JPWO2004070593A1 - 周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラム - Google Patents

周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

本体装置からコマンド入力及び電力供給される周辺装置において、必要な機能を発揮しつつ消費電力を削減することができる周辺装置を提供する。本発明の周辺装置は、本体装置からの指令に基づき機能動作する機能ユニットと、前記機能ユニットの消費電力を制御する電力制御部と、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを記憶する電力プロファイル情報メモリと、前記本体装置との間で前記電力プロファイル情報および機能ユニットに関する指令を送受信するインターフェース部と、を備え、前記インターフェース部は、前記本体装置からの要求に応じて、前記電力プロファイル情報リストを前記本体装置に送信し、前記電力制御部は、前記本体装置から受信した前記電力プロファイル情報の選択情報に応じて前記機能ユニットの消費電力を制御する。

Description

本発明は、本体装置からコマンドを入力されかつ本体装置から電力供給される周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムに関する。
近年、デジタルスチールカメラ、PDA等の携帯情報機器の普及に伴い、パーソナルコンピュータのみならずデジタルスチールカメラ、PDA等の携帯情報機器でも共通で使用できる小型の周辺装置が注目されている。
特開昭62−217314号公報に従来例1の本体装置及び周辺装置が開示されている。図9を用いて、従来例1の本体装置及び周辺装置について説明する。
図9は、従来例1の周辺装置を接続するためのI/Oスロットを有する本体装置の構成を示すブロック図である。図9において、901は本体装置である。本体装置901は、制御部902、複数のI/Oスロット903〜906、各々のI/Oスロット903〜906の電源配線の接続部に配置されたリードリレー907〜910を有する。I/Oスロット903〜906に挿入された従来例1の周辺装置は、本体装置901から電源を供給される。本体装置901は、プログラム制御により、各々のリードリレー907〜910を開閉する。I/Oスロット903〜906は、各々のリードリレー907〜910の開閉により、挿入された周辺装置に供給する電源をそれぞれ独立してオンオフすることが可能である。本体装置901は、I/Oスロットに挿入されているが動作不要の周辺装置の電源をオフすることにより、その消費電力を低減することができる。
特開2001−209764号公報に従来例2の周辺装置が開示されている。従来例2の周辺装置はICカードである。従来例2の周辺装置は、本体装置が据置型機器であれば高い内部クロックを選択し、本体装置が電池駆動型機器であれば低い内部クロックを自動的に選択する。
しかし、周辺装置が高機能になる程、その回路が大規模になるため、1個の周辺装置の消費電力が増大する。このような場合、個々の周辺装置を単位として電源をオン又はオフする機能のみを有する従来例1の本体装置では電力制御が不十分であるという問題があった。
また、最近では多機能な周辺装置が登場し、使用していない機能があっても、従来例1の本体装置では、周辺装置の全回路が動作し無駄な電力を消費してしてしまうという問題があった。
電力供給元である本体装置が、携帯情報機器等の限られた電力で動作している装置である場合には、上記消費電力の問題はさらに深刻であった。
従来例2の周辺装置は、本体装置に応じて内部クロックを変更することが出来る。従来例2のICカードは、特定の本体装置に接続した場合には有効に消費電力を下げることができる。しかし、例えば多くのメーカーを含む業界で標準化されたICカード(周辺装置)においては、種々の機能を有するICカードが製品化され、それぞれのICカードは広く種々の本体装置に接続される可能性がある。ICカードによっては、そのICカードの電力を低減するのに適した要素が内部クロック以外の要素である場合がある。ICカードによっては、内部クロックを変更できない場合もある。電池駆動型本体装置であっても、ICカードが高速の内部クロックで動作することを要求する場合もある。従来例2の本体装置及び周辺装置は、その本体装置及び周辺装置が商品化された時に想定されていない接続相手の周辺装置及び本体装置に対して適切に電力制御を行うことが困難であった。
本発明は、任意の本体装置との接続において、本体装置の供給可能電力量に応じて、不要な電力を消費しない周辺装置、その制御方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、任意の本体装置との接続において、本体装置の機能等に応じて、例えば性能を優先させ又は消費電力を優先させて、自動的に最適な環境に設定する周辺装置、その制御方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、任意の周辺装置との接続において、周辺装置の機能等に応じて、例えば性能を優先させ又は消費電力を優先させて、周辺装置を自動的に最適な環境に設定する本体装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、任意の周辺装置との接続において、本体装置の供給可能電力量に応じて、周辺装置の不要な電力消費を抑える本体装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は下記の構成を有する。1つの観点による本発明の周辺装置は、本体装置からの指令に基づき機能動作する機能ユニットと、前記機能ユニットの消費電力を制御する電力制御部と、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを記憶する電力プロファイル情報メモリと、前記本体装置との間で前記電力プロファイル情報および機能ユニットに関する指令を送受信するインターフェース部と、を備え、前記インターフェース部は、前記本体装置からの要求に応じて、前記電力プロファイル情報リストを前記本体装置に送信し、前記電力制御部は、前記本体装置から受信した前記電力プロファイル情報の選択情報に応じて前記機能ユニットの消費電力を制御する。
「電力プロファイル情報」とは、消費電力に影響を与える動作条件に関する情報を意味する。典型的には、周辺装置は本体装置から電力を供給される。
別の観点による本発明の周辺装置は、本体装置からの指令に基づき機能動作する機能ユニットと、電力プロファイル情報を記憶する電力プロファイルレジスタと、前記機能ユニットの消費電力を制御する電力制御部と、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを記憶する電力プロファイル情報メモリと、前記本体装置との間で前記電力プロファイル情報および機能ユニットに関する指令を送受信するインターフェース部と、を備え、前記インターフェース部は、前記本体装置からの要求に応じて、前記電力プロファイル情報メモリに記憶された前記電力プロファイル情報リストを前記本体装置に送信し、前記本体装置から受信した前記電力プロファイル情報の選択情報に応じて前記電力プロファイル情報メモリから対応する電力プロファイル情報を前記電力プロファイルレジスタに格納し、前記電力制御部は、前記電力プロファイルレジスタに格納された前記電力プロファイル情報を解読し、解読した前記電力プロファイル情報に基づいて、前記機能ユニットの消費電力を制御する。
別の観点による本発明の周辺装置は、本体装置からの指令に基づき機能動作する機能ユニットと、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを記憶する電力プロファイル情報メモリと、前記本体装置との間で前記本体装置が指定した電力プロファイル又は許容する電力プロファイルの範囲についての情報または前記機能ユニットに関する指令を送受信するインターフェース部と、前記電力プロファイル情報メモリに記憶された前記電力プロファイル情報リストから、前記本体装置が指定し又は許容する電力プロファイルと同一の又は近似する前記電力プロファイル情報を抽出する電力プロファイル判断部と、前記電力プロファイル判断部が抽出した前記電力プロファイル情報を記憶する前記電力プロファイルレジスタと、前記機能ユニットの消費電力を制御する電力制御部と、を備え、前記インターフェース部は、前記本体装置から送信された前記本体装置が指定し又は許容する電力プロファイルの範囲についての情報を前記電力プロファイル判断部に伝送し、前記電力制御部は、前記電力プロファイルレジスタに記憶された前記電力プロファイル情報を解読し、解読した前記電力プロファイル情報に基づいて前記機能ユニットの消費電力を制御する。
本体装置は、1つの電力プロファイルを指定し又は許容しても良く、複数の又は任意の範囲の電力プロファイルを指定し又は許容しても良い。本体装置が複数の又は任意の範囲の電力プロファイルを指定し又は許容した場合、「同一」とは、典型的には、複数の電力プロファイルの1に該当すること又は指示された範囲に含まれる電力プロファイルであることを意味し、「近似」とは同一ではないが、複数の電力プロファイルの1に近似すること又は指示された範囲に近いことを意味する。「近似」は、電力プロファイル情報リストの中で相対的に最も近似する電力プロファイル情報を抽出すれば良い。又は電力プロファイル情報リストの中から、指定等された電力プロファイルより低消費電力を実現する電力プロファイル情報であって、最も近似する電力プロファイル情報を抽出しても良い。
別の観点による上記の本発明の周辺装置においては、前記電力プロファイル判断部は、前記本体装置から送られた電圧の値に基づいて、電力プロファイルレジスタに格納する前記電力プロファイル情報を変更する。
例えば周辺装置は、本体装置から送られた電源電圧の値が低くなる程、電力プロファイルレジスタに格納する電力プロファイル情報を、低消費電力のものに変更する。
別の観点による上記の本発明の周辺装置においては、前記電力プロファイル情報は、パワーアンプの最大出力値、無線通信の転送レート、及び前記機能ユニットの使用の有無の中の少なくとも1つを要素として有し、前記電力制御部は、前記電力プロファイルレジスタの前記要素に関して前記機能ユニットの消費電力を制御する。
別の観点による本発明の本体装置は、周辺装置が電力を制御するための情報である1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを前記周辺装置に要求し、前記周辺装置から送信された前記電力プロファイル情報リストから本体装置に適した1つの電力プロファイル情報を選択し、選択した電力プロファイル情報の選択情報を前記周辺装置に送信する。
別の観点による上記の本発明の本体装置においては、電源電圧の値に応じて、異なる前記電力プロファイル情報を決定する。
別の観点による上記の本発明の本体装置においては、前記電力プロファイル情報は、パワーアンプの最大出力値、機能ユニットのクロック周波数の値、及び前記機能ユニットの使用の有無の中の少なくとも1つを要素として有する。
別の観点による本発明の周辺装置の制御方法は、本体装置からの要求に応じて、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを前記本体装置に送信する送信ステップと、前記本体装置から送信された電力プロファイル情報の選択情報を受信する受信ステップと、前記電力プロファイル情報の選択情報に応じて機能ユニットの消費電力を制御する電力制御ステップと、を有する。
別の観点による本発明の周辺装置の制御方法は、本体装置からの要求に応じて、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを前記本体装置に送信する送信ステップと、前記本体装置から送信された電力プロファイル情報の選択情報を受信する受信ステップと、前記電力プロファイル情報の選択情報に応じて電力プロファイルメモリから対応する前記電力プロファイル情報を抽出し、記憶する記憶ステップと、前記電力プロファイル情報を解読し、解読された前記電力プロファイル情報に基づき機能ユニットの消費電力を制御する電力制御ステップと、を有する。
