JPWO2006106568A1 - ステープル収容カセット及びカセット式ステープラ - Google Patents

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Abstract

平行に立設された一対のガイドレール(3)を有するカセットレール部材(2)に跨って摺動自在なステープル集合体(10)と、該ステープル集合体の後端部に当接して摺動自在なフィーダー(20)と、ステープル(11)及びフィーダー(20)が挿通する通路を形成するカセットカバー部材(30)とを備えたステープル収容カセット(1)であり、カセットカバー部材(30)の前方端部には、ストッパー(30f)とブレードガイド孔(30g)を設け、フィーダー(20)の弾性係合爪片(22)と一方向に係合する係合凹部が、カセットカバー部材(30)の内面の長手方向に連続して形成され、フィーダー(20)が前進方向にのみ移動できる。ステープル収容カセット(1)を用いるカセット式ステープラには、フィーダー(20)をステープルの打ち出し側に移動させる駆動装置(90)を、カセット装着マガジン(40)のマガジンレール部材間に組み込む。

Description

この発明は、略コ字状のステープルが多数本連接されたステープル集合体が収容されたステープル収容カセットと、このステープル収容カセットを装着するカセット装着マガジンを備えたカセット式ステープラに関する。
従来より、略コ字状のステープルを複数枚の紙類等に打ち込んでその下端部を折り曲げ、紙類等を綴じ合わせるステープラは、事務作業、その他の作業で重要な役割を果たしている。
従来のステープラに使用されるステープルの取り扱いは、略コ字状のステープルを多数本連接されてなるステープル集合体を、マガジン内に直接収容して使用するタイプと、ステープル集合体が収容されたステープル収容カセットをステープラのカセット装着マガジンに装着して使用するタイプとに大別される。前者は携帯式の小型のステープラに多く、後者は事務用等の大型のステープラに用いられることが多い。
ステープル収容カセット内のステープル集合体を、ステープルの打出し側に前進させる方法としては、ステープル集合体の後端部に当接させたフィーダーが圧縮スプリングにより押圧されて、ステープル集合体を打出し側に押し出す方法と、ステープルの打出し側からフィーダーを引張スプリング等で引っ張ることでステープル集合体を打出し側に押し出す方法とがある。その他の方法としては、ステープル収容カセットの前方端部に備えた磁石の磁力によりステープル集合体を打出し側に誘導する方法などが用いられていた。
図14に、従来の事務用のカセット式ステープラに使用されるステープル収容カセットの一例を示す。
図14は、事務用のカセット式ステープラに使用されるステープル収容カセットのカセットカバーを取り外した状態の平面図である。
図14に示したようなステープル収容カセット130を使用するカセット式ステープラでは、ステープル収容カセット130のカセット本体131内に収容されたステープル集合体132の後端部にプッシャー133が当接されている。プッシャー133は、カセット本体131の後部壁134に支持されたロッド135に挿通支持された圧縮スプリング136の押圧力によって、プッシャー133を介してステープル集合体132が前進方向に押される。そして、打出し側に押されたステープル集合体132の先頭のステープル137がブレードガイド孔138を通過してステープル押出ブレード(図示せず)により下方に打ち出されるように構成されている(例えば、特許文献1を参照)。
図15は、図14に示したようなステープル収容カセットを使用する事務用のカセット式ステープラの縦断面図である。
この事務用のカセット式ステープラ140では、ステープルの下端部の折り曲げを案内する金敷142を備えた水平ベース141と、その水平ベース141に設けた装着部枢軸部材143と、装着部枢軸部材143に支持されたカセット装着マガジン144と、このカセット装着マガジン144に設けたハンドル部枢軸部材145と、ハンドル部枢軸部材145に軸支された押し下げハンドル部146とを備えている。水平ベース141とカセット装着マガジン144との間にはマガジン支持バネ147を設け、カセット装着マガジン144と押し下げハンドル部146との間にはハンドル支持バネ148を設けている。
カセット装着マガジン144は、多数本のステープルを連接したステープル集合体を装填したステープル収容カセット(図示せず)が挿脱可能になっている。カセット装着マガジン144の一端部にはブレード路149を設け、ブレード路149を下降自在なステープル押出ブレード150を押し下げハンドル部146に結合している(例えば、特許文献2を参照)。
特開平07−96475号公報 特開2002−337065号公報
しかしながら、以上のような従来のカセット式ステープラにあっては、ステープル収容カセットのカセット本体内にステープルを前進させるためにプッシャーを押し出すための圧縮スプリングを収容しているため、このスプリングが占有する大きなスペースが必要となっていた。そのため、ステープル収容カセットのカセット本体内に収容できるステープルの収容本数を減少させることとなっていた。
