JPWO2006001254A1 - イメージコンバイナ及び画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、PBSの使用により光量損失を抑えながら、広画角の確保と基板の薄化との双方を図ることの容易なイメージコンバイナ及び画像表示装置を提供することを目的とする。本発明のイメージコンバイナ(1,1’)は、可視光に対し透明な基板(1)と、前記基板内に形成され、画像表示素子からその基板内に導入された表示光束を反射してその基板外の所定領域に入射させる偏光ビームスプリッタ(6)とを備え、前記画像表示素子の表示面の中心から射出した前記表示光束の主光線が前記基板の表面から前記領域の中心に向けて射出するときの射出角度θ0は、3°≦θ0の式を満たすことを特徴とする。

Description

本発明は、観察者の前方からの光束(外界光束)による像と、所定の画像表示素子からの光束(表示光束)による像との双方を、観察者に対し重畳して呈示するイメージコンバイナ及びこれを用いた画像表示装置に関する。
近年、観察者が外界の様子を観察しながら画像表示素子の画像を観察することのできる、所謂シースルー型の頭部装着式画像表示装置が実用化された(特許文献1など)。
特許文献1に記載の画像表示装置は、画像表示素子からの表示光束を偏光させ、その表示光束を反射するコンバイナとして偏光ビームスプリッタ(以下、「PBS」という。)を用いるので、光量損失が少ない。この利点を得るために、この画像表示装置のPBSの姿勢は、光路に対し45°傾斜している。よって、PBSの姿勢は、基板の表面に対しても45°傾斜している。
米国特許5886822号明細書
しかし、このような構成の画像表示装置が広画角の確保と基板の薄化の両方を図ることは難しい。
なぜなら、広画角を確保するためには、観察眼から見たPBSの面積を大きく確保しなければならず、そのためには基板を厚くせざるを得ないからである。
例えば、画像表示装置の対角のFOV(視野角)を15.6°だけ確保しようとすると、基板の厚さdは、5.5mmと厚くなる。
そこで本発明は、PBSの使用により光量損失を抑えながら、広画角の確保と基板の薄化との双方を図ることの容易なイメージコンバイナ及び画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明をする当たり、本発明者は、以下の2点を検討した。
(光量損失について)
PBS、つまり光学薄膜からなる偏光分離膜は、ガラスの反射面で生じる入射光のP偏光成分とS偏光成分の反射率の差を拡大させる作用がある。特に、入射光の入射角度がブリュースター角に一致したときにP偏光成分に対する反射率はゼロになるので、そのときのS偏光成分に対する反射率を光学薄膜の設計により向上させれば、消光比が高まる。つまり、光量損失を抑えるには、入射角度がブリュースター角に近いほど有利である。
(基板の厚さについて)
イメージコンバイナの基板の薄化のためには、PBSと基板との角度を45°よりも小さく、しかもなるべく小さいことが望ましい。
そこで本発明者は、観察眼の視線を傾斜させて、基板の法線に対して角度をつけることを考えた。
本発明のイメージコンバイナは、可視光に対し透明な基板と、前記基板内に形成され、画像表示素子からその基板内に導入された表示光束を反射してその基板外の所定領域に入射させる偏光ビームスプリッタとを備え、前記画像表示素子の表示面の中心から射出した前記表示光束の主光線が前記基板の表面から前記所定領域の中心に向けて射出するときの射出角度θ0は、3°≦θ0の式を満たすことを特徴とする。
なお、前記偏光ビームスプリッタの前記基板の表面に対する配置角度θ2は、30°<θ2<42°の式を満たしてもよい。さらに、前記角度θ2は、35°<θ2<42°の式を満たしてもよい。
また、前記基板には、前記基板内を少なくとも1回全反射して伝搬する前記表示光束を反射し、その表示光束を前記偏光ビームスプリッタに入射させる反射部材が設けられ、前記反射部材は、前記角度θ0及び前記角度θ2が前記式を満たせるように設計されていてもよい。
なお、前記反射部材は、凹面鏡であってもよい。また、前記反射部材及び前記偏光ビームスプリッタの少なくとも一方は、前記表示光束の波長を選択波長とした反射波長選択性を有していてもよい。また、前記反射部材は、凹面に形成された反射型ホログラフィック光学素子であってもよい。さらに、前記反射型ホログラフィック光学素子は、光学的パワーを持たない素子であってもよい。
