JPWO2011013190A1 - プリンタカッター - Google Patents

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Abstract

印刷画像を滲ませずに処理速度を向上させる。プリンタカッターには、インク液滴を吐出してメディアに画像を印刷するヘッドユニットと、メディアを裁断して切り抜き加工などを行うカッターユニットと、プリンタカッターを統括制御する制御部とが設けられている。そして、外部装置から印刷データ及び裁断データを取得すると、印刷及び裁断を行うための原点を特定した後、メディアに画像を印刷する前にカッターユニットを用いてメディアの印刷領域を所定ラインに沿って裁断し、その後、ヘッドユニットを用いてメディアの印刷領域に画像を印刷する。

Description

本発明は、メディアにインク液滴を吐出して印刷を行うとともにメディアの裁断を行うプリンタカッター及びプリンタカッターの制御方法に関する。
一般に、メディアに対してインク液滴を吐出して印刷を行うヘッドユニットと、メディアの裁断を行うカッターユニットとを備えたプリンタカッターが知られている。このプリンタカッターでは、まず、ヘッドユニットを用いてメディアに原点マークと画像との印刷を行い、その後、メディアに印刷された原点マークに基づいてメディアを裁断するための原点を特定して、カッターユニットを用いてメディアの裁断を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−335147号公報
ところで、メディアに印刷されたインクが十分に乾く前にメディアの裁断を行うと、カッターユニットがインクに擦れるため、印刷画像が滲んでしまう。このため、従来のプリンタカッターでは、印刷されたインクが十分に乾燥してからメディアを裁断しなければならないため、処理速度の向上に限界があるという問題があった。
そこで、本発明は、印刷画像を滲ませずに処理速度を向上させることができるプリンタカッターを提供することを目的とする。
本発明に係るプリンタカッターは、メディアと相対的に移動してメディアに画像を印刷するヘッドユニットと、メディアと相対的に移動してメディアを裁断するカッターユニットと、を有するプリンタカッターであって、画像が印刷されるメディアの印刷領域に画像が印刷される前に、カッターユニットを用いて印刷領域を裁断する裁断制御手段と、印刷領域の裁断が行われた後に、ヘッドユニットを用いて印刷領域に画像を印刷する印刷制御手段と、を有する。
本発明に係るプリンタカッターによれば、メディアの印刷領域を裁断する際はカッターユニットをメディアに対して相対的に移動させるが、画像の印刷は印刷領域を裁断した後に行うため、印刷領域に印刷されたインクがカッターユニットに擦られることによって印刷画像が滲むことが無くなる。これにより、メディアを裁断した後に印刷を行うため、メディアを切断するためにインクを乾燥させるための加熱手段を特に設けなくてもよくなる。また、インクを乾燥させるための時間を削減することができるため、処理速度を向上させることができる。しかも、画像を印刷する前にメディアを裁断するため、画像の印刷によりメディアが丸まってしまっても、メディアを良好に裁断することができる。
そして、印刷制御手段は、裁断制御手段により裁断が行われる前に、メディアに原点を示す原点マークを印刷することが好ましい。このように、裁断制御手段により裁断が行われる前に原点マークを印刷することで、裁断制御手段による裁断位置の原点調整や、印刷制御手段による印刷位置の原点調整などを行うことができ、裁断位置に対する印刷位置のズレを補正することができる。
この場合、印刷制御手段は、裁断制御手段により裁断が行われた後に、メディアをバックフィードさせて、原点マークに基づいて原点調整を行うことが更に好ましい。裁断制御手段により裁断が行われると、メディアをバックフィードさせることで、メディアを原点に戻すことができるが、裁断制御手段によりメディアを裁断する際や、メディアをバックフィードする際に、メディアがずれる可能性がある。そこで、裁断制御手段により裁断が行われると、メディアをバックフィードさせて原点マークに基づく原点調整を行うことで、このようなメディアのズレを補正することができるため、裁断位置に対する印刷位置のズレを効果的に補正することができる。
また、メディアの搬送量を補正するための送り補正値を算出する送り補正値算出手段を更に備え、裁断制御手段は、補正値算出手段により算出された送り補正値を反映させて、メディアを裁断することが好ましい。