ステープルの収容本数を多くするには、カセットの長さを長くするか、或いは、針の太さを細くする方法が考えられる。しかし、前者の方法ではステープラの小型化は困難であり、後者の方法ではステープルの強度の限界から収容本数の増大は望めず現実的ではない。
そこで、この発明は、上記問題を解消すべく、従来と同じ大きさであってもステープル収容本数を増大させることを可能としたステープル収容カセットと、このステープル収容本数の多いステープル収容カセットを使用することのできるカセット式ステープラを提供することを課題とする。
また、消耗品扱いとされるステープル収容カセットの使用後の処理を容易とする環境負荷の少ないステープル収容カセットを提供することを課題とする。
上記課題を実現するために、請求項1に記載の発明は、間隔を空けて平行に立設された一対のガイドレールを有するカセットレール部材と、該カセットレール部材に跨って摺動自在なステープルを多数本連接させてなるステープル集合体と、該ステープル集合体の後端部に当接する前記カセットレール部材に跨って摺動自在なフィーダーと、前記カセットレール部材の長手方向の両側面と天面との少なくとも三方を覆って前記ステープルと前記フィーダーとが挿通可能な通路を形成しているカセットカバー部材とからなるステープル収容カセットであって、前記カセットカバー部材の前方端部には前記ステープル集合体の先頭位置を決めるストッパーを有し、該ストッパーに隣接させてステープル押出ブレードが通過するブレードガイド孔を有し、前記フィーダーは弾性係合爪片を備え、該弾性係合爪片と一方向にのみ係合する係合凹部が前記カセットカバー部材の内面に長手方向に連続して形成されており、前記フィーダーが前進方向にのみ移動できることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記カセットレール部材と前記カセットカバー部材とが分離可能な状態で一体化されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は2記載のステープル収容カセットを装着するカセット装着マガジンを備えたカセット式ステープラであって、前記カセット装着マガジンには、前記ステープル収容カセットを装着した後に前記フィーダーの後端部に当接するプッシャーを有すると共に、該プッシャーを前記ブレードガイド孔側に移動する駆動装置を有することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3の構成に加え、前記駆動装置は、前記プッシャーに一端を固定した牽引糸と、前記カセット装着マガジンに取り付けられている前記牽引糸に牽引力を発生させる弾性部材と、該弾性部材と前記牽引糸の他端とを接続する仲介駒とを備え、前記カセット装着マガジンの前方部に定滑車が枢支されていると共に、前記仲介駒に動滑車が枢支されており、前記牽引糸が前記プッシャーから前記定滑車と前記動滑車とを経由して前記仲介駒へ接続されており、前記プッシャーには常時前記ブレードガイド孔側に引っ張る牽引力が作用している状態にあることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、前記ステープル収容カセットを引き抜いてカセット装着マガジンにステープル収容カセットが装着されていない状態では前記プッシャーを前記カセット装着マガジンの後端部に停留させ、かつ、前記ステープル収容カセットを前記カセット装着マガジンに装着することにより前記カセット装着マガジンの後端部での前記プッシャーの停留を解除するプッシャー停留装置を備えていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項3乃至5のいずれか一つに記載の構成に加え、前記カセット装着マガジンの前方端部には、横断面形状が略コ字状の金属製のステープルガイド部材が配設され、前記ステープル収容カセットを前記カセット装着マガジンに装着した際に、前記ステープル集合体の少なくとも先頭のステープルの足部外側面が前記ステープルガイド部材の対向する両側壁に案内されて降下するように構成されていることを特徴としている。
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、カセットレール部材上にはステープル集合体とフィーダーしか配置されておらず、フィーダーを前進方向に押圧する駆動装置はステープル収容カセットとは別個に設けているので、ステープル収容カセットの大きさを従来と同じとした場合には、従来より多くのステープルを収容することができる。また、従来と同じ本数のステープルを収容する場合には、ステープル収容カセットを小型軽量化することができる。
さらに、ステープル収容カセットには、フィーダーを前進方向に押圧する駆動装置としての圧縮スプリング等の金属製部品を使用していないため、ステープル収容カセットを構成する、カセットレール部材を備えたカセット本体、フィーダー及びカセットカバー部材のすべてをプラスチック材料又は紙等による成形品とすることができる。したがって、ステープルを使い果たした後の廃棄に際して分別作業が不要となり、廃棄処理が容易となると共に、資源としての再利用を可能とするため、環境負荷の少ないステープル収容カセットが得られる。
