JPH11296266A - 携帯用電子機器システム及びそのドッキング制御方法 - Google Patents

携帯用電子機器システム及びそのドッキング制御方法

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JPH11296266A
JPH11296266A JP10107103A JP10710398A JPH11296266A JP H11296266 A JPH11296266 A JP H11296266A JP 10107103 A JP10107103 A JP 10107103A JP 10710398 A JP10710398 A JP 10710398A JP H11296266 A JPH11296266 A JP H11296266A
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JP
Japan
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power consumption
docking
docking station
value
consumption value
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JP10107103A
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Inventor
Eiichiro Kaneto
英一郎 金戸
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ本体に対して複数のドッキング
ステーションを接続可能な構成をとる場合において、シ
ステム全体の消費電力値が電源供給回路の最大出力値を
超えることを防ぐことができる携帯用電子機器システム
を提供する。 【解決手段】 コンピュータ本体に対して複数のドッキ
ングステーションを接続可能な構成をとる場合におい
て、接続対象のドッキングステーションの消費電力値を
読み込み(ステップS4)、コンピュータ本体に内蔵さ
れている電源供給回路の最大出力値と比較して(ステッ
プS8)、消費電力値が範囲内に収まるのであれば接続
動作を正常に行ない(ステップS9,S10)、範囲外
であれば接続動作を停止する(ステップS11)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のドッキング
ステーションを同時に接続可能で、接続されたドッキン
グステーションに対して電源供給を行う構成のノート型
パーソナルコンピュータ等の携帯用電子機器システム、
及びそのドッキング制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ノート型パーソナルコンピュー
タ等の携帯用電子機器には、その用途により小型化及び
軽量化を図るために、必要最小限のデバイス或いは周辺
機器しか搭載されていない。そこで、機能を増設するた
め、ノート型パーソナルコンピュータに接続可能なドッ
キングステーションが用意されていることが多い。ノー
ト型パーソナルコンピュータは、ドッキングステーショ
ンに接続することにより、ドッキングステーションに内
蔵されているハードディスクやCD−ROM等のデバイ
ス、或いはネットワークやモデムに接続できる通信機器
等を使用することが可能になる。
【0003】また、物理的な要因やコスト面等の理由
で、ドッキングステーションが複数種類存在し、個々の
ドッキングステーションがコンピュータ本体に対して同
時に接続できる構成のものある。
【0004】この種の携帯用電子機器では、ドッキング
ステーションに対しての電源供給をコンピュータ本体か
らのみ行なう構成となっていることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯用電子機器では次のような問題点があった。
【0006】ドッキングステーションに対しての電源供
給をコンピュータ本体からのみ行なう構成を持つ場合に
おいて、複数のドッキングステーションを同時に接続し
たときには、コンピュータ本体の電源供給回路の最大出
力値の範囲を超えてしまう可能性がある。
【0007】例えば、コンピュータ本体Xと各々異なる
ドッキングステーションA,B,Cがあるとする。コン
ピュータ本体XとドッキングステーションAが接続状態
であり、この状態から更にドッキングステーションBを
接続しようとした場合は、合計した消費電力値がコンピ
ュータ本体Xに設けられた電源供給回路の最大出力値の
範囲内に収まるが、ドッキングステーションCを接続し
た場合には、合計の消費電力値が最大出力値の範囲外と
なってしまう場合が考えられる。
【0008】もし、かかる状態において全システムの消
費電力値が電源供給回路の最大出力値を超えた場合は、
電源供給回路からの出力電圧の低下や、構成部品の発熱
及び損傷、あるいは保護回路素子であるヒューズ等が機
能してしまい、部品の交換や修理が必要となる。
【0009】本発明は上記従来の問題点に鑑み、コンピ
ュータ本体に対して複数のドッキングステーションを接
続可能な構成をとる場合において、システム全体の消費
電力値が電源供給回路の最大出力値を超えることを防ぐ
ことができる携帯用電子機器システム及びそのドッキン
グ制御方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明では、所定の機能を実現するための内蔵
デバイスを搭載したドッキングステーションと、前記ド
ッキングステーションを複数個同時に接続可能で、接続
