JPWO2011074511A1 - 存在判定装置、システム、方法及びプログラム - Google Patents

存在判定装置、システム、方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

本発明の課題は、移動体が特定エリアから退出したことを高精度で判定することである。本発明の解決手段は、第1の動きセンサは、第1のエリア内の移動体の動きを検出する。第2の動きセンサは、第1のエリアを包含する第2のエリア内の移動体の動きを検出する。時間判定部は、第1の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点から、第2の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第1の閾値以上であるか否かを判定する。存在判定部は、時間判定部により時間差が第1の閾値以上であると判定された場合に、第1のエリアに移動体は存在しないと判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、特定エリアに移動体が存在するか否かを判定する装置に関する。
焦電センサ等の動き検知センサを用いて特定のエリアにおける移動体の存在を判定する種々の装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、異なる検知エリアにそれぞれ対応する検出素子を設け、各検出素子から出力される検出信号の先後関係により移動体の侵入と退出を判断する装置が開示されている。また、特許文献2には、人感センサにより動きが検出されないときにタイマカウンタをスタートし、一定時間経過後に電気機器をオフにする装置が開示されている。
特開平8−146149号公報 特開2004−309051号公報
しかし、上述の特許文献1の装置では、検知エリアが隣接して配置されるため、検知エリアと検知エリアの隙間に移動体が滞在した場合には移動体の存在を検出することができないという問題があった。また、特許文献2の装置では、センサにより動きが検出されなくなってから一定時間経過後に電気機器をオフにしているが、このようなタイムアウト処理では、実際に移動体がいなくなってからシステムがオフするまでに長時間の遅れが発生する。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、移動体が特定エリアから退出したことを高精度で判定することができる存在判定装置、システム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、第1のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点から、前記第1のエリアを包含する第2のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第1の閾値以上であるか否かを判定する時間判定部と、前記時間判定部により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する存在判定部と、を備えることを特徴とする存在判定装置である。
本発明は、第1のエリア内の移動体の動きを検出する第1の動きセンサと、前記第1のエリアを包含する第2のエリア内の移動体の動きを検出する第2の動きセンサと、第1の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点から、第2の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第1の閾値以上であるか否かを判定する時間判定部と、前記時間判定部により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する存在判定部と、を備えることを特徴とする存在判定システムである。
本発明は、第1のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点から、前記第1のエリアを包含する第2のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第1の閾値以上であるか否かを判定し、前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定した場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定することを特徴とする存在判定方法である。
本発明は、第1のエリア内の移動体の動きを検出する第1の動きセンサと前記第1のエリアを包含する第2のエリア内の移動体の動きを検出する第2の動きセンサとが接続されているコンピュータに、第1の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点から、第2の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第1の閾値以上であるか否かを判定する時間判定機能と、前記時間判定機能により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する存在判定機能と、を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、特定エリアから移動体が退出したことを高精度で判定することができる。
