JPWO2006101063A1 - レーザーマーキング用二色成形体及びレーザーマーキング方法 - Google Patents

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Abstract

支持体が黒色のときにも文字、記号、図柄等がコントラスト良好にマーキングされ、しかも半永久的な耐摩耗性を有するレーザーマーキング用二色成形体とそれに対するレーザーマーキング方法を提供する。少なくとも支持体と、該支持体を被覆する被覆体とからなる2色成形体である。支持体は、(A)熱可塑性樹脂100質量部に対して、(B)カーボンブラック、チタンブラック、四三酸化鉄、雲母、炭酸塩、及び金属珪酸塩からなる群より選ばれた少なくとも1種からなる特定エネルギー吸収剤0.0001〜5質量部、及び(C)上記(B)成分以外の着色剤0〜10質量部を含有する樹脂組成物から構成され、前記被覆体は、(D)透明の熱可塑性樹脂から構成されている。

Description

本発明は、レーザー光線照射により、二色成形体の界面部にマーキングされ、生地色とマーキング部のコントラストが高く、鮮明な文字、記号、図柄等が得られ、かつ耐摩耗性に優れるレーザーマーキング用二色成形体と該二色成形体に対するレーザーマーキング方法に関する。
従来、二色成形体の印字は、透明被覆体の裏面又は着色された支持体表面に文字、記号、図柄をシルク印刷、パッド印刷、ホットスタンピング印刷等の印刷を施した後、支持体又は被覆体を構成する熱可塑性樹脂をインサート成形することにより行われている。
しかしながら、上記方法では、次のような種々の問題がある。
(1)有機溶媒を含有するインキを使用するため、環境衛生上に問題がある。
(2)印刷時にインキの滲みが発生する。
(3)次工程のインサート成形前に印刷インキの乾燥が必要であり生産性が劣る。
(4)被覆体あるいは支持体を構成する熱可塑性樹脂をインサート成形した時に、各樹脂の成形圧力により前工程で印刷された文字、記号、図柄の変形が生じる。
(5)成形工程での成形温度設定によっては印刷された文字、記号、図柄の変色が生じる。
(6)形状が複雑な二色成形体に対しては印刷ができない。
(7)生産工程が複雑で生産性が劣る。
また、従来から、インキを使用しない印刷方法として、レーザー光線を照射してプラスチック成形品表面に印刷するレーザーマーキング法が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3及び特許文献4を参照)。
このような従来のレーザーマーキング法は、プラスチック成形品表面に印字するもので、これは熱可塑性樹脂にレーザー光線を吸収する添加剤を混練りして成形したプラスチック成形品にレーザー光線を照射し、添加剤の作用によりプラスチック成形品表面に発泡、分解、融解、炭化、気化等の熱的変化を生じさせ、白文字、白色記号及び白色図柄、あるいは黒文字、黒色記号及び黒色図柄等を発現するものである。
しかし、このような従来のレーザーマーキング法においては、十分なコントラストを出すためにマーキング文字が凹凸になったり、黒褐色又は赤褐色系の焦げた状態の文字、記号、図柄になるなどの欠点があり、コントラストが十分で、かつ表面が平滑なものが得られないため、マーキング文字部の耐磨耗性が劣り実用性に問題がある。
そこで、コントラストが良好で表面平滑性に優れたレーザーマーキングが可能なレーザーマーキング用樹脂組成物とその成形体が提案されている(特許文献5及び6を参照)。さらに、これらの文献には、組成物を内層用として用い、透明な熱可塑性樹脂からなる表層を積層した多層シートとすることも記載されている。しかしながら、この成形体にレーザーマーキングすると、支持体が白色の場合にはコントラストが良好になるものの、支持体が黒色のときにはいまだコントラストが不十分であり、またレーザー光線の出力を上げてコントラストを良好にしようとすると熱可塑性樹脂からなる透明表層にクラックが生じるという問題があった。
特公昭61−11771号公報 特公昭61−41320号公報 特公昭62−59663号公報 特開平1−254743号公報 特開2002−273832号公報 特開2002−309104号公報
したがって、本発明は、上記した従来のレーザーマーキング法における問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、支持体が黒色のときにも文字、記号、図柄等がコントラスト良好にマーキングされ、しかも半永久的な耐摩耗性を有するレーザーマーキング用二色成形体とそれに対するレーザーマーキング方法を提供することにある。
