JPWO2006019034A1 - インクジェット記録装置用インクカートリッジ - Google Patents

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充 長崎
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Abstract

インクジェット記録装置への着脱性が容易で、輸送及び取り扱い過程での落下、輸送時の振動等に対して耐性を有し、インク残量が少ないインク導出部とインク収納部とを有する袋状のインク容器を収納したインクカートリッジの提供。インク導出部とインク収納部とを有するインクパックを外箱に収納したインクジェット記録装置用インクカートリッジにおいて、該外箱は、矩形の開放口を有する本体と、該開放口に設けられた開閉蓋と、前記開放口に設けられた位置決め規制部材とを有し、該インクパックは、該本体内に、第1緩衝部材と、第2緩衝部材とで該インク収納部を挟持し、該インク導出部を該位置決め規制部材に挿入した状態で収納し、前記インク収納部の片方の面を該本体の内面に固定手段により固定し、該開閉蓋を封止手段で前記本体に固定してあることを特徴とするインクジェット記録装置用インクカートリッジ。

Description

本発明は、インクジェット記録装置に用いる、インク導出部とインク収納部を有するインク容器を収納したインクジェット記録装置用インクカートリッジに関する。
最近ではデジタル機器の進歩は著しく、デジタル機器から出力される情報を可視化するためのインクジェットプリンタもデジタル機器の進歩に合わせますます精緻化が望まれており、更に画像サイズも大型化している。インクジェット記録装置(プリンタ)には、インクジェット記録装置(プリンタ)ヘッド(以下ヘッドともいう)にインクを供給するためにインク導出部とインク収納部とを有するインク容器を収納したインクジェット記録装置用インクカートリッジ(以下、インクカートリッジともいう)が使用されている。
画像サイズの大型化に伴い使用されるインクの量も増加するため、インク収納部も大型化されてきている。又、インク収納部の大型化に伴い、各種熱可塑性樹脂フィルムを積層した多層材料を使用したインク収納部とインク導出部を有するインク容器が、作り易さ、コストの点から使用されている。インクジェット記録装置に使用するインクカートリッジに対して次の機能が要求されている。
1)インクジェット記録装置が記録紙上に安定して文字、画像等を描くことが出来る様に、インク自体の性能、例えば粘度、表面張力等を長期に渡って保持させるインク容器のインク収納部が要求されている。
2)インク容器からインクジェット記録装置のヘッドに至るインク流路上に気泡の発生、異物によるインク流路の閉塞を防止する。
3)インクジェット記録装置へのインクカートリッジの着脱性が容易であること。
これらの、上記要求事項の対策としては、例えば、特開昭54−151033号、同56−44669号、同54−151033号、同56−44669号、同62−121062号、特開平7−323559号に記載の様にインク容器のインク収納部を構成している材料に多層フィルム材料が使用されている。
これら、対策を取ったインク収納部の中で特に多層フィルム材料を使用したインク収納部は、作り易さ、コストの面から多く使用されるようになっているが、欠点として、次の事項が挙げられる。
1)インクカートリッジの輸送及び取り扱い過程での落下、輸送時の振動等でインクカートリッジ内のインク容器の移動に伴い、インク収納部の折れ曲がりが発生し、折れ曲がった部分にピンホールが空いたり、折れ曲がった部分とインクカートリッジの内面と擦れ合うことでピンホールが空いたり、インク導出部がインク収納部から外れる危険がある。
2)インクジェット記録装置に装填して、インク量の減少に伴い、インク収納部も変形し、容積が減少していくのであるが、部分的に皺になり、皺の部分にインクが残ってしまう。
上記欠点に対しての対策がこれまでに行われて来た。例えば、軟質の多層フィルム材料で作製したインク導出部とインク収納部とを有する袋状のインク容器を使用し、インク残量を少なくするためにインク収納部に押圧部材を載置し、インクジェット記録装置に装填する際、インク供給用針を突き刺すインク導出部にを有したインクカートリッジが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。しかしながら、特許文献1のインクカートリッジの場合、載置してある押圧部材が落下、輸送時の振動等で位置がずれる危険があり、インク収納部の端部になった場合は、インク減少に伴うインク収納部の変形の仕方によっては、インク残量が多くなる危険がある。又、インクカートリッジをインクジェット記録装置に装填する際、インク導出部とインク収納部とが固定されていないため、インク導出部の位置決めに時間が掛かりインクカートリッジの交換に時間が掛かる。
軟質の多層フィルム材料で作製したインク導出部とインク収納部とを有する袋状のインク容器を緩衝部材で保護することで輸送及び取り扱い過程での落下、輸送時の振動等によるインク容器の損傷を防止したインクカートリッジが知られている(例えば、特許文献2を参照。)。しかしながら、特許文献2のインクカートリッジの場合、緩衝部材でインク容器を包み込んで入るため、インクが減少した場合、緩衝部材とインク収納部との間に隙間が生じ、インク収納部の変形の仕方によっては、インクの残量が多くなる危険がある。又、インクカートリッジを作製するのに時間が掛かり作業性が悪い。
軟質の多層フィルム材料で作製したインク導出部とインク収納部とを有する袋状のインク容器を押圧手段で強制的に押圧することでインク残量を少なくしたインクカートリッジが知られている(例えば、特許文献3を参照。)。しかしながら、特許文献3のインクカートリッジの場合、インク収納部を押圧手段の間に挿入しなければならず、インクカートリッジの組み立て時の作業性が悪い。
軟質の多層フィルム材料で作製したインク導出部とインク収納部とを有する袋状のインク容器の上下面に補強部材を配設することでインク残量を少なくしたインクカートリッジが知られている(例えば、特許文献4を参照。)。しかしながら、特許文献4のインクカートリッジの場合、インクが減少してきたときに補強部材とインク収納部との間に隙間が出来、インク収納部の変形具合によってはインク残量が多くなる場合がある。インクジェット記録装置に装填する際、インク導出部の向きが固定されているため汎用性に欠ける。これらの状況から、インクジェット記録装置への着脱性が容易で、輸送及び取り扱い過程での落下、輸送時の振動等に対して耐性を有し、インク残量が少ないインク導出部とインク収納部とを有する袋状のインク容器を収納したインクカートリッジの開発が望まれている。