メディアを搬送する際、機械的な誤差やメディアの滑りなどによりメディアの搬送ズレが生じてしまうが、送り補正値算出手段により送り補正値を算出し、この算出した送り補正値によりメディアの搬送量を補正することで、メディアの搬送ズレを抑制することができる。これにより、印刷制御手段によりメディアに印刷される印刷画像に生じるバンディングを抑制することができる。一方、この送り補正値によりメディアの搬送量を補正した場合、印刷制御手段によりメディアに印刷される画像は伸縮するが、裁断制御手段により裁断されるカットラインは伸縮しないため、画像とカットラインとにズレが生じる。そこで、裁断制御手段が、この送り補正値を反映させてメディアを裁断することで、画像とカットラインとの伸縮量を一致させることができるため、画像とカットラインとのズレを抑制することができる。
本発明に係るプリンタカッターの制御方法は、メディアと相対的に移動してメディアに画像を印刷するヘッドユニットと、メディアと相対的に移動してメディアを裁断するカッターユニットと、を有するプリンタカッターの制御方法であって、画像が印刷されるメディアの印刷領域に画像が印刷される前に、カッターユニットを用いて印刷領域を裁断する裁断制御ステップと、印刷領域の裁断が行われた後に、ヘッドユニットを用いて印刷領域に画像を印刷する印刷制御ステップと、を有する。
本発明に係るプリンタカッターの制御方法によれば、メディアの印刷領域を裁断する際はカッターユニットをメディアに対して相対的に移動させるが、画像の印刷は印刷領域を裁断した後に行うため、印刷領域に印刷されたインクがカッターユニットに擦られることによって印刷画像が滲むことが無くなる。これにより、画像を印刷した後に、従来必要であったメディアを裁断するためにインクを乾燥させるための時間が不要となるため、処理速度を向上させることができる。しかも、画像を印刷する前にメディアを裁断するため、画像の印刷によりメディアが丸まってしまっても、メディアを良好に裁断することができる。
本発明によれば、印刷画像を滲ませずに処理速度を向上させることができる。
本実施形態に係るプリンタカッターの一部拡大図である。 メディアの構成を説明するための図であり、(a)はメディアの断面図、(b)はメディアの正面図を示している。 駆動機構の構成を示す図である。 制御部の機能構成例を示した図である。 メディアを裁断する際のカッターホルダの下降位置を示す図である。 カットラインの補正を説明するための図である。 カットラインの補正を説明するための図である。 プリンタカッターの処理動作を示すフローチャートである。 図8に示す補正値算出処理を示すフローチャートである。 図8に示すカット&プリント処理を示すフローチャートである。 送り補正値の算出を説明するための図である。 プリンタカッターの動作を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るプリンタカッターの好適な実施形態について詳細に説明する。但し、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。なお、全図中、同一又は相当部分には同一符号を付すこととする。
図1は、本実施形態に係るプリンタカッターの一部拡大図である。図2は、メディアの構成を説明するための図であり、図2(a)は、メディアの断面図、図2(b)は、メディアの正面図を示している。図1に示すように、本実施形態に係るプリンタカッター1は、搬送ローラ20によりメディアMをプラテン30上に搬送して、パソコンなどから送信された印刷データ及び裁断データに基づいて、メディアMに画像を印刷するとともに、このメディアMを裁断する切り抜き加工などを行うものである。図2に示すように、メディアMは、粘着性を有するステッカーM1とステッカーM1の粘着面が貼り付けられる台紙M2との2層構造となっている。そして、プリンタカッター1は、印刷データに示される画像をステッカーM1の印刷領域αに印刷するとともに、裁断データに示されるカットラインに沿ってステッカーM1を裁断して、画像が印刷されたステッカーM1の切り抜き加工を行う。
図1に示すように、プリンタカッター1には、メディアMを支持するプラテン30の上方において、プラテン30の延在方向に沿って延びるガイドレール40が固定されている。このガイドレール40には、ヘッドユニット50と、カッターユニット60と、連結ユニット70とが、スライド可能に支持されている。そして、プリンタカッター1には、連結ユニット70を移動させる駆動機構80が設けられている。なお、以下の説明では、ガイドレール40に対するプラテン30の接離方向において離隔方向(図1において上方向)をZ軸方向といい、左右に延びるガイドレール40の延在方向において左方向(図1において左方向)をY軸方向(走査方向)といい、メディアMの搬送方向(図1において手前方向)をX軸方向という。