本発明によれば、少なくとも支持体と、該支持体を被覆する被覆体とからなる2色成形体であって、前記支持体は、(A)熱可塑性樹脂100質量部に対して、(B)カーボンブラック、チタンブラック、四三酸化鉄、雲母、炭酸塩、及び金属珪酸塩からなる群より選ばれた少なくとも1種からなる特定エネルギー吸収剤0.0001〜5質量部、及び(C)上記(B)成分以外の着色剤0〜10質量部を含有する樹脂組成物から構成され、前記被覆体は、(D)透明の熱可塑性樹脂から構成されている、レーザーマーキング用二色成形体が提供される。
上記二色成形体は、前記支持体と前記被覆体が、射出成形にて共成形されてなることが好ましい。
また、本発明の二色成形体においては、レーザー光線照射により、前記(A)熱可塑性樹脂の照射された部分が乖離発泡し、白文字、白色記号及び白色図柄のいずれか一つ以上を発現する形態の場合があり、その際の(A)熱可塑性樹脂としては、MABS樹脂、メチルメタアクリレート/スチレン共重合樹脂、メチルメタアクリレート樹脂、ゴム強化メチルメタアクリレート樹脂、ナイロン樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリ乳酸系樹脂、及びポリオレフィン樹脂からなる群より選ばれた少なくとも1種であることが好ましい。
さらに、本発明の二色成形体においては、レーザー光線照射により、前記(A)熱可塑性樹脂の照射された部分が炭化し、黒文字、黒色記号及び黒色図柄のいずれか一つ以上を発現する形態の場合があり、その際の(A)熱可塑性樹脂としては、ABS樹脂、ASA樹脂、ゴム強化ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ABS/ポリカーボネートアロイ樹脂、及びABS/ポリブチレンテレフタレートアロイ樹脂からなる群より選ばれた少なくとも1種であることが好ましい。
本発明の二色成形体において、前記被覆体と前記支持体が、被覆体/支持体=1/9〜9/1の厚み構成比であることが好ましい。
また、本発明によれば、上記二色成形体に、レーザー発振波長が532〜1064nm、レーザー媒質がネオジウム変性イットリウム−アルミニウム−ガーネット、又はネオジウム変性イットリウム−四酸化バナジウムであるレーザーマーカーを照射して印字し、印字発色部と下地部とのコントラストが3以上とする、レーザーマーキング方法が提供される。
本発明によれば、支持体が黒色のときにも文字、記号、図柄等がコントラスト良好にマーキングされ、しかも半永久的な耐摩耗性を有するレーザーマーキング用二色成形体、及び該二色成形体に対するレーザーマーキングを提供することができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
本発明の二色成形体は、少なくとも支持体と、該支持体を被覆する被覆体とからなるものであって、前記支持体は、(A)熱可塑性樹脂、(B)特定エネルギー吸収剤、及び(C)上記(B)成分以外の着色剤の3成分を含有する樹脂組成物から構成されており、前記被覆体は、(D)透明の熱可塑性樹脂から構成されている。
以下、各成分について説明する。
(A)熱可塑性樹脂:
本発明の樹脂組成物では、レーザー光線照射により、この熱可塑性樹脂の照射された部分が乖離発泡し、白文字、白色記号及び白色図柄のいずれか一つ以上が発現する形態、または、レーザー光線照射により、前記熱可塑性樹脂の照射された部分が炭化し、黒文字、黒色記号及び黒色図柄のいずれか一つ以上が発現する形態、の2つの場合がある。
上記のうち、レーザー光線照射により、この熱可塑性樹脂の照射された部分が乖離発泡し、白文字、白色記号及び白色図柄のいずれか一つ以上が発現する形態の場合、その際の熱可塑性樹脂としては、MABS樹脂、メチルメタアクリレート/スチレン共重合樹脂、メチルメタアクリレート樹脂(PMMA樹脂)、ゴム強化メチルメタアクリレート樹脂(ゴム強化PMMA樹脂)、ナイロン樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリ乳酸系樹脂、及びポリオレフィン樹脂からなる群より選ばれた少なくとも1種であることが好ましい。これらの中で、特に好ましくは、MABS樹脂、メチルメタアクリレート/スチレン共重合樹脂、メチルメタアクリレート樹脂(PMMA樹脂)、ゴム強化メチルメタアクリレート樹脂(ゴム強化PMMA樹脂)である。レーザー光線照射によってこれら熱可塑性樹脂のメチル基、メチレン基、アミノ基などの側鎖が乖離することにより照射部分が乖離発泡し、他の(B)特定エネルギー吸収剤及び(C)着色剤との相互作用により、白文字、白色記号及び白色図柄が明瞭に発現すると考えられる。これらの熱可塑性樹脂は1種単独で使用することも、また2種以上を併用することもできる。すなわち、熱可塑性樹脂は、2種以上の樹脂からなるポリマーアロイであってもよい。
