JPS644490B2 - - Google Patents

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JPS644490B2
JPS644490B2 JP57027269A JP2726982A JPS644490B2 JP S644490 B2 JPS644490 B2 JP S644490B2 JP 57027269 A JP57027269 A JP 57027269A JP 2726982 A JP2726982 A JP 2726982A JP S644490 B2 JPS644490 B2 JP S644490B2
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JP
Japan
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drug
bandage
reservoir
membrane
medical
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JPS5822057A (ja
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Robert M Gale
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Alza Corp
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Publication of JPS644490B2 publication Critical patent/JPS644490B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/70Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
    • A61K9/7023Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms
    • A61K9/703Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms characterised by shape or structure; Details concerning release liner or backing; Refillable patches; User-activated patches
    • A61K9/7084Transdermal patches having a drug layer or reservoir, and one or more separate drug-free skin-adhesive layers, e.g. between drug reservoir and skin, or surrounding the drug reservoir; Liquid-filled reservoir patches

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Dermatology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は医療用包帯に関する。特に、本発明は
長期にわたつて皮膚に対し薬剤を投与するための
医療用包帯に関する。本発明はまたこの医療用包
帯を使用して薬剤を経皮的に投与する方法に関す
る。
薬剤、例えば血管拡張剤を皮膚に投与するため
の医療用包帯は先行技術で知られている。例えば
ザフアロニ(Zaffaroni)に発行された米国特許
第3742951号中には包帯の一つの表面を限定する
裏打材、包帯のもう一つの表面を限定する感圧接
着剤および両表面間に配置した薬剤の溜めを含む
医療用包帯を開示する。溜めは一実施態様におい
ては薬剤をその中に分散して有する重合体状物質
から成る固形母材である。重合体状母材は薬剤の
通過に対して浸透性でありそして装置からの薬剤
の流れを計るための割合を調節する膜にそれを放
出する。
ザフアロニに発行された米国特許第3797494号
には経皮的に薬剤を投与するための医療用包帯が
記載されそこでは薬剤の皮膚浸透を増進させる運
搬剤と薬剤を混合することができる。この包帯の
主要構成要素は裏打部材、薬剤溜め層、微孔性
膜、および触圧接着剤層である。この特許は薬剤
の投与速度は薬剤が微孔性膜を通つて溜めから拡
散する割合によつて調節されると述べている。ザ
フアロニに発行された米国特許第3996934号中に
は裏打部材、溜め、放出割合調節膜、および包帯
を患者に完全に取り付けるための固着系を含む医
療用包帯を開示する。
特許権者ウルカート(Urquhart)等の米国特
許第4031894および4262003各号は鉱油およびポリ
イソブテンの溜めを含む医療用包帯を開示する。
ポリイソブテンは溜めにゲルおよび接着性性質を
与えるために使われる。米国特許第4060084号中
で、特許権者チヤンドラセカラン
(Chandrasekaran)等は当初投与量に引続く不
断の施薬によつて皮膚を通す化学療法を与えるた
めの医療用包帯を開示する。
上記の医療用包帯は薬剤投与技術における進歩
を示すが、薬剤を低から高拡散速度で、そして医
療的状態を管理する必要が起る場合に有用な実質
的に一定の速度で投与することができる医療用包
帯を提供することによつて医療用包帯においてそ
れ以上の前進をなすことができることが理解でき
るであろう。
本発明の医療包帯は特定された薬剤溜めとの共
同作用により全系を通じて従来の包帯を超越する
利点と改良を与える。例えば、本発明の医療包帯
は担持を容易とさせるゲル化した薬剤溜め中に高
い薬剤を担持させることができ、医療包帯による
放出薬剤の供給量を多くすることができる。更
に、この薬剤溜めは薬剤に高い移行速度を与える
ので薬剤が溜めの表面で放出する際に、溜めの中
からの薬剤の補給が迅速である。また、医療包帯
の薬剤溜めは放出割合調節膜と共同的に作用し、
常に制御された速度で放出するように膜に対して
薬剤を持続的に供給する。この医療包帯によつて
与えられる他の改良は薬剤が放出される際に、ゲ