また、請求項2に記載の発明によれば、カセットレール部材を備えたカセット本体とカセットカバー部材との組立や分解が容易であるから、ステープル収容カセットへのステープル集合体とフィーダーを組み込む組立作業とステープル収容カセットからフィーダーを取り外す分解作業が容易となるため、請求項1に記載の効果に加えて、新しいステープル収容カセットの製造は勿論、新たなステープル集合体を装填したステープル収容カセットの再利用と及び廃棄処理する場合の新たな製品の資源としての再利用に当たって、作業手間を省きコスト削減が実現できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の小型軽量のステープル収容カセットを使用して紙類を綴じることのできるステープラが得られる。
請求項4に記載の発明によれば、カセット装着マガジン内に牽引糸と定滑車及び動滑車によるコンパクトな滑車機構を採用し、牽引糸の一端をプッシャーに接続し他端を仲介駒に接続し、該仲介駒に動滑車を枢支すると共にこの仲介駒にカセット装着マガジンに取り付けられている弾性部材を取り付けた構造としているため、請求項3に記載の発明の効果に加えて、弾性部材の変形量をプッシャーの最大移動寸法以下に設定することができる。そのため、プッシャーを移動させるための駆動装置全体をステープル収容カセットとほぼ同じ大きさのカセット装着マガジン内に組み込むことができ、小型のステープラを提供することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ステープル収容カセットを引き抜いてカセット装着マガジンにステープル収容カセットが装着されていない状態にあってはプッシャーが所定の位置に停留しおり、ステープル収容カセットをカセット装着マガジンに挿入にして装着した状態ではプッシャーの停留が解除されて駆動装置の働きによってプッシャーがフィーダーの後端部に当接してステープル集合体を前進させることになる。したがって、請求項3又は4に記載の発明の効果に加えて、カセット装着マガジンにステープル収容カセットを挿入及び引き抜きといった動作を行うことによって、自動的にプッシャーが所定位置からの停留解除し、プッシャーが所定位置へ停留する動作を実現することができるため、ステープル収容カセットを挿入及び引き抜き以外の特別な操作をしなくとも繰り返し使用が可能であるので、取り扱いが容易で操作ミスを起こすことのない信頼性の高いステープラを提供することができる。
請求項6に記載の発明によれば、ステープル集合体の先頭のステープルの足部外側面が金属製のステープルガイド部材の両側壁によって覆われるので、紙類等にステープルを打ち込む際にステープルの足部が傾く等の現象を生じた場合であっても、ステープルガイド部材によってステープルの足部が鉛直方向に向いた姿勢を保ったまま案内されることになるから、請求項3乃至5のいずれか一つに記載の発明の効果に加えて、ステープルの傾きによる紙類への打ち込み不良やステープルの停止による紙類への打ち込みができないといった故障を防止できる。
この発明のステープル収容カセットの実施の形態を示した分解斜視図である。 同実施の形態を示した一部破断の正面図である。 この発明のカセット式ステープラの部品であるカセット装着マガジンの実施の形態を示した分解斜視図である。 同カセット装着マガジンの実施の形態のマガジンカバー部材を取り外した状態の平面図である。 同カセット装着マガジンの実施の形態の収納部の近傍を示した拡大平面図である。 同カセット装着マガジンの実施の形態の収納部の近傍を示した拡大正面図である。 同カセット装着マガジンの実施の形態の縦断面図である。 この発明のカセット式ステープラの部品であるプッシャー停留装置の実施の形態を示した斜視図である。 この発明の実施の形態であるカセット式ステープラにステープル収容カセットを装着する前の状態を示した要部拡大正面図である。 同実施の形態であるカセット式ステープラにステープル収容カセットを挿入した直後の状態を示す要部拡大正面図である。 同実施の形態であるカセット式ステープラにステープル収容カセットを挿入されたステープラの打ち出しが可能な状態を示した要部拡大正面図である。 同実施の形態であるカセット式ステープラからステープル収容カセットを引き抜く際の引き抜き終了直前の状態を示した要部拡大正面図である。 同実施の形態であるカセット式ステープラを示した斜視図である。 従来のステープル収容カセットの平面図である。 従来のステープル収容カセットを使用するためのカセット式ステープラの縦断面図である。
以下、この発明のステープル収容カセットの実施の形態について図面に従って詳細に説明する。
図1は、この発明のステープル収容カセットの実施の形態を示した分解斜視図である。図2は、この発明のステープル収容カセットの実施の形態を示した一部破断の正面図である。
ステープル収容カセット1は、略コ字状のステープル11を多数本連接したステープル集合体10を収容し保管すると共に、後述するカセット式ステープラ110のカセット装着マガジン40に装着して、ステープル11を打ち出すための部品である。
ステープル収容カセット1は、間隔を空けて平行に立設された一対のガイドレール3,3からなるカセットレール部材2と、このカセットレール部材2のレール面3a,3aに跨ってステープル11を多数本連接されたステープル集合体10が長手方向に摺動自在に配置されている。そして、このステープル集合体10の後端部に当接させてステープル集合体10をステープル11の前進方向(打ち出し側)に押圧するためのフィーダー20がカセットレール部材2のレール面3a,3aに跨って摺動自在に配置されている。