一方、レーザー光線照射により、熱可塑性樹脂の照射された部分が炭化し、黒文字、黒色記号及び黒色図柄のいずれか一つ以上が発現する形態の場合、その際の熱可塑性樹脂としては、ABS樹脂、ASA樹脂、ゴム強化ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ABS/ポリカーボネートアロイ樹脂、及びABS/ポリブチレンテレフタレートアロイ樹脂からなる群より選ばれた少なくとも1種であることが好ましい。これらの中で、特に好ましくは、ABS樹脂、ASA樹脂、ゴム強化ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂である。これらの熱可塑性樹脂は、1種単独で使用することも、また2種以上を併用することもできる。すなわち、熱可塑性樹脂は、2種以上の樹脂からなるポリマーアロイであってもよい。
(B)特定エネルギー吸収剤:
次に、本発明の組成物に用いられるレーザー光線のエネルギーを吸収する特定エネルギー吸収剤としては、カーボンブラック、チタンブラック、四三酸化鉄(鉄黒)、雲母、炭酸塩、及び金属珪酸塩からなる群より選ばれた少なくとも1種である。
そのうち、レーザー光線照射により熱可塑性樹脂の照射された部分が乖離発泡し、白文字、白色記号及び白色図柄のいずれか一つ以上が発現する形態の場合、いわゆる下地部が黒色系となる場合に用いられる特定エネルギー吸収剤としては、例えば、カーボンブラック、チタンブラック、雲母、四三酸化鉄などが挙げられ、レーザー光線照射により熱可塑性樹脂の照射された部分が炭化し、黒文字、黒色記号及び黒色図柄のいずれか一つ以上が発現する形態の場合には、用いられる特定エネルギー吸収剤としては、例えば、カーボンブラック、雲母、炭酸カルシウムなどの炭酸塩、珪酸アルミナ、鉄を含む珪酸アルミナ(マイカ)、含水珪酸アルミナ(カオリン)、珪酸マグネシウム(タルク)、珪酸カルシウムなどの金属珪酸塩が挙げられる。
以上の特定エネルギー吸収剤は、1種単独で使用することも、2種以上を併用することもできる。
本発明に用いられる特定エネルギー吸収剤の添加量は、上記(A)熱可塑性樹脂100質量部に対し、0.0001〜5質量部である。
すなわち、レーザー光線照射により、熱可塑性樹脂の照射された部分が乖離発泡し、白文字、白色記号及び白色図柄のいずれか一つ以上が発現する形態の場合には、特定エネルギー吸収剤の添加量は、(A)熱可塑性樹脂100質量部に対し、0.005〜5質量部、好ましくは0.01〜3質量部、さらに好ましくは0.02〜1質量部である。0.005質量部未満では充分なコントラストが得られず、一方、5質量部を超えるとエネルギー吸収機能が過剰となり同様にコントラストが低下する。
一方、レーザー光線照射により熱可塑性樹脂の照射された部分が炭化し、黒文字、黒色記号及び黒色図柄のいずれか一つ以上が発現する形態の場合には、特定エネルギー吸収剤の添加量は、(A)熱可塑性樹脂100質量部に対し、0.0001〜5質量部、好ましくは0.00015〜3質量部、さらに好ましくは0.0002〜1質量部である。0.0001質量部未満では充分なコントラストが得られず、一方、5質量部を超えるとエネルギー吸収機能が過剰となり同様にコントラストが低下する。
この(C)着色剤は、上記した(B)成分の特定エネルギー吸収剤以外のものである。
(C)着色剤としては、無機顔料、有機顔料、染料などが挙げられる。このうち、無機顔料としては、白色顔料として酸化チタン、硫酸バリウム、硫化亜鉛、酸化亜鉛、黄色顔料として酸化鉄、チタンイエロー、赤色顔料として酸化鉄、青色顔料としてコバルトブルー、群青などが挙げられる。また、有機顔料としては、黄色はモノアゾ、縮合アゾ、アンスラキノン、ジスアゾ、複素環、赤色はキナクリドン、アンスラキノン、ペリレン、モノアゾ、青色はフタロシアニン、緑色はフタロシアニンなどが挙げられる。さらに、染料としては、黄色はモノアゾ、アンスラキノン、ジスアゾ、複素環、赤色はアンスラキノン、ペリノン、チオインヂゴ、ジスアゾ、青色はアンスラキノンなどが挙げられる。