搬送ローラ20は、メディアMをX軸方向、またはX軸方向の反対方向に搬送するものである。このため、搬送ローラ20によるメディアMの搬送量を調整することで、ヘッドユニット50及びカッターユニット60に対するメディアMのX軸方向における位置を調整することができる。
ヘッドユニット50は、C(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)、K(Black)のインク液滴を吐出してメディアMに画像を印刷するものである。ヘッドユニット50は、ガイドレール40に移動可能に取り付けられている。そして、ヘッドユニット50には、C,M,Y,Kの各色のインクに対応した4つのインクジェットヘッドモジュール52が搭載されている。そして、各インクジェットヘッドモジュール52の下面には、プラテン30に向けて各色のインク液滴を吐出する複数のノズルが設けられている。そして、ヘッドユニット50がガイドレール40に沿ってY軸方向に移動する際に各インクジェットヘッドモジュール52からインク液滴を吐出することで、メディアMの印刷領域αに画像を印刷することが可能となっている。なお、ガイドレール40の右端部(図1において右端部)がヘッドユニット50の待機位置となる。
カッターユニット60は、メディアMを裁断して切り抜き加工などを行うものである。カッターユニット60は、ガイドレール40に移動可能に取り付けられている。そして、カッターユニット60には、メディアMを裁断するカッター部材64を保持するカッターホルダ62が搭載されている。カッターユニット60は、カッターホルダ62をZ軸方向において上下動可能に保持するとともに、Z軸方向の軸周りに回転可能に保持している。そして、カッターユニット60がY軸方向に移動するとともにメディアMがX軸方向に移動する際にカッターホルダ62をZ軸方向に上下動させるとともにZ軸周りに回転させることで、メディアMを裁断することが可能となる。なお、ガイドレール40の左端部(図1において左端部)がカッターユニット60の待機位置となる。
連結ユニット70は、ヘッドユニット50とカッターユニット60との間に配置されており、ヘッドユニット50及びカッターユニット60の何れか一方又は双方と連結するものである。連結ユニット70は、ガイドレール40に移動可能に取り付けられるとともに駆動機構80に連結されている。そして、連結ユニット70のヘッドユニット50側には、ヘッドユニット50と連結される第1連結部72が設けられており、連結ユニット70のカッターユニット60側には、カッターユニット60と連結される第2連結部73が設けられている。なお、第1連結部72及び第2連結部73は、磁力などによりヘッドユニット50及びカッターユニット60と連結することが可能となっている。そして、第1連結部72とヘッドユニット50とが連結された状態で連結ユニット70をY軸方向に移動させることで、ヘッドユニット50をY軸方向に移動させることが可能となり、第2連結部73とカッターユニット60とが連結された状態で連結ユニット70をY軸方向に移動させることで、カッターユニット60をY軸方向に移動させることが可能となる。
図3は、駆動機構の構成を示す図である。図3に示すように、駆動機構80は、連結ユニット70をガイドレール40に沿ってY軸方向に移動させるものである。駆動機構80は、ガイドレール40の左右端部に設けられた駆動プーリ82及び従動プーリ83と、駆動プーリ82を回転駆動する駆動モータ84(例えば、ステッピングモータやサーボモータ等)と、駆動プーリ82及び従動プーリ83に架けられた帯状の駆動ベルト85とを有して構成されている。そして、連結ユニット70が駆動ベルト85に固定されている。これにより、駆動モータ84が回転駆動することにより、連結ユニット70は、駆動ベルト85に牽引されてガイドレール40に沿ってY軸方向に移動することが可能となる。
そして、プリンタカッター1には、プリンタカッター1を統括制御する制御部90(図1では不図示)が搭載されている。制御部90は、搬送ローラ20、ヘッドユニット50、カッターユニット60、連結ユニット70及び駆動モータ84と電気的に接続されており、搬送ローラ20、ヘッドユニット50、カッターユニット60、連結ユニット70及び駆動モータ84を制御することにより、メディアMに画像を印刷させるとともに、カットラインに沿ってメディアMを裁断させるものである。図4は、制御部の機能構成例を示した図である。図4に示すように、制御部90は、データ取得部91、印刷制御部92、裁断制御部93及び送り補正値算出部94として機能する。なお、制御部90は、CPU、ROM、RAMを含むコンピュータを主体として構成されており、これらの機能は、CPUやRAM上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませ、CPUの制御のもとで動作させることで実現される。