別の観点による本発明の周辺装置の制御方法は、本体装置から送信された、前記本体装置が指定した電力プロファイル又は許容する電力プロファイルの範囲についての情報を受信する受信ステップと、電力プロファイル情報メモリに記憶された1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストから、前記本体装置が指定し又は許容する電力プロファイルと同一の又は近似する前記電力プロファイル情報を抽出する前記電力プロファイル判断ステップと、抽出された前記電力プロファイル情報に基づき機能ユニットの消費電力を制御する電力制御ステップと、を有する。
別の観点による本発明の本体装置の制御方法は、周辺装置が電力を制御するための情報である1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを前記周辺装置に要求し、前記周辺装置から送信された前記電力プロファイル情報リストから本体装置に適した1つの電力プロファイル情報を選択し、選択した電力プロファイル情報の選択情報を前記周辺装置に送信する。
別の観点による本発明のプログラムは、コンピュータに上記の周辺装置の制御方法を実行させるためのプログラムである。
「機能ユニット」とは、1つのまとまった商品機能を発揮する単位を意味する。例えば無線通信モジュール、メモリモジュール等である。ユーザが認識しない機能要素(例えばラッチ回路)より大きな単位である。
本発明は、任意の本体装置との接続において、本体装置の機能等にあった機能を発揮し、且つ不要な電力を消費しない周辺装置、その制御方法及びそのプログラムを実現できるという作用を有する。
本発明は、任意の周辺装置との接続において、周辺装置が本体装置の機能等にあった機能を発揮し且つ不要な電力を消費しないように、周辺装置を制御する本体装置及びその制御方法を実現できるという作用を有する。
発明の新規な特徴は添付の請求の範囲に特に記載したものに他ならないが、構成及び内容の双方に関して本発明は、他の目的や特徴と共に、図面と共同して理解されるところの以下の詳細な説明から、より良く理解され評価されるであろう。
図1は、本発明の実施例1の本体装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施例1の周辺機器の電力プロファイル情報メモリに格納された電力プロファイル情報リストである。
図3は、本発明の実施例1〜3の本体装置と周辺装置との間で伝送される電力プロファイル情報を含む伝送データの構成を示す図である。
図4は、本発明の実施例1、2の本体装置及び周辺装置の電力制御方法のフローチャートである。
図5は、本発明の実施例2の本体装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。
図6は、本発明の実施例2、3の周辺機器の電力プロファイル情報メモリに格納された電力プロファイル情報リストである。
図7は、本発明の実施例3の本体装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。
図8は、本発明の実施例3の本体装置及び周辺装置の電力制御方法のフローチャートである。
図9は、従来例1の周辺装置を接続するためのI/Oスロットを有する本体装置の構成を示すブロック図である。
図面の一部又は全部は、図示を目的とした概要的表現により描かれており、必ずしもそこに示された要素の実際の相対的大きさや位置を忠実に描写しているとは限らないことは考慮願いたい。
以下、本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施例について、図面とともに記載する。
図1〜図4を用いて、本発明の実施例1の周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムについて説明する。
はじめに実施例1の本体装置及び周辺装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施例1の本体装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。図1において、101は本体装置、102は周辺装置である。本体装置101は表示部111、制御部112、インターフェース部113を有する。周辺装置102は、インターフェース部121、機能ブロック122、電力制御部123、電力プロファイルレジスタ124、電力プロファイル情報メモリ125、周辺装置情報レジスタ126を有する。機能ブロック122は、機能ユニット131を有する。
実施例1においては、本体装置101はコンピュータ、周辺装置102はICカードである。機能ユニット131は無線通信モジュールである。本体装置101と周辺装置102とは、本体装置101をマスターとし、周辺装置102をスレーブとするマスター/スレーブ方式の通信を行う。本体装置101は、周辺装置102に電力を供給する。本体装置101の電力供給能力に応じて、周辺装置102の動作条件を変更する。
インターフェース部121は、本体装置101との間で情報を送受信する。本体装置101から送信された情報が、本体装置101が決定した電力プロファイル情報のレジスタ番号であれば、電力プロファイルレジスタ124に伝送し、機能ユニットに対する指令であれば、機能ユニット131に伝送する。
電力制御部123は、電力プロファイルレジスタ124に記憶された電力プロファイル情報を読み出し、読み出した電力プロファイル情報に基づいて機能ユニット131の消費電力を制御する。
電力プロファイル情報メモリ125は、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを格納する。ここで電力プロファイル情報は、複数の本体装置及び周辺装置において共通に使用される標準化されたフォーマットの、電力制御のための情報である。任意の本体装置と任意の周辺装置との間で、電力プロファイル情報を送受信することができる。
周辺装置情報レジスタ126は、周辺装置が何の機能ユニットを有する等の情報を格納する。
以下、電力プロファイル情報について更に詳細に説明する。図2は、電力プロファイル情報メモリ125に格納された電力プロファイル情報リストである。図2において、201はレジスタ番号、202は電力消費レベル(4ビット)、203から205は機能ユニットの機能に関する情報であり、203は無線通信の転送レート(2ビット)、204はスピーカ用パワーアンプの出力最大値(3ビット)、205は無線通信用パワーアンプの出力最大値(3ビット)、また、206は各機能ユニットのオン/オフ情報(16ビット)である。ここで上段は電力プロファイル情報メモリ125に格納されたデータであり(2進数で表示している)、下段(カッコ書き)は上段のデータ示す内容を説明するために付したものである。
図3は、本発明の実施例1〜3の本体装置101と周辺装置102との間で伝送される電力プロファイル情報を含む伝送データの構成を示す図である。図3において、301は伝送されるデータが電力プロファイル情報であることを示すコマンドコード又はレスポンスコード、302は伝送されるデータの情報量、202〜206は図2に示した電力プロファイル情報を示し、202は電力消費レベル(4ビット)、203は無線通信の転送レート(2ビット)、204はスピーカ用パワーアンプの出力最大値(3ビット)、205は無線通信用パワーアンプの出力最大値(3ビット)、206は各機能ユニットのオン/オフ情報(16ビット)である。また303はその他の情報である。
電力消費レベル202は、所定の条件で機能ユニット131を動作させた場合の消費電力を示す。電力消費レベル202は相対的な電力消費レベルを示す。電力消費レベル202が“0000”(2進数表示)であれば、周辺装置102は機能を全て停止し、電力を消費しない。電力消費レベル202が“1111”(2進数表示)であれば、周辺装置102は最大消費電力で動作し、又は電力制御部123は電力消費レベル202に基づく電力制御を行わず、他の要素(例えば無線通信の転送レート203)に基づく電力制御を行う。
周辺装置102は、その電力消費レベル202を16段階で切り換えても良く、電力消費レベル202に基づいて例えば4段階で切り換えても良い。電力消費レベル202が例えば“1000”(2進数表示)であれば、周辺装置102は、その電力消費レベルを中レベルに設定する(例えば0〜3の4段階における2)。電力消費レベル202が絶対的な電力消費レベルを示しても良い。伝送データは、例えばコマンドコード又はレスポンスコード301、情報量302及び電力消費レベル202だけで構成されていても良い。
各機能ユニットの機能に関する情報(203〜205)は、機能ユニット131を動作させる条件を示す。
無線通信の転送レート203は無線通信の転送レートの相対値を示す。無線通信の転送レート203が“00”(2進数表示)であれば、周辺装置102は無線通信の転送レートを最も低い値に設定し、消費電力を最低にする。無線通信の転送レート203が“11”(2進数表示)であれば、周辺装置102は無線通信の転送レートを最も高い値に設定し、消費電力を最大にし、最も早い応答ができるようにする。
スピーカ用パワーアンプの出力最大値204はスピーカ用パワーアンプの出力最大値の相対値を示す。スピーカ用パワーアンプの出力最大値204が“000”(2進数表示)であれば、周辺装置102はスピーカを動作させず、スピーカに電力を供給しない。スピーカ用パワーアンプの出力最大値204が“111”(2進数表示)であれば、周辺装置102はスピーカ用パワーアンプの出力最大値204を最大に設定し、消費電力を最大にし、スピーカが最も大きな音を出すようにする。なお、スピーカを有していない周辺装置102は、スピーカ用パワーアンプの出力最大値204を無視する。
無線通信用パワーアンプの出力最大値205は無線通信用パワーアンプの出力最大値の相対値を示す。無線通信用パワーアンプの出力最大値205が“000”(2進数表示)であれば、周辺装置102は機能ユニット(無線通信モジュール)131のパワーアンプを動作させず、パワーアンプに電力を供給しない。無線通信用パワーアンプの出力最大値205が“111”(2進数表示)であれば、周辺装置102は無線通信用パワーアンプの出力最大値205を最大に設定し、消費電力を最大にし、機能ユニット(無線通信モジュール)131が最も遠距離まで通信できるようにする。
各機能ユニットのオン/オフ情報206は、機能ユニット131が使用可能か否かを示す。機能ユニットのオン/オフ情報206(16ビット)の各ビットはそれぞれ1つの特定の機能ユニットに対応付けられている。1つのビットが1であれば、そのビットに対応付けられた機能ユニットはアクティブであり、そのビットが0であれば、そのビットに対応付けられた機能ユニットは動作せず、電力制御部123はその機能ユニットの消費電力を最低にする。
その他の情報303はオプションデータであって、例えば標準化された電力プロファイル情報に含まれない要素又は機能ユニットに関する情報等である。
周辺装置102は、周辺装置が有していない要素の情報を無視するものであり例えば、本実施例1では、スピーカを有していない周辺装置におけるスピーカ用パワーアンプの出力最大値204は無視され、また機能ユニットは1つであるので、オン/オフ情報206の先頭の1ビットのみが使われることになる。
次に実施例1の本体装置及び周辺装置の制御方法について説明する。図4は、本発明の実施例1の本体装置及び周辺装置の電力制御方法のフローチャートである。ステップ401で、周辺装置102が本体装置101に接続され接続されたという情報が本体装置101に伝えられる。ステップ402で、本体装置101は周辺装置102に周辺装置情報を問い合わせる。周辺装置情報とは、周辺装置102が何であるかを示す情報である。例えば、周辺装置102が無線通信モジュールを有するICカードであるという情報である。ステップ403で、周辺装置102は周辺装置情報レジスタ126から読み出した周辺装置情報を本体装置101に通知する。これにより、本体装置101は接続された周辺装置102が無線通信モジュールを有するICカードであることを認識する。
ステップ404で、本体装置101は周辺装置102に電力プロファイル情報を問い合わせる。ステップ405で、周辺装置102は電力プロファイル情報メモリ125から電力プロファイル情報リスト(図2)を読み出し、読み出した電力プロファイル情報リストに基づき図3に示す伝送データを作成し、本体装置101に通知する。ここで、本体装置101への伝送データは図3の202〜206(電力プロファイル情報)の部分が「0010010000101000000000000000」(レジスタ番号0)の伝送データと、「0100010001001000000000000000」(レジスタ番号1)の2つの伝送データである。これにより、本体装置101は接続された周辺装置102の電力プロファイル情報を得ることができる。本例のように電力プロファイル情報が複数ある場合は、レジスタ番号の小さい順に伝送データが送付され、受信した順番で電力プロファイル情報のレジスタ番号を知ることが出来る。