カセットカバー部材30は、カセットレール部材2の長手方向の両側面と天面の長手方向の少なくとも三方を覆うための両側壁30a,30a及び天板30bを有した横断面形状が略コ字状をしたものであって、後端部には目隠しの後壁30cを一体に形成している。
カセットレール部材2の長手方向の両側の下端部には、そのほぼ全長に渡り帯状折曲片3b,3bが突設されている。この帯状折曲片3bはカセットレール部材2の他の部分よりも肉厚が薄く形成され、カセットカバー部材30の両側の下端部に形成された複数の嵌合凸部30eと嵌合する複数の嵌合孔3cが穿設されている。そのため、帯状折曲片3bがその弾性復元力により変形自在であるから、カセットレール部材2に対するカセットカバー部材30の着脱が容易な状態となっている。つまり、カセットレール部材2とカセットカバー部材30とは、組立や分解を容易に行うことができるように分離可能に固定されている。
また、カセットカバー部材30の外周面には、複数の補強リブ30hが適宜形成されている。
カセットカバー部材30には、フィーダー20によりステープル11の前進方向に押圧された状態にあるステープル集合体10の脱落を防止するため、その前方端部にストッパー30fが設けられている。ストッパー30fは、略コ字状のステープル11の約上半分を押さえることのできる大きさをした略コ字状の薄板である。また、このストッパー30fに隣接させて、天板30bには後述するステープル押出ブレード118が通過するスリット状のブレードガイド孔30gが垂直方向に穿設されている。
図2に示したように、天板30bの下面には、長手方向のほぼ全長に渡って鋸刃状の係合凹部31が形成されている。この係合凹部31は、ステープル11の前進方向に向かって下方に傾斜する傾斜面と、垂直面とが交互に連続して形成されている。そして、この係合凹部31は、カセットレール部材2に跨って配置されたフィーダー20の弾性係合爪片22が垂直面のみと係合し傾斜面とは係合しないため、一方向にのみ係合するようになっている。そのため、フィーダー20は前進方向には摺動自在であるが、後進方向には移動することができない。
フィーダー20は、合成樹脂材料により両側壁20a,20aと天板20bとが一体に形成されており、開口部を下方にした横断面形状が略コ字状に形成されている。このフィーダー20の天板20bの前端部は、円弧状或いはV字状の凹部21aが形成されている。フィーダー20の天板20b及び両側壁20a,20aの前端部近傍には天板20bの中央部の接続片20cを残して貫通したスリット21bを形成し、接続片20cにより首振り自在な緩衝吸収部21が形成されている。フィーダー20の天板20bの後端部には、後方に延出すると共に、フィーダー20の天板20b上面よりも上方に湾曲して飛び出した弾性係合爪片22が一体に形成されている。弾性係合爪片22の先端部分は、カセットカバー部材30の係合凹部31と一方向でのみ係合させるために先鋭に形成されている。さらに、フィーダー20の天板20bの下面には、長手方向の略中間部から後方にかけて、フィーダー20の側壁20aよりも僅かに下方に飛び出している魚の腹ひれ状の二枚のロックフィン23,23が、平行に離間して設けられている。
次に、図3乃至図12により、図1及び図2で説明したステープル収容カセットを装着して使用されるカセット式ステープラについて説明する。
図3は、ステープル収容カセットを装着することのできるカセット装着マガジンの分解斜視図である。
ステープル収容カセット1を装着することができるカセット装着マガジン40は、図3に示したように、両側壁41a,41aと底板41bと前壁41cとで一体に形成されている。両側壁41a,41aの内側には、両側壁41a,41aと平行に二本のレールガイド板43,43が間隔を空けて配置されて底板41b上に立設されてマガジンレール部材42が形成されている。マガジンレール部材42には、マガジンレール部材42の上部開口部全体を覆うようにマガジンカバー部材50が着脱自在に取り付けられており、組立及び点検を容易にしている。マガジンレール部材42の後方には、ステープル収容カセット1が挿脱自在なカセット挿入口44を備えている。
カセット装着マガジン40の両側壁41a,41aの前方には、上方に延設された前壁41cが形成されており、この前壁41cの内側はステープル収容カセット1の前方端部が接触してステープル収容カセット1の位置決めを果す機能を有している。前壁41cの内側には、ステープル集合体10の先頭のステープル11を押し出すためのステープル押出ブレード118を案内するブレードガイド溝(図示せず)が形成されており、その直下の底板41bには、スリット状のブレードガイド孔41dが穿設されている(図7を参照のこと)。
カセット装着マガジン40の二本のレールガイド板43,43の間には、ステープル収容カセット1内のステープル集合体10の後端部に当接してステープル集合体10を前進方向に押圧するフィーダー20を移動させる駆動装置70が組み込まれている。
カセット装着マガジン40のステープル11の打ち出し側である前端部には、両側壁100a,100a及び前壁100bとで横断面形状が略コ字状に形成された金属製のステープルガイド部材100が取り付けられている。