特開2002−347257号公報 特開2002−331684号公報 特開2003−226023号公報 特開2003−145785号公報
本発明は、上記状況に鑑みなされたものであり、その目的は、インクジェット記録装置への着脱が容易で、輸送及び取り扱い過程での落下、輸送時の振動等に対して耐性を有し、インク残量が少ないインク導出部とインク収納部とを有する袋状のインク容器を収納したインクカートリッジを提供することである。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成された。
[構成1]
熱可塑性樹脂製のインク導出部と多層熱可塑性フィルム材料からなる袋状のインク収納部とを有するインクパックを断面形状が矩形の外箱に収納したインクジェット記録装置用インクカートリッジにおいて、該外箱は、矩形の開放口を有する本体と、該開放口に設けられた開閉蓋と、前記開放口に設けられた位置決め規制部材とを有し、該インクパックは、該本体内に、第1緩衝部材と、第2緩衝部材とで該インク収納部を挟持され、該インク導出部を該位置決め規制部材に挿入した状態で収納され、前記インク収納部の片方の面を該本体の内面に固定手段により固定され、該開閉蓋を封止手段で前記本体に固定されていることを特徴とするインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成2]
前記第1緩衝部材は、一対のA緩衝部材と、B緩衝部材を有し、該A緩衝部材は、位置決め規制部材の後面に接する面と、本体の開放口の長辺を含む面の内側の第1面に接する面と、インク収納部の短辺を含むa面に接する面とを有し、該B緩衝部材は、該開放口と対向する該本体の対向面の内側に接する面と、該第1面に接する面と、該a面に接する面とを有することを特徴とする構成1に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成3]
前記第1緩衝部材の一対のA緩衝部材と、B緩衝部材は断面形状が三角形状を有していることを特徴とする構成1又は2に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成4]
前記A緩衝部材とB緩衝部材とが、本体の開放口の長辺を含む面の内側の第1面と平行な平板状部材を介して一体となっていることを特徴とする構成1〜3の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成5]
前記A緩衝部材とB緩衝部材とが、互いに独立していることを特徴とする構成1〜4の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成6]
前記第2緩衝部材は、一対のC緩衝部材と、D緩衝部材を有し、該C緩衝部材は、位置決め規制部材の後面に接する面と、本体の開放口の長辺を含む面の内側の第2面に接する面と、インク収納部の短辺を含むb面に接する面とを有し、該D緩衝部材は、該開放口と対向する該本体の対向面の内側に接する面と、該第2面に接する面と、該b面に接する面とを有することを特徴とする構成1〜5の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成7]
前記第2緩衝部材の一対のC緩衝部材と、D緩衝部材とは断面形状が三角形状を有していることを特徴とする構成1〜6の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成8]
前記C緩衝部材とD緩衝部材とが、本体の開放口の長辺を含む面の内側の第2面と平行な平板状部材を介して一体となっていることを特徴とする構成1〜7の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成9]
前記C緩衝部材とD緩衝部材とが、互いに独立していることを特徴とする構成1〜8の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成10]
前記A緩衝部材の、位置決め規制部材の後面に接する面と、インクパックのインク導出部側の短辺を含むa面と接する斜面とのなす角度が68〜84°であり、本体の開放口の長辺を含む面の内側の第1面に接する面と、インクパックのインク導出部側の短辺を含むa面と接する斜面とのなす角度が7〜22°であることを特徴とする構成2〜9の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成11]
前記B緩衝部材の、本体の開放口と対向する該本体の対向面の内側に接する面と、インクパックのインク導出部側と対向するインク収納部の短辺を含むa面に接する斜面とのなす角度が68〜84°であり、前記本体の該開放口の長辺を含む面の内側の第1面に接する面と、インクパックのインク導出部側と対向するインク収納部の短辺を含むa面に接する斜面とのなす角度が7〜22°であることを特徴とする構成2〜10の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成12]
前記C緩衝部材の断面形状がA緩衝部材の断面形状と同じであることを特徴とする構成2〜11のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成13]
前記D緩衝部材の断面形状がB緩衝部材の断面形状と同じであることを特徴とする構成2〜12のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成14]
前記多層熱可塑性フィルム材料の剛性が7.9×10-7〜1.9×10-6Nm2であることを特徴とする構成1〜13の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成15]
前記開閉蓋はインク導出部に相当する位置に切り取り部を有していることを特徴とする構成1〜14の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成16]
前記インク収納部に収納するインクが紫外線硬化型インクであることを特徴とする構成1〜15の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成17]
前記外箱と、位置決め規制部材と、第1緩衝部材と、第2緩衝部材とが紙材料で作られていることを特徴とする構成1〜16の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
