JP2009113151A - ステープラ - Google Patents

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Abstract

【課題】ステープラにおいて、補充用のステープル針を装備できるようにして、ブロック針の補充回数を減らして、綴じ効率を向上させること。
【解決手段】ステープラ90は、ドライバ5とクリンチャ56とで被綴じ部材をステープル針101によって綴じるようになっている。そして、ステープラ90は、ステープル針をブロック状にしたブロック針102Sが収納されるケーシング111と、ブロック針をドライバ5に供給可能な空きスペースに移動させる上昇横動装置112と、ブロック針をドライバ5に送る上流、下流針送りローラ77,69と、を備えている。そして、ケーシングは、ブロック針をドライバに送るブロック針送り方向と平行にブロック針を収納するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、被綴じ部材を綴じる補充用のステープル針を装填できるステープラに関する。
従来、ステープラは、ステープル針で被綴じ部材を綴じるようになっている。この場合、モータによって被綴じ部材を綴じる電動式のものがある(特許文献1)。電動式のステープラは、ステープル針を連続的に使用することが多く、ステープル針を多数収容しておく必要がある。ステープル針は、分離可能に接続されたブロック状に形成されたブロック針として収容されている。
特開2001−179654号公報
ところで、従来のステープラは、ステープル針がコの字状の針の場合、ブロック針の収容スペースを広く必要として、ブロック針を収容する数が少なかった。このため、従来のステープラは、ブロック針の補充回数が多く、綴じ効率が低かった。
本発明は、補充用のステープル針を装備できるようにして、ブロック針の補充回数を減らして、綴じ効率を向上させたステープラを提供することにある。
本発明のステープラは、コの字状のステープル針を分離可能に接続されたブロック状のブロック針から前記ステープル針を分離して被綴じ部材に打ち込む打ち込み手段と、前記打ち込み手段と対向して位置し、前記打ち込み手段によって前記被綴じ部材に打ち込まれた前記ステープル針の先端部を受け止めて折り曲げることにより、前記被綴じ部材を綴じるクリンチ手段と、補充用ブロック針が収納される収納手段と、前記収納手段に収納された前記補充用ブロック針を前記打ち込み手段に供給可能な供給位置に移動させる移動手段と、前記供給位置に移動させられた前記補充用ブロック針を前記打ち込み手段に送る送り手段と、を備え、前記収納手段は、前記送り手段が前記ブロック針を前記打ち込み手段に送るブロック針送り方向と平行に前記補充用ブロック針を収納可能である、ことを特徴としている。
本発明のステープラは、補充用ブロック針が収納される収納手段を備え、その補充用ブロック針を、移動手段によって収納手段から送り手段に補充し、送り手段が打ち込み手段に送るようになっている。このため、本発明のステープラは、動作を停止してブロック針を補充する回数を少なくすることができて、綴じ効率を向上させることができる。
また、本発明のステープラは、補充用ブロック針を送り手段によるブロック針送り方向と平行に収容手段に収納できるので、補充用ブロック針を平行移動して補充することができる。このため、本発明のステープラは、補充移動に必要なスペースを広く必要としないで、大型になることを防止することができる。
以下、本発明の第1、第2実施形態のステープラを図に基づいて説明する。本実施形態のステープラ90,290は、コの字状のステープル針を分離可能に接続されたブロック状のブロック針からステープル針を分離して、そのステープル針を被綴じ部材に打ち込んで、被綴じ部材を綴じるようになっている。被綴じ部材Sには、例えば、シート束、ダンボール束、複数枚重ねられた布等がある。
(第1実施形態のステープラ)
図1乃至図8に基づいて、第1実施形態のステープラを説明する。
(第1実施形態のステープラの構造説明)
図1において、ステープラ90の装置本体である例えばフレーム91には、モータ8が設けられている。モータ8は、フレーム91に回転自在に配列された歯車列12を介してカム11を回転させるようになっている。カム11は、軸21によってフレーム91に回転自在に支持されている。図2において、カム11の外周には、歯車列12の最後の歯車22が形成されている。また、カム11には、180度の間隔をおいて、ドライバピン23と押さえピン24とが突設されている。