図1は本発明の第1の実施形態に係る存在判定装置のブロック図である。 図2は第1のエリアから移動体が離脱する場面を説明するための図である。 図3は第1の実施形態の存在判定装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図4は第1の実施形態の変形例の存在判定装置のブロック図である。 図5は本発明の第2の実施形態に係る存在判定装置のブロック図である。 図6は第2の実施形態の存在判定装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図7は本発明の第3の実施形態に係る存在判定装置のブロック図である。 図8は第3の実施形態の存在判定装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図9は本発明の第4の実施形態に係る存在判定装置のブロック図である。 図10は第4の実施形態の存在判定装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図11は本発明の第5の実施形態に係る存在判定装置の構成図である。 図12は第1の動きセンサと第2の動きセンサにより取得された出力値を例示する図である。 図13は第5の実施形態の存在判定装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図14は第5の実施形態の存在判定装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図15は第5の実施形態の存在判定装置の動作を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。本発明に係る存在判定装置は特定エリアから移動体が退出したか否かを判定するためのものである。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る存在判定装置のブロック図である。第1の実施形態にかかる存在判定装置は、第1の動きセンサ11と、第2の動きセンサ12と、時間判定部13と、存在判定部14とを備える。
第1の動きセンサ11は、特定エリア(以下、第1のエリア)内の移動体の動きを検出する。
第2の動きセンサ12は、第1のエリアを包含し、第1のエリアより広い第2のエリア内の移動体の動きを検出する。
第1の動きセンサ11及び第2の動きセンサ12には、例えば焦電センサ、屋内型簡易レーダ、振動センサ等を用いてもよい。なお、第2の動きセンサ12の検出範囲である第2のエリアが、第1の動きセンサ11の検出範囲である第1のエリアを包含していれば、第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12の設置場所については各エリア内に限定されない。
時間判定部13は、第1の動きセンサ11による計測値が所定値以下となった時点から、第2の動きセンサ12による計測値が所定値以下となった時点までの時間差D1が閾値時間T2以上であるか否かを判定する。各センサによる計測値が所定値以下となった時点を、そのセンサの対応するエリアで移動体が検出されなくなった時点とみなすことにより、第2のエリアで移動体が検出されなくなった時刻T1bが、第1のエリアで移動体が検出されなくなった時刻T1aより閾値時間T2以上遅れているか否かを判定することで、移動体が第1のエリアから離脱したか否かが判定できる。これは、図2に示すように、移動体Oが第1のエリアから離脱するとき、移動体Oは第1のエリアから出た後に必ず第2のエリアを通過して第2のエリアから出るため、第2の動きセンサ12で移動体の動きが検出されなくなるのは必ず第1の動きセンサ11で動きが検出されなくなった後であることによる。
存在判定部14は、時間判定部13による判定結果が、時間差D1が閾値時間T2以上であることを示す場合には、第1のエリアに移動体は存在しないと判定する。
なお、閾値時間T2は、予め与えた固定値でもよく、また、センサで検出された動きの強さに応じて変化させた値でもよい。閾値時間T2を、第1の動きセンサ11や第2の動きセンサ12で検出された動きが強い場合に小さく、弱い場合に大きく変化させることにより、移動体Oの移動速度に応じた閾値時間T2を設定することができ、第1のエリアからの離脱判定を高精度化することができる。
次に、第1の実施形態の存在判定装置の動作について図3のフローチャートを参照して説明する。
第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12は、定期的に計測を実施し、動きを検出する(ステップS11)。第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12による計測結果は、時間判定部13により記憶領域に記憶される。
時間判定部13は、センサによる計測結果に基づいて、第2の動きセンサ12による計測値が所定値以下となった時刻T1bから、第1の動きセンサ11による計測値が所定値以下となった時刻T1aを差し引いた時間差D1が閾値時間T2以上か否かを判定する(ステップS12)。
存在判定部14は、時間判定部13からの判定結果に基づいて移動体が第1のエリアに存在するかを判定する(ステップS13)。具体的には、時間判定部13からの判定結果が、時間差D1が閾値時間T2以上であることを示す場合には第1のエリアに移動体は不在であると判定し、そうでない場合には第1のエリアに移動体は存在すると判定する。
存在判定部14は、ステップ13における判定結果を出力する(ステップS14)。
そして、移動体の存在判定を終了する場合には本処理を終了し(ステップS15:YES)、継続する場合にはステップS11に戻る(ステップS15:NO)。
以上のように、本実施の形態によれば、特定エリアで動きが検出されなくなった時点から、特定エリアを包含する第2のエリアで動きが検出されなくなった時点までの時間差D1が閾値時間T2以上であるか否かを判定することにより、特定エリアにおいて移動体が不在であることを高精度で判定することができる。
尚、存在判定部14は、時間判定部13による判定結果が、時間差D1が閾値時間T2以上であることを示す場合、予め設定された一定時間、第1の動きセンサ11及び第2の動きセンサ12による計測値が所定値以下であったときに第1のエリアに移動体は存在しないと判定してもよい。
