JPS642047B2 - - Google Patents

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JPS642047B2
JPS642047B2 JP776183A JP776183A JPS642047B2 JP S642047 B2 JPS642047 B2 JP S642047B2 JP 776183 A JP776183 A JP 776183A JP 776183 A JP776183 A JP 776183A JP S642047 B2 JPS642047 B2 JP S642047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
plastic
color plastic
resin molded
protrusion
Prior art date
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Expired
Application number
JP776183A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59133029A (ja
Inventor
Kenji Tajima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP776183A priority Critical patent/JPS59133029A/ja
Publication of JPS59133029A publication Critical patent/JPS59133029A/ja
Publication of JPS642047B2 publication Critical patent/JPS642047B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1635Making multilayered or multicoloured articles using displaceable mould parts, e.g. retractable partition between adjacent mould cavities

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえばボタン電話機の外側ケース
等のように色の異なる樹脂成形体を一体化した樹
脂成形品およびその製造方法に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 第1図は、従来の2色成形品からなるボタン電
話機の外側のケースを示す斜視図である。この外
側のケースの形状は直方体で、内側が中空になつ
ており、A色プラスチツク成形体1とB色プラス
チツク成形体2とが一体化されている。A色プラ
スチツク成形体1は直方体の一部で、全体が同一
色(A色)になつている。B色プラスチツク成形
体2は直方体の一部で、全体が同一色(B色)で
A色プラスチツク成形体1と異なつた色となつて
いる。3は第2図〜第5図の断面図を説明すると
きの切断線である。4はA色プラスチツク成形体
1とB色プラスチツク成形体2の接合面である。
第2図は第1図の切断線3によつて切断された
断面図であり、この従来例のA色プラスチツク成
形体1とB色プラスチツク成形体2とは超音波溶
着により接合されている。1はA色プラスチツク
成形体で、このA色プラスチツク成形体1は超音
波溶着用にL字状突起5を内側に設けてある。2
はB色プラスチツク成形体で、このB色プラスチ
ツク成形体2は、上記A色プラスチツク1のL字
状突起5にはめ込んだ後、超音波溶着とする。
第3図は、第2図の超音波溶着に伴う接合面の
変化を示した図である。第3図において、4a,
4bは溶着後A色プラスチツク成形体1とB色プ
ラスチツク成形体2の接合面に付着するバリであ
る。上記バリ4a,4bは超音波溶着時に超音波
振動により接触面を溶解して接着したときに、溶
解物が表面にはみ出したものである。超音波溶着
では、上記バリ4a,4bが発生すれば溶着が完
全に行なえ、接着力が大きいことになるが、一方
表面にバリがあると製品として美観を損ねてしま
うので、表面のバリをなくし、接着力を犠牲にし
て美観を向上させている。しかしながら一般に、
超音波溶着は高エネルギーの超音波を発生させな
ければならないため、コストがかかるという欠点
があつた。また、上記バリをなくし、美観を向上
させるために接着力を犠牲にしなければならない
欠点があつた。
第4図は、他の従来例の断面図でこの従来例は