ステップ406で、本体装置101は要求仕様を受信した周辺装置情報を基に決定し、あるいは予め内蔵した要求仕様を取り出して決定する。要求仕様とは、(1)本体装置101が周辺装置102に供給可能な電力、(2)周辺装置102に求める機能、である。
例えば、本体装置101が、複数種類の周辺装置に対する要求仕様を予め持っている場合には、周辺装置情報が無線通信モジュールを有するICカードであったときは、無線通信モジュールを有するICカード用の要求仕様を取り出す。
ここでは、決定した要求仕様が(1)周辺装置に供給可能な電力が最大150mW、(2)機能ユニットの無線通信出力電力が5mW以上、であるとする。なお、要件仕様は、全ての条件を指定しても良いし1つの条件のみを指定しても良い。
ステップ407で、本体装置101は要求仕様に基づき最適な電力プロファイル情報を決定する。本例では要求仕様が周辺装置102に供給可能な電力が最大150mW、機能ユニットの無線通信出力電力が5mW以上であるので、レジスタ番号“0”の電力プロファイル情報が選択される。ステップ408で、本体装置101は決定した電力プロファイル情報のレジスタ番号を周辺装置102に通知し、必要な電力を周辺装置102に供給する。
ステップ409で、周辺装置102は決定された電力プロファイル情報のレジスタ番号を受信する。ステップ410で、周辺装置102は受信したレジスタ番号に対応する電力プロファイル情報を電力プロファイルレジスタ124に格納する。ステップ411で、電力制御部123は電力プロファイルレジスタ124に格納された電力プロファイル情報に基づき機能ユニット131の消費電力を制御する。本例の場合周辺装置102がレジスタ番号“0”を受信するので、電力プロファイルレジスタ124は電力プロファイル情報「0010010000101000000000000000」を記憶し、この電力プロファイル情報に従い、電力制御部123は転送レート100kbps、無線通信出力電力10mWで機能ユニット(無線通信モジュール)131を動作させる。
実施例1の本体装置及びその制御方法においては、本体装置が要求仕様に基づき最適な電力プロファイル情報を自動的に判断している。これに代えて、供給可能な電力の範囲内でユーザに任意の要求仕様を設定させても良い。ユーザは、例えば、短時間大きな消費電力を消費する動作を要求仕様に設定し、又は低消費電力で長時間使用する要求仕様を設定する。
なお実施例1の周辺装置の機能ユニットは、無線通信モジュールであるが、これに代えて、USBに接続して使用するカメラモジュールでも他の機能モジュールであっても良い。
実施例1の周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムにおいては、周辺装置が本体装置に接続された時に本体装置は要求仕様に基づき電力プロファイル情報を決定している。これに代えて、周辺装置が接続された状態で本体装置の電源がオンされ時に要求仕様に基づき電力プロファイル情報を決定しても良く、また一定時間間隔で本体装置の供給可能な電力を検出し(例えば電源である電池の電圧を監視し)、これに基づいて電力プロファイル情報を決定することとしても良い。本体装置の供給可能な電力が一定値以下になった場合に電力プロファイル情報を再決定することとしても良い。本体装置が電池で駆動される場合等において有用である。
実施例1の本体装置の要求仕様は、本体装置が周辺装置に供給可能な電力、周辺装置に求める機能の許容範囲である。これに代えて、本体装置が周辺装置に供給可能な電力、周辺装置に求める機能を指定しても良い。この場合、本体装置は要求仕様と同一の又は近似する電力プロファイル情報を決定する。
以上説明したように、実施例1においては、周辺装置の電力プロファイル情報及び本体装置の要求仕様に基づき、本体装置が最適な電力プロファイル情報を選択することにより、任意の周辺装置との間で、周辺装置に対し本体装置が求める機能を発揮させかつ不要な電力を消費しないように制御可能となった。
図5、6を用いて、本発明の実施例2の周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムについて説明する。
はじめに実施例2の本体装置及び周辺装置の構成について説明する。図5は、本発明の実施例2の本体装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。実施例1(図1)と異なる点は、周辺装置に機能ユニットを1個追加したことである。それ以外の点において、実施例2の本体装置及び周辺装置は、実施例1の本体装置及び周辺装置と同一である。図5(実施例2)において、図1(実施例1)と同様の構成要素には同様の符号を付し、説明を省略する。
図5において、101は本体装置、502は周辺装置である。本体装置101は表示部111、制御部112、インターフェース部113を有する。周辺装置502は、インターフェース部121、電力制御部123、電力プロファイルレジスタ124、周辺装置情報レジスタ126、機能ブロック522、電力プロファイル情報メモリ525を有する。機能ブロック522は、第1の機能ユニット531、第2の機能ユニット532を有する。
実施例2においては、本体装置101はコンピュータ、周辺装置502はICカードである。第1の機能ユニット531はメモリモジュール(フラッシュメモリで構成されている。)、第2の機能ユニット532は無線通信モジュールである。本体装置101と周辺装置502とは、本体装置101をマスターとし、周辺装置502をスレーブとするマスター/スレーブ方式の通信を行う。本体装置101は、周辺装置502に電力を供給する。
以下、電力プロファイル情報について説明する。図6は、本発明の実施例2の周辺機器502の電力プロファイル情報メモリ525に格納された電力プロファイル情報リストである。図6(実施例2)において、図2(実施例1)と同様の構成要素には同様の符号を付し、説明を省略する。図6の電力プロファイル情報リストは4個の電力プロファイル情報(レジスタ0〜レジスタ3に対応する部分)を有し、また第1の機能ユニット及び第2の機能ユニットの2つの機能ユニットを有することに対応した機能ユニットのオン/オフ情報205の1ビット目と2ビット目の部分が有効に働く点が実施例1と異なる。
次に実施例2の本体装置及び周辺装置の制御方法について説明する。なお、本発明の実施例2の本体装置及び周辺装置の電力制御方法の説明に当たっては基本的なフローが実施例1と同様であるので実施例1で用いた図4のフローチャートを用いて以下説明する。ステップ401〜ステップ404は実施例1と同様であるため説明を省略する。ステップ405で、周辺装置502は電力プロファイル情報メモリ525から電力プロファイル情報リスト(図6)を読み出し、読み出した電力プロファイル情報リストに基づき伝送データを作成し、本体装置101に通知する。本体装置101への伝送データは図3の202〜206(電力プロファイル情報)の部分が「0010010000101000000000000000」(レジスタ番号“0”)の伝送データと、「0100100001001100000000000000」(レジスタ番号“1”)の伝送データと、「0110110001100100000000000000」(レジスタ番号“2”)の伝送データと、「1000110001101100000000000000」(レジスタ番号“3”)の伝送データとである。これにより、本体装置101は接続された周辺装置102の電力プロファイル情報を得ることができる。実施例1でも説明したように、本例のように電力プロファイル情報が複数ある場合は、レジスタ番号の小さい順に伝送データが送付され、受信した順番で電力プロファイル情報のレジスタ番号を知ることが出来る。
ステップ406で、本体装置101は要求仕様を受信した周辺装置情報を基に決定し、あるいは予め内蔵した要求仕様を取り出して決定する。要求仕様とは、(1)本体装置101が周辺装置102に供給可能な電力、(2)周辺装置102に求める機能、である。
例えば、本体装置101が、複数種類の周辺装置に対する要求仕様を予め持っている場合には、周辺装置情報が無線通信モジュールを有するICカードであったときは、無線通信モジュールを有するICカード用の要求仕様を取り出す。
ここでは、決定した要求仕様が、(1)周辺装置502に供給可能な電力が最大250mW、(2)周辺装置502に求める機能として、第2の機能ユニット532の転送レートが150kbps以上、第2の機能ユニット532の無線通信出力電力が15mW以上、第1の機能ユニット531及び第2の機能ユニット532が共に使用可、であるとする。
ステップ407で、本体装置101は要求仕様に基づき最適な電力プロファイル情報を決定する。本例では要求仕様が周辺装置502に供給可能な電力が最大250mW、第2の機能ユニット532の転送レートが150kbps以上、第2の機能ユニット532の無線通信出力電力が15mW以上、第1の機能ユニット531及び第2の機能ユニット532が共に使用可であるので、レジスタ番号“1”の電力プロファイル情報が選択される。ステップ408で、本体装置101は決定した電力プロファイル情報のレジスタ番号を周辺装置102に通知し、必要な電力を周辺装置502に供給する。
ステップ409で、周辺装置502は決定された電力プロファイル情報のレジスタ番号を受信する。ステップ410で、周辺装置502は受信したレジスタ番号に対応する電力プロファイル情報を電力プロファイルレジスタ124に格納する。ステップ411で、電力制御部123は電力プロファイルレジスタ124に格納された電力プロファイル情報に基づき第1の機能ユニット531、第2の機能ユニット532の消費電力を制御する。本例の場合周辺装置502はレジスタ番号“1”を受信するので、電力プロファイルレジスタ124は電力プロファイル情報「0100100001001100000000000000」を記憶し、電力制御部123は第1の機能ユニット(メモリモジュール)531を動作可能とし、転送レート200kbps、無線通信出力電力20mWで第2の機能ユニット(無線通信モジュール)532を動作させる。
実施例2の本体装置及びその制御方法においては、本体装置が要求仕様に基づき最適な電力プロファイル情報を自動的に判断している。これに代えて、供給可能な電力の範囲内でユーザが使いたい機能を選択することとしても良い。例えば本体装置が周辺装置に供給可能な電力が300mW以下の場合、本体装置のディスプレイに「(1)メモリ機能のみを使用(消費電力100mW)(2)メモリ機能及び無線通信機能を両方使用(無線通信用パワーアンプの出力最大値は20mW。消費電力200mW)(3)無線通信機能のみを使用(無線通信用パワーアンプの出力最大値は40mW。消費電力300mW)」という選択画面を表示し、ユーザは(1)〜(3)の中から1つを選択する。
なお実施例2の周辺装置の機能ユニットは、メモリモジュール及び無線通信モジュールであるが、これに代えて、USBに接続して使用するカメラモジュールでも他の機能モジュールであっても良い。
実施例2の周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムにおいては、周辺装置が本体装置に接続された時に本体装置は要求仕様に基づき電力プロファイル情報を決定している。これに代えて、周辺装置が接続された状態で本体装置の電源がオンされ時に要求仕様に基づき電力プロファイル情報を決定しても良く、また一定時間間隔で本体装置の供給可能な電力を検出し(例えば電池の電圧を監視し)、これに基づいて電力プロファイル情報を決定することとしても良い。本体装置の供給可能な電力が一定値以下になった場合に電力プロファイル情報を再決定することとしても良い。本体装置が電池で駆動される場合等において有用である。
実施例2の本体装置の要求仕様は、本体装置が周辺装置に供給可能な電力、周辺装置に求める機能の許容範囲である。これに代えて、本体装置が周辺装置に供給可能な電力、周辺装置に求める機能を指定しても良い。この場合、本体装置は要求仕様と同一の又は近似する電力プロファイル情報を決定する。
以上説明したように、実施例2においては、多機能な周辺装置の電力プロファイル情報及び本体装置の要求仕様に基づき、本体装置が最適な電力プロファイル情報を選択することにより、任意の周辺装置との間で、周辺装置に対し本体装置が求める機能を発揮させかつ不要な電力を消費しないように制御可能となった。