(C)着色剤の使用量は、(A)熱可塑性樹脂100質量部に対し、0〜10質量部、好ましくは0.7〜8質量部である。(C)着色剤が10質量部を超えると、二色成形体としての物性低下が起こる可能性があり、好ましくない。
本発明において、(A)〜(C)の2成分又は3成分からなる支持体を調製するには、例えば、(A)〜(C)成分を、ヘンシェルミキサーなどで混合し、一般の押出機などで溶融混合してペレット化するなどの手段により得られるが、これに限定されるものではない。なお、支持体の厚さは0.5〜5mmが好ましく、0.7〜4mmがさらに好ましい。
(D)透明の熱可塑性樹脂:
被覆体を形成する透明の熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリメタクリルスチレン樹脂(MS樹脂)、AS樹脂、メチルメタアクリレート樹脂(PMMA樹脂)、軟質メチルメタアクリレート樹脂(軟質PMMA樹脂)、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリシクロヘキサン1,4−ジメチルフタレート樹脂、ポリスチレン樹脂、透明ABS樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂などが挙げられる。これらの透明熱可塑性樹脂の中で、特に表面硬度特性から、メチルメタアクリレート樹脂、軟質メチルメタアクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂が好ましい。さらに好ましくは、メチルメタアクリレート樹脂、軟質メチルメタアクリレート樹脂である。なお、被覆体の厚さは0.5〜5mmが好ましく、0.7〜4mmがさらに好ましい。
本発明の二色成形体は、前記支持体と前記被覆体を、射出成形にて共成形することにより形成することが好ましい。
射出成形による共成形方法としては、コアバック法、ダイスライド法、ロータリー法などのような二色(二種類)の樹脂をそれぞれ別々の射出シリンダーから金型内部に順次、射出充填して異種材料あるいは異色材料の成形品を作る成形法が挙げられる。
この二色成形体において、前記被覆体と前記支持体は、被覆体/支持体=1/9〜9/1の厚み構成比であることが好ましく、被覆体/支持体=3/7〜7/3の厚み構成比であることがさらに好ましい。この厚みの構成比であると、場合によっては更なるコントラストを出す際、2回レーザーマーキングを実施することがあるが、このようなケースであっても被覆体のクラック、破損が起こらず、レーザーマーキング条件巾の広いシート厚み構成であり、好ましいものである。
また、二色成形体の全体の厚みは、通常1.0〜10mm、好ましくは1.5〜8mmである。
なお、上記二色成形体を構成する支持体と被覆体には、必要に応じて、その特性を損なわない範囲で、他の添加剤、例えば離型剤、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、強化剤などを添加することができる。
本発明の二色成形体を用いてレーザーマーキングするには、例えば、これらの成形体に、レーザー発振波長が532〜1064nm、レーザー媒質がネオジウム変性イットリウム−アルミニウム−ガーネット、又はネオジウム変性イットリウム−四酸化バナジウムであるレーザーマーカーを照射して印字し、印字発色部と下地部とのコントラストが3以上とする、レーザーマーキング方法を採用することが好ましい。
なお、レーザーマーカーとしては、レーザービームはシングルモードでもマルチモードでもよく、またビーム径が20〜40μmのように絞ったもののほか、ビーム径が80〜100μmのごとく広いものについても用いることができるが、シングルモードで、ビーム径が20〜40μmの方が、印字発色部と下地部のコントラストを3以上とし、コントラストが良好な印字品質を得る点で好ましい。
本発明のレーザーマーキング用二色成形体は、レーザーマーク性に優れ、被覆体と支持体の界面にレーザーで文字、記号及び図柄などを、容易かつ美麗に描くことができる。従って、本発明のレーザーマーキング用二色成形体は、電気部品、電子部品、自動車部品、各種記録媒体のケース、各種表示板などの印字に効果的に使用することができる。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例により何ら限定されるものではない。なお、以下の実施例および比較例における「部」および「%」は特に断りのない限り質量部および質量%を意味する。また、実施例における各種の評価、測定は、下記方法により実施した。
