JPWO2009110061A1 - 変圧装置 - Google Patents

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Abstract

変圧装置(101)は、第1の高圧側コイル(3)と、第1の高圧側コイル(3)と磁気結合された第1の低圧側コイル(4A)と、第1の高圧側コイル(3)と磁気結合された第2の低圧側コイル(4B)と、外部から供給される電圧を第1の低圧側コイル(4A)および第2の低圧側コイル(4B)に供給するか第1の高圧側コイル(3)に供給するかを切り替える第1のスイッチ(SW1,SW2A,SW2B)とを備え、第1の低圧側コイル(4A)および第2の低圧側コイル(4B)は、第1のスイッチ(SW1,SW2A,SW2B)を介して電圧が供給された場合に第1の低圧側コイル(4A)を通して流れる電流によって発生する磁束と第2の低圧側コイル(4B)を通して流れる電流によって発生する磁束とが打ち消し合うように設けられている。

Description

本発明は、変圧装置に関し、特に、交流区間および直流区間の両方において走行可能な電車に搭載される変圧装置に関する。
架線等から交流電圧が供給される交流区間および架線等から直流電圧が供給される直流区間の両方において走行可能な交流/直流電車が開発されている。従来の電車では、たとえば、リアクトルが変圧器とは別に単体で配置される構造を有している場合、および変圧器とリアクトルとを一体のタンク内に収納する構造を有している場合がある。しかしながら、このような交流/直流電車では、変圧器等の交流区間用装置は直流区間では使用できず、逆にリアクトル装置等の直流区間用装置は交流区間では使用できない。そのため、交流区間用装置および直流区間用装置の両方が必要となるが、これら両装置を車体の床下等の限られたスペースにぎ装することが困難な場合がある。
ここで、特開平3−38807号公報には、変圧器と分路リアクトルとを一体化した以下のような分路リアクトル共有型変圧器が開示されている。すなわち、変圧器の継鉄の一部に設けられたバイパス鉄心と、継鉄の一部とバイパス鉄心で囲まれた空間内に設けられたギャップ鉄心およびリアクトルコイルとからなる。そして、バイパス鉄心がリアクトルの継鉄を形成しているとともに、変圧器のコイルの巻方向と分路リアクトルのコイルの巻方向とが、継鉄の一部中の変圧器磁束とリアクトル磁束とが互いに打ち消し合うような方向になっている。
また、特開平11−273975号公報には、以下のようなコモンモードチョークコイルが開示されている。すなわち、平角線をエッジ方向に巻き回した第1のコイル、第2のコイル、第3のコイルおよび第4のコイルとロの字型の閉磁路を形成する磁心とからなる。そして、磁心の一方の磁脚に第1と第2のコイルを、対向する他方の磁脚に第3と第4のコイルを配置し、第1と第3のコイルおよび第2と第4のコイルが直列に接続される。ライン電流によって第1と第2のコイル、第2と第3のコイル、第3と第4のコイル、第4と第1のコイルに発生する磁束が相殺され、第1と第3および第2と第4のコイルに発生する磁束は互いに付勢される。さらに、同一方向に流れる電流によって第1、第2、第3、第4のコイルに発生する磁束がそれぞれ付勢されるように各コイルの巻方向が設定され、第1と第4のコイルが並設されるように配置され、第2と第3のコイルが並設されるように配置されている。
特開平3−38807号公報 特開平11−273975号公報
しかしながら、特開平3−38807号公報に記載された構成は、変圧器およびリアクトルが個別に機能するものであり、特開平11−273975号公報に記載された構成は、コモンモードチョークコイルが変圧器機能を持つものではない。また、電車に搭載される変圧器の寸法および質量は、交流区間用装置の中で大きな割合を占めるが、変圧器は直流区間では使用できないので単なる荷重となることから電車の性能を低下させる要因となる。
それゆえに、本発明の目的は、交流/直流電車において、交流区間では交流区間用装置である変圧器として動作し、かつ直流区間では直流区間用装置であるリアクトルとして動作することにより、車体のぎ装スペースを縮小できることが可能な変圧装置を提供することである。