図7、8を用いて、本発明の実施例3の周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムについて説明する。
はじめに実施例3の本体装置及び周辺装置の構成について説明する。図7は、本発明の実施例3の本体装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。実施例2(図5)と異なる点は、周辺装置に電力プロファイル判断部を追加し、本体装置に代えて電力プロファイル判断部が電力プロファイルレジスタに設定する電力プロファイル情報を決定する。それ以外の点において、実施例3の本体装置及び周辺装置は、実施例2の本体装置及び周辺装置と同一である。図7(実施例3)において、図5(実施例2)と同様の構成要素には同様の符号を付し、説明を省略する。
図7において、701は本体装置、702は周辺装置である。本体装置701は表示部111、インターフェース部113、制御部712を有する。周辺装置702は、インターフェース部121、電力制御部123、電力プロファイルレジスタ124、周辺装置情報レジスタ126、機能ブロック522、電力プロファイル情報メモリ525、電力プロファイル判断部727を有する。機能ブロック522は、第1の機能ユニット531、第2の機能ユニット532を有する。
実施例3においては、本体装置701はコンピュータ、周辺装置702はICカードである。第1の機能ユニット531はメモリモジュール(フラッシュメモリで構成されている。)、第2の機能ユニット532は無線通信モジュールである。本体装置701と周辺装置702とは、本体装置701をマスターとし、周辺装置702をスレーブとするマスター/スレーブ方式の通信を行う。本体装置701は、周辺装置702に電力を供給する。
電力プロファイル判断部727は、本体装置701の要求仕様に基づき電力プロファイル情報リストから最適な電力プロファイル情報を決定し、決定した電力プロファイル情報を電力プロファイルレジスタ124に伝送する。電力プロファイルレジスタ124は、電力プロファイル判断部727が伝送した電力プロファイル情報を記憶する。
次に実施例3の本体装置及び周辺装置の制御方法について説明する。図8は、本発明の実施例3の本体装置及び周辺装置の電力制御方法のフローチャートである。ステップ801で、周辺装置702が本体装置701に接続され接続されたという情報が本体装置701に伝えられる。ステップ802で、本体装置701は周辺装置702に周辺装置情報を問い合わせる。例えば、周辺装置702がメモリモジュール及び無線通信モジュールを有するICカードであるという情報である。ステップ803で、周辺装置702は周辺装置情報レジスタ126から読み出した周辺装置情報を本体装置701に通知する。これにより、本体装置701は接続された周辺装置702がメモリモジュール及び無線通信モジュールを有するICカードであることを認識する。
ステップ804で、本体装置701は要求仕様を受信した周辺装置情報を基に決定し、あるいは予め内蔵した要求仕様を取り出して決定し、またはユーザが設定した要求仕様を抽出し周辺装置702に要求仕様を通知する。
例えば、本体装置701が、複数種類の周辺装置に対する要求仕様を予め持っている場合には、周辺装置情報が無線通信モジュールを有するICカードであったときは、無線通信モジュールを有するICカード用の要求仕様を取り出す。
ここでは、要求仕様が(1)周辺装置702に供給可能な電力が最大250mW、(2)周辺装置502に求める機能として、第2の機能ユニット532の転送レートが150kbps以上、第2の機能ユニット532の無線通信出力電力が15mW以上、第1の機能ユニット531及び第2の機能ユニット532が共に使用可、であるとする。ステップ805で、周辺装置702は電力プロファイル情報メモリ525から電力プロファイル情報リスト(図6)を読み出す。ステップ806で、周辺装置702の電力プロファイル判断部727は要求仕様に基づき最適な電力プロファイル情報を決定する。本例では要求仕様が周辺装置702に供給可能な電力が最大250mW、第2の機能ユニット532の転送レートが150kbps以上、第2の機能ユニット532の無線通信出力電力が15mW以上、第1の機能ユニット531及び第2の機能ユニット532が共に使用可であるので、レジスタ番号“1”の電力プロファイル情報が選択される。
ステップ807で、電力プロファイル判断部727は電力プロファイルレジスタ124に決定した電力プロファイル情報を伝送し、電力プロファイルレジスタ124は伝送された電力プロファイル情報を記憶する。ステップ808で、周辺装置702は決定した電力プロファイル情報を本体装置701に通知する。電力プロファイルレジスタ124は電力プロファイル情報「0100100001001100000000000000」を記憶し、本体装置701への伝送データは図3の202〜206(電力プロファイル情報)の部分が「0100100001001100000000000000」(レジスタ番号“1”)である。
ステップ809で、本体装置701は必要な電力を周辺装置702に供給する。ステップ810で、周辺装置702の電力制御部123は電力プロファイルレジスタ124に格納された電力プロファイル情報に基づき第1の機能ユニット531、第2の機能ユニット532の消費電力を制御する。電力制御部123は第1の機能ユニット(メモリモジュール)を動作可能とし、転送レート200kbps、無線通信出力電力20mWで第2の機能ユニット(無線通信モジュール)532を動作させる。
なお実施例3の周辺装置の機能ユニットは、メモリモジュール及び無線通信モジュールであるが、これに代えて、USBに接続して使用するカメラモジュールでも他の機能モジュールであっても良い。
実施例3の周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムにおいては、周辺装置が本体装置に接続された時に周辺装置は要求仕様に基づき電力プロファイル情報を決定している。これに代えて、周辺装置が接続された状態で本体装置の電源がオンされ時に要求仕様に基づき電力プロファイル情報を決定しても良く、また一定時間間隔で本体装置の供給可能な電力を検出し(例えば電池の電圧を監視し)、これに基づいて電力プロファイル情報を決定することとしても良い。本体装置の供給可能な電力が一定値以下になった場合に電力プロファイル情報を再決定することとしても良い。本体装置が電池で駆動される場合等において有用である。
実施例3の本体装置の要求仕様は、本体装置が周辺装置に供給可能な電力、周辺装置に求める機能の許容範囲である。これに代えて、本体装置が周辺装置に供給可能な電力、周辺装置に求める機能を指定しても良い。この場合、周辺装置は要求仕様と同一の又は近似する電力プロファイル情報を決定する。
以上説明したように実施例3においては、周辺装置の電力プロファイル情報及び本体装置の要求仕様に基づき、周辺装置が最適な電力プロファイル情報を選択することにより、本体装置は個々の周辺装置の機能等の情報がなくても、各周辺装置の電力を制御できる。
また任意の周辺装置との間で、周辺装置に対し本体装置が求める機能を発揮させかつ不要な電力を消費しないように制御可能となった。
なお、以上各実施例1〜3において、電力プロファイル情報が、電力消費レベルと複数の機能ユニットの機能に関する項目がある場合について説明したが、電力プロファイル情報が、電力消費レベルだけの場合、あるいは、機能ユニットの機能に関する項目が一つだけの場合であっても良い。
実施例1〜3の周辺装置の制御方法を実行するプログラムを媒体又は通信路を介して周辺装置にロードすることにより、その周辺装置に実施例1〜3と同様の機能を発揮させ、同様の効果を奏させることができる。
以上の各実施例で詳細に説明したように、本発明によれば、任意の本体装置と周辺装置との接続において、周辺装置の電力プロファイル情報リストに基づき、本体装置が最適な電力プロファイル情報を選択することにより、本体装置に必要な機能を発揮しつつ不要な電力を消費しない周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムを実現できるという有利な効果が得られる。
本発明によれば、任意の本体装置と周辺装置との間で、本体装置の要求仕様に基づき、周辺装置が最適な電力プロファイル情報を判断することにより、本体装置に必要な機能を発揮しつつ不要な電力を消費しない周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムを実現できるという有利な効果が得られる。
発明をある程度の詳細さをもって好適な形態について説明したが、この好適形態の現開示内容は構成の細部において変化してしかるべきものであり、各要素の組合せや順序の変化は請求された発明の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本発明は、本体装置から周辺装置に電力を供給するシステムの周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムとして有用である。
本発明は、本体装置からコマンドを入力されかつ本体装置から電力供給される周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムに関する。
近年、デジタルスチールカメラ、PDA等の携帯情報機器の普及に伴い、パーソナルコンピュータのみならずデジタルスチールカメラ、PDA等の携帯情報機器でも共通で使用できる小型の周辺装置が注目されている。
特開昭62−217314号公報に従来例1の本体装置及び周辺装置が開示されている。図9を用いて、従来例1の本体装置及び周辺装置について説明する。
図9は、従来例1の周辺装置を接続するためのI/Oスロットを有する本体装置の構成を示すブロック図である。図9において、901は本体装置である。本体装置901は、制御部902、複数のI/Oスロット903〜906、各々のI/Oスロット903〜906の電源配線の接続部に配置されたリードリレー907〜910を有する。I/Oスロット903〜906に挿入された従来例1の周辺装置は、本体装置901から電源を供給される。本体装置901は、プログラム制御により、各々のリードリレー907〜910を開閉する。I/Oスロット903〜906は、各々のリードリレー907〜910の開閉により、挿入された周辺装置に供給する電源をそれぞれ独立してオンオフすることが可能である。本体装置901は、I/Oスロットに挿入されているが動作不要の周辺装置の電源をオフすることにより、その消費電力を低減することができる。
特開2001−209764号公報に従来例2の周辺装置が開示されている。従来例2の周辺装置はICカードである。従来例2の周辺装置は、本体装置が据置型機器であれば高い内部クロックを選択し、本体装置が電池駆動型機器であれば低い内部クロックを自動的に選択する。
特開昭62−217314号公報 特開2001−209764号公報
しかし、周辺装置が高機能になる程、その回路が大規模になるため、1個の周辺装置の消費電力が増大する。このような場合、個々の周辺装置を単位として電源をオン又はオフする機能のみを有する従来例1の本体装置では電力制御が不十分であるという問題があった。
また、最近では多機能な周辺装置が登場し、使用していない機能があっても、従来例1の本体装置では、周辺装置の全回路が動作し無駄な電力を消費してしてしまうという問題があった。
電力供給元である本体装置が、携帯情報機器等の限られた電力で動作している装置である場合には、上記消費電力の問題はさらに深刻であった。
従来例2の周辺装置は、本体装置に応じて内部クロックを変更することが出来る。従来例2のICカードは、特定の本体装置に接続した場合には有効に消費電力を下げることができる。しかし、例えば多くのメーカーを含む業界で標準化されたICカード(周辺装置)においては、種々の機能を有するICカードが製品化され、それぞれのICカードは広く種々の本体装置に接続される可能性がある。ICカードによっては、そのICカードの電力を低減するのに適した要素が内部クロック以外の要素である場合がある。ICカードによっては、内部クロックを変更できない場合もある。電池駆動型本体装置であっても、ICカードが高速の内部クロックで動作することを要求する場合もある。従来例2の本体装置及び周辺装置は、その本体装置及び周辺装置が商品化された時に想定されていない接続相手の周辺装置及び本体装置に対して適切に電力制御を行うことが困難であった。
