繊維束F1とが重ね合されることにより複層ウェブS2が形成される。このとき、複層ウェブS2を形成する複層ウェブ形成装置は、前記複層ウェブS1である複層の帯状不織布と第1の繊維束F1とを重ね合わせる第4のニップロール201a,201bであり、これらの第4のニップロール201a,201bのロール間が実質的に合流点132となる。
図5は、前記繊維束搬送工程により搬送された第1の繊維束F1と、帯状不織布121,123により形成され、不織布搬送工程により搬送された複層ウェブS1とを積み重ねて複層ウェブS2を形成する複層ウェブ形成工程中の状態を示すものである。
この図5に示すように、繊維束搬送工程により搬送された第1の繊維束F1は、合流点132である第4のニップロール201a,201bよりも上流側、即ち複層ウェブS2が形成される前においては、ある程度弛んだ状態で搬送されている。一方で、不織布搬送工程により搬送された複層ウェブS1(帯状不織布)は、弛むことなく且つ幅入りしない程度の張力が作用した状態で合流点132に搬送される。
さらに、第4のニップロール201a,201bにより第1の繊維束F1と複層ウェブS1とを重ね合わせて複層ウェブS2を形成された後は繊維束の弛みは解消されるが、該繊維束に作用する張力は、依然として幅入りしない程度の大きさが維持される。また、複層ウェブS1についても、幅入りしない程度の大きさが維持される。
したがって、第1の繊維束F1と複層ウェブS1とからなる複層ウェブS2は、全体として幅入りしない程度の張力が作用した状態で後工程の接合工程に係る装置である第2融着部形成装置134に搬送されることとなる。
このように、弛みにより幅入りしない程度の張力を常時維持しながら、複層ウェブS2を形成した後であっても幅入りしない程度の張力が維持されるため、複層ウェブS2の形成前はもちろんのこと、形成時及び形成後に第1の繊維束F1の開繊が抑えられ、第1の繊維束F1の長さの制御を行いやすい。しかも、第1の繊維束F1が後述する接合工程において使用される第2融着部形成装置134に向けて引っ張られたとしても、弛んでいる分だけ開繊が進むような大きな張力が作用することが抑止される。
一方で、接合工程において複層ウェブS2構成を構成する第1の繊維束F1と帯状不織布(複層ウェブS1)との融着時、融着時間確保のために一時的に該複層ウェブS2の搬送一時停止するため、それに伴って前記第1の繊維束F1の搬送も一時停止するが、該第1の繊維束はその搬送の停止により弛みが形成されても全く問題がないため、停止時間を十分に確保することができる。したがって、幅入りしない程度の張力を維持しながら接合するための時間を確保することが可能となる。
複層ウェブS2は、合流部136,138,140において、工程1を経た第2の繊維束F2〜第4の繊維束F4と順次合流し、複層ウェブS2に第2の繊維束F2〜第4の繊維束F4が順次重ね合されて複層ウェブS3が形成される。
なお、合流部136,138,140においては、図4に示すように、複層ウェブ形成装置としての一対のニップロール202a,202b、203a,203b、204a,202bのそれぞれにより、複層ウェブS2に対して第2の繊維束F2〜第4の繊維束F4が順次重ね合わされ、複層ウェブS3が形成されることとなる。
ここで、複層ウェブS3を形成した後、前述した帯状不織布121,123とは別に、清掃部材1の短冊シート7に対応する帯状不織布151を、合流部156において複層ウェブS3に重ね合わせ、複層ウェブS4を形成する。
帯状不織布151は、この帯状不織布151用の不織布搬送工程において、各種ロールにより形成される不織布搬送装置により搬送される。即ち、帯状不織布151用の不織布搬送工程では、不織布ロール150から連続的に巻出され、ダンサロール152を通過することによって間欠的に搬送され、ギャザーカッタ154を通過させる。ギャザーカッタ154は、その表面にその周方向に連続した鋸歯形状の刃(不図示)を有していて、これにより、ギャザーカッタ154を通過した帯状不織布151に鋸歯形状の切れ込み(不図示)が形成される。
そして、帯状不織布151は、合流部156において複層ウェブS3と合流し、一対のニップロールにより複層ウェブS3に帯状不織布151が重ねられ、複層ウェブS4が形成されることとなる。
[工程2b]
以下、工程2bについて説明する。
複層ウェブS2は、第2の繊維束F2〜第4の繊維束F4と合流する前に、前記接合工程において使用される接合装置としての第2融着部形成装置134を通過する。第2融着部形成装置134は、複層ウェブS2に含まれる帯状不織布121,123及び第1の繊維束F1を融着し、2本の第2融着部11(図3参照)を形成する。これにより、複層ウェブS2は、その厚さ方向にわたって融着される。本実施形態では、第2融着部形成装置134として、ヒートシール装置が使用されているが、その他のシール装置(例えば、超音波シール装置等)を使用してもよい。