この発明のある局面に係わる変圧装置は、第1の高圧側コイルと、第1の高圧側コイルと磁気結合された第1の低圧側コイルと、第1の高圧側コイルと磁気結合された第2の低圧側コイルと、外部から供給される電圧を第1の低圧側コイルおよび第2の低圧側コイルに供給するか第1の高圧側コイルに供給するかを切り替える第1のスイッチとを備え、第1の低圧側コイルおよび第2の低圧側コイルは、第1のスイッチを介して電圧が供給された場合に第1の低圧側コイルを通して流れる電流によって発生する磁束と第2の低圧側コイルを通して流れる電流によって発生する磁束とが打ち消し合うように設けられている。
本発明によれば、交流/直流電車において、交流区間では交流区間用装置である変圧器として動作し、かつ直流区間では直流区間用装置であるリアクトルとして動作することにより、車体のぎ装スペースを縮小できることができる。また、直流区間および交流区間の両方において安定した出力を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る交流/直流電車の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る変圧装置の構成を示す斜視図である。 交流区間において発生する電流および磁束を示す変圧器の断面図である。 交流区間において架線から供給される交流電圧により高圧側コイルを通して流れる電流の向きを模式的に示す図である。 交流区間において架線から供給される交流電圧により高圧側コイルを通して流れる電流の向きを模式的に示す図である。 (a)交流区間において発生する電流を示す変圧器の窓部の断面図である。(b)交流区間において鉄心内に発生する漏れ磁束を示すグラフ図である。 本発明の実施の形態に係る交流/直流電車がスイッチSW3を備えないと仮定した場合の、直流区間における各スイッチ設定を示す図である。 直流区間において発生する電流および磁束を示す変圧器の断面図である。 直流区間において架線から供給される直流電圧により低圧側コイルを通して流れる電流の向きを模式的に示す図である。 直流区間において架線から供給される直流電圧により低圧側コイルを通して流れる電流の向きを模式的に示す図である。 (a)直流区間において発生する電流および磁束を示す変圧器の窓部の断面図である。(b)直流区間において鉄心内に発生する漏れ磁束を示すグラフ図である。 本発明の実施の形態に係る交流/直流電車の直流区間における各スイッチ設定を示す図である。 直流区間において発生する電流および磁束を示す変圧器の断面図である。 (a)直流区間において発生する電流および磁束を示す変圧器の窓部の断面図である。(b)直流区間において鉄心内に発生する漏れ磁束を示すグラフ図である。 インダクタンスの電流依存性を示すグラフ図である。
符号の説明
1 架線、2 パンタグラフ、3 高圧側コイル、4A,4B 低圧側コイル、5A,5B コンバータ、6A,6B インバータ、13A,13B 高圧側コイル、14 鉄心、51 変圧器、101 変圧装置、201 交流/直流電車、SW1,SW2A,SW2B,SW3,SW4A,SW4B,SW5A,SW5B,SW6A,SW6B,SW7A,SW7B スイッチ、W1,W2 窓部。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[構成および基本動作]
図1は、本発明の実施の形態に係る交流/直流電車の構成を示す回路図である。
図1を参照して、交流/直流電車201は、パンタグラフ2と、変圧装置101と、モータMA,MBとを備える。変圧装置101は、変圧器51と、コンバータ5A,5Bと、インバータ6A,6Bと、スイッチSW4A,SW4B,SW5A,SW5B,SW6A,SW6B,SW7A,SW7Bとを含む。変圧器51は、高圧側コイル3と、低圧側コイル4A,4Bと、スイッチSW1,SW2A,SW2B,SW3とを含む。高圧側コイル3は、高圧側コイル13A,13Bを含む。