されたドッキングステーションに対して電源供給を行う
電源供給回路を有する機器本体とを備えた携帯用電子機
器システムにおいて、前記機器本体に接続される前記各
ドッキングステーションは、個々のドッキングステーシ
ョンの消費電力値を記憶する記憶手段をそれぞれ備え、
前記機器本体は、前記ドッキングステーションとの接続
時に該ドッキングステーション側の前記記憶装置に記憶
された前記消費電力値を読み出し、それを含む総消費電
力値を求める総消費電力算出手段と、前記電源供給回路
の最大出力値と前記総消費電力値とを比較する比較手段
とを備え、前記総消費電力値が前記最大出力値の範囲内
のときはドッキング動作を継続して接続対象となるドッ
キングステーションに対して電力供給を行い、前記総消
費電力値が前記最大出力値の範囲外のときはドッキング
動作を中止する構成にしたものである。
【0011】第2の発明では、第1の発明において、前
記総消費電力値は、現在接続しているドッキングステー
ションの前記記憶装置に記憶されている消費電力値と、
既に接続されているドッキングステーションの前記記憶
装置に記憶されている消費電力値と、前記機器本体の消
費電力値とを合計した値としたものである。
【0012】第3の発明では、第1または第2の発明に
おいて、前記機器本体は、前記総消費電力算出手段と前
記比較手段とを含んで前記各ドッキングステーションと
の接続を制御する本体側コントローラを備え、前記各ド
ッキングステーションは、前記機器本体との接続を制御
するステーション側コントローラを備え、前記本体側コ
ントローラは、機器本体が前記ドッキングステーション
に接続されたときの最初の処理として、該ドッキングス
テーションの前記ステーション側コントローラとこれに
接続された前記記憶手段とに前記電源供給回路より電源
を供給し、当該ステーション側コントローラを通して前
記記憶手段に書き込まれている前記消費電力値を読み出
すように構成にしたものである。
【0013】第4の発明では、所定の機能を実現するた
めの複数の内蔵デバイスを搭載したドッキングステーシ
ョンと、前記ドッキングステーションを複数個同時に接
続可能で、接続されたドッキングステーションに対して
電源供給を行う電源供給回路を有する機器本体とを備え
た携帯用電子機器システムにおいて、前記機器本体に接
続される前記各ドッキングステーションは、個々の内蔵
デバイス毎に電源の供給/遮断の切り替えを行うスイッ
チ手段と、個々の内蔵デバイスの消費電力値を記憶する
記憶手段とをそれぞれ備え、前記機器本体は、前記ドッ
キングステーションとの接続時に該ドッキングステーシ
ョン側の前記記憶装置に記憶された個々の内蔵デバイス
の消費電力値を読み出し、それを含む総消費電力値を求
める総消費電力算出手段と、前記電源供給回路の最大出
力値と前記総消費電力値とを比較する比較手段とを備
え、前記総消費電力値が前記最大出力値の範囲内のとき
は、ドッキング動作を継続して接続対象となるドッキン
グステーションに対して電力供給を行い、前記総消費電
力値が前記最大出力値の範囲外のときは、接続対象とな
るドッキングステーションの各内蔵デバイスごとの消費
電力値を比較して、前記最大出力値の範囲内に収まるよ
うに内蔵デバイスの選択が可能である場合には、前記ス
イッチ手段によって所定の内蔵デバイスのみに電源供給
を行う構成にしたものである。
【0014】第5の発明では、第4の発明において、前
記総消費電力値は、現在接続しているドッキングステー
ションの前記記憶装置に記憶されている消費電力値と、
既に接続されているドッキングステーションの前記記憶
装置に記憶されている消費電力値と、前記機器本体の消
費電力値とを合計した値としたものである。
【0015】第6の発明では、第4または第5の発明に
おいて、前記機器本体は、前記総消費電力算出手段と前
記比較手段とを含んで前記各ドッキングステーションと
の接続を制御する本体側コントローラを備え、前記各ド
ッキングステーションは、前記機器本体との接続を制御
するステーション側コントローラを備え、前記本体側コ
ントローラは、機器本体が前記ドッキングステーション
に接続されたときの最初の処理として、該ドッキングス
テーションの前記ステーション側コントローラとこれに
接続された前記記憶手段とに前記電源供給回路より電源
を供給し、当該ステーション側コントローラを通して前
記記憶手段に書き込まれている前記各内蔵デバイスの消
費電力値を読み出すように構成にしたものである。
【0016】第7の発明では、所定の機能を実現するた
めの内蔵デバイスを搭載したドッキングステーション
と、前記ドッキングステーションを複数個同時に接続可
能で、接続されたドッキングステーションに対して電源
供給を行う電源供給回路を有する機器本体とを備えた携
帯用電子機器システムに対し、前記機器本体に接続され
る前記各ドッキングステーションに、個々のドッキング
ステーションの消費電力値を記憶する記憶手段をそれぞ
れ設けておき、前記ドッキングステーションとの接続時
に該ドッキングステーション側の前記記憶装置に記憶さ
れた前記消費電力値を読み出し、それを含む総消費電力
値を求める総消費電力算出処理と、前記電源供給回路の
最大出力値と前記総消費電力値とを比較する比較処理と
を行い、前記総消費電力値が前記最大出力値の範囲内の
ときはドッキング動作を継続して接続対象となるドッキ
ングステーションに対して電力供給を行い、前記総消費
電力値が前記最大出力値の範囲外のときはドッキング動
作を中止するようにしたものである。
【0017】第8の発明では、第7の発明において、前
記総消費電力値は、現在接続しているドッキングステー
ションの前記記憶装置に記憶されている消費電力値と、
既に接続されているドッキングステーションの前記記憶
