JPWO2005047998A1 - 板金加工システム、加工スケジュール管理方法およびプログラム - Google Patents

板金加工システム、加工スケジュール管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

生産管理装置からみて、希望する製作指示どおり円滑に板金加工設備を運用することが可能で、また、板金加工設備の稼動率、生産効率を向上させる。 板金加工システム101は、製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置110と、前記生産管理装置110と通信ネットワーク120を介して相互接続され、当該生産管理装置110から受信した前記加工スケジュールを実行する板金加工設備130とを備える。

Description

本発明は、材料シートに部品データをネスティングして加工機で加工する板金加工システム、加工スケジュール管理方法およびプログラムに関する。
従来、生産管理装置と板金加工設備とで構成される板金加工システムでは、生産管理装置が製作指示(製作手配)を生成し、この製作指示に基づいて板金加工設備が加工スケジュールを実行することが行われている。
従来のこの種の板金加工システムには、生産管理装置が製作指示を生成する際に、部品データのネスティングおよびCAM処理をともなう加工スケジュールまで含めて生成し、この加工スケジュールを含む製作指示を生産管理装置から板金加工設備へ渡すことで、板金加工設備が、実行可能な加工スケジュールに沿って製作指示どおりにスケジュール運転を行うものがある。
また、従来のこの種の板金加工システムには、例えば、特開平11−10491号公報に記載のように、生産管理装置は製作指示を生成するだけであり、生産管理装置から製作指示を渡された板金加工設備が、コントローラを用いて製作指示から部品データのネスティングおよびCAM処理をともなう加工スケジュールを生成し、この加工スケジュールに沿ってスケジュール運転を行うものがある。
しかしながら、上記のような従来の板金加工システムには、いずれも、種々の課題がある。
すなわち、生産管理装置で加工スケジュールまで生成するタイプのものは、加工スケジュールを含む製作指示(製作手配)を生産管理装置から板金加工設備へ一旦渡してしまった後は、板金加工設備は、渡された製作指示どおりにスケジュール運転を行うだけである。
そのため、板金加工設備が渡された製作指示どおりにスケジュール運転を行っているときに、例えば、生産管理装置でその製作指示に追加などの変更を行う必要が生じた場合、生産管理装置がこの製作指示の変更に基づいて加工スケジュールを変更しようとしても、板金加工設備が実行中のスケジュール運転の進捗状況が不明であるから、既に板金加工設備に渡してある加工スケジュールの修正をともなう加工スケジュールの変更は困難である。
したがって、生産管理装置からみて、希望する製作指示どおり円滑に板金加工設備を運用することが難しいという問題があり、また、板金加工設備については、製作指示どおり円滑に運用されないことから、必要のない待ち時間を低減することが困難で、板金加工設備の稼動率、生産効率を向上させることが難しいという課題がある。
また、板金加工設備がコントローラを用いて加工スケジュールを生成するタイプのものは、生産管理装置のデータ処理能力に比べてコントローラのデータ処理能力が劣ることは不可避である。
そのため、例えば、変種変量生産のように、生産管理装置から渡された製作指示に対して、部品データのネスティングおよびCAM処理をともなう加工スケジュールを生成するのに大量のデータ処理が必要な場合や、また、一品一様生産のように、生産管理装置からつぎつぎに渡される製作指示に対して必要なデータ処理を頻繁に行わなければならない場合に、対応することが困難である。
したがって、生産管理装置からみて、希望する製作指示どおり円滑に板金加工設備を運用することが難しいという問題があり、また、板金加工設備については、製作指示どおり円滑に運用されないことから、必要のない待ち時間を低減することが困難で、板金加工設備の稼動率、生産効率を向上させることが難しいという課題がある。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、生産管理装置からみて、希望する製作指示どおり円滑に板金加工設備を運用することが可能で、また、板金加工設備の稼動率、生産効率を向上させることのできる板金加工システム、加工スケジュール管理方法およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1の側面に係る板金加工システムは、製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置と、前記生産管理装置と通信ネットワークを介して相互接続され、当該生産管理装置から受信した前記加工スケジュールを実行する板金加工設備とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の第2の側面に係る板金加工システムは、製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置と、前記生産管理装置と通信ネットワークを介して相互接続され、当該生産管理装置から受信した前記加工スケジュールを実行する板金加工設備とを備え、前記生産管理装置は、前記板金加工設備からの加工スケジュール要求に対して、1回の要求ごとに材料シート1枚分ずつ加工スケジュールを、当該板金加工設備へ送信することを特徴とするものである。
本発明の第3の側面に係る板金加工システムは、製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置と、前記生産管理装置と通信ネットワークを介して相互接続され、当該生産管理装置から受信した前記加工スケジュールを実行する板金加工設備とを備え、前記生産管理装置は、前記板金加工設備からの加工スケジュール要求に対して、先行する材料シートの加工終了予定時刻と、つぎの材料シートの搬入準備完了予定時刻とを同期させるタイミングまで待って、つぎの材料シート1枚分の加工スケジュールを、当該板金加工設備へ送信することを特徴とするものである。
本発明の第4の側面に係る板金加工システムは、製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置と、前記生産管理装置と通信ネットワークを介して相互接続され、当該生産管理装置から個別に受信した前記加工スケジュールを実行する複数の板金加工設備とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の第5の側面に係る板金加工システムは、製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置と、前記生産管理装置と通信ネットワークを介して相互接続され、当該生産管理装置から個別に受信した前記加工スケジュールを実行する複数の板金加工設備とを備え、前記生産管理装置は、前記各板金加工設備からの加工スケジュール要求に対して、1回の要求ごとに材料シート1枚分ずつ加工スケジュールを、該当する前記板金加工設備へ送信することを特徴とするものである。
本発明の第6の側面に係る板金加工システムは、製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置と、前記生産管理装置と通信ネットワークを介して相互接続され、当該生産管理装置から個別に受信した前記加工スケジュールを実行する複数の板金加工設備とを備え、前記生産管理装置は、前記各板金加工設備からの加工スケジュール要求に対して、当該板金加工設備で先行する材料シートの加工終了予定時刻と、当該板金加工設備のつぎの材料シートの搬入準備完了予定時刻とを同期させるタイミングまで待って、つぎの材料シート1枚分の加工スケジュールを、当該板金加工設備へ送信することを特徴とするものである。
本発明の第7の側面に係る加工スケジュール管理方法は、製作指示に基づき部品をネスティングした材料シートの、板金加工設備による加工スケジュールを、シート1枚ごとに管理することを特徴とするものである。
本発明の第8の側面に係る加工スケジュール管理方法は、製作指示の追加または変更に応じて、先の製作指示による加工スケジュールで未加工の部品を、当該製作指示の追加または変更の内容に含めて、材料シートに再度ネスティングし、これにより、以降の加工スケジュールを再作成することを特徴とするものである。
本発明の第9の側面に係る加工スケジュール管理方法は、板金加工設備の状態変更により、先の製作指示による加工スケジュールで未加工の部品の加工ができなくなったとき、当該未加工の部品を別の材料シートに再度ネスティングし、これにより、以降の加工スケジュールを再作成することを特徴とするものである。
本発明の第10の側面に係る加工スケジュール管理方法は、板金加工設備で実行中の加工スケジュールに含まれる製品の搬出と、次の加工スケジュールで用いる材料の搬入とが同期するべく、当該次の加工スケジュールを開始することを特徴とするものである。
