JPS646583B2 - - Google Patents

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JPS646583B2
JPS646583B2 JP54500096A JP50009678A JPS646583B2 JP S646583 B2 JPS646583 B2 JP S646583B2 JP 54500096 A JP54500096 A JP 54500096A JP 50009678 A JP50009678 A JP 50009678A JP S646583 B2 JPS646583 B2 JP S646583B2
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JP
Japan
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call
telephone
phone
button
link
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JP54500096A
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English (en)
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JPS54500092A (ja
Inventor
Chaarusu Edowaado Nahabedeian
Oonamu Jeemusu Henrii Uan
Tsu Rin Wangu
Kaaru Denisu Ueizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AT&T Corp
Original Assignee
AT&T Technologies Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by AT&T Technologies Inc filed Critical AT&T Technologies Inc
Publication of JPS54500092A publication Critical patent/JPS54500092A/ja
Publication of JPS646583B2 publication Critical patent/JPS646583B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/58Arrangements providing connection between main exchange and sub-exchange or satellite
    • H04Q3/62Arrangements providing connection between main exchange and sub-exchange or satellite for connecting to private branch exchanges
    • H04Q3/625Arrangements in the private branch exchange
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/42314Systems providing special services or facilities to subscribers in private branch exchanges
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/58Arrangements for transferring received calls from one subscriber to another; Arrangements affording interim conversations between either the calling or the called party and a third party
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/42Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker
    • H04Q3/54Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker in which the logic circuitry controlling the exchange is centralised
    • H04Q3/545Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker in which the logic circuitry controlling the exchange is centralised using a stored programme

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Description

請求の範囲 1 複数のリンクからなる交換ネツトワーク(例
えば41)、 複数の制御ボタンをその各々が有している複数
の電話機であつて、該電話機は加入者線を経由し
て該交換ネツトワークに接続され、該制御ボタン
の少なくとも2つ(例えばSA,SB)は空き交換
ネツトワークリンクを経由して着信及び発信呼の
回路接続を設定するためのシステムアクセスボタ
ンとして割り当てられておりそして残りの制御ボ
タンの少なくとも1つは会議制御ボタン(例えば
+/−)であるところの該複数の電話機(例えば
S1,S2,S3,Sn)、 該交換ネツトワークを他の交換システム(例え
ば公共局、PBX)に接続するための該交換ネツ
トワークに接続されたトランク回路(例えば43
―n)、 メモリー(例えば46)、及び 処理装置(例えば45)とからなる通信交換シ
ステムで用いられる呼転送装置において; 該第1の電話機(例えばS1)がリンクを介し
て別な電話機に接続されてしまつた後に、該メモ
リーと処理装置は該第1の電話機の会議制御ボタ
ン(例えば+/−)及び該第1の電話機の2つの
ボタンの一方の両方の操作に応答して第2の電話
機(例えばS3)を前記同じリンクに接続し、該
第1の電話機と第2の電話機を該別な電話機に該
同じリンク上の会議呼として接続し、 該メモリーと処理装置は、該電話機の1つがオ
ンフツクすることにより会議接続から離れてしま
つた時に残りの2つの電話機間に接続を維持し、
そして 該メモリーと処理装置は、該第1の電話機が該
会議接続から離れてしまつた後に該第1の電話機
の該2つのボタンのいずれかの操作に応答して空
きリンクへの新規な接続を設定しているものであ
る呼転送装置。
2 請求の範囲第1項に記載の呼転送装置におい
て、 該メモリーおよび処理装置は該第2と第3の電
話機が該会議接続リンクに接続され続けている間
に該第1の電話機におけるシステム・アクセス・
ボタンの再操作に応動して該第1の電話機を次の
空きリンクに接続していることを特徴とする呼転
送装置。
3 請求の範囲第2項に記載の呼転送装置におい
て、 該メモリーおよび処理装置は、該会議接続リン
クへの接続にかかわりなく該第1の電話機へのあ
るいはそれからの起呼あるいは被呼接続を設定す
るために該第1の電話機における両方のシステ
ム・アクセス・ボタンが利用可能なように構成さ
れていることを特徴とする呼転送装置。
4 請求の範囲第2項に記載の呼転送装置におい
て、 該メモリーおよび処理装置は、該第2の電話機
もしくはシステム設備と第3の電話機の会議に対
して第4の電話機の接続を可能にしていることを
特徴とする呼転送装置。
技術分野 本発明は、複数個のボタンを各々が有している
複数個の電話機、複数個のリンクからなる交換ネ
ツトワーク、及び交換ネツトワークから各電話機
に延長された1対の通信線とを含む通信システム