本発明は、任意の本体装置との接続において、本体装置の供給可能電力量に応じて、不要な電力を消費しない周辺装置、その制御方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、任意の本体装置との接続において、本体装置の機能等に応じて、例えば性能を優先させ又は消費電力を優先させて、自動的に最適な環境に設定する周辺装置、その制御方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、任意の周辺装置との接続において、周辺装置の機能等に応じて、例えば性能を優先させ又は消費電力を優先させて、周辺装置を自動的に最適な環境に設定する本体装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、任意の周辺装置との接続において、本体装置の供給可能電力量に応じて、周辺装置の不要な電力消費を抑える本体装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は下記の構成を有する。1つの観点による本発明の周辺装置は、本体装置からの指令に基づき機能動作する機能ユニットと、前記機能ユニットの消費電力を制御する電力制御部と、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを記憶する電力プロファイル情報メモリと、 前記本体装置との間で前記電力プロファイル情報および機能ユニットに関する指令を送受信するインターフェース部と、を備え、前記インターフェース部は、前記本体装置からの要求に応じて、前記電力プロファイル情報リストを前記本体装置に送信し、前記電力制御部は、前記本体装置から受信した前記電力プロファイル情報の選択情報に応じて前記機能ユニットの消費電力を制御する。
「電力プロファイル情報」とは、消費電力に影響を与える動作条件に関する情報を意味する。典型的には、周辺装置は本体装置から電力を供給される。
別の観点による本発明の周辺装置は、本体装置からの指令に基づき機能動作する機能ユニットと、電力プロファイル情報を記憶する電力プロファイルレジスタと、前記機能ユニットの消費電力を制御する電力制御部と、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを記憶する電力プロファイル情報メモリと、前記本体装置との間で前記電力プロファイル情報および機能ユニットに関する指令を送受信するインターフェース部と、を備え、前記インターフェース部は、前記本体装置からの要求に応じて、前記電力プロファイル情報メモリに記憶された前記電力プロファイル情報リストを前記本体装置に送信し、前記本体装置から受信した前記電力プロファイル情報の選択情報に応じて前記電力プロファイル情報メモリから対応する電力プロファイル情報を前記電力プロファイルレジスタに格納し、前記電力制御部は、前記電力プロファイルレジスタに格納された前記電力プロファイル情報を解読し、解読した前記電力プロファイル情報に基づいて、前記機能ユニットの消費電力を制御する。
別の観点による本発明の周辺装置は、本体装置からの指令に基づき機能動作する機能ユニットと、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを記憶する電力プロファイル情報メモリと、前記本体装置との間で前記本体装置が指定した電力プロファイル又は許容する電力プロファイルの範囲についての情報または前記機能ユニットに関する指令を送受信するインターフェース部と、前記電力プロファイル情報メモリに記憶された前記電力プロファイル情報リストから、前記本体装置が指定し又は許容する電力プロファイルと同一の又は近似する前記電力プロファイル情報を抽出する電力プロファイル判断部と、前記電力プロファイル判断部が抽出した前記電力プロファイル情報を記憶する前記電力プロファイルレジスタと、前記機能ユニットの消費電力を制御する電力制御部と、を備え、前記インターフェース部は、前記本体装置から送信された前記本体装置が指定し又は許容する電力プロファイルの範囲についての情報を前記電力プロファイル判断部に伝送し、前記電力制御部は、前記電力プロファイルレジスタに記憶された前記電力プロファイル情報を解読し、解読した前記電力プロファイル情報に基づいて前記機能ユニットの消費電力を制御する。
本体装置は、1つの電力プロファイルを指定し又は許容しても良く、複数の又は任意の範囲の電力プロファイルを指定し又は許容しても良い。本体装置が複数の又は任意の範囲の電力プロファイルを指定し又は許容した場合、「同一」とは、典型的には、複数の電力プロファイルの1に該当すること又は指示された範囲に含まれる電力プロファイルであることを意味し、「近似」とは同一ではないが、複数の電力プロファイルの1に近似すること又は指示された範囲に近いことを意味する。「近似」は、電力プロファイル情報リストの中で相対的に最も近似する電力プロファイル情報を抽出すれば良い。又は電力プロファイル情報リストの中から、指定等された電力プロファイルより低消費電力を実現する電力プロファイル情報であって、最も近似する電力プロファイル情報を抽出しても良い。
別の観点による上記の本発明の周辺装置においては、前記電力プロファイル判断部は、前記本体装置から送られた電圧の値に基づいて、電力プロファイルレジスタに格納する前記電力プロファイル情報を変更する。
例えば周辺装置は、本体装置から送られた電源電圧の値が低くなる程、電力プロファイルレジスタに格納する電力プロファイル情報を、低消費電力のものに変更する。
別の観点による上記の本発明の周辺装置においては、前記電力プロファイル情報は、パワーアンプの最大出力値、無線通信の転送レート、及び前記機能ユニットの使用の有無の中の少なくとも1つを要素として有し、前記電力制御部は、前記電力プロファイルレジスタの前記要素に関して前記機能ユニットの消費電力を制御する。
別の観点による本発明の本体装置は、周辺装置が電力を制御するための情報である1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを前記周辺装置に要求し、前記周辺装置から送信された前記電力プロファイル情報リストから本体装置に適した1つの電力プロファイル情報を選択し、選択した電力プロファイル情報の選択情報を前記周辺装置に送信する。
別の観点による上記の本発明の本体装置においては、電源電圧の値に応じて、異なる前記電力プロファイル情報を決定する。
別の観点による上記の本発明の本体装置においては、前記電力プロファイル情報は、パワーアンプの最大出力値、機能ユニットのクロック周波数の値、及び前記機能ユニットの使用の有無の中の少なくとも1つを要素として有する。
別の観点による本発明の周辺装置の制御方法は、本体装置からの要求に応じて、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを前記本体装置に送信する送信ステップと、前記本体装置から送信された電力プロファイル情報の選択情報を受信する受信ステップと、前記電力プロファイル情報の選択情報に応じて機能ユニットの消費電力を制御する電力制御ステップと、を有する。
別の観点による本発明の周辺装置の制御方法は、本体装置からの要求に応じて、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを前記本体装置に送信する送信ステップと、前記本体装置から送信された電力プロファイル情報の選択情報を受信する受信ステップと、前記電力プロファイル情報の選択情報に応じて電力プロファイルメモリから対応する前記電力プロファイル情報を抽出し、記憶する記憶ステップと、前記電力プロファイル情報を解読し、解読された前記電力プロファイル情報に基づき機能ユニットの消費電力を制御する電力制御ステップと、を有する。
別の観点による本発明の周辺装置の制御方法は、本体装置から送信された、前記本体装置が指定した電力プロファイル又は許容する電力プロファイルの範囲についての情報を受信する受信ステップと、電力プロファイル情報メモリに記憶された1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストから、前記本体装置が指定し又は許容する電力プロファイルと同一の又は近似する前記電力プロファイル情報を抽出する前記電力プロファイル判断ステップと、抽出された前記電力プロファイル情報に基づき機能ユニットの消費電力を制御する電力制御ステップと、を有する。
別の観点による本発明の本体装置の制御方法は、周辺装置が電力を制御するための情報である1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを前記周辺装置に要求し、前記周辺装置から送信された前記電力プロファイル情報リストから本体装置に適した1つの電力プロファイル情報を選択し、選択した電力プロファイル情報の選択情報を前記周辺装置に送信する。
別の観点による本発明のプログラムは、コンピュータに上記の周辺装置の制御方法を実行させるためのプログラムである。
「機能ユニット」とは、1つのまとまった商品機能を発揮する単位を意味する。例えば無線通信モジュール、メモリモジュール等である。ユーザが認識しない機能要素(例えばラッチ回路)より大きな単位である。
本発明は、任意の本体装置との接続において、本体装置の機能等にあった機能を発揮し、且つ不要な電力を消費しない周辺装置、その制御方法及びそのプログラムを実現できるという作用を有する。
本発明は、任意の周辺装置との接続において、周辺装置が本体装置の機能等にあった機能を発揮し且つ不要な電力を消費しないように、周辺装置を制御する本体装置及びその制御方法を実現できるという作用を有する。
発明の新規な特徴は添付の請求の範囲に特に記載したものに他ならないが、構成及び内容の双方に関して本発明は、他の目的や特徴と共に、図面と共同して理解されるところの以下の詳細な説明から、より良く理解され評価されるであろう。
発明によれば、任意の本体装置と周辺装置との接続において、周辺装置の電力プロファイル情報リストに基づき、本体装置が最適な電力プロファイル情報を選択することにより、本体装置に必要な機能を発揮しつつ不要な電力を消費しない周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムを実現できるという有利な効果が得られる。
本発明によれば、任意の本体装置と周辺装置との間で、本体装置の要求仕様に基づき、周辺装置が最適な電力プロファイル情報を判断することにより、本体装置に必要な機能を発揮しつつ不要な電力を消費しない周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムを実現できるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施例について、図面とともに記載する。
図1〜図4を用いて、本発明の実施例1の周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムについて説明する。
はじめに実施例1の本体装置及び周辺装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施例1の本体装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。図1において、101は本体装置、102は周辺装置である。本体装置101は表示部111、制御部112、インターフェース部113を有する。周辺装置102は、インターフェース部121、機能ブロック122、電力制御部123、電力プロファイルレジスタ124、電力プロファイル情報メモリ125、周辺装置情報レジスタ126を有する。機能ブロック122は、機能ユニット131を有する。
実施例1においては、本体装置101はコンピュータ、周辺装置102はICカードである。機能ユニット131は無線通信モジュールである。本体装置101と周辺装置102とは、本体装置101をマスターとし、周辺装置102をスレーブとするマスター/スレーブ方式の通信を行う。本体装置101は、周辺装置102に電力を供給する。本体装置101の電力供給能力に応じて、周辺装置102の動作条件を変更する。
インターフェース部121は、本体装置101との間で情報を送受信する。本体装置101から送信された情報が、本体装置101が決定した電力プロファイル情報のレジスタ番号であれば、電力プロファイルレジスタ124に伝送し、機能ユニットに対する指令であれば、機能ユニット131に伝送する。