本発明の第11の側面に係る加工スケジュール管理方法は、先の製作指示による加工スケジュールで用いる材料シートが加工前のときは、製作指示の追加に応じて、先の製作指示による加工スケジュールをキャンセルし、前記追加された部品を、前記材料シートに割り付けて加工を実行することを特徴とするものである。
本発明の第12の側面に係る加工スケジュール管理方法は、先の製作指示による加工スケジュールで用いる材料シートが加工中のときは、製作指示の追加に応じて、前記材料シートに配置されている部品のうち未加工の部品の加工をキャンセルし、当該材料シートの未加工部品の配置位置を含む未使用領域に、前記追加された部品を割り付けて加工を実行することを特徴とするものである。
本発明の第13の側面に係る加工スケジュール管理方法は、先の製作指示による加工スケジュールで用いる材料シートが、板金加工設備にあって加工後のときは、製作指示の追加に応じて、前記材料シートに部品が加工された残りの余白領域に、前記追加された部品を割り付けて加工を実行することを特徴とするものである。
本発明の第14の側面に係るプログラムは、生産管理装置または板金加工設備に備えられたコンピュータに、製作指示の追加または変更に応じて、先の製作指示による加工スケジュールで未加工の部品を、当該製作指示の追加または変更の内容に含めるステップと、前記未加工の部品を含めた前記製作指示の追加または変更の内容を、材料シートに再度ネスティングするステップとを含む処理を実行させるためのものである。
本発明の第15の側面に係るプログラムは、生産管理装置または板金加工設備に備えられたコンピュータに、前記板金加工設備の状態変更を判定するステップと、前記板金加工設備の、先の製作指示による加工スケジュールで未加工の部品の加工ができなくなる状態変更に応じて、当該未加工の部品を別の材料シートに再度ネスティングするステップとを含む処理を実行させるためのものである。
図1は、本発明による板金加工システムの第1の実施形態を示す概略的ブロック図である。 図2は、図1の板金加工システムにおける周辺装置の配置例を示す概略的構成図である。 図3は、図1の板金加工システムにおける製作指示の一例を示すテーブルである。 図4は、図3の製作指示に基づく加工スケジュールの板取り結果を示すテーブルである。 図5は、図3の製作指示に基づく材料シート1枚ごとの加工スケジュールを示すテーブルである。 図6は、加工スケジュールの引き当て済み実績を示すテーブルである。 図7は、追加の製作指示の一例を示すテーブルである。 図8は、追加の製作指示に基づく加工スケジュールの板取り結果を示すテーブルである。 図9は、追加の製作指示に基づく材料シート1枚ごとの加工スケジュールを示すテーブルである。 図10は、図1の板金加工システムにおける割り込み機能の第1の例を示す概略的配置構成図である。 図11は、図1の板金加工システムにおける割り込み機能の第2の例を示す概略的配置構成図である。 図12は、図1の板金加工システムにおける割り込み機能の第3の例を示す概略的配置構成図である。 図13は、図1の板金加工システムにおける割り込み機能の第4の例を示す概略的配置構成図である。 図14は、図1の板金加工システムにおける割り込み機能の第5の例を示す概略的配置構成図である。 図15は、図14の割り込み機能が適用される加工例を示す材料シートの概略的である。 図16は、図1の板金加工システムにおける割り込み機能の第6の例を示す概略的配置構成図である。 図17は、図16の割り込み機能が適用される加工例を示す材料シートの概略的である。 図18は、本発明による板金加工システムの第2の実施形態を示す概略的ブロック図である。 図19は、図18の板金加工システムにおけるジョブコントローラの動作を示すフローチャートである。 図20は、ジョブコントローラのフローにおける新規手配処理の動作を示すフローチャートである。 図21は、ジョブコントローラのフローにおけるスケジュール作成処理の動作を示すフローチャートである。 図22は、スケジュール作成処理のフローにおける加工可否判定処理の動作を示すフローチャートである。 図23は、スケジュール作成処理のフローにおけるネスティング処理の動作を示すフローチャートである。 図24は、ジョブコントローラのフローにおける割り込み手配処理の動作を示すフローチャートである。 図25は、割り込み手配処理のフローにおける追加ネスティング処理の動作を示すフローチャートである。 図26は、ジョブコントローラのフローにおけるスケジュール振り替え処理の動作を示すフローチャートである。 図27は、ジョブコントローラのフローにおけるスケジュール再作成処理の動作を示すフローチャートである。 図28は、ジョブコントローラのフローにおけるスケジュール送信処理の動作を示すフローチャートである。 図29は、ジョブコントローラのフローにおける途中割り込み回答処理の動作を示すフローチャートである。 図30は、図18の板金加工システムにおけるセルコントローラの動作を示すフローチャートである。 図31は、セルコントローラのフローにおけるセル運転タスクの動作を示すフローチャートである。 図32は、セル運転タスクのフローにおけるスケジュール要求処理の動作を示すフローチャートである。 図33は、セル運転タスクのフローにおける途中割り込み確認処理の動作を示すフローチャートである。 図34は、セル運転タスクのフローにおける終了処理の動作を示すフローチャートである。 図35は、本発明による板金加工システムの第3の実施形態を示す概略的ブロック図である。 図36は、図35の板金加工システムにおける周辺装置の配置例を示す概略的構成図である。 図37は、本発明による板金加工システムの第4の実施形態を示す概略的ブロック図である。 図38は、自動倉庫設備と各板金加工設備との配置例を示す概略的構成図である。
本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明による板金加工システムの第1の実施形態を示す概略的ブロック図である。この板金加工システム101は、生産管理装置110と板金加工設備130とが通信可能に組み合わされ、生産管理装置110で生成される製作指示(製作手配)に基づいて、板金加工設備130が加工スケジュールを実行するものである。
生産管理装置110は、生産管理部111、工程スケジューラ(進捗管理)112、ダイナミックネスティング&CAM処理部113、および、ジョブコントローラ114を備えている。また、生産管理装置110は、ネットワーク120に接続されている。
生産管理部111は、生産管理に必要な各種の処理を行うものであり、また、生産管理に基づいて必要な製作指示を生成し、それを管理するものである。
工程スケジューラ(進捗管理)112は、生産管理部111による製作指示に基づいて、板金加工設備130に実行させる加工スケジュールを生成し、それを管理するものである。
ダイナミックネスティング&CAM処理部113は、工程スケジューラ(進捗管理)112による加工スケジュールの生成に際して、材料シートに部品データをネスティングする板取り処理、および、その材料シートの加工データを生成するCAM処理を行うものである。
ジョブコントローラ114は、ネットワーク120を介して、板金加工設備130のコントローラ131と各種データの授受を行うものである。また、ジョブコントローラ114は、生産管理装置110の各部との間で、必要な各種データの授受を行うものである。
板金加工設備130は、コントローラ131、CNC装置135、加工機136、ライン制御盤137、および、周辺装置140で構成される。また、板金加工設備130は、コントローラ131がネットワーク120に接続されている。
コントローラ131は、ネットワーク120を介して、生産管理装置110のジョブコントローラ114と各種データの授受を行うものである。また、コントローラ131は、板金加工設備130の各部との間で、必要な各種データの授受を行うものである。
また、コントローラ131は、生産管理装置110のジョブコントローラ114に加工スケジュールを要求し/ジョブコントローラ114から加工スケジュールを受信するスケジュール要求部132、および、セル制御運転&DNC転送部133、並びに、在庫管理(棚&周辺制御)部134を備えている。
CNC装置135は、コントローラ131がスケジュール要求に応じてジョブコントローラ114から受信した加工スケジュールに基づいて、これに加工条件や金型情報を加味して、実行可能なNCデータを作成するものである。
そして、CNC装置135は、加工スケジュールで指定された部品の加工データを読み込み、加工機136を制御するものである。
加工機136として、例えば、パンチング(パンチプレス機)、レーザ(レーザ加工機)などが適用される。加工機136は、CNC装置135からのNCデータに基づいて、また、周辺装置140と連携して、所要の板金加工(シート加工)を実行するものである。