[構成18]
前記外箱と、位置決め規制部材と、第1緩衝部材と、第2緩衝部材とが同じ樹脂材料で作られていることを特徴とする構成1〜17の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
インクカートリッジの概略分解斜視図である。 図1に示される外箱の概略図である。 図1に示すインクパックの拡大概略図である。 図1に示す位置決め規制部材の拡大概略図である。 図1に示すインクカートリッジのA−A′に沿った拡大概略断面図である。 他の形式の緩衝部材の概略斜視図である。
符号の説明
1 インクカートリッジ
101 外箱
101a 開閉蓋
101b 切り取り部
101c 本体
101d 開放口
102 A緩衝部材
103 B緩衝部材
104 インクパック
104a インク導出部
104a1 インク導出管
104a2、104a3 フランジ部材
104a4 接合部材
104a5、104a6 開口部
104a7 密閉部材
104b インク収納部
104c 両面テープ
105 C緩衝部材
106 D緩衝部材
107 位置決め規制部材
107a 収納部
107c 挿入口
2 緩衝部材
2a 第1緩衝部材
2a1、2a2、2b1、2b2 緩衝部
2a3、2b3 平板部材
2b 第2緩衝部材
θ1〜θ4 角度
本発明の実施の形態を図1〜図6を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1はインクカートリッジの概略分解斜視図である。
図中、1はインクカートリッジを示す。インクカートリッジ1は外箱101と、第1緩衝部材である一対のA緩衝部材102とB緩衝部材103と、インク導出部104aとインク収納部104bとを有するインクパック104と、第2緩衝部材である一対のC緩衝部材105とD緩衝部材106と、インク導出部104aの位置を決める位置決め規制部材107とを有している。104cはインクパック104を外箱101に収納したとき、インク収納部104bのどちらか一方の面を外箱の内側に固定するための両面テープを示す。以下、本図に示すインクカートリッジを構成してい各部材に付き図2〜図6を参照しながら順次説明する。
図2は図1に示される外箱101の概略図である。図2の(a)は外箱の概略斜視図である。図2の(b)は開放口を開けた状態の外箱101の概略斜視図である。図2の(c)は外箱101の概略展開図である。尚、展開図は内側から見た状態となっている。
外箱101は、矩形の開放口101dを有する本体101cと、開放口101dに折れ目線を介して設けられた開閉蓋101aとを有している。101bは開閉蓋101aに設けられた切り取り部を示す。101b1は切り取り部101bを開閉蓋101aから切り取るためのミシン目を示す。101eは開閉蓋101aに設けられたフラップを示し、フラップ101eにより開閉蓋101aは本体101cに固定することが可能となっている。開閉蓋101aの本体101cへの固定方法はフラップ101eによる他に、接着テープによる方法であってもかまわない。開放口101dには位置決め規制部材107(図1を参照)が取り付け可能となっている。
101f1は開放口101dの長辺101d1を含む面101fの内側の第1面を示す。101g1は開放口101dの長辺101d2を含む面101gの内側の第2面を示す。101h1は開放口101dと対向する本体101cの対向面101hの内側の面を示す。外箱101は図2の(C)に示す展開図に従って各片を折り曲げ線に従って折り曲げ、フラップを固定することで組み立てることが可能となっている。
外箱の形式としては特に限定はなく、例えばJISZ1507に記載されている如き形式であっても良いし、最新紙加工便覧 株式会社テックタイムス P821〜824に記載されている如き形式であっても良い。本図の外箱はワンピースの材料から作製された場合を示している。インク収納部を収納する本体は特に形状は規定されないが、輸送、保管の観点から、矩形にすることが好ましい。
外箱101に使用する材料としては、板紙、ダンボール等の紙材料、熱可塑性樹脂など一般的に箱に使用されている材料であれば何でも使用可能であるが環境負荷低減の面から紙製であることが好ましい。紙材料としては、最新紙加工便覧 株式会社テックタイムスに記載されている如き一般的な板紙である白板紙又は段ボールを使用して作ることが可能である。板紙としては坪量300〜700g/m2が好ましく、より好ましくは400〜600g/m2である。300g/m2未満では取り扱い及び輸送に耐える強度を保つことが困難となる場合がある。700g/m2を越えた場合は、外箱を製造するときの作業性が悪くなる場合もあるし、又、過剰品質になり環境負荷が増加する場合もある。厚さは260〜1140μmが好ましく、より好ましくは480〜920μmであり、260μm未満では取り扱い及び輸送に耐える強度を保つことが困難となる場合がある。1140μmを越えた場合は過剰包装となり環境負荷が大きくなる場合がある。
段ボールとしては最新紙加工便覧 株式会社テックタイムスに記載されている如き一般的なAフルート〜Eフルートの両面段ボール、複両面段ボールが好ましく使用されるが特に限定は無い。インク容器の大きさに従い適宜選択することが出来る。
本発明のインクカートリッジ表面には、中のインクを識別するための表示がされており、表示方法としてはカートリッジの表面に直接印刷で表示しても良いし、識別するための表示が施されたラベルを貼着する方式であっても良い。
図3は図1に示すインクパックの拡大概略図である。図3の(a)は図1に示すインクパックの拡大概略斜視図である。図3の(b)は図3の(a)のB−B′に沿った概略断面図である。
図3の(a)で、104b1はインク収納部104bを作っている熱可塑性フィルムのa面(図面上で上面)を示し、a面はインク収納部104bの短辺104b3(104b4)を含む面となっている。104b2はインク収納部104bを作っている熱可塑性フィルムのb面(図面上で下面)を示し、b面はインク収納部104bの短辺104b3(104b4)を含む面となっており、a面104b1と対向する面である。