複層ウェブS4は、接合装置としての第1融着部形成装置158を通過する。第1融着部形成装置158は、複層ウェブS4の全体を融着し、複層ウェブS4に第1融着部8(図3等参照)を形成する。これにより、複層ウェブS4が、その厚さ方向にわたって融着される。本実施形態では、第1融着部形成装置154として、ヒートシール装置が使用されているが、融着部形成装置は適宜変更可能である。別の実施形態として、超音波シール装置が使用される実施形態が挙げられる。
[工程2c]
以下、工程2cについて説明する。
第1融着部形成装置158を通過した複層ウェブS4が、カッターを備えた切断装置160により複層ウェブS4の幅方向に切断され、これにより個々の清掃部材1が切り出される。
本実施形態によって製造された清掃部材1は、短冊シート7を含むが、別の実施形態によって製造された清掃部材は、短冊シート7を含まない。また、本実施形態によって製造された清掃部材1では、被挿入部14が、清掃部材1の表面に位置するが、別の実施形態によって製造された清掃部材は、基材シート12及び保持シート13と繊維状部材3〜6との積み重ねの順番を変更することによって、被挿入部14が、隣接する繊維状部材3〜6のいずれかの間に配置される。それにより、清掃部材1の両面を使用して清掃することができる。このとき、被挿入部14への挿入部16の挿入を容易にするために、基材シート12及び保持シート13の長手方向(図3の上下方向)の寸法を、繊維状部材3〜6よりも長くすることが好ましく、これらの寸法を任意に決定することができる。また、このとき、短冊シート7を使用してもしなくてもよいし、清掃部材1の両面に短冊シート7を配置してもよい。
本願は、下記出願の利益を主張し、これら全体を参照し、本明細書に組み入れる。
(1)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289181号、及びその優先権を主張する米国出願、すなわち、米国特許出願第13/749,721号、
(2)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289182号、及びその優先権を主張する米国出願、すなわち、米国特許出願第13/749,719号、
(3)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289174号、及びその優先権を主張する米国出願、すなわち、米国特許出願第13/749,716号、
(4)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289189号、及びその優先権を主張する米国出願、すなわち、米国特許出願第13/749,724号、
(5)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289175号、及びその優先権を主張する米国出願、すなわち、米国特許出願第13/749,723号、
(6)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289188号、及びその優先権を主張する米国出願、すなわち、米国特許出願第13/749,722号、
(7)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289179号、及びその優先権を主張する米国出願、すなわち、米国特許出願第13/749,726号、
(8)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289177号、及びその優先権を主張する米国出願、すなわち、米国特許出願第13/749,718号、
(9)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289184号、及びその優先権を主張する米国出願、すなわち、米国特許出願第13/749,725号、
(10)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289178号、及びその優先権を主張する米国出願、すなわち、米国特許出願第13/749,714号、
(11)2012年12月29日に日本国に出願された特願2012−289176号、及びその優先権を主張する米国出願、すなわち、米国特許出願第13/749,713号、
(12)2013年1月10日に日本国に出願された特願2013−002855号、及びその優先権を主張する米国出願、すなわち、米国特許出願第13/749,717号、並びに
(13)2013年1月10日に日本国に出願された特願2013−002857号、及びその優先権を主張する米国出願、すなわち、米国特許出願第13/749,715号。