装置に記憶されている消費電力値と、前記機器本体の消
費電力値とを合計した値としたものである。
【0018】第9の発明では、所定の機能を実現するた
めの複数の内蔵デバイスを搭載したドッキングステーシ
ョンと、前記ドッキングステーションを複数個同時に接
続可能で、接続されたドッキングステーションに対して
電源供給を行う電源供給回路を有する機器本体とを備え
た携帯用電子機器システムに対し、前記機器本体に接続
される前記各ドッキングステーションに、個々の内蔵デ
バイス毎に電源の供給/遮断の切り替えを行うスイッチ
手段と、個々の内蔵デバイスの消費電力値を記憶する記
憶手段とをそれぞれ設けておき、前記ドッキングステー
ションとの接続時に該ドッキングステーション側の前記
記憶装置に記憶された個々の内蔵デバイスの消費電力値
を読み出し、それを含む総消費電力値を求める総消費電
力算出処理と、前記電源供給回路の最大出力値と前記総
消費電力値とを比較する比較処理とを行い、前記総消費
電力値が前記最大出力値の範囲内のときは、ドッキング
動作を継続して接続対象となるドッキングステーション
に対して電力供給を行い、前記総消費電力値が前記最大
出力値の範囲外のときは、接続対象となるドッキングス
テーションの各内蔵デバイスごとの消費電力値を比較し
て、前記最大出力値の範囲内に収まるように内蔵デバイ
スの選択が可能である場合には、前記スイッチ手段によ
って所定の内蔵デバイスのみに電源供給を行うようにし
たものである。
【0019】第10の発明では、第9の発明において、
前記総消費電力値は、現在接続しているドッキングステ
ーションの前記記憶装置に記憶されている消費電力値
と、既に接続されているドッキングステーションの前記
記憶装置に記憶されている消費電力値と、前記機器本体
の消費電力値とを合計した値としたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0021】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態に係る携帯用電子機器システムであるノート型パ
ーソナルコンピュータの概略構成を示すブロック図であ
る。
【0022】同図において、1は電子機器システムの制
御を司るCPU(中央処理演算装置)、2はアプリケー
ションプログラムやデータを格納する主記憶装置、3は
ハードディスクやメモリカ−ド等のファイルを読み書き
するための補助記憶装置、4は文字等を表示する表示装
置である。これらは、コンピュータ本体10のシステム
部5を構成している。
【0023】6は、DC−DCコンバ一タや、バッテリ
ーヘの充電制御、ドッキングステーションヘの電源の供
給機能を備えた電源回路部であり、7はシステムに電源
を供給するバッテリーパックであり、8はシステムの電
源やドッキングステーションとのドッキングを制御する
ためのコントローラであり、ワンチップマイコン等で構
成されている。
【0024】9は外部電源となるACアダプタ、10は
コンピュータ本体、11はコンピュータ本体10とドッ
キングステーションのデバイスとの通信を行うためのバ
スライン、12は前記本体側コントローラ8とドッキン
グステーション側のコントローラ間で通信を行う為のバ
スラインであり、ドッキングステーション側のコントロ
ーラ等に電源の供給を行う為の電源ラインも含むものと
する。
【0025】13は、ドッキングコネクタ15に接続さ
れたドッキングステーションヘ電源を供給する為の電源
供給ライン、14はドッキングコネクタ16に接続され
たドッキングステーションヘ電源を供給する為の電源供
給ラインである。
【0026】なお、ドッキング用コネクタ15,16
は、ドッキングステーションとの物理的な接続を行うた
めのコネクタである。
【0027】そして、図中の20はドッキングステーシ
ョン(A)の本体、21はドッキングステーション
(A)側に装備されたドッキング用コネクタであり、コ
ンピュータ本体10との物理的な接続を行う為のもので
ある。22はコントローラであり、ドッキングステーシ
ョン(A)の電源コントロール及びドッキング動作の制
御を行う。23はドッキングステーション(A)の消費
電力値を記憶するためのメモリであり、電源が供給され
なくても記憶されたデータが消去されない機能を持つ。
本実施形態では、メモリ23としてEEPROMを用い
ることとする。
【0028】また、24はドッキングステーション
(A)に装備されたセカンド・ハードディスク、25は
ドッキングステーション(A)に装備されたフロッピー
・ドライブである。26はバスラインであり、前記コン
トローラ8とドッキングステーション側のコントローラ
22との間で通信を行う為のものである。27はバスラ
インであり、コンピュータ本体10のシステム部5とド
ッキングステーション(A)に装備されたデバイス2
4,25との通信を行うためのものである。28はコン
ピュータ本体10から供給される電源供給ラインであ
り、ドッキングステーション(A)に装備された各デバ
イス24,25に接続される。
【0029】30はドッキングステーション(B)の本
体である。31はドッキングステーション(B)側に装
備されたドッキング用コネクタであり、コンピュータ本
体10との物理的な接続を行う為のものである。32は
ドッキングステーション(B)の電源コントロール及び
ドッキング動作の制御を行う為のコントローラである。
33はドッキングステーション(B)の消費電力値を記
憶するためのメモリであり、34はドッキングステーシ
ョン(B)に装備されたNetworkコントローラ、
35はドッキングステーション(B)に装備されたCD
−ROMドライブである。