104b5は袋状のインク収納部104bを作るためのセンターシール部を示し、104b7は袋状にするための他方のシール部を示す。インク収納部104bの形式は特に限定はなく、例えば、2枚の熱可塑性フィルムの3方をシールして袋状としても良いし、一枚の熱可塑性フィルムを折り曲げて2方をシールして袋状としても良い。図3の(a)で、一枚の熱可塑性フィルムを折り曲げて2方をシールして袋状とした場合を示し、シールの位置がセンターにある、所謂、センターシール方式で作製した場合を示している。104b6はインク導出部104aの接合部材104a4にインク収納部104bを接合したシール部を示す。インク収納部104bを接合部材104a4に接合する方法は、接合部材104a4をインク収納部104bに挿入した後、熱溶着、接着剤等で密封接着することで接合することが可能である。104cはインクパック104を外箱101(図1を参照)に収納したとき、インク収納部104bのa面104b1又はb面104b2のどちらか一方を外箱101の内側に固定するための固定手段としての両面テープを示す。本図では、両面テープ104cをインク収納部104bのa面104b1に貼着した場合を示している。インク収納部104bのa面104b1又はb面104b2のどちらか一方を外箱の内側に固定するための手段としては、接着剤を使用してもかまわない。固定手段はインク収納部を固定できればよく、例えば、粘着材で固定する場合、クリップなどで把持する場合、または緩衝部材などで固定する場合も含む。
インク導出部104aはインク導出管104a1と、インク導出管104a1の先端に取り付けられたフランジ部材104a2と、インク導出管104a1の後端に取り付けられ、インク収納部と接合する接合部材104a4と、接合部材104a4とフランジ部材104a2との間に取り付けられたフランジ部材104a3とを有している。フランジ部材104a2とフランジ部材104a3との間隔は、位置決め規制部材107の収納部107a(図4(b)を参照)の幅に合わせ適宜決めることが可能であり、収納部107a(図4を参照)にフランジ部材104a2と104a3とを収納することでインク導出部104aが固定され位置決めが可能となっている。
104a5はインク導出管104a1のインクジェット記録装置側のインク供給手段を挿入する側の開口部を示し、104a6はインク収納部側の開口部を示す。104a7はインクジェット記録装置側のインク供給手段を挿入するとインク導出管104a1を開放し、インク供給手段を抜くとインク導出管104a1を密閉する密閉部材を示す。
密閉部材104a7としては一般的な天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性樹脂等が挙げられる。合成ゴムとしては、例えばスチレンブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム(ポリジメチルシロキサン)、ビニルシリコーンゴム、フェニルシリコーンゴム、フッ化シリコーンゴム等を使用することが可能である。
密閉部材104a7をインク導出管104a1内に固定する方法としては特に限定はなく、次の方法が挙げられる。例えば、1)熱可塑性樹脂としてPEを使用し、密閉部材をインク導出管の周囲を囲い込む様に一体出射出成形で作製する。2)インク導出管と密閉部材とが異なる場合、インク導出管と密閉部材とを接着剤で固定するか、又は嵌合部を設けることで固定する方法で作製する。
接合部材104a4の厚さmは、1)強度、2)インク残量を考慮すると1〜6mmが好ましく、より好ましくは2〜5mmである。インク導出管104a1の直径は、インクジェット記録装置側のインク供給手段の太さ及び接合部材104a4の厚さと関係し、インク導出管104a1を設けたとき、接合部材104a4に設けられているインク収納部104bを接合部材104a4により強固に接合するため接合部材104a4の上面、下面に凹状の溝を設けることが好ましいため、溝が配設することが出来る厚さに合わせ適宜インク導出管104a1の直径を決めることが必要である。
図3の(a)に示すインクパックを作る方法としては、先ず多層熱可塑性フィルムを使用し筒状のインク収納部を作り、開放口の一方にインク導出部を取り付けた後、他の開放口から減圧条件下でインクを充填し熱溶着又は接着剤により密封することにより製造することが出来る。筒状のインク収納部を作る方法としては例えば、1)長方形の2枚の前記多層熱可塑性フィルムの長辺側を熱溶着又は接着剤で接着する方法、2)長方形の1枚の前記多層熱可塑性フィルムの長手中央から半折し両長辺側を熱溶着又は接着剤で接着する方法、3)長方形の1枚の前記多層熱可塑性フィルムの幅手中央から半折し長辺側を熱溶着又は接着剤で接着する方法が考えられるが一番作りやすい方法を適宜選択して作ることが可能である。
胴部にインク導出部を取り付ける方法としては、インク導出部のインク導出管に取り付けられている接合部材をインク収納部に挿入した後、熱溶着又は接着剤で接着することでインクパックが出来上がる。尚、インク収納部104はインク導出部104aを取り付けてある側を前部とし、反対側を後部とする。
インク導出部104aに使用する材質は特に限定はないが、コスト面、作り易さの面から熱可塑性樹脂を使用するのが最も好ましい。製造方法もごく一般的な実用プラスチック成形加工便覧 全日本プラスチック成形工業連合会編に記載されている如き射出成形方法で製造することが出来る。使用する熱可塑性樹脂としては射出成形が出来れば特に限定はないが例えばポリエチレン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリプロピレン等一般の樹脂が使用出来る。
インク収納部に使用する熱可塑性フィルムとしては、多層熱可塑性フィルムが好ましい。本発明に使用する多層熱可塑性フィルムの剛性は、1)酸素透過率、2)インク導出部の接合部との接合強度、3)取り扱い性を考慮すると、7.9×10-7〜1.9×10-6Nm2が好ましく、より好ましくは6.7×10-7〜3.1×10-6Nm2である。
本発明に使用する多層熱可塑性フィルムの厚さは前記剛性と関連し、剛性の好ましい範囲を維持し、厚さは、1)インク収納部としての強度、2)取り扱い性、3)環境負荷を考慮すると73〜123μmが好ましく、より好ましくは83〜113μmである。
本発明の多層熱可塑性フィルムには無機物蒸着膜、アルミ蒸着膜を使用しても良い。無機物蒸着膜としては薄膜ハンドブックp879〜p901(日本学術振興会)、真空技術ハンドブックp502〜p509、p612、p810(日刊工業新聞社)、真空ハンドブック増訂版p132〜p134(ULVAC 日本真空技術K.K)に記載されている如き無機膜があげられる。例えば、Cr23、Ta23、ZrN、SiC、TiC、PSG、Si34、単結晶Si、アモルファスSi、W、AI23等が用いられる。これらの中でも最も好ましい無機物蒸着膜としては、蒸着膜の強さ、透明性の点からアルミナ(AI23)が挙げられる。無機蒸着膜を作る方法としては真空技術ハンドブック及び包装技術Vol29No.8に記載されている如き一般的な方法、例えば抵抗又は高周波誘導加熱法、エレクトロビーム(EB)法、プラズマ(PCVD)等により作ることが出来る。蒸着膜の厚さとしては40〜200nmの範囲が好ましく、より好ましくは50〜180nmの範囲である。