1 清掃部材
2 起毛部
3 第1繊維状部材
4 第2繊維状部材
5 第3繊維状部材
6 第4繊維状部材
7 短冊シート
8 第1融着部
11 第2融着部
12 基材シート
13 保持シート
14 被挿入部
15 把持具
16 挿入部
16a 突起
17 ホルダ部
18 融着線
20 短冊片
20a 切れ込み
100 清掃部材の製造装置
102a,b 第1のニップロール
104 張力ロール
106a,b 第2のニップロール
108 エアー供給器
110 転写ロール
112a,b 第3のニップロール
114 油剤槽
120,122,150 不織布ロール
121,123,151 帯状不織布
124,126,152 ダンサロール
128,132、136,138,140,156 合流部
130,154 ギャザーカッタ
134 第2融着部形成装置
158 第1融着部形成装置
160 切断装置

Claims (12)

  1. 繊維束と帯状不織布とを重ね合わせることにより形成された複層ウェブから得られる清掃部材を製造する方法であって、
    前記繊維束を、前記帯状不織布と重ね合わせる合流部に向けて搬送する繊維束搬送工程と、
    前記帯状不織布を前記合流部に向けて搬送する不織布搬送工程と、
    前記繊維束搬送工程で搬送された繊維束と、前記不織布搬送工程で搬送された帯状不織布とを前記合流部において重ね合わせることにより前記複層ウェブを形成する複層ウェブ形成工程と、
    前記複層ウェブ中の繊維束と帯状不織布とを相互に接合する接合工程とを含み、
    前記繊維束搬送工程において、前記繊維束を、該繊維束が幅入りしない程度の張力で搬送すると共に、前記複層ウェブ形成工程おいて、前記繊維束を前記幅入りしない程度の張力が作用した状態で前記帯状不織布と重ね合わせて複層ウェブを形成する、清掃部材の製造方法。
  2. 前記繊維束搬送工程は、前記繊維束を搬送方向に弛ませながら搬送する、請求項1に記載の清掃部材の製造方法。
  3. 前記繊維束搬送工程において、前記繊維束を直線的に搬送する、請求項1又は請求項2に記載の清掃部材の製造方法。
  4. 前記不織布搬送工程において、前記帯状不織布を直線的に搬送する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の清掃部材の製造方法。
  5. 前記繊維束搬送工程において、前記繊維束の幅方向の長さを一定に維持しながら搬送する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の清掃部材の製造方法。
  6. 前記不織布搬送工程において、前記帯状不織布の幅方向の長さを一定に維持しながら搬送する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の清掃部材の製造方法。
  7. 前記接合工程は、繊維束と帯状不織布とを融着することにより相互に接合する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の清掃部材の製造方法。
  8. 前記繊維束は開繊されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の清掃部材の製造方法。
  9. 前記接合工程の後に複層ウェブを幅方向に切断する切断工程を行う、請求項1〜7のいずれか1項に記載の清掃部材の製造方法。
  10. 繊維束と帯状不織布とを重ね合わせることにより形成された複層ウェブから清掃部材を製造するシステムであって、
    前記繊維束を、前記帯状不織布と重ね合わせる合流部に向けて連続的に搬送する繊維束搬送装置と、
    前記帯状不織布を前記合流部に向けて連続的に搬送する不織布搬送装置と、
    前記繊維束搬送装置によって搬送された繊維束と、前記不織布搬送装置によって搬送された帯状不織布とを前記合流部において重ね合わせることにより前記複層ウェブを形成する複層ウェブ形成装置と、
    前記複層ウェブ中の繊維束と帯状不織布とを相互に接合する接合装置とを含み、
    前記繊維束搬送装置は、前記繊維束を、該繊維束が幅入りしない程度の張力で搬送可能であると共に、前記複層ウェブ形成装置は、前記繊維束を前記幅入りしない程度の張力を作用させながら前記帯状不織布と重ね合わせて複層ウェブを形成可能である、清掃部材の製造システム。
  11. 前記繊維束搬送装置は、前記繊維束を長さ方向に弛ませながら搬送可能である、請求項10に記載の清掃部材の製造システム。
  12. 前記製造システムは、複層ウェブを幅方向に切断する切断装置を備えている、請求項10又は請求項11に記載の清掃部材の製造システム。
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