ル化した薬剤溜めが収縮し、それによつて溜めに
空腔を生じることがなく、薬剤の放出速度に悪影
響を及ぼすことはない。また、薬剤はゲル化溜め
中で沈殿することがなく、医療包帯が可撓性で身
体の形状に容易に適合する。
従つて、薬剤の治療上有効な量を治療時間中皮
膚に与える増強された連続的投与のための医療用
包帯を提供することが本発明の目的である。
本発明のもう一つの目的は皮膚を通して調節さ
れた薬剤量を連続的に投与するための信頼性のあ
るそして使用が容易な医療用包帯を提供すること
である。
薬剤、特に血管拡張剤の経皮膚投与用の医療用
包帯であつて、皮膚に適合しそして薬剤を実質的
に一定の割合で施薬時間を通して高い治療上の効
果的適用量まで投与する医療用包帯を提供するこ
とが本発明のそれ以上の目的である。
本発明のその他の目的、特徴および利点は本発
明の詳細な記述、図面および添付される特許請求
の範囲からこの技術に熟練した人々には明らかで
あろう。
本発明に従えば、調節された医療学的に有効か
つ有益な量で動物の皮膚、特に人の患者の皮膚に
長い時間にわたつて投与される有用な薬剤を含む
医療用包帯が提供される。
第1図は皮膚上に容易に当て得て快適な保持の
ために設計されそして適合させた医療用包帯10
を図解する。医療用包帯10は患者に対する薬剤
の経皮的投与のために種々の解剖学的部分上に取
付けそして保持するために形をとりそして寸法を
与えることができる。経皮膚的に投与する薬剤に
ついての解剖学的部分は前腕、腹部、胸部、背
中、腿、でん部およびこれに類するものによつて
代表される。医療用包帯10は第1図に見られる
ように楕円形のような形、または平方形、長方
形、円形、凸状の外観、およびこれに類するもの
のような種々の形を持つことができる。第1図は
医療用包帯10の上面図であり、そしてそれは包
帯10の構造上の裏打部材11である。上面の術
語は包帯の目に見える側を示すために用いたが、
その側は包帯がその意図される目的に対して使わ
れる場合には受容器官の皮膚から離れた位置にあ
る。
第2図は医療用包帯10の底を図解する。底と
いう術語は皮膚を通して薬剤を投与するための皮
膚受容体の位置と接触して当てられる包帯の側を
指す。第2図において、図示される包帯10の底
は剥離ライナー(liner)24である。剥離ライ
ナーは好ましくは使用直前に包帯からライナーを
引き剥がすための引張りつまみ9を持つて作られ
る。剥離ライナーはまたつまみなしで作ることも
でき、そして使用のすぐ前に医療用包帯から剥が
して取り除かれる。
第3,4および5図は第1図の医療用包帯10
の実施態様の断面図であつて、それらは包帯10
の構造を図解するために開いた断面で見ることが
できる。第3,4および5図においては包帯10
は包帯10の上面を限定する裏打部材11を含
む。裏打部材11は包帯10に対する包護覆いと
して役立ち、それは包帯10に対して構造上の支
えを与え、そして包帯中の成分が逃げないように
実質的に保持する。裏打部材11は包帯10中の
成分に対し実質的に不浸透性である物質12から
作られるか、または部材11は複合体のような物
質の組合わせ、または包帯10中の成分の通過に
対して実質的に不浸透である裏打部材を生じる積
層物で作られる。医療用包帯10の製造に使われ
る物質の代表的例は後に開示の中で与えられる。
裏打部材11に隣接する溜め13は裏打部材1
1の一表面14と接触してそのすぐ下に配置され
る。溜め13は裏打部材11から遠い方の表面上
に医療用包帯10からの薬剤(小点で表わされ
る)の放出を調節するための膜16を持つ。第4
および5図中に見えるように、裏打部材11の外
方端18は溜め13の端19の上に横たわり、そ
してそれらはそれらの周辺に沿つて液洩れがない
ように結合されるであろう。この封止された溜め
は圧力、溶融、接着または部材の端に適用した接
着剤によつて達成される。この構造の中に、溜め
13は完全に裏打部材11および放出割合調節膜
16の間に包含され、そして溜め13にはこの製
作においては何等露出された表は無い。好ましい
実施態様においては裏打部材11と放出割合調節
膜16とは本質的に相互に封止可能であるか、ま
たはそれらがそれらの間に配置したフイルムのよ
うな封止手段を包含しそして裏打ち材および放出
割合調節膜の双方を封止することができ、または
接着剤の層によつて封止することができるであろ
う。溜め13は波状線21で表わしたような連続
相を含み、そしてそれは薬剤17の通過に対して
浸透性である液体ないし粘稠物質で形成される。
それに関する記載は開示中にある。溜め13はま
た流動剤22を含み、これはダツシユで表わされ
る。溜め13は薬剤17の投薬単位量を含みこれ
は包帯10の医療経歴を通して放出割合調節膜1
6に供給される。投薬量は1時間に対する、正常
な夜の睡眠の8時間に対する、毎日1回供給して
24時間に対する。48時間またはそれよりも長い時
間に対する薬剤の供給を含む。薬剤投与の治療上
の方法を実施するには単一の医療用包帯を皮膚上
に適用することができ、そして一つ以上の医療用
包帯を皮膚の上に適用することができ、そして医
療用包帯は意図した結果のために局部的に引続い
て適用することができる。
割合調節膜16は溜め13と接触している一表
面を有する。溜め13に隣接する膜16は目が詰
んだまたは微孔質である物質を形成され、そして
それは溜めからの薬剤放出割合を調節する重合体
状物質である。膜16はその中の薬剤の溶解度な
らびに膜の厚味に応じた割合で薬剤17の通過を
許容する。医療用包帯10の面積当りの適用量ま
たは薬剤の流出は、このようにして成分、膜16
の厚さおよび薬剤の拡散係数を調節することによ
つて包帯の外部に対して制御することができる。
医療用包帯10は膜16の特性を変えることによ
つて同一表面積を有し而かも薬剤放出の異なる適
用量を持つて提供することができる。拡散係数は
標準技法によつて測定することができる。
医療用包帯10は膜16の放出表面と接触して
薄層または接着剤の単層を含む、即ち、それは膜
16のすぐ下または膜に隣接しているか、または
場合によつては接着剤23は膜16の外部周辺の
周りまで延びる。触圧接着剤層23は現在のとこ
ろ好ましい手段でありそれによつて包帯10は温
血動物の、主として薬剤を受容するために選んだ