本発明の無機蒸着層の基材として使用する熱可塑性樹脂フィルムとしてはエチレンテトラフルオロエチル共重合体(ETFE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、2軸延伸ポリプロピレン(0PP)、ポリスチレン(PS)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、延伸ナイロン6(ONy)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド、ポリエーテルスチレン(PES)など一般の包装用フィルムに使用されているフィルム材料を使用する事が出来る。
蒸着フィルムシートを介して用いられる熱可塑性樹脂フィルムとしては一般の包装材料として使用されている高分子フィルム(例えば機能性包装材料の新展開株式会社東レリサーチセンター記載の高分子フィルム)である低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、中密度ポリエチレン、未延伸ポリプロピレン(CPP)、延伸ポリプロピレン(OPP)、延伸ナイロン(ONy)、ポリエステル(PET)、セロハン、ポリビニルアルコール(PVA)、延伸ビニロン(OV)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVOH)、塩化ビニリデン(PVDC)等が使用できる。
又、これら熱可塑性フィルムは、必要に応じて異種フィルムと共押し出しで作った多層フィルム、延伸角度を変えて張り合わせて作った多層フィルム等も当然使用出来る。更に必要とする包装材料の物性を得るために使用するフィルムの密度、分子量分布を組み合わせて作る事も当然可能である。最内層の熱可塑性フィルムとしては低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)及びメタロセン触媒を使用して製造した低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、また、これらフィルムと高密度ポリエチレン(HDPE)フィルムの混合使用したフィルムが使用されている。特にこれらの中でも溶融温度、強度の点からメタロセン触媒を使用して製造したLLDPEが好ましく一般に市販されているものであれば充分に使用出来る。例えば宇部興産(株)製のユメリット、ダウ・ケミカル日本製のAFFINITY、エリート、日本ポリオレフィン(株)製のハーモレックスLL、日本ポリケム(株)製のカーネル57L、三井化学(株)製エボリュー、積水フィルム西日本(株)製ラミロンスーパー、タマポリ(株)製SEシリーズ、東セロ(株)製トーセロT.U.X−FCS、T.U.X−TCS、二村化学工業(株)製太閤FL、三菱化学興人パックス(株)製メタロエース、和田化学工業(株)製WMX、住友化学(株)製FV202等が挙げられる。
無機物蒸着層を使用しない場合は、上述の熱可塑性フィルムの中から適宜選択し必要に応じて単体でも良いし又は、2種以上のフィルムを積層させて用いることが出来る。例えばCPP/OPP、PET/OPP/LDPE、Ny/OPP/LDPE、CPP/OPP/EVOH、サランUB/LLDPE(ここでサランUBとは旭化成工業株式会社製の塩化ビニリデン/アクリル酸エステル系共重合樹脂を原料とした2軸延伸フィルムを示す)K−OP/PP、K−PET/LLDPE、K−Ny/EVA(ここでKは塩化ビニリデン樹脂をコートしたフィルムを示す)等が使用されている。
上記積層フィルムの製造方法としては、コンバーテック1990年5月号40〜48頁に記載されている如き一般的に知られている各種の方法が用いられ、例えばウェットラミネート法、ドライラミネート法、ホットメルトラミネート法、押出しラミネート法、熱ラミネート法を利用して作る事が可能である。使用材料によっては多層インフレーション方式により作ることが出来る。
積層する際に使用される接着剤としてはコンバーテック1996年1月号18〜22頁、1997年10月号13〜17頁、21〜25頁に記載されている如き一般的に知られている接着剤が使用出来る。
尚、インク収納部に収納するインクが紫外線硬化型の場合は、インク収納部及びインク導出部に使用する材料は、更に遮光性機能を上げるために次の材料を使用することが好ましい。インク収納部には、アルミ蒸着フィルム、アルミ箔を使用した積層フィルム及び更にカーボンブラックを添加した層を有する積層フィルムを使用することが好ましい。インク導出部は、インク導出管、密閉部材も上述の材料を白色又はカーボンブラックを添加し着色した材料を使用することが好ましい。
図4は図1に示す位置決め規制部材の拡大概略図である。図4の(a)は図1に示す位置決め規制部材の拡大概略斜視図である。図4の(b)は図1に示す位置決め規制部材にインク導出部を挿入した状態を示す拡大概略断面図である。
図中、107aは図3に示すインク導出部のフランジ部材104a2とフランジ部材104a3とを収納する収納部を示す。107bは図3に示すインク導出部のフランジ部材104a2とフランジ部材104a3とを収納する際のインク導出管104a1用の切り欠け部を示す。107cはインクジェット記録装置側のインク供給手段をインク導出管104a1の開口部へ挿入するための挿入口を示し、挿入口107cの中心とインク導出管104a1の開口部104a5との中心は一致するように位置決め規制部材に設けられている。本発明においては、位置決め規制部材107の挿入口107cが設けられている面を前面と言い、切り欠け部が設けられている面を後面と言う。尚、挿入口107cの中心は位置決め規制部材107の前面の中心と一致するように前面に設けられている。
図4の(b)に示す様に収納部107aにインク導出部のフランジ部材104a2とフランジ部材104a3とを収納することでインク導出部の位置が決まり規制され、固定されることで、インクジェット記録装置側のインク供給手段の密封部材104a7への挿入が間違いなく簡単に行うことが可能となる。
