JPWO2004092617A1 - 支持構造及び支持構造を備えたギア機構 - Google Patents

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秀之 猪瀬
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Abstract

ギア機構は、駆動力の回転方向を直角方向に変換する、第一の方向変換ギアと第二の方向変換ギアを備えた、方向変換ギア組と、前記第二の方向変換ギアと同軸に一体に回転する入力軸と、前記入力軸と平行に配置された出力軸と、前記入力軸と前記出力軸とを連結する動力伝達装置と、前記方向変換ギア組と前記入力軸と前記出力軸と前記動力伝達装置とを収容する収容部材と、軸方向に配列され、前記入力軸を前記収容部材に回転可能に支持する一対の第一の軸受と、軸方向に配列され、前記出力軸を前記収容部材に回転可能に支持する一対の第二の軸受と、前記第一の方向変換ギアを前記収容部材に回転可能に支持する一対の第三の軸受と、を備えている。前記動力伝達装置は前記一対の第一の軸受の間に配置され、前記第一および第二の軸受のうちの少なくともいずれかは、前記第二の方向変換ギアの近傍に設けられている。

Description

本発明は、主に四輪駆動の自動車のトランスファケースに用いられるコンパクトな構成を有する支持構造及びそれを備えたギア機構に関する。
一般に、四輪駆動の自動車は、エンジンの駆動力を前後のアクスルの両方に伝達するために、トランスファケースを備えている。提案されている技術のひとつによれば、トランスファケースは、トランスミッションとデファレンシャルケースを介してエンジンの駆動力を受容する前ないし後アクスルのいずれか一方に結合される。前記トランスファケースは、一対のベベルギアにより駆動力の向きを変え、シャフトによりその駆動力の一部を他方のアクセルに伝達するべく構成されている。
また他の技術によれば、トランスファケースはトランスミッションの出力軸と直接に連結され、デファレンシャルとチェーン伝動機構等により前後アクスルのそれぞれに連絡するシャフトに駆動力を分配するべく構成されている。
前記ベベルギアは、スラスト荷重を受容するためのユニット化されたスラストベアリングや、互いの噛み合い位置を調整するための調整機構等をさらに備える必要があり、構造が複雑であって大型化しやすい。また前記チェーン伝動機構とデファレンシャルは一層構造を複雑化する。本発明は、コンパクトな構成を有するトランスファケースを提供することを目的とする。
本発明の第一の局面によれば、支持構造は、駆動力の入力軸及び出力軸と、前記入力軸と前記出力軸とを連結する動力伝達装置と、前記入力軸と前記出力軸と前記動力伝達装置とを収容する収容部材と、軸方向に配列され、前記入力軸を前記収容部材に回転可能に支持する一対の第一の軸受と、軸方向に配列され、前記出力軸を前記収容部材に回転可能に支持する一対の第二の軸受と、を備え、前記動力伝達装置は前記一対の第一の軸受の間に配置され、前記第一および第二の軸受のうちの少なくともいずれかは、前記入力軸と前記出力軸に対する駆動力の入出力装置の近傍に設けられている。
本発明の第二の局面によれば、ギア機構は、駆動力の回転方向を直角方向に変換する、第一の方向変換ギアと第二の方向変換ギアを備えた、方向変換ギア組と、前記第二の方向変換ギアと同軸に一体に回転する入力軸と、前記入力軸と平行に配置された出力軸と、前記入力軸と前記出力軸とを連結する動力伝達装置と、前記方向変換ギア組と前記入力軸と前記出力軸と前記動力伝達装置とを収容する収容部材と、軸方向に配列され、前記入力軸を前記収容部材に回転可能に支持する一対の第一の軸受と、軸方向に配列され、前記出力軸を前記収容部材に回転可能に支持する一対の第二の軸受と、前記第一の方向変換ギアを前記収容部材に回転可能に支持する一対の第三の軸受と、を備え、前記動力伝達装置は前記一対の第一の軸受の間に配置され、前記第一および第二の軸受のうちの少なくともいずれかは、前記第二の方向変換ギアの近傍に設けられている。
本発明の第三の局面によれば、ギア機構は、駆動力の回転方向を直角方向に変換する、第一の方向変換ギアと第二の方向変換ギアを備えた、方向変換ギア組と、前記第二の方向変換ギアと同軸に一体的に回転する第一のギアと、前記第一のギアと平行に配置されて互いに噛み合う第二のギアと、前記第二のギアと平行に配置されて互いに噛み合う第三のギアと、前記方向変換ギア組と前記第一のギアと前記第二のギアと前記第三のギアとを収容するケーシングと、を備える。
図1は、本発明の第一の実施形態によるトランスファケースである。
図2は、本発明の第二の実施形態によるトランスファケースである。
図3は、本発明の第三の実施形態によるトランスファケースである。
図4は、図3のIVから見た矢視図である。
図5は、図3のVから見た矢視図である。
図6は、図3のVIから見た矢視図である。
図7は、図3のVIIから見た矢視図である。
図8は、本発明のいずれかの実施形態によるトランスファケースをリアエンジン型四輪駆動車に適用した例である。
図9は、本発明のいずれかの実施形態によるトランスファケースをフロントエンジン型四輪駆動車に適用した例である。