図1、図2において、フレーム91には、アーム支持軸26が設けられている。アーム支持軸26には、押さえアーム3とドライバアーム4とがアーム支持軸26に対して直交する方向に回転自在に設けられている。
押さえアーム3には、アーム支持軸26が貫通する支持孔31と、カム11の押さえピン24が係合する押さえカム孔32が形成されている。押さえアーム3の外周には、後述する押さえロック板2が当接する被当接部33が形成されている。また、押さえアーム3には、後述するシート押さえリンク1とクリンチャリンク10とに係合するリンクピン34が突設されている。押さえカム孔32とリンクピン34は、支持孔31を間にして両側に形成されている。
ドライバアーム4には、アーム支持軸26が貫通する支持孔41と、カム11のドライバピン23が係合するドライバカム孔42とが形成されている。ドライバアーム4の回動端部には、ドライバ支持板43の孔43aに傾動自在に係合している。ドライバ支持板43には、ドライバ5が設けられている。ドライバ支持板43は、フレーム91に形成した縦スリット44に挿入されており、ドライバアーム4の回動と、縦スリット44との案内によって、ドライバ5と一体に直線的に昇降するようになっている。
ステープラ90のフレーム91には、リンク軸45が設けられている。リンク軸45には、シート押さえリンク1と、クリンチャリンク10とがリンク軸45に対して直交する方向に回転自在に設けられている。
シート押さえリンク1には、リンク軸45が貫通する支持孔46と、リンクピン34が当接するピン当接部47とが形成されている。シート押さえリンク1の外周には、押さえロック板2が摺動するテーパ部48が形成されている。
ステープラ90のフレーム91には、略水平な横スリット51(図1)が形成されている。横スリット51には、押さえロック板2が摺動自在に設けられている。ステープラ90のフレーム91には、ピン52(図1)が突設されている。ピン52と押さえロック板2とには、引張ばね13が掛け渡してある。
クリンチャリンク10には、リンク軸45が貫通する支持孔53と、押さえアーム3上のリンクピン34が貫通する円弧状の長孔54とが形成されている。クリンチャリンク10の回動端には、複数枚の板ばね55が重ねて設けられている。板ばね55の先端には、クリンチャ56が設けられている。クリンチャ56は、ドライバ5と協働して針101(図3、図6)の先端部101dを折り曲げるようになっている。すなわち、打ち込み手段である例えばドライバ5は、コの字状のステープル針101を分離可能に接続されたブロック状のブロック針102からステープル針101を分離して被綴じ部材Sに打ち込むようになっている。クリンチ手段である例えばクリンチャ56は、ドライバ5と対向する位置に配設されて、ドライバ5によって被綴じ部材に打ち込まれたステープル針101の先端部101dを受け止めて折り曲げることにより、被綴じ部材を綴じるようになっている。以下、「ステープル針」を単に「針」という。
ステープラ90のフレーム91には、針供給部61が設けられている。
図3、図7に示す針供給部61の針ホルダ62には、先端部101dを上向きにしたブロック針102が収納されている。
針ホルダ62の後端には、針ホルダ62内にブロック針102を挿入するための蓋63が開閉自在に設けられている。また、針ホルダ62の側部には、後述する補充用ブロック針102Sが送り込まれる開口部76が形成されている。開口部76は、後述する下流針送りローラ69の上流側近傍から蓋63まで形成されている。なお、上流側、下流側とは、ブロック針の送り方向(矢印B方向、移動方向)の上流側、下流側のことを言う。
針ホルダ62の蓋63とは反対側には、ブロック針102から針101を分離する分離板78が設けられ、さらに、針101を受け止める受け止め板67が設けられている。分離板78と針ホルダ62の内面との間には、針101が通過する針通過隙間66が形成されている。針通過隙間66は、図3(B)を左側から見ると、針101と略同じ形状に形成された隙間である。分離板78と受け止め板67との間は、針101が1本だけ通過できる案内隙間68が形成されている。案内隙間68の下方の針ホルダ62の底部62aには、ドライバ5が進入して貫通する貫通孔79が形成されている。したがって、ドライバ5が貫通孔79を貫通して案内隙間68に進入すると、ブロック針102が押し上げられて、分離板78に受け止められる。しかし、ドライバ5に押されているブロック針102の先端の1本の針101だけがブロック針102から分離して押し上げられる。