また、本発明の画像表示装置は、表示光束を出射する画像表示素子と、本発明の何れかのイメージコンバイナとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、PBSの使用により光量損失を抑えながら、広画角の確保と基板の薄化との双方を図ることの容易なイメージコンバイナ及び画像表示装置が実現する。
第1実施形態の画像表示装置の全体を示す斜視図である。 第1実施形態の画像表示装置の光路図(YZ平面で切断した断面図)である。 (a)は、観察眼の視線と透明基板1との関係を示す図(YZ平面で切断した断面図)である。(b)は、θ0,θ2と画角、及び光量損失の程度を説明する図である。 第1実施形態の第1設計例の横収差図である。 LEDの発光特性である。 第1実施形態の第1設計例のPBS6の波長特性である。 第1実施形態の第1設計例において観察される表示面の明るさ分布である。 (a)は、第1実施形態の変形例の全体を示す斜視図であり、(b)は、観察眼の視線と透明基板1との関係を示す図(YZ平面で切断した断面図)である。 (a)は、第1実施形態の別の変形例の全体を示す断面図(YZ平面で切断した断面図)であり、(b)は、観察眼の視線と透明基板1との関係を示す図(YZ平面で切断した断面図)である。 第1実施形態の第2設計例のPBS6の波長特性である。 第1実施形態の第2設計例において観察される表示面の明るさ分布である。 第2実施形態の画像表示装置の光路図(YZ平面で切断した断面図)である。 第2実施形態の第1設計例の横収差図である。 第2実施形態の第1設計例のPBS6の波長特性である。 第2実施形態の第1設計例において観察される表示面の明るさ分布である。 第2実施形態の第2設計例のPBS6の波長特性である。 第2実施形態の第2設計例において観察される表示面の明るさ分布である。 第1実施形態の第1設計例における各面の形状及び媒質の屈折率を示す図である。 第1実施形態の第1設計例における各面の座標及び姿勢を示す図である。 第2実施形態の第1設計例における各面の形状及び媒質の屈折率を示す図である。 第2実施形態の第1設計例における各面の座標及び姿勢を示す図である。
[第1実施形態]
以下、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図18、図19に基づき本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、本発明の画像表示装置の実施形態である。
先ず、画像表示装置の構成を説明する。
画像表示装置は、図1に示すように、可視光に対し透明な透明基板1と、表示ユニット1’とを備える。透明基板1及び表示ユニット1’は支持部材1”によって支持され、観察者の頭部に装着される。
支持部材1”は、例えば、眼鏡のフレームと同様の構成をしており、図1に示すようにテンプル、リム、ブリッジなどからなる。
この画像表示装置が観察者の頭部に装着されると、透明基板1は、観察眼(ここでは、観察者の左眼とする。)の正面に位置する。また、表示ユニット1’は、観察眼の視界を妨げない箇所(ここでは、観察者の額の観察眼側の正面とする。)に位置する。
本実施形態では、この状態で観察眼が正面の遠方を目視しているときの視軸(視線)の方向を+Z方向とし、観察者の左方を+X方向とし、観察者の上方を+Y方向とした右手系のXYZ直交座標で画像表示装置を表現する(図2、図3も同様。)。また、場合によって、観察者から見た方向(右、左、上、下など)で画像表示装置を表現する。
図2に示すように、表示ユニット1’には、光源3、照明系4、モノクロ又はカラーの画像表示素子2、波長板10、レンズ11が配置される。表示ユニット1’内のレンズ11と透明基板1とが画像表示装置のイメージコンバイナとしての役割を果たす。
表示ユニット1’の光源3、照明系4、及び画像表示素子2としては、LED、放物面鏡、及びLCDなどがそれぞれ用いられる。LCDとしては、透過型LCDや反射型LCDなどが適用可能である(図2では透過型LCD)。また、画像表示素子2として自発光型のものを用いて光源3及び照明系4を省略することもできる。