ライン制御盤137は、コントローラ131がスケジュール要求に応じてジョブコントローラ114から受信した加工スケジュールに基づいて、加工機136が所要の板金加工(シート加工)を実行する際に、加工機136と連携して周辺装置140を運用させるものである。
図2は、周辺装置140の配置例を示す概略的構成図である。周辺装置140は、加工機136を中心として配置される材料棚141、製品棚142などの棚類、これらの棚類に隣接して配置されるローディングバッファ143、アンローディングバッファ144などの待機スペース、加工機136に隣接して配置されるローディング/アンローディングシャトル145、および、1枚取り・搬送装置146で構成される。
1枚取り・搬送装置146は、図2には、待機スペースの連なる方向に沿った走行領域を概略的に示しただけである。この1枚取り・搬送装置146は、材料シートの大きさに相当する平面をカバーする多数のバキュームパッドを昇降可能に備えたキャリアが、上方に設置された走行レールに沿って走行可能に支持されたものである。
また、1枚取り・搬送装置146は、キャリアが、走行レールに沿った走行領域から側方へ進出し/走行領域内へ退き戻ることが可能に構成されている。
そのため、周辺装置140は、図2において、材料シートを取り扱う各種の動作を実行できるようになっている。
すなわち、1枚取り・搬送装置146が、材料棚141から材料シートを1枚取りし、搬送して、ローディングバッファ143に載せることができる。
また、1枚取り・搬送装置146が、ローディングバッファ143から材料シートを1枚取りし、搬送して、ローディング/アンローディングシャトル145に載せることができる。
また、ローディング/アンローディングシャトル145が、材料シートを加工機136にローディングすることができる。
また、ローディング/アンローディングシャトル145が、加工機136から加工済みシート(製品)をアンローディングすることができる。
また、1枚取り・搬送装置146が、ローディング/アンローディングシャトル145から加工済みシート(製品)を1枚取りし、搬送して、アンローディングバッファ144に載せる(仕分け・集積する)ことができる。
また、1枚取り・搬送装置146が、アンローディングバッファ144から加工済みシート(製品)を1枚取りし、搬送して、製品棚142に仕分け収納することができる。
上記のような1枚取り・搬送装置146は、キャリアを一台のみ備えて、この単一のキャリアが、材料棚141から加工機136側への材料シートの1枚取り・搬送と、加工機136側から製品棚142への材料シートの1枚取り・搬送とに、共用されることができる。
また、1枚取り・搬送装置146は、材料棚141から加工機136側への材料シートの1枚取り・搬送を行うキャリアと、加工機136側から製品棚142への材料シートの1枚取り・搬送を行うキャリアとが、別々に構成されることができる。
また、この板金加工システム101は、生産管理装置110のダイナミックネスティング&CAM処理部113が、1枚の材料シートが加工機136にローディングされて加工開始後その加工が終了するまでの所要時間を算出する加工時間シミュレーション機能を備えている。
また、生産管理装置110が、過去に、材料シートを材料棚141からローディングバッファ143を経てローディング/アンローディングシャトル145に載せるまでの出庫に実際に要した時間をデータとして記録してある。
また、板金加工設備130のコントローラ131が、1枚の材料シートがローディングバッファ143からローディング/アンローディングシャトル145に向けて搬出されてローディングバッファ143が空き次第、つぎのスケジュール要求を発生するように構成してある。
また、コントローラ131からジョブコントローラ114にスケジュール要求があると、生産管理装置110が、加工機136で加工中の材料シートの加工が終了する予定時刻につぎの材料シートの加工機136への搬入準備が完了するように、加工終了予定時刻と搬入準備完了予定時刻とを同期させるタイミングで、つぎの材料シート1枚分の加工スケジュールを板金加工設備130に渡すように構成されている。
すなわち、生産管理装置110が、加工中の材料シートについて加工時間シミュレーション機能により算出した加工終了予定時刻から、過去の記録を参照して推定したつぎの材料シートの出庫に要する時間を逆算した時刻(加工終了予定時刻のm分前)に、つぎの材料シート1枚分の加工スケジュールを板金加工設備130に渡すように構成してある。
次に、上記の実施形態の作用について、図3〜図9に示すテーブルを用いて説明する。
まず、生産管理装置110の生産管理部111が、生産管理に基づいて必要な製作指示を生成する。この製作指示は、例えば、「部品P1を5枚、部品P2を6枚、部品P3を2枚、部品P4を1枚、いずれも納期9−20までにレーザ加工機で製作する。」というものであり、図3に示すようなテーブルで表される。
この製作指示に基づいて、工程スケジューラ(進捗管理)112が、ダイナミックネスティング&CAM処理部113による板取り処理およびCAM処理を得て、加工スケジュールを生成する。
すなわち、図4に示すように、まず、使用する材料シートの種類(材質、板厚、大きさ等)と必要枚数、および使用する加工機(例えば#1レーザ)を決定することで加工スケジュールを決定する。
続いて、図5に示すように、この決定した加工スケジュールを材料シート1枚ずつに分けることで、製作指示に基づく材料シート1枚ごとの加工スケジュールとして完成させる。
そして、最初に、1枚目の材料シートS1−1の加工スケジュールをジョブコントローラ114からコントローラ131へ送信すると、板金加工設備130のコントローラ131が、その加工スケジュールにしたがって#1レーザ加工機136を引き当てるとともに、周辺装置140を連携させて、1枚目の材料シートS1−1のシート加工を行わせる。
この1枚目の材料シートS1−1が、材料棚141から出庫され、ローディングバッファ143を経てローディング/アンローディングシャトル145に向けて搬出されることで、ローディングバッファ143が空くと直ちに、コントローラ131がジョブコントローラ114へつぎのスケジュール要求を送信する。
このスケジュール要求を受け取ると、生産管理装置110が、1枚目の材料シートS1−1の加工終了予定時刻と、2枚目の材料シートS1−2の搬入準備完了予定時刻とを同期させるタイミングで、2枚目の材料シートS1−2の加工スケジュールをジョブコントローラ114からコントローラ131へ送信する。
これを受けて、板金加工設備130のコントローラ131が、その加工スケジュールにしたがって#1レーザ加工機136を引き当てるとともに、周辺装置140を連携させて、2枚目の材料シートS1−2のシート加工を行わせる。
このときの工程スケジューラ(進捗管理)112が管理している加工スケジュールの状態を図6に示す。すなわち、引き当て状況をみると、1枚目と2枚目の材料シートS1−1,S1−2が引き当て済みであり、3枚目以降の材料シートS1−3,…については未着手となっている。
この状態にあるとき、生産管理装置110の生産管理部111が、生産管理に基づいて現在の製作指示を変更(追加を含む)する場合、すなわち、例えば、「部品P5を4枚、納期9−20までにレーザ加工機で製作する。」という製作指示を追加する場合は、図7に示すように、部品P1〜P4を対象とする現在の製作指示(図3参照)に、部品P5を対象とする新たな製作指示を追加して、製作指示を再生成する。
この再生成された製作指示に基づき、かつ、現時点の加工スケジュールの進捗状態に基づいて、工程スケジューラ(進捗管理)112が、ダイナミックネスティング&CAM処理部113による板取り処理およびCAM処理を得て、加工スケジュールを再生成する。
すなわち、図7に示す追加された「部品P5を4枚、納期9−20までにレーザ加工機で製作する。」という製作指示について、使用する材料シートの種類と必要枚数および加工機を決定し、これと図6に示す未着手の加工スケジュールとを統合することで、図8に示すように、再生成された製作指示の現時点以降において必要な加工スケジュールを決定する。
続いて、図9に示すように、現時点までに引き当て済みの材料シートS1−1,S1−2のテーブル下方に、決定した加工スケジュールを材料シート1枚ずつに分けることで、再生成された製作指示に基づく現時点以降において必要な材料シート1枚ごとの加工スケジュールとして完成させる。
そして、ジョブコントローラ114がコントローラ131からつぎのスケジュール要求を受け取ると、生産管理装置110が、2枚目の材料シートS1−2の加工終了予定時刻と、3枚目の材料シートS3−1の搬入準備完了予定時刻とを同期させるタイミングで、3枚目の材料シートS3−1の加工スケジュールをジョブコントローラ114からコントローラ131へ送信する。
これを受けて、板金加工設備130のコントローラ131が、その加工スケジュールにしたがって#1レーザ加工機136を引き当てるとともに、周辺装置140を連携させて、3枚目の材料シートS3−1のシート加工を行わせる。