また、第1の実施形態の変形例として、移動体が特定エリアに存在するか否かを判定する存在判定処理にてタイムアウト処理を併用してもよい。この場合の存在判定装置のブロック図を図4に示す。この変形例における存在判定部14は、第1の動きセンサ11による計測値が所定値以下となった時刻から所定のタイムアウト時間T3が経過した場合と、タイムアウト時間T3が経過するまでに時間判定部13により時間差D1が閾値時間T2以上であると判定された場合に、第1のエリアに移動体は存在しないと判定する。これにより移動体が特定エリアから出たことを、より確実に判定することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る存在判定装置について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係る存在判定装置のブロック図である。本実施形態では、第1の実施形態と同様の機能を有するものについては同じ符号を付して説明を省略する。
第3の動きセンサ21は、第2のエリアをさらに包含し、第2のエリアより広い第3のエリア内の移動体の動きを検出する。第3の動きセンサ21は、例えば焦電センサ、屋内型簡易レーダ、振動センサ等を用いてもよい。第3の動きセンサ21の検出範囲である第3のエリアが、第2の動きセンサ12の検出範囲である第2のエリアを包含していれば、第3の動きセンサ21の設置場所については第3のエリア内に限定されない。
時間判定部23は、第1の動きセンサ11による計測値が所定値以下となった時点から、第2の動きセンサ12による計測値が所定値以下となった時点までの時間差D1が閾値時間T2以上であるか否かと、第1の動きセンサ11による計測値が所定値以下となった時点から、第3の動きセンサ21による計測値が所定値以下となった時点までの時間差D2が閾値時間T4(第2の閾値)以上であるか否かとを判定する。
存在判定部24は、第1の動きセンサ11による計測値が所定値以下となってから所定のタイムアウト時間T3が経過した場合と、タイムアウト時間T3が経過するまでに、時間判定部23による判定結果が、時間差D1が閾値時間T2以上でありかつ時間差D2が閾値時間T4以上であることを示す場合に第1のエリアに移動体は存在しないと判定する。なお、閾値時間T4は、予め与えた固定値でもよく、また、センサで検出された動きの強さに応じて変化させた値でもよい。閾値時間T4を、第1の動きセンサ11や第3の動きセンサ21で検出された動きが強い場合に小さく、弱い場合に大きく変化させることにより、移動体Oの移動速度に応じた閾値時間T4を設定することができ、第1のエリアからの離脱判定を高精度化することができる。
次に、第2の実施形態の存在判定装置の動作について図6のフローチャートを参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様の動作については同じ符号を付して説明を省略する。
第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12と第3の動きセンサ21は、定期的に計測を実施し、動きを検出する(ステップS21)。第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12と第3の動きセンサ21による計測結果は時間判定部23に供給される。時間判定部23は、各センサの計測結果を記憶領域に記憶する。また、第1の動きセンサ11による計測結果は存在判定部24にも供給される。
次に、時間判定部23は、センサによる計測結果に基づいて、第2の動きセンサ12による計測値が所定値以下となった時刻T1bから、第1の動きセンサ11による計測値が所定値以下となった時刻T1aを差し引いた時間差D1が閾値時間T2以上か否かと、第3の動きセンサ21による計測値が所定値以下となった時刻T1cから、第1の動きセンサ11による計測値が所定値以下となった時刻T1aを差し引いた時間差D2が閾値時間T4以上か否かとを判定する(ステップS22)。
存在判定部24は、第1の動きセンサ11による計測結果と時間判定部23からの判定結果に基づいて、移動体が第1のエリアに存在するかを判定する(ステップS23)。具体的には、第1の動きセンサ11による計測値が所定値以下となってからタイムアウト時間T3が経過した場合には、第1のエリアに移動体は不在であると判定する。また、タイムアウト時間T3が経過していないときは、時間判定部23からの判定結果が、時間差D1が閾値時間T2以上でありかつ時間差D2が閾値時間T4以上であることを示す場合には第1のエリアに移動体は不在であると判定し、そうでない場合には第1のエリアに移動体は存在すると判定する。
以上のように、本実施の形態によれば、第3のエリアを検出範囲とする第3の動きセンサ21による検出結果をさらに存在判定に用いるため、判定結果をより高精度化することができる。
尚、上述では、存在判定部24は、時間差D1が閾値時間T2以上であることと、時間差D2が閾値時間T5以上であることの、双方の条件を満たす場合に、第1のエリアに移動体は不在であると判定するようにしているが、これに限定されず、少なくとも一方の条件を満たせば、第1のエリアに移動体は不在であると判定するようにしてもよい。
また、存在判定部24は、時間差D1と時間差D2について上述の判定条件を満たす場合に、予め設定された一定時間、第1の動きセンサ11及び第2の動きセンサ12及び第3の動きセンサ21による計測値が所定値以下であったときに第1のエリアに移動体は存在しないと判定してもよい。
また、4つ以上の動きセンサを用いて上記と同様にして第1のエリアにおける移動体の存在判定を行ってもよい。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態に係る存在判定装置について説明する。図7は、本発明の第3の実施形態に係る存在判定装置のブロック図である。本実施形態では、第1の実施形態と同様の機能を有するものについては同じ符号を付して説明を省略する。