ステープルガイド部材100の両側壁100a,100aは、ステープル収容カセット1をカセット装着マガジン40に装着したときに、ステープル収容カセット1内のカセットレール部材2上に配置されたステープル集合体10の先頭のステープル11を含む数本のステープル11,11,11,・・・の足部の外側面とカセットカバー部材30の両側壁30a,30aの内壁面との間に進入して、カセットカバー部材30の両側壁30a,30aの内壁面が直接ステープル11と接触しないようになる。これにより、ステープル11の足部が横方向に傾く力が作用した場合でも、ステープル11は金属製のステープルガイド部材100の両側壁100a,100aに案内されることとなり、カセットカバー部材30の両側壁30a,30aの内壁面がステープル11で削られるようなことがなくなると共に、ステープル11の足部がカセットカバー部材30の両側壁30a,30aに食い込んでステープル11が詰まってしまうような故障の発生を防止することができる。
図4は、カセット装着マガジンのマガジンカバー部材を取り外した状態の平面図である。図5は、カセット装着マガジンの収納部の近傍を示した拡大平面図である。図6は、カセット装着マガジンの収納部の近傍を示した拡大正面図である。
二本のレールガイド板43,43の後端部には、後述するプッシャー停留装置90を配置した収納部45が形成されている。二本のレールガイド板43,43の収納部45の前方寄りには、互いに内側に屈曲した凹部43a,43aが形成されている。
図6に示したように、二本のガイドレール板43,43の後端部の上方には、前方から後方に向けて下方に伸びる傾斜面43bと、傾斜面43bの下端部に形成された水平面43cと、水平面43cから垂直に立ち上がった案内壁45aとからなる正面視で略V字状をした軸受部43dが形成されている。
マガジン本体41の両側壁41a,41aの部分には、略矩形状の第一の開口部41fが形成されており、この第一の開口部41fの前方隣には第一の開口部41fより小さめの第二の開口部41gが形成されている。
マガジン本体41の両側壁41a,41aに設けられた第一の開口部41fと第二の開口部41gとは、弾性変形可能な細長いアーム片61の一方の端部に取付孔61aを穿設した固定部61bを有し、他方の自由端側64には水平方向に伸びる係止片62と係止片62から垂直に立設した三角柱状の解除突片63とを有するセカンドロックプリング60の位置決めと動作を実現するためのものである。つまり、セカンドロックスプリング60のアーム片61を第二の開口部41gに通して、固定部61bをマガジン本体41の両側壁41a,41aの外側に宛い、取付孔61aに通した取付ねじ61cでマガジン本体41の両側壁41a,41aに固定されている。
これにより、セカンドロックスプリング60の係止片62は、マガジン本体41の両側壁41a,41aの第一の開口部41f及び二本のレールガイド板43,43の収納部45の下方の貫通孔43cに進入する形で常時マガジンレール部材42内方に付勢されており、後述するプッシャー停留装置90の下方に進入するようになっている。
そのため、ステープル収容カセット1をカセット装着マガジン40に装着していない状態では、プッシャー停留装置90の下方にセカンドロックスプリング60の係止片62が入り込んでおり、プッシャー停留装置90は直立した状態に維持される。また、ステープル収容カセット1をカセット装着マガジン40に挿入した状態では、図5の二点鎖線で示したように、ステープル収容カセット1の先端角部及び両側壁30a,30aで、対向する解除突片63,63を水平方向の外方に押し広げることにより、セカンドロックスプリング60の係止片62はプッシャー停留装置90の下方から脱出するので、プッシャー停留装置90が支軸93aを中心として図6の反時計方向に回動可能となる。
次に、図7乃至図12に従って駆動装置について説明する。
図7は、カセット装着マガジンの縦断面図である。
駆動装置70は、フィーダー20の下方に突出させて形成された二枚のロックフィン23,23の後部にプッシャー71を当接させて、このプッシャー71に接続された牽引糸80によりフィーダー20を引っ張って、ステープル集合体10をステープル押出ブレード118側に移動するためのものである。
プッシャー71には、牽引糸80の一端部が接続されている。牽引糸80の他端部は、マガジンレール部材42の前方寄りの二本のレールガイド板43,43間に第一の支軸85aに枢支された第一の定滑車81a及び第二の支軸85bに枢支された第二の定滑車81bを経由したのち、マガジン本体41の中間部に位置する移動可能な仲介駒83に垂直に固定された支軸86に枢支された動滑車82に巻回して前方に折り返し、さらに、マガジン本体41の前方の底板41b上に垂直に固定された支軸87に枢支された定滑車81に巻回されたのち後方に折り返し、最終的には仲介駒83の前方壁88に接続されている。仲介駒83の後方壁89には引張バネ84の一方の端部が取り付けられており、引張バネ84の他方の端部はマガジンレール部材42の後方の収納部45の近くの底板41bに掛止されている。