針ホルダ62の底部62aには、ブロック針102を受け止め板67側に送る下流針送りローラ69と、上流針送りローラ77とが設けられている。下流針送りローラ69は、開口部76より下流側に設けられている。上流針送りローラ77は、開口部76の領域内に設けられている。下流針送りローラ69と、上流針送りローラ77との外周は、針ホルダ62の底部62aに形成された孔84から針ホルダ62内に臨んでいる。針ホルダ62の案内隙間68の上部には、被綴じ部材が載置されるクリンチ台82が設けられている。
(第1実施形態のステープラの動作説明)
ステープラ90の針ホルダ62には、図3(A)に示すように針101の先端部101dを上向きにしてブロック針102が収納されている。ブロック針102は、下流針送りローラ69の反時計方向Dの回転によって、受け止め板67に押し付けられている。また、図1に示すように、シート押さえリンク1、クリンチャ56は、クリンチ台82(図1)から離れている。さらに、ドライバ5は、最も下降した位置にいる。
このような、図1に示す待機状態のステープラ90のクリンチ台82に、被綴じ部材Sが置かれて、モータ8が始動されると、カム11が回転する。
カム11は、図4に示すように、回転しながら押さえピン24を押さえカム孔32に押圧させて、押さえアーム3を、アーム支持軸26を中心に反時計方向(矢印E方向)に回転させる。引張ばね13に牽引されて押さえアーム3に当接している押さえロック板2が、押さえアーム3の回転にともなって、押さえアーム3に追従して移動し、シート押さえリンク1のテーパ部48を押圧する。すると、シート押さえリンク1が、リンク軸45を中心に反時計方向(矢印K方向)に回転して、被綴じ部材Sをクリンチ台82に押圧する。
カム11は、上記回転しながらドライバピン23でドライバカム孔42も押圧して、図5に示すように、ドライバアーム4を、アーム支持軸26を中心に時計方向(矢印F方向)に回転させ、ドライバ5を上昇させる。図5において、ドライバ5は、針101を1本だけ案内隙間68を上昇させる。針101は、ドライバ5に押されて上昇しながら、案内隙間68を通過して先端部101dを被綴じ部材Sに打ち込まれる。
被綴じ部材Sは、図5に示すように、シート押さえリンク1によってクリンチ台82に押し付けられているため、針101が貫通するとき、浮き上がることがない。ドライバ5は、被綴じ部材Sを貫通させた針101を、クリンチャ56とで折り曲げるまでその針を押し上げた状態に保持している。
カム11は、回転を継続しており、シート押さえリンク1で被綴じ部材Sをクリンチ台82に押圧し、ドライバ5で被綴じ部材に針を貫通させた後も、押さえアーム3の反時計方向(矢印E方向)への回転を継続させている。押さえアーム3は、図6に示すように、リンクピン34でクリンチャリンク10の長孔54の一端54aを押圧して、クリンチャリンク10を反時計方向(矢印K方向)へ回転させる。
クリンチャリンク10の回転にともなって、クリンチャ56は、被綴じ部材Sに接近する。そして、クリンチャ56は、被綴じ部材Sを貫通している針101と被綴じ部材Sとをドライバ5とで挟持して(クリンチして)、針101の先端部101dを折り曲げる。これによって、被綴じ部材Sは、針101によって、綴じられたことになる。
カム11は、さらに回転を継続して、押さえアーム3を時計方向に回転させて初期位置に戻す。押さえアーム3は、初期位置に戻る間に、リンクピン34でシート押さえリンク1のピン当接部47を押圧して、シート押さえリンク1を時計方向に回転させて、被綴じ部材Sから離れさせる。また、リンクピン34は、クリンチャリンク10の長孔54の他端54bも押圧するので、クリンチャリンク10も時計方向に回転させられて、クリンチャ56も被綴じ部材Sから離れさせられる。
さらなるカム11の回転にともなって、ドライバアーム4が、反時計方向に回転して、ドライバ5を針供給部61(図3)の案内隙間68から下方に抜き去り、初期位置に戻す。
ドライバ5が案内隙間68から抜け出ると、下流針送りローラ69と上流針送りローラ77とが、矢印D方向に回転してブロック針102を送り方向Bに移動させて受け止め板67に当接させる。これによって、ブロック針は、針1本分だけ移動させられたことになり、ステープラ90は、初期状態に戻ったことになる。