透明基板1は、ガラスやプラスチックなどの光学材料からなる平行平板を原型としている。透明基板1の姿勢は、観察者側の面5aと外界側の面5bとの法線がZ軸と平行となる姿勢である。
透明基板1の内部には、PBS6、1/4波長板7、凹面ミラー8が設けられている。
PBS6の形成箇所は、観察眼に対向する位置の付近であり、その姿勢は、観察者の上方手前から下方奥へ向かって傾斜した姿勢である。
凹面ミラー8の形成箇所は、PBS6よりも観察者から見て下方であり、その姿勢は、PBS6の側に反射面を向けた姿勢である。1/4波長板7の形成箇所は、凹面ミラー8の反射面側である。
因みに、PBS6の設けられた透明基板1の製造方法は、例えば次のとおりである。すなわち、透明基板1と同じ材料からなる小片の表面にPBS6を形成し、その小片を透明基板1を形成する型枠の中に配置し、透明基板1の材料を溶かした状態でその型枠の中に流し込み、固める。
次に、画像表示装置における光線の振る舞いを説明する。
画像表示素子2の表示面の各点から射出した各画角の表示光束は、波長板10にて偏光方向をP偏光に変換され、レンズ11を介して観察者からみて上端部の面5cから透明基板1の内部に導入される。
この表示光束は、透明基板1の面5bの領域R1に対し臨界角より大きい入射角で入射し、その領域R1にて全反射された後、PBS6に入射する。
このとき、表示光束は、P偏光しているので、PBS6を透過する。そして1/4波長板7を介して凹面ミラー8で反射され集光作用を受けて1/4波長板7を介してPBS6に再入射する。再入射した表示光束はS偏光に変換されているので、PBS6を反射する。
PBS6を反射した表示光束は、透明基板1の面5aの領域R2から透明基板1の外部に射出し、観察眼の瞳近傍の領域Pに入射する。
各画角の表示光束は、透明基板1よりも外界側の所定距離(領域Pから1m程度の距離)の位置に画像表示素子2の表示面の虚像を形成するような角度でそれぞれ領域Pに入射する。この領域Pが、画像表示装置の射出瞳である。射出瞳Pに観察眼の瞳が合わせられたときに、観察眼が表示面の虚像を観察することができる。
なお、本明細書では、画像表示装置の光軸を、表示面の中心A0から射出した表示光束の主光線の経路と定義する。よって、この画像表示素子の光軸は、1本の直線ではなく折線となる。
次に、光源(LED)3、PBS6の特性を説明する。
光源(LED)3の発光特性(波長−発光輝度の特性)は、画像表示素子2がモノクロの画像表示素子であるとき、特定の単一波長にピークを有する。画像表示素子2がカラー画像表示素子であるとき、特定の複数の波長(R色、G色、B色それぞれの波長)にピークを有する。よって、表示光束は、単一又は複数の離散的な特定の波長成分を持つ。
一方、PBS6の反射特性(波長−反射率の特性)は、表示光束の持つ特定の波長成分にピークを有する(つまり、特定の波長成分を選択波長とした反射波長選択性を示す。)。
次に、本画像表示装置の特徴及び効果を説明する。
図3(a)に示すように、透明基板1から射出瞳Pに至る光軸が透明基板1の面5aの法線と成す角度(射出角度)θ0は、条件式(1)を満たす。
3°≦θ0 ・・・(1)
この条件式(1)によれば、透明基板1の姿勢を前述のとおり設定した場合(面5a,5bの法線がZ軸と平行である場合)に、観察眼が表示面の虚像を観察するための視線方向は、Z方向からずれる。本実施形態では、図3(a)に示すように、表示面の虚像を観察するための視線方向が観察者にとっての「上向き方向」ではなく、「うつむき方向」となるよう角度θ0を設定した。
この条件式(1)を満たせば、下記の条件式(2),(3)を確実に満たすことができる。
条件式(2)は、次のとおりである。
30°<θ2<42° ・・・(2)
但し、θ2は、PBS6の面5a(又は面5b)に対する配置角度である。
この条件式(2)によれば、光量損失を抑えると共に、透明基板1の厚さが同じであったとしても従来より広画角の像を瞳に投影することが可能になる。
その理由を図を用いて説明する。
図3(b)は、θ0,θ2と画角、及び光量損失の程度を説明する図である。観察者の瞳位置は空気中の点Pであるが、ここでは簡単のため、透明基板1と同じ屈折率の媒質中にあるとみなす。このときの瞳位置をP’、透明基板1と瞳との距離をl’,透明基板1の法線と視線との角度をθ0’視線に垂直に換算した透明基板1の厚さをd’とする。このとき、厚さd’は、