において使用される呼転送装置に関する。
背景技術 呼転送の問題は、呼がある電話機に到来したが
その電話機に向けたものではなく、その呼を他の
加入者に転送しなければならない時に生ずる。こ
のような呼転送を便利に、しかもはじめにその呼
に応答した電話機を占有することなく実行できる
ようにすることが望ましい。呼転送を便利に行な
うためには誤りをなくし、複雑な訓練を必要とし
ないようにしそして呼が落る可能性をなくすよう
にするため時間のかかる操作系列を避けることが
基本的なことである。また、決まつた手順の中で
オペレータあるいは扱者の介入が必要でないよう
にすることが重要である。加うるに、話中あるい
は応答のない電話機がダイヤルされた時には呼が
転送されないようにするためにそのプロセスを反
転できることも高度に望ましいことである。呼転
送の反転は、ダイヤルされた電話機が不適当であ
つた場合のような状況においても重要である。
呼転送の他の問題としては、転送をした電話機
が同じラインを使つて他の接続を取扱かえること
ができるような方法で呼を転送することである。
従来技術のシステムでも呼転送のこれらの問題
の一部は種々の方法で解決されている。例えば、
代表的な機械式のキーシステムでは、一本は新ら
しいラインとして利用できるものとして、そのと
きの話中のラインを新らしいラインに接続するこ
とによつて呼転送が取扱かわれていた。このよう
な状況では転送電話機はその呼に対して動作中の
ままであつて、2つの通信ボタン(2つのライ
ン)がその会議の間中占有されてしまう。転送電
話機の加入者は転送呼には必要のない加入者であ
るかもしれないから、このようなシステムは都合
の悪いものである。
従来の電子PBXの中には、転送電話機でスイ
ツチフツクをフラツシユしてダイヤルトーンを得
て、それから呼を転送すべき加入者をダイヤルす
るものがある。スイツチフツクを2回目にフラツ
シユすると会議が設定され、次に電話機をオンフ
ツクすれば転送が行なわれることになる。一度三
者接続ができてしまうと、その新規の被呼電話機
を除く唯一の方法はその電話機の制御下にあり、
転送を行なつた電話機の制御下にはない。
従来の非電子的PBXシステムのあるものでは、
転送電話機はスイツチフツクをフラツシユして扱
者に信号を送り、扱者が呼の制御を行なつて、こ
れを被転送電話機に送つている。
従つて本発明の一般的な目的は、能率の良い呼
転送を行なえるような方法であつてそして転送電
話機が制御権を失うことなくこれらの問題を解決
することである。
上述の問題は本発明に従う呼転送装置により解
決される。本発明の呼転送装置においては、メモ
リーと処理装置は第1の電話機が2つのボタンの
一方を用いてリンクを経由して第2の電話機へ接
続されてしまつた後第1の電話機の会議制御ボタ
ン(+/−)の操作に応答しそして2つのボタン
の他方の操作に応答して第2の電話機の接続され
ているリンクへ第3の電話機を接続してそれによ
り同一のリンク上に第1、第2及び第3の電話機
を会議接続し、電話機の1つがオンフツクにより
会議接続から離れたとき残りの2つの電話機間で
の接続を維持し、そして第1の電話機が接続から
離れてしまつた後に第1の電話機の2つのボタン
のいずれかの操作に応答して空きリンクへの新規
な接続を設定している。
発明の開示 上述した問題と他の問題点及び目的は、(蓄積
プログラム)制御システムによつて取扱かわれる
各々の電子電話機に2つのシステムアクセスのイ
ンターコム・ノンロツクボタンを設定することに
よつて解決される。システムアクセスボタン各々
は1つのリンクを介して任意の電話機又はトラン
ク等のシステム設備に起呼するのに用いられ得
る。電話機のシステムアクセスボタンからの接続
はリンクを経由して行なわれる。ひとつのリンク
(いずれかのボタン)上の呼は、電話機の他の現
在動作中のライン(別のリンク上)に加えること
ができる。すべての電話機におけるシステムアク
セスボタンは、もしそれが空きであれば到来イン
ターコム呼はいずれかのボタンで終端でき、また
いずれのボタンを使つても電話機から起呼できる
ようになつている。呼転送の目的に関しては、そ
の電話機がアクセスラインを通して呼を他の電話
機に与えてからオンフツクした時システムアクセ
スラインは空きとなりそして転送された呼が進行
中の間でも電話機により使用できるようにシステ
ムアクセスラインは構成されている。システムア
クセスボタンが操作されると、システムは空きリ
ンクがその操作されたシステムアクセスボタンに
接続されるようにする。しかし、会議ボタン
(+/−)が最初に操作され次にシステムアクセ
スボタンが操作された場合は、操作されたシステ
ムアクセスボタンはその電話機で別な呼と既に接
続されているリンクに接続される。電話機がオン
フツクした時に動作中であつた任意のシステムア
クセスボタンはそれが接続されていたリンクから
除外され、そして転送された接続が元のリンクに
残つていても任意の他のリンクに対する接続に利
用できる。
【図面の簡単な説明】
本発明の上述の特徴および目的ならびに動作と
利用法は図面を参照した以下の説明によつて明ら
かになると思われる。第1図は幾つかの多ボタン
電話機(およびひとつの単一ライン電話機)を持
つシステム構成全体を示す図; 第2図は多ボタン電話機セツトの図; 第3図および第4図はステータス・メモリー
(第2図参照)に蓄積されたデータのデータレイ
アウトを示す図; 第5図、第6図および第7図は請求範囲に述べ
られた機能を制御するのに使用される代表的制御
ステツプを示す図; 第8図は第5図、第7図および第8図の配置を
示す図である。
概括的説明―背景 請求の範囲に記載の特定の構成について全般的
な論議を開始する前に、請求の範囲の構成を利用
するシステム全体の動作を概括的に述べておくの
が有用である。このような構成は多くの同様な形
のシステムで利用できるから、ひとつの型のシス
テムについての背景の情報についてだけここでは
述べる。また、通信システムの構成は異るハード
ウエアの制約や異るプログラム手法に依存した異
るシステムで用いることができるから、システム
全体を制御するプログラム全体の詳細を述べるこ
とはしない。このようにすれば問題を不明瞭に
し、この明細書を不必要に長くすることになるか
らである。ここで示される数値は特定の時間とメ
モリーの要求について設計したものであり、この
ようなシステムすべてに最適なわけではない。
もちろんここで説明し、請求範囲に記載の構成
を適当な通信システムにおいて使用するために
は、この構成をこれが使用されるシステムの構造
全体の中に組み入れなければならず、このような
システムの他の構成および動作の全てとからみ合
せるようにされなければならないことは当業者に
は明らかであろう。従つて混乱を避け、請求の範
囲に記載の発明を当業者が利用できるようにする
ために、この明細書はこの構成を使用する通信シ
ステムに代表的に見られる問題点と制約とを理解
させることを中心に述べることとする。この明細
書は、ここで記述される構成を多くの他の構成を
有するより大規模なシステムに混合して実現する
のに必要な論理的ステツプを与えるものである。
代表的なシステム全体の動作 請求の範囲に記載の構成がここで用いられる通
信システムは、固定蓄積プログラム制御方式によ
る事務所電話システムである。第1図は通常のキ
ーシステムの機能(保留、可視表示、その他)と
従来は利用できなかつた多くの新らしい機能とを
合わせ持つシステムのブロツク図を示している。
システム中の呼処理は共通制御44のマイクロ
プロセツサ45の制御下にある。電話機S1〜
Snの各々及びトランクのようなラインインタフ
エース43―1〜43―nは走査されそれらの状
態の変化が検出される。何かの変化(たとえば、
オンフツク、オフフツク、ボタンの押下、その
他)があると、これに応動して処理装置は、メモ
リー中に蓄積されたプログラムの命令によつて、
これらの変化をシステムコマンドに翻訳する。シ
ステムはまた両方向データバスを通して、第2図
に詳しく示された多ボタン電子電話機(MET)
セツトに対してコマンドを発生し、発光ダイオー
