JPS641267Y2 - - Google Patents

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JPS641267Y2
JPS641267Y2 JP1980102622U JP10262280U JPS641267Y2 JP S641267 Y2 JPS641267 Y2 JP S641267Y2 JP 1980102622 U JP1980102622 U JP 1980102622U JP 10262280 U JP10262280 U JP 10262280U JP S641267 Y2 JPS641267 Y2 JP S641267Y2
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JP
Japan
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recess
legs
leg
washing machine
cushioning body
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JP1980102622U
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JPS5726368U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は脚を有した機器を底緩衝体上に載置し
て包装する包装装置に関する。
従来より、この種の包装装置にあつては、底緩
衝体の上面に脚収納用の逃げ凹部を形成し、機器
を底緩衝体上に載置するときその脚を前記逃げ凹
部内に遊挿状態とし、もつて底緩衝体の上面で機
器の荷重を受けるようにしたものが供されてい
る。しかしながら、上記構成では機器に強い衝撃
力が作用すると、機器の荷重は底緩衝体上面の逃
げ凹部の開口縁部に集中して作用し、極端な場合
にはこの部分が欠損することがあり、このため十
分な緩衝作用が得られないという問題があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、その目的は、底緩衝体に設ける脚収納用の凹
部を、脚の突出長さよりも深い有底状に形成する
と共に、底部における幅が脚のそれより小となる
ように下方に向かつて漸次幅狭となるテーパー状
に形成し、常時は脚の底面が凹部の底部から浮き
上がつた状態で機器の底部を底緩衝体の上面にて
受けるようにすることにより、機器から底緩衝体
に作用する衝撃的荷重を段階的に受けて緩衝効果
の増大を図ることができる包装装置を提供するに
ある。
以下本考案を例えば洗濯機の包装装置に適用し
た一実施例につき図面を参照して説明する。1は
機器としての洗濯機で、これの底部の四隅にはロ
ーラ2を回転自在に設けた脚3が突設されてい
る。4はこの洗濯機1を包装する包装装置の基台
で、これは例えば段ボールにより上面を開放した
扁平な矩形箱状に形成されている。5は例えば発
泡スチロールで形成され基台4内の四隅部に配設
した4個の底緩衝体で、これは基台4の側壁に接
する二側辺の上方に保護壁部6を一体に延設する
と共に上面に前記脚3収納用の有底凹部7を陥没
形成している。そしてこの凹部7は、第2図にも
示す如く、その深さ寸法Aを脚3の突出長さaよ
りも大に設定すると共に、上部における開口寸法
が脚3の上部における差渡し外形寸法よりも大に
且つ底部における内壁面間の差渡し寸法(幅寸法
B)が脚3の下端部における差渡し外形寸法(幅
寸法b)よりも小さくなるように下方に向つて幅
狭なテーパ状に形成されている。また、8はこの
凹部7の底面に更に陥没形成したローラ2の逃げ
用の溝で、本実施例においてはその深さ寸法Cを
脚3からのローラ2の突出長さcよりも大として
いる。従つて、洗濯機1をその脚3が凹部7内に
収納されるようにして4個の底緩衝体5上に載置
すると、脚3が凹部7底部から浮き上つた状態で
洗濯機1に底面が底緩衝体5上面に支持され、且
つ脚3の底部の外周壁部が凹部7の内壁面に接触
する状態になる。9は上箱体で、これは前記基台
4とは逆に下面を開放した矩形箱状をなして基台
4の底緩衝体5上に載置した洗濯機1の上面に被
せられ、更に基台4と共にバンド(図示せず)で
締め付けて洗濯機1の包装を行うものである。
而して、上記構成により洗濯機1を包装したも
のでは、例えば輸送途中の荷扱い時に何らかの原
因により洗濯機1に下方向の衝撃力が作用する
と、その衝撃力は底緩衝体5が圧縮されるところ
から底緩衝体5の上面により受けられる。そして
より強い衝撃力が加わる場合には、まず上記のよ
うに底緩衝体5が圧縮され、その結果脚3が凹部
7内へより深く進入することにより脚3の底部が
凹部7内面に摩擦接触しつつ強く圧嵌するように
なるため、底緩衝体5の上面に加えて凹部7の内
壁面によつても受けられるようになる。また、更
に強い衝撃力が加わる場合には、上述に加えて更