本発明のいずれかの実施形態によるトランスファケースが適用される四輪駆動車は、図8ないし図9に示すごとく、エンジン339、トランスミッション317、リヤデフ341、フロントデフ351、トランスファケース301及びプロペラシャフト331を備えている。前記エンジン339が発生した駆動力は、前記トランスミッション317の出力ギアに伝達され、これと噛み合ったリングギアから、図8の場合、リヤデフ341に伝達されて左右の後車軸343,345に分配される。図9の場合、前記駆動力はフロントデフ351に伝達されて左右の前車軸355,357に分配される。前記トランスファケース301は、リヤデフ341(図9の場合はフロントデフ351)のケースに連結され、駆動力の一部を前記プロペラシャフト331に伝達する。
以下に説明するトランスファケースは、図8ないし図9のトランスファケース301の部分に適用されるものである。また以下の説明および図1から図3において、前後左右方向は、図8ないし図9、すなわち車両の前後左右方向と一致している。
[第一実施形態]
本発明の第一の実施形態を、図1を参照して以下に説明する。図1および以下の説明において、トランスファケース3は図9に示すごとくフロントアクスルに結合する場合を例示するが、適宜構成要素の向きを変更することにより図8に示すリアアクスルに結合する場合にも適用できる。
トランスファケース3は、リヤデフ341のケースと結合する中空軸59と、中空軸59と一体に回転するベベルギア53と、トランスファギア組を備えた支持構造1と、これらを収容するケーシング11(収容部材)とを備える。
ケーシング11は、ケーシング本体35と、ボルト37によりケーシング本体35に固定された右カバー39と、ボルト41によりケーシング本体35に固定された後部カバー43とから構成されている。ケーシング本体35と右カバー39との間には、収容室45(第一の収容部材)が形成され、ケーシング本体35と後部カバー43との間には、収容室47(第二の収容部材)が形成されている。収容室45と収容室47は、その間を連絡する開口51を有する壁部49が隔てている。壁部49は図1中左方に延長された延長壁部50を備えている。
中空軸59は、その左端はスラストベアリング61によってケーシング本体35に回転可能に支持され、右端はスラストベアリング63によって右カバー39に回転可能に支持されている。中空軸59とケーシング本体35との間にはシール65が配置され、トランスミッションケース67内のトランスミッションオイルとトランスファケース3内のトランスファオイルとが混合されることを防いでいる。中空軸59と右カバー39との間にもシール69が配置されている。また、中空軸59には、フロントデフと右前輪とを連結する右の後車軸345が貫通しており、このドライブシャフトと右カバー39との間にはシール71が配置されている。これらのシール69,71により、オイル漏れと外部からの異物の侵入とが防止される。
ベベルギア53は、ボルト73によって中空軸59のフランジ75に固定されて、これと一体に回転するようになっている。ベベルギア53は、後述のごとくベベルギア21と噛み合って、駆動力をシャフト5に伝達する。
支持構造1は、車両の進行方向と一致する縦向きに配置されており、エンジンの駆動力が入力されるシャフト5(入力軸)と、駆動力が出力される中空のシャフト7(出力軸)と、シャフト5とシャフト7とを連結する減速ギア組9(動力伝達装置)と、互いに軸方向に配置されてシャフト5をケーシング11のケーシング本体35と後部カバー43とに、スラスト方向及びラジアル方向に対して回転可能に支持する一対のテーパーローラベアリング17,19(軸受け)と、シャフト5の前部に一体形成されたベベルギア21(入出力装置)とを備える。
減速ギア組9は、シャフト5をケーシング11のケーシング本体35と右カバー39とに対してスラスト方向及びラジアル方向に回転可能に支持する一対のテーパーローラベアリング13,15の間と、シャフト7のベアリング17,19の間に配置され、シャフト5のベアリング13は、シャフト5上のベベルギア21の近傍に設けられている。シャフト5は、ケーシング本体35の壁部49の開口51を貫通して、収容室45と収容室47にわたって配置されている。
また、減速ギア組9は、小径のヘリカルギア23と大径のヘリカルギア25とを備えており、ヘリカルギア23はシャフト5にスプライン連結され、ヘリカルギア25はシャフト7に一体形成されている。減速ギア組9を組み付けた状態で、ヘリカルギア23はシャフト5を支承するベアリング13,15のインナーレース27,29(軸側部材)と突き当たることによってベアリング13,15を与圧してシャフト5をセンターリングしている。また、ヘリカルギア25はシャフト7を回転可能に支持するベアリング17,19のインナーレース31,33(軸側部材)と突き当たることによってベアリング17,19を与圧してシャフト7をセンターリングしている。
ベベルギア21は、中空シャフト7と一体に回転するベベルギア53と噛み合って、方向変換ギア組55(方向変換伝達装置)を構成している。ベベルギア53はベベルギア21より大径を有するので、方向変換ギア組55は増速機能をも有する。
シャフト5は、収容室47に、縦方向に収容され、ベアリング13によってケーシング本体35側に回転可能に支持され、またベアリング15によって後部カバー43側に回転可能に支持される。
シャフト7は、同様に収容室47に縦方向に収容され、ベアリング17によってケーシング本体35側に回転可能に支持され、またベアリング19によって後部カバー43側に回転可能に支持される。また、シャフト7の中空には連結軸がスプライン連結されており、前記連結軸と後部カバー43との間にはシール57が配置されてオイル漏れと外部からの異物の侵入が防止される。連結軸は継ぎ手を介してプロペラシャフトに連結されて、リヤデフと連結されている。