データ取得部91は、パソコンなどの外部装置から送信されるデータを取得するものである。この外部装置から送信されるデータには、所定のカットラインに沿ってメディアMを裁断するための裁断データと、原点を示す原点マーク(トンボ)及び所定の画像をメディアMに印刷するための印刷データと、後述するコマンド補正値と、が含まれる。
印刷制御部92は、データ取得部91が取得した印刷データに基づいて、搬送ローラ20、ヘッドユニット50、連結ユニット70、駆動モータ84などを統括的に制御し、メディアMの所定位置に原点マークを印刷させるとともに、この原点マークを基準としてメディアMの印刷領域αに画像を印刷させるものである。具体的に説明すると、印刷制御部92は、搬送ローラ20を制御することにより、メディアMをX軸方向に移動させる。また、印刷制御部92は、ヘッドユニット50を制御することにより、ヘッドユニット50から各色のインク液滴を吐出させる。また、印刷制御部92は、連結ユニット70及び駆動モータ84を制御することにより、連結ユニット70をヘッドユニット50に連結させて、ヘッドユニット50をY軸方向に移動させる。そして、印刷制御部92は、ヘッドユニット50をY軸方向に移動させて、ヘッドユニット50がメディアMの印刷領域αの上方を移動する際にヘッドユニット50から各色のインク液滴を吐出させることで、メディアMの印刷領域αに画像を印刷する。
裁断制御部93は、メディアMに画像が印刷される前に、データ取得部91が取得した裁断データに基づいて、搬送ローラ20、カッターユニット60、連結ユニット70、駆動モータ84などを統括的に制御し、カットラインに沿ってメディアMの印刷領域αを裁断させるものである。具体的に説明すると、裁断制御部93は、搬送ローラ20を制御することにより、メディアMをX軸方向に移動させる。また、裁断制御部93は、カッターユニット60を制御することにより、カッターホルダ62をZ軸方向において上下動させるとともにZ軸方向の軸周りに回転させる。なお、図5に示すように、カッターホルダ62を下降させる際の下降位置は、カッター部材64の刃先(先端)がステッカーM1を貫通して台紙M2を僅かに切り込む程度に調整する。また、裁断制御部93は、連結ユニット70及び駆動モータ84を制御することにより、連結ユニット70をカッターユニット60に連結させて、カッターユニット60をY軸方向に移動させる。そして、裁断制御部93は、カッターユニット60をY軸方向に移動させるとともにメディアMをX軸方向に搬送させて、カッターユニット60がメディアMの印刷領域αの上方を移動する際にカッターホルダ62をZ軸方向において上下動させるとともにZ軸方向の軸周りに回転させることで、メディアMのステッカーM1を切り抜く。
送り補正値算出部94は、搬送ローラ20によりメディアMをX軸方向に搬送する際の送り補正値Δxを算出するものである。
ここで、送り補正値Δxについて説明する。一般に、プリンタカッター1では、1又は複数のパスにより画像が印刷される。このため、パス間に隙間が生じたりパス間が重なったりするバンディングが発生することがある。また、このバンディングは、メディアMの厚さや種類によって変化する。そこで、外部装置からプリンタカッター1に印刷データや裁断データを送信する際に、パス間の印刷濃度が均等になるようにメディアMの厚さや種類によって予め設定されるコマンド補正値Δxも併せて送信している。そして、プリンタカッター1では、メディアMの搬送量にコマンド補正値Δxを反映させて、メディアMを搬送している。
ところが、実際には、搬送ローラ20の機械的な誤差や、搬送ローラ20とメディアMとの滑りなどにより、搬送ローラ20に対するメディアMの位置がずれる場合がある。また、長尺なメディアMを巻き取りながら印刷および裁断を行う場合、メディアMの巻き取り量が変わると、メディアMに作用する張力が変化してメディアMの搬送量が変わる場合がある。そこで、このようなメディアMの搬送ズレを防止するためにプリンタカッター1側で設定するメディアMの搬送量の補正値が、送り補正値Δxとなる。
そして、送り補正値算出部94は、所定のメディア送り補正調整パターンをX軸方向に沿って2本印刷し、1本目と2本目のメディア送り補正調整パターンPの境目が均等な濃さになるように、送り補正値Δxを算出する。
また、送り補正値算出部94は、この算出した送り補正値Δxを用いて、搬送ローラ20によるメディアMの搬送量を補正するとともに、裁断制御部93が示すカットラインの座標値を補正する。