ステープラ90は、以上の動作を繰り返して針101で被綴じ部材Sを綴じるが、針101の本数が少なくなると、新たに、ブロック針を補充する必要がある。そこで、本実施形態のステープラ90は、ブロック針を自動的に補充できるようになっており、被綴じ部材Sを連続して綴じることができるようになっている。
以下、図7に基づいて、ブロック針を自動的に補充する針補充装置を説明する。
針補充装置の構成を説明する。
針補充装置110は、補充用ブロック針102Sが収納される収納手段である例えばケーシング111を備えている。また、針補充装置110は、ケーシング111に収納された補充用ブロック針102Sを打ち込み手段である例えばドライバ5に供給可能な供給位置である例えば針ホルダ62内の空きスペース86に移動させる移動手段である上昇横動装置112を備えている。
ケーシング111は、フレーム91の側面に設けられて、送り手段である例えば上流針送りローラ77、下流針送りローラ69がブロック針102をドライバ5に送るブロック針送り方向と平行に補充用ブロック針102Sを収納できるようになっている。しかも、ケーシング111は、複数の補充用ブロック針102Sを重ねて収納できるようになっている。ブロック針送り方向は、図3(B)の矢印B方向である。
上昇横動装置112は、補充用ブロック針102Sをケーシング内で上昇させる上昇部113と、上昇させられた補充用ブロック針をブロック針送り方向に対して交差する方向にケーシング111から針ホルダ62に移動させる移動部114と、を備えている。
上昇部113は、主に、ケーシング111内に固定された固定板115と、固定板115上に設けられた押上ばね116と、押上ばね116の上端に設けられた昇降板117とで構成されている。移動部114は、主に、ケーシング111に設けられたプランジャ118と、プランジャ118に設けられて、最上位の補充用ブロック針102Sを針ホルダ62に押し込むプッシャ119とで構成されている。ケーシング111には、補充用ブロック針102Sを送り出す出口120が形成され、フレーム91には、補充用ブロック針102Sを受け入れる入口121が形成されている。
針補充装置110の動作を説明する。
針補充装置110のケーシング111には、補充用ブロック針102Sを上下2段に重ねて収納されているものとする。補充用ブロック針102Sは、2段に限定されない。複数段あればよい。この状態において、現在、使用しているブロック針102(図3の左側のブロック針、図7(A)の右側のブロック針)の長さが短くなると、そのブロック針102の後端が針ホルダ62に設けられたセンサ83(図3)によって検知される。この状態において、センサ83の上流側(図3の右側)には、ブロック針が無く、空きスペース86が生じる。この空きスペース86は、ケーシング111に収納された補充用ブロック針102Sをドライバ5に供給可能な供給位置である。
すると、図7に示すように、針補充装置110のプランジャ118が、矢印C方向に作動してプッシャ119によって、最上位の補充用ブロック針102Sを押して針ホルダ62の空きスペース86に送り込む。このとき、補充用ブロック針102Sは、図7に示す出口120と入口121とを通過して、開口部76(図3)から空きスペース86に送り込まれる。その後、プランジャ118の動作が終了して、プッシャ119は、プランジャ118に設けられた復帰ばね122によって元の位置に戻る。そして、次の補充用ブロック針102Sが押上ばね116によって押し上げられて、プッシャ119と対向した高さに保持される。
針ホルダ62に送り込まれた補充用ブロック針102Sは、図3に示すように、下流端部が、現在使用されているブロック針102の上流端部と干渉しないように、隙間Gが生じるように送り込まれる。この隙間Gは、上流針送りローラ77が補充用ブロック針102Sをドライバ5側に送ることによって解消される。また、補充用ブロック針102Sが針ホルダ62に送り込まれるとき、上流針送りローラ77と下流針送りローラ69とに干渉しないようにするため、上流針送りローラ77と下流針送りローラ69とは補充用ブロック針102Sより低い位置に設けられている。さらに、針ホルダ62の底部62aには、補充用ブロック針102Sを案内する傾斜した案内板85(図7)が設けられている。なお、上流針送りローラ77と下流針送りローラ69とは、低い位置に設けることなく、補充用ブロック針102Sが送り込まれるとき下方に退避できるようにしてもよい。