皮膚の部分に付着される。接着剤層23の組成と
厚みは層23が薬剤の通過に対して著しい透過障
壁を構成しないものであり、そして薬剤の通過に
ついては実際上はより透過性であることが好まし
く、そしてそれは少なくとも膜16と同じ位に透
過性である。現在の目的に対して使はれる接着剤
は皮膚科学的に受容できるものでありそしてそれ
は薬剤投与後包帯を皮膚からたやすく除去させ
る。
医療用包帯10はまた接着剤層23に接触して
剥離ライナー24を含むことができる。剥離ライ
ナー24は包帯を保護し、そして使用の直前に接
着層23から引き剥がしそして廃棄される。剥離
ライナー24は薬剤の通過に対しては実質的に不
透過性の物質から作られる。それらが剥がし得る
物質でありそして医薬用包帯と両立性である限り
裏打部材11に使用したものと同じ物質を剥離ラ
イナー24を作るために使うことができる。好ま
しい実施態様においては使用前に包帯からのライ
ナーの除去を促進するために剥離ライナーは引張
りつまみを付けてつくられる。
医療用包帯10、そして特に裏打部材11の製
造に使用される物質に戻ると、裏打部材11は閉
鎖的にそして非閉鎖的に撓み性および非撓み性質
質を含む。裏打部材11として使用することがで
きる物質の例は低から高密度までのポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラー
ト、ナイロン、およびこれに類するもののような
高分子物質である。また裏打材料はアルミニウム
のような単独で使われる金属箔、または付加され
る強さおよび強靭性のために重合体状支持体に積
層した金属箔を含む。現在好ましい実施態様にお
いては、裏打部材11は強さのためおよび薬剤の
損失を防ぐための障壁として設計した複合体であ
る。蒸着させたアルミニウムの薄層をその上に有
するポリエステル ポリエチレンテレフタラート
でつくつた単層、およびエチレン−酢酸ビニルの
コポリマーで作られる単層を層状に配置した中密
度ポリエチレンの単層を含む多積層フイルムもま
た裏打部材として役立てることができる。アルミ
ニウムとポリエステルとを組合せた単層はフイル
ムを拡散する薬剤に対する実質的な完全な防壁た
らしめる。エチレン−酢酸ビニルコポリマーの使
用は医療用包帯を含有する他の膜へ多積層体を封
止することを可能にする。珪素化したポリアルキ
レンテレフタラートのような珪素化ポリマーもま
た単独で、または積層物中に使うことができる。
裏打部材はまたその上にアルミニウムを蒸着させ
たポリエチレンテレフタラートの単層を含む積層
物を含み、これはポリウレタン接着剤、またはデ
ユポン(Dupont)によつてサーリン(Surlyn
として販売されるイオノマーのような中間結合剤
によつてエチレン−酢酸ビニルコポリマーで形成
される単層に接着される。イオノマーはイオン化
したカルボキシル基が分子内構造中にイオン架橋
を創り出したポリマーの一種を称する。イオノマ
ー類はポリアクリル酸、ポリアルキルアクリル
酸、ポリメタクリル酸、ポリエタクリル酸、ポリ
アクリルアミド、ポリオレフイン、およびこれに
類するものを含む。イオノマー類はポリマー科学
と技術の百科辞典、6巻、420−431頁、1967、お
よび化学工学の百科辞典、10巻、229頁、1980中
に記載される。
医療用包帯10の溜め13を形成する物質は流
動剤および薬剤を含む流体で形成される連続相を
含む。本発明においては、シリコーン流体(シリ
コーン油ともよばれる)が溜めを形成するために
使われる。なぜなれば薬品類は高薬品添加でこの
流体中に容易に混合することができ、この流体は
薬剤の通過に透過性であり、それは薬剤と両立し
そして薬剤はこの流体中で安定であるため包帯は
薬剤の劣化とは本質的に関係なく貯蔵することが
できるからである。この流体は裏打部材および割
合調節膜中に本質的に不浸透性であり、そのため
流体の溜めからの移動が避けられる。シリコーン
流体は無毒で、アレルギーを起さずそして生理学
的に不活性である。シリコーン流体は不粘着性か
ら粘着性までの粘度範囲において市場で入手で
き、そしてそれらはニユートン挙動から非ニユー
トン挙動までを示すことができる。それらはある
範囲の粘度で、即ち1から100000センチストーク
まで、保証書、およびより高いものまで入手でき
る。高粘度を有するシリコーン流体の使用は包帯
の製造を促進する、なぜなれば高粘度流体につい
ては封止手順中に流れる機会がそれだけ少ないか
らである。典型的シリコーン流体にはジメチルシ
リコーン油、メチルフエニル−シロキシシリコー
ン油、ジフエニルシロキシシリコーン油、メチル
ビニルシロキシシリコーン油、メチルトリフルオ
ロプロピルシリコーン油、ポリジメチルシロキサ
ン油およびこれに類するものを含む。溜め中に存
在する流体の量は約10から90重量%まで、そして
より好ましくは約30から65重量%までである。
流動剤はそのチキソトロープ性および増粘性の
ために溜めに添加される。この流動剤は連続相の
形成、変性のため、普通は流体が流れる能力を減
じるためでこれは連続相の粘度増加をもたらし、
そして流体のゲル化のために助剤として使われ
る。この流動剤は不調を本質的に除去するために
も、または溜めの中で流れて包帯からの放出を調
節し、そして貯蔵中の薬剤の沈降を防ぐためにも
使われる。流体、例えばシリコーン油、および流
動剤の組合わせは、現在の好ましい実施態様では
ゲルを含む溜め、これは薬剤を実質的に零度で放
出する一方低拡散から高拡散割合まで放出する、
ある種の薬剤の安定性を増すために疎水性である
溜め、および減少した粘度を示す溜めに導く。典
型的流動剤は天然に生じるものおよび合成品であ
る。本発明において流動剤として用いられる二酸
化珪素にはヒユームドシリカ、試薬級砂、沈澱シ
リカ、非晶質シリカ、コロイド状二酸化珪素、溶
融シリカ、シリカゲル、石英およびサイロイド
(Syloid)、キヤボシル (Cabosil)、エーロシル
(Aerosil)、およびホワイトライト
(Whitelite)として市場から得られる粒子状珪酸
質物質を含む。現在の目的に使われる流動剤の量
は通常溜めの全重量の約0.1から25重量%まで、
そしてより望ましくは1から10重量%までであ
る。
溜め13中に配合することができる薬剤は全身
的循環中に通すために皮膚を通して経皮的に投与