パンタグラフ2は、架線1に接続されている。スイッチSW1は、パンタグラフ2に接続された第1端と、高圧側コイル13Aの第1端および高圧側コイル13Bの第1端に接続された第2端とを有する。スイッチSW2Aは、パンタグラフ2に接続された第1端と、低圧側コイル4Aの第1端に接続された第2端とを有する。スイッチSW2Bは、パンタグラフ2に接続された第1端と、低圧側コイル4Bの第2端に接続された第2端とを有する。スイッチSW3は、高圧側コイル13Aの第2端に接続された第1端と、高圧側コイル13Bの第2端に接続された第2端とを有する。
スイッチSW4Aは、低圧側コイル4Aの第1端に接続された第1端と、コンバータ5Aの第1入力端子に接続された第2端とを有する。スイッチSW4Bは、低圧側コイル4Bの第2端に接続された第1端と、コンバータ5Bの第2入力端子に接続された第2端とを有する。スイッチSW5Aは、低圧側コイル4Aの第2端に接続された第1端と、コンバータ5Aの第2入力端子に接続された第2端と、第3端とを有する。スイッチSW5Bは、低圧側コイル4Bの第1端に接続された第1端と、コンバータ5Bの第1入力端子に接続された第2端と、第3端とを有する。スイッチSW6Aは、コンバータ5Aの第1出力端子に接続された第1端と、インバータ6Aの第1入力端子に接続された第2端と、スイッチSW5Aの第3端に接続された第3端とを有する。スイッチSW6Bは、コンバータ5Bの第1出力端子に接続された第1端と、インバータ6Bの第1入力端子に接続された第2端と、スイッチSW5Bの第3端に接続された第3端とを有する。スイッチSW7Aは、コンバータ5Aの第2出力端子に接続された第1端と、インバータ6Aの第2入力端子に接続された第2端と、接地電圧が供給される接地ノードに接続された第3端とを有する。スイッチSW7Bは、コンバータ5Bの第2出力端子に接続された第1端と、インバータ6Bの第2入力端子に接続された第2端と、接地電圧が供給される接地ノードに接続された第3端とを有する。
図2は、本発明の実施の形態に係る変圧装置の構成を示す斜視図である。
図2を参照して、変圧装置101は、さらに、鉄心14を含む。鉄心14は、互いに対向する第1側面および第2側面と、第1側面から第2側面へ貫通する窓部W1およびW2とを有する。
高圧側コイル13Aおよび13Bならびに低圧側コイル4Aおよび4Bは、窓部W1およびW2を通るように巻き回されている。
高圧側コイル13Aは、低圧側コイル4Aと低圧側コイル4Bとの間であって低圧側コイル4Aに対向する位置に設けられ、低圧側コイル4Aと磁気結合されている。
高圧側コイル13Bは、高圧側コイル13Aと並列に接続され、低圧側コイル4Aと低圧側コイル4Bとの間であって低圧側コイル4Bに対向する位置に設けられ、低圧側コイル4Bと磁気結合されている。
再び図1を参照して、スイッチSW1、SW2AおよびSW2Bは、パンタグラフ2を介して架線1から供給される電圧を低圧側コイル4Aおよび低圧側コイル4Bに供給するか高圧側コイル13Aおよび13Bに供給するかを切り替える。
スイッチSW3は、高圧側コイル13Aと高圧側コイル13Bとの間に接続されており、高圧側コイル13Aおよび高圧側コイル13Bを含む閉回路が形成されるか否かを切り替える。
コンバータ5Aは、低圧側コイル4Aに現れた交流電圧を直流電圧に変換する。コンバータ5Bは、低圧側コイル4Bに現れた交流電圧を直流電圧に変換する。
スイッチSW4AおよびSW5Aは、低圧側コイル4Aとコンバータ5Aとを接続するか、低圧側コイル4Aとインバータ6AとをスイッチSW6Aを介して接続するかを切り替える。スイッチSW4BおよびSW5Bは、低圧側コイル4Bとコンバータ5Bとを接続するか、低圧側コイル4Bとインバータ6BとをスイッチSW6Bを介して接続するかを切り替える。
インバータ6Aは、コンバータ5Aから受けた直流電圧またはスイッチSW5Aを介して低圧側コイル4Aから受けた直流電圧を三相交流電圧に変換し、モータMAへ出力する。インバータ6Bは、コンバータ5Bから受けた直流電圧またはスイッチSW5Bを介して低圧側コイル4Bから受けた直流電圧を三相交流電圧に変換し、モータMBへ出力する。
モータMAは、インバータ6Aから受けた三相交流電圧に基づいて駆動される。モータMBは、インバータ6Bから受けた三相交流電圧に基づいて駆動される。
[動作]
次に、交流区間における本発明の実施の形態に係る変圧装置の動作について説明する。