ここで、図示した実施の形態では、マガジンレール部材42の前方寄りに上下に並べた第一の定滑車81aと第二の定滑車81bとを採用することで、牽引糸80の往路と復路とが干渉しないようにしているが、これに限定することなく、例えば、第一の定滑車81aと第二の定滑車81bの代わりに一つの大径の定滑車を採用してもよい。また、図示した実施の形態では、ステープル集合体10を前進方向に押圧するフィーダー20を移動させるための駆動装置70の駆動源として引張バネ84を使用しているが、引張バネ84を圧縮バネに変更してもよい。その場合には、圧縮バネを引張バネ84の取付位置の反対側に取り付けることになる。
プッシャー71は、円柱状のプッシャー本体72と、このプッシャー本体72の軸心に沿った両側面にプッシャー本体72より細い径の支軸73が突出している。プッシャー本体72からプッシャー71の前進方向に突出させた板状の掛止片74が設けられている。プッシャー本体72の中央部には、プッシャー本体72の外周部から掛止片74に向かって取付溝75が形成されており、この取付溝75に駆動装置70の牽引糸80が巻き付けられて固定されている。プッシャー71の支軸73は、マガジンレール部材42のレール面42a上を摺動自在に移動できるようになっている。
図8は、プッシャーを所定の位置に一時的に停留させるためのプッシャー停留装置の斜視図である。
プッシャー停留装置90は、長手方向を垂直方向にして対向配置された略方形板体の係止片92,92の下部を円柱状の連結部93により連結された本体91を備えている。本体91の連結部93の両端には支軸93a,93aが突出している。
支軸93aは、図6に示したように、マガジンレール部材42の後端部寄りで、二本のレールガイド板43,43に設けた軸受43gに回動自在に支持されている。また、支軸93aには、上部が略水平で、正面視が略く字状をした板体の突出係止片94の下端部が連結部93に固定されている。係止片92の上面には案内壁45a側に向かって下降する傾斜面92aが形成され、傾斜面92aの下方にプッシャー71の支軸73が係合する係合凹部92bが形成されている。
係合凹部92bの開口部は案内壁45a側を向いており、係止凹部片92bの内面の上部及び下部はほぼ水平に形成されている。係止片92の内側上部には、固定部と可動部とからなる略L字状のセンサー片95を備えている。センサー片95の可動部である水平面と係止片92の上面とは面一になっている。
プッシャー停留装置90の連結部93には、平面視が略コ字状のロアーワイヤーバネ96の一端部が固定されており、ロアーワイヤーバネ96の他端部である自由端はステープル押出ブレード118側に向けてほぼ水平に伸び、マガジン本体41の底板41bに当接するようになっている。これにより、支軸93aを中心としてプッシャー停留装置90が図6の時計方向に回転する付勢力が与えられている。
次に、プッシャー停留装置の作用について、図9乃至図12に従って説明する。
図9は、ステープル収容カセットを装着する前の状態を示したカセット装着マガジンの要部拡大正面図である。
カセット装着マガジン40にステープル収容カセット1が装着されていない状態では、プッシャー停留装置90は直立状態となっており、プッシャー停留装置90の係合凹部92bにプッシャー71の支軸73が係合している。このとき、マガジンレール部材42後方の収納部45の案内壁45aの係止凹部45b内周面上部に突当係止片94先端の上面部94aが係止されている。つまり、支軸93aを中心とするプッシャー停留装置90の回動は、突当係止片94と係止片62とで阻止された状態にある。
次に、カセット装着マガジン40にステープル収容カセット1を装着する場合について説明する。
図10は、ステープル収容カセットを挿入した直後の状態を示すカセット装着マガジンの要部拡大正面図である。
カセット装着マガジン40にステープル収容カセット1を装着すると、図5の二点鎖線で示したように、ステープル収容カセット1の先端角部と両側壁30a,30aにより対向する解除突片63,63の水平方向外方に押し広げられ、プッシャー停留装置90の下方に位置する係止片62が貫通孔43cから脱出して第一のロックが解除される。これにより、プッシャー停留装置90は支軸93aを中心にして反時計方向に回動可能になり、案内壁45aの係止凸部45bの下面部に係止されていた突当係止片94の先端の水平面94aが外れ、同時に、プッシャー停留装置90の係止片92の係合凹部92bが、二本のレールガイド板43,43の傾斜面43bよりも前方に逃げることにより、プッシャー71の支軸73部は、係合凹部92bからロックが解除されて二本のレールガイド板43,43の傾斜43b上に自動的に脱出する。そして、矢視Bの方向に二本のレールガイド板43,43の傾斜面43b上を滑り上がり、フィーダー20のロックフィン23の後端部に当接する。このとき、プッシャー停留装置90からロック解除されたプッシャー71は、マガジンレール部材42の対向する凹部43a,43aの間をプッシャー本体72が通過することにより、幅方向に位置調整されてフィーダー20の二枚のロックフィン23,23の間にプッシャー71の掛止片74が誘導される。
なお、プッシャー71の一連の動作は、プッシャー71に固定された牽引糸80を介して、駆動装置70の引張バネ84の弾性復元力によって行われる。
図11は、ステープル収容カセットを挿入されたステープラの打ち出しが可能な状態を示したカセット装着マガジンの要部拡大正面図である。