以上より理解されるように、トランスファケース3は、フロントデフのデフケースに伝達されたエンジンの駆動力を、デフケースから中空軸59とベベルギア53とを介して方向変換ギア組55に伝達する。方向変換ギア組55は、伝達された駆動力を増速しつつその方向を変換し、ベベルギア21を介して支持構造1に伝達する。支持構造1に伝達された駆動力はシャフト5を回転させ、シャフト5の回転は減速ギア組9によって減速されてシャフト7に伝達され、上述のごとく、連結軸と継ぎ手とプロペラシャフトを介してリヤデフに伝達される。
本発明の本実施形態によれば、シャフト5には大きなスラスト荷重が印加されないので、比較的コンパクトなテーパーローラベアリング17,19により支持すればよく、従来技術と比較すると、ユニット化されたベアリングやこれを固定するボルト等を必要としないので、よりコンパクトに構成することができる。また、シャフト5とシャフト7の間は、チェーン伝動機構によらずに減速ギア組9により動力の伝達が可能であり、さらに減速ギア組9は、ベアリング17,19の間に配置できるので、一層コンパクトに構成することができる。さらに、車両の進行方向と一致する縦方向の長さが大幅に短縮することができる。部品点数が少なく構造がシンプルであるので、重量や製造コストの低減が可能である。
もちろん、減速ギア組9に代わり、増速ギア組、チェーン伝動機構、ベルト伝動機構を適用してもよい。
ベアリング13は、シャフト5に駆動力を入力させるベベルギア21の近傍に設けられているので、シャフト5の軸の振れと振動が大幅に軽減され、高い耐久性が得られる。またこのような構成は、方向変換ギア組55のトルク伝達効率の向上にも寄与する。
また、支持構造1は、駆動力の入出力装置としてベベルギア式の方向変換ギア組55を用いたことにより、横置きされて縦方向に動力を伝達するトランスファケース3に、容易に適用することができる。
また、方向変換ギア組55にはハイポイドギアを適用することができる。この場合、ギア比(増速比)を大きくすることができ、またギアを互いにオフセットした配置とすることができるので、車両の床位置の設定に関して、自由度が大きく向上する。
また、減速ギア組9のヘリカルギア23はベアリング13,15のインナーレース27,29に突き当たっており、ヘリカルギア25をベアリング17,19のインナーレース31,33に突き当たっているので、ベアリング13,15,17,19の与圧とシャフト5,7のセンターリングが、ナット等の特段の与圧装置なしに行える。前記与圧装置を具備する必要がないので、構造が簡単になり、重量や製造コストの低減を図ることができる。
中空軸59はベアリング61とともにケーシング本体35に組み付け、ベアリング63を組み付けてから右カバー39を固定すれば、これらの部材の組み付けが終了する。シャフト5はベアリング13とともに壁部49に組み付け、シャフト7はベアリング17とともに延長壁部50に組み付けた後、ベアリング15をシャフト5に組み付け、ベアリング19をシャフト7に組み付けた後、後部カバー43を固定すれば、支持構造1の組み付けが終了する。すなわち、支持構造1は上述のごとくであるために、その組み付けと分解が容易である。さらにベアリング13,15,17,19に対する特段の与圧装置を付加することなく、例えば適切な厚さのワッシャを選択して組み付けることが可能である。
また、収容室45と収容室47を隔てる壁部49は、収容室45と収容室47との間のケーシング本体35の強度を十分に向上せしめ、ケーシング11の変形を防止して支持構造1を安定化させる。したがって、トランスファケース3の作動耐久性が向上する。
[第二実施形態]
本発明の第二の実施形態を、図2を参照して以下に説明する。以下の説明において、前述と同一の要素については同一の番号を付して、詳細な説明を省略し、主に相違についてのみ説明する。
第二の実施形態によれば、前述の支持構造1に代えて、図2に示す支持構造101が備えられている。支持構造101は、円筒部材103が第一の収容室47の壁部49に収容されており、ボルト105によってケーシング本体35に固定されている。シャフト5は、テーパローラベアリング13,15によって円筒部材103に回転可能に支持されて、サブアセンブリを構成する。
また、シャフト5の後端にはナット107が螺着されており、インナーレース29とヘリカルギア23とインナーレース27とを押圧してベアリング13,15を与圧し、かつシャフト5をセンターリングしている。
また、円筒部材103は、壁部49の開口51に連通した開口109を備えている。減速ギア組9のヘリカルギア25は、開口109を通って収容室47内に配置され、ヘリカルギア23と噛み合う。
円筒部材103とシャフト5からなる前記サブアセンブリは、後部カバー43をケーシング本体35に取り付ける前に、円筒部材103をボルト105でケーシング本体35に固定することによって、ケーシング本体35に組み付けることができる。このとき、シャフト5のベベルギア21がベベルギア53と噛み合うことにより、方向変換ギア組55を形成する。
本実施形態によれば、円筒部材103とシャフト5がサブアセンブリ化されていることにより、これらの組み付けが極めて容易である。また、前記第一の実施形態の場合と同様に、ユニット化されたベアリングを必要としないから、構造がより簡単でコンパクトであり、また重量とコストの低減に有利である。
また、前述と同様に、減速ギア組9に代えて種々の動力伝達装置を適用することができる。