ド(LED)を点灯したり、METセツトに関連し
たトーン・リンガを鳴らす。METセツトのすべ
てはタツチ―トーンダイヤル、トーンリンガおよ
びLED表示の機能を持つている。LED表示につ
いては後述する。電話機でのトーンリンガは2つ
の区別可能な可聴信号を受信するが、その1つの
信号は着信した中央局からの呼(CO呼)に対す
る低いピツチのトーンリンギングそして他の信号
は着信した電話機問呼(インターコム呼)に対す
る高いピツチのトーンリンギングである。電話機
間呼及び/又は外部への発呼のみが要求される場
所には無ボタン電話機が用いられ得る。例示した
形態では各MET電話機セツトの下段4つのボタ
ンはその機能が固定され、それ等は保留、+/−
(会議接続)、及び各々が特定の電話機インターコ
ム(内線)番号に関連している2つのシステムア
クセスボタンである。そのようなシステムアクセ
スボタンは、通信システム内の他の電話機からの
及び他の電話機への呼、即ちインターコム呼の受
信と起呼に使用され又回線、ページングポート等
のシステム設備をアクセスするために使用され
る。到来呼は2つのシステムアクセスボタンの空
いているものに着信する。もし2つのシステムア
クセスボタンの下方のものがある呼によつて塞が
つていると、次にその電話機へ到来した呼は上方
のシステムアクセスボタンに着信して可視的な呼
び待ち表示を与えもしその時電話機がオンフツク
していれば単一の可聴リンギングが伴う。システ
ムアクセスボタンは又会議及び呼転送機能に使用
され、それについて本願明細書で記述される。
MET電話機のボタンの他のものは呼カバレツジ
のようなボタン起動電話機能に適宜割り当てられ
得る。
第1図に示すようにMETセツトからインタフ
エースユニツトには6本の線が出ており、2本は
通話用(T,R)で、4本はデータ用(入デー
タ、出データ)である。T,R対は交換ネツトワ
ーク11に接続されている。図示の例では、n本
のリンクを持つた空間分割ネツトワークが示され
ている。これはn個のタイムスロツトを持つた時
分割ネツトワークで置換することができる。電話
機と処理装置の間のデータリンクは、処理装置に
対して交換ネツトワークを設定するための情報を
伝送し、これに従つて電話機セツトに対して
LED制御信号を返送するために使用される。
共通制御44は、処理装置45、インタフエー
スユニツト47および48それにメモリー46か
ら成る。メモリーユニツトはプログラムストア4
6―1とデータストア46―2から成る。データ
ストアは次のように分割されている。
A ハードウエア構成データを含む翻訳。例え
ば、ボタン割当ならびに電話機のサービスクラ
ス B 与えられた時点におけるシステムの状態を記
憶したステータス。電話機については、これは (a) 電話機状態 スイツチクツク、+/−動作;ネツトワー
クに接続されて動作しているかどうか。
(b) ボタン状態;各ボタンについて (i) I―USEがオンであるか (ii) 線のステータスLEDの状態はどうか (iii) このボタンの呼にはどのリンクが関連し
ているか C 呼処理およびスクラツチ・パツド領域として
使われる一時データ。
代表的な共通制御処理装置は25ms(ミリ秒)の
動作サイクルで働く。高レベルのエクゼクテイブ
プログラムであるTSK―DSPが、動作サイクル
中に実行されるタスクの順序を制御する。各サイ
クルのはじめで、ハードウエアによる実時間割込
みを処理装置が受ける。割込み取扱いルーチンが
フラグ(表示)をセツトしてから、割込まれたタ
スクに戻る。この割込まれたタスクは次に、都合
のよいブレーク点に達した時にTSK―DSP制御
に制御をわたすものである。このタスクデイスペ
ンサは、スケジユールに従つて次に実行されるべ
きタスクを決定する。基本的にはこれらのタスク
は次の3つに分類される。
(1) 走査:物理的変化の走査(例えば、電話機に
よる新らしいボタンの押下げ)。もし変化が検
出されて確認されれば、これは一時バイフアに
入れられて後で処理される。
(2) 処理:すべての走査が完了した後で、変化が
処理される。
(3) 保守:もし25msのサイクル中に残された時
間があれば、システムは次までルーチンの保守
機能を実行する。
後述するシステムでは次のような機能を実行で
きる。
I―USE表示 この機能は各々のライン・アクセス・ボタン
(システム・アクセス、プール設備アクセス、個
人ラインアクセス、自動インターコム、呼カバレ
ージ)に関連した第2図のLED212のような
赤のI―USE LEDによつて与える。オフフツク
したときに、このLEDは電話機が接続されるラ
インを表示する。オン―フツクの時には、この
LEDはオフ―フツクする時に電話機が接続され
るであろうラインを表示する。
ライン・ステータス表示 呼ステータスの表示は各々のライン・アクセス
ボタン(システムアクセス、プール設備アクセ
ス、個人ラインアクセス、自動インターコムおよ
び呼カバレージ)に関連した第2図のLED21
1のような縁のステータスLEDによつて与えら
れる。ステータスLEDはリンギング状態の間は
フラツシユ(500msオン、500msオフ)し、話中
状態の間は定常的に点灯し、保留状態の間はウイ
ンク(450msオン、50msオフ)する。
自動インターコム 被呼電話機の自動信号機能を持つ2つの指定さ
れたMET電話機の間の両方向のポイント・ツ
ー・ポイント音声通路によつて自動インターコム
機能が与えられる。自動インターコムボタン(そ
の機能に割当てられたボタンA〜Fの任意のも
の)を押してオフフツクすることによつて、起呼
電話機のユーザはリングバツク音を聴き、被呼電
話機は標準の電話機間の区別できるリンギング音
を聴く。自動インターコムボタンに関連したステ
ータスLEDは起呼電話機では定常的に点灯し、
被呼電話機ではフラツシユする。被呼電話機のユ
ーザは自動インターコムボタンを押してオフフツ
クすることによつて呼に応答することができる。
呼カバレージ 呼カバレージはグループに関連している。各電
話機はオプシヨンとして与えられたグループに対
するセンダとなることができる。センダとして
は、その電話機の呼はそのグループに関連したカ
バレージボタン(この機能に割当てられたボタン
A―Fの任意のもの)によつて応答することがで
きる。さらに、各電話機はオプシヨンとしてひと
つあるいはそれ以上の―COVRボタン(単数あ
るいは複数)を持つもの―カバレージ位置となる
ことができ、センダからそのグループ(単数ある
いは複数)に向けられた呼に応答することができ
る。電話機間の呼び、あるいは扱者による呼び
に、そのグループに対するセンダ、電話機で呼び
出しを行つているときには、各々のカバレージ電
話機のCOVRボタンに関連した状態LEDが点滅
する。主電話機(個人ラインの主な所有者として
指定されている単一の電話機)がそのグループの
センダであるときだけ、呼カバレージ機能は個人
ラインの呼びに対しても使用できる。もし
COVRボタンを押してオフ―フツクすることに
よつて、カバレージ電話機が呼びに応答すると、
それに関連した状態LEDは話中を表示し、他の
すべてのCOVRボタンは空きに(新らしい呼び
を自由に追尾できるように)なる。その呼の応答
のあつたセンダ電話機ではまたリンギングを生じ
ていたラインに話中状態を受信し、そのラインを
選択することによつて、任意の時点で、その呼び
に橋絡できる。
カバレージ・グループの中で2つあるいはそれ
以上の資格のある呼びがリンギング状態にあると
きには、このグループ中のある電話機で操作され
た第1のカバレージボタンによつて、はじめにリ
ンギングの開始した呼びが選択され、このグルー
プの電話機の第2のカバレージボタンがもしあれ
ば、これが第2の呼びを選択し、以上同様とな
る。ある電話機に向けられた呼びに対して、これ
を接続するべき空きボタン端子が存在しなけれ
ば、起呼者には話中音が与えられ、呼カバレージ
機能は利用できないことになる。
各グループごとに別々の呼カバレージ・ボタン
を設けることによつて、1つの電話機で、いくつ
かのグループをカバーすることができるが、1つ
の電話機は、1つのグループのセンダになること