レーザー照射条件1:
レーザー機器:ロフィンバーゼル社 RSM30D(Nd:YAG)
アパーチャー:2.0mmφ
走査速度:400mm/s
波長:1064nm
周波数:6000Hz
電流値:34A
レーザー照射条件2:
レーザー機器:ロフィンバーゼル社 RSM30D(Nd:YAG)
アパーチャー:2.0mmφ
走査速度:400mm/s
波長:1064nm
周波数:6000Hz
電流値:28A
発色性評価:
測色計(グレタグマクベス社製 7000A)を用いて、WI:白色度、YI:黄味度、を測定した。
コントラスト評価:
コニカミノルタ社製の輝度計(LS100)を用いて測定した。数値の大きいほどコントラストが高く、視認性が高い。本発明では、コントラストが3以上のときに合格(○)とし、コントラストが2以上、3未満のときに△、コンントラストが2未満のときに不合格(×)とした。
クラックの有無:
被覆体のクラックの有無は、キーエンス社製の拡大顕微鏡(VH5900)を用いて観察した。
(実施例1)
熱可塑性樹脂のゴム強化メチルメタアクリレート樹脂(ゴム強化PMMA樹脂)として、三菱レイヨン社製アクリペットVRL40(商品名)と通常のメチルメタアクリレート樹脂である三菱レイヨン社製アクリペットMF(商品名)とをブレンドし、ゴム量が15質量%となるように調製した。調製は、通常の押出機による造粒で行った。調製したゴム強化メチルメタアクリレート樹脂(ゴム強化PMMA樹脂)100質量部に対し、カーボンブラック(三菱化学社製、#20)0.1質量部、着色剤である酸化チタン0.02質量部、着色剤である群青(第一化成社製、AP201)0.1質量部のほか、ジメチルポリシロキサン/二酸化珪素混合物(東レダウコーニングシリコーン社製、商品グレード:125M)2.0質量部を添加し、高速ミキサーで均一混合し、押出機、ペレタイザーにて造粒して支持体用のコンパウンドを調製した。
そして、まず射出成形機にて厚み3.0mmの平板プレートを作製し、Nd:YAGレーザーを使用してマーキングされた箇所の発色性を評価した。その結果を表1に示す。
次に、被覆体用としてPMMA樹脂(三菱レイヨン社製、商品名:アクリペットMF)、軟質PMMA樹脂(クラレ社製、商品名:パラペットNW05)のコンパウンドを調製し、支持体用及び被覆体用の二色(二種類)の樹脂コンパウンドをそれぞれ別々の射出シリンダーから金型内部に順次、射出充填することにより共成形して、それぞれの厚みが2.0mm(全体の厚さが4.0mm)の二色成形体を作製した。そして、この二色成形体にNd:YAGレーザーを使用してマーキングされた箇所の発色性及びコントラストを測定した。その結果を表1に示す。
(実施例2)
群青及びジメチルポリシロキサン/二酸化珪素混合物を用いないこと以外は、実施例1と同様にして、平板プレートの発色性と、二色成形体の発色性及びコントラストを評価した。結果を表1に示す。
(実施例3)
ジメチルポリシロキサン/二酸化珪素混合物を用いないこと以外は、実施例1と同様にして、平板プレートの発色性と、二色成形体の発色性及びコントラストを評価した。結果を表1に示す。
(実施例4)
ゴム強化PMMA樹脂100質量部に対し、カーボンブラック0.1質量部を用い、酸化チタン、群青及びジメチルポリシロキサン/二酸化珪素混合物を用いないこと以外は、実施例1と同様にして、平板プレートの発色性と、二色成形体の発色性及びコントラストを評価した。結果を表1に示す。
(実施例5)
ゴム強化PMMA樹脂の代わりに、ナイロン樹脂(宇部興産社製、商品名:宇部ナイロン 1015GU6)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、平板プレートの発色性と、二色成形体の発色性及びコントラストを評価した。結果を表1に示す。
(比較例1)
ゴム強化PMMA樹脂の代わりに、透明ABS樹脂(NABS樹脂)(東レ社製、商品名:トヨラック920)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、平板プレートの発色性と、二色成形体の発色性及びコントラストを評価した。結果を表1に示す。
(実施例6)
ゴム強化PMMA樹脂の代わりにポリカーボネート樹脂(出光興産社製、商品名:タフロンA1700)を用いるとともに、カーボンブラック0.001質量部、酸化チタン0.2質量部、及び硫化亜鉛(サクトルベン社製、商品名:サクトリス HD)0.2質量部を用い、着色剤である群青及びジメチルポリシロキサン/二酸化珪素混合物を用いないこと以外は、実施例1と同様にして、二色成形体の発色性及びコントラストを評価した。結果を表2に示す。