また、ベアリング13はベベルギア21の近傍に設けられているので、シャフト5の軸の振れと振動が大幅に軽減され、高い耐久性が得られる。またこのような構成は、方向変換ギア組55のトルク伝達効率の向上にも寄与する。
また、支持構造101は、駆動力の入出力装置としてベベルギア式の方向変換ギア組55を用いたことにより、横置きされて縦方向に動力を伝達するトランスファケース3に、容易に適用することができる。
また、方向変換ギア組55にはハイポイドギアを適用することができる。この場合、ギア比(増速比)を大きくすることができ、またギアを互いにオフセットした配置とすることができるので、車両の床位置の設定に関して、自由度が大きく向上する。
また、減速ギア組9のヘリカルギア23はベアリング13,15のインナーレース27,29に突き当たっており、ヘリカルギア25をベアリング17,19のインナーレース31,33に突き当たっているので、ベアリング13,15,17,19の与圧とシャフト5,7のセンターリングが、ナット等の特段の与圧装置なしに行える。前記与圧装置を具備する必要がないので、構造が簡単になり、重量や製造コストの低減を図ることができる。
中空軸59はベアリング61ともにケーシング本体35に組み付け、ベアリング63を組み付けてから右カバー39を固定すれば、これらの部材の組み付けが終了する。シャフト5はベアリング13,15とともに円筒部材103を介してボルト105によりケーシング本体35の壁部49に組み付け、シャフト7はベアリング17とともに延長壁部50に組み付け、ベアリング19をシャフト7に組み付けた後、後部カバー43を固定すれば、支持構造101の組み付けが終了する。すなわち、支持構造101は上述のごとくであるために、その組み付けと分解が容易である。さらにベアリング13,15はナット107の締め付け力により与圧を付与し、ベアリング17,19のいずれか一方の端部に適切な厚さのワッシャを選択して配置することにより組み付けることが可能である。
また、収容室45と収容室47を隔てる壁部49は、前記第一の実施形態と同様に、ケーシング本体35の強度を向上せしめて、支持構造101を安定化させる。したがって、トランスファケース3の作動耐久性が向上する。
[第三実施形態]
本発明の第三の実施形態を、図3から図7を参照して以下に説明する。
トランスファケース201は、ベベルギア203(一側の方向変換ギア)と、ベベルギア203と噛み合って方向変換ギア組205を構成し、駆動力の回転を直角方向に変換するベベルギア207(他側の方向変換ギア)と、ベベルギア207と同軸上で一体的に回転するヘリカルギア209(第1のギア)と、ヘリカルギア209に対して平行に配置され、互いに噛み合った中空のヘリカルギア211(第2のギア)と、ヘリカルギア211に対して平行に配置され、互いに噛み合った中空のヘリカルギア213(第3のギア)と、方向変換ギア組205と各ヘリカルギア209,211,213を収容するケーシング215とを備えている。トランスミッション317(図8)側からの駆動力をベベルギア203に入力してヘリカルギア213から出力するように構成されている。またトランスミッション317との間で、トランスミッションオイルとトランスファーオイルとの混ざり合いを防止するシール219,221が設けられており、ヘリカルギア209は一対のテーパーローラベアリング223,225(ころ軸受け:軸方向及び径方向の力を受ける一対のベアリング)の間に配置され、これらによって回転可能に支持されている。ヘリカルギア211は一対のニードルベアリング227(針状の転動体を用いたころ軸受け)の間に配置され、これらによって回転可能に支持されている。ヘリカルギア213は、一対のボールベアリング229の間に配置されて回転可能に支持されている。ヘリカルギア209はベアリング223より小径であり、また、ヘリカルギア213は各ボールベアリング229より小径である。ヘリカルギア213側に連結されたプロペラシャフト331(第3のギアに連結された動力伝達軸:図8)とベベルギア203に連結された中空の入力軸233(一側の方向変換ギアに連結された動力伝達軸)との干渉を避けるために、ヘリカルギア211の回転中心軸C3に対するヘリカルギア209の回転中心軸C2とヘリカルギア213の回転中心軸C4がなす角度をθにし、さらに、ベベルギア203側入力軸233の回転中心軸C1に対して、各ヘリカルギア209,211,213をそれぞれ鉛直方向にオフセット配置すると共に、ヘリカルギア213側のプロペラシャフト331とベベルギア203側の入力軸233との干渉を避けるために必要なオフセット量OS4がヘリカルギア213に与えられている。ヘリカルギア209を支持するベアリング223,225は、ベベルギア207を支持する一対のベアリングであると共に、ヘリカルギア209がこれらの間に配置されており、方向変換ギア組205を構成するベベルギア207に、その軸方向位置を変えることによってベベルギア203(相手側ギア)との歯当たりと与圧とを調整するボルト235(調整装置)が備えられている。さらに、ヘリカルギア211のニードルベアリング227を、軸方向に位置決めするワッシャ237(位置決め装置)が備えられている。