図1を参照して、交流区間においては、スイッチSW1がオンし、スイッチSW2AおよびSW2Bがオフし、スイッチSW3がオンし、スイッチSW4AおよびSW4Bがオンする。また、スイッチSW5A、SW5B、SW6A、SW6B、SW7AおよびSW7Bの第1端子および第2端子がそれぞれ接続される。
図3は、交流区間において発生する電流および磁束を示す変圧器の断面図である。
まず、架線1からパンタグラフ2へ交流電圧が供給される。架線1から供給される交流電圧は、パンタグラフ2およびスイッチSW1を介して高圧側コイル13Aおよび13Bに印加される。そうすると、高圧側コイル13Aおよび13Bにそれぞれ交流電流IHが流れる。
図4は、交流区間において架線から供給される交流電圧により高圧側コイルを通して流れる電流の向きを模式的に示す図である。図4は、高圧側コイル13Aおよび13Bの巻き方向が同じ場合を示している。
図5は、交流区間において架線から供給される交流電圧により高圧側コイルを通して流れる電流の向きを模式的に示す図である。図5は、高圧側コイル13Aおよび13Bの巻き方向が逆の場合を示している。
図4および図5のいずれの場合であっても、高圧側コイル13Aおよび13Bは、架線1からスイッチSW1を介して電圧が供給された場合に高圧側コイル13Aを通して流れる電流によって発生する磁束と、架線1からスイッチSW1を介して電圧が供給された場合に高圧側コイル13Bを通して流れる電流によって発生する磁束とが同じ方向になるように設けられている。
再び図3を参照して、交流電流IHにより、鉄心14内に主磁束FHが発生する。そうすると、主磁束FHにより、低圧側コイル4Aの巻数と高圧側コイル13Aの巻数との比に応じた交流電流ILおよび交流電圧が低圧側コイル4Aに発生する。また、主磁束FHにより、低圧側コイル4Bの巻数と高圧側コイル13Bの巻数との比に応じた交流電流ILおよび交流電圧が低圧側コイル4Bに発生する。
ここで、低圧側コイル4Aおよび4Bの巻数はそれぞれ高圧側コイル13Aおよび13Bの巻数より小さいことから、高圧側コイル13Aおよび13Bに印加される交流電圧が減圧された交流電圧が低圧側コイル4Aおよび4Bにそれぞれ現れる。
低圧側コイル4Aに現れた交流電圧は、スイッチSW4AおよびSW5Aを介してコンバータ5Aに供給される。また、低圧側コイル4Bに現れた交流電圧は、それぞれスイッチSW4BおよびSW5Bを介してコンバータ5Bに供給される。
コンバータ5Aは、低圧側コイル4Aから供給された交流電圧を直流電圧に変換し、スイッチSW6AおよびSW7Aを介してインバータ6Aへ出力する。また、コンバータ5Bは、低圧側コイル4Bから供給された交流電圧を直流電圧に変換し、スイッチSW6BおよびSW7Bを介してインバータ6Bへ出力する。
インバータ6Aは、コンバータ5Aから受けた直流電圧を三相交流電圧に変換し、モータMAへ出力する。また、インバータ6Bは、コンバータ5Bから受けた直流電圧を三相交流電圧に変換し、モータMBへ出力する。
モータMAは、インバータ6Aから受けた三相交流電圧に基づいて回転する。また、モータMBは、インバータ6Bから受けた三相交流電圧に基づいて回転する。
図6(a)は、交流区間において発生する電流を示す変圧器の窓部の断面図である。図6(b)は、交流区間において鉄心内に発生する漏れ磁束を示すグラフ図である。図6(b)において、縦軸が漏れ磁束Fの大きさを示している。
変圧器51では、低圧側コイル4Aおよび4Bが高圧側コイル13の両側に配置される。また、高圧側コイル13は、別個の高圧側コイル13Aおよび13Bを含む。このような構成により、低圧側コイル4Aおよび4Bが磁気的に疎結合な状態にすることができる。
すなわち、図6(b)に示すように低圧側コイル4Aおよび4Bにそれぞれ発生する漏れ磁束すなわち短絡インピーダンス同士が重なっていないことから、低圧側コイル4Aおよび4Bの磁気的干渉を低減することができるため、変圧器51の出力を安定させることができる。
次に、直流区間における本発明の実施の形態に係る変圧装置の動作について説明する。まず、本発明の実施の形態に係る交流/直流電車がスイッチSW3を備えないと仮定した場合について説明する。