しかできない。各カバレージ・グループは8個の
カバレージ位置を持つことができる。(すなわち、
8個のカバレージ・ボタンを任意の与えられたグ
ループについて定義することができる。) 呼び出し転送 任意の呼カバレージ・グループ内にセンダ電話
機にリング転送ボタンRING TRFRを設けるこ
とによつて、リンギングの単一のバーストの後で
関連するグループについてカバレージ・ボタンを
有する所定の転送宛先電話機に可聴呼び出し信号
を転送することができる。RING TRFRボタン
の押下げによつて、この機能が起動し、そのボタ
ンの状態LEDが点灯する。
一度起動されると、その電話機に到来したそれ
以降のすべての呼びは、この機能によつて、それ
に関連した呼カバレージ・グループに転送され
る。そしてRING TRFRボタンの次の押下げに
よつて、その機能は停止される。転送宛先でリン
ギングが聴えること以外は、このような呼びは基
本的呼カバレージと正に同様に取扱かわれる。そ
のグループに対する呼カバレージボタンを持つ任
意のあるいはすべての電話機を、話中呼カバレー
ジ、無応答呼カバレージと同様に、この機能の転
送宛先として指定することができる。
呼カバレージ・グループのセンダ電話機のいず
れにもこの機能を持たせることはできる。このセ
ンダ電話機の空きボタン収納端子に呼びが与えら
れるとこの電話機が他のラインを使つて話中のと
きには、センダ電話機におけるリンギングバース
トが1つだけ生じた後で、それに関連したグルー
プのための所定の転送宛先電話機でリンギングが
開始する。そのセンダ電話機に向けられてから、
1〜15のリンギング(選択によつて決める)の間
無応答であつた呼びは、それに関連したグループ
の所定の転送宛先電話機に転送される。転送宛先
においてリンギングを生ずること以外は、このよ
うな呼びは基本的呼カバレージと全く同様に取扱
われる。このグループのカバレージボタンを持つ
任意のあるいはすべての電話機には無応答の場合
の呼カバレージおよびリング転送と同様にこの機
能を持たせることができる。
プラス―マイナス会議 プラス/マイナスのボタンを使用して、任意の
電話機の使用者は、2つ以上の外部呼を含まない
4個までの別々の呼を単一の会議呼として結合す
ることができる。会議呼を設定するには、各々の
個別の呼を設定し、保留して、最後の相手に到達
した後でこれをすべて結合する。この代りに、通
話中の呼びに対して直接に空きラインを加えるこ
ともできる。保留されたラインあるいは空きライ
ンを通話中の呼びに加えるには、プラス/マイナ
ス(+/−)ボタンを押して、次に保留あるいは
空きラインボタンを押す。会議に使用されるすべ
てのラインは話中状態となり、I―USE表示
(赤のLED)が点灯される。6番目の電話機を会
議に追加しようとしたときにはシステムはこれを
無視する。
保留ボタンを押すことによつて、電話機の使用
者は(保留された通話路を切断することなしに)
会議を保留することができ、任意の保留された加
入者に関連したラインボタンを押すことによつ
て、保留された会議に再び入ることができる。会
議の開始者はプラス/マイナスのボタンを押し
て、次に落すべき加入者のラインボタンを押すこ
とによつて、動作中の会議者を選択的に落すこと
ができる。会議中に受話器を置いたり、他のライ
ンを選択したりすると、その電話機の使用者は会
議を離れ、会議に関連した内部の電話機に監視を
移すことになる。監視のために利用できる内部電
話機がなくなると、その呼に関連するプログレス
音(リングバツク、話中、リオーダ)が存在しな
いときには、その呼は終了する。
プラス/マイナス・ボタンに付いたステータス
LEDは、プラス/マイナスボタンが押されたと
きには点灯し、プラス/マイナスおよびスイツチ
フツクを含むラインボタンのいずれかが次に押さ
れたときには消灯する。
特有のアラート信号 到来呼を交換局(CO)呼と電話機間呼のいず
れであるかを電話機の使用者が区別できるように
するために、区別できる特有なアラート信号を使
用する。一方のトーンは、扱者によつて接続され
た到来交換局呼あるいは個人交換局ラインからの
呼を知らせるのに使用される。第2のもつと周波
数の高いトーンは電話機間(インターコム)呼の
可聴アラート信号として使用される。これらの信
号の各々は4秒のくりかえし周期を持ち、1秒は
オンで3秒はオフとなつている。
マニアル排除 この機能を使用することによつて、排除ボタン
を有する電話機の使用者は、応答位置あるいはそ
の他が既存の呼に橋絡されるのを防止し、またこ
れらの電話機がその呼びに既に接続されていると
きにはこれを落すことができる。この機能を取消
すには、排除ボタンを2回目に押して手動で行な
つてもよいし、オンフツクすれば自動的に取消さ
れることになる。保留されていない呼に対してこ
の機能が使われているときには、マニアル排除
LEDが定常的に点灯する。呼びが保留されると、
排除状態は継続して保留した加入者によつて、こ
の呼びが再び入れられるまでは、排除ボタンの状
態LEDがウインクする。この状態は一時に1つ
のコールだけに適用できる。呼びから排除された
電話機には何も聴えず、排除されたラインにはI
―USE表示は生じない。
この機能が起動された後には、制御電話機はそ
の会議機能を使用して選択された内部電話機を排
除された外部呼に加えることはできるが、他の電
話機がこの個にいずれかの加入者を追加すること
はできない。
個人ラインアクセス この機能は交換網を通して電話機使用者と専用
外部ラインの間の通信路を形成するものである。
プールされた設備ではダイヤル符号によつてこれ
にアクセスすることもできるが、これとは異り、
個人ラインは専用アクセス・ボタンによつてだけ
アクセスすることができ、これは出のサービスは
もちろん、入りのサービスにも使用できる。
個人ラインは、これらの電話機の各々に、関連
する個人ラインアクセス・ボタンを設けることに
よつて、8個までの電話機で共用することができ
る。しかし会議の制限があるために、与えられた
呼びに対して5個を越える加入者を接続すること
はできない。6番目の電話機を橋絡しようとして
も無視される。(すなわち排除された電話機のよ
うに扱かわれる)。ラインを共有している任意の
あるいはすべての電話機に対して、オプシヨンと
して完全な共通の可聴リンギングを行なうことも
できる。呼カバレージ機能についてのライン制御
はひとつの指定された電話機についてだけ利用で
きる。
プールされた設備…ボタンアクセス プールされた設備のアクセスボタンを押してオ
フ―フツクすることによつて、電話機の使用者は
外部ライン(例えば、CO,FX、その他)の共通
プールに属する空きライン設備に接続することが
できる。プールされた設備のアクセス・ボタンに
関連した状態およびI―USE LEDは定常的に点
灯しその電話機の使用者は自由に呼びを完成する
ことができる。空きの設備が利用できなければ
(設備塞り表示)、起呼しようとする使用者の試み
は単に拒否されて、I―USE表示は消灯する。
いくつかのラインプールに対してボタン・アクセ
スを必要とする電話機には、必要とされるプール
ごとに別々のアクセスボタンが設けられる。各々
のラインプールにオプシヨンとして、ダイヤル・
アクセス符号を設け、システム・アクセス・ボタ
ンによつて起呼してから符号をダイヤルして、プ
ールから空きラインを選択するようにしてもよ
い。選択されたプールに空きのラインが存在しな
いときには、リオーダ音が返される。
設備の〓中表示 この機能によつて、電話機の使用者に対して、
プールされた設備のアクセスボタンにより、その
電話機からアクセスできるプールされた設備のグ
ループに空きラインがあることを知らせておくこ
とができる。プールされた設備へのアクセス・ボ
タンに関連したステータスLEDは関連するプー
ル内のすべてのラインが話中のとき、およびプー
ル内のラインが与えられた電話機で使用されてい
るときに話中を表示する。
プールされた設備…ダイヤルアクセス 空きのシステム・アクセス・ボタンを選択し、
適切なアクセス符号(9あるいは10X)をダイ