以下同様にして、最後の材料シートS5−1のシート加工まで終了すると、途中追加を含む今回の製作指示(図7参照)に基づく所要の板金加工(シート加工)がすべて終了したこととなる。
上記したように、この板金加工システム101は、生産管理装置110の工程スケジューラ(進捗管理)112が、製作指示に基づく加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理している。しかも、生産管理装置110が、板金加工設備130のコントローラ131からつぎのスケジュール要求を受け取っても、そのスケジュール要求に無条件には対応しない。すなわち、先行する材料シートの加工終了予定時刻と、つぎの材料シートの搬入準備完了予定時刻とを同期させるタイミング(加工終了予定時刻のm分前)まで待って、つぎの材料シートの加工スケジュールをコントローラ131へ送信するのである。
そのため、この板金加工システム101は、さまざまなタイミングや条件で発生する割り込み加工スケジュールに対して、柔軟に対応することが可能である。これらの各種割り込み機能について、図10〜図16に示す概略的配置構成図を用いて説明する。
図10は、板金加工システム101の割り込み機能の第1の例を示す。この例は、n枚目の材料シートSn(材質・板厚M1)の加工中に割り込み加工スケジュールが発生した場合、その発生タイミングが、材料シートSnの加工終了予定時刻のm分前までであれば、材質・板厚Mxを問わずどんな割り込み加工スケジュールA1であってもその実行(割り込み)が可能であることを示す。
これにより、加工機136を含む板金加工設備130を停止させることなく、自動運転を続行させることができる。
図11は、板金加工システム101の割り込み機能の第2の例を示す。この例は、n枚目の材料シートSn(材質・板厚M1)の加工終了予定時刻のm分前が過ぎてから割り込み加工スケジュールが発生したとき、その割り込み加工スケジュールで使用する材料シートA1が、n+1枚目の材料シートSn+1(材質・板厚M1)と同一の材質・板厚M1である場合を示す。
この場合は、その材料シートSn+1に材料シートA1の割り込み加工スケジュールデータをダイナミックネスティングすることで、材料シートSn+1を使って材料シートA1の割り込み加工スケジュールを実行可能である。
これにより、加工機136を含む板金加工設備130を停止させることなく、自動運転を続行させることができる。
図12は、板金加工システム101の割り込み機能の第3の例を示す。この例は、n枚目の材料シートSn(材質・板厚M1)の加工終了予定時刻のm分前が過ぎてから割り込み加工スケジュールが発生したとき、その割り込み加工スケジュールで使用する材料シートA1が、n+1枚目の材料シートSn+1(材質・板厚M1)と異なる材質・板厚M2である場合を示す。
この場合は、材料シートSn+1をローディング/アンローディングシャトル145に待機させておく。そして、1枚取り・搬送装置146を使って、加工済みシート(製品)Snを加工機136からアンローディングバッファ144に直接アンローディングし、続いて、1枚取り・搬送装置146を使って、材料シートA1をローディングバッファ143から加工機136に直接ローディングすることで、材料シートA1の割り込み加工スケジュールを実行可能である。
材料シートA1が複数枚あるときは順番にその加工を行う。このような割り込み加工スケジュールは、最初に、必要な再ネスティングを行うことで、それまでの加工スケジュールはキャンセルされ、新たに、未加工部品を含んだ加工スケジュールが作成される。
割り込み加工スケジュールが終了したら、つぎの加工スケジュールの中に、材料シートSn+1と同一材質・板厚M1の加工がある場合、ローディング/アンローディングシャトル145に待機させておいた材料シートSn+1を加工機136にローディングして、その加工を実行させる。
これにより、加工機136を含む板金加工設備130を停止させることなく、自動運転を続行させることができる。
図13は、板金加工システム101の割り込み機能の第4の例を示す。この例は、n枚目の材料シートSn(材質・板厚M1)が加工機136にローディングされて加工開始を待っているとき、その材料シートSnを使用可能な(材質・板厚M1の)特急割り込み加工スケジュールA1が発生した場合を示す。
この場合は、その材料シートSnに特急割り込み加工スケジュールデータをダイナミックネスティングすることで、材料シートSnを使って特急割り込み加工スケジュールA1を実行可能である。
これにより、加工機136を含む板金加工設備130を停止させることなく、自動運転を続行させることができる。
図14は、板金加工システム101の割り込み機能の第5の例を示す。この例は、図15に示すように、n枚目の材料シートSn(材質・板厚M1)の加工中に、その材料シートSnの残材エリアに引き当て可能な(材質・板厚M1の)強制割り込み加工スケジュールA1が発生した場合を示す。
この場合は、その材料シートSnの残材エリアに強制割り込み加工スケジュールデータをダイナミックネスティングすることで、材料シートSnの残材エリアを使って強制割り込み加工スケジュールA1を実行可能である。
これにより、加工機136を含む板金加工設備130を停止させることなく、自動運転を続行させることができる。
図16は、板金加工システム101の割り込み機能の第6の例を示す。この例は、図17に示すように、n枚目の材料シートSn(材質・板厚M1)の加工中に、その材料シートSnの未加工部品エリアに引き当て可能な(材質・板厚M1の)強制割り込み加工スケジュールA1が発生した場合を示す。
この場合は、その材料シートSnの未加工部品エリアに強制割り込み加工スケジュールデータをダイナミックネスティングすることで、材料シートSnの未加工部品エリアを使って強制割り込み加工スケジュールA1を実行可能である。
これにより、加工機136を含む板金加工設備130を停止させることなく、自動運転を続行させることができる。
以上に述べた板金加工システム101の構成、作用、および、割り込み機能についての説明は、図1に示すような、板金加工設備130が1台だけの板金加工システム101に限定されるものではない。
すなわち、例えば、図1に示す板金加工設備130のような板金加工設備をセルとして構成し、このような板金加工設備セルを複数具えた板金加工システムにも、以上に述べた板金加工システム101の構成、作用、および、割り込み機能についての説明が適用可能である。
また、例えば、1つの板金加工設備セルに、複数の加工機と周辺装置を具えた板金加工システムにも、同様に、以上に述べた板金加工システム101の構成、作用、および、割り込み機能についての説明が適用可能である。
さらに、板金加工設備セルは、棚から材料の供給を受け、加工後の製品を棚に格納するようなタイプの設備に限定されるものでない。すなわち、例えば、セル内で材料の搬入・搬出を行う独立したマニピュレータを備えた板金加工設備セル、または、周辺装置を備えず、そのため材料の搬入・搬出を人手作業で行う板金加工設備セルに対しても、コントローラ131を付加することによって、上記の板金加工システム101についての説明が基本的に適用可能である。
図18は、本発明による板金加工システムの第2の実施形態を示す概略的ブロック図である。この板金加工システム201は、生産管理装置210および複数台の板金加工設備(板金加工設備セル)230(#1〜#n)がネットワーク220に接続されたものである。
生産管理装置210の構成および各板金加工設備230の構成は、図1に示す板金加工システム101の生産管理装置110および板金加工設備130と同様のものであるので、同様の部分に図1で用いた符号に100を加えた符号を付けて示すことで、詳細な説明は省略する。
すべての板金加工設備230(#1〜#n)は1台ずつ独立したものである。すなわち、1台ずつ独立して生産管理装置210と通信し、コントローラ231からスケジュール要求を出して生産管理装置210から加工スケジュールを受け取り、その加工スケジュールにしたがってシート加工を行うことが可能である。
生産管理装置210は、すべての板金加工設備230(#1〜#n)と個別に通信可能であり、各板金加工設備230からのスケジュール要求に対して1台ずつ個別に加工スケジュールを渡して、その加工スケジュールを実行させることが可能である。
しかし、生産管理装置210は、複数台の板金加工設備230(#1〜#n)と接続されているのであるから、例えば、どれかの板金加工設備230(#α)で加工に障害が発生した場合、その板金加工設備230(#α)で予定していた加工スケジュールを別の板金加工設備230(#β)で実行させることが可能である。
これにより、システム全体としての停止(待ち)時間を削減して稼動率、生産効率を向上させることができる。