ケーシング215は、図3のように、ケーシング本体261と、その右側面と後側面にそれぞれ6本のボルト263と12本のボルト265で固定されたケースカバー267,269から構成されており、ケーシング本体261とケースカバー267との間にはOリング270が配置されてオイル漏れを防止している。また、ケーシング215はケーシング本体261に設けられた合わせ面271での突き合わせと、嵌合面273での嵌合によってトランスミッション317に取り付けられており、外周には多数の冷却リブが形成されている。またケーシング本体261には壁部249及び図3中左方に延長された延長壁部250を備えている。後述のシャフト297は壁部249が有する開口251を貫通している。
また、図4と図5と図6のように、ケーシング215(ケースカバー269)にはフィラープラグ275が取り付けられたオイルフィラー277と、ドレンプラグ279が取り付けられたオイルドレン281が設けられており、オイルフィラー277からケーシング215の内部にトランスファーオイルが充填され、オイルの排出はオイルドレン281から行われる。図4のように、オイルフィラー277は、ベベルギア203と入力軸233を支持する下記のベアリング283,285の下部と、ベベルギア207とヘリカルギア209を支持するベアリング223,225の下部のそれぞれ鉛直方向上方に配置されて潤滑性を向上させており、オイルドレン281は各ヘリカルギア209,211,213がなす角度θの範囲内に配置され、トランスファケース201をコンパクト化している。
また、ケーシング215(ケーシング本体261)の鉛直方向上部にはエアブリーザ287が設けられており、内部と外部の圧力差を小さくすることにより、トランスファーオイルの吹き出しと異物の侵入を防止している。
ベベルギア203は、ボルト289によって入力軸233と中空ハブ291に共締めされており、入力軸233はテーパーローラベアリング283によってケーシング本体261に支持され、ハブ291はテーパーローラベアリング285によってケースカバー267に支持されている。互いに同軸に連結されたベベルギア203と入力軸233と中空ハブ291は車幅方向に配置されており、入力軸233はスプライン部93でリヤデフ341のデフケース側に連結され、車軸345は入力軸233と中空ハブ291とを貫通しリヤデフ341と右後輪349とを連結している。
シール219は入力軸233とケーシング本体215との間に配置され、複数のシール221は入力軸233と車軸345との間に配置され、トランスファーオイルとトランスミッションケースの混ざり合いをそれぞれ防止している。また、車軸345とケースカバー267との間にはシール295が配置され、オイル漏れと異物の侵入を防止している。
ベベルギア207は車両の前後方向に配置されたドライブピニオンシャフト297の前端側に一体形成され、方向変換ギア組205を構成するベベルギア203の回転を直角方向に変換してドライブピニオンシャフト297に伝達する。
ボルト235はベベルギア207の後端に螺着されており、ボルト235を回転させるとベベルギア207(ドライブピニオンシャフト297)が軸方向に移動することにより、ベベルギア203との歯当たりと与圧を調整することができる。なお、このような歯当たりと与圧の調整装置には、ボルトの他に、ベベルギア203,207の軸方向位置を変える厚さを選択しうるワッシャ、あるいは、シムがある。
ヘリカルギア209は、ベアリング223,225の間で、ドライブピニオンシャフト297にスプライン連結されており、また、ベアリング223より小径である。
ヘリカルギア211は、一方がケーシング本体261に支持され、他方がケースカバー269に支持された、一対のニードルベアリング227の間で、中空軸299に一体形成されており、小径のニードルベアリング227を用いたことによってヘリカルギア209のベアリング223,225及びヘリカルギア213のボールベアリング229との干渉が防止され、トランスファケース201がそれだけコンパクト化されている。
また、図3のように、各ワッシャ237はニードルベアリング227を軸方向に位置決めすることによりヘリカルギア211に対するヘリカルギア209,213それぞれの噛み合いを正常に保っている。なお、ワッシャ237は、例えば、ニードルベアリング227のアウターレースと一体に形成してもよい。
ヘリカルギア213は、一方がケーシング本体261に支持され、他方がケースカバー269に支持された、一対のボールベアリング229の間で、中空軸101に一体形成されており、ボールベアリング229より小径である。また、ヘリカルギア213はスプライン部103に連結された動力伝達軸を介し、プロペラシャフト331側に連結されていると共に、この動力伝達軸とケーシング本体215との間にはシール105が配置され、オイル漏れと異物の侵入を防止している。
図4のように、ヘリカルギア209の回転中心軸C2にはベベルギア203及び入力軸233の回転中心軸C1に対して下方のオフセット量OS2が与えられ、ヘリカルギア211の回転中心軸C3には回転中心軸C2に対して上方のオフセット量OS3が与えられ、ヘリカルギア213の回転中心軸C4には回転中心軸C3に対して下方のオフセット量OS4が与えられている。回転中心軸C4のオフセット量OS4は、ヘリカルギア213側の上記動力伝達軸及びプロペラシャフト331とベベルギア203側の入力軸233との干渉を避けるために必要な値が設定されている。
上記のようにトランスミッション317(リヤデフ341のデフケース)を介してトランスファケース201に伝達されたエンジン339の駆動力は、入力軸233から方向変換ギア組205に伝達されて方向を変換され、ヘリカルギア209,211,213を介してプロペラシャフト331側に伝達される。