できる薬剤を含む。本発明に用いられる薬剤は
ONO又はONO2基を有する血管拡張剤であり、
より望ましい血管拡張剤の群には亜硝酸塩、硝酸
塩、ニトロソエステルおよび砂糖およびポリオー
ルのニトロソエステルである。これらの薬剤には
硝酸アミル、三硝酸グリセリル、これはニトログ
リセリンとしても知られる、ラクトースに吸収さ
れたニトログリセリン例えば99から70%までのラ
クトース上の1から30%までのニトログリセリ
ン、好ましくはベーターラクトースまたは場合に
よつてはアルフアーラクトースに吸収させた10%
ニトログリセリンを含む。血管拡張剤ニトログリ
セリンは人間の皮膚を通して容易に浸透する。生
体外での皮膚を通す流動測定の結果は30℃におい
て10−12μg/cm2−時そして37℃において75−
90μg/cm2−時の範囲を示す。一般にニトログリ
セリンの投与に対し本発明によつて与えられる典
型的医療用包帯についての治療学上の放出割合は
平均放出表面5−50cm2で10−2000μg/時の流出
である。医療用包帯に対する好ましい実施態様で
は放出ニトログリセリンは約20から1200μg/時
−cm2までである。現在の目的に対して有用なその
他の血管拡張剤は硝酸オクチル、硝酸ナトリウ
ム、クロニトラート、エリスリチルテトラニトラ
ート、イソソルビドジニトラート、マンニトール
ヘキサニトラート、ペンタエリスリトールテトラ
ニトラート、ペントリントロール、トリエタノー
ルアミントリニトラート、トロールニトラートホ
スフアート(トリエタノールアミントリニトリラ
ートジホスフアート)、およびこれに類するもの
である。溜めの中の薬剤の量は約0.1重量%から
約70重量%までの範囲であり、そして血管拡張剤
に対しては溜めの中の薬剤供給量は適用単位量ま
たは医療計画を行うのに充分な量であつて、それ
は約1から40重量%までであり;通常は約5mgか
ら1000mgの血管拡張剤である。血管拡張剤は狭心
症に関わる痛みを和らげるため、アンギナおよび
高血圧症を防ぐため、血管主として動脈および小
動脈の不随意筋の緩和のため、その中の血液の流
れを増加させるため、そして血管拡張剤から酸素
飽和を増し主として心臓に対する酸素の供給をふ
やすために広く使われる。包帯は狭心症の発生、
特に夜のアルギナを減らすために絶えず着用する
ことができる。薬剤はAppleton−Century−
Crofts、New Yorkによつて出版されたカツテ
イングの薬学ハンドブツク(Cutting′s
Handbook of Pharmacology、6版、24章、
1979中に知られている。
膜16は、医療用包帯10から長時間にわたつ
て放出される薬剤の量を制御するための放出割合
調節重合体状物質である。この膜は皮膚の浸透よ
りも少ない量で薬剤を給付するために選ぶことが
でき、または膜は平均の皮膚の浸透割合よりも僅
かに早い割合で薬剤を給付することができる。皮
膚または真皮よりも僅かに高い流出量で薬剤を給
付する膜の使用はほとんどの臨床人口に対して要
求される包帯寸法を最小限度にすることができ
る。放出割合膜16はまた調節した放出割合の一
定維持を薬剤投与時間の当初に対しそして24時間
以上保証する。それ以上に、著しく浸透性の皮膚
の場合には、膜16は哺乳類の皮膚に対する薬剤
の給付を制限する安全膜の機能を有する。割合調
節膜16をつくるための典型的ポリマーにはポリ
エチレンおよびポリプロピレンのようなポリオレ
フイン、ポリアミド、ポリエステル、エチレン−
エタクリレートコポリマー、ブチレンテレフタレ
ート33%とポリテトラメチレンエーテルテレフタ
ラート67%とのセグメント化したコポリマー、プ
ロピレンテレフタレート58%とポリテトラメチレ
ンエーテルテレフタレートとのセグメント化した
コポリマー、テトラメチレンテレフタレート/ポ
リテトラメチレンエーテルグリコールテレフタレ
ートのブロツクコポリマー、エチレン−酢酸ビニ
ルコポリマー、エチレン−ビニルメチルアセター
トコポリマー、エチレン−ビニルエチルアセター
トコポリマー、エチレン−ビニルプロピルアセタ
ートコポリマー、ポリイソプレン、ポリアクリロ
ニトリル、エチレン−プロピレンコポリマー、お
よびこれに類するものを含む。
本発明の目的に用いる調節膜は任意の方法で製
造される。例えば、膜を重合体溶液から製造する
ことができる。重合体溶液から製造される膜は注
型フイルムとして知られており、適当な基体上に
液体フイルムを施こし、溶媒を完全に蒸発させ
る。使用できる他の方法には重合体溶融物から膜
を形成させる方法がある。この方法では熱可塑性
重合体を溶融してダイを通して押出して溶融重合
体を作り、冷却、固化して重合体フイルムとす
る。膜の調製に使用できる他の方法は重合中に膜
を形成させる方法である。吹込みフイルム、押出
しおよび溶液注型の如き一般的な膜形成技術は
R.E.Kesting著、「合成重合体膜」第3章(1971
年)、ニユーヨークMcGraw−Hill Book
Company発行、および「Encyolopedia of
Polymer Science and Technology」Vol.6764
〜794頁(1967年)、ニユーヨークJohn Wily &
Sons、Inc.発行、に記載されている。
調節膜を通過する薬剤の放出割合は標準手段で
容易に選択することができる。使用しうる1つの
方法は先づ重合体物質で製造した膜を0.05mmない
し5mm厚さまたはそれ以上の範囲に注型またはホ
ツトプレスし、この膜を薬剤の飽和溶液と、急速
に撹拌されており、一定温度、典型的には37℃に
維持された溶媒浴との間の障害膜として使用す
る。このとき薬剤は膜を通して溶媒浴中に移行す
る。溶媒浴から定期的にサンプルを採取して薬剤
濃度を分析する。溶媒浴中の薬剤濃度を時間に対
してプロツトすることによつて重合体膜の透過恒
数Pをフイツクの拡散の第1法則に基づいて次式
により測定することができる。
プロツトの傾斜 =(Q1−Q2)/(t1−t2)=pAC/h 式中のQ1は溶媒浴中の時間t1における累積薬剤
量(マイクログラム)、Q2は時間t2における浴中
の累積薬剤量(マイクログラム)であり、t1は第
1サンプル(Q1)に対する経過時間、t2は第2サ
ンプル(Q2)に対する経過時間であり、Aは膜