図7は、本発明の実施の形態に係る交流/直流電車がスイッチSW3を備えないと仮定した場合の、直流区間における各スイッチ設定を示す図である。
図7を参照して、直流区間においては、スイッチSW1がオフし、スイッチSW2AおよびSW2Bがオンし、スイッチSW4AおよびSW4Bがオフする。また、スイッチSW5AおよびSW5Bの第1端子および第3端子がそれぞれ接続される。また、スイッチSW6A、SW6B、SW7AおよびSW7Bの第2端子および第3端子がそれぞれ接続される。
図8は、直流区間において発生する電流および磁束を示す変圧器の断面図である。
図7および図8を参照して、まず、架線1からパンタグラフ2へ直流電圧が供給される。架線1から供給される直流電圧は、パンタグラフ2およびスイッチSW2AおよびSW2Bを介して低圧側コイル4Aおよび4Bにそれぞれ印加される。そうすると、低圧側コイル4Aを通して直流電流ILAが流れ、この直流電流ILAにより、鉄心14内に主磁束FLAが発生する。また、低圧側コイル4Bを通して直流電流ILBが流れ、この直流電流ILBにより、鉄心14内に主磁束FLBが発生する。
ここで、スイッチSW2Aの第2端は低圧側コイル4Aの第1端に接続されており、スイッチSW2Bの第2端は低圧側コイル4Bの第2端に接続されている。これにより、スイッチSW2Aを介して電圧が供給された場合に低圧側コイル4Aを通して流れる電流ILAの向きと、スイッチSW2Bを介して電圧が供給された場合に低圧側コイル4Bを通して流れる電流ILBの向きとが逆になる。すなわち、低圧側コイル4Aを通して流れる電流ILAによって発生する磁束FLAと、低圧側コイル4Bを通して流れる電流ILBによって発生する磁束FLBとが打ち消し合う。このような構成により、鉄心14が磁気飽和することを防ぐことができるため、漏れ磁束を低減することができる。
図9は、直流区間において架線から供給される直流電圧により低圧側コイルを通して流れる電流の向きを模式的に示す図である。図9は、低圧側コイル4Aおよび4Bの巻き方向が同じ場合を示している。
図10は、直流区間において架線から供給される直流電圧により低圧側コイルを通して流れる電流の向きを模式的に示す図である。図10は、低圧側コイル4Aおよび4Bの巻き方向が逆の場合を示している。
図9および図10のいずれの場合であっても、低圧側コイル4Aおよび4Bは、架線1からスイッチSW2Aを介して電圧が供給された場合に低圧側コイル4Aを通して流れる電流ILAによって発生する磁束と、架線1からスイッチSW2Bを介して電圧が供給された場合に低圧側コイル4Bを通して流れる電流ILBによって発生する磁束とが打ち消し合うように設けられている。
次に、低圧側コイル4Aに印加された直流電圧は、スイッチSW5AおよびSW6Aを介してインバータ6Aに供給される。また、低圧側コイル4Bに印加された直流電圧は、スイッチSW5BおよびSW6Bを介してインバータ6Bに供給される。
インバータ6Aは、低圧側コイル4Aから受けた直流電圧を三相交流電圧に変換し、モータMAへ出力する。また、インバータ6Bは、低圧側コイル4Bから受けた直流電圧を三相交流電圧に変換し、モータMBへ出力する。
モータMAは、インバータ6Aから受けた三相交流電圧に基づいて回転する。また、モータMBは、インバータ6Bから受けた三相交流電圧に基づいて回転する。
図11(a)は、直流区間において発生する電流および磁束を示す変圧器の窓部の断面図である。図11(b)は、直流区間において鉄心内に発生する漏れ磁束を示すグラフ図である。図11(b)において、縦軸が漏れ磁束Fの大きさを示している。
低圧側コイル4Aおよび4Bを通して直流電流が流れる場合には、発生する主磁束FLAおよびFLBに変化がないため、インダクタンスは発生しない。しかしながら、低圧側コイル4Aおよび4Bを通して流れる直流電流に脈流成分すなわち交流成分が含まれている場合には、図11(b)に示すような漏れ磁束Fが鉄心14内に発生することにより、インダクタンスを得ることができる。すなわち、低圧側コイル4Aおよび4Bを通して流れる直流電流に含まれる交流成分を減衰させることができる。また、変圧装置101がインバータとして動作する、すなわち直流電力から三相交流電力を生成するときに発生する高調波成分を減衰させることができる。