トランスファケース201は、チェーン伝動機構を用いる従来例と異なって、ギア209,211,213で構成したギア伝動機構を用いたことによって、車両の進行方向に対する長さおよび車両の幅方向に対する長さの両者において、コンパクト化されている。したがって狭いスペースに配置できるから、レイアウト上の自由度が向上し、種々の車両に搭載可能である。
また、ギア伝動機構を3個のギア209,211,213で構成したことによって駆動力がそのままの回転方向で伝達されるから、リヤデフ341は回転方向を反対向きに変更する不要がなく、このような変更に伴うコスト上昇が避けられる。
また、シール219,221によってトランスミッションオイルとトランスファーオイルの混ざり合いが防止され、トランスミッションとトランスファケースの機能が正常に保たれる。
また、上記のシール219,221を設けたことによってトランスファケース201がサブアセンブリ化(ユニット化)されるから、サブアセンブリ化されたトランスファケース201と、前輪側への動力伝達系であるプロペラシャフト331とカップリング353とフロントデフ351を、基本的な構成のミッドシップのR・R車に取り付けるだけで四輪駆動車が容易に成立すると共に、この基本的なR・R車を2輪駆動車と四輪駆動車とで共用することが可能であり、2輪駆動車と四輪駆動車をいずれも低コストで成立させることができる。
また、ヘリカルギア209を一対のベアリング223,225の間で支持し、ヘリカルギア211を一対のベアリング227の間で支持し、ヘリカルギア213を一対のベアリング229の間で支持したことによって配置スペースの無駄がなくなり、それだけコンパクトに構成され、車載がより容易となる。
また、ヘリカルギア209がベアリング223より小径であり、ヘリカルギア213が各ボールベアリング229より小径であるから、それだけ径方向コンパクトに構成され、車載がより容易となる。
また、ヘリカルギア211を中心にし、ヘリカルギア209とヘリカルギア213に所定の角度θを与えて配置することにより、全体がコンパクトに構成され、車載がより容易となる。
また、ベベルギア203に対して各ヘリカルギア209,211,213をそれぞれオフセット配置することによって大幅なコンパクト化が可能になり、車載がより容易となる。
さらに、上記のごとき構成によって、ヘリカルギア213側に連結されたプロペラシャフト331とベベルギア203に連結された入力軸233との干渉が防止される上に、プロペラシャフト331と入力軸233とを上下に交差させて配置する構成によって大幅なコンパクト化が可能になり、車載がより容易となる。
また、ベベルギア207に生じる噛み合い反力を、軸方向の力を受けるベアリング223,225が負担するから、方向変換ギア組205が正常な噛み合い状態に保たれて、耐久性が向上する。
また、ベベルギア207用のベアリング223,225の間でヘリカルギア209を支持させたことによって、ベベルギア207とヘリカルギア209が同一軸(ドライブピニオンシャフト297)上に配置されると共に、配置スペースの無駄がなくなり、それだけコンパクトに構成されて車載がより容易となる。
また、方向変換ギア組205が、調整装置であるボルト235によって所望の歯当たりと与圧に調整され、正常な機能が保たれて耐久性が向上する。
また、ヘリカルギア209とヘリカルギア213の間に配置されているヘリカルギア211を支持する軸受けに小径のニードルベアリング227を用いたことによって、ギア209を支持するベアリング223,225及びギア11を支持するボールベアリング229との干渉を避けることができると共に、トランスファケース201が各ギア209,211,213の径方向(車幅方向)にそれだけコンパクト化し、車載がより容易となる。
また、ヘリカルギア211を支持するニードルベアリング227を位置決め装置のワッシャ237によって軸方向に位置決めしたことにより、ヘリカルギア211に対するヘリカルギア209,213の噛み合いが正常に保たれて、耐久性が向上する。
また、各ギア209,211,213をヘリカルギアにしたことにより、ヘリカルギアの高い噛み合い率によって、トランスファケース201はそれだけ大きなトルク伝達容量が得られると共に、騒音が低減されて静粛性が向上する。
また、ケーシング本体261は壁部249を有することにより、十分な強度が得られ、ケーシング261の変形を防止して支持構造1を安定化させる。
入力軸233はシール219、ベアリング283とともにケーシング本体261に組み付け、ベアリング285を組み付けてからケースカバー267を固定すれば、これら部材の組み付けが終了する。シャフト297はギヤ209、ベアリング223とともに、ギヤ211はベアリング227の片方とともに、またギヤ213はベアリング229の一方とともに、それぞれケーシング本体261に組み付け、次に他方のベアリング225、227、229をそれぞれの軸に組み付けた後、ケースカバー269を固定すれば、これら部材の組み付けが終了する。すなわち、上述のような支持構造であるために、組み付けと分解が容易である。なお、詳細には、ベアリング223はケーシング本体261の壁部249に収容支持され、ベアリング227の一方とベアリング229の一方は、延長壁部250に収容支持されている。