の面積(cm2)、Cは薬剤の初めの濃度、およびh
は膜厚(cm)である。
即ち、プロツトの傾斜(Q1−Q2/t1−t2)を測
定し、A、Cおよびhに関する既知または測定値
を用いて上記式によつて与えられた薬剤に対する
膜のcm2/時間における透過恒数Pは容易に決定す
ることができ、これを医薬包帯製造に使用するこ
とができる。膜を透過する薬剤の速度の測定方法
は米国特許第3845761号明細書に記載されている。
割合調節膜16のすぐ下の触圧接着剤層または
単層23は接着剤を含みこれは医療用包帯の除去
に際し皮膚細胞を剥ぐ性着は本質的に有しない。
典型的接着剤には2−シアノアクリラートとジメ
チルメチレンマロナートとの混合物、アルフアー
シアノアクリル酸の単量体状エステル、ジメチル
アミノエチルメタクリラートとアクリル酸アルキ
ルとの交叉結合したコポリマー、ヒドロコロイド
ガムとポリイソブチレンと交叉結合したデキスト
ランとを含む接着剤組成物、シリコーン医療用接
着剤、鉱油/ポリイソブチレン接着剤、およびこ
れに類するものを含む。接着剤は場合によつては
流動剤を含むことができこれは接着剤にチキソト
ロープ性質を与え、その凝集性および結合強さの
増加を助け、不調を調節し、皮膚上に医療用包帯
を保持しそして薬剤給付時間の終においてそれか
ら容易に取り外される。現在好ましい実施態様に
おいてこの目的に対して有用な流動剤はシリコー
ン化合物、ヒユームドシリカのようなものおよび
明細書中に前に述べたようなものである。場合に
よつては、接着剤または薬剤、特に血管拡張剤を
含むことができ、これは初期パルスまたは下塗り
薬としてそれから放出され、そしてそれから後に
系は薬剤を実質的に一定の割合で医療の継続中給
付する。接着剤中に均質的に配合される流動剤化
合物の量は約0.1から20重量%までである。
接着剤層23と接触しそして使用直前に取り除
かれる剥離ライナー24は、それらが材料をシリ
コーナイズすることにより除去し得または除去し
うるようになる限り、一実施態様においては裏打
部材に使用されるものと同一材料で例証される。
その他の剥離ライナーにはシリコーナイズのポリ
エステル、ポリ(1、1−ジヒドロペルフルオロ
オクチルメタクリラート)、シリコーンゴム中の
ヒユームドシリカ、末端−キヤツプしたシリコー
ナイズのポリエチレンテレフタラート、ポリテト
ラフルオロエチレン、セロフアン、処理紙、シリ
コーナイズの紙、シリコーナイズのクラフト紙、
アルミニウム処理紙、ポリエチレン塗布紙、その
中に二酸化チタンを分散させたポリ塩化ビニルの
フイルム、およびこれに類するものを含む。剥離
ライナーは接着剤層との接触表面を減じるために
小くぼみを付けて作ることができ、そしてまた引
張りつまみを付けて作りこれを包帯から除去し易
くすることができる。
ここで使用する術語フレオン (Freon)はペ
ルフルオロジメチルシクロブタン;オクタフルオ
ロシクロブタン;ペルフルオロシクロブタン;ブ
ロモトリフルオロメタン;テトラフルオロメタ
ン;トリフルオロメタン;1、2−ジクロロフル
オロエタン;1−ジクロロフルオロ−2−クロロ
ピフルオロエタン;1、2−ジフルオロクロロエ
タン;1−ジフルオロクロロ−2−トリフルオロ
エタン;1、2−トリフルオロエタン;クロロジ
フルオロメチルメタン;およびこれに類するもの
を一般に意味する。ここに使用する溶剤の術語は
エーテル、低級アルカノール、ハロゲン化溶剤、
沸点範囲60゜ないし160℃を有する石油留分、およ
びこれに類するもののような不活性有機溶剤を意
味し、例えば、エタノール、イソプロパノール、
ジエチルエーテル、クロロホルム、テトラヒドロ
フラン、およびこれに類するものである。
次の実施例は本発明の医療用包帯、それの製造
およびそれの剥離速度をさらに説明するために与
えられる。この実施例は決して本発明の限定を意
図するものではない。
実施例 1 薬剤投与のための包帯を次のようにして作つ
た:まず、酢酸ビニル含量7.5重量%を有する4
Kgのエチレン−酢酸ビニルコポリマー、および酢
酸ビニル含量12重量%を有する2Kgのエチレン−
酢酸ビニルコポリマーを−混練機中で混練して
均質配合物をつくつた。次に、この配合物を押出
機に入れて0.002インチ(0.05mm)の厚さで酢酸
ビニルの正味含量9重量%を有するフイルムをつ
くつた。包帯を作るのに使用するため一切片をフ
イルムから切り取つた。フレオン −113溶剤、
またはトリクロロトリフルオロエタン中に18.5%
の固形分を含むシリコーン医療用接着剤溶液を固
形分含量55%まで蒸発させ、そしてこれに10%の
イソプロピルアルコールを添加した。この溶液を
エチレン−酢酸ビニルコポリマーフイルムの切片
の一表面上に流延した。炉中で溶剤を蒸発させ
た。炉から出したフイルムは約0.0015から0.0025
インチ(0.038から0.063mm)までの厚さの乾いた
接着剤層を有していた。炉から取り出した後シリ
コーン接着剤層を0.002インチ(0.05mm)厚さの
波形塩化ビニルフイルムから成る保護支持ライナ
ーと貼り合わせて三層積層物を作つた。
次に、薬剤溜めを次のようにしてつくつた:ま
ず、55部の薬学上受容できる10%のニトログリセ
リン−ラクトースを1.5部のコロイド状二酸化珪
素と乾式混合して40メツシユ(0.42mm)篩を通過
させた。この配合物を遊星型ミキサーのボールに
移しそしてこれへ43.5部のシリコーン医薬用流体
(100センチストーク)を添加した。材料を約1/2
時間混練して均質な薬剤溜めをつくつた。
次に、0.5mmの厚さで約25mgのニトログリセリ
ンを含む薬剤溜めの層をエチレン−酢酸ビニルコ
ポリマーフイルムの別の利用し得る表面に置き、
一方その外側周辺は薬剤溜め組成物を付着させな
かつた。次いでポリエチレンテレフタラート−ア
ルミニウム−イオノマー−エチレン−酢酸ビニル
コポリマーを含む裏打部材を溜めの別の表面に貼
り合わせた。裏打部材の周辺表面を薬剤溜めの周
りに延ばしそしてこれを三層のコポリマーに熱封
して医療用包帯を生じさせた。この医療用包帯は
長円形の薬剤放出割合表面を有しその寸法は名目
で6cm×2.5cmであり、そしてそれは生体外で約
400μg/時のニトログリセリンを給付するよう
に決められた。医療用包帯に対するニトログリセ
リンの放出割合は第6図中に描いてある。