位置決め規制部材は、インク導出部と同じ樹脂材料を使用し射出成形方法で製造することが出来る。又、紙材料を使用した、所謂、パルプモールド製であってもかまわない。パルプモールド製の場合、使用する材料は限定はなく、例えば葦等の多年草の非木材パルプ、新聞、段ボール、古紙等を使用することが可能である。又、製造方法も原料を溶解した後、成形機で成形する一般的な方法で製造することが可能である。インク導出部の位置決め規制部材は外箱本体の一部を利用して設けても良いし、別体としてもよい。
図5は図1に示すインクカートリッジのA−A′に沿った拡大概略断面図である。
A緩衝部材102とB緩衝部材103とで対をなす第1緩衝部材と、C緩衝部材105とD緩衝部材106とで対をなす第2緩衝部材の配設状態に付き説明する。図5では、A緩衝部材〜D緩衝部材が個別に外箱101(図2を参照)の本体101c内に配設されている場合を示している。
A緩衝部材102は、位置決め規制部材107の後面に接する面102a(X面とする)と、本体101cの開放口101d(図2を参照)の長辺を含む面の内側の第1面101f1に接する面102b(Y面とする)と、インク収納部104bのインク導出部側の短辺を含むa面104b1に接する斜面102c(Z面とする)とを有し、断面形状が三角形状を有している。
B緩衝部材103は、開放口101d(図2を参照)と対向する本体101cの対向面の内面101h1に接する面103a(X面とする)と、本体101cの開放口101d(図2を参照)の長辺を含む面の内側の第1面101f1に接する面103b(Y面とする)と、インク収納部104bのインク導出部側と対向する短辺を含むa面104b1に接する斜面103c(Z面とする)とを有し、断面形状が三角形状を有している。
C緩衝部材105は、位置決め規制部材107の後面に接する面105a(X面とする)と、本体101cの開放口101d(図2を参照)の長辺を含む面の内側の第2面101g1に接する面105b(Y面とする)と、インク収納部104bのインク導出部側の短辺を含むb面104b2に接する斜面105c(Z面とする)とを有し、断面形状が三角形状を有している。
D緩衝部材106は、開放口101d(図2を参照)と対向する本体101cの対向面の内面101h1に接する面106a(X面とする)と、本体101cの開放口101d(図2を参照)の長辺を含む面の内側の第2面101g1に接する面106b(Y面とする)と、インク収納部104bのインク導出部側と対向する短辺を含むb面104b2に接する斜面106c(Z面とする)とを有し、断面形状が三角形状を有している。A緩衝部材〜D緩衝部材の断面形状はいずれも同じである。
θ1は面106a(103a)(X面とする)と斜面106c(103c)(Z面とする)とのなす角度を示し、θ2は面106b(103b)(Y面とする)と斜面106c(103c)(Z面とする)とのなす角度を示す。θ3は面102a(105a)(X面とする)と斜面102c(105c)(Z面とする)とのなす角度を示し、θ4は面102b(105b)(Y面とする)と斜面102c(105c)(Z面とする)とのなす角度を示す。
角度θ1(θ3)は68〜84°が好ましい。角度θ1(θ3)が68°未満の場合は、外箱が大きくなり、インクジェット記録装置側のインクカートリッジ挿入部に挿入出来なくなる場合がある。角度θ1(θ3)が84°を越える場合は、緩衝部材によりインク収納部が押される状態になるため、インク収納部のインクが減量したとき、緩衝部材によりインク収納部に皺が発生し、皺の部分にインクが残り、インク残量が多くなる場合がある。
角度θ2(θ4)は7〜22°が好ましい。角度θ2(θ4)が7°未満の場合は、緩衝部材によりインク収納部が押される状態になるため、インク収納部のインクが減量したとき、緩衝部材によりインク収納部に皺が発生し、皺の部分にインクが残り、インク残量が多くなる場合がある。
角度θ2(θ4)が22°を越える場合は、外箱が大きくなり、インクジェット記録装置側のインクカートリッジ挿入部に挿入出来なくなる場合がある。
Eは外箱の本体101cの第2面101g1から内面101h1の半分までの高さを示し、FはD緩衝部材106の面106a(X面)の高さを示す。高さFは高さEの23〜91%が好ましい。23%未満の場合は、緩衝部材によりインク収納部が押される状態になるため、インク収納部のインクが減量したとき、緩衝部材によりインク収納部に皺が発生し、皺の部分にインクが残り、インク残量が多くなる場合がある。91%を越える場合は、インク導出管の太さに制約が出たり、インク収納部を緩衝部材により圧迫することで外箱内でインク収納部のゆとりが無くなるため耐衝撃性が劣り、落下したときに破裂する危険がある。他のA緩衝部材102の面102a、B緩衝部材103の面103a、C緩衝部材105の面105aもD緩衝部材106の面106aと同じ関係を有した高さとなっている。
図5では、インク収納部のa面104b1は外箱の本体101cの内面101f1に両面テープ104cにより固定された場合を示している。本図に示されるインクカートリッジは、インクジェット記録装置側へ装填する際は、インク導出部を下側に向け立てた状態で行うことが好ましく、この状態で本発明のインクカートリッジの最高の効果を得ることが可能となる。
図6は他の形式の緩衝部材の概略斜視図である。
図中、2は緩衝部材を示し、2aは第1緩衝部材を示し、2bは第2緩衝部材を示す。第1緩衝部材2aは断面形状が三角形状を有する緩衝部2a1(図5に示すA緩衝部材102に該当し形状は同じである)と緩衝部2a2(図5に示すB緩衝部材103に該当し形状は同じである)とを平板部材2a3を介して一体となった構成となっている。第2緩衝部材2bは断面形状が三角形状を有する緩衝部2b1(図5に示すC緩衝部材105に該当し形状は同じである)と緩衝部2b2(図5に示すD緩衝部材106に該当し形状は同じである)とを平板部材2b3を介して一体となった構成となっている。本図に示す緩衝部材を作製する一例としては、例えば緩衝部2a1の幅に合わせた一枚の紙材料の端部を折り曲げて緩衝部2a1を組み立てたのち、他方の端部を同様に折り曲げて緩衝部2a2を組み立てることで作製することが可能である。図5、図6に示す緩衝部材に使用する材料は外箱の材料と同じであることが好ましい。
本発明に使用する紫外線硬化型インクとしては特に限定はなく、例えば、特開平10−324836号、特開2002−167537、同2002−179967、同2002−241654、同2003−147233、同04−18716、同2004−59810、同2004−59857、同2004−124077、同2004−131589、同2004−131725、同2004−182933に記載されている紫外線硬化型インクが挙げられる。