電力制御部123は、電力プロファイルレジスタ124に記憶された電力プロファイル情報を読み出し、読み出した電力プロファイル情報に基づいて機能ユニット131の消費電力を制御する。
電力プロファイル情報メモリ125は、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを格納する。ここで電力プロファイル情報は、複数の本体装置及び周辺装置において共通に使用される標準化されたフォーマットの、電力制御のための情報である。任意の本体装置と任意の周辺装置との間で、電力プロファイル情報を送受信することができる。
周辺装置情報レジスタ126は、周辺装置が何の機能ユニットを有する等の情報を格納する。
以下、電力プロファイル情報について更に詳細に説明する。図2は、電力プロファイル情報メモリ125に格納された電力プロファイル情報リストである。図2において、201はレジスタ番号、202は電力消費レベル(4ビット)、203から205は機能ユニットの機能に関する情報であり、203は無線通信の転送レート(2ビット)、204はスピーカ用パワーアンプの出力最大値(3ビット)、205は無線通信用パワーアンプの出力最大値(3ビット)、また、206は各機能ユニットのオン/オフ情報(16ビット)である。ここで上段は電力プロファイル情報メモリ125に格納されたデータであり(2進数で表示している)、下段(カッコ書き)は上段のデータ示す内容を説明するために付したものである。
図3は、本発明の実施例1〜3の本体装置101と周辺装置102との間で伝送される電力プロファイル情報を含む伝送データの構成を示す図である。図3において、301は伝送されるデータが電力プロファイル情報であることを示すコマンドコード又はレスポンスコード、302は伝送されるデータの情報量、202〜206は図2に示した電力プロファイル情報を示し、202は電力消費レベル(4ビット)、203は無線通信の転送レート(2ビット)、204はスピーカ用パワーアンプの出力最大値(3ビット)、205は無線通信用パワーアンプの出力最大値(3ビット)、206は各機能ユニットのオン/オフ情報(16ビット)である。また303はその他の情報である。
電力消費レベル202は、所定の条件で機能ユニット131を動作させた場合の消費電力を示す。電力消費レベル202は相対的な電力消費レベルを示す。電力消費レベル202が“0000”(2進数表示)であれば、周辺装置102は機能を全て停止し、電力を消費しない。電力消費レベル202が“1111”(2進数表示)であれば、周辺装置102は最大消費電力で動作し、又は電力制御部123は電力消費レベル202に基づく電力制御を行わず、他の要素(例えば無線通信の転送レート203)に基づく電力制御を行う。
周辺装置102は、その電力消費レベル202を16段階で切り換えても良く、電力消費レベル202に基づいて例えば4段階で切り換えても良い。電力消費レベル202が例えば“1000”(2進数表示)であれば、周辺装置102は、その電力消費レベルを中レベルに設定する(例えば0〜3の4段階における2)。電力消費レベル202が絶対的な電力消費レベルを示しても良い。伝送データは、例えばコマンドコード又はレスポンスコード301、情報量302及び電力消費レベル202だけで構成されていても良い。
各機能ユニットの機能に関する情報(203〜205)は、機能ユニット131を動作させる条件を示す。
無線通信の転送レート203は無線通信の転送レートの相対値を示す。無線通信の転送レート203が“00”(2進数表示)であれば、周辺装置102は無線通信の転送レートを最も低い値に設定し、消費電力を最低にする。無線通信の転送レート203が“11”(2進数表示)であれば、周辺装置102は無線通信の転送レートを最も高い値に設定し、消費電力を最大にし、最も早い応答ができるようにする。
スピーカ用パワーアンプの出力最大値204はスピーカ用パワーアンプの出力最大値の相対値を示す。スピーカ用パワーアンプの出力最大値204が“000”(2進数表示)であれば、周辺装置102はスピーカを動作させず、スピーカに電力を供給しない。スピーカ用パワーアンプの出力最大値204が“111”(2進数表示)であれば、周辺装置102はスピーカ用パワーアンプの出力最大値204を最大に設定し、消費電力を最大にし、スピーカが最も大きな音を出すようにする。なお、スピーカを有していない周辺装置102は、スピーカ用パワーアンプの出力最大値204を無視する。
無線通信用パワーアンプの出力最大値205は無線通信用パワーアンプの出力最大値の相対値を示す。無線通信用パワーアンプの出力最大値205が“000”(2進数表示)であれば、周辺装置102は機能ユニット(無線通信モジュール)131のパワーアンプを動作させず、パワーアンプに電力を供給しない。無線通信用パワーアンプの出力最大値205が“111”(2進数表示)であれば、周辺装置102は無線通信用パワーアンプの出力最大値205を最大に設定し、消費電力を最大にし、機能ユニット(無線通信モジュール)131が最も遠距離まで通信できるようにする。
各機能ユニットのオン/オフ情報206は、機能ユニット131が使用可能か否かを示す。機能ユニットのオン/オフ情報206(16ビット)の各ビットはそれぞれ1つの特定の機能ユニットに対応付けられている。1つのビットが1であれば、そのビットに対応付けられた機能ユニットはアクティブであり、そのビットが0であれば、そのビットに対応付けられた機能ユニットは動作せず、電力制御部123はその機能ユニットの消費電力を最低にする。
その他の情報303はオプションデータであって、例えば標準化された電力プロファイル情報に含まれない要素又は機能ユニットに関する情報等である。
周辺装置102は、周辺装置が有していない要素の情報を無視するものであり例えば、本実施例1では、スピーカを有していない周辺装置におけるスピーカ用パワーアンプの出力最大値204は無視され、また機能ユニットは1つであるので、オン/オフ情報206の先頭の1ビットのみが使われることになる。
次に実施例1の本体装置及び周辺装置の制御方法について説明する。図4は、本発明の実施例1の本体装置及び周辺装置の電力制御方法のフローチャートである。ステップ401で、周辺装置102が本体装置101に接続され接続されたという情報が本体装置101に伝えられる。ステップ402で、本体装置101は周辺装置102に周辺装置情報を問い合わせる。周辺装置情報とは、周辺装置102が何であるかを示す情報である。例えば、周辺装置102が無線通信モジュールを有するICカードであるという情報である。ステップ403で、周辺装置102は周辺装置情報レジスタ126から読み出した周辺装置情報を本体装置101に通知する。これにより、本体装置101は接続された周辺装置102が無線通信モジュールを有するICカードであることを認識する。
ステップ404で、本体装置101は周辺装置102に電力プロファイル情報を問い合わせる。ステップ405で、周辺装置102は電力プロファイル情報メモリ125から電力プロファイル情報リスト(図2)を読み出し、読み出した電力プロファイル情報リストに基づき図3に示す伝送データを作成し、本体装置101に通知する。ここで、本体装置101への伝送データは図3の202〜206(電力プロファイル情報)の部分が「0010010000101000000000000000」(レジスタ番号0)の伝送データと、「0100010001001000000000000000」(レジスタ番号1)の2つの伝送データである。これにより、本体装置101は接続された周辺装置102の電力プロファイル情報を得ることができる。本例のように電力プロファイル情報が複数ある場合は、レジスタ番号の小さい順に伝送データが送付され、受信した順番で電力プロファイル情報のレジスタ番号を知ることが出来る。
ステップ406で、本体装置101は要求仕様を受信した周辺装置情報を基に決定し、あるいは予め内蔵した要求仕様を取り出して決定する。要求仕様とは、(1)本体装置101が周辺装置102に供給可能な電力、(2)周辺装置102に求める機能、である。
例えば、本体装置101が、複数種類の周辺装置に対する要求仕様を予め持っている場合には、周辺装置情報が無線通信モジュールを有するICカードであったときは、無線通信モジュールを有するICカード用の要求仕様を取り出す。
ここでは、決定した要求仕様が(1)周辺装置に供給可能な電力が最大150mW、(2)機能ユニットの無線通信出力電力が5mW以上、であるとする。なお、要件仕様は、全ての条件を指定しても良いし1つの条件のみを指定しても良い。
ステップ407で、本体装置101は要求仕様に基づき最適な電力プロファイル情報を決定する。本例では要求仕様が周辺装置102に供給可能な電力が最大150mW、機能ユニットの無線通信出力電力が5mW以上であるので、レジスタ番号“0”の電力プロファイル情報が選択される。ステップ408で、本体装置101は決定した電力プロファイル情報のレジスタ番号を周辺装置102に通知し、必要な電力を周辺装置102に供給する。
ステップ409で、周辺装置102は決定された電力プロファイル情報のレジスタ番号を受信する。ステップ410で、周辺装置102は受信したレジスタ番号に対応する電力プロファイル情報を電力プロファイルレジスタ124に格納する。ステップ411で、電力制御部123は電力プロファイルレジスタ124に格納された電力プロファイル情報に基づき機能ユニット131の消費電力を制御する。本例の場合周辺装置102がレジスタ番号“0”を受信するので、電力プロファイルレジスタ124は電力プロファイル情報「0010010000101000000000000000」を記憶し、この電力プロファイル情報に従い、電力制御部123は転送レート100kbps、無線通信出力電力10mWで機能ユニット(無線通信モジュール)131を動作させる。
実施例1の本体装置及びその制御方法においては、本体装置が要求仕様に基づき最適な電力プロファイル情報を自動的に判断している。これに代えて、供給可能な電力の範囲内でユーザに任意の要求仕様を設定させても良い。ユーザは、例えば、短時間大きな消費電力を消費する動作を要求仕様に設定し、又は低消費電力で長時間使用する要求仕様を設定する。
なお実施例1の周辺装置の機能ユニットは、無線通信モジュールであるが、これに代えて、USBに接続して使用するカメラモジュールでも他の機能モジュールであっても良い。
実施例1の周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムにおいては、周辺装置が本体装置に接続された時に本体装置は要求仕様に基づき電力プロファイル情報を決定している。これに代えて、周辺装置が接続された状態で本体装置の電源がオンされ時に要求仕様に基づき電力プロファイル情報を決定しても良く、また一定時間間隔で本体装置の供給可能な電力を検出し(例えば電源である電池の電圧を監視し)、これに基づいて電力プロファイル情報を決定することとしても良い。本体装置の供給可能な電力が一定値以下になった場合に電力プロファイル情報を再決定することとしても良い。本体装置が電池で駆動される場合等において有用である。
実施例1の本体装置の要求仕様は、本体装置が周辺装置に供給可能な電力、周辺装置に求める機能の許容範囲である。これに代えて、本体装置が周辺装置に供給可能な電力、周辺装置に求める機能を指定しても良い。この場合、本体装置は要求仕様と同一の又は近似する電力プロファイル情報を決定する。
以上説明したように、実施例1においては、周辺装置の電力プロファイル情報及び本体装置の要求仕様に基づき、本体装置が最適な電力プロファイル情報を選択することにより、任意の周辺装置との間で、周辺装置に対し本体装置が求める機能を発揮させかつ不要な電力を消費しないように制御可能となった。
図5、6を用いて、本発明の実施例2の周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムについて説明する。
はじめに実施例2の本体装置及び周辺装置の構成について説明する。図5は、本発明の実施例2の本体装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。実施例1(図1)と異なる点は、周辺装置に機能ユニットを1個追加したことである。それ以外の点において、実施例2の本体装置及び周辺装置は、実施例1の本体装置及び周辺装置と同一である。図5(実施例2)において、図1(実施例1)と同様の構成要素には同様の符号を付し、説明を省略する。