実施例 2 実施例1の手順に従つて約8cm×2.7cm名目の
薬剤放出表面を有する長円形で、50mgのニトログ
リセリンを含む溜めを有して、そして生体外で約
800μg/時のニトログリセリンを給付するよう
に製造した医療用包帯をつくつた。
実施例 3 実施例1の手順に従つて約9cm×3.4cmの名目
の長円形薬剤放出表面および75mgのニトログリセ
リンを含む薬剤溜めを有し、そして生体外で約
1200μg/時のニトログリセリドを給付するよう
に設計した医療用包帯をつくつた。
実施例 4 実施例1の手順に従い、約3cm×1cm名目の長
方形薬剤放出表面および約13mgのニトログリセリ
ンを含む薬剤溜めを含み、そして約200μg/時
のニトログリセリンを給付するように決めた医療
用包帯をつくつた。
実施例 5 皮膚に対し局所的に治療的効果量の薬剤を投与
するための薬剤放出割合調節医療用包帯を次のよ
うにしてつくつた:まず、3gのコロイド状二酸
化珪素を97gの医薬品級100csのシリコーン油、
分子量約12000のポリジメチルシロキサンと共に
配合機中に入れ次いで約10分間混練するとビンガ
ム粘性(Bingham visco)性質を示す堅く均質
なゲルを生じた。次に、100gのゲル化したシリ
コーン油を遊星型ミキサーに移しそしてラクトー
スに吸収させ10%の活性ニトログリセリンを含む
100gのニトログリセリンを混合機に加えた。ニ
トログリセリン−ラクトースを100rpmの撹拌速
度で10分間ゲル化シリコーン油中に配合すると溜
めの各グラムにつき50mgのニトログリセリンを含
む均質で安定な薬剤溜めを生じた。
次に、18.5%固形物をトリクロロトリフルオロ
エタン中に含むシリコーン医療用接着剤溶液の薄
層を0.012インチ(0.3mm)の湿潤時間隙厚さに設
定した流形用ナイフを使つてセロフアン上に流形
した。溶剤を空気流中で蒸発させると0.002イン
チ(0.05mm)の厚さの接着剤フイルムを生じた。
次いで、酢酸ビニル含量9重量%および0.002イ
ンチの厚さを有するエチレン−酢酸ビニルコポリ
マーフイルムを二本ロール積層機を使用して接着
剤フイルムに貼り合わせた。積層は50psigでそし
て10フイート/分の積層速度で行つた。
500mgの薬剤溜めを裏打部材のエチレン−酢酸
ビニルコポリマーの表面に置いた。部材はエチレ
ン−酢酸ビニルコポリマー、アルミニウムを蒸着
させたポリエチレンテレフタラートを高密度ポリ
エチレンの単層と共に層状に配置して含む。裏打
部材の外縁は溜めから外方に約3mm延ばした。次
に、セロフアン接着剤とエチレン−酢酸ビニルコ
ポリマーの積層物を含む剥離ライナーを薬剤溜め
の上にその外縁を約2mm溜めから外方に延ばして
置いた。裏打部材のエチレン−酢酸ビニルコポリ
マーは溜めと接触させて取付けた。裏打部材の外
縁は溜めの周りに圧着させそしてライナーのコポ
リマーに熱封した。最終の医療用包帯は溜めを含
む封止した容器を含みその溜めはゲル化シリコー
ン油中のニトログリセリンを含んだ。包帯はニト
ログリセリンを生体外で32℃において約40μg/
時の割合で放出するように設計された。
実施例 6 この実施例では血管拡張剤がトリエタノールア
ミントリニトラートである点を除き、実施例1の
手順に従つて総ての製造手順を行つた。
実施例 7 包帯中の血管拡張剤に硝酸オクチルを用いて実
施例5の手順に従つて医療用包帯を作つた。
実施例 8 次のようにして薬剤溜めをつくつた:まず、
727部の医学的に受容できるシリコーン流体
(10000cs)を15部のヒユームドシリカおよび7部
の非晶質シリカと高剪断ミキサー中で一貫して堅
いゲルが得られるまで混練した。次いで、低剪断
力を用いて、250部のイソソルビドジニトラート
−ラクトースをゲル中に配合すると薬剤溜め処方
物を生じた。イソソルビドジニトラート−ラクト
ースは20%の活性薬剤、イソソルビドジニトラー
ト、即ち血管中の平滑筋を緩和させるために有用
な血管拡張剤および80%のラクトースを含んでい
る。溜めはゲル1gにつき50mgのイソソルビドジ
ニトラートを含んでいた。溜めは実施例1および
5の手順においてそれぞれ円と四角の形を有する
医療用包帯を製造するために用いた。包帯は使用
の際は24時間以上の間に治療上有効な量の血管拡
張剤を給付する。
実施例 9 ニトログリセリンを局部的に投与するための医
療用包帯を次のようにしてつくつた:まず、18.5
重量%の固形物を含むフレオン 中の医薬品級シ
リコーン接着剤溶液をライナー支持体として使う
塗布した緻密なクラフト紙上に流延し、そして炉
中で風乾させた。乾いた接着剤層は約0.0015ない
し0.0025インチ(0.038から0.063mmまで)の厚さ
を有した。次に、接着剤紙積層物を炉から取り出
した後酢酸ビニル含量9%を有するエチレン−酢
酸ビニルコポリマーのフイルムをその接着剤積層
物に貼り合わせた。
82Kgの医療用シリコーン流体、ポリメチルシロ
キサン(350cs)をミキサーに入れ、そして8Kg
のコロイド状二酸化珪素をミキサーに加えた。流
体および前記の二酸化珪素を高剪断力で総てのコ
ロイド状二酸化珪素が細分されるまで混練しそし
てよく配合して堅いゲルを生じた。ゲルを低剪断
力配合機に移し、そして治療学上受容できるラク
トースに吸収させた10%のニトログリセリン110
Kgを配合機に添加した。配合機のスイツチを入れ
そして諸成分をゲル1gにつき55mgのニトログリ
セリンを含む均一なゲルになるまで混練した。
次に、ニトログリセリン−シリコーンゲルの層
を保護ライナーのエチレン−酢酸ビニルコーポリ
マーの他の表面上に付着させ、一方コポリマーの
外縁にはゲルを付けなかつた。次いで、着色した
中密度ポリエチレン/その上にアルミニウムを蒸
着させたポリエチレンテレフタレート/エチレン
酢酸ビニルコポリマーを含む裏打部材をゲルの自
由表面に貼り付けた。積層は連行される空気を減
じるために部分的真空下で行つた。裏打部材の周
縁をゲルの周りで加圧しそして保護ライナーに封
止して自己−含有医療用包帯を生じた。包帯は32
℃において400μg/時の放出割合を有していた。
実施例 10−12 実施例9の手順に従つて医療用包帯を作つたが
これらは生体外で32℃において200μg/時のニ
トログリセリン;32℃において800μg/時のニ