【0030】36はバスラインであり、前記コントロー
ラ8とドッキングステーション(B)側のコントローラ
32との間で通信を行う為のものである。37はバスラ
インであり、コンピュータ本体10のシステム部5とド
ッキングステーション(B)に装備されたデバイス3
4,35との通信を行うためにある。38はコンピュー
タ本体10から供給される電源供給ラインであり、ドッ
キングステーション(B)に装備された各デバイス3
4,35に接続される。
【0031】図2は、本実施形態における各種のドッキ
ングステーションのブロック構成を示した図である。
【0032】例えばドッキングステーション(C)の4
1は、ドッキングステーション40側に装備されたドッ
キング用コネクタであり、コンピュータ10との物理的
な接続を行う為のものである。42はドッキングステー
ションの電源コントロール及びドッキング動作の制御を
行う為のコントローラであり、43はドッキングステー
ション(C)の消費電力値を記憶するためのメモリであ
り、44はドッキングステーション(C)に装備された
プリンタである。45はドッキングステーション(C)
に装備されたCD−ROMドライブである。
【0033】46は前記コントローラ8とドッキングス
テーション側のコントローラ42間で通信を行う為のバ
スラインであり、47はコンピュータ本体10のシステ
ム部とドッキングステーション(C)に装備されたデバ
イスとの通信を行うためのバスラインである。48はコ
ンピュータ本体10から供給される電源供給ラインであ
り、ドッキングステーション(C)に装備された各デバ
イスに接続される。
【0034】また、図2中のドッキングステーション
(Y)は、上記各ドッキングステーション(A),
(B),(C)…を抽象化したものであり、コントロー
ラ52は、それぞれドッキングステーション(A),
(B),(C)…のコントローラ22,32,42…の
いずれかに相当し、その他のものについても同様の構成
をとるものとする。
【0035】本実施形態では、コントローラ8とコント
ローラ52はクロック用信号線と双方向入出力用信号線
の2系統で接続されているものとする。また、コンピュ
ータ本体10とドッキングステーション本体50が接続
された場合は、先ずコントローラ52が動作できるよう
にコントローラ52に対する電源供給のみが行われるも
のとする。
【0036】図3は、本実施形態におけるコンピュータ
本体側のコントローラ8とドッキングステーション
(Y)側のコントローラ52との通信例を示した図であ
り、コントローラ8からコントローラ52に対して、あ
るコマンドを出力し、それに対応してコントローラ52
があるデータをコントローラ8へ出力する場合の例を示
している。
【0037】図中の62は、コントローラ8からのアド
レス指定またはコマンドをコントローラ52に対して送
信した場合のタイミング例であり、63はコントローラ
52が、タイミング例62で送信されたアドレスまたは
コマンドに対応してデータを送信したタイミング例であ
る。
【0038】図4は、本実施形態におけるドッキングス
テーションの消費電力値を記憶するメモリの記憶構成内
容を示した図である。
【0039】アドレス0,1,2,3…毎に格納情報値
が設定され、例えばアドレス0は、ドッキングステーシ
ョンの消費電力値のHigh Byte格納部であり、
アドレス1はドッキングステーションの消費電力値のL
ow Byte格納部であり、アドレス2は、ドッキン
グステーションの機能情報格納部である。
【0040】次に、本実施形態の特徴的な動作について
説明する。
【0041】上記のように構成されたコンピュータ本体
10とドッキングステーション(Y)が接続される場合
において、まず、コンピュータ本体側のコントローラ8
からドッキングステーション側のコントローラ52に対
して、ドッキングステーション(Y)の動作時の消費電
力値Hyを送信するように要求する。すると、ドッキン
グステーション(Y)側のコントローラ52は、メモリ
53に記憶されている動作時における消費電力値を読み
込み、コントローラ8へ送信する。
【0042】コントローラ8は、ドッキングステーショ
ン(Y)の消費電力値Hyを受信した後、予め記憶され
ているコンピュータ本体10の消費電力値Hxと、電源
回路部6の最大出力電力値Pxと、既に接続されている
ドッキングステーションの動作時の消費電力値Hdとを
用いて比較処理を行う。ドッキングステーション(Y)
を接続しても、合計消費電力(Hx+Hy+Hd)が電
源回路部6の最大出力値Pxを超えなければ、ドッキン
グ動作を完了させるが、超えてしまう場合にはドッキン
グ動作を中止し、ドッキングステーション(Y)には電
源の供給及びシステムバスの接続を行なわないようにす
る。
【0043】以下、図5のコンピュータ本体側のコント
ローラ8の動作を示すフローチャートを参照しつつ、本
実施形態に係るドッキング制御方法について説明する。
なお、本例のドッキング制御方法は、図5に示したフロ
ーチャートに従ったプログラムをコントローラ8内の記
憶装置に格納し動作することにより、実現させることが
可能となる。
【0044】まず、ステップS1でドッキング動作の処
理が開始され、ステップS2でコントローラ8はコント
ローラ52との通信を行う為の接続を行う。ステップS
3では、コントローラ52に対してメモリ53に記憶さ
れているドッキングステーション(Y)の消費電力値の
送信要求を行う。
【0045】ステップS4では、コントローラ52から
送信されたドッキングステーションの消費電力値をHy
とし、コンピュータ本体10の消費電力値をHxとす
る。ステップS5では、既に接続されているドッキング