図1〜図6に示す本発明に係わる緩衝部材の形状は断面形状が三角形状の場合を示したが、特にこの形状に限定することなく、例えば気体を入れ加圧した弾性部材であっても良い。緩衝手段は外箱本体に緩衝機能を持たせてもよい。例えば外箱本体を緩衝性のある素材で形成することや、緩衝するための形状を予め設けるような方法が挙げられる。
図1〜図6に示す本発明のカートリッジを使用することにより次の効果が得られる。1)インクカートリッジ内でインクパックが緩衝部材により動きが規制されているため、輸送、取り扱い時の振動、落下等に対して耐性が向上しインク収納部の損傷を防止することが可能となり安心して輸送、取り扱いをすることが可能となった。2)インク導出部が位置決め規制部材に挿入され、位置規制されているためインクジェット記録装置側のインク供給部への装填が容易に行うことが可能となった。3)インクカートリッジを立てた状態でインクジェット記録装置側のインク供給部へ装填し使用する際、インク導出部側の緩衝部材の傾斜面が漏斗の機能として作用し、インク収納部内のインクが少なくなっても供給を可能とし、インク残量を少なくすることが可能となった。4)インクカートリッジを立てた状態でインクジェット記録装置側のインク供給部へ装填し使用する際、インク収納部の片側が外箱の本体の内面に固定されているため、インク収納部内のインクの量が減少してもインク収納部がインク導出部側に落ち、変形しないためインクを最後まで使い切ることが可能となり、インク残量を減らすことが可能となった。5)インクカートリッジを構成している部材が分解出来るため、使用後に分別回収が容易になりリサイクル適性が向上した。
以下、本発明の効果を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下に示す材料を使用してインクカートリッジを作製した。
(インクパックの作製)
多層熱可塑性フィルムとして、PET12μm/アルミ箔9μm/ONy15μm/LLDPE20μm/黒LLDPE50μmを使用し、センターシール方式で筒状とした後、一方の開放口にLDPEを使用し射出成型で作製した図3に示されるインク導出部の接合部材を挿入し、熱溶着で接合した。この後、インクを減圧条件下で充填し、片方の開放口を熱溶着でシールすることで図3に示す形態のインクパックを作製した。
作製したインクパックのインク収納部の大きさは、短辺側の長さが245mm、長辺側の長さが570mm、容量4000mlとした。インク導出部のインク導出管の内径は2.2mm、外径は2.8mmのインク導出管に取り付けたフランジ部材の直径は33mm、厚さは3mm、2枚のフランジ部材の間隔は30mmとした。使用した多層熱可塑性フィルムの剛性は1.3×10-6Nm2であった。尚、剛性は島津製作所(株)製引っ張り試験器PSC−100を用いて測定した値である。
(外箱の作製)
坪量450g/m2、厚さ590μmの板紙を使用し図2の展開図に示される型の箱を作製した。開放口の寸法は、幅250mm、高さ70mmとした。
(位置決め規制部材の作製)
材料として段ボールを使用し、パルプモールドで図4に示す位置決め規制部材を作製した。位置決め規制部材の収納部の寸法はインク導出部に取り付けた2枚のフランジ部材が入る寸法とし、インク導出管が入る切りかけ部は、インク導出管の直径に合わせた。位置決め規制部材の幅、高さは外箱の開放口の寸法に合わせた。
(緩衝部材の作製)
外箱と同じ板紙を使用し、図6に示す第1緩衝部材の緩衝部の形状を表1に示す様に変えて作製し1−1〜1−10とした。尚、第2緩衝部材は第1緩衝部材と同じ形状とした。尚、X面とは位置決め規制部材後面に接する面(開放口と対向する本体の対向面の内面に接する面)を指し、Y面とは本体の開放口の長辺を含む面の内側の第1面(第2面)に接する面を指し、Z面インク収納部の短辺を含むa面(b面)に接する斜面を指す。表1でX面の高さ比とは、F/E x 100% (図5参照)である。FはX面の高さであり、Eは図5に示す様に、外箱の本体の第2面から開放口と対向する面の内面の半分までの高さ(35mm)である。
Figure 2006019034
(インクカートリッジの作製)
作製したインクパックのインク導入部を位置決め規制部材の収納部に納め、作製した緩衝部材1−1〜1−26を用いて、作製した外箱に図5に示す様な状態で収納しインクカートリッジを作製し試料101〜126とした(表2)。
作製した各試料101〜126の振動耐性、使用後のインク残量に対して以下に示す試験方法で試験を行い、以下に示す評価ランクで評価した結果を表2に示す。
振動耐性IDEX社製 振動試験器BF−UAを使い、振動周波数5〜64Hzの変化を5分間で1回行うのを1サイクルとし6サイクル行った後、インクカートリッジの外箱を開け、インク収納部の損傷の有無を目視で観察した。
評価ランク
○:インク収納部に損傷が確認されない
△:インク収納部に擦り傷は確認されるがインクの漏れは確認されない
×:インク収納部からインクの漏れが確認される
インク残量
コニカ(株)製インクジェット記録装置LF−900に装着し、記録をし続け、記録が出来なくなった時のインク残量を測定した。尚、インク残量は次の式から求めた値を示す。インク残量=使用前のインクカートリッジの質量−使用後のインクカートリッジの質量
Figure 2006019034
インク残量を確認するため、インクジェット記録装置LF−900への試料No.101〜126の装着は、いずれの試料もインク導入部の位置が位置決め規制部材で同じ位置に規制されているため容易で合った。本発明の有効性が確認された。
実施例2
実施例1で作製した試料No.1−5を作製する時、多層熱可塑性フィルム材料の剛性を表3に示す様に変えたインクパックを使用した他は全て同じ条件でインクカートリッジを作製し試料201〜208とした。尚、剛性は多層熱可塑性フィルム材料(PET12μm/アルミ箔9μm/ONy15μm/LLDPE20μm/黒LLDPE50μm)を作製するときシール層の黒LLDPEの厚さを変えて調整した。尚、剛性は島津製作所(株)製引っ張り試験器PSC−100を用いて測定した値である。
評価作製した各試料201〜208に付き、実施例1と同じ試験を行い、同じ評価ランクに従って評価した結果を表3に示す。剛性はインクパックの多層熱可塑性フィルム材料の剛性を示す。
Figure 2006019034
本発明の有効性が確認された。
インクジェット記録装置への着脱が容易で、輸送及び取り扱い過程での落下、輸送時の振動等に対して耐性を有し、インク残量が少ないインク導出部とインク収納部とを有する袋状のインク容器を収納したインクカートリッジを提供することが出来、インクジェットカートリッジの交換が容易となり作業性が向上した。又、特別な扱いをしなくても輸送及び取り扱いが可能となり作業性が向上した。インク残量を少なくすることが出来、インク使用率が向上しコストを下げることが可能となった。