トログリセリン;および32℃において1200μg/
時のニトログリセリンの放出割合を示した。
実施例 13 次のようにして薬剤溜めをつくつた:まず、
727部の医学的に受容できるシリコーン流体
(150cs)を15部のヒユームドシリカおよび10部の
非晶質シリカと共に高剪断ミキサー中で堅いゲル
ができるまで混練した。次いで低剪断ミキサーを
使用して、20%の薬剤と80%のラクトースを含む
250部のイソソルビドジニトラート−ラクトース
をミキサーに添加しそしてゲル中に配合して薬剤
溜めをつくつた。
500mgの薬剤溜めを裏打部材のエチレン−酢酸
ビニルコポリマーの表面に置いた。部材はエチレ
ン−酢酸ビニルコポリマー/アルミニウム被覆ポ
リエチレンテレフタレート/ポリエチレン積層物
を含む。裏打部材の外側縁を留めの端に沿つて下
方に圧し、そしてテトラメチレンテレフタレー
ト/ポリテトラメチレンエーテルグリコールテレ
フタレート/接着剤−セロフアンのブロツクコポ
リマーを含む積層物に封止した。コポリマーは溜
めと接触しており、そしてセロフアンを包帯から
引きはがすと、作用中の場合には狭心症の処置に
対して治療的に有効量の血管拡張剤をそれは放出
する。
実施例 14 総ての条件を前のようにして実施例13の手順を
繰り返したが、ただ給付割合を制御するために使
用したこの包帯中のコポリマーはブチレンテレフ
タレート33%、およびポリテトラメチレンエーテ
ルテレフタレート67%のセグメントになつたコポ
リマーであつた点を異にした。この医療系はセロ
フアンをそれから剥ぎ取つた後の作用中には心臓
に対する酸素の供給を増すために治療的に有効な
量の血管拡張剤を放出する。
実施例 15 薬剤の溜めを次のようにしてつくつた:まず、
730部の医学的に受容できるシリコーン油
(350cs)を15部のヒユームドシリカおよび15部の
非晶質シリカと共に高剪断ミキサー中で堅いゲル
ができるまで混練した。次いで低剪断ミキサーを
使つて、20%の薬剤と80%のラクトースを含む
250部のイソソルビドジニトラート−ラクトース
をミキサーに添加しそしてゲル中に配合して薬剤
溜めをつくつた。
次に、500mgの薬剤溜めを裏打部材のエチレン
−酢酸ビニルコポリマーの表面に置いた。この部
材はエチレン−酢酸ビニルコポリマー/アルミニ
ウム被覆ポリエチレンテレフタレート/ポリエチ
レンを含む積層物である。裏打部材の端を溜めに
沿つて下方に圧しそしてアクリラート含有18%を
有するエタクリル酸エチレンを含む薬剤放出調節
膜に封止した。包帯はテープの細片、弾力性腕
帯、またはその他の機械的手段によつて局部的に
適用される。
実施例 16 皮膚上に薬剤を投与するために適用する医療用
包帯を次のようにして製造する。まず、ポリアミ
ドCapran77(ポリカプロラクタムナイロン6とし
ても知られている)を押し出して薬剤放出用の割
合制御膜を調製する。押し出しには、0.05mmのス
リツトを有する押し出しダイを装着した単一スク
リユー押出機を用いる。膜は空気冷却されている
取り上げベルト上に押し出される。生成膜の厚さ
は0.075mmである。
次に、経皮投与可能の10%ニトログリセリン−
ラクトース55部と乾燥コロイド状二酸化珪素1.5
部と配合し、次いで0.42mmメツシユの篩を通して
過し、この配合物を遊星型ミキサーに移し、こ
れに医療用シリコーン流体(100センチストーク)
を添加して薬剤溜めを製造した。製造には各成分
を約30〜40分配合して薬剤溜めを生じさせる。
次いで、薬剤溜めの層を前記ポリアミド膜の表
面上に沈着させ、ポリエチレン・テレフタレー
ト/アルミニウム−イオノマ−エチレンビニルア
セテート共重合体からなる薬剤不浸透膜をこの溜
めの外表面に貼りつける。この医療用包帯は15cm2
の薬剤放出面積を有する。この包帯のニトログリ
セリンの放出割合は試験管試験で3.75μm/hr・
cm2、または医療包帯の全面積当りの全放出割合は
57μg/hrである。
実施例 17 薬剤を皮膚から投与するために皮膚に当てる医
療用包帯を次のように製造する。先づ、主として
中密度のポリエチレンペレツトからなるポリオレ
フインペレツトを255〓(約125℃)に加熱された
吹き込み押し出し器の供給ホツパー中に供給す
る。溶融して、溶融重合体ペレツトを10/16イン
チ径(約15cm径)の円型押出しダイの入口に押し
込む。ダイの中心に空気ジエツトがある。溶融重
合体フイルムが押出し器を出るとき末端をピンチ
して包囲体を形成する。このものは内部に発生す
る空気圧で膨脹する。生成する押出しフイルムの
空気吹込み円筒状体は径1.09ヤード(径1m)お
よび膜厚0.0019インチ(0.05mm)である。このフ
イルムを縦に延伸して冷却させる。その頂部でフ
イルムを押圧して扁平管として巻取り用リールに
巻き上げる。次いでこの扁平管を巻き戻して2枚
のシートに割載し別の巻き上げリールに巻き上げ
る。
次に、実施例16の方法に従つて記載された溜め
と裏打部材で医療包帯を完成させる。放出割合調
節膜は前記ポリエチレンである。この医療包帯の
放出表面は10cm2であり、ニトログリセリンの放出
割合は試験管試験で2μg/hr・cm2であり、医薬
包帯の全放出面積当り20μg/hrである。
実施例 18 薬剤を皮膚に供給する皮膚適用医療包帯を次の
ように製造する。先づ、ブチレンテレフタレー
ト/ポリテトラメチレンエーテルテレフタレート
共重合体(Dupont社からHytrel 4056として市
販されているポリエステル−ポリエーテル)のメ
チレレンクロライド溶媒の10%溶液をシリコン化
ポリエステル基体上に溶液注型する。この材料を
40゜から70℃に段階的に加熱された強制空気炉中
に通過させた。フイルムの注型ヘツドを調節して
最終フイルム厚0.1mmとする。乾燥後、フイルム
をリール上に保存し、放出速度調節膜として使用
する。
次に、実施例16に述べたように、実施例16の溜
めと裏打部材を用いて医療用包帯を製造する。前
記のポリエステル−ポリエーテル共重合体を放出
速度調節膜として使用する。最終的に得られる医
療用包帯の全薬剤放出面積は4cm2である。試験管
試験によるこの医療包帯のニトログリセリン放出
割合は50μg/hr・cm2であり、全放出面積当りの
ニトログリセリン放出は200μg/hr・cm2である。