d’=d/cos[arctan{1/(2×tanθ2)}]×sin[90°+θ0’−arctan{1/(2×tanθ2)}]
で与えられる。
そして、媒質中の半画角θ3’は、
θ3’=arctan{1/2×(d’/tanθ1)/(d’+l’)}
で与えられる。但し、θ1は、PBS6の入射側及び反射側の光軸がPBS6の法線と成す角度である。
ここで、透明基板1を薄型計量のために眼鏡基板と同程度とし、d=3.5mm程度、空気中の透明基板1と瞳との距離l=13mm、媒質の屈折率を1.6として、l’=20.8mmとして上式を計算する。
下限値はPBS6の性能の限界で決まる。θ0が条件式(1)の下限3°をとり、θ2が条件式(2)の下限30°をとるとき、θ1=31.9°となり、媒質中の半画角θ3’=6.8°が得られる。
θ1=31.9°のときのPBS6の性能は、p偏光成分の透過率Tp>90%、s偏光成分の透過率Ts<60%程度であるので、光量損失は小さく抑えられる。
より好ましくは、θ2の下限を35°とする。この場合はθ1=36.9°となり、媒質中の半画角θ3’=5.6°が得られる。
θ1=36.9°のときのPBS6の性能は、p偏光成分の透過率Tp>90%、s偏光成分の透過率Ts<50%程度であるので、光量損失はさらに小さく抑えられる。
上限値は画角の値で決まる。θ0が5°、θ2が条件式(2)の上限42°をとるとき、θ1は45.1°となってPBS6の性能は上がるが、媒質中の半画角θ3’は4.2°が限界となる。これ以上画角を小さくすると観察しにくくなるため好ましくない。
以上の考察より、角度θ2が条件式(3)を満たすと、光量損失がより小さく抑えられる。
35°<θ2<42° ・・・(3)
すなわち、本画像表示装置は、条件式(1)により、観察眼が表示面の虚像を観察するための視線方向を、意図的に下向きに3°以上傾斜させた。それによって、広画角の像の投影と透明基板1の薄化を可能とする条件式(2),(3)を満たすことが可能になった。つまり、光量の損失を抑えつつ、広画角の確保と基板の薄化との双方が実現している。
また、条件式(1)により視線方向が3°以上下向きに傾斜するので、外界を見るときと表示面を見るときの視線方向は、観察者が意識できる程度にずれる。よって、観察者は、視線を変化させるだけで、観察対象を外界と表示面との間で自在にスイッチングすることができる。
また、ここでは、スイッチングするための視線の変化の方向が「正面−下方」の方向なので、観察者の眼の疲労は少ない。
(第1実施形態のイメージコンバイナの第1設計例)
次に、本実施形態のイメージコンバイナの第1設計例を説明する。
なお、設計に際し、設計プログラムとして、当該技術分野において著名な米国のOptical Research Associates製のcode V(商品名)を用いた。また、画像表示素子2としてカラー画像表示素子、光源3としてLEDを用いることを想定した(後述する設計例も同様)。
本設計例の光路図は、図2に示したとおりである。
本設計例の仕様は、以下のとおりである。
射出瞳Pの径:3mm,
Y方向の視野角度:0°〜−9°,
X方向の視野角度:+6°〜−6°,
Y方向の表示面サイズ:3.6mm,
X方向の表示面サイズ:4.8mm,
透明基板1の厚さd:3.6mm,
使用波長:約430nm〜約640nm,
透明基板1のd線(波長587.56nm)に対する屈折率nd:1.583,
透明基板1のd線(波長587.56nm)に対するアッベ数νd:29.9
本設計例の光線追跡のための諸量は、図18、図19のとおりである。なお、図18、図19において光学面の順序(面番号の順序)は、射出瞳Pから画像表示素子2への順である(後述する図20も同様。)。また、図18中の括弧内の符号は、図2において各光学面に対応する要素に付した符号である。
本設計例における各光学面の位置と姿勢は、図19のとおりである。なお、図19において各位置は、XYZ直交座標系の原点を第1面(面番号=1,図2の符号P)の中心においたときの絶対位置座標、各姿勢は、X軸周りの回転量(反時計回りを正とした。)で示した。