ここで、図6及び図7を参照して、送り補正値Δxを用いたカットラインの補正について説明する。図6及び図7は、カットラインの補正を説明するための図であり、図6は、カットラインに送り補正値Δxを反映しない場合を示しており、図7は、カットラインに送り補正値Δxを反映した場合を示している。図6及び図7では、メディアMに印刷する画像のX軸方向の長さと、メディアMを裁断するカットラインのX軸方向の長さとが、共に10cmである場合を示している。そして、図6及び図7において、(a)は、送り補正値Δxが正(+)である場合であって、送り補正値ΔxによりメディアMの搬送量が増える場合を示しており、(b)は、送り補正値Δxが負(−)である場合であって、送り補正値ΔxによりメディアMの搬送量が減る場合を示している。
図6に示すように、送り補正値Δxが算出されると、メディアMの搬送量が増減するため、メディアMに印刷される画像はX軸方向に伸縮する。図6(a)では、印刷画像のX軸方向の長さが11cmに伸長し、図6(b)では、印刷画像のX軸方向の長さが9cmに短縮する。しかしながら、カットラインのX軸方向の長さは、メディアMの搬送量の増減によって変化しない、このため、伸縮した印刷画像に対してカットラインがずれてしまう。
そこで、図7に示すように、送り補正値Δxをカットラインの座標値に反映させることで、すなわち、送り補正値Δxでカットラインの座標値を補正することで、伸縮した印刷画像にカットラインを一致させることができる。図7(a)では、カットラインのX軸方向の長さが11cmに伸長補正され、図7(b)では、カットラインのX軸方向の長さが9cmに短縮補正される。
次に、図8〜図10を参照しながら、本実施形態に係るプリンタカッター1の動作について説明する。図8は、プリンタカッターの処理動作を示すフローチャートであり、図9は、図8に示す補正値算出処理を示すフローチャートであり、図10は、図8に示すカット&プリント処理を示すフローチャートである。なお、以下に説明するプリンタカッター1の処理動作は、制御部90において、CPUなどで構成される処理部(不図示)が、ROMなどの記憶装置に記録されたプログラムに従い、データ取得部91、印刷制御部92、裁断制御部93、送り補正値算出部94などの機能を統括管理することで、以下の処理が行われる。
図8に示すように、プリンタカッター1は、補正値算出処理(ステップS1)を行い、その後、カット&プリント処理(ステップS2)を行う。
まず、図9を参照して、補正値算出処理について説明する。図9に示すように、プリンタカッター1は、まず、搬送ローラ20を駆動してメディアMをX軸方向に搬送し、メディアMをプラテン30上にセットする(ステップS11)。
次に、プリンタカッター1は、メディア送り補正調整パターンを印刷する(ステップS12)。図11は、送り補正値の算出を説明するための図である。図11に示すように、ステップS12では、まず、ヘッドユニット50をY軸方向に移動させて、所定のメディア送り補正調整パターンP1をメディアMに印刷する。そして、搬送ローラ20でメディアMを1パス分X軸方向に搬送した後、再度、ヘッドユニット50をY軸方向に移動させて、所定のメディア送り補正調整パターンP2をメディアMに印刷する。これにより、メディアMには、X軸方向に沿って2本のメディア送り補正調整パターンが印刷される。
次に、プリンタカッター1は、ステップS12で印刷した1本目のメディア送り補正調整パターンP1と2本目のメディア送り補正調整パターンP2とを用いて、メディア送り補正値Δxを算出する(ステップS13)。図9に示すように、ステップS13では、1本目のメディア送り補正調整パターンP1と2本目のメディア送り補正調整パターンP2との境目の印刷濃度が変化している濃度変化幅を検出する。この濃度変化幅の検出は、1本目のメディア送り補正調整パターンP1と2本目のメディア送り補正調整パターンP2との境目の濃さを判断することにより行われるが、この判断は、作業者による目視による手動検出により行ってもよく、フォトセンサなどを用いた自動検出により行ってもよい。そして、送り補正値算出部94は、この検出された濃度変化幅をメディアMを搬送する送り補正値Δxとする。すなわち、1本目のメディア送り補正調整パターンP1と2本目のメディア送り補正調整パターンP2との境目が均等な濃度になるように、送り補正値Δxを検出する。
次に、プリンタカッター1は、ステップS13で検出したメディア送り補正値Δxをメモリなどの記憶装置(不図示)に保存する(ステップS14)。