環境センサ31は、第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12の環境要因による感度変化を補正するための計測を行う。第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12として焦電センサを用いる場合、環境センサ31には温度センサや照度センサを用いる。焦電センサの感度は温度や照度等の環境要因により変化するからである。
感度補正部32は、環境センサ31による計測結果に基づいて第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12の感度補正を行う。環境センサ31として温度センサを用いた場合、環境センサ31による測定温度が所定の上限値よりも高いときには第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12の感度を高く設定し、環境センサ31による測定温度が所定の下限値よりも低いときには第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12の感度を低く設定する。また、環境センサ31として照度センサを用いた場合、環境センサ31による測定照度が所定の上限値よりも高いときには第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12の感度を高く設定し、環境センサ31による測定照度が所定の下限値よりも低いときには第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12の感度を低く設定する。
次に、第3の実施形態の存在判定装置の動作について図8のフローチャートを参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様の動作については同じ符号を付して説明を省略する。
環境センサ31は、定期的に計測を実施する(ステップS31)。環境センサ31による計測結果は感度補正部32に供給される。
感度補正部32は、環境センサ31による計測結果に基づいて第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12の必要な感度補正を行う(ステップS32)。具体的には、感度補正部32は、環境センサ31から取得した計測値が所定範囲内にあるか否かを判定し、所定範囲内にある場合には感度補正は行わない。また、環境センサ31による計測値が予め設定された上限値よりも高いときには第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12の感度を高く設定し、測定値が予め設定された下限値よりも低いときには第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12の感度を低く設定する。
以上のように、本実施の形態によれば、環境要因による第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12の感度変化を補正することにより、特定エリアにおいて移動体が不在であることを高精度で判定することができる。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態に係る存在判定装置について説明する。図9は、本発明の第4の実施形態に係る存在判定装置のブロック図である。本実施形態では、第1の実施形態と同様の機能を有するものについては同じ符号を付して説明を省略する。
電源制御部41は、存在判定部44から、第1のエリアに移動体は不在である旨の判定結果が入力されると、第1の動きセンサ11以外の動きセンサ(第2の動きセンサ12)の電源を切断する。
存在判定部44は、第1の実施形態と同様にして、第1のエリアに移動体が存在するか否かを判定し、判定結果を出力するとともに、その判定結果を電源制御部41に供給する。
次に、第4の実施形態の存在判定装置の動作について図10のフローチャートを参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様の動作については同じ符号を付して説明を省略する。
存在判定部24は、ステップS13における判定結果を電源制御部に入力する。電源制御部41は、判定結果に基づいて、第1の動きセンサ以外の動きセンサについて必要な電源切断を行う(ステップS41)。具体的には、判定結果が、第1のエリアに移動体は不在であることを示す場合には第2の動きセンサ12の電源を切断し、判定結果が、第1のエリアに移動体が存在することを示す場合には電源切断は行わない。
これにより、第1のエリアに移動体は不在であると判定された場合には、第2の動きセンサ12による動き検出が不要となるため、必要のないセンサの電源を切断して消費電力を削減することができる。
尚、第1のエリアに移動体が不在となった後、移動体が再び第1のエリアに入ってきた場合には第1の動きセンサ11がこれを検知する。この検知に応答して、電源制御部24は、第2の動きセンサ12の電源を再びオンにしてもよい。
<第5の実施形態>
次に、第5の実施形態について図面を参照して説明する。第5の実施形態では、上述した第1の実施形態に示される存在判定装置をコンピュータにより実現する例である。本実施形態に係る存在判定装置は、コンピュータ前に利用者が存在するか否かを判定するものである。
図11は本実施形態に係る存在判定装置の構成図である。存在判定装置は、コンピュータ51と、液晶ディスプレイ等の表示装置52と、第1の動きセンサ11と、第2の動きセンサ12とを備える。
コンピュータ51は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only
Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含む制御部と511、ハードディスク装置等を含む記憶部512とを備える。コンピュータ51の制御部511は、記憶部512に予め記憶された動作プログラム等を読み出して実行することにより、時間判定部13と、存在判定部14とを論理的に実現する。
第1の動きセンサ11は、コンピュータ51の前方付近(第1のエリア)が検知範囲となるよう配置される。第2の動きセンサ12は、第1の動きセンサ11の検知範囲を包含するエリア(第2のエリア)が検知範囲となるよう配置される。第1の動きセンサ11及び第2の動きセンサ12は、例えば計測周波数30Hzで熱源の動きを計測して出力する焦電センサにより実現する。
実際にコンピュータの前方付近から遠方へ利用者が離脱し、再びコンピュータ前方に戻ってくる際に、第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12により取得された出力値を図12に示す。図12からも、検出範囲の異なる第1の動きセンサ11と第2の動きセンサ12の反応時間差に基づいて特定エリアからの移動体の離脱が判定できることが分かる。
次に、第5の実施形態の存在判定装置の動作について図13乃至15を参照して説明する。
第2の動きセンサ12による計測値を取得したときのフローチャートを図13に示す。
時間判定部13は、第2の動きセンサ12による計測値を取得すると(ステップS51)、取得した計測値が、動き検出のための閾値TH1より大きいか否かを判定し、大きい場合には、第2の動きセンサ12により動きが検出されたと判定する(ステップS52)。ここで判定に用いる計測値は例えば所定時間内(0.5秒等)に第2の動きセンサ12により計測された値の標準偏差である。
第2の動きセンサ12で動きが検出された場合(ステップS52:YES)、時間判定部13は、その時刻を第2の動きセンサ12の最終動き検出時刻TM1bとして更新して記憶する(ステップS53)。第2の動きセンサ12で動きが検出されなかった場合には(ステップS52:NO)、そのまま本処理を終了する。
第1の動きセンサ11による計測値を取得したときのフローチャートを図14に示す。
時間判定部13は、第1の動きセンサ11による計測値を取得すると(ステップS61)、取得した計測値について閾値TH1と比較し、第1の動きセンサ11による動き検出の有無について判定する(ステップS62)。ここで判定に用いる計測値は例えば所定時間内(0.5秒等)に第1の動きセンサ11により計測された値の標準偏差である。
第1の動きセンサ11で動きが検出された場合(ステップS62:YES)、時間判定部13は、その時刻を第1の動きセンサ11の最終動き検出時刻TM1aとして更新して記憶し(ステップS63)、存在判定結果「在」を記憶部512に記憶するとともに表示装置52に表示する(ステップS67)。
また、第1の動きセンサ11で動きが検出されなかった場合(ステップS62:NO)、存在判定部14は、前回の本処理の存在判定結果が「在」であったかを判定する(ステップS64)。
前回の存在判定結果が「不在」の場合(ステップS64:NO)、存在判定部14は、存在判定結果「不在」を記憶部512に記憶するとともに表示装置52に表示する(ステップS67)。
また、前回の存在判定結果が「在」の場合(ステップS64:YES)、存在判定部14は、第1の動きセンサ11による最終動き検出時刻TM1aから処理時点までの経過時間T5を算出し、経過時間T5が、予め設定されたタイムアウト時間T3を超えたか否かを判定する(ステップS65)。
経過時間T5がタイムアウト時間T3を超えた場合(ステップS65:YES)、存在判定部14は、存在判定結果「不在」を記憶部512に記憶するとともに表示装置52に表示する(ステップS67)。
また、経過時間T5がタイムアウト時間T3を超えていない場合(ステップS65:NO)、時間判定部13は、第2の動きセンサ12の最終動き検出時刻TM1bから、第1の動きセンサ11の最終動き検出時刻TM1aを差し引いた時間差が閾値時間T2以上か否かを判定する(ステップS66)。存在判定部14は、ステップS57における存在判定結果を記憶部512に記憶するとともに表示装置52に表示する(ステップS67)。
以上のように、本実施の形態によれば、コンピュータ51の前方付近に利用者が存在するか否かを高精度で判定することができる。
尚、上述した第2乃至第4の実施形態についても、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。この場合プログラムメモリに格納されているプログラムで動作するプロセッサによって、上述した実施の形態と同様の機能、動作を実現させる。また、上述した実施の形態の一部の機能のみをコンピュータプログラムにより実現することも可能である。
また、上述した第1乃至5の実施形態を組み合わせてもよい。
以上、好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
この出願は、2009年12月18日に出願された日本出願特願2009−287111を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
第1のエリア内の移動体の動きを検出する第1の動きセンサと、前記第1のエリアを包含する第2のエリア内の移動体の動きを検出する第2の動きセンサと、第1の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点から、第2の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第1の閾値以上であるか否かを判定する時間判定部と、前記時間判定部により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する存在判定部と、を備えることを特徴とする存在判定システム。
(付記2)