ヤルすることによつて、電話機の使用者は外部ラ
イン(例えば、CO,FXその他)の共通プールに
属する空きライン設備に接続できる。システム・
アクセス・ボタンに関連した状態およびI―
USE LEDが点灯し、電話機のユーザは自由に呼
びを完成することができる。もし空きの設備が利
用できなければ、接続を開始したいとする使用者
の試みは拒否されてリオーダ音が与えられる。こ
の機能は無ボタンの電話機や適切なプール設備ボ
タンの設けられていない電話機向きのものであ
る。
プライム・ライン優先 この機能によつて、電話機の使用者はオフフツ
クしたときに、自動的にプライム・ラインとして
指定されたラインに接続される。オフフツクする
前に他のラインを選択したり、保留ボタンを押し
たりすることにより、電話機の使用者はこの優先
順を無視することもできる。与えられた電話機に
ついて、リンキング・ライン優先が行なわれてい
るときには、その機能が優先する。
リンキング・ライン優先 電話機をオフ―フツクしたとき、この機能によ
り、その電話機に対して呼び出しを行なつている
呼を有するライン・アクセス・ボタンを自動的に
選択する。2つあるいはそれ以上のラインで同時
にリンギングを生じているときには、この電話機
の使用者は最初にリンギングを開始したラインに
接続される。使用者が別のラインを使うことを望
むときには、オフ―フツクする前に予じめそのラ
インを選択しておかなければならない。ある電話
機がオフ―フツクすれば、それ以降の呼びに対し
ては、リンギング・ライン優先は取消されて、こ
れは次にオン・フツク状態となるまで続く。電話
機の使用者がまだオンフツクである内にリンギン
グが停止すれば、ライン優先はプライム・ライン
か、優先なしかのオプシヨンに切替わる。
電〓機呼転送 プラス/マイナス・ボタンによつて、任意の電
話機の使用者は任意の呼を任意の電話機に転送す
ることができる。転送を行なうことには、転送さ
れるべき呼を保留して、呼を所望の電話機に向け
て、プラス/マイナスボタンを押し、保留された
呼びに関連するボタンを押し、次いで受話機をお
く。この代りに空きボタンを直接に動作中のライ
ンに加え、次に所望の相手をダイヤルしてもよ
い。ある電話機から別な電話機へと転送された呼
で120秒以上リンギングしたままになつている呼
は、転送している電話機が非動作状態になると終
端する。これによつて監視されていない転送呼が
システムや交換局設備を無制限に使うようになる
のを防止する。
電〓機間の呼び この機能によつて交換手の助けなしに、電話機
の使用者がシステム内の他の電話機にダイヤルで
きるようになる。これは空きのシステムアクセス
ボタンを選択し、所望の電話機のインターコム符
号をダイヤルすることによつて実現される。
概括的説明―呼転送動作の例 第1図に示すように、電話機S1が動作中の電
話機であり、これが呼を転送(あるいは会議を設
定)しようとしており、電話機S1は電話機S2
に対して通話路を持つているとしよう。従つて、
電話機S2は次のボタンの少くとも1つに電話機
S1への少なくとも1つの接続手段を含んでい
る。
システムアクセスボタン(SA)、ラインボタ
ン、プール設備ボタン、自動インターコムボタン
あるいはカバレージボタン。また、電話機S3は
電話機S1が電話機S2を転送しようとしている
電話機である、あるいは電話機S1が電話機S
1,S2およびS3の間で会議を設定しようとし
ている電話機、あるいは電話機S1が電話機S2
を保留している間に相談したい相手であつたとし
よう。
システムの能力 1 電話機S1は電話機S3に向けて起呼でき
る。(a)ほとんどの場合に空きである第2のシス
テムアクセス・ボタンが存在するから、これが
可能である。重トラヒツクの電話機の場合には
追加のシステムアクセスラインを設けるように
システムを構成できる。
2 電話機S2を先ず保留する場合もしない場合
でも電話機S1は電話機S3に向けて起呼でき
る。(a)もし電話機S2を保留しようとするとき
には、保留ボタンを使用して、次に空きのシス
テムアクセスボタンを動作する。(b)もし電話機
S2を保留しないときには空きのシステムアク
セスボタンと共にプラス―マイナス(+/−)
のボタンを動作して、既存の呼を電話機S2と
の会議とする。こうすれば電話機S1(あるい
は電話機S2)は第3の加入者の電話機S3を
ダイヤルして、連続的に通信することができ
る。
3 電話機S1が電話機S3をダイヤルした後で
その呼は話中音、リオーダ音、無応答条件ある
いは誤り番号に達することがある。これらのい
ずれの場合にも、電話機S1は一様な方法で電
話機S3から切断されることができる。
(a) もし電話機S2が保留されていれば、電話
機S1はスイツチフツクを使つて電話機S3
をハングアツプできる。電話機S1は次に電
話機S2に戻つたり、電話機S3を呼び出す
ように再試行してもよい。
(b) もし電話機S2がすでに元のシステムアク
セスラインに加えられているときには、電話
機S3をマイナス(引き算)するのに+/−
ボタンを使用する。電話機S2は電話機S1
に接続されたままである。
4 電話機S1が所望の加入者の電話機S3に到
達した後で、相談、3者会議、転送のいずれか
を一様な動作によつて実行できる。
(a) もし電話機S2が保留されていれば、電話
機S3が存在するリンクに電話機S2を加え
るには+/−を使用する。これで3者会談の
状態となる。電話機S1から転送を行なうに
は単にハングアツプすればよい。明らかに電
話機S2を追加する前に電話機S3と電話機
S1の間で秘話状態で相談ができる。
(b) もし電話機S2が元のシステムアクセスラ
インに既に加えられていれば、すでに3者会
談の状態となつていることになる。転送のた
めには、電話機S1をハングアツプすればよ
い。
5 転送を完了する前の3者会議の間に、電話機
S1は電話機S2あるいは電話機S3のいずれ
かを落して、残りの加入者と通話を続けること
を決定できる。
(a) 電話機S1,S2およびS3が会議接続の
状態にあると仮定すれば、二つのシステムア
クセスボタン(あるいは他のボタン)で電話
機S2とS3を空間的に分離することがで
き、電話機S1は(+/−ボタンを使つて)
電話機S2あるいはS3のいずれかを夫々マ
イナスすることができる。
6 会議接続中には、任意の加入者がハングアツ
プしても、残りの加入者は両方向接続されたま
まである。
(a) もしハングアツプした加入者(電話機S2
あるにはS3)が外部の加入者であれば、ラ
インは呼から(電話機S1によつて)落とす
ことができ、そのラインに新らしいダイヤル
音が与えられないようにできる。
(b) その呼の残りの加入者は共にラインであつ
てはならない。もしそうでなければ、電話機
の監視がないために共通制御によつて自動的
に落とされる。
以上の議論から、電話機S1が実行できるすべ
ての操作は電話機S2あるいは電話機S3との通
信に使用されたボタンのタイプに関係なく同じよ
うに働らくことになる。さらに、転送動作は任意
の所望の数の加入者に対して延長できる。任意の
動作中の電話機は新らしい加入者を加えたり、ボ
タンのひとつに関連した加入者をマイナスした
り、バツクアツプして残りの加入者に対してなお
利用し得る可能な動作を制限することなく、残り
の加入者に呼を転送することができる。唯一の制
約は、物理的性能の限界および割当てられたステ
ータス・レコードとデータフイールドの大きさに
よつて課されるものである。
詳細な説明 ステータス・メモリー(第1図の46)には、
各電話機の各ボタンごとに以下の情報が蓄積され
ている。
(a) ボタンに付いた2つのLEDの各々について
の瞬時の状態(オン/オフ)。
(b) 各LEDの長期の状態(フラツシユ、ウイン
ク、オン、オフ)。
これはステータスLEDについて電話機ボタ
ン・ステータス(SBS)と呼ばれ、I―USE
LEDについて電話機ボタンI―USE(SBZ)と
呼ばれる。
また各々の電話機セツトごとに、以下を記録
するためのステータス記憶位置がある。
(c) 電話機のスイツチフツクとボタンの最後に検
出された瞬時ステータス; (d) 電話機のトーンリンガの所望のステータス