図5において、101は本体装置、502は周辺装置である。本体装置101は表示部111、制御部112、インターフェース部113を有する。周辺装置502は、インターフェース部121、電力制御部123、電力プロファイルレジスタ124、周辺装置情報レジスタ126、機能ブロック522、電力プロファイル情報メモリ525を有する。機能ブロック522は、第1の機能ユニット531、第2の機能ユニット532を有する。
実施例2においては、本体装置101はコンピュータ、周辺装置502はICカードである。第1の機能ユニット531はメモリモジュール(フラッシュメモリで構成されている。)、第2の機能ユニット532は無線通信モジュールである。本体装置101と周辺装置502とは、本体装置101をマスターとし、周辺装置502をスレーブとするマスター/スレーブ方式の通信を行う。本体装置101は、周辺装置502に電力を供給する。
以下、電力プロファイル情報について説明する。図6は、本発明の実施例2の周辺機器502の電力プロファイル情報メモリ525に格納された電力プロファイル情報リストである。図6(実施例2)において、図2(実施例1)と同様の構成要素には同様の符号を付し、説明を省略する。 図6の電力プロファイル情報リストは4個の電力プロファイル情報(レジスタ0〜レジスタ3に対応する部分)を有し、また第1の機能ユニット及び第2の機能ユニットの2つの機能ユニットを有することに対応した機能ユニットのオン/オフ情報20の1ビット目と2ビット目の部分が有効に働く点が実施例1と異なる。
次に実施例2の本体装置及び周辺装置の制御方法について説明する。なお、本発明の実施例2の本体装置及び周辺装置の電力制御方法の説明に当たっては基本的なフローが実施例1と同様であるので実施例1で用いた図4のフローチャートを用いて以下説明する。ステップ401〜ステップ404は実施例1と同様であるため説明を省略する。ステップ405で、周辺装置502は電力プロファイル情報メモリ525から電力プロファイル情報リスト(図6)を読み出し、読み出した電力プロファイル情報リストに基づき伝送データを作成し、本体装置101に通知する。本体装置101への伝送データは図3の202〜206(電力プロファイル情報)の部分が「0010010000101000000000000000」(レジスタ番号“0”)の伝送データと、「0100100001001100000000000000」(レジスタ番号“1”)の伝送データと、「0110110001100100000000000000」(レジスタ番号“2”)の伝送データと、「1000110001101100000000000000」(レジスタ番号“3”)の伝送データとである。これにより、本体装置101は接続された周辺装置02の電力プロファイル情報を得ることができる。実施例1でも説明したように、本例のように電力プロファイル情報が複数ある場合は、レジスタ番号の小さい順に伝送データが送付され、受信した順番で電力プロファイル情報のレジスタ番号を知ることが出来る。
ステップ406で、本体装置101は要求仕様を受信した周辺装置情報を基に決定し、あるいは予め内蔵した要求仕様を取り出して決定する。要求仕様とは、(1)本体装置101が周辺装置02に供給可能な電力、(2)周辺装置02に求める機能、である。
例えば、本体装置101が、複数種類の周辺装置に対する要求仕様を予め持っている場合には、周辺装置情報が無線通信モジュールを有するICカードであったときは、無線通信モジュールを有するICカード用の要求仕様を取り出す。
ここでは、決定した要求仕様が、(1)周辺装置502に供給可能な電力が最大250mW、(2)周辺装置502に求める機能として、第2の機能ユニット532の転送レートが150kbps以上、第2の機能ユニット532の無線通信出力電力が15mW以上、第1の機能ユニット531及び第2の機能ユニット532が共に使用可、であるとする。
ステップ407で、本体装置101は要求仕様に基づき最適な電力プロファイル情報を決定する。本例では要求仕様が周辺装置502に供給可能な電力が最大250mW、第2の機能ユニット532の転送レートが150kbps以上、第2の機能ユニット532の無線通信出力電力が15mW以上、第1の機能ユニット531及び第2の機能ユニット532が共に使用可であるので、レジスタ番号“1”の電力プロファイル情報が選択される。ステップ408で、本体装置101は決定した電力プロファイル情報のレジスタ番号を周辺装置02に通知し、必要な電力を周辺装置502に供給する。
ステップ409で、周辺装置502は決定された電力プロファイル情報のレジスタ番号を受信する。ステップ410で、周辺装置502は受信したレジスタ番号に対応する電力プロファイル情報を電力プロファイルレジスタ124に格納する。ステップ411で、電力制御部123は電力プロファイルレジスタ124に格納された電力プロファイル情報に基づき第1の機能ユニット531、第2の機能ユニット532の消費電力を制御する。本例の場合周辺装置502はレジスタ番号“1”を受信するので、電力プロファイルレジスタ124は電力プロファイル情報「0100100001001100000000000000」を記憶し、電力制御部123は第1の機能ユニット(メモリモジュール)531を動作可能とし、転送レート200kbps、無線通信出力電力20mWで第2の機能ユニット(無線通信モジュール)532を動作させる。
実施例2の本体装置及びその制御方法においては、本体装置が要求仕様に基づき最適な電力プロファイル情報を自動的に判断している。これに代えて、供給可能な電力の範囲内でユーザが使いたい機能を選択することとしても良い。例えば本体装置が周辺装置に供給可能な電力が300mW以下の場合、本体装置のディスプレイに「(1)メモリ機能のみを使用(消費電力100mW) (2)メモリ機能及び無線通信機能を両方使用(無線通信用パワーアンプの出力最大値は20mW。消費電力200mW) (3)無線通信機能のみを使用(無線通信用パワーアンプの出力最大値は40mW。消費電力300mW)」という選択画面を表示し、ユーザは(1)〜(3)の中から1つを選択する。
なお実施例2の周辺装置の機能ユニットは、メモリモジュール及び無線通信モジュールであるが、これに代えて、USBに接続して使用するカメラモジュールでも他の機能モジュールであっても良い。
実施例2の周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムにおいては、周辺装置が本体装置に接続された時に本体装置は要求仕様に基づき電力プロファイル情報を決定している。これに代えて、周辺装置が接続された状態で本体装置の電源がオンされ時に要求仕様に基づき電力プロファイル情報を決定しても良く、また一定時間間隔で本体装置の供給可能な電力を検出し(例えば電池の電圧を監視し)、これに基づいて電力プロファイル情報を決定することとしても良い。本体装置の供給可能な電力が一定値以下になった場合に電力プロファイル情報を再決定することとしても良い。本体装置が電池で駆動される場合等において有用である。
実施例2の本体装置の要求仕様は、本体装置が周辺装置に供給可能な電力、周辺装置に求める機能の許容範囲である。これに代えて、本体装置が周辺装置に供給可能な電力、周辺装置に求める機能を指定しても良い。この場合、本体装置は要求仕様と同一の又は近似する電力プロファイル情報を決定する。
以上説明したように、実施例2においては、多機能な周辺装置の電力プロファイル情報及び本体装置の要求仕様に基づき、本体装置が最適な電力プロファイル情報を選択することにより、任意の周辺装置との間で、周辺装置に対し本体装置が求める機能を発揮させかつ不要な電力を消費しないように制御可能となった。
図7、8を用いて、本発明の実施例3の周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムについて説明する。
はじめに実施例3の本体装置及び周辺装置の構成について説明する。図7は、本発明の実施例3の本体装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。実施例2(図5)と異なる点は、周辺装置に電力プロファイル判断部を追加し、本体装置に代えて電力プロファイル判断部が電力プロファイルレジスタに設定する電力プロファイル情報を決定する。それ以外の点において、実施例3の本体装置及び周辺装置は、実施例2の本体装置及び周辺装置と同一である。図7(実施例3)において、図5(実施例2)と同様の構成要素には同様の符号を付し、説明を省略する。
図7において、701は本体装置、702は周辺装置である。本体装置701は表示部111、インターフェース部113、制御部712を有する。周辺装置702は、インターフェース部121、電力制御部123、電力プロファイルレジスタ124、周辺装置情報レジスタ126、機能ブロック522、電力プロファイル情報メモリ525、電力プロファイル判断部727を有する。機能ブロック522は、第1の機能ユニット531、第2の機能ユニット532を有する。
実施例3においては、本体装置701はコンピュータ、周辺装置702はICカードである。第1の機能ユニット531はメモリモジュール(フラッシュメモリで構成されている。)、第2の機能ユニット532は無線通信モジュールである。本体装置701と周辺装置702とは、本体装置701をマスターとし、周辺装置702をスレーブとするマスター/スレーブ方式の通信を行う。本体装置701は、周辺装置702に電力を供給する。
電力プロファイル判断部727は、本体装置701の要求仕様に基づき電力プロファイル情報リストから最適な電力プロファイル情報を決定し、決定した電力プロファイル情報を電力プロファイルレジスタ124に伝送する。電力プロファイルレジスタ124は、電力プロファイル判断部727が伝送した電力プロファイル情報を記憶する。
次に実施例3の本体装置及び周辺装置の制御方法について説明する。図8は、本発明の実施例3の本体装置及び周辺装置の電力制御方法のフローチャートである。ステップ801で、周辺装置702が本体装置701に接続され接続されたという情報が本体装置701に伝えられる。ステップ802で、本体装置701は周辺装置702に周辺装置情報を問い合わせる。例えば、周辺装置702がメモリモジュール及び無線通信モジュールを有するICカードであるという情報である。ステップ803で、周辺装置702は周辺装置情報レジスタ126から読み出した周辺装置情報を本体装置701に通知する。これにより、本体装置701は接続された周辺装置702がメモリモジュール及び無線通信モジュールを有するICカードであることを認識する。
ステップ804で、本体装置701は要求仕様を受信した周辺装置情報を基に決定し、あるいは予め内蔵した要求仕様を取り出して決定し、またはユーザが設定した要求仕様を抽出し周辺装置702に要求仕様を通知する。
例えば、本体装置701が、複数種類の周辺装置に対する要求仕様を予め持っている場合には、周辺装置情報が無線通信モジュールを有するICカードであったときは、無線通信モジュールを有するICカード用の要求仕様を取り出す。
ここでは、要求仕様が(1)周辺装置702に供給可能な電力が最大250mW、(2)周辺装置02に求める機能として、第2の機能ユニット532の転送レートが150kbps以上、第2の機能ユニット532の無線通信出力電力が15mW以上、第1の機能ユニット531及び第2の機能ユニット532が共に使用可、であるとする。ステップ805で、周辺装置702は電力プロファイル情報メモリ525から電力プロファイル情報リスト(図6)を読み出す。ステップ806で、周辺装置702の電力プロファイル判断部727は要求仕様に基づき最適な電力プロファイル情報を決定する。本例では要求仕様が周辺装置702に供給可能な電力が最大250mW、第2の機能ユニット532の転送レートが150kbps以上、第2の機能ユニット532の無線通信出力電力が15mW以上、第1の機能ユニット531及び第2の機能ユニット532が共に使用可であるので、レジスタ番号“1”の電力プロファイル情報が選択される。
ステップ807で、電力プロファイル判断部727は電力プロファイルレジスタ124に決定した電力プロファイル情報を伝送し、電力プロファイルレジスタ124は伝送された電力プロファイル情報を記憶する。ステップ808で、周辺装置702は決定した電力プロファイル情報を本体装置701に通知する。電力プロファイルレジスタ124は電力プロファイル情報「0100100001001100000000000000」を記憶し、本体装置701への伝送データは図3の202〜206(電力プロファイル情報)の部分が「0100100001001100000000000000」(レジスタ番号“1”)である。