前記存在判定部は、前記第1の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時刻から所定のタイムアウト時間が経過するまでに前記時間判定部により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合と、前記第1の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時刻から前記タイムアウト時間が経過した場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、ことを特徴とする付記1に記載の存在判定システム。
(付記3)
前記存在判定部は、前記時間判定部により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された後、前記第1の動きセンサと前記第2の動きセンサによる計測値が一定時間所定値以下である場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、ことを特徴とする付記1又は2に記載の存在判定システム。
(付記4)
前記第2のエリアを包含する第3のエリア内の移動体の動きを検出する第3の動きセンサをさらに備え、前記時間判定部は、記第1の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点から、前記第3の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第2の閾値以上であるか否かをさらに判定し、前記存在判定部は、前記時間判定部による判定結果が、前記第1のエリアと前記第2のエリアについての前記時間差が前記第1の閾値以上であることと、前記第1のエリアと前記第3のエリアについての前記時間差が前記第2の閾値以上であることの少なくとも一方を示す場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の存在判定システム。
(付記5)
前記各動きセンサの環境要因による感度変化を補正するための計測を行う環境センサと、前記環境センサによる計測結果に基づいて前記各動きセンサの感度補正を行う感度補正部と、をさらに備えることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の存在判定システム。
(付記6)
前記存在判定部により前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定された場合、前記第1の動きセンサ以外の動きセンサの電源を切断する電源制御部をさらに備えることを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の存在判定システム。
(付記7)
第1のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点から、前記第1のエリアを包含する第2のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第1の閾値以上であるか否かを判定する時間判定部と、前記時間判定部により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する存在判定部と、を備えることを特徴とする存在判定装置。
(付記8)
前記存在判定部は、前記第1のエリア内の動きを示す計測値が所定値以下となった時刻から所定のタイムアウト時間が経過するまでに前記時間判定部により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合と、前記第1のエリア内の動きを示す計測値が所定値以下となった時刻から前記タイムアウト時間が経過した場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、ことを特徴とする付記7に記載の存在判定装置。
(付記9)
前記存在判定部は、前記時間判定部により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された後、前記第1のエリアと前記第2のエリアについての計測値が一定時間所定値以下である場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、ことを特徴とする付記7又は8に記載の存在判定装置。
(付記10)
前記時間判定部は、前記第1のエリア内の動きを示す計測値が所定値以下となった時点から、前記第2のエリアを包含する第3のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第2の閾値以上であるか否かをさらに判定し、前記存在判定部は、前記時間判定部による判定結果が、前記第1のエリアと前記第2のエリアについての前記時間差が前記第1の閾値以上であることと、前記第1のエリアと前記第3のエリアについての前記時間差が前記第2の閾値以上であることの少なくとも一方を示す場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、
ことを特徴とする付記7乃至9のいずれか1項に記載の存在判定装置。
(付記11)
環境要因による動きセンサの感度変化を補正するための計測結果に基づいて、前記各エリア内の動きを検出する動きセンサの感度補正を行う感度補正部をさらに備えることを特徴とする付記7乃至10のいずれか1項に記載の存在判定装置。
(付記12)
前記存在判定部により前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定された場合、前記第1のエリア内の動きを検出する動きセンサ以外の動きセンサの電源を切断する電源制御部をさらに備えることを特徴とする付記7乃至11のいずれか1項に記載の存在判定装置。
(付記13)