ステーションの有無を判断し、既に接続したドッキング
ステーションがある場合はステップS6へ進み、消費電
力値をHdとする。
【0046】ステップS5において、接続されたドッキ
ングステーションが無い場合はステップS7へ進み、H
d=0とする。ステップS8において、コンピュータ本
体10の消費電力値Hx、接続するドッキングステーシ
ョンの消費電力値Hy、既に接続されているドッキング
ステーションの消費電力値Hdを合計した値と電源回路
6の最大出力電力値Pxとを比較する。その結果、電源
回路6の電力供給が可能な場合、つまりPx≧Hx+H
y+Hdの時はステップS9へ進む。
【0047】ステップS9においては、ドッキングステ
ーション(Y)に電源供給を開始し、ステップS10で
本プログラムを終了し、引き続きドッキング動作におけ
るその他の処理を継続する。
【0048】前記ステップS8において、電力供給が不
可能な場合、つまりPx<Hx+Hy+Hdの時はドッ
キング動作及びその他の処理を中止してステップS11
へ進んで、ドッキング動作のための本プログラムを終了
する。
【0049】このように、本実施形態では、コンピュー
タ本体に対して複数のドッキングステーションを接続可
能な構成をとる場合に、接続対象のドッキングステーシ
ョンの消費電力値を読み込み、コンピュータ本体に内蔵
されている電源供給回路の最大出力値と比較して、消費
電力値が範囲内に収まるのであれば接続動作を正常に行
ない、範囲外であれば接続動作を停止する。これによ
り、システム全体の消費電力値が電源供給回路の最大出
力値を超えることを防ぐことができ、電源供給回路から
の出力電圧の低下や、構成部品の発熱及び損傷を避ける
ことが可能になる。
【0050】(第2実施形態)上述した第1実施形態で
は、コンピュータ本体10がドッキングステーション
(Y)と接続する場合に、コンピュータ本体10のコン
トローラ8からドッキングステーション(Y)のコント
ローラ52を通して、メモリ53に書き込まれている前
記消費電力値を読み出し、予めコンピュータ本体10の
コントローラ8に記憶されている該コンピュータ本体1
0の消費電力値Hxと、既に接続されているドッキング
ステーションから読み出されている消費電力値Hdとを
合計し、この合計値とコンピュータ本体10の電源供給
回路6の最大出力値Pxとを比較して、もし前記合計値
が最大出力値Pxの範囲内であれば、ドッキング動作を
継続し、範囲外であればドッキング動作を行なわないよ
うにしたことが特徴となっている。
【0051】これに対して本第2実施形態では、ドッキ
ングステーション(Y)の内蔵デバイス毎に電源を供給
したり遮断したりする機能を設けることにより、消費電
力の合計値が電源回路部6の最大出力値Pxの範囲内で
あれば、ドッキング動作を続け、範囲外であれば接続を
行おうとするドッキングステーションの各デバイスごと
の消費電力を比較する。そして、前記最大出力値Pxの
範囲内に収まるようにデバイスの選択が可能である場合
には、ドッキング動作時に選択したデバイスのみに電源
供給を行うようにしたものである。
【0052】図6は、本発明の第2実施形態に係る携帯
用電子機器システムにおけるドッキングステーションの
概略構成を示すブロック図である。なお、コンピュータ
本体の構成については上記第1実施形態と同じものとす
る。
【0053】同図において、74,75は、本実施形態
のドッキングステーション(Z)に内蔵されたデバイス
であり、79,80はスイッチ部である。スイッチ部7
9(SW1)は、デバイス74と電源ライン78の遮断
/接続、並びにデバイス74とシステムバス77の遮断
/接続を行う。ここで、スイッチ部79の構成として、
電源ラインのスイッチ用デバイスにはFETを用い、シ
ステムバスのスイッチ用デバイスにはバススイッチを用
いるものとする。また、スイッチ部80(SW2)は、
デバイス75と電源ライン78の遮断/接続、並びにデ
バイス75とシステムバス77の遮断/接続を行い、構
成は前記スイッチ部74と同じものとする。
【0054】81はコントローラ72から出力された信
号線であり、スイッチ部79を制御するためのものであ
る。すなわち、信号線81がLowレベルのときは、ス
イッチ部79はONとなり、デバイス74に電源78を
供給し、システムバス77との接続を可能にする。ま
た、信号線81がHighレベルの場合は、スイッチ部
79はオフとなり、デバイス74に対して電源供給を止
め、システムバス77から遮断する。
【0055】また、82はコントローラ72から出力さ
れた信号線であり、スイッチ部80を制御するため、前
記信号線81と同じ機能を持つ。
【0056】上述の処理を実現するため、本第2実施形
態において本体コントローラ8は図7及び図8に示すフ
ローチャートに従って処理を行う。このフローチャート
に係るプログラムは、コントローラ8に内蔵されている
記憶装置に記憶されているものとする。
【0057】ステップS20からステップS22まで
は、上述の第1実施形態と同様である。ステップS23
でコントローラ72から送信されたドッキングステーシ
ョンZの各デバイスごとの消費電力値について、デバイ
ス74の消費電力値をHdz1、デバイス75の消費電
力値をHdz2、コントローラ72やスイッチ部79,
80等で構成されるシステム部の消費電力値をHzとす
る。つまり、ドッキングステーション全体の消費電力
は、Hdz1+Hdz2+Hzとなる。
【0058】ステップS24からステップS26まで
は、既にドッキングステーションが接続されているかど
うかを判断するための処理であり、上述の第1実施形態
と同様である。
【0059】ステップS27においては、コンピュータ