実施例 19 皮膚に当てる医療包帯を次のように製造する。
先づ、合成ゴム、(ポリイソブチレン)のクロロ
ホルム10%溶液をシリコン化ポリエステル基体上
に溶液注型した。次いでこの重合体被覆基体を5
〜10分毎に40℃から70℃に2段階に加熱された強
制空気炉中を通過させた。最終ポリイソブチレン
フイルム厚が0.05mmとなるようにフイルムの注型
ヘツドを調節する。乾燥後、フイルムをリール上
に保存し、後で放出割合調節膜として用いる。
次に、実施例16に記載したように、同実施例の
裏打部材と溜めを用いて医療包帯を製造する。前
記ポリイソブチレンを放出割合調節膜として使用
する。この医療包帯の放出面積は30cm2であり、薬
剤の放出割合は2μg/hr・cm2又は全放出面積当
り60μg/hrである。
実施例 20 薬剤溜めが、65.6重量%のシリコーン医薬用流
体(100000センチストーク)、33重量%のニトロ
グリセリン−ラクトース及び1.4重量%のコロイ
ド状二酸化珪素(流動剤)からなる以外は、実施
例1と同様の医療用包帯を実施例1と同様にして
つくつた。
得られた包帯について、薬物の放出割合(μ
g/hr・cm2)を下記のin vitro試験法にて求め
た。結果を第8図のグラフに−○†ぁ櫃箸靴銅┐

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 薬剤の通過に対して実質的に不浸透性で
    ある裏打部材、 (b) 前記裏打部材の表面に隣接した溜めであつ
    て、 薬剤に対する担体であるゲル化したシリコー
    ン油から形成されるゲル化流体;該ゲル化流体
    に対しゲル化特性を与える流動剤であつて該ゲ
    ル化流体に増粘性を与える二酸化珪素からなる
    流動剤であり且つ該ゲル化流体が流れる能力を
    減じそして薬剤の沈降を防ぐための助剤として
    の流動剤;及び当該溜めに対して約0.1重量%
    から約70重量%のONO又はONO2基を有する
    血管拡張剤からなる溜め、および (c) 前記溜めに隣接し、前記溜めの外部周辺を覆
    つて前記裏打部材と接触して実質的にゲル化流
    体密封治療系を形成し、該ゲル化流体密封治療
    系を包む膜であつて、この膜が系からの薬剤の
    放出割合を調節する重合体物質で形成されてい
    る膜、 からなる薬剤投与のための医療用包帯。 2 前記包帯が薬剤受容者に対して治療系を保持
    するための接着剤を含む特許請求の範囲第1項に
    記載の薬剤投与のための医療用包帯。 3 前記包帯が、薬剤の放出割合調節膜と接触し
    ている接着剤およびその接着剤と接触している単
    層を含み、その単層が溜めに含まれた流体、流動
    剤および薬剤の通過に対し実質的に不浸透性であ
    り、そしてそれが薬剤受容者に適用される前に治
    療系から剥ぎ取られるように施こされている特許
    請求の範囲第1項に記載の薬剤投与のための医療
    用包帯。 4 溜めの中の薬剤がニトログリセリンである特
    許請求の範囲第1項に記載の薬剤投与のための医
    療用包帯。 5 裏打部材がアルミニウム化したポリエチレン
    −テレフタレートの単層、イオノマーの単層、ま
    たはエチレン−酢酸ビニルコポリマーの単層を含
    む積層物である特許請求の範囲第1項に記載の薬
    剤投与のための医療用包帯。 6 裏打部材がポリエチレンの単層、アルミニウ
    ム化したポリエチレン−テレフタレートの単層ま
    たはエチレン−酢酸ビニルコポリマーの単層を含
    む積層物である特許請求の範囲第1項に記載の薬
    剤投与のための医療用包帯。 7 裏打部材が薬剤の放出割合調節膜に接触し、
    接着剤がその膜と接触しており、接着剤と接触し
    ている不浸透性物質の単層が溜めに含まれた流
    体、流動剤および薬剤の通過に対して実質的に不
    浸透であり、それが薬剤受容者に施こされる前に
    治療系から剥ぎ取られるように施こされている特
    許請求の範囲第1項に記載の薬剤投与のための医
    療用包帯。 8 裏打部材がアルミニウム化したポリエチレン
    −テレフタレートの単層およびエチレン−酢酸ビ
    ニルコポリマーの単層との層状配置にあるポリエ
    チレン単層からなり;溜めがゲル化したシリコー
    ン流体、二酸化珪素、および血管拡張剤ニトログ
    リセリンの投与量を含み;薬剤の放出の割合を調
    節する膜がエチレン−酢酸ビニルコポリマーであ
    り;そして接着剤がこの膜と接触している特許請
    求の範囲第1項に記載の薬剤投与のための医療用
    包帯。 9 裏打部材がアルミニウム化したポリエチレン
    −テレフタレートの単層、イオノマーの単層、ま
    たはエチレン−酢酸ビニルコポリマーの単層から
    なり;溜めがゲル化したシリコーン流体、二酸化
    珪素、および適用数量の血管拡張剤ニトログリセ
    リンを含み;放出の割合を調節する膜がエチレン
    −酢酸ビニルコポリマーであり;そして接着剤が
    この膜と接触している特許請求の範囲第1項に記
    載の薬剤投与のための医療用包帯。 10 薬剤がイソソルビドジニトレートである特
    許請求の範囲第1項に記載の薬剤投与のための医
    療用包帯。 11 溜めの中にヒユームド二酸化珪素またはコ
    ロイド状二酸化珪素を含む特許請求の範囲第1項
    に記載の薬剤投与のための医療用包帯。 12 溜めが10μg/時から2000μg/時までの
    割合で放出される5mgから1000mgまでの薬剤を含
    む特許請求の範囲第1項に記載の薬剤投与のため
    の医療用包帯。 13 薬剤の放出の割合を調節する膜がエチレン
    −酢酸ビニルコポリマーである特許請求の範囲第
    1項に記載の薬剤投与のための医療用包帯。 14 薬剤を治療的に有効な量で時間一杯経皮的
    に投与するように皮膚に対して適用するために包
    帯が設計される特許請求の範囲第1項に記載の薬
    剤投与のための医療用包帯。
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