次に、図10を参照して、カット&プリント処理について説明する。図10に示すように、パソコンなどの外部装置から送信されるデータを取得する(ステップS21)。この外部装置から送信されるデータには、原点マークをメディアMに印刷するための印刷データと、コマンド補正値Δxと、カットラインに沿ってメディアMを裁断するための裁断データと、画像をメディアMに印刷するための印刷データと、が含まれる。なお、ステップS2において、外部装置から送信されるデータ量が多い場合は、これらのデータを取得しながら、以下の処理が同時並列的に行われる。
次に、プリンタカッター1は、コマンド補正が有効であるか否かを判定する(ステップS22)。すなわち、ステップS22では、ステップS21で取得した裁断データが示すカットラインの座標値の補正に、ステップS21で取得したコマンド補正値Δxを用いるのか、補正値算出処理(ステップS1)のステップS14で保存した送り補正値Δxを用いるのかを判断する。なお、ステップS22の判定は、例えば、プリンタカッター1の初期設定や、ユーザ操作による設定や、印刷データ又は裁断データに含まれる情報などに基づいて行われる。
そして、コマンド補正値Δxを用いてカットラインの座標値を補正すると判定した場合(ステップS22:YES)、プリンタカッター1は、ステップS21で取得したコマンド補正値Δxを獲得する(ステップS23)。
一方、送り補正値Δxを用いてカットラインの座標値を補正すると判定した場合(ステップS22:NO)、プリンタカッター1は、ステップS14で保存した送り補正値Δxを獲得する(ステップS24)。
次に、プリンタカッター1は、ステップS23で獲得したコマンド補正値Δx、または、ステップS24で獲得した送り補正値Δxを、ステップS21で取得した裁断データに反映する(ステップS25)。すなわち、ステップS25では、裁断データが示すカットラインの座標値を、コマンド補正値Δxまたは送り補正値Δxで補正する。
次に、プリンタカッター1は、ステップS21で取得した原点マークの印刷データに基づいて、メディアMに原点マークを印刷する(ステップS26)。
次に、プリンタカッター1は、ステップS26で印刷した原点マークを基準として、カッターユニット60に対するメディアMの原点調整を行う(ステップS27)。ステップS27では、カッターユニット60やガイドレール40などに搭載されたフォトセンサ(不図示)などで原点マークを検出することにより、カッターユニット60に対するメディアMの原点調整を行うことができる。なお、ステップS26で原点マークを印刷してから後述するステップS28で裁断処理を行うまでの間に、搬送ローラ20でメディアMを搬送する距離が短い場合は、搬送ローラ20に対するメディアMの位置ずれが殆ど生じない。このように、ステップS26の原点調整が必ずしも必要ない場合は、ステップS26を省略してもよい。
次に、プリンタカッター1は、裁断処理を行う(ステップS28)。すなわち、ステップS28では、メディアMに画像を印刷する前に、ステップS25で補正されたカットラインに沿ってメディアMを裁断し、ステッカーM1の切り抜き加工を行う。裁断処理では、まず、連結ユニット70をY軸方向において右方に移動させて、ヘッドユニット50を待機位置に戻す。なお、ヘッドユニット50が既に待機状態で待機している場合は、ヘッドユニット50を待機位置に戻す処理を省略することができる。次に、連結ユニット70をY軸方向において左方に移動させて、第2連結部73とカッターユニット60とを連結させる。そして、ステップS1で取得した裁断データに基づき、ステップS2で特定した原点を基準として、カッターユニット60をY軸方向に移動させるとともにメディアMをX軸方向に移動させながら、カッターホルダ62をZ軸方向において上下動させるとともにZ軸方向の軸周りに回転させる。このようにメディアMの印刷領域αを所定ラインに沿って裁断することで、ステッカーM1が所定形状に切り抜かれる切り抜き加工が行われる。
次に、プリンタカッター1は、メディアMをバックフィードして原点に戻す(ステップS29)。すなわち、ステップS29では、X軸方向において、ステップS26で印刷された原点マークとヘッドユニット50とが同じ位置になるように、搬送ローラ20を駆動してメディアMをX軸方向の反対方向に搬送する。
次に、プリンタカッター1は、ステップS26で印刷した原点マークを基準として、ヘッドユニット50に対するメディアMの原点調整を行う(ステップS30)。なお、ステップS30では、ヘッドユニット50やガイドレール40などに搭載されたフォトセンサ(不図示)などで原点マークを検出することにより、ヘッドユニット50に対するメディアMの原点調整を行うことができる。