(実施例7)
ポリカーボネート樹脂の代わりにABS樹脂(テクノポリマー社製、商品名:テクノABS110)を用いたこと以外は、実施例6と同様にして、二色成形体の発色性及びコントラストを評価した。結果を表2に示す。
Figure 2006101063
Figure 2006101063
表1の結果から、実施例1〜5のように、支持体としてゴム強化PMMA樹脂、ナイロン樹脂を用いる場合には、レーザー光線照射によって照射部分が乖離発泡し、白文字等が明瞭に発現しているが、一方、比較例1のように、透明ABS樹脂もレーザー光線照射によってその部分が乖離発泡するが乖離したラジカルガスの量が少なく、白文字等の発色性が極めて低いことがわかる。また、表2から、支持体としてポリカーボネート樹脂、ABS樹脂を用いる場合には、レーザー光線照射によって照射部分が炭化し、黒文字等が明瞭に発現していることがわかる。
本発明に係るレーザーマーキング用二色成形体は、支持体が黒色のときにも文字、記号、図柄等がコントラスト良好にマーキングされ、しかも半永久的な耐摩耗性を有するので、電気部品、電子部品、自動車部品、各種記録媒体のケース、各種表示板などの印字に効果的に使用することができ、しかも、厚みを比較的大きく取れるので、パソコンなどのキーボードスイッチへ好ましく適用できる。

Claims (9)

  1. 少なくとも支持体と、該支持体を被覆する被覆体とからなる2色成形体であって、
    前記支持体は、(A)熱可塑性樹脂100質量部に対して、(B)カーボンブラック、チタンブラック、四三酸化鉄、雲母、炭酸塩、及び金属珪酸塩からなる群より選ばれた少なくとも1種からなる特定エネルギー吸収剤0.0001〜5質量部、及び(C)上記(B)成分以外の着色剤0〜10質量部を含有する樹脂組成物から構成され、
    前記被覆体は、(D)透明の熱可塑性樹脂から構成されている、
    レーザーマーキング用二色成形体。
  2. 前記支持体と前記被覆体が、射出成形にて共成形されてなる請求項1記載のレーザーマーキング用二色成形体。
  3. レーザー光線照射により、前記(A)熱可塑性樹脂の照射された部分が乖離発泡し、白文字、白色記号及び白色図柄のいずれか一つ以上を発現する請求項1又は2に記載のレーザーマーキング用二色成形体。
  4. 前記(A)熱可塑性樹脂が、MABS樹脂、メチルメタアクリレート/スチレン共重合樹脂、メチルメタアクリレート樹脂、ゴム強化メチルメタアクリレート樹脂、ナイロン樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリ乳酸系樹脂、及びポリオレフィン樹脂からなる群より選ばれた少なくとも1種である請求項3記載のレーザーマーキング用二色成形体。
  5. 前記(A)熱可塑性樹脂が、ゴム強化メチルメタアクリレート樹脂である請求項4記載のレーザーマーキング用二色成形体。
  6. レーザー光線照射により、前記(A)熱可塑性樹脂の照射された部分が炭化し、黒文字、黒色記号及び黒色図柄のいずれか一つ以上を発現する請求項1又は2に記載のレーザーマーキング用二色成形体。
  7. 前記(A)熱可塑性樹脂が、ABS樹脂、ASA樹脂、ゴム強化ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ABS/ポリカーボネートアロイ樹脂、及びABS/ポリブチレンテレフタレートアロイ樹脂からなる群より選ばれた少なくとも1種である請求項6記載のレーザーマーキング用二色成形体。
  8. 前記被覆体と前記支持体が、被覆体/支持体=1/9〜9/1の厚み構成比である請求項1〜7のいずれか1項に記載のレーザーマーキング用二色成形体。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のレーザーマーキング用二色成形体に、レーザー発振波長が532〜1064nm、レーザー媒質がネオジウム変性イットリウム−アルミニウム−ガーネット又はネオジウム変性イットリウム−四酸化バナジウムであるレーザーマーカーを照射して印字し、印字発色部と下地部とのコントラストが3以上とする、レーザーマーキング方法。
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