ステープラ90は、針ホルダ62に補充用ブロック針102Sが送り込まれると、現在使用中のブロック針102に引き続いて補充用ブロック針102Sを使用する。そして、針補充装置110は、その補充用ブロック針102Sが短くなると、さらに、次の補充用ブロック針102Sを針ホルダ62に補充して、ステープラ90が継続して被綴じ部材Sの綴じ動作をできるようにする。
針補充装置110への補充用ブロック針102Sの補充は、ケーシング111の上流側、或いは下流側から挿入されることによって行われる。なお、針補充装置110は、ステープラ90のフレーム91に着脱自在(着脱可能)にして、出口120から補充用ブロック針102Sを補充してもよい。
以上、説明した針補充装置110は、プランジャ118を使用しているが、図8に示すように、プランジャ118の代わりに電磁石123を針ホルダ62の側面に設けて電磁石123の吸引力によって補充用ブロック針102Sを引き込むようにしてもよい。この場合、電磁石123は、センサ83(図3)の検知動作によって通電し、補充用ブロック針102Sを吸引するようになっている。また、電磁石123は、移動手段である。
また、図示しないが、補充用ブロック針を重ねて収納しないで、横に並べて収納してもよい。この場合、上昇部113が不要になる。移動部114の構成は、補充用ブロック針を1つずつ横に移動させる機構にする必要がある。それには、モータを使用するのが好ましい。
以上のステープラ90は、補充用ブロック針が収納されるケーシング111を備え、補充用ブロック針を、上昇横動装置112によってケーシングから上流、下流針送りローラ77,69に補充し、上流、下流針送りローラがドライバ5に送るようになっている。このため、本ステープラ90は、動作を停止してブロック針の補充する回避を少なくして、綴じ効率を向上させることができる。
また、本ステープラは、補充用ブロック針を上流、下流針送りローラ77,69によるブロック針送り方向(図3(B)矢印B方向)と平行にケーシング111に収納できるので(収納可能であるので)、補充用ブロック針を平行移動して補充することができる。このため、本ステープラ90は、補充移動に必要なスペースを広く必要としないで、大型になることを防止することができる。
(第2実施形態のステープラ)
図9乃至図12に基づいて第2実施形態のステープラを説明する。
(第2実施形態のステープラと針補充装置の構造説明)
本実施形態のステープラ290において、第1実施形態のステープラ90と同一部分には同一の符号を付して説明を省略して、構造の異なる針補充装置210を説明する。同一部分には、シート押さえリンク1、押さえロック板2、押さえアーム3、ドライバアーム4、ドライバ5、カム11、クリンチャリンク10、カム11、歯車列12等がある。
針補充装置210は、補充用ブロック針102Sが収納される収納手段である例えば回転体211を備えている。回転体211は、方形状のハウジング230に回転自在かつ着脱自在に収納されている。ハウジング230は、ステープラ290の装置本体である例えばフレーム291に着脱できるようになっている。回転体211は、ブロック針送り方向(図9の矢印B方向)と平行な回転中心軸231と、回転体211の外周211aとによってハウジング230に回転可能に設けられている。
回転体211は、補充用ブロック針102Sを収納する収納部である例えば溝233がブロック針送り方向と平行に4つ形成されている。溝233は、4つに限定されない。複数形成されていればよい。溝233には、補充用ブロック針102Sをドライバ5側に付勢する送り手段であり付勢部材である例えば押圧ばね234と押圧部材246とが補充用ブロック針102Sと共に収納されている。なお、押圧部材246は、溝233に補充用ブロック針102Sが収納されていないとき、押圧ばね234に押されて溝233から飛び出すおそれがある。このため、押圧部材246と溝233との間には、押圧部材246の飛び出しを防止する不図示のストッパが設けられている。
また、針補充装置210は、回転体211に収納された補充用ブロック針をドライバ5に供給可能な供給位置235に移動させる移動手段である例えば回転駆動機構240によって回転するようになっている。供給位置235は、補充用ブロック針をドライバ5に送り込むことができる位置である。回転駆動機構240は、図12に示すように、不図示のモータによって回転する駆動歯車241と、この駆動歯車241に噛合する従動歯車242とで構成されている。従動歯車242(図10)は、回転体211の一端に形成されている。回転体211の停止は、回転体211に形成された大径部232の切欠232aを、フレーム291に設けられたセンサ243が検知することによって行われる。