次に、プリンタカッター1は、印刷処理を行う(ステップS31)。すなわち、ステップS31では、裁断処理が行われた後に、ステップS1で取得した印刷データに基づいてメディアMの印刷領域αに画像を印刷する。印刷処理では、まず、連結ユニット70をY軸方向において左方に移動させてカッターユニット60を待機位置に戻し、第2連結部73とカッターユニット60との連結を解除する。次に、連結ユニット70をY軸方向において右方に移動させて、第1連結部72とヘッドユニット50とを連結させる。また、ステップS4においてメディアMをX軸方向に移動した場合は、ステップS2において特定した原点に基づいて、メディアMをバックフィードする。そして、ステップS1で取得した印刷データに基づき、ステップS2で特定した原点を基準として、ヘッドユニット50をY軸方向に移動させながら、ヘッドユニット50から各色のインク液滴を吐出させる。このようにして、メディアMの印刷領域αに画像が印刷される。なお、全ての画像を印刷していない場合は、メディアMをX軸方向に搬送して上記処理を繰り返すことで、全ての画像を印刷する。
次に、図12を参照して、上述したプリンタカッター1の動作について説明する。図12は、プリンタカッターの動作を示す模式図である。そして、図12(a)は、メディアMがプラテン上にセットされた状態、図12(b)は、原点マークを印刷してメディアMが裁断される直前の状態、図12(c)は、メディアMが裁断された後の状態、図12(d)は、メディアMに画像を印刷する直前の状態、図12(e)は、メディアMに画像を印刷している途中の状態を示している。なお、図12において、Oは、印刷及び裁断するための基準となるメディアMの原点を示しており、Cは、裁断データに基づいてメディアMが裁断されるカットラインを示している。
図12(a)に示すように、まず、メディアMをX軸方向に搬送して、メディアMをプラテン上にセットする。
次に、図12(b)に示すように、メディアMの原点Oに原点マークを印刷する。
次に、原点マークを基準として、カットラインCに沿ってメディアMを裁断する。
メディアMの裁断が終了すると、図12(c)に示すように、メディアMがX軸方向に移動しているため、図12(d)に示すように、メディアMをバックフィードして原点Oに戻す。
そして、図12(e)に示すように、原点マークを基準として、画像をメディアMの印刷領域αに印刷する。
このように、本実施形態によれば、メディアMの印刷領域αを裁断する際はカッターユニット60をメディアMに対してY軸方向に移動させるが、画像の印刷はメディアMの印刷領域αを裁断した後に行うため、メディアMの印刷領域αに印刷されたインクがカッターユニット60に擦られることによって印刷画像が滲むことが無くなる。これにより、メディアMを裁断した後に印刷を行うため、メディアMを切断するためにインクを乾燥させるための加熱手段を特に設けなくてもよくなる。また、インクを乾燥させるための時間を削減することができるため、処理速度を向上させることができる。しかも、画像を印刷する前にメディアMを裁断するため、画像の印刷によりメディアMが丸まってしまっても、メディアMを良好に裁断することができる。
また、裁断制御部93によりメディアMの裁断が行われる前に原点マークを印刷することで、カッターユニット60に対するメディアMの原点調整や、ヘッドユニット50に対するメディアMの原点調整などを行うことができ、裁断位置に対する印刷位置のズレを補正することができる。
そして、裁断制御部93によりメディアMの裁断が行われると、メディアMをバックフィードさせて原点マークに基づく原点調整を行うことで、メディアMの裁断時やメディアMのバックフィード時に生じる、搬送ローラ20に対するメディアのズレを補正することができる。これにより、裁断位置に対する印刷位置のズレを効果的に補正することができる。
更に、メディアを搬送する際、機械的な誤差やメディアの滑りなどによりメディアの搬送ズレが生じてしまうが、送り補正値算出部94により送り補正値Δxを算出し、この算出した送り補正値ΔxによりメディアMの搬送量を補正することで、メディアMの搬送ズレを抑制することができる。これにより、印刷制御部92によりメディアMに印刷される印刷画像に生じるバンディングを抑制することができる。
しかも、裁断制御部93が、裁断データに送り補正値Δxを反映させてメディアを裁断することで、画像とカットラインとの伸縮量を一致させることができるため、画像とカットラインとのズレを抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、メディアMを搬送ローラ20でX軸方向に移動させるものとして説明したが、例えば、メディアMをフラットベッドに載置した状態で固定しておき、ヘッドユニット50及びカッターユニット60をX軸方向に移動させることで、メディアMとヘッドユニット50及びカッターユニット60とをX軸方向において相対的に移動させてもよい。