第1のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点から、前記第1のエリアを包含する第2のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第1の閾値以上であるか否かを判定し、前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定した場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、ことを特徴とする存在判定方法。
(付記14)
前記第1のエリア内の動きを示す計測値が所定値以下となった時刻から所定のタイムアウト時間が経過するまでに前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合と、前記第1のエリア内の動きを示す計測値が所定値以下となった時刻から前記タイムアウト時間が経過した場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、ことを特徴とする付記13に記載の存在判定方法。
(付記15)
前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された後、前記第1のエリアと前記第2のエリアについての計測値が一定時間所定値以下である場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、ことを特徴とする付記13又は14に記載の存在判定方法。
(付記16)
前記第1のエリア内の動きを示す計測値が所定値以下となった時点から、前記第2のエリアを包含する第3のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第2の閾値以上であるか否かをさらに判定し、前記第1のエリアと前記第2のエリアについての前記時間差が前記第1の閾値以上であることと、前記第1のエリアと前記第3のエリアについての前記時間差が前記第2の閾値以上であることの少なくとも一方を示す判定結果を得た場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、ことを特徴とする付記13乃至15のいずれか1項に記載の存在判定方法。
(付記17)
環境要因による動きセンサの感度変化を補正するための計測結果に基づいて、前記各エリア内の動きを検出する動きセンサの感度補正を行うことを特徴とする付記13乃至16のいずれか1項に記載の存在判定方法。
(付記18)
前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定された場合、前記第1のエリア内の動きを検出する動きセンサ以外の動きセンサの電源を切断する電源制御部をさらに備えることを特徴とする付記13乃至17のいずれか1項に記載の存在判定方法。
(付記19)
第1のエリア内の移動体の動きを検出する第1の動きセンサと前記第1のエリアを包含する第2のエリア内の移動体の動きを検出する第2の動きセンサとが接続されているコンピュータに、第1の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点から、第2の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第1の閾値以上であるか否かを判定する時間判定機能と、前記時間判定機能により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する存在判定機能と、を実現させるためのプログラム。
(付記20)
前記存在判定機能は、前記第1のエリア内の動きを示す計測値が所定値以下となった時刻から所定のタイムアウト時間が経過するまでに前記時間判定機能により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合と、前記第1のエリア内の動きを示す計測値が所定値以下となった時刻から前記タイムアウト時間が経過した場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、ことを特徴とする付記19に記載のプログラム。
(付記21)
前記存在判定機能は、前記時間判定機能により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された後、前記第1のエリアと前記第2のエリアについての計測値が一定時間所定値以下である場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、ことを特徴とする付記19又は20に記載のプログラム。
(付記22)
前記時間判定機能は、前記第1のエリア内の動きを示す計測値が所定値以下となった時点から、前記第2のエリアを包含する第3のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第2の閾値以上であるか否かをさらに判定し、前記存在判定機能は、前記時間判定機能による判定結果が、前記第1のエリアと前記第2のエリアについての前記時間差が前記第1の閾値以上であることと、前記第1のエリアと前記第3のエリアについての前記時間差が前記第2の閾値以上であることの少なくとも一方を示す場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、ことを特徴とする付記19乃至21のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記23)
環境要因による動きセンサの感度変化を補正するための計測結果に基づいて、前記各エリア内の動きを検出する動きセンサの感度補正を行う感度補正機能をさらに実現するための付記19乃至22のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記24)