本設計例のイメージコンバイナの横収差図は、図4のとおりである。図4においてX−FANは、X方向の横収差、Y−FANは、Y方向の横収差である。図4の上から順に、画角(X,Y)=(6.00°,−9.00°)における横収差、画角(X,Y)=(3.00°,−6.25°)における横収差、画角(X,Y)=(0.00°,−4.50°)における横収差、画角(X,Y)=(−3.00°,−2.25°)における横収差,画角(X,Y)=(−6.00°,0.00°)における横収差である。
本設計例のLEDの発光特性(波長−発光輝度の特性;発光スペクトル)は、図5のとおりである。横軸が波長、縦軸がスペクトル強度を示す。
図5に示すように、このLEDの各波長域におけるスペクトル強度の半値全幅は、Red:23nm,Green:60.8nm,Blue:29nmである。
本設計例のPBS6の波長特性(波長−反射率の特性)は、図6に示すとおりである。
図6において、破線は、+Y方向の最大画角の表示光束のデータ、太線は、中心画角の表示光束のデータ、細線は、−Y方向の最大画角の表示光束のデータである。図6の縦軸は、信号効率であり、PBS6を透過し、1/4波長板7を往復し、かつPBS6で反射された表示光束の効率を意味する。同図には、LEDの発光スペクトルも重ね描きしてある。実際に観察眼に届く光量は、この2種類のグラフの積にさらに幾何学的な周辺減光を考慮した値になる。
因みに、本設計例において表示面の明るさ分布(観察者が観察する表示面の虚像の明るさ分布)は、図7に示すとおりになる。図7において、横軸は、Y方向の画角、縦軸は、中心画角の光量により規格化した規格化光量である。
本設計例によると、イメージコンバイナの各部の角度は、以下のとおり設定される。
θ0=4.5°,
θ1=42°,
θ2=39°
これらのθ0,θ1,θ2は、条件式(1),(2),(3)の全てを満たす。
次に、本設計例の効果を説明する。
結像性能は、図4に示すとおり、画角全体に亘り色収差が少なく、優れている。
光量損失は、図6に示す2種類のグラフの積から分かるとおり、十分に低く抑えられている。
視野角FOVは、15°であり、十分に広い。
透明基板1の厚さdは、3.6mmであり、眼鏡レンズと同等に薄化されている。
表示面の虚像を観察するための視線の角度θ0は、4.5°である。観察者は、視線を正面に向ければ外界を、視線を4.5°だけ下向きに傾斜させれば表示面の虚像を、それぞれ観察することができる。
(その他)
なお、本実施形態では、表示ユニット1’が観察者の額の側に配置される画像表示装置(図1参照)を説明したが、図8(a)に示すように、表示ユニット1’が観察者の側頭部(耳の側)に配置される画像表示装置を同様に構成することもできる。
このとき、画像表示装置を表したXYZ直交座標の+Y方向は、観察者の左方、+X方向は観察者の下方向となる。この場合、図8(b)に示すように、観察眼が表示面の虚像を観察するための視線方向は、内向き(観察眼が左眼であれば右方向、観察眼が右眼であれば左方向)になる。よって、観察対象をスイッチングするときの視線の変化の方向は、「正面−内側」の方向になる。但し、視線の変化の方向がこの方向であると、観察者の眼の疲労が生じることもある。
疲労を防ぐためには、図9(a)に示すように、透明基板1が観察者の顔面に対し傾斜するよう画像表示装置を構成すればよい。この場合、図9(b)に示すように、観察者が表示面の虚像を観察するための視線方向は、正面になる。よって、視線を正面に向けたまま外界と表示面の虚像との双方を観察することができる。しかも、この場合、透明基板1の配置が顔面の湾曲に沿った配置になるので、画像表示装置をゴーグルのように顔面にフィットさせることができる。
(第1実施形態のイメージコンバイナの第2設計例)
次に、本実施形態のイメージコンバイナの第2設計例を説明する。
第1設計例との相違点は、PBS6の波長特性が広帯域な点にある。
本設計例のPBS6の波長特性(波長−反射率の特性)は、図10に示すとおりである。なお、図10の表記方法は、図6のそれと同じである。
因みに、広帯域なこのPBS6によると、表示面の明るさ分布(観察者が観察する表示面の虚像の明るさ分布)は、図11に示すとおりになる。なお、図11の表記方法は、図7のそれと同じである。
このような本設計例によっても、光量損失は抑えられる。
[第2実施形態]
以下、図12、図13、図14、図15、図16、図17、図20、図21に基づき本発明の第2実施形態を説明する。