回転体211がハウジング230に収納されたとき補充用ブロック針は、押圧ばね234に押されてハウジング230の内壁230a(図9)に受け止められるようになっている。そして、補充用ブロック針は、回転体211がハウジング230に対して回転して、ハウジング230の針排出口244(図11)に対向したとき、押圧ばね234に押されて針排出口244から突出するようになっている。ところが、回転体211をハウジング230に組み込むとき、補充用ブロック針が針排出口244から突出していると、その部分が折れるおそれがある。このため、針排出口244は、回転体211がハウジング230に組み込まれるまで、カム部材245によって塞がれている。カム部材245は、ハウジング230に、回転体211の径方向に移動自在に設けられて、不図示のばねによって針排出口244を塞ぐ方向に付勢されている。そして、カム部材245は、ハウジング230がステープラ290のフレーム291に組み込まれたとき、針ホルダ62にカム面245aが当接して針排出口244を開く方向(図11の矢印H方向)に移動するようになっている。
なお、針ホルダ262は、第1実施形態のステープラの針ホルダより長さが短い。また、針送りローラは、下流針送りローラ69のみ設けられており、上流針送りローラ77は設けられていない。
(第2実施形態のステープラと針補充装置との動作説明)
ステープラ290は、フレーム291にハウジング230を介して回転体211が装着された図9の状態において、現在使用中のブロック針102が下流針送りローラ69によってブロック針送り方向(矢印B)に押圧されて、受け止め板67に押圧されている。また、現在使用中のブロック針102は、補充用ブロック針102Sによっても受け止め板67に押圧されている。補充用ブロック針102Sは、押圧部材246を介して押圧ばね234によってブロック針送り方向(矢印B方向)に押圧されている。この状態で、ステープラ290は、第1実施形態のステープラ90と同様な動作で被綴じ部材Sを針101で綴じる。
現在、使用しているブロック針102(図9の左側のブロック針)が使用される度に、現在使用しているブロック針102と補充用ブロック針102Sとが、下流針送りローラ69と押圧ばね234とによって、ブロック針送り方向に移動する。
そして、補充用ブロック針102Sの後端が、針ホルダ62に設けられたセンサ83(図9)によって検知される。この状態において、センサ83の上流側(図9の右側)には、補充用ブロック針が無く、今まで、補充用ブロック針が収納されていた溝233は空になっている。
センサ83の検知動作に基づいて、回転駆動機構240が作動して、回転体211を回転させる。センサ243が切欠232aを検知すると、回転体211は、回転を停止する。すると、新たな補充用ブロック針102Sが、針排出口244に対向して押圧ばね234によって針排出口244から押し出される。押し出された補充用ブロック針102Sは、針ホルダ262に収納されているブロック針に当接して押圧する。
このようにして、補充用ブロック針が順次補充されて無くなると、最後の補充用ブロック針が下流針送りローラ69によって送られている間に、回転体211は、ハウジング230と共にフレーム291からユーザによって抜き取られて、ブロック針が補充される。
以上のステープラ290は、補充用ブロック針が収納される回転体211を備え、回転駆動機構240によって回転体211を回転させて、補充用ブロック針をドライバ5に送り込める供給位置235に送るようになっている。このため、本ステープラ290は、動作を停止してブロック針の補充をする回数を少なくすることができて、綴じ効率を向上させることができる。
また、本ステープラ290は、補充用ブロック針を押圧ばね234と下流針送りローラ69とによってブロック針送り方向(図9矢印B方向)と平行に回転体211に収納できるので、補充用ブロック針を平行移動して補充することができる。このため、本ステープラ290は、補充移動に必要なスペースを広く必要としないで、大型になることを防止することができる。