しかしながら、図7に示す変圧装置は、スイッチSW3を備えない構成であることから、並列接続された高圧側コイル13Aおよび13Bを含む閉回路が形成されている。そうすると、図11(a)に示すように、低圧側コイル4Aを通して流れる電流の交流成分によって発生する漏れ磁束FLLKAにより、高圧側コイル13Aを通して電流IHLKAが流れる。また、低圧側コイル4Bを通して流れる電流の交流成分によって発生する漏れ磁束FLLKBにより、高圧側コイル13Bを通して電流IHLKBが流れる。
そして、これらの電流IHLKAおよびIHLKBによってそれぞれ漏れ磁束FHLKAおよびFHLKBが発生する。そして、これらの漏れ磁束FHLKAおよびFHLKBにより、漏れ磁束FLLKAおよびFLLKBがそれぞれ打ち消されるため、低圧側コイル4Aおよび4Bにおけるインダクタンスが低下してしまう。
そこで、本発明の実施の形態に係る変圧装置では、スイッチSW3を備える構成により、上記のような問題点を解決する。
図12は、本発明の実施の形態に係る交流/直流電車の直流区間における各スイッチ設定を示す図である。
図13は、直流区間において発生する電流および磁束を示す変圧器の断面図である。図14(a)は、直流区間において発生する電流および磁束を示す変圧器の窓部の断面図である。図14(b)は、直流区間において鉄心内に発生する漏れ磁束を示すグラフ図である。図14(b)において、縦軸が漏れ磁束Fの大きさを示している。
図12〜図14を参照して、直流区間においては、スイッチSW3がオフする。これにより、高圧側コイル13Aおよび13Bの並列接続が解除され、高圧側コイル13Aおよび高圧側コイル13Bを含む閉回路が形成されなくなる。そうすると、低圧側コイル4Aおよび4Bに発生する漏れ磁束FLLKAおよびFLLKBに起因して、高圧側コイル13Aおよび13Bを通して電流IHLKAおよびIHLKBが流れることを防ぐことができる。すなわち、高圧側コイル13Aおよび13Bに漏れ磁束FHLKAおよびFHLKBが発生することを防ぐことができるため、漏れ磁束FLLKAおよびFLLKBが打ち消されることを防ぐことができ、低圧側コイル4Aおよび4Bにおいて大きいインダクタンスを得ることができる。
図15は、インダクタンスの電流依存性を示すグラフ図である。
グラフG1は、鉄心において磁気飽和が生じた場合を示している。グラフG1では、低圧側コイル4Aおよび4Bを通して流れる電流の変化に応じてインダクタンスが変化してしまっている。
変圧器51では、低圧側コイル4Aおよび4Bを通して流れる電流の脈流成分すなわち交流電流により磁束を発生させる。このような構成により、低圧側コイル4Aおよび4Bを通して流れる直流電流の変化に対して発生磁束が変化しないため、グラフG2で示すような電流依存性の安定したインダクタンスを得ることができる。
ところで、交流/直流電車では、変圧器等の交流区間用装置およびリアクトル装置等の直流区間用装置の両方が必要となるが、これら両装置を車体の床下等の限られたスペースにぎ装することが困難な場合がある。
しかしながら、本発明の実施の形態に係る変圧装置では、交流区間用の変圧器に数個のスイッチを追加することにより、低圧側コイルをDCリアクタとして流用することができるため、リアクトル装置を変圧器とは別に単体で配置する必要がなく、小型化を図ることができる。さらに、本発明の実施の形態に係る変圧装置では、低圧側コイル4Aおよび低圧側コイル4Bは、架線1からスイッチSW2Aを介して電圧が供給された場合に低圧側コイル4Aを通して流れる電流によって発生する磁束と、架線1からスイッチSW2Bを介して電圧が供給された場合に低圧側コイル4Bを通して流れる電流によって発生する磁束とが打ち消し合うように設けられている。このような構成により、直流区間において鉄心14が磁気飽和することを防ぐことができるため、安定した出力を得ることができる。そして、交流/直流電車の車両内への漏れ磁束を低減するための対策が不要となることにより、交流/直流電車の軽量化および低コスト化を図ることができる。