本実施形態も、画像表示装置の実施形態である。ここでは、第1実施形態との相違点のみ説明する。
図12は、本画像表示装置のイメージコンバイナの光路図(画像表示素子2の表示面から射出瞳Pまでの光路図)である。なお、図12において図2に示すものと同様の作用をする要素には同じ符号を付した。
主な相違点は、透明基板1内の表示光束の内面反射の回数にある。
画像表示素子2の表示面から射出した表示光束は、透明基板1の面5bの領域R1、面5aの領域R2、面5bの領域R3にてそれぞれ反射する。
(第2実施形態のイメージコンバイナの第1設計例)
次に、本実施形態のイメージコンバイナの第1設計例を説明する。
第1実施形態のイメージコンバイナの第1設計例、第2設計例との主な相違点は、内面反射の回数と、角度θ1(PBS6の入射側及び反射側の光軸がPBS6の法線と成す角度θ1)とにある。
本設計例の仕様は、下記のとおりである。
射出瞳Pの径:3mm,
Y方向の視野角度:0°〜−10°,
X方向の視野角度:+6.67°〜−6.67°,
Y方向の表示面サイズ:3.6mm,
X方向の表示面サイズ:4.8mm,
透明基板1の厚さd:3.6mm,
使用波長:約430nm〜約640nm,
透明基板1のd線(波長587.56nm)に対する屈折率nd:1.583,
透明基板1のd線(波長587.56nm)に対するアッベ数νd:29.9
本設計例の光線追跡のための諸量は、図20、図21のとおりである。なお、図20、図21の表記方法は、図18、図19のそれと同じである。また、図20、図21において括弧内の符号は、図12において各光学面に対応する要素に付した符号である。
本設計例における各光学面の位置と姿勢は、図21のとおりである。なお、図21において各位置は、XYZ直交座標系の原点を第1面(面番号=1,図12の符号P)の中心においたときの絶対位置座標、各姿勢は、X軸周りの回転量(反時計回りを正とした。)で示した。
本設計例のイメージコンバイナの横収差図は、図13のとおりである。図13においてX−FANは、X方向の横収差、Y−FANは、Y方向の横収差である。図13の上から順に、画角(X,Y)=(6.67°,−10.0°)における横収差、画角(X,Y)=(3.33°,−7.50°)における横収差、画角(X,Y)=(0.00°,−5.00°)における横収差、画角(X,Y)=(−3.33°,−2.50°)における横収差,画角(X,Y)=(−6.67°,0.00°)における横収差である。
本設計例のLEDの発光特性(波長−発光輝度の特性;発光スペクトル)は、図5のとおりである。
本設計例のPBS6の波長特性(波長−反射率の特性)は、図14に示すとおりである。なお、図14の表記方法は、図6のそれと同じである。
因みに、本設計例において観察される表示面の明るさ分布は、図15に示すとおりになる。なお、図15の表記方法は、図7のそれと同じである。
本設計例によると、イメージコンバイナの各部の角度は、以下のとおり設定される。
θ0=5°,
θ1=38°,
θ2=35°
これらのθ0,θ1,θ2は、条件式(1),(2),(3)の全てを満たす。
次に、本設計例の効果を説明する。
結像性能は、図13に示すとおり、画角全体に亘り色収差が少なく、優れている。
光量損失は、図14に示す2種類のグラフの積から分かるとおり、十分に低く抑えられている。
視野角FOVは、15.6°であり、十分に広い。
透明基板1の厚さdは、3.6mmであり、眼鏡レンズと同等に薄化されている。
表示面の虚像を観察するための視線の角度θ0は、5°である。観察者は、視線を正面に向ければ外界を、視線を5°だけ下向きに傾斜させれば表示面の虚像を、それぞれ観察することができる。
(第2実施形態のイメージコンバイナの第2設計例)
次に、本実施形態のイメージコンバイナの第2設計例を説明する。
第1設計例との相違点は、PBS6の波長特性が広帯域な点にある。
本設計例のPBS6の波長特性(波長−反射率の特性)は、図16に示すとおりである。なお、図16の表記方法は、図6のそれと同じである。
因みに、本設計例において観察される表示面の明るさ分布は、図17に示すとおりになる。なお、図17の表記方法は、図7のそれと同じである。
このような本設計例によっても、光量損失は抑えられる。
(その他)