本発明の第1実施形態におけるステープラの正面断面図であり、待機状態の図である。 図1のステープラの部品図である。 図1のステープラに設けられた針供給部の図である。(A)は、針を送り出す方向に対して交差する方向の断面図であり、(B)におけるA−A矢視断面図である。(B)は針を送り出す方向に沿った断面図である。 図1のステープラにおける動作説明用の図であり、図1の状態からシート押さえリンクで被綴じ部材をクリンチ台に押さえ付けた図である。 図1のステープラにおける動作説明用の図であり、図4の状態から被綴じ部材に針を貫通させた図である。 図1のステープラにおける動作説明用の図であり、図5の状態から被綴じ部材を針で綴じたときの図である。 針補充装置の図である。(A)は、図1のJ−J矢視断面概略図である。(B)は、(A)の状態から補充用ブロック針を送り出した状態の図である。 他の針補充装置の図である。 本発明の第2実施形態におけるステープラの正面断面図であり、待機状態の図である。 回転体の外観斜視図である。 回転体がハウジングに収納された状態の図である。 図9のステープラの外観斜視図である。
符号の説明
B ブロック針送り方向
S 被綴じ部材
5 ドライバ(打ち込み手段)
56 クリンチャ(クリンチ手段)
69 下流針送りローラ(送り手段)
77 上流針送りローラ(送り手段)
86 空きスペース(供給位置)
90 第1実施形態のステープラ
91 フレーム(装置本体)
101 ステープル針
101d ステープル針の先端部
102 ブロック針
102S 補充用のブロック針
110 針補充装置
111 ケーシング(収納手段)
112 上昇横動装置(移動手段)
113 上昇部
114 移動部
123 電磁石(移動手段)
210 針補充装置
211 回転体(収納手段)
230 ハウジング
231 回転中心軸
233 溝(収納部)
234 押圧ばね(送り手段、付勢部材)
235 供給位置
240 回転駆動機構(移動手段)
290 ステープラ
291 フレーム(装置本体)

Claims (5)

  1. コの字状のステープル針を分離可能に接続されたブロック状のブロック針から前記ステープル針を分離して被綴じ部材に打ち込む打ち込み手段と、
    前記打ち込み手段と対向して位置し、前記打ち込み手段によって前記被綴じ部材に打ち込まれた前記ステープル針の先端部を受け止めて折り曲げることにより、前記被綴じ部材を綴じるクリンチ手段と、
    補充用ブロック針が収納される収納手段と、
    前記収納手段に収納された前記補充用ブロック針を前記打ち込み手段に供給可能な供給位置に移動させる移動手段と、
    前記供給位置に移動させられた前記補充用ブロック針を前記打ち込み手段に送る送り手段と、を備え、
    前記収納手段は、前記送り手段が前記ブロック針を前記打ち込み手段に送るブロック針送り方向と平行に前記補充用ブロック針を収納可能である、
    ことを特徴とするステープラ。
  2. 前記収納手段は、前記複数の補充用ブロック針を重ねた状態で収納可能なケーシングであり、
    前記移動手段は、前記補充用ブロック針を前記ケーシング内で上昇させる上昇部と、上昇させられた該補充用ブロック針を前記ブロック針送り方向に対して交差する方向に前記ケーシングから前記供給位置に移動させる移動部と、を備えた、
    ことを特徴とする請求項1に記載のステープラ。
  3. 前記収納手段は、前記ブロック針送り方向と平行な回転中心軸を中心にして回転可能に前記ステープラの装置本体に設けられた回転体であり、
    前記回転体は、前記ブロック針送り方向と平行に形成されて前記ブロック針を収納する複数の収納部を備え、
    前記移動手段は、前記回転体を回転させて、前記収納部に収納された前記ブロック針を前記供給位置に停止させる回転駆動機構であり、
    前記送り手段は、前記回転体に設けられて前記ブロック針を前記打ち込み手段側に付勢する付勢部材である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のステープラ。
  4. 前記ケーシングは、前記ステープラの装置本体に着脱可能に設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のステープラ。
  5. 前記回転体は、前記ステープラの装置本体に着脱可能に設けられている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のステープラ。
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