したがって、本発明の実施の形態に係る変圧装置では、交流/直流電車において、交流区間では交流区間用装置である変圧器として動作し、かつ直流区間では直流区間用装置であるリアクトルとして動作することにより、車体のぎ装スペースを縮小することができる。また、直流区間および交流区間の両方において安定した出力を得ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

Claims (6)

  1. 第1の高圧側コイル(3)と、
    前記第1の高圧側コイル(3)と磁気結合された第1の低圧側コイル(4A)と、
    前記第1の高圧側コイル(3)と磁気結合された第2の低圧側コイル(4B)と、
    外部から供給される電圧を前記第1の低圧側コイル(4A)および前記第2の低圧側コイル(4B)に供給するか前記第1の高圧側コイル(3)に供給するかを切り替える第1のスイッチ(SW1,SW2A,SW2B)とを備え、
    前記第1の低圧側コイル(4A)および前記第2の低圧側コイル(4B)は、前記第1のスイッチ(SW1,SW2A,SW2B)を介して電圧が供給された場合に前記第1の低圧側コイル(4A)を通して流れる電流によって発生する磁束と前記第2の低圧側コイル(4B)を通して流れる電流によって発生する磁束とが打ち消し合うように設けられている変圧装置。
  2. 前記第1の高圧側コイル(3)は、
    前記第1の低圧側コイル(4A)と前記第2の低圧側コイル(4B)との間であって前記第1の低圧側コイル(4A)に対向する位置に設けられ、前記第1の低圧側コイル(4A)と磁気結合された第2の高圧側コイル(13A)と、
    前記第2の高圧側コイル(13A)と並列に接続され、前記第1の低圧側コイル(4A)と前記第2の低圧側コイル(4B)との間であって前記第2の低圧側コイル(4B)に対向する位置に設けられ、前記第2の低圧側コイル(4B)と磁気結合された第3の高圧側コイル(13B)とを含む請求の範囲第1項に記載の変圧装置。
  3. 前記変圧装置(101)は、さらに、
    前記第2の高圧側コイル(13A)と前記第3の高圧側コイル(13B)との間に接続された第2のスイッチ(SW3)を備える請求の範囲第2項に記載の変圧装置。
  4. 前記変圧装置(101)は、さらに、
    第1側面と、前記第1側面に対向する第2側面と、前記第1側面から前記第2側面へ貫通する2個の窓部(W1,W2)とを有する鉄心(14)を備え、
    前記第1の高圧側コイル(3)、前記第1の低圧側コイル(4A)および前記第2の低圧側コイル(4B)は、前記2個の窓部(W1,W2)を通るように設けられている請求の範囲第1項に記載の変圧装置。
  5. 前記変圧装置(101)は、さらに、
    前記第1の低圧側コイル(4A)に現れた交流電圧を直流電圧に変換する第1のコンバータ(5A)と、
    前記第2の低圧側コイル(4B)に現れた交流電圧を直流電圧に変換する第2のコンバータ(5B)と、
    前記第1の低圧側コイル(4A)と前記第1のコンバータ(5A)との接続および非接続を切り替える第3のスイッチ(SW4A,SW5A)と、
    前記第2の低圧側コイル(4B)と前記第2のコンバータ(5B)との接続および非接続を切り替える第4のスイッチ(SW4B,SW5B)とを備える請求の範囲第1項に記載の変圧装置。
  6. 前記変圧装置(101)は、さらに、
    受けた直流電圧を交流電圧に変換する第1のインバータ(6A)と、
    受けた直流電圧を交流電圧に変換する第2のインバータ(6B)とを備え、
    前記第3のスイッチ(SW4A,SW5A)は、前記第1の低圧側コイル(4A)と前記第1のコンバータ(5A)とを接続するか前記第1の低圧側コイル(4A)と前記第1のインバータ(6A)とを接続するかを切り替え、
    前記第4のスイッチ(SW4B,SW5B)は、前記第2の低圧側コイル(4B)と前記第2のコンバータ(5B)とを接続するか前記第2の低圧側コイル(4B)と前記第2のインバータ(6B)とを接続するかを切り替える請求の範囲第5項に記載の変圧装置。
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