また、生産管理装置210は、生産管理に基づいて、2台またはそれ以上の板金加工設備230,230,…をグループとして取り扱う製作指示を生成することができる。また、その製作指示に基づいて、板金加工設備グループ230,230,…に対して引き当てる加工スケジュールを生成することが可能である。
そして、板金加工設備グループ230,230,…に対して引き当てる加工スケジュールについては、グループ内での各板金加工設備230のスケジュール進捗状況に応じて最適スケジューリングを行うことで、グループ単位としての停止(待ち)時間を削減して稼動率、生産効率を向上させることができる。
次に、上記の実施形態の作用について、図19〜図34に示すフローチャートを用いて説明する。
図19は、生産管理装置210のジョブコントローラ214のフローチャートを示す。このジョブコントローラ214は、生産管理装置210の電源投入時に起動され、生産管理部211からの製作手配、割り込み手配、接続される各板金加工設備セル230のコントローラ231からのスケジュール要求、および、各板金加工設備セル230の設備ステータスを常時監視するものである。
図19に示すように、ジョブコントローラ214は、まず、新規手配処理(ステップS1100)を実行する。
つぎに、ジョブコントローラ214は、スケジュール作成処理(ステップS1200)を実行する。
つぎに、ジョブコントローラ214は、割り込み確認(ステップS1001)をする。続いて、ジョブコントローラ214は、すべて終了か否かを判定(ステップS1002)する。そして、すべて終了の場合(ステップS1002のYES)は、フローを終了する。
一方、すべて終了でない場合(ステップS1002のNO)は、ジョブコントローラ214は、割り込み手配か否かを判定(ステップS1003)する。
そして、割り込み手配の場合(ステップS1003のYES)は、ジョブコントローラ214は、割り込み手配処理(ステップS1300)を実行する。その後、ステップS1200の”スケジュール作成処理”に戻る。
一方、割り込み手配でない場合(ステップS1003のNO)は、ジョブコントローラ214は、板金加工設備230(#1〜#n)の設備ステータスの確認(ステップS1004)をする。続いて、ジョブコントローラ214は、板金加工設備230がダウンしたか否かを判定(ステップS1005)する。
そして、板金加工設備230がダウンした場合(ステップS1005のYES)は、ジョブコントローラ214は、スケジュール振り替え処理(ステップS1400)を実行する。その後、ステップS1200の”スケジュール作成処理”に戻る。
一方、板金加工設備230がダウンでない場合(ステップS1005のNO)は、ジョブコントローラ214は、続いて、板金加工設備230が回復したか否かを判定(ステップS1006)する。
そして、板金加工設備230が回復した場合(ステップS1006のYES)は、ジョブコントローラ214は、スケジュール再作成処理(ステップS1500)を実行する。その後、ステップS1200の”スケジュール作成処理”に戻る。
一方、板金加工設備230が回復でない場合(ステップS1006のNO)は、ジョブコントローラ214は、続いて、板金加工設備230が過負荷か否かを判定(ステップS1007)する。
そして、板金加工設備230が過負荷の場合(ステップS1007のYES)は、ジョブコントローラ214は、スケジュール再作成処理(ステップS1500)を実行する。その後、ステップS1200の”スケジュール作成処理”に戻る。
一方、板金加工設備230が過負荷でない場合(ステップS1007のNO)は、ジョブコントローラ214は、スケジュール要求確認(ステップS1008)をする。続いて、ジョブコントローラ214は、スケジュール要求か否かを判定(ステップS1009)する。
そして、スケジュール要求の場合(ステップS1009のYES)は、ジョブコントローラ214は、スケジュール送信処理(ステップS1600)を実行する。その後、ステップS1001の”割り込み確認”に戻る。
一方、スケジュール要求でない場合(ステップS1009のNO)は、ジョブコントローラ214は、続いて、途中割り込み確認要求か否かを判定(ステップS1011)する。
そして、途中割り込み確認要求の場合(ステップS1011のYES)は、ジョブコントローラ214は、途中割り込み回答処理(ステップS1700)を実行する。その後、ステップS1001の”割り込み確認”に戻る。
一方、途中割り込み確認要求でない場合(ステップS1011のNO)は、ステップS1001の割り込み確認に戻る。
図20は、上記のようなジョブコントローラ214のフローにおける新規手配処理(ステップS1100)のフローチャートを示す。
図20に示すように、新規手配処理は、製作手配の作成(ステップS1101)をする。そして、作成した製作手配を保存する。
図21は、上記のようなジョブコントローラ214のフローにおけるスケジュール作成処理(ステップS1200)のフローチャートを示す。
図21に示すように、スケジュール作成処理は、まず、製作手配1レコード読み込み(ステップS1201)をする。
つぎに、スケジュール作成処理は、該当部品データ読み込み(ステップS1202)をする。
つぎに、スケジュール作成処理は、加工可否判定処理(ステップS1210)を実行する。
続いて、スケジュール作成処理は、特定の板金加工設備230だけに加工負荷が過重に掛かることを回避するため、加工可能で最も加工部品が少ない板金加工設備230のネスティング用スケジュールに、製作手配情報を追加(ステップS1203)する。
続いて、スケジュール作成処理は、すべて終了か否かを判定(ステップS1204)する。そして、すべて終了でない場合(ステップS1204のNO)は、すべて終了するまで、ステップS1201の”製作手配1レコード読み込み”に戻って繰り返す。
一方、すべて終了した場合(ステップS1204のYES)は、スケジュール作成処理は、次の板金加工設備の特定(ステップS1205)をする。
つぎに、スケジュール作成処理は、ネスティング処理(ステップS1220)を実行する。
続いて、スケジュール作成処理は、すべての板金加工設備230(#1〜#n)が終了か否かを判定(ステップS1206)する。そして、すべての板金加工設備230(#1〜#n)が終了でない場合(ステップS1206のNO)は、すべての板金加工設備230(#1〜#n)が終了するまで、ステップS1205の”次の板金加工設備の特定”に戻って繰り返す。
一方、すべての板金加工設備230(#1〜#n)が終了した場合(ステップS1206のYES)は、スケジュール作成処理のフローを終了する。
図22は、上記のスケジュール作成処理のフローにおける加工可否判定処理(ステップS1210)のフローチャートを示す。
図22に示すように、加工可否判定処理は、まず、稼動可能な板金加工設備情報の読み込み(ステップS1211)をする。
続いて、加工可否判定処理は、部品板厚と最大加工板厚との比較(ステップS1212)をする。そして、部品板厚が最大加工板厚より大である場合(ステップS1212のYES)は、加工可否判定処理は、加工不可と判定し記録する(ステップS1213)。
一方、部品板厚が最大加工板厚より大でない場合(ステップS1212のNO)は、加工可否判定処理は、続いて、部品サイズ(X,Y)と最大加工範囲との比較(ステップS1214)をする。そして、部品サイズが最大加工範囲より大である場合(ステップS1214のYES)は、加工可否判定処理は、加工不可と判定し記録する(ステップS1213)。
一方、部品サイズが最大加工範囲より大でない場合(ステップS1214のNO)は、加工可否判定処理は、続いて、部品加工に必要な金型が装備されていないかどうかを判定(ステップS1215)する。そして、部品加工に必要な金型が装備されていなければ(ステップS1215のYES)、加工可否判定処理は、加工不可と判定し記録する(ステップS1213)。
一方、部品加工に必要な金型が装備されている場合(ステップS1215のNO)は、加工可否判定処理は、加工可と判定し記録する(ステップS1216)。
続いて、加工可否判定処理は、すべての板金加工設備について終了か否かを判定(ステップS1217)する。そして、すべての設備について終了でない場合(ステップS1217のNO)は、すべての設備について終了するまで、ステップS1211の稼動可能な設備情報読み込みに戻って繰り返す。
一方、すべての設備について終了した場合(ステップS1217のYES)は、加工可否判定処理のフローを終了する。
図23は、上記のスケジュール作成処理のフローにおけるネスティング処理(ステップS1220)のフローチャートを示す。
図23に示すように、ネスティング処理は、まず、ネスティングスケジュールの読み込み(ステップS1221)をする。
つぎに、ネスティング処理は、運転スケジュールの読み込み(ステップS1222)をする。
つぎに、ネスティング処理は、読み込んだ運転スケジュールの中の未加工の部品をネスティングスケジュールに追加(ステップS1223)する。
そして、ネスティング処理は、ネスティング(ステップS1224)をする。
つぎに、ネスティング処理は、加工予定時間の算出(ステップS1225)をする。