Claims (19)

  1. インク導出部を有する袋状のインク収納部を外箱に収納したインクカートリッジにおいて、前記外箱は、インク収納部を収納する本体と、インク導出部の位置決め規制手段と、少なくとも一つの緩衝部材と、前記インク収納部の少なくとも一部を本体に固定する固定手段とを有し、本体はインク導出部開放口を有することを特徴とするインクカートリッジ。
  2. 前記緩衝部材は少なくとも第1緩衝部材、第2緩衝部材を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  3. 前記第1緩衝部材は、一対のA緩衝部材と、B緩衝部材を有し、該A緩衝部材は、位置決め規制部材の後面に接する面と、本体の開放口の長辺を含む面の内側の第1面に接する面と、インク収納部の短辺を含むa面に接する面とを有し、該B緩衝部材は、該開放口と対向する該本体の対向面の内側に接する面と、該第1面に接する面と、該a面に接する面とを有することを特徴とする請求の範囲第2項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  4. 前記A緩衝部材とB緩衝部材とが、本体の開放口の長辺を含む面の内側の第1面と平行な平板状部材を介して一体となっていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  5. 前記A緩衝部材とB緩衝部材とが、互いに独立していることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  6. 前記第2緩衝部材は、一対のC緩衝部材と、D緩衝部材を有し、該C緩衝部材は、位置決め規制部材の後面に接する面と、本体の開放口の長辺を含む面の内側の第2面に接する面と、インク収納部の短辺を含むb面に接する面とを有し、該D緩衝部材は、該開放口と対向する該本体の対向面の内側に接する面と、該第2面に接する面と、該b面に接する面とを有することを特徴とする請求の範囲第2項〜第5項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  7. 前記C緩衝部材とD緩衝部材とが、本体の開放口の長辺を含む面の内側の第2面と平行な平板状部材を介して一体となっていることを特徴とする請求の範囲第6項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  8. 前記C緩衝部材とD緩衝部材とが、互いに独立していることを特徴とする請求の範囲第6項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  9. 前記A緩衝部材の、位置決め規制部材の後面に接する面と、インクパックのインク導出部側の短辺を含むa面と接する斜面とのなす角度が68〜84°であり、本体の開放口の長辺を含む面の内側の第1面に接する面と、インクパックのインク導出部側の短辺を含むa面と接する斜面とのなす角度が7〜22°であることを特徴とする請求の範囲第3項〜第8項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  10. 前記B緩衝部材の、本体の開放口と対向する該本体の対向面の内側に接する面と、インクパックのインク導出部側と対向するインク収納部の短辺を含むa面に接する斜面とのなす角度が68〜84°であり、前記本体の該開放口の長辺を含む面の内側の第1面に接する面と、インクパックのインク導出部側と対向するインク収納部の短辺を含むa面に接する斜面とのなす角度が7〜22°であることを特徴とする請求の範囲第3項〜第9項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  11. 前記インク収納部は熱可塑性フィルム材料で作られていることを特徴とする請求の範囲第1項〜第10項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  12. 前記外箱はさらに開閉蓋を前記開放口に有し、開閉蓋はインク導出部に相当する位置に切り取り部を有していることを特徴とする請求の範囲第1項〜第11項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  13. 前記インク収納部に収納するインクが紫外線硬化型インクであることを特徴とする請求の範囲第1項〜第12項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  14. 前記外箱と、位置決め規制部材と、第1緩衝部材と、第2緩衝部材とが紙材料で作られていることを特徴とする請求の範囲第1項〜第13項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  15. 前記外箱と、位置決め規制部材と、第1緩衝部材と、第2緩衝部材とが同じ樹脂材料で作られていることを特徴とする請求の範囲第1項〜第14項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  16. 前記熱可塑性フィルム材料の剛性が7.9×10-7〜1.9×10-6Nm2であることを特徴とする請求の範囲第1項〜第15項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  17. 前記インク収納部は熱可塑性樹脂フィルムと遮光部材とが積層された多層構造体であることを特徴とする請求の範囲第1項〜第16項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  18. 前記インクカートリッジはインク収納部が外箱本体に収納された状態でインクジェット記録装置に装着されて使用されることを特徴とする請求の範囲第1項〜第17項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
  19. 前記インクカートリッジはインク収納部が外箱本体に収納された状態で、インクジェット記録装置にインク導出部を下に向け鉛直縦向きに、装着されて使用されることを特徴とする請求の範囲第1項〜第18項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
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