本体の消費電力値Hx、接続するドッキングステーショ
ンのシステム部の消費電力値Hz、既に接続されている
ドッキングステーションの消費電力値Hd、及びデバイ
ス74の消費電力値Hdz1を合計した値と、電源回路
部6の最大出力電力値Pxとを比較し、電源回路部6の
電力供給が可能な場合、つまりPx≧Hx+Hz+Hd
+Hdz1の場合は、ステップS28へ進む。
【0060】ステップS27において、電源供給が不可
能の場合、つまりPx<Hx+Hz+Hd+Hdz1の
場合はステップS33(図8)へ進む。
【0061】ステップS28において、コンピュータ本
体の消費電力値Hx、接続するドッキングステーション
のシステム部の消費電力値Hz、既に接続されているド
ッキングステーションの消費電力値Hd、デバイス74
の消費電力値Hdz1、及びデバイス75の消費電力値
Hdz2を合計した値と、電源回路部6の最大出力電力
値Pxとを比較し、電源回路部6の電力供給が可能な場
合、つまりPx≧Hx+Hz+Hd+Hdz1+Hdz
2の場合は、ステップS29へ進む。
【0062】ステップS29において、ドッキングステ
ーションZが接続された場合に、デバイス74とデバイ
ス75の両方が動作可能であるため、コントローラ72
に対してスイッチ部79,80をオンにする、つまり、
スイッチ部79,80のコントロール信号線81,82
の両方をLowレベルにするコマンドをコントローラ7
2に対して送信する。
【0063】前記ステップS28において、電源回路部
6の電力供給が不可能である場合、つまりPx<Hx+
Hz+Hd+Hdz1+Hdz2の場合は、ステップS
30へ進む。ステップS30において、Px≧Hx+H
z+Hd+Hdz1の条件がステップS27で満たされ
ていることにより、デバイス74のみの動作が可能であ
ると判断されるため、コントローラ72に対してスイッ
チ部79をオンにする。つまり、スイッチ部79のコン
トロール信号線81をLowレベルに、スイッチ部80
のコントロール信号線82をHighレベルに保つコマ
ンドをコントローラ72に対して送信する。
【0064】ステップS31において、コントローラ7
2は、電源回路部6に対して、ドッキングステーション
Zへの電源供給開始を指示し、ステップS32でドッキ
ング動作のための本プログラムを終了し、引き続きドッ
キング動作における他の処理を行うものとする。
【0065】ステップS27において電源回路部6の電
力供給が不可能な場合、つまりPx<Hx+Hz+Hd
+Hdz1の場合であるステップS33(図8)では、
コンピュータ本体の消費電力値Hx、接続するドッキン
グステーションのシステム部の消費電力値Hz、既に接
続されているドッキングステーションの消費電力値H
d、及びデバイス75の消費電力値Hdz2を合計した
値と、電源回路部6の最大出力電力値Pxとを比較し、
電源回路部6の電力供給が可能な場合、つまりPx≧H
x+Hz+Hd+Hdz2の場合はステップS34へ進
む。
【0066】ステップS34において、ドッキングステ
ーションZが接続された場合に、デバイス75のみが動
作可能であるため、コントローラ72に対してスイッチ
部80をオンにする。つまり、スイッチ部80のコント
ロール信号線82をLowレベルにするコマンドをコン
トローラ72に対して送信し、ドッキング動作継続する
ためにステップS31へ進む。
【0067】前記ステップS33において電源供給が不
可能の場合、つまりPx<Hx+Hz+Hd+Hdz2
の場合には、デバイス75も動作不可能と判断して、ス
テップS35へ進み、ステップS35においてドッキン
グ動作のための本プログラムを終了することにより、本
第2実施形態におけるドッキング制御方法を実現させる
ことが可能となる。
【0068】本実施形態によれば、システム全体の消費
電力値が電源供給回路の最大出力値を超えることを防ぐ
ことができ、電源供給回路の出力電圧の低下や、構成部
品の発熱及び損傷を避けることが可能になる。さらに、
接続時に電源供給を行なうデバイスを選択することによ
り、特定の限定された機能について使用することが可能
となる。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように、第1の発明、第2
の発明、第3の発明、第7の発明、及び第8の発明によ
れば、システム全体の消費電力値が電源供給回路の最大
出力値を超えることを防ぐことができ、電源供給回路か
らの出力電圧の低下や、構成部品の発熱及び損傷を避け
ることが可能になる。
【0070】第4の発明、第5の発明、第6の発明、第
9の発明及び第10の発明によれば、システム全体の消
費電力値が電源供給回路の最大出力値を超えることを防
ぐことができ、電源回路の出力電圧の低下や、構成部品
の発熱及び損傷を避けることが可能になるだけでなく、
接続時に電源供給を行なうデバイスを選択することによ
り、特定の限定された機能について使用することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る携帯用電子機器シ
ステムであるノート型パーソナルコンピュータの概略構
成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態におけるドッキングステーション
のブロック構成を示した図である。
【図3】第1実施形態におけるコンピュータ本体側のコ
ントローラ8とドッキングステーション(Y)側のコン
トローラ52との通信例を示した図である。
【図4】第1実施形態におけるドッキングステーション
の消費電力値を記憶するメモリの記憶構成内容を示した
図である。
【図5】第1実施形態におけるコンピュータ本体側のコ