(オン/オフ、音量の設定、周波数の設定)。
処理装置(第1図の45)は周期的に(b)の情報
をとり、これを使つて(a)の瞬時情報を更新する。
走査サイクルにおいて、処理装置(a)および(b)の
情報を周期的にとり、MET電話機セツトの要求
するフオーマツトで、これを単一の電話機ごとに
単一の長メツセージに組立てる。このデータはデ
ータ・インタフエース(第1図の47)を通して
METに送信される。METはデータ・インターフ
エースを通してスイツチフツクとボタンの瞬時状
態を処理装置に返送する。
返送されたデータは(c)にあるデータと比較され
てもし何かの変化があれば、これをその電話機の
一時バツフアに記録する。これとは異る時点で、
ボタンプロセツサと呼ぶ他のプロセツサの動作に
よつて、この刺激がピツクアツプされて、その刺
激に対する応答として適切な機能動作が開始され
る。
処理装置のプログラムがMETのLEDをオンあ
るいはオフしようとしたり、ウインクあるいはフ
ラツシユ状態に設定しようとしたりしたときに
は、これは(b)で述べられた状態メモリーに適切な
ビツトを記入するが、この機能は上述した2つの
周期的動作の結果として自動的に実行される。
各ボタンごとに、翻訳メモリー(第1図の46
―2)には翻訳レコードが蓄積されている。
SBID(電話機ボタン番号)はボタンのタイプを
示す。この情報は数値の形で符号化されており、
例えば、1の値は個人ライン・ボタンを、2の値
はプール・ライン・ボタンを表わし、以下同様に
なつている。
通話型のボタン(例えば、システム・アクセ
ス、自動インターコム、個人ライン、プール・ラ
イン、呼カバレージ、その他)については、ユー
ザに対してステータスLEDで示される4つの可
能な状態がある。すなわち、話中…(LED定常
オン)、空き…(LEDオフ)、リング(LEDフラ
ツシユ)、保留…(LEDウインク)である。
この情報はステータス・データ・メモリー(第
1図の46―2)に数値の形で符号化され、蓄積
されている。メツセージ符号のような非通話型の
ボタンでは、有効な状態は2つ(話中、空き)に
減るが、同じデータ・フオーマツトが使用され
る。
上述したように、システムの走査ルーチンは
METの使用者によつて押されたボタンを検出し
て、バツフア・エリアに報告し、プロセス・ルー
チンが処理するのを待つことになる。このような
変化がプロセス・ルーチンによつて処理されると
きには、46―2に蓄積されたボタン番号情報、
SBID、が先ずチエツクされ、次に46―2に蓄
積されたボタンステータス情報、SBS、がチエツ
クされる。こうして処理装置はボタンの押下げを
特定のユーザ・コマンドとして解釈することがで
き、変化を処理するのに46―1に蓄積された適
切なプログラムを使用する。例えば、 (1) 空きの(SBSより)、通話型(SBIDより)
ボタンのボタン選択は関連する設備を必要とす
る起呼を示す。
(2) リンギング中の(SBSより)、通話型
(SBIDより)ボタンのボタン選択はリンギン
グした呼に対する応答を示す。
呼転送の実現 各々のシステム・アクセス・ボタンは第3図に
示すように記録されたステータス・メモリーを有
している。これによつてこのような各ボタンはど
のネツトワーク・リンクが関連しており、どの会
議グループにそれが関連しているかを識別するこ
とができる。
各々のネツトワーク・リンクは第4図に示すよ
うに記録されたステータス・メモリーを有してい
る。各々のスロツトのID番号はどのタイプの設
備がそのリンク・スロツト(ライン電話機、ライ
ン、発信レジスタ、トーン、ページングポートそ
の他)を占有しているかを示し、そのタイプのど
の特定の設備を使用するかを示すように符号化さ
れている。任意の設備はその型の設備に順番に割
当てられた内部番号によつて識別される。
1 設備(電話機、ラインその他)は、そのシス
テムの望ましい機能に従つて、その設備によつ
て開始された動作あるいは、他の設備の動作に
よつて、リンクに加えられたり、これから削除
されたりする。ここでは上述した基本的な記録
に関連してこの追加削除の動作について説明し
よう。
設備をリンクに加えるには、リンク・スロ
ツトすべてが占有されているのではないとし
て(すなわち、会議の制限が守られていると
して):第1にその電話機SBLPのエントリ
ー(あるいはそのライン、トーン、その他の
類似ステータス)を割当てる。次にもし新ら
しいリンクが要求されれば、次に利用できる
リンクとしてリンク番号が選択できる。その
代りに、リンクに加えられるべき設備がすで
に使用されていれば、リンク番号が割当てら
れる。もし新らしいリンクが要求されれば、
位置エントリーは最初の可能なグループ(ナ
ンバ0)である。既存のリンクに対して新ら
しい起呼が行なわれれば、これには次に利用
できるグループ番号が割当てられる。最後に
既存のリンクの設備を他のリンクに移すとき
には、古いグループ番号が、その設備を移動
するべき設備のリンクの未使用のグループ番
号に置き換えられる。次のステツプはそのリ
ンクのリンク会議リスト、NLST、の次に利
用できるスロツトに設備を割当てることであ
る。これは設備タイプと設備インデスクの知
識だけに関するものであり、これは共にこの
動作が実行されるときに知られるものであ
る。
設備をリンクから切り離すことが望ましい
ときには、SBLPの内容(単数あるいは複
数)が消去され、その設備のNLSTのスロツ
トの内容が消去される。さらにリンクに残つ
ているその設備の位置(グループ番号)エン
トリーは場合によつては再割当てしなければ
ならない。この再割当ては次のようにして行
なわれる。
(1) もし設備が電話機でなければ、あるいは
リンクに関連した単一のボタン(SBLPの
内容)しか持たない電話機であれば、その
ときには他の設備に影響を与える動作は、
そのリンクに対して同一のグループ番号を
持つ電話機(単数あるいは複数)だけで生
ずる。もし最初の設備を除いた後で、呼が
まだ存立できれば(すなわち2つあるいは
それ以上の相手がその電話機につながつて
いれば)、次の解析が実行される:除去さ
れている設備のグループ番号に対して、そ
のリンクに同じグループ番号を持つ1つを
越える電話機が存在するかを判定する。も
しそうであれば、グループ番号の更新は必
要ない。もしそうでなければ、除かれてい
る設備と同じグループ番号を持つ電話機
(ゼロのSBLPの内容)のボタン(単数あ
るいは複数)を除く。こうすれば、電話機
にはその呼に関するアクテイブなボタンが
無くなる可能性があり、その電話機はネツ
トワークから切断され、リンク・レコード
中のそのスロツトは消去しなければならな
い。
もし呼が生存できないものであれば、残
りの設備(1つあるいはそれ以上)は除去
され、−−SBLPの内容は消去され、そし
てNLSTの内容が消去される。
(2) もし設備がリンクに関連した1つ以上の
ボタン(SBLP)を持つが両方のボタンが
同一のグループ番号を持つ電話機であれ
ば、上述のケース(1)が適用される。
(3) もし設備がリンクに関連した2つあるい
はそれ以上のボタンを持つがそれが異るグ
ループ番号に属するときには、その電話機
がハング・アツプしたとすれば、呼がまだ
存立できるものであるときには以下の更新
が行なわれる。リンクの1つおきのリンク
(NLSTを使つて判定される)の1つおき
の電話機について、除かれている電話機の
グループ番号の1つを持つリンクのボタン
すべてを見付ける。各収納端子を単一のグ
ループ番号(前には使用されていなかつ
た、あるいは除かれている電話機のボタン
に関連したものから選択されたもの)でお
きかえる。もし呼が存立できないものであ
れば、(1)と同様に他の設備が除かれる。
(4) 最後の場合はリンクに関連した2つある
いはそれ以上のボタンを持つが、異るグル
ープ番号の電話機の場合である。その電話
機は他の電話機で行なわれたマイナス動作
によつてリンクから除かれるとする。この
場合には、次のような解析と動作が実行さ
れる。
NLSTの各電話機およびそのリンクに関
連したその電話機の各ボタンについて、グ
ループ番号をしらべる。もしグループ番号