いわゆる2色成形と呼ばれる方法で接合されたも
のである。2色成形とは、1台の射出成形機に2
本のプラスチツク射出シリンダーを付け、加熱可
塑化されたプラスチツクをそれぞれ別のノズルか
らA色、B色と別の色のプラスチツクが射出しう
るようにしたものである。したがつて2色のプラ
スチツクを溶着剤なしに接合できる利点を有して
いる。
第5図は、第4図の従来の2色成形品を製造す
るときの金型の図である。7a,7bは同質の金
型である。まず、A色プラスチツク1bを成形し
た後、6の方から熱塑性されたB色プラスチツク
が圧入される。この際、A色プラスチツクの接触
面を上記熱塑性されたB色プラスチツクの熱で溶
解させて接合するものである。プラスチツク成形
では、上記熱塑性されたプラスチツクを金型に圧
入するので、接合面にかかる圧力が一様でなくな
る。第6図は湯口がひとつのため上記圧力が一様
でなくなる場合を示した図である。第6図のよう
に熱塑性されたB色プラスチツクの圧入の強さが
6aでは強く、6bでは弱い場合には、A色プラ
スチツク1b接触面が熱塑性されているので、圧
入の強さが強い6aの力で、6bが押しのけられ
て、第6図のように直線とはならず、曲線とな
る。したがつて、第4図の2色成形による接合の
方法は、接合面を直線状にしたいにもかかわらず
製造上の理由から第6図のように曲線となる。
また、2色成形では、接合面積が小さいので、
折り曲げ強度も弱いという欠点があり問題となつ
ていた。
以上のように、2色接合を超音波溶着の方法で
行なう場合はコストが高く、美観を向上させよう
とすると信頼性が低くなる。また、上記2色接合
を2色成形の方法で行なう場合は、接合面が直線
状とならず、かつ折り曲げ強度が弱い。したがつ
て2色接合と従来の方法で行なうには問題があつ
た。
発明の目的 本発明は、上記従来の問題を除去するものあ
り、2色成形における接合面の形状を変更するこ
とにより、接合面の折り曲げ強度と、直線性を良
くすることを目的とするものである。
発明の構成 本発明は、前記目的を達成するために、一方の
樹脂成形体の縁部に突条を設け、かつこの突条に
2段階の段部を形成し、この段部に射出成形によ
り他の樹脂成形体を接合するものである。
実施例の説明 以下に本発明の一実施例の構成について、図面
とともに説明する。第7図は本発明による2色成
形品を示す斜視図である。第7図は第1図と同一
形状であり、7はA色プラスチツク、8はB色プ
ラスチツクである。9は第8図、第9図を説明す
るときの切断線である。10は、A色プラスチツ
ク7とB色プラスチツク8の境界線にある溝であ
る。第8図は第7図の切断線9によつて切断され
た断面図である。第9図は第8図のA色プラスチ
ツク7とB色プラスチツク8の接合部分11を拡
大した図である。第9図において、A色プラスチ
ツク7はその縁部に肉厚の突条12が形成されて
いる。上記肉厚の突条12の表面側の端部に第1
の段部(溝10)と、この段部の下方に第2の段
部14が形成されている。上記第1の段部(溝1
0)と第2の段部の境界に端面15を有してい
る。A色プラスチツク7とB色プラスチツク8の
接合は、第2の段部14と端面15の2ケ所で行
なわれている。13は裏面における突条の境界部
の溝であり、この裏面の溝13はA色プラスチツ
ク7とB色プラスチツク8を2色成形するときに
B色プラスチツク8の成形時の圧力を溝13には
め込まれた金型18によつて吸収するためのもの
である。したがつて、2色成形の製造時には上記
肉厚の突条12と裏面の溝13により成形時の圧
力を吸収する。成形後には、裏面の突起12と、
裏面における突条の境界部の溝13により折り曲
げ強度を上げる。
次に本発明による2色成形品の製造方法につい
て述べる。第10図は、金型により2色成形する
ときの製造方法を示した図である。第10図で、
A色プラスチツク7を成型するときには、スペー
ス19に密着するような金型の一部を挿入してお
いて、熱塑性されたA色プラスチツク7を圧入す
る。その後、冷却してA色プラスチツクが固まつ
たときに上記金型の一部19を引き抜いて、熱塑
性されたBプラスチツクを圧入する。B色プラス
チツクは熱塑性されているので、A色プラスチツ
ク7との接触面、すなわち端部15と第2の段面
14を熱軟化させて、A色プラスチツク7とB色
プラスチツク8とを接合させる。
第11図は完成状態における接合部を示してい
る。A色プラスチツク7とB色プラスチツク8の
接合は第2の段部14と境界の端面15の2面で
おこなわれているため、折り曲げ強度に強い。ま
た、裏面における突条との境界部の溝13を設け
ることによつてB色プラスチツク8の成形時の圧
力を、第10図の金型18により緩和するととも