最後に、ネスティング処理は、運転スケジュールの更新(ステップS1226)をする。
図24は、上記のジョブコントローラ214のフローにおける割り込み手配処理(ステップS1300)のフローチャートを示す。
図24に示すように、割り込み手配処理は、まず、追加ネスティング処理(ステップS1310)を実行する。追加ネスティング処理を図25に示す。
図25に示すように、追加ネスティング処理は、まず、現在加工中のシートの板取り情報を取得(ステップS1311)する。
つぎに、追加ネスティング処理は、割り込み部品データを取得(ステップS1312)する。
つぎに、追加ネスティング処理は、追加ネスティング(ステップS1313)をする。この追加ネスティングとは、例えば、図15に示すように、既に加工済みのシートの余白に、追加的に部品を板取りして加工するためにその部品の配置位置を決定し、加工データを作成することをいう。
続いて、追加ネスティング処理は、追加ネスティングが成功したか否かを判定(ステップS1314)する。追加ネスティングが成功しない場合(ステップS1314のNO)は、追加ネスティング処理を終了する。
一方、追加ネスティングが成功した場合(ステップS1314のYES)は、追加ネスティング処理は、加工区分を「追加」に選定(ステップS1315)する。
つぎに、追加ネスティング処理は、未加工の先頭レコードに当該部品を追加(ステップS1316)する。
そして、追加ネスティング処理は、運転スケジュールを保存(ステップS1317)して、終了する。
再び図24に戻って、割り込み手配処理は、上記のような追加ネスティング処理が可能か否かを判定(ステップS1301)する。
そして、追加ネスティング処理が可能な場合(ステップS1301のYES)は、割り込み手配処理は、終了する。
一方、追加ネスティング処理が不可能な場合(ステップS1301のNO)は、割り込み手配処理は、割り込み部品のみの製作手配の作成(ステップS1302)をする。そして、作成した製作手配を保存する。
図26は、上記のジョブコントローラ214のフローにおけるスケジュール振り替え処理(ステップS1400)のフローチャートを示す。
図26に示すように、スケジュール振り替え処理は、まず、ダウンした板金加工設備の特定(ステップS1401)をする。
つぎに、スケジュール振り替え処理は、ジョブコントローラ214側の運転スケジュール読み込み(ステップS1402)をする。
つぎに、スケジュール振り替え処理は、未加工部品の抽出と製作手配の作成(ステップS1403)をする。そして、作成した製作手配を保存する。
図27は、上記のジョブコントローラ214のフローにおけるスケジュール再作成処理(ステップS1500)のフローチャートを示す。
図27に示すように、スケジュール再作成処理は、まず、次の板金加工設備の特定(ステップS1501)をする。
つぎに、スケジュール再作成処理は、運転スケジュール読み込み(ステップS1502)をする。
つぎに、スケジュール再作成処理は、未加工部品を製作手配に追加(ステップS1503)する。
つぎに、スケジュール再作成処理は、未加工部品を運転スケジュールから削除(ステップS1504)する。
続いて、スケジュール再作成処理は、すべての板金加工設備について終了か否かを判定(ステップS1505)する。そして、すべての板金加工設備について終了でない場合(ステップS1505のNO)は、すべての板金加工設備について終了するまで、ステップS1501の”次の板金加工設備の特定”に戻って繰り返す。
一方、すべての板金加工設備について終了した場合(ステップS1505のYES)は、スケジュール再作成処理は、終了する。
図28は、上記のジョブコントローラ214のフローにおけるスケジュール送信処理(ステップS1600)のフローチャートを示す。
図28に示すように、スケジュール送信処理は、まず、現在加工中の次の1枚の運転スケジュールを取得(ステップS1601)する。
つぎに、スケジュール送信処理は、取得した運転スケジュールに関連するデータを、要求元の板金加工設備セル230のコントローラ231に送信(ステップS1602)する。ここで、運転スケジュールに関連するデータには、段取りデータ、板取りデータなどの加工データ、および、運転スケジュールが含まれる。
つぎに、スケジュール送信処理は、運転スケジュールに送信済みとステータス変更して保存(ステップS1603)する。
図29は、上記のジョブコントローラ214のフローにおける途中割り込み回答処理(ステップS1700)のフローチャートを示す。
図29に示すように、途中割り込み回答処理は、まず、加工中の運転スケジュールを取得(ステップS1701)する。
つぎに、途中割り込み回答処理は、未加工の先頭の運転スケジュールを取得(ステップS1702)する。
続いて、途中割り込み回答処理は、素材が一致しているか否かを判定(ステップS1703)する。そして、素材が一致していない場合(ステップS1703のNO)は、”割り込みなし”として回答し(ステップS1704)、終了する。
一方、素材が一致している場合(ステップS1703のYES)は、途中割り込み回答処理は、先頭の未加工運転スケジュールと、末尾の送信済み運転スケジュールとを入れ替える(ステップS1705)。
つぎに、途中割り込み回答処理は、入れ替えた前記送信済み運転スケジュールのステータスを未加工に変更する(ステップS1706)。
つぎに、途中割り込み回答処理は、運転スケジュールを保存(ステップS1707)する。
続いて、途中割り込み回答処理は、入れ替えた前記未加工運転スケジュールの加工区分が追加加工か否かを判定(ステップS1708)する。そして、追加加工でない場合(ステップS1708のNO)は、”同一素材の別シートに割り込み加工”として回答し(ステップS1709)、終了する。
一方、追加加工の場合(ステップS1708のYES)は、”同一シートに割り込み加工”として回答し(ステップS1710)、終了する。
図30は、任意の1台の板金加工設備(板金加工設備セル)230のコントローラ(セルコントローラ)231のフローチャートを示す。
セルコントローラ231は、図30のフローチャートにしたがって、板金加工設備セル230の状態を常時監視し、また、セル運転処理を行うセル運転タスクを起動するものである。そのため、セル運転タスクと、このフローチャートの処理とは、同時並行(マルチタスク)で行われるものである。
図30に示すように、セルコントローラ231は、まず、板金加工設備セル230の設備ステータスを”準備完了”に設定(ステップS3001)する。
つぎに、セルコントローラ231は、板金加工設備セル230の現在時刻をスケジュール要求時刻に設定(ステップS3002)する。
続いて、セルコントローラ231は、板金加工設備セル230の内部情報を参照して、加工スケジュールが終了か否かを判定(ステップS3003)する。そして、終了した場合(ステップS3003のYES)は、セルコントローラ231は、板金加工設備セル230の設備ステータスを更新(ステップS3004)して、終了する。
一方、終了してない場合(ステップS3003のNO)は、セルコントローラ231は、続いて、板金加工設備セル230の内部情報を参照して、板金加工設備セル230が過負荷状態か否かを判定(ステップS3005)する。そして、過負荷状態の場合(ステップS3005のYES)は、セルコントローラ231は、板金加工設備セル230の設備ステータスを更新(ステップS3004)して、終了する。
一方、過負荷状態でない場合(ステップS3005のNO)は、セルコントローラ231は、続いて、板金加工設備セル230の内部情報を参照して、板金加工設備セル230がエラーか否かを判定(ステップS3006)する。そして、エラーの場合(ステップS3006のYES)は、セルコントローラ231は、板金加工設備セル230の設備ステータスを更新(ステップS3004)して、終了する。
一方、エラーでない場合(ステップS3006のNO)は、セルコントローラ231は、次スケジュール要求時刻であるか否かを判定(ステップS3007)する。そして、次スケジュール要求時刻でなければ(ステップS3007のNO)、ステップS3003の”加工スケジュールが終了か否か”の判定に戻って繰り返す。
一方、次スケジュール要求時刻であれば(ステップS3007のYES)、セルコントローラ231は、セル運転タスク(ステップS3100)を起動する。
図31は、上記のようなセルコントローラ231のフローにおけるセル運転タスク(ステップS3100)のフローチャートを示す。
図31に示すように、セル運転タスクは、まず、スケジュール要求処理(ステップS3110)を実行する。
続いて、セル運転タスクは、次スケジュールがあるか否かを判定(ステップS3121)する。そして、次スケジュールがない場合(ステップS3121のNO)は、終了する。
一方、次スケジュールがある場合(ステップS3121のYES)は、セル運転タスクは、出庫処理(ステップS3122)をする。