ステップ809で、本体装置701は必要な電力を周辺装置702に供給する。ステップ810で、周辺装置702の電力制御部123は電力プロファイルレジスタ124に格納された電力プロファイル情報に基づき第1の機能ユニット531、第2の機能ユニット532の消費電力を制御する。電力制御部123は第1の機能ユニット(メモリモジュール)を動作可能とし、転送レート200kbps、無線通信出力電力20mWで第2の機能ユニット(無線通信モジュール)532を動作させる。
なお実施例3の周辺装置の機能ユニットは、メモリモジュール及び無線通信モジュールであるが、これに代えて、USBに接続して使用するカメラモジュールでも他の機能モジュールであっても良い。
実施例3の周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムにおいては、周辺装置が本体装置に接続された時に周辺装置は要求仕様に基づき電力プロファイル情報を決定している。これに代えて、周辺装置が接続された状態で本体装置の電源がオンされ時に要求仕様に基づき電力プロファイル情報を決定しても良く、また一定時間間隔で本体装置の供給可能な電力を検出し(例えば電池の電圧を監視し)、これに基づいて電力プロファイル情報を決定することとしても良い。本体装置の供給可能な電力が一定値以下になった場合に電力プロファイル情報を再決定することとしても良い。本体装置が電池で駆動される場合等において有用である。
実施例3の本体装置の要求仕様は、本体装置が周辺装置に供給可能な電力、周辺装置に求める機能の許容範囲である。これに代えて、本体装置が周辺装置に供給可能な電力、周辺装置に求める機能を指定しても良い。この場合、周辺装置は要求仕様と同一の又は近似する電力プロファイル情報を決定する。
以上説明したように実施例3においては、周辺装置の電力プロファイル情報及び本体装置の要求仕様に基づき、周辺装置が最適な電力プロファイル情報を選択することにより、本体装置は個々の周辺装置の機能等の情報がなくても、各周辺装置の電力を制御できる。
また任意の周辺装置との間で、周辺装置に対し本体装置が求める機能を発揮させかつ不要な電力を消費しないように制御可能となった。
なお、以上各実施例1〜3において、電力プロファイル情報が、電力消費レベルと複数の機能ユニットの機能に関する項目がある場合について説明したが、電力プロファイル情報が、電力消費レベルだけの場合、あるいは、機能ユニットの機能に関する項目が一つだけの場合であっても良い。
実施例1〜3の周辺装置の制御方法を実行するプログラムを媒体又は通信路を介して周辺装置にロードすることにより、その周辺装置に実施例1〜3と同様の機能を発揮させ、同様の効果を奏させることができる。
発明をある程度の詳細さをもって好適な形態について説明したが、この好適形態の現開示内容は構成の細部において変化してしかるべきものであり、各要素の組合せや順序の変化は請求された発明の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
図面の一部又は全部は、図示を目的とした概要的表現により描かれており、必ずしもそこに示された要素の実際の相対的大きさや位置を忠実に描写しているとは限らないことは考慮願いたい。
本発明は、本体装置から周辺装置に電力を供給するシステムの周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラムとして有用である。
図1は、本発明の実施例1の本体装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施例1の周辺機器の電力プロファイル情報メモリに格納された電力プロファイル情報リストである。 図3は、本発明の実施例1〜3の本体装置と周辺装置との間で伝送される電力プロファイル情報を含む伝送データの構成を示す図である。 図4は、本発明の実施例1、2の本体装置及び周辺装置の電力制御方法のフローチャートである。 図5は、本発明の実施例2の本体装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の実施例2、3の周辺機器の電力プロファイル情報メモリに格納された電力プロファイル情報リストである。 図7は、本発明の実施例3の本体装置及び周辺機器の構成を示すブロック図である。 図8は、本発明の実施例3の本体装置及び周辺装置の電力制御方法のフローチャートである。 図9は、従来例1の周辺装置を接続するためのI/Oスロットを有する本体装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
101、701、901 本体装置
102、502、702 周辺装置
111 表示部
112、712、902 制御部
113、121 インターフェース部
122、522 機能ブロック
123 電力制御部
124 電力プロファイルレジスタ
125、525 電力プロファイル情報メモリ
126 周辺装置情報レジスタ
131 機能ユニット
531 第1の機能ユニット
532 第2の機能ユニット
727 電力プロファイル判断部
903、904、905、906 I/Oスロット
907、908、909、910 リードリレー

Claims (13)

  1. 本体装置からの指令に基づき機能動作する機能ユニットと、
    前記機能ユニットの消費電力を制御する電力制御部と、
    1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを記憶する電力プロファイル情報メモリと、
    前記本体装置との間で前記電力プロファイル情報および機能ユニットに関する指令を送受信するインターフェース部と、
    を備え、
    前記インターフェース部は、前記本体装置からの要求に応じて、前記電力プロファイル情報リストを前記本体装置に送信し、
    前記電力制御部は、前記本体装置から受信した前記電力プロファイル情報の選択情報に応じて前記機能ユニットの消費電力を制御する
    ことを特徴とする周辺装置。
  2. 本体装置からの指令に基づき機能動作する機能ユニットと、
    電力プロファイル情報を記憶する電力プロファイルレジスタと、
    前記機能ユニットの消費電力を制御する電力制御部と、
    1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを記憶する電力プロファイル情報メモリと、
    前記本体装置との間で前記電力プロファイル情報および機能ユニットに関する指令を送受信するインターフェース部と、
    を備え、
    前記インターフェース部は、前記本体装置からの要求に応じて、前記電力プロファイル情報メモリに記憶された前記電力プロファイル情報リストを前記本体装置に送信し、
    前記本体装置から受信した前記電力プロファイル情報の選択情報に応じて前記電力プロファイル情報メモリから対応する電力プロファイル情報を前記電力プロファイルレジスタに格納し、
    前記電力制御部は、前記電力プロファイルレジスタに格納された前記電力プロファイル情報を解読し、解読した前記電力プロファイル情報に基づいて、前記機能ユニットの消費電力を制御する
    ことを特徴とする周辺装置。
  3. 本体装置からの指令に基づき機能動作する機能ユニットと、
    1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを記憶する電力プロファイル情報メモリと、
    前記本体装置との間で前記本体装置が指定した電力プロファイル又は許容する電力プロファイルの範囲についての情報または前記機能ユニットに関する指令を送受信するインターフェース部と、
    前記電力プロファイル情報メモリに記憶された前記電力プロファイル情報リストから、前記本体装置が指定し又は許容する電力プロファイルと同一の又は近似する前記電力プロファイル情報を抽出する電力プロファイル判断部と、
    前記電力プロファイル判断部が抽出した前記電力プロファイル情報を記憶する前記電力プロファイルレジスタと、
    前記機能ユニットの消費電力を制御する電力制御部と、
    を備え、
    前記インターフェース部は、前記本体装置から送信された前記本体装置が指定し又は許容する電力プロファイルの範囲についての情報を前記電力プロファイル判断部に伝送し、
    前記電力制御部は、前記電力プロファイルレジスタに記憶された前記電力プロファイル情報を解読し、解読した前記電力プロファイル情報に基づいて前記機能ユニットの消費電力を制御する
    ことを特徴とする周辺装置。
  4. 前記電力プロファイル判断部は、前記本体装置から送られた電圧の値に基づいて、電力プロファイルレジスタに格納する前記電力プロファイル情報を変更することを特徴とする請求項3に記載の周辺装置。
  5. 前記電力プロファイル情報は、パワーアンプの最大出力値、無線通信の転送レート、及び前記機能ユニットの使用の有無の中の少なくとも1つを要素として有し、
    前記電力制御部は、前記電力プロファイルレジスタの前記要素に関して前記機能ユニットの消費電力を制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の周辺装置。
  6. 周辺装置が電力を制御するための情報である1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを前記周辺装置に要求し、前記周辺装置から送信された前記電力プロファイル情報リストから本体装置に適した1つの電力プロファイル情報を選択し、選択した電力プロファイル情報の選択情報を前記周辺装置に送信する本体装置。
  7. 電源電圧の値に応じて、異なる前記電力プロファイル情報を決定することを特徴とする請求項6に記載の本体装置。
  8. 前記電力プロファイル情報は、パワーアンプの最大出力値、機能ユニットのクロック周波数の値、及び前記機能ユニットの使用の有無の中の少なくとも1つを要素として有することを特徴とする請求項6に記載の本体装置。
  9. 本体装置からの要求に応じて、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを前記本体装置に送信する送信ステップと、
    前記本体装置から送信された電力プロファイル情報の選択情報を受信する受信ステップと、
    前記電力プロファイル情報の選択情報に応じて機能ユニットの消費電力を制御する電力制御ステップと、
    を有する周辺装置の制御方法。
  10. 本体装置からの要求に応じて、1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを前記本体装置に送信する送信ステップと、
    前記本体装置から送信された電力プロファイル情報の選択情報を受信する受信ステップと、
    前記電力プロファイル情報の選択情報に応じて電力プロファイルメモリから対応する前記電力プロファイル情報を抽出し、記憶する記憶ステップと、
    前記電力プロファイル情報を解読し、解読された前記電力プロファイル情報に基づき機能ユニットの消費電力を制御する電力制御ステップと、
    を有する周辺装置の制御方法。
  11. 本体装置から送信された、前記本体装置が指定した電力プロファイル又は許容する電力プロファイルの範囲についての情報を受信する受信ステップと、
    電力プロファイル情報メモリに記憶された1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストから、前記本体装置が指定し又は許容する電力プロファイルと同一の又は近似する前記電力プロファイル情報を抽出する前記電力プロファイル判断ステップと、
    抽出された前記電力プロファイル情報に基づき機能ユニットの消費電力を制御する電力制御ステップと、
    を有する周辺装置の制御方法。
  12. 周辺装置が電力を制御するための情報である1つ又は複数の電力プロファイル情報を含む電力プロファイル情報リストを前記周辺装置に要求し、前記周辺装置から送信された前記電力プロファイル情報リストから本体装置に適した1つの電力プロファイル情報を選択し、選択した電力プロファイル情報の選択情報を前記周辺装置に送信する本体装置の制御方法。
  13. コンピュータに請求項9又は請求項10に記載の周辺装置の制御方法を実行させるためのプログラム。
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