に、成形後の折り曲げ強度を上げることができ
る。さらに表の溝10により、A色プラスチツク
7とB色プラスチツク8の接合面の直線性を向上
させることがきる。
このように本実施例によれば、接合面の直線性
を向上させることができる。以下、その理由につ
いて第11図を用いて詳細に説明する。第11図
は第7図の表面の溝10を中心に一部切断にて示
す斜視図である。第11図において、20はB色
プラスチツク8の上辺である。21はB色プラス
チツク8の側面である。23はA色プラスチツク
7の上辺である。24は人間の視線である。22
はA色プラスチツク7とB色プラスチツク8の境
界線である。人間の視線24は、溝10を垂直か
ら見ることは少なく、斜め方から見ることが多
い。したがつて、A色プラスチツク7とB色プラ
スチツク8の境界線22は通常、A色プラスチツ
ク7に隠れて人間の視線24に触れることは少な
い。この場合、A色プラスチツク7の上辺23と
B色プラスチツク8の側面21が境界となる。な
お、第11図では人間の視線24がA色プラスチ
ツク7側にあるが、反対にB色プラスチツク8に
あつた場合は、B色プラスチツク8の上辺20が
境界となる。たとえ、A色プラスチツク7とB色
プラスチツク8の境界線22が、前述のように2
色成形のため、ゆがんでもA色プラスチツク7の
上辺23と、B色プラスチツク8の上辺20が直
線状になつているので、上記ゆがみが目立たな
い。
発明の効果 本発明は上記のような構成であり、本発明によ
れば以下に示す効果が得られるものである。
(1) 表面の溝を設けたため、2色成形における接
合面の直線性が得られる。
(2) 両プラスチツクが2面で接合されるため、2
色成形における折り曲げ強度を上げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2色の電話機のケースの斜視
図、第2図は同ケースの断面図、第3図は第2図
の要部拡大断面図、第4図は従来のケースの断面
図、第5図は第4図のケースを製造する金型の要
部断面図、第6図は従来のケースの接合面を示す
図、第7図は本発明の一実施例における樹脂成形
品の斜視図、第8図は同樹脂成形品の断面図、第
9図は第8図の要部拡大断面図、第10図は本発
明の一実施例における製造方法に用いる金型の要
部断面図、第11図は本発明の一実施例における
樹脂成形品の要部の断面斜視図である。 7……A色プラスチツク、8……B色プラスチ
ツク、10……表面の溝、12……裏面の突条、
13……溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の樹脂成形体の縁部に形成された肉厚の
    突条と、この突条の表面側の端部に2段階に形成
    された第1、第2の段部と、上記突条に形成され
    た段部の内下方に形成された第2の段部に縁部が
    接合された第2の樹脂成形体とからなる樹脂成形
    品。 2 第1の樹脂成形体の裏面における突条との境
    界部に溝を形成した特許請求の範囲第1項記載の
    樹脂成形品。 3 縁部に肉厚の突条を有し、この突条の表面側
    の端部に2段階に形成された第1,第2の段部を
    有する第1の樹脂成形体を成形する第1の工程
    と、上記第1の樹脂成形体の突条に形成された第
    1、第2の段部の内下側の第2の段部に射出成形
    により第2の樹脂成形体を接合する第2の工程と
    からなる樹脂成形品の製造方法。 4 第1の工程において第1の樹脂成形体の裏面
    における突条との境界部に溝を同時に形成するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の樹脂
    成形品の製造方法。
JP776183A 1983-01-19 1983-01-19 樹脂成形品およびその製造方法 Granted JPS59133029A (ja)

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Families Citing this family (8)

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ES2549358T3 (es) 2008-05-16 2015-10-27 Sca Hygiene Products Ab Método de fabricación de un distribuidor o de una pieza del mismo

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