続いて、セル運転タスクは、出庫処理にエラーがあるか否かを判定(ステップS3123)する。そして、出庫処理にエラーがある場合(ステップS3123のYES)は、セル運転タスクは、エラー処理(ステップS3124)をする。
一方、出庫処理にエラーがない場合(ステップS3123のNO)は、セル運転タスクは、ローディング処理(ステップS3125)をする。
続いて、セル運転タスクは、ローディング処理にエラーがあるか否かを判定(ステップS3126)する。そして、ローディング処理にエラーがある場合(ステップS3126のYES)は、セル運転タスクは、エラー処理(ステップS3124)をする。
一方、ローディング処理にエラーがない場合(ステップS3126のNO)は、セル運転タスクは、同一素材途中割り込み確認処理(ステップS3140)を実行する。
つぎに、セル運転タスクは、加工処理(ステップS3127)をする。
続いて、セル運転タスクは、加工処理にエラーがあるか否かを判定(ステップS3128)する。そして、加工処理にエラーがある場合(ステップS3128のYES)は、セル運転タスクは、エラー処理(ステップS3124)をする。
一方、加工処理にエラーがない場合(ステップS3128のNO)は、セル運転タスクは、同一シート途中割り込み確認処理(ステップS3150)を実行する。
つぎに、セル運転タスクは、アンローディング処理(ステップS3129)をする。
続いて、セル運転タスクは、アンローディング処理にエラーがあるか否かを判定(ステップS3131)する。そして、アンローディング処理にエラーがある場合(ステップS3131のYES)は、セル運転タスクは、エラー処理(ステップS3124)をする。
一方、アンローディング処理にエラーがない場合(ステップS3131のNO)は、セル運転タスクは、終了処理(ステップS3160)を実行する。この終了処理(ステップS3160)については、後述する。
図32は、上記のセル運転タスクのフローにおけるスケジュール要求処理(ステップS3110)のフローチャートを示す。
図32に示すように、スケジュール要求処理は、まず、ジョブコントローラ214に対して、スケジュール要求(ステップS3111)をする。
つぎに、スケジュール要求処理は、ジョブコントローラ214からスケジュールを受け取る(ステップS3112)と、1レコード分の運転スケジュール、および、加工データを保存する。
続いて、スケジュール要求処理は、次スケジュールがあるか否かを判定(ステップS3113)する。そして、次スケジュールがない場合(ステップS3113のNO)は、終了する。
一方、次スケジュールがある場合(ステップS3113のYES)は、スケジュール要求処理は、運転スケジュールと加工時間の読み込み(ステップS3114)をする。
つぎに、スケジュール要求処理は、出庫時間とローディング時間の読み込み(ステップS3115)をする。
つぎに、スケジュール要求処理は、現在時刻を取得(ステップS3116)する。
つぎに、スケジュール要求処理は、次スケジュール要求時刻の設定(ステップS3117)をする。
図33は、上記のセル運転タスクのフローにおける途中割り込み確認処理(ステップS3140,S3150)のフローチャートを示す。
図33に示すように、途中割り込み確認処理は、まず、ジョブコントローラ214に対して、途中割り込み確認要求(ステップS3141)をする。
つぎに、途中割り込み確認処理は、ジョブコントローラ214から途中割り込み確認結果を受け取る(ステップS3142)。
続いて、途中割り込み確認処理は、割り込み加工があるか否かを判定(ステップS3143)する。そして、図29の途中割り込み回答処理の”割り込みなし”回答(ステップS1704)に対応した、割り込み加工がない場合(ステップS3143のNO)は、途中割り込み確認処理は、終了する。
一方、図29の途中割り込み回答処理の”同一素材の別シートに割り込み加工”回答(ステップS1709)または”同一シートに割り込み加工”回答(ステップS1710)に対応した、割り込み加工がある場合(ステップS3143のYES)は、途中割り込み確認処理は、終了処理(ステップS3160)を実行する。
ここで、終了処理(ステップS3160)について説明する。図34は、終了処理(ステップS3160)のフローチャートを示す。
図34に示すように、終了処理は、加工前であるか否かを判定(ステップS3161)する。すなわち、途中割り込み回答処理の回答が”同一素材の別シートに割り込み加工”(ステップS1709)の場合は、当該別シートは加工前(ステップS3161のYES)であるから、終了処理は、直前の加工スケジュールをキャンセル(ステップS3162)する。
一方、途中割り込み回答処理の回答が”同一シートに割り込み加工”(ステップS1710)の場合は、当該シートは既に一部加工後(ステップS3161のNO)であるから、終了処理は、直前の加工実績を更新(ステップS3163)する。
図31のセル運転タスクのフローにおける終了処理(ステップS3160)も、同様である。すなわち、同一素材途中割り込み確認処理(ステップS3140)中の終了処理は、同一素材の別シートが加工前(ステップS3161のYES)であるから、直前の加工スケジュールをキャンセル(ステップS3162)する。
一方、同一シート途中割り込み確認処理(ステップS3150)中の終了処理は、当該シートが既に一部加工後(ステップS3161のNO)であるから、直前の加工実績を更新(ステップS3163)する。
このように、図31にステップS3140で示す”同一素材途中割り込み確認処理”と、ステップS3150で示す”同一シート途中割り込み確認処理”とは、説明のため別の名称を用いているが、両者はいずれも、図33に示す”途中割り込み確認処理”を指すものである。
そして、図31のフロー末尾の終了処理(ステップS3160)では、加工処理(ステップS3127)の実績を更新(ステップS3163)する。
再び図33に戻って、途中割り込み確認処理は、つぎに、ジョブコントローラ214に対して、スケジュール要求(ステップS3144)をする。
つぎに、途中割り込み確認処理は、ジョブコントローラ214からスケジュールを受け取る(ステップS3145)と、1レコード分の運転スケジュール、および、加工データを保存する。
つぎに、途中割り込み確認処理は、運転スケジュールと加工時間の読み込み(ステップS3146)をする。
つぎに、途中割り込み確認処理は、現在時刻を取得(ステップS3147)する。
最後に、途中割り込み確認処理は、次スケジュール要求時刻の設定(ステップS3148)をする。
図35は、本発明による板金加工システムの第3の実施形態を示す概略的ブロック図である。この板金加工システム301は、2台の板金加工設備(板金加工設備セル)330(#1,#2)がコントローラ331、ライン制御盤337および周辺装置340を共通のものとして構成され、この共通のコントローラ331がネットワーク320を介して生産管理装置310に接続されたものである。
生産管理装置310の構成および板金加工設備330の構成は、図1に示す板金加工システム101と実質的に同様のものであるので、同様の部分に図1で用いた符号に200を加えた符号を付けて示すことで、詳細な説明は省略し、周辺装置340についてだけ図36を参照して説明する。
図36は、この板金加工システム301における周辺装置340の配置例を示す概略的構成図である。周辺装置340は、2台の加工機336(#1,#2)を中心として配置される材料棚341、製品棚342、ローディングバッファ343、アンローディングバッファ344、2台のローディング/アンローディングシャトル345(#1,#2)、および1枚取り・搬送装置346で構成される。
この板金加工システム301では、2台の板金加工設備330(#1,#2)が最初から統合されたユニットとして構成されているから、板金加工設備ユニット330(#1,#2)として加工スケジュールを取り扱うことで、緻密な最適スケジューリングを行うことができる。
これにより、ユニットとしての停止(待ち)時間を削減して稼動率を向上させ、ひいてはシステム全体としての停止(待ち)時間を削減して稼動率、生産効率を向上させることができる。
図37は、本発明による板金加工システムの第4の実施形態を示す概略的ブロック図である。この板金加工システム401は、生産管理装置410および複数台の板金加工設備(板金加工設備セル)430(#1〜#n)に加えて、自動倉庫設備450がネットワーク420に接続されたものである。
生産管理装置410の構成および各板金加工設備430の構成は、図1に示す板金加工システム101と同様のものであるので、同様の部分に図1で用いた符号に300を加えた符号を付けて示すことで、詳細な説明は省略する。
自動倉庫設備450は、自動倉庫コントローラ451、自動倉庫制御盤452、および材料/製品用自動倉庫/棚設備453で構成される。また、自動倉庫設備450は、自動倉庫コントローラ451がネットワーク420に接続されている。