上述のいずれかの実施形態によるトランスファケースは、図8に示す後輪駆動ベースのミッドシップ四輪駆動車に適用することができる。図8中ではトランスファケースは参照番号301により参照されている。前記四輪駆動車は、エンジン339を駆動力源にするミッドシップのR・R(リヤエンジン・リヤドライブ)車をベースにして構成されており、エンジン339と、トランスミッション317と、トランスミッション317に内蔵されたリヤデフ341と、トランスファケース201と、後車軸343,345及び左右の後輪347,349と、フロントデフ351と、プロペラシャフト331とフロントデフ351との間に配置されたカップリング353と、前車軸355,357及び左右の前輪359,361などを備えている。
エンジン339は車両の後部(後車軸343,345の前方)に横置き配置されており、その駆動力はトランスミッション317で変速されてリヤデフ341に伝達され、後車軸343,345から左右の後輪347,349に配分される。また、カップリング353が連結されていると、エンジン339の駆動力は、下記のように、トランスファケース201とプロペラシャフト331とカップリング353とを介してフロントデフ351に伝達され、前車軸355,357から左右の前輪359,361に配分され、車両は四輪駆動状態になる。
また、カップリング353の連結を解除すると、フロントデフ351から前車軸355,357及び左右の前輪359,361までが切り離されて、車両は後輪駆動の2輪駆動状態になる。
上述のいずれかの実施形態によるトランスファケースは、図9に示す前輪駆動ベースのミッドシップ四輪駆動車に適用することもできる。図9中ではトランスファケースは参照番号301により参照されている。前記四輪駆動車は、エンジン339を駆動力源にするミッドシップのF・F(フロントエンジン・フロントドライブ)車をベースにして構成されており、エンジン339と、トランスミッション317と、トランスミッション317に内蔵されたフロントデフ351と、トランスファケース201と、前車軸355,357及び左右の前輪359,361と、リヤデフ341と、後輪側プロペラシャフト331とリヤデフ341との間に配置されたカップリング353と、後車軸343,345及び左右の後輪347,349などを備えている。
エンジン339は車両の前部(前車軸355,357の後方)に横置き配置されており、その駆動力はトランスミッション317で変速されてフロントデフ351に伝達され、前車軸355,357から左右の前輪359,361に配分される。また、カップリング353が連結されていると、エンジン339の駆動力はトランスファケース201とプロペラシャフト331とカップリング353とを介してリヤデフ341に伝達され、後車軸343,345から左右の後輪347,349に配分され、車両は四輪駆動状態になる。また、カップリング353の連結を解除すると、リヤデフ341から後車軸343,345及び左右の後輪347,349までが切り離されて、車両は前輪駆動の2輪駆動状態になる。
なお、方向変換ギア組の歯当たり及び与圧の調整装置は、上記のように、ボルトだけでなく、各方向変換ギアの軸方向位置を変えるワッシャやシムでもよい。
また、第三の実施形態によるトランスファケースにおいて、第3のギアから駆動力を入力させて一側の方向変換ギアから出力するように構成してもよい。
また、本発明の第三の実施形態は、トランスファケースに限らず、駆動力(回転)の方向変換機能及び3連ギアによる駆動力の正転伝達機能とが必要な全てのギア機構に用いることができる。
また、第2のギアを支持する軸受けには、滑り軸受け(メタルベアリング)を用いてもよく、その場合、第1ギアの軸受け及び第3ギアの軸受けに対する干渉防止効果と、コンパクト化効果がさらに向上する。
なお、本発明のいずれの実施形態においても、軸受構造には、玉軸受、アンギュラ玉軸受、円筒ころ軸受、円錐ころ軸受などのころがり軸受と、これらの単列型、複列型、ないしこれらを組み合わせた型から適宜選択して適用することができる。さらに、必要ならばすべり軸受などを適用することができる。これらは上述の説明と同様に、コストの低減に寄与する。
また、本発明の支持構造は、上述のごとくトランスファケースの一部に適用する例に限らず、入力軸と出力軸の間で動力伝達装置によって駆動力を授受するすべての態様に適用することができる。
また、動力伝達装置としては、ギア組、チェーン伝動機構、ベルト伝導機構などのいずれの動力伝導機構も適用することができる。さらに、これらの動力伝導機構は、増速または減速のいずれの機構としても適用できる。
コンパクトに構成され、部品点数が低減され、軸の振れと振動が軽減され、高い耐久性を有するトランスファケースが提供される。

Claims (19)

  1. 駆動力の入力軸及び出力軸と、
    前記入力軸と前記出力軸とを連結する動力伝達装置と、
    前記入力軸と前記出力軸と前記動力伝達装置とを収容する収容部材と、
    軸方向に配列され、前記入力軸を前記収容部材に回転可能に支持する一対の第一の軸受と、
    軸方向に配列され、前記出力軸を前記収容部材に回転可能に支持する一対の第二の軸受と、を備え、
    前記動力伝達装置は前記一対の第一の軸受の間に配置され、
    前記第一および第二の軸受のうちの少なくともいずれかは、前記入力軸と前記出力軸に対する駆動力の入出力装置の近傍に設けられている、
    支持構造。
  2. 請求項1に記載された支持構造であって、
    前記入出力装置は、方向変換伝達装置である、支持構造。
  3. 請求項1に記載された支持構造であって、
    前記動力伝達装置は、前記一対の第二の軸受の軸側部材にそれぞれ当接させて配置されている、支持構造。