に脚3の底部が凹部7の底面部に当接してこれを
圧縮するようになつて緩衝される。
このように本実施例では、洗濯機1に衝撃力が
作用した場合には、この力はまず底緩衝体5の上
面によつて、次いで凹部7の内壁面によつて、更
には凹部7の底面によつて段階的に緩衝されるよ
うになるから、相当に強い衝撃力であつても順次
減衰させることができて優れた緩衝作用を得るこ
とができる。しかも、本実施例では特に溝8の深
さ寸法Cをローラ2の突出長さcよりも大に定め
たから、脚3の底部が凹部7の底面に当接する場
合においても、ローラ2の下端は溝8の底面から
浮いた状態にあり、軸受等を有しているため他の
部位に比較して機械的に弱いローラ2に衝撃力が
作用することを極力防止できる。
尚、上記実施例では洗濯機1を底緩衝体5上に
載置した状態でその脚3の底部が凹部7の内壁面
に接するようにしたが、本考案はこれに限られ
ず、洗濯機1の通常の載置状態では脚3は凹部7
の内壁面に触れず、これに衝撃力が加わり底緩衝
体5が圧縮されるようになつたとき初めて脚3の
底部が凹部7の内壁面に接して凹部7内に圧嵌す
るようにしても上述と同様に優れた緩衝作用を発
揮することができる。また、凹部7の内壁面は必
ずしも滑らかなテーパ状でなくとも、下方に向つ
て段階的に幅寸法を小さくすることにより実質的
にテーパ状となるようにしてもよい。
本考案は以上述べたように、底緩衝体の脚収納
用の凹部を、脚の突出長さよりも深い有底状に形
成し、且つ底部における幅が脚のそれよりも小と
なるように下方に向つて漸次幅狭となるテーパ状
に形成して、脚を凹部の内壁面に接触させ、機器
の荷重を底緩衝体の上面だけでなく凹部の内壁面
でも受けると共に、常時は脚の底面が凹部の底部
から浮き上がつた状態で機器の底部を底緩衝体の
上面にて受けるようにしたところに特徴を有する
ものであつて、この結果、被包装物の機器に強い
衝撃力が作用した場合であつてもこれを段階的に
吸収し、優れた緩衝作用を発揮して機器を十分に
保護することができる包装装置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体の斜視
図、第2図は同要部の縦断面図である。 図中、1は洗濯機(機器)、3は脚、5は底緩
衝体、7は凹部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部に脚を有した機器を、前記脚の収納用の凹
    部を有した底緩衝体上に載置して包装するものに
    おいて、前記底緩衝体の凹部を、前記脚の突出長
    さよりも深い有底状に形成して常時は前記脚の底
    面が前記凹部の底部から浮き上がつた状態で機器
    の底部を前記底緩衝体の上面にて受けると共に、
    前記底緩衝体の凹部を、上部における開口寸法が
    前記脚の上部における差渡し外径寸法よりも大に
    且つ底部における内壁面間の差渡し寸法が前記脚
    の下端部における差渡し外径寸法よりも小さくな
    るように下方に向かつて漸次幅狭となるテーパー
    状に形成して、前記脚の下端部が前記凹部の内壁
    面に接触するようにしたことを特徴とする包装装
    置。
JP1980102622U 1980-07-18 1980-07-18 Expired JPS641267Y2 (ja)

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JP1980102622U JPS641267Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

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JP1980102622U JPS641267Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

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JPS5726368U JPS5726368U (ja) 1982-02-10
JPS641267Y2 true JPS641267Y2 (ja) 1989-01-12

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JP5364736B2 (ja) * 2011-02-01 2013-12-11 信越化学工業株式会社 ペリクル用梱包箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52156682U (ja) * 1976-05-20 1977-11-28

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JPS5726368U (ja) 1982-02-10

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