が、マイナスによつて除かれている電話機
の番号の1つに一致していれば、そのボタ
ンの収納端子をその電話機から除く
(SBLPの内容を消去する)。これが完了し
たとき、もしその電話機がそのリンクに関
連した残りのボタン(SBLPのエントリ
ー)を持たなければ、その電話機をネツト
ワークとリンク会議リスト(NLST)から
除く。最後に残つている呼が存立できなけ
れば既存の設備(単数あるいは複数)をリ
ンクから除去し、次にリンクは空きとな
る。
機能をどのように実現するか ここでは上述された各々の機能の能力を調べ、
その実現法の説明を参照し、これらの機能を実行
するためにいかにしてシステムを実現するかを述
べる。
1 空きのシステム・アクセス・ボタンを使つた
起呼は、そのボタンが空きであること及び実現
のセクシヨンの(1)に述べられているように空
きがリンクに割当てられているかどうかを確認
するためのSBLP(第3図)エントリーを用い
ることにより達成される。
2 (a) 電話機S2を保留状態にするには、ネツ
トワーク接続だけを切断し、電話機S1のラ
ンプ状態について保留を表示するように変更
する。SBLP(第3図)とNLST(第4図)は
影響されない。
(b) +/−を用いて起呼し、既存のリンクに空
きのシステムアクセスボタンを加えるには上
述の(1)が適用される。リンクに加えられて
いる設備は発信レジスタであり、これがリン
クスロツトに割当てられステータスレコード
の内容はトーン設備についての場合を除いた
SBLPに等価である。ダイヤルが完了する
と、コール・プログレス音および被呼加入者
が次々に同一のリンクスロツトおよび最初に
発信レジスタに与えられたグループ番号を割
当てられる。
3 (a) 電話機S1によつて落される設備とは関
係なく、オンフツクの機能動作は同一であ
る。システムはこれを(1)で述べたように解
釈する。電話機S1がハングアツプしたとき
に、呼は存在できなくなり、残りの設備(ト
ーン、発信レジスタ、他の電話機、ラインそ
の他)もまたリンクから除かれ、これらは次
に空きになる。
(b) もし電話機S1がマイナスの動作を行なえ
ばシステムはこれをそのリンクおよびマイナ
スされたボタンのSBLP(第3図)のエント
リー(内容)により示されるグループから単
数あるいは複数の加入者を除く要求であると
解釈する。再び要求される動作は、(1)で述
べられ、これは(4)の特殊ケースである。
4 (a) 電話機S2を電話機S1と電話機S3が
接続されているリンクに加えるには、電話機
S1はプラス動作のシーケンスを使用する。
システムはこれを加えられるボタンのSBLP
(第3図)のエントリーによつて識別される
リンク上のすべての加入者をその現在動作中
のリンクに加えるための要求として解釈す
る。これは(1)に述べられるように行なわれ
る。電話機S1が呼を転送することを望んだ
ときには、その電話機はハングアツプする。
これはシステムによつて電話機S1で動作し
ているボタン(I―USEオン)のSBLPのエ
ントリーによつて識別されるリンクから電話
機S1を除く要求として解釈される。この動
作は(3)に示すようにして達成される。
(b) 電話機S1は電話機S2およびS3が既に
接続されているリンクで動作しているので、
その電話機はハングアツプすることがあり、
この動作は上述の4(a)で示したのと全く同様
である。
5 電話機S1が同一のリンクで電話機S2およ
び電話機S3と会議を行なつており、いずれか
の加入者を削除するためにマイナスの機能が使
われたとしよう。この場合もシステムはこのシ
ーケンスをマイナスされたボタンのSBLPのエ
ントリーによつて識別される加入者を取除く要
求であると解釈する。これについては(1)を参
照されたい。
6 電話機S1(あるいは電話機S3)が呼から
の切断を要求したと仮定しよう。ある電話機に
とつては、その機能動作はオンフツクすること
である。トーンにとつては、これはタイムアウ
トすることになる。トーンは予め指定された最
大時間しかリンクに接続しておくことはでき
ず、各トーンにはそれに関連するタイマが存在
するためにこのようになつている。ラインにつ
いてはシステムに外部の加入者がハングアツプ
したことを検出しないことがある。そのような
場合にはCOが新らしいダイヤル音を返送し、
そのリンクの電話機はそのラインを落すために
マイナス機能のシーケンスを使うことができ
る。もしシステムが外部の加入者から切断要求
を受信しなければ、この場合はトーンのタイム
アウトと等価である。これらの場合から次のよ
うなことがわかる。
(a) S1がオン―フツクした電話機であれば、
システムはこれをS1をリンクから除く要求
であると解釈する。(1)あるいは一般的に
は、(4)によつてこの要求を満足できる。
(b) もしS1が切断の信号を出したタイムアウ
トのトーンあるいはラインであれば、そのと
きには(1)に述べられたような動作が行なわ
れる。
システムが不正なネツトワークリンク状態
(電話機のないリンクや一人の加入者しかいな
いリンク)を検出する能力によつて、このよう
な呼を自動的に終了することができる。リンク
レコードをこのように解析する方法はで述べ
たが、これは加入者がリンクから除かれたとき
にはいつでも実行される。
7 すべての通話形ボタンはそれに関連した
SBLP(第3図)のレコードを持つている。
NLST(第4図)のレコードはボタンの形とは
独立である。従つて、実現上の規則はすべての
場合に等しく適用される。
8 システムの実現から、会議の制限は5に設定
されており、電話機の数および他の設備の数に
は種々の制限がある。これによつて特定のステ
ータス・レコードの大きさと、データワード内
のフイールドの大きさが決まることになる。し
かしここで述べる実現のアルゴリズム(すなわ
ち論理)を検討して見ると、これは1つの呼び
の加入者の数には依存しないことがわかる。制
御電話機には限界の概念はない。マイナス動作
の使用を含むリンクへの加入者の追加と切離し
は、SBLP(第3図)のエントリー(内容)と
NLST(第4図)に保持されている会議者のリ
ストにだけよつて行なわれる。従つて、会議の
制限、最大の電話機数としてどのような数を選
択しても、第5,6,7図に示されて、説明さ
れるのと同一の論理のアルゴリズムを使用し
て、その数を取扱うようにシステムを実現する
ことができるのである。第8図は先の3つの図
の関係を示している。
システム動作の要約 ボタンの指定は前述したようなSBID中の翻訳
データによつて行なわれる。
“システムアクセス”形の特定のボタンは標準
の発呼の扱いを与えられ、次に利用できる空きリ
ンクによつて扱かわれて、ダイヤル数字が復号さ
れて、電話機、交換局ライン・グループあるいは
他のシステム設備のいずれが要求されるかが判定
される。何がダイヤルされているかによつて、必
要な設備がリンクに接続される。
2つのシステム・アクセスボタンはステータス
および翻訳メモリー中に独立した呼レコードを持
つことができるから、これらは各々空きリンクで
起呼するのに用いることができる。電話機の通話
対のネツトワーク接続はシステムアクセスボタン
のような通話型ボタンに対して次のように関連し
ている: もし 電話機がオフフツクであり、I―USE
およびステータスLEDが共にオンであれ
ば(SBIおよびSSBから知られる)、 そのときには 通話対はその電話機とボタンに
ついてSBLPステータス・レコード(第3
図参照)で識別されるネツトワークのリン
クに接続される。
電話機はまたそのリンクとボタン上でアクテイ
ブであると呼ばれる。
その2つのシステム・アクセスボタンは先に同
一のリンクに関連していることもあり、そのとき
にはその両方のI―USEおよびステータスLED
が共にオンである。これはSBLP中のリンク識別
番号を2つのボタンについて同一にセツトするこ
とによつて可能となる。この方法はシステムに対
して新らしい起呼あるいは保留されていた呼が、
電話機の通話対が現在接続されている既存のアク
テイブ・リンクに対して接続されるべきことを示
すために、+/−ボタンを含む、ボタン押下げの