カセット装着マガジン40に装着してステープル収容カセット1の前端がマガジン本体41の前壁41cに当接した位置では、プッシャー停留装置90の突当係止片94の前端部が案内壁45aの係止凸部45bの壁部前面に突き当たっている。そのため、係止凸部45bの下面部から突出係止片94が解除されているので、カセット装着マガジン40内からステープル収容カセット1を引き抜く時のプッシャー停留装置90の係合凹部92bへのプッシャー71の支軸73の進入が容易な状態にある。
次に、カセット装着マガジンに装着されているステープル収容カセットを引き抜く状態の作用について説明する。
図12は、ステープル収容カセットを引き抜く際の引き抜き終了直前の状態を示したカセット装着マガジンの要部拡大正面図である。
カセット装着マガジン40内から、ステープル収容カセット1を駆動装置70の引張バネ84の張力に抗して矢視Cの方向に引き抜くと、フィーダー20のロックフィン23に当接したプッシャー71が引きずられて後方に移動し、プッシャー本体72がプッシャー停留装置90に接触すると、センサー片95の水平面を押し下げる。さらに引くと、プッシャー71は二本のレールガイド板43,43の傾斜面43bを矢視Dの方向に滑り降りてプッシャー停留装置90の上端後部の傾斜面92aをプッシャー71の支軸73が通過して、駆動装置70の引張バネ84の引っ張り張力によりプッシャー停留装置90の支軸93aを中心にして反時計方向に僅かに傾倒する。続いて、プッシャー71のプッシャー本体72は、突当係止片94を押し下げて、プッシャー71の支軸73がプッシャー停留装置90の係合凹部92bに係合し、二本のガイドレール板43,43の軸受部43dに収まる。
このとき、プッシャー停留装置90の突当係止片94の先端の平面部94aが案内壁45aの係止凸部45bの下面部に引っ掛かることにより、プッシャー停留装置90は、連結部93に取り付けられたロアーワイヤーバネ96の時計方向への付勢力により直立状態に固定される。このとき、セカンドロックスプリング60の係止片62がプッシャー停留装置90の下面に入り込み図9の状態に復帰する。
以上、説明したステープル収容カセット1を装着できるカセット装着マガジン40を備えたカセット式ステープラ110としては、例えば、図13に示したように、紙類等を貫通したステープル11の下端部の折り曲げを案内する案内溝112aを有するアンビル112を備えた略平板状のベース部材111に、マガジン支持バネ(図示せず)を備えたパンタグラフ部材113を介して上下方向に垂直移動可能にカセット装着マガジン40が支持されているものが使用される。
ベース部材111と操作ハンドル115との間には、スプリング117が介挿されており、操作ハンドル115はカセット装着マガジン40の支軸114に回動可能に軸支されている。
また、操作ハンドル115の中央部の下部には、一対の軸受板119,119が設けられており、この軸受板119には軸受長孔120が穿設されている。軸受長孔120には、ステープル収容カセット1内のステープル集合体10の先頭のステープル11を打ち降ろすためのステープル押出ブレード118の上端部より外側に突出した駆動軸121が挿入されている。これにより、操作ハンドル115を押し下げると、綴じる紙類の表面にカセット装着マガジン40が接触するまでの間はパンタグラフ部材113の作用により垂直に降下して行き、その後は、支軸114を中心にして操作ハンドル115の自由端部が図13の反時計方向に回動する。
操作ハンドル115の回動に伴い、操作ハンドル115の軸受板119の軸受長孔120も支軸114を中心に図13の反時計方向に回動し、軸受長孔120に挿入されているステープル押出ブレード118の駆動軸121が押し下げられることになる。また、前述したとおり、ステープル押出ブレード118は、カセット装着マガジン40の前壁41cに設けたブレードガイド溝内を上下動自在に支持されているため、ステープル押出ブレード118はブレードガイド孔41dを通過してステープル収容カセット1内の先頭のステープル11をステープル収容カセット1から打ち出して紙類を貫通させることができる。紙類等を貫通したステープル11の足部はベース部材11のアンビル112の案内溝112aにより内側に折り曲げられて、紙類を綴じ合わせる作業が完了する。
なお、前述したとおり、カセット装着マガジン40内には、ステープル収容カセット1内のステープル集合体10の後端部に当接してステープル集合体10を押圧するフィーダー20を前進方向に牽引する駆動装置70を取り付けているので(図4及び図7参照)、連続してステープル11を打ち出すことが可能となる。
以上のように、この発明のカセット式ステープラの実施の形態によれば、フィーダー20を前進させる駆動装置70として、フィーダー20に当接するプッシャー71と、プッシャー71に接続された牽引糸80と、牽引糸80の経路を決定する定滑車81及び動滑車82との組み合わせた滑車機構を採用し、動力源として動滑車82をカセット装着マガジン40の長手方向に引っ張る引張バネ84を採用したことにより、カセット装着マガジン40の細長い空間部にその駆動装置70を組み込むことを可能としている。