なお、本実施形態の画像表示装置も、図8又は図9に示すように変形することができる。
[その他の実施形態]
なお、以上の各実施形態では、画像表示素子2が透明基板1の近傍の位置に配置されているが、画像表示素子2を透明基板1から離れた位置に配置すると共に、リレー光学系によってその位置に表示面を投影してもよい。また、スキャン光学系を用いてこの位置に空中画像を形成してもよい。
また、図1,図12に示した画像表示装置は、観察者の一方の眼にのみ画像を呈示する片眼用の画像表示装置であるが、両眼用に変形することもできる。その場合、呈示する画像をステレオ画像にすることもできる。
また、図1に示した支持部材1”以外の構成の支持部材を用いてもよい。
なお、各実施形態では、設計の自由度を確保しつつ透明基板1内を全反射条件で表示光束を伝搬させる条件と前述のθ0,θ2の条件を満たすために、PBS6の入射側に凹面ミラー8を配置したが、凹面ミラー8に代えて他の反射部材、例えば、凹面以外のミラーや回折光学素子を用いてもよい。
例えば、凹面以外のミラーや回折光学素子、反射型ホログラフィック光学素子(HOE)などを用いてもよい。特に、これらの反射部材に、表示光束の波長を選択波長とした波長選択性を持たせることで、反射部材の存在が使用者などから認識されにくくなり、見栄えが良くなる。また、使用者の視界を妨げることも防げる。特に、反射型ホログラフィック光学素子は、このような特性を与えることが容易である。なお、反射型ホログラフィック光学素子を用いた場合、光学的パワーをほぼゼロにすることで、波長幅のある光源を用いながら色収差の発生しない良好な画像を提供することができる。

Claims (9)

  1. 可視光に対し透明な基板と、
    前記基板内に形成され、画像表示素子からその基板内に導入された表示光束を反射してその基板外の所定領域に入射させる偏光ビームスプリッタとを備え、
    前記画像表示素子の表示面の中心から射出した前記表示光束の主光線が前記基板の表面から前記所定領域の中心に向けて射出するときの射出角度θ0は、
    3°≦θ0
    の式を満たすことを特徴とするイメージコンバイナ。
  2. 請求項1に記載のイメージコンバイナにおいて、
    前記偏光ビームスプリッタの前記基板の表面に対する配置角度θ2は、
    30°<θ2<42°
    の式を満たすことを特徴とするイメージコンバイナ。
  3. 請求項2に記載のイメージコンバイナにおいて、
    前記角度θ2は、
    35°<θ2<42°
    の式を満たすことを特徴とするイメージコンバイナ。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のイメージコンバイナにおいて、
    前記基板には、
    前記基板内を少なくとも1回全反射して伝搬する前記表示光束を反射し、その表示光束を前記偏光ビームスプリッタに入射させる反射部材が設けられ、
    前記反射部材は、
    前記角度θ0及び前記角度θ2が前記式を満たせるように設計されている
    ことを特徴とするイメージコンバイナ。
  5. 請求項4に記載のイメージコンバイナにおいて、
    前記反射部材は、凹面鏡である
    ことを特徴とするイメージコンバイナ。
  6. 請求項4に記載のイメージコンバイナにおいて、
    前記反射部材と前記偏光ビームスプリッタとの少なくとも一方は、前記表示光束の波長を選択波長とした反射波長選択性を有する
    ことを特徴とするイメージコンバイナ。
  7. 請求項4に記載のイメージコンバイナにおいて、
    前記反射部材は、凹面に形成された反射型ホログラフィック光学素子である
    ことを特徴とするイメージコンバイナ。
  8. 請求項7に記載のイメージコンバイナにおいて、
    前記反射型ホログラフィック光学素子は、光学的パワーを持たない素子である
    ことを特徴とするイメージコンバイナ。
  9. 表示光束を出射する画像表示素子と、
    請求項1〜請求項8の何れか一項に記載のイメージコンバイナと
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
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