系列を実行することによるものである。詳細な実
現法については上述されている。
電話機をリンクから切断するには二つの方法が
ある。
(a) HOLDを使用する。この場合は電話機は保
留ボタンを押し、共通制御は次の動作を実行す
る。
(1) その電話機のI―USE・LED(単数あるい
は複数)をオフとする。
(2) 同じボタンのステータスLED(単数あるい
は複数)を保留を示すように変化する。
(3) リンクレコードNLST(第4図)あるいは
その電話機のSBLPの内容には変化を与えな
い。
(4) リンクからその電話機の通話対を切断す
る。
(1)および(2)は前述のように実行される。その
呼の他の加入者は全く影響を受けず、特に通話
接続はそれらの間で保持される。これは電話機
が接続に戻る能力を逆転した呼転送の一形態で
ある。またもし他方の相手が交換局ラインであ
れば、これは転送を実現し、さらにその呼の電
話機の監視を継続する唯一の方法である。
(b) 電話機はオン―フツクすることができる。共
通制御はこれらの動作を実行する。
(1) そのリンクに関連したボタンのI―USE
LED(単数あるいは複数)をオフとする。
(2) もしボタンがシステムアクセス型のもので
あれば、同様にステータスLED(単数あるい
は複数)をオフとする。
(3) 前述したようにリンクから電話機を除く。
(4) ネツトワークからその電話機の通話対を除
く。
再び(1)および(2)は前述したように実行される。
呼転送を実行するために上述の(b)のように電話
機がオン―フツクした時には、電話機をリンクか
ら除く動作は先にその呼に関連していたシステ
ム・アクセス・ボタン(単数あるいは複数)の
SBLPステータス・レコードを空きにする動作を
含んでいる。従つてこれは空きとなり、上述した
ように新らしい起呼に使用できるようになる。
電話機が保留を行なうと、その電話機の通話対
はネツトワークから切断され、すべてのI―
USE LEDは消灯する。こうして電話機は空きと
なり、任意のラインあるいはシステムアクセスボ
タンは上述したように次に利用できるリンクによ
る新らしい起呼のために起動できることになる。
前述の会議制御ボタン(+/−)は保留されて
いた単数あるいは複数の加入者をあるリンクから
第2のリンクに移し、3者(あるいはそれ以上)
の会議を行なう手段である。+/−ボタンが付勢
されて、その電話機でオンとなつているI―
USE LEDがあれば(オフ―フツクしているもの
として)、保留されていた単数あるいは複数の加
入者のボタンを押すと次のような動作が行なわれ
ることになる: (a) 保留ボタンのI―USE LEDがオンに変化
し、前述したようにステータスLEDがオンと
なる。
(b) 保留ボタンのステータス・レコードSBLPが
保留されていた加入者が移動されている現在ア
クテイブなリンクのリンク番号を含むように変
更され、グループ番号が更新される。アクテイ
ブなリンクのリンクレコードNLSTもまた、
(1)で述べたような新らしい単数あるいは複数の
加入者を加えるよう更新される。加入者が保留
されていたリンクのリンクレコードNLSTは消
去され、リンクは空きとなる。
3者(あるいはN者)会議中のある電話機がハ
ングアツプすると、残りの加入者はまだ通話状態
にあるから、転送が生じたと呼ばれる。これは上
述したように実現される。残りの加入者はリンク
に接続されたままとなつている通話対の中で影響
を受けることはない。
会議呼から電話機がハングアツプしたときに
は、システムアクセスボタン、I―USEおよび
ステータスLEDは消され、そのボタンの呼レコ
ードSBLPもまた消される。従つてシステムアク
セスボタンは自由に新らしい起呼に使用できるよ
うになる。
電話機のすべてのシステムアクセスボタンは上
述したように空きとなるから、両者は新らしい起
呼、保留、会議の設定に使用できるようになる。
会議制御ボタンは2つの異るリンクの2つの呼
を組合せるのに使用できる。その一方は保留さ
れ、他方のリンクはアクテイブでその電話機の通
話対はそれに接続されている。これはまた第2の
起呼を現在アクテイブなリンクに加えるのに使用
できる。従つて転送されるべき加入者、それに対
して転送が行なわれる加入者、転送を行なつてい
る加入者の間で3者会議を行なうことができる。
会議のためにリンクに加入者を追加してゆく方
法は第3の加入者を追加するのに使用される方法
と全く同一である。リンクに加入者を追加する上
述した実現法は、ネツトワークの適切な性能を保
証するために決められた会議制限以外の制約を受
けることはない。
保留あるいはオフフツクによつて、リンクから
電話機を切離す手段はリンクに残つている加入者
の数とは独立である。この実現法は切離される電
話機と全く同一の操作によるものであり、リンク
に残る他の設備のSBLPレコードの操作は、上述
したようにその数に関係なく、リンク・メモリ
ー・レコードのNLST中に記録された各設備につ
いて実行される。
ハングアツプによつて電話機がリンクから切離
されると、システムアクセスボタンはクリアされ
(I―USEおよびステータスLEDがオフとなり、
SBLPレコードが消去され)、そして上述したよ
うに、この動作はリンク中にアクテイブに残つて
いる加入者の数にはよらない。従つて、システ
ム・アクセス・ボタンは空きリンクで再起呼する
のに使用できる。
もちろん、上述した構成は本発明の原理の応用
を単に示すにすぎない。本発明の精神と範囲を逸
脱することなく、当業者には多くの他の構成を用
いることが可能である。
JP54500096A 1977-10-31 1978-10-26 Expired JPS646583B2 (ja)

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US05/847,215 US4125748A (en) 1977-10-31 1977-10-31 Communication system call transfer arrangement
PCT/US1978/000123 WO1979000252A1 (en) 1977-10-31 1978-10-26 Communication system call transfer arrangement

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JPS54500092A JPS54500092A (ja) 1979-12-13
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JP (1) JPS646583B2 (ja)
BE (1) BE871656A (ja)
CA (1) CA1091335A (ja)
CH (1) CH649427A5 (ja)
DE (1) DE2857137C1 (ja)
ES (1) ES474717A1 (ja)
FR (1) FR2407625B1 (ja)
GB (1) GB2023968B (ja)
HK (1) HK25784A (ja)
IL (1) IL55838A (ja)
IT (1) IT1099844B (ja)
NL (1) NL189642C (ja)
SE (1) SE439226B (ja)
WO (1) WO1979000252A1 (ja)

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CH649427A5 (de) 1985-05-15
BE871656A (fr) 1979-02-15
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NL189642C (nl) 1993-06-01
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NL189642B (nl) 1993-01-04
IL55838A (en) 1980-12-31
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