これにより、カセット装着マガジン40が従来のものと同じ長さとした場合には、ステープル収容カセット1にはステープル集合体10とフィーダー20のみが内蔵された状態であっても、ステープル集合体10を前進させて最後の一本のステープル11まで打ち出すことが可能となるため、ステープル収容カセット1にステープル集合体10とフィーダー20を前進させる圧縮バネ等を内蔵していた従来のステープル収容カセットより、多くの本数のステープル11が収容されたステープル収容カセット1が使用できることになる。
符号の説明
1 ステープル収容カセット
2 カセットレール部材
3 ガイドレール
10 ステープル集合体
11 ステープル
20 フィーダー
22 弾性係合爪片
23 ロックフィン
30 カセットカバー部材
30g ブレードガイド孔
31 係合凹部
40 カセット装着マガジン
41 マガジン本体
41c 前壁
41d ブレードガイド孔
42 マガジンレール部材
43 レールガイド板
43a 凹部
43b 傾斜面
43c 貫通孔
43d 軸受部
44 カセット挿入口
45 収納部
45a 案内壁
45b 係止凸部
50 マガジンカバー部材
60 セカンドロックスプリング
61 アーム片
62 係止片
63 解除突片
70 駆動装置
71 プッシャー
72 プッシャー本体
73 支軸
74 掛止片
80 牽引糸
81a 第一の定滑車
81b 第二の定滑車
82 動滑車
83 仲介駒
84 引張バネ
85 第一の支軸
86 第二の支軸
90 プッシャー停留装置
91 ロック部材本体
92 係止片
92a 傾斜面
92b 係合凹部
93a 支軸
94 突当係止片
94a 平面部
95 センサー片
96 ロアーワイヤーバネ
100 ステープルガイド部材
110 カセット式ステープラ
111 ベース部材
112 アンビル
113 パンタグラフ部材
114 支軸
115 操作ハンドル
116 マガジン支持バネ
117 スプリング
118 ステープル押出ブレード

Claims (6)

  1. 間隔を空けて平行に立設された一対のガイドレールを有するカセットレール部材と、該カセットレール部材に跨って摺動自在なステープルを多数本連接させてなるステープル集合体と、該ステープル集合体の後端部に当接する前記カセットレール部材に跨って摺動自在なフィーダーと、前記カセットレール部材の長手方向の両側面と天面との少なくとも三方を覆って前記ステープルと前記フィーダーとが挿通可能な通路を形成しているカセットカバー部材とからなるステープル収容カセットであって、
    前記カセットカバー部材の前方端部には前記ステープル集合体の先頭位置を決めるストッパーを有し、該ストッパーに隣接させてステープル押出ブレードが通過するブレードガイド孔を有し、前記フィーダーは弾性係合爪片を備え、該弾性係合爪片と一方向にのみ係合する係合凹部が前記カセットカバー部材の内面に長手方向に連続して形成されており、前記フィーダーが前進方向にのみ移動できることを特徴とするステープル収容カセット。
  2. 前記カセットレール部材と前記カセットカバー部材とが分離可能な状態で一体化されていることを特徴とする請求項1記載のステープル収容カセット。
  3. 前記請求項1又は2記載のステープル収容カセットを装着するカセット装着マガジンを備えたカセット式ステープラであって、前記カセット装着マガジンには、前記ステープル収容カセットを装着した後に前記フィーダーの後端部に当接するプッシャーを有すると共に、該プッシャーを前記ブレードガイド孔側に移動する駆動装置を有することを特徴とするカセット式ステープラ。
  4. 前記駆動装置は、前記プッシャーに一端を固定した牽引糸と、前記カセット装着マガジンに取り付けられている前記牽引糸に牽引力を発生させる弾性部材と、該弾性部材と前記牽引糸の他端とを接続する仲介駒とを備え、前記カセット装着マガジンの前方部に第一の定滑車と第二の定滑車と互いに独立して枢支されていると共に、前記仲介駒に動滑車が枢支されており、前記牽引糸が前記プッシャーから前記第一の定滑車、動滑車、第二の定滑車を経由して前記仲介駒へ接続されており、前記プッシャーには常時前記ブレードガイド孔側に引っ張る牽引力が作用している状態にあることを特徴とする請求項3記載のカセット式ステープラ。
  5. 前記ステープル収容カセットを引き抜いてカセット装着マガジンにステープル収容カセットが装着されていない状態では前記プッシャーを前記カセット装着マガジンの後端部に停留させ、かつ、前記ステープル収容カセットを前記カセット装着マガジンに装着することにより前記カセット装着マガジンの後端部での前記プッシャーの停留を解除するプッシャー停留装置を備えていることを特徴とする請求項3又は4記載のカセット式ステープラ。
  6. 前記カセット装着マガジンの前方端部には、横断面形状が略コ字状の金属製のステープルガイド部材が配設され、前記ステープル収容カセットを前記カセット装着マガジンに装着した際に、前記ステープル集合体の少なくとも先頭のステープルの足部外側面が前記ステープルガイド部材の対向する両側壁に案内されて降下するように構成されていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1つに記載のカセット式ステープラ。
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