ントローラ8の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態に係る携帯用電子機器シ
ステムにおけるドッキングステーションの概略構成を示
すブロック図である。
【図7】第2実施形態における本体コントローラ8の動
作を示すフローチャートである。
【図8】図7の続きのフローチャートである。
【符号の説明】
5 システム部 6 電源回路部 7 バッテリーパック 8 本体コントローラ 10 コンピュータ本体 11,12 バスライン 13,14 電源供給ライン 15,16 ドッキング用コネクタ 51 ドッキング用コネクタ 52 ステーション側のコントローラ 53 消費電力値を記憶するためのメモリ 54,55 デバイス 26,27 バスライン 28 電源供給ライン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の機能を実現するための内蔵デバイ
    スを搭載したドッキングステーションと、前記ドッキン
    グステーションを複数個同時に接続可能で、接続された
    ドッキングステーションに対して電源供給を行う電源供
    給回路を有する機器本体とを備えた携帯用電子機器シス
    テムにおいて、 前記機器本体に接続される前記各ドッキングステーショ
    ンは、個々のドッキングステーションの消費電力値を記
    憶する記憶手段をそれぞれ備え、 前記機器本体は、 前記ドッキングステーションとの接続時に該ドッキング
    ステーション側の前記記憶装置に記憶された前記消費電
    力値を読み出し、それを含む総消費電力値を求める総消
    費電力算出手段と、前記電源供給回路の最大出力値と前
    記総消費電力値とを比較する比較手段とを備え、前記総
    消費電力値が前記最大出力値の範囲内のときはドッキン
    グ動作を継続して接続対象となるドッキングステーショ
    ンに対して電力供給を行い、前記総消費電力値が前記最
    大出力値の範囲外のときはドッキング動作を中止する構
    成にしたことを特徴とする携帯用電子機器システム。
  2. 【請求項2】 前記総消費電力値は、現在接続している
    ドッキングステーションの前記記憶装置に記憶されてい
    る消費電力値と、既に接続されているドッキングステー
    ションの前記記憶装置に記憶されている消費電力値と、
    前記機器本体の消費電力値とを合計した値であることを
    特徴とする請求項1に記載の携帯用電子機器システム。
  3. 【請求項3】 前記機器本体は、前記総消費電力算出手
    段と前記比較手段とを含んで前記各ドッキングステーシ
    ョンとの接続を制御する本体側コントローラを備え、前
    記各ドッキングステーションは、前記機器本体との接続
    を制御するステーション側コントローラを備え、 前記本体側コントローラは、機器本体が前記ドッキング
    ステーションに接続されたときの最初の処理として、該
    ドッキングステーションの前記ステーション側コントロ
    ーラとこれに接続された前記記憶手段とに前記電源供給
    回路より電源を供給し、当該ステーション側コントロー
    ラを通して前記記憶手段に書き込まれている前記消費電
    力値を読み出すように構成にしたことを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の携帯用電子機器システム。
  4. 【請求項4】 所定の機能を実現するための複数の内蔵
    デバイスを搭載したドッキングステーションと、前記ド
    ッキングステーションを複数個同時に接続可能で、接続
    されたドッキングステーションに対して電源供給を行う
    電源供給回路を有する機器本体とを備えた携帯用電子機
    器システムにおいて、 前記機器本体に接続される前記各ドッキングステーショ
    ンは、 個々の内蔵デバイス毎に電源の供給/遮断の切り替えを
    行うスイッチ手段と、 個々の内蔵デバイスの消費電力値を記憶する記憶手段と
    をそれぞれ備え、 前記機器本体は、 前記ドッキングステーションとの接続時に該ドッキング
    ステーション側の前記記憶装置に記憶された個々の内蔵
    デバイスの消費電力値を読み出し、それを含む総消費電
    力値を求める総消費電力算出手段と、前記電源供給回路
    の最大出力値と前記総消費電力値とを比較する比較手段
    とを備え、前記総消費電力値が前記最大出力値の範囲内
    のときは、ドッキング動作を継続して接続対象となるド
    ッキングステーションに対して電力供給を行い、前記総
    消費電力値が前記最大出力値の範囲外のときは、接続対
    象となるドッキングステーションの各内蔵デバイスごと
    の消費電力値を比較して、前記最大出力値の範囲内に収
    まるように内蔵デバイスの選択が可能である場合には、
    前記スイッチ手段によって所定の内蔵デバイスのみに電
    源供給を行う構成にしたことを特徴とする携帯用電子機
    器システム。
  5. 【請求項5】 前記総消費電力値は、現在接続している
    ドッキングステーションの前記記憶装置に記憶されてい
    る消費電力値と、既に接続されているドッキングステー
    ションの前記記憶装置に記憶されている消費電力値と、
    前記機器本体の消費電力値とを合計した値であることを
    特徴とする請求項4に記載の携帯用電子機器システム。
  6. 【請求項6】 前記機器本体は、前記総消費電力算出手
    段と前記比較手段とを含んで前記各ドッキングステーシ