自動倉庫コントローラ451は、ネットワーク420を介して生産管理装置410のジョブコントローラ414と各種データの授受を行い、また、自動倉庫設備450の各部との間で必要な各種データの授受を行うものである。
自動倉庫制御盤452は、複数台の板金加工設備430(#1〜#n)のライン制御盤437に接続され、それらの周辺装置440と連携して材料/製品の入出庫を制御するものである。
材料/製品用自動倉庫/棚設備453は、図38に示すように、板金加工設備430(#1〜#n)の周辺装置440を含む加工機セル436と組み合わされ、すべての加工機セル436(#1〜#n)に対して必要な材料シートを出庫して供給するとともに、加工済みのシート(製品)を加工機セル436(#1〜#n)から受け取って入庫するものである。
この板金加工システム401も、図18に示す板金加工システム201と同様に、複数台の板金加工設備430(#1〜#n)の加工スケジュールについて最適スケジューリングを行うことで、システム全体としての停止(待ち)時間を削減して稼動率、生産効率を向上させることができる。
本発明は以上のように、製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置と、前記生産管理装置と通信ネットワークを介して相互接続され、当該生産管理装置から受信した前記加工スケジュールを実行する板金加工設備と、を備えた構成としたので、生産管理装置からみて、希望する製作指示どおり円滑に板金加工設備を運用することが可能で、また、板金加工設備の稼動率、生産効率を向上させることができる効果がある。

Claims (17)

  1. 製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置と、
    前記生産管理装置と通信ネットワークを介して相互接続され、当該生産管理装置から受信した前記加工スケジュールを実行する板金加工設備と、
    を備えたことを特徴とする板金加工システム。
  2. 製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置と、
    前記生産管理装置と通信ネットワークを介して相互接続され、当該生産管理装置から受信した前記加工スケジュールを実行する板金加工設備と、を備え、
    前記生産管理装置は、前記板金加工設備からの加工スケジュール要求に対して、1回の要求ごとに材料シート1枚分ずつ加工スケジュールを、当該板金加工設備へ送信する、
    ことを特徴とする板金加工システム。
  3. 製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置と、
    前記生産管理装置と通信ネットワークを介して相互接続され、当該生産管理装置から受信した前記加工スケジュールを実行する板金加工設備と、を備え、
    前記生産管理装置は、前記板金加工設備からの加工スケジュール要求に対して、先行する材料シートの加工終了予定時刻と、つぎの材料シートの搬入準備完了予定時刻とを同期させるタイミングまで待って、つぎの材料シート1枚分の加工スケジュールを、当該板金加工設備へ送信する、
    ことを特徴とする板金加工システム。
  4. 前記製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールが、前記板金加工設備によりすべて実行し終わる前に、前記製作指示に追加または変更がされるとき、前記生産管理装置が、前記製作指示に含まれる未着手の加工スケジュールと、前記追加または変更がされる製作指示の内容とを統合して、新たな製作指示に基づく加工スケジュールを再生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の板金加工システム。
  5. 製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置と、
    前記生産管理装置と通信ネットワークを介して相互接続され、当該生産管理装置から個別に受信した前記加工スケジュールを実行する複数の板金加工設備と、
    を備えたことを特徴とする板金加工システム。
  6. 製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置と、
    前記生産管理装置と通信ネットワークを介して相互接続され、当該生産管理装置から個別に受信した前記加工スケジュールを実行する複数の板金加工設備と、を備え、
    前記生産管理装置は、前記各板金加工設備からの加工スケジュール要求に対して、1回の要求ごとに材料シート1枚分ずつ加工スケジュールを、該当する前記板金加工設備へ送信する、
    ことを特徴とする板金加工システム。
  7. 製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールを生成して、当該加工スケジュールを材料シート1枚ごとに管理する生産管理装置と、
    前記生産管理装置と通信ネットワークを介して相互接続され、当該生産管理装置から個別に受信した前記加工スケジュールを実行する複数の板金加工設備と、を備え、
    前記生産管理装置は、前記各板金加工設備からの加工スケジュール要求に対して、当該板金加工設備で先行する材料シートの加工終了予定時刻と、当該板金加工設備のつぎの材料シートの搬入準備完了予定時刻とを同期させるタイミングまで待って、つぎの材料シート1枚分の加工スケジュールを、当該板金加工設備へ送信する、
    ことを特徴とする板金加工システム。
  8. 前記製作指示によりネスティングして得られるシート加工データに基づく加工スケジュールが、前記各板金加工設備によりすべて実行し終わる前に、前記製作指示に追加または変更がされるとき、前記生産管理装置が、前記製作指示に含まれる未着手の加工スケジュールと、前記追加または変更がされる製作指示の内容とを統合して、新たな製作指示に基づく加工スケジュールを再生成することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の板金加工システム。
  9. 製作指示に基づき部品をネスティングした材料シートの、板金加工設備による加工スケジュールを、シート1枚ごとに管理することを特徴とする加工スケジュール管理方法。
  10. 製作指示の追加または変更に応じて、先の製作指示による加工スケジュールで未加工の部品を、当該製作指示の追加または変更の内容に含めて、材料シートに再度ネスティングし、これにより、以降の加工スケジュールを再作成することを特徴とする加工スケジュール管理方法。
  11. 板金加工設備の状態変更により、先の製作指示による加工スケジュールで未加工の部品の加工ができなくなったとき、当該未加工の部品を別の材料シートに再度ネスティングし、これにより、以降の加工スケジュールを再作成することを特徴とする加工スケジュール管理方法。
  12. 板金加工設備で実行中の加工スケジュールに含まれる製品の搬出と、次の加工スケジュールで用いる材料の搬入とが同期するべく、当該次の加工スケジュールを開始することを特徴とする加工スケジュール管理方法。
  13. 先の製作指示による加工スケジュールで用いる材料シートが加工前のときは、製作指示の追加に応じて、先の製作指示による加工スケジュールをキャンセルし、前記追加された部品を、前記材料シートに割り付けて加工を実行することを特徴とする加工スケジュール管理方法。
  14. 先の製作指示による加工スケジュールで用いる材料シートが加工中のときは、製作指示の追加に応じて、前記材料シートに配置されている部品のうち未加工の部品の加工をキャンセルし、当該材料シートの未加工部品の配置位置を含む未使用領域に、前記追加された部品を割り付けて加工を実行することを特徴とする加工スケジュール管理方法。
  15. 先の製作指示による加工スケジュールで用いる材料シートが、板金加工設備にあって加工後のときは、製作指示の追加に応じて、前記材料シートに部品が加工された残りの余白領域に、前記追加された部品を割り付けて加工を実行することを特徴とする加工スケジュール管理方法。
  16. 生産管理装置または板金加工設備に備えられたコンピュータに、
    製作指示の追加または変更に応じて、先の製作指示による加工スケジュールで未加工の部品を、当該製作指示の追加または変更の内容に含めるステップと、
    前記未加工の部品を含めた前記製作指示の追加または変更の内容を、材料シートに再度ネスティングするステップと、
    を含む処理を実行させるためのプログラム。
  17. 生産管理装置または板金加工設備に備えられたコンピュータに、
    前記板金加工設備の状態変更を判定するステップと、
    前記板金加工設備の、先の製作指示による加工スケジュールで未加工の部品の加工ができなくなる状態変更に応じて、当該未加工の部品を別の材料シートに再度ネスティングするステップと、
    を含む処理を実行させるためのプログラム。
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