前記存在判定機能により前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定された場合、前記第1のエリア内の動きを検出する動きセンサ以外の動きセンサの電源を切断する電源制御機能をさらに実現するための付記19乃至23のいずれか1項に記載のプログラム。
11 第1の動きセンサ
12 第2の動きセンサ
13 時間判定部
14 存在判定部
21 第3の動きセンサ
31 環境センサ
32 感度補正部
41 電源制御部
44 存在判定部
51 コンピュータ
52 表示装置
511 記憶部
512 制御部

Claims (9)

  1. 第1のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点から、前記第1のエリアを包含する第2のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第1の閾値以上であるか否かを判定する時間判定部と、
    前記時間判定部により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する存在判定部と、
    を備えることを特徴とする存在判定装置。
  2. 前記存在判定部は、前記第1のエリア内の動きを示す計測値が所定値以下となった時刻から所定のタイムアウト時間が経過するまでに前記時間判定部により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合と、前記第1のエリア内の動きを示す計測値が所定値以下となった時刻から前記タイムアウト時間が経過した場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の存在判定装置。
  3. 前記存在判定部は、前記時間判定部により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された後、前記第1のエリアと前記第2のエリアについての計測値が一定時間所定値以下である場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の存在判定装置。
  4. 前記時間判定部は、前記第1のエリア内の動きを示す計測値が所定値以下となった時点から、前記第2のエリアを包含する第3のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第2の閾値以上であるか否かをさらに判定し、
    前記存在判定部は、前記時間判定部による判定結果が、前記第1のエリアと前記第2のエリアについての前記時間差が前記第1の閾値以上であることと、前記第1のエリアと前記第3のエリアについての前記時間差が前記第2の閾値以上であることの少なくとも一方を示す場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の存在判定装置。
  5. 環境要因による動きセンサの感度変化を補正するための計測結果に基づいて、前記各エリア内の動きを検出する動きセンサの感度補正を行う感度補正部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の存在判定装置。
  6. 前記存在判定部により前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定された場合、前記第1のエリア内の動きを検出する動きセンサ以外の動きセンサの電源を切断する電源制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の存在判定装置。
  7. 第1のエリア内の移動体の動きを検出する第1の動きセンサと、
    前記第1のエリアを包含する第2のエリア内の移動体の動きを検出する第2の動きセンサと、
    第1の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点から、第2の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第1の閾値以上であるか否かを判定する時間判定部と、
    前記時間判定部により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する存在判定部と、
    を備えることを特徴とする存在判定システム。
  8. 第1のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点から、前記第1のエリアを包含する第2のエリア内の移動体の動きを示す計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第1の閾値以上であるか否かを判定し、
    前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定した場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する、
    ことを特徴とする存在判定方法。
  9. 第1のエリア内の移動体の動きを検出する第1の動きセンサと前記第1のエリアを包含する第2のエリア内の移動体の動きを検出する第2の動きセンサとが接続されているコンピュータに、
    第1の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点から、第2の動きセンサによる計測値が所定値以下となった時点までの時間差が第1の閾値以上であるか否かを判定する時間判定機能と、
    前記時間判定機能により前記時間差が前記第1の閾値以上であると判定された場合に、前記第1のエリアに移動体は存在しないと判定する存在判定機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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