    ョンとの接続を制御する本体側コントローラを備え、前
    記各ドッキングステーションは、前記機器本体との接続
    を制御するステーション側コントローラを備え、 前記本体側コントローラは、機器本体が前記ドッキング
    ステーションに接続されたときの最初の処理として、該
    ドッキングステーションの前記ステーション側コントロ
    ーラとこれに接続された前記記憶手段とに前記電源供給
    回路より電源を供給し、当該ステーション側コントロー
    ラを通して前記記憶手段に書き込まれている前記各内蔵
    デバイスの消費電力値を読み出すように構成にしたこと
    を特徴とする請求項4または請求項5に記載の携帯用電
    子機器システム。
  7. 【請求項7】 所定の機能を実現するための内蔵デバイ
    スを搭載したドッキングステーションと、前記ドッキン
    グステーションを複数個同時に接続可能で、接続された
    ドッキングステーションに対して電源供給を行う電源供
    給回路を有する機器本体とを備えた携帯用電子機器シス
    テムに対し、 前記機器本体に接続される前記各ドッキングステーショ
    ンに、個々のドッキングステーションの消費電力値を記
    憶する記憶手段をそれぞれ設けておき、 前記ドッキングステーションとの接続時に該ドッキング
    ステーション側の前記記憶装置に記憶された前記消費電
    力値を読み出し、それを含む総消費電力値を求める総消
    費電力算出処理と、前記電源供給回路の最大出力値と前
    記総消費電力値とを比較する比較処理とを行い、 前記総消費電力値が前記最大出力値の範囲内のときはド
    ッキング動作を継続して接続対象となるドッキングステ
    ーションに対して電力供給を行い、前記総消費電力値が
    前記最大出力値の範囲外のときはドッキング動作を中止
    することを特徴とする携帯用電子機器システムのドッキ
    ング制御方法。
  8. 【請求項8】 前記総消費電力値は、現在接続している
    ドッキングステーションの前記記憶装置に記憶されてい
    る消費電力値と、既に接続されているドッキングステー
    ションの前記記憶装置に記憶されている消費電力値と、
    前記機器本体の消費電力値とを合計した値であることを
    特徴とする請求項7に記載の携帯用電子機器システムの
    ドッキング制御方法。
  9. 【請求項9】 所定の機能を実現するための複数の内蔵
    デバイスを搭載したドッキングステーションと、前記ド
    ッキングステーションを複数個同時に接続可能で、接続
    されたドッキングステーションに対して電源供給を行う
    電源供給回路を有する機器本体とを備えた携帯用電子機
    器システムに対し、 前記機器本体に接続される前記各ドッキングステーショ
    ンに、個々の内蔵デバイス毎に電源の供給/遮断の切り
    替えを行うスイッチ手段と、個々の内蔵デバイスの消費
    電力値を記憶する記憶手段とをそれぞれ設けておき、 前記ドッキングステーションとの接続時に該ドッキング
    ステーション側の前記記憶装置に記憶された個々の内蔵
    デバイスの消費電力値を読み出し、それを含む総消費電
    力値を求める総消費電力算出処理と、前記電源供給回路
    の最大出力値と前記総消費電力値とを比較する比較処理
    とを行い、 前記総消費電力値が前記最大出力値の範囲内のときは、
    ドッキング動作を継続して接続対象となるドッキングス
    テーションに対して電力供給を行い、前記総消費電力値
    が前記最大出力値の範囲外のときは、接続対象となるド
    ッキングステーションの各内蔵デバイスごとの消費電力
    値を比較して、前記最大出力値の範囲内に収まるように
    内蔵デバイスの選択が可能である場合には、前記スイッ
    チ手段によって所定の内蔵デバイスのみに電源供給を行
    うことを特徴とする携帯用電子機器システムのドッキン
    グ制御方法。
  10. 【請求項10】 前記総消費電力値は、現在接続してい
    るドッキングステーションの前記記憶装置に記憶されて
    いる消費電力値と、既に接続されているドッキングステ
    ーションの前記記憶装置に記憶されている消費電力値
    と、前記機器本体の消費電力値とを合計した値であるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の携帯用電子機器システ
    ムのドッキング制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002149292A (ja) * 2000-08-29 2002-05-24 Sony Corp 電子機器及びそれを使用する外部機器
JP2005010981A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Nec Infrontia Corp 接続可否判定方式
JPWO2004070593A1 (ja) * 2003-02-05 2006-05-25 松下電器産業株式会社 周辺装置及びその制御方法、その本体装置及びその制御方法並びにそのプログラム
US7134032B2 (en) * 2000-05-19 2006-11-07 Fujitsu Limited Method and apparatus for changing power modes based on monitored I/O packets

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