  4. 請求項1に記載された支持構造であって、
    前記収容部材は壁部を備え、
    前記第一の軸受は前記壁部に回転可能に支持されている、支持構造。
  5. 請求項4に記載された支持構造であって、
    前記壁部は開口をさらに備え、
    前記入力軸は、前記開口を通って前記入力軸と前記出力軸とを連結している、支持構造。
  6. 駆動力の回転方向を直角方向に変換する、第一の方向変換ギアと第二の方向変換ギアを備えた、方向変換ギア組と、
    前記第二の方向変換ギアと同軸に一体に回転する入力軸と、
    前記入力軸と平行に配置された出力軸と、
    前記入力軸と前記出力軸とを連結する動力伝達装置と、
    前記方向変換ギア組と前記入力軸と前記出力軸と前記動力伝達装置とを収容する収容部材と、
    軸方向に配列され、前記入力軸を前記収容部材に回転可能に支持する一対の第一の軸受と、
    軸方向に配列され、前記出力軸を前記収容部材に回転可能に支持する一対の第二の軸受と、
    前記第一の方向変換ギアを前記収容部材に回転可能に支持する一対の第三の軸受と、を備え、
    前記動力伝達装置は前記一対の第一の軸受の間に配置され、
    前記第一および第二の軸受のうちの少なくともいずれかは、前記第二の方向変換ギアの近傍に設けられている、
    ギア機構。
  7. 請求項6に記載されたギア機構であって、
    前記収容部材は、第一の収容部材と第二の収容部材と第三の収容部材とを備え、
    前記一対の第一の軸受の一方と前記一対の第二の軸受の一方と前記一対の第三の軸受の一方は、前記第一の収容部材に収容され、
    前記一対の第一の軸受の他方と前記一対の第二の軸受の他方は、前記第二の収容部材に収容され、
    前記一対の第三の軸受の他方は前記第三の収容部材に収容されている、ギア機構。
  8. 駆動力の回転方向を直角方向に変換する、第一の方向変換ギアと第二の方向変換ギアを備えた、方向変換ギア組と、
    前記第二の方向変換ギアと同軸に一体的に回転する第一のギアと、
    前記第一のギアと平行に配置されて互いに噛み合う第二のギアと、
    前記第二のギアと平行に配置されて互いに噛み合う第三のギアと、
    前記方向変換ギア組と前記第一のギアと前記第二のギアと前記第三のギアとを収容するケーシングと、
    を備えた、ギア機構。
  9. 請求項8に記載されたギア機構であって、
    前記第一の方向変換ギアは自動車のトランスミッションの出力と結合されて前記第三のギアへ前記出力を伝達し、
    前記トランスミッションのオイルが混入することを防止すべくシールをさらに備える、ギア機構。
  10. 請求項8に記載されたギア機構であって、
    さらに一対の軸受を備え、
    前記第一のギアと前記第二のギアと前記第三のギアの少なくともいずれかひとつが、前記一対の軸受の間に配置されている、ギア機構。
  11. 請求項10に記載されたギア機構であって、
    前記第一のギアと前記第二のギアと前記第三のギアの少なくともいずれかひとつが、その軸受よりも小径である、ギア機構。
  12. 請求項8に記載されたギア機構であって、
    前記第一のギアの回転軸と前記第二のギアの回転軸とがなす面と、前記第二のギアの回転軸と前記第三のギアの回転軸がなす面とは、180°より小さい角をなしており、かつ、第三のギアの回転軸は前記第一の方向変換ギアの回転軸から離れる方向に配置されている、ギア機構。
  13. 請求項8に記載されたギア機構であって、
    第一の方向変換ギアに連結された動力伝達部材の回転軸に対し、前記第二のギアと前記第三のギアはそれぞれの直角方向にオフセット配置され、
    前記第一のギアの回転軸は前記第一の方向変換ギアから離れる方向にオフセット配置され、
    前記第二のギアの回転軸は前記第一のギアの回転軸よりも前記第一の方向変換ギアへ接近する方向にオフセット配置され、
    前記第三のギアの回転軸は前記第二のギアの回転軸よりも前記第一の方向変換ギアから離れる方向にオフセット配置されている、ギア機構。
  14. 請求項8に記載されたギア機構であって、
    前記第一の方向変換ギアと前記第二の方向変換ギアのすくなくともいずれかひとつは、軸方向の力を受ける一対のベアリングによって回転可能に支持されている、ギア機構。
  15. 請求項8に記載されたギア機構であって、
    前記第一のギアは、前記第二の方向変換ギアを回転可能に支持する一対のベアリングの間に配置され、回転可能に支持されている、ギア機構。
  16. 請求項8に記載されたギア機構であって、
    前記第一の方向変換ギアと前記第二の方向変換ギアのすくなくともいずれかひとつは、軸方向位置を変えることにより前記方向変換ギア組の歯当たりと与圧とを調整する調整装置を備える、ギア機構。
  17. 請求項8に記載されたギア機構であって、
    前記第二のギアを支持する一対の軸受は、円筒状または針状の転動体を有するころ軸受である、ギア機構。
  18. 請求項17に記載されたギア機構であって、
    前記ころ軸受を軸方向に位置決めする位置決め装置をさらに備える、ギア機構。
  19. 請求項8に記載されたギア機構であって、
    前記第一のギアと前記第二のギアと前記第三のギアはいずれもヘリカルギアである、ギア機構。
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