また、上記実施形態では、カッター部材64の刃先(先端)を、ステッカーM1を貫通して台紙M2を僅かに切り込む程度に加工させて裁断処理を行うものとして説明したが、メディアMの裁断深さは如何なる深さであってもよい。例えば、メディアMの表面のみを薄く裁断してもよく、メディアMを完全に裁断してもよい。
また、裁断処理によりメディアを裁断するカットラインCは、如何なる形状であってもよく、例えば、直線状、曲線状、破線状(ミシン目)などであってもよい。
また、上記実施形態では、印刷処理において印刷領域αのみにおいてメディアMを裁断するものとして説明したが、印刷領域α外も裁断するものとしてもよい。
また、上記実施形態では、ヘッドユニット50、カッターユニット60、連結ユニット70及び駆動機構80が別体であるものとして説明したが、これらのうち一部又は全部が一体となったものであってもよい。
なお、上記実施形態では、通常のカッター部材64を用いて説明したが、カッターホルダ62の回転中心軸に対してカッター部材64の刃先が偏芯した偏芯カッターを備えたカッター部材を用いてもよい。この場合、カッターホルダに対して偏芯カッターを備えたカッター部材を回転自在に保持しておくことで、メディアMに対するカッターホルダ62の進行方向にカッター部材64の刃先が向くようにカッター部材が回転するため、カッター部材64を回転させるための制御を削減することができる。
また、上記実施形態では、ヘッドユニット50、カッターユニット60、連結ユニット70が別体であるものとして説明したが、ヘッドユニット50と連結ユニット70、カッターユニット60と連結ユニット70、ヘッドユニット50とカッターユニット60と連結ユニット70が夫々一体であってもよい。
また、上記実施形態では、インクを乾燥させるための加熱手段を特に設けないものとして説明したが、この加熱手段(例えば、ヒータなど)を設けるものとしてもよい。このようにすることで、メディアMに吐出されたインクをより早く乾燥させることができる。
本発明は、メディアにインク液滴を吐出して印刷を行うとともにメディアの裁断を行うプリンタカッター及びプリンタカッターとして利用可能である。
1…プリンタカッター、20…搬送ローラ、30…プラテン、40…ガイドレール、50…ヘッドユニット、52…インクジェットヘッドモジュール、60…カッターユニット、62…カッターホルダ、64…カッター部材、70…連結ユニット、72…第1連結部、73…第2連結部、80…駆動機構、82…駆動プーリ、83…従動プーリ、84…駆動モータ、85…駆動ベルト、90…制御部、91…データ取得部、92…印刷制御部、93…裁断制御部、94…送り補正値算出部、C…カットライン、M…メディア、M1…ステッカー、M2…台紙、O…原点、α…印刷領域。

Claims (5)

  1. メディアと相対的に移動して前記メディアに画像を印刷するヘッドユニットと、前記メディアと相対的に移動して前記メディアを裁断するカッターユニットと、を有するプリンタカッターであって、
    画像が印刷される前記メディアの印刷領域に画像が印刷される前に、前記カッターユニットを用いて前記印刷領域を裁断する裁断制御手段と、
    前記印刷領域の裁断が行われた後に、前記ヘッドユニットを用いて前記印刷領域に画像を印刷する印刷制御手段と、
    を有する、プリンタカッター。
  2. 前記印刷制御手段は、前記裁断制御手段により裁断が行われる前に、前記メディアに原点を示す原点マークを印刷する、請求項1に記載のプリンタカッター。
  3. 前記印刷制御手段は、前記裁断制御手段により裁断が行われた後に、前記メディアをバックフィードさせて、前記原点マークに基づいて原点調整を行う、請求項2に記載のプリンタカッター。
  4. 前記メディアの搬送量を補正するための送り補正値を算出する送り補正値算出手段を更に備え、
    前記裁断制御手段は、前記補正値算出手段により算出された前記送り補正値を反映させて、前記メディアを裁断する、請求項1〜3の何れか1項に記載のプリンタカッター。
  5. メディアと相対的に移動して前記メディアに画像を印刷するヘッドユニットと、前記メディアと相対的に移動して前記メディアを裁断するカッターユニットと、を有するプリンタカッターの制御方法であって、
    画像が印刷される前記メディアの印刷領域に画像が印刷される前に、前記カッターユニットを用いて前記印刷領域を裁断する裁断制御ステップと、
    前記印刷領域の裁断が行われた後に、前記ヘッドユニットを用いて前記印刷領域に画像を印刷する印刷制御ステップと、
    を有する、プリンタカッターの制御方法。
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