JPS6394400A

JPS6394400A - 自動車用地図情報通信システム

Info

Publication number: JPS6394400A
Application number: JP23814586A
Authority: JP
Inventors: 裕章田中; 啓之榊原; 宗昭松本; 沼田　晃志
Original assignee: Nippon Soken Inc
Current assignee: Soken Inc
Priority date: 1986-10-08
Filing date: 1986-10-08
Publication date: 1988-04-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、自動車用情報通信システムに関し、特に、走
行中の周辺地図及び運転者の希望する地点の所在地を知
らせる自動車用地図情報通信システムに関する。

〔従来の技術〕

不案内な土地へ自動車旅行した場合、従来、運転者は、
その場所の地図を購入し、それによって行先を確認して
いる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、車上の運転者が地上に設置した情報送
受信部から地図情報を得ることのできる通信システムを
提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明においては、第１図に示されるように、地上に設
置された、地上送受信部１、地図情報フィイル７及び地
上制御部６と、車両上に搭載された、車上送受信部２、
演算部３、情報出力部４、および運転者入力部５から構
成される通信システムが提供される。

〔作用〕

地図情報ファイル７は、周辺の地図情報を記憶している
。

地上送受信部１は、前記車上送受信部２との間で送受信
を行い、地上制御部２は、前記地上送受信部１を通して
車両からの情報要求信号を受け、かつ、前記地図情報フ
ァイル７を参照して該車両へ前記地上送受信部１を通し
て車両へ地図情報信号を送信する。

運転者は運転者入力部５より必要な情報の要求を行なう
。

演算部３は前記車上送受信部２で受信した信号を出力デ
ータに変換し、かつ前記運転者入力部５からの入力デー
タを情報要求信号に変換し、前記情報出力部４は前記出
力データを出力する。

〔実施例〕

第２図に本発明による自動車用地図情報通信システムの
一実施例の構成を示す。地上には、地図情報ファイル１
７、地上制御部１６、地上送信部１１、および地上アン
テナ１０が設置され、車両上には、スイッチ部１５、演
算部１３、車上送受信部１２、表示部１４、および車上
アンテナ２０が搭載されている。

１７は、周辺の地図情報を記憶する地図情報ファイルで
、磁気ディスク、ＲＯＭその他の記憶手段のいずれか適
当なものを用いる。１１は、地上送受信部であり、後述
する信号群を微弱電波（例えば出力０．０４６μｗ）に
よって、地上アンテナ１０より送受信する。地上制御部
１６は、前記地上送受信部１１をとおして後述する運転
者からの情報要求を示す信号を受けて、前記地図情報フ
ァイル１７を参照しつつ、地図情報を該地上送受信部１
１を通して運転者へ送信し、マイクロプロセッサからな
る。１２は、車両に設置した車上送受信部であり、前記
地上送受信部１１との間で、微弱電波によって車上のア
ンテナ２０を介して通信を行なう。１３は、前記車上送
受信部で受信した信号群を表示用のデータ信号に置き換
え、また、前記地上送受信部に後述する信号群を送信す
るための演算部であり、マイクロコンピュータからなる
。１４は前記演算部１３で得られたデータ信号を表示す
るための表示部１４例えばＣＲＴディスプレイである。

また、１５は、前記表示部１４に表示した内容を運転手
が選択するためのスイッチ部であり、該スイッチ部１５
の出力信号は前記演算部１３に入力される。また前述し
た如く、地上送受信部１１と、車上送受信部１２との間
の通信は、微弱電波を使用しており、例えば周波数７７
．５ＭＨｚで、５ＣＦＳＫ　（サブキャリア周波数シフ
トキーイング）による変調方式で信号群を通信する。

第３図は、スイッチ部５の一例を示す図であり、透明電
極板５０及び５１が微小間隔でスタッド５２を介して表
示部４上に配置されている。運転手が、透明電極板５０
を押すと該透明電極板５０がたわみ、透明電極板５１と
接触することにより、スイッチのＯＮ、○ＦＦを検出す
る。また、透明電極板５０および５１の電極は第３図（
Ａ）に示す如く、互いが直交するように配列されており
、電極ｘ１・・・ｘｍが透明電極板５０上にまた電ａｙ
ｓ・・・ｙ、が透明電橋板５１上に配置されている。運
転手が透明電極板５０のＸ＝ｘｎ、、ｙ−ｙｉの点を押
すと、第４図に黒丸で示した点の電極が接触するため、
このＸ座標、ｙ座標を検出することにより、運転手が押
した座標を検出することができる。

以下に上記の構成による本発明の自動車用地図情報通信
システムの一実施例の動作を説明する。

今、第２図において、車上アンテナ２０、車上送受信部
１２、演算部１３、表示部１４およびスイッチ部１５を
備えた車両において、運転開始時にキースイッチを投入
すると、車載バッテリよりの電源供給を受けて、各部電
気系が作動状態となる。そして、演算部１３は車載バッ
テリより安定化電源回路を介した５ｖの安定化電源の供
給を受けて作動状態となり、第４図に示すメインルーチ
ンの演算を繰返し実行する。第４図において、電源投入
後、ステツブ４００にて、フラゾのクリア等のイニシャ
ライズを行なう。ステップ４０１にて、第５図で示した
画面表示「地図情報」のスイッチがＯＮされるまで待つ
。ＯＮされた場合、ステップ４０２で第２図で示した車
上送受信部１２及び車上アンテナ２０を介して、地上送
受信部１１ヘデータ要求の信号群を出力する。この信号
群は、例えば車上送受信部１２が搭載された車両のバス
コードを含んだ信号群ｒ／／ＭＡＡＡＯＣＲＪであった
とする。上記信号群はアスキーコードとし、“／／”は
信号群のヘッダを示す部分、“Ｍ”は地図情報の要求コ
ード、“ＡＡＡ”は、前記車両によって定められたバス
コード、“０”は、初めのデータを示す。また、“ＣＲ
″は信号群の終了を示す。前述した信号群を出力した後
、車上送受信部１２及び車上アンテナ２０は受信状態と
なる。そして、ステップ４０３において、前記地上送受
信部１１より信号が送信されてくるまで待つ。

地上制御部１６は、上記のデータ要求の信号群を前記地
上送受信部１１を通して受けると、例えば、ｒ＃＃ＭＡ
ＡＡｏ　ＩＫｉｎお買物Ｋｏｕｔ　Ｋｉｎお食事Ｋｏｕ
ｔ　Ｋｉｎ官公庁Ｋｏｕｔ　Ｋｉｎ病院Ｋｏｕｔ　Ｋｉ
ｎ駐車場Ｋｏｕ　ｔＫｉｎその他Ｋｏｕｔ　ＣＲｊなる
信号を該地上送受信部１１を通して送信する。“＃＃”
は信号群の先頭を示す信号であり、“Ｍ”は地図情報を
示し、“ＡＡＡ”は車両のバスコード“０１″はデータ
構造の番号、“Ｋｉｎ”は以後“Ｋｏｕ　ｔ”まで漢字
ＪＩＳコードが送信されることを示す信号、お買物等“
Ｋｉｎ”Ｋｏｕ　ｔ”で区切られた漢字で示した部分は
、漢字ＪＩＳコードで表わしたデータである。

また“ＣＲ”は信号群の終了を示すものである。演算部
１３は、地上送受信部１１より上記の信号が送信された
場合、ステップ４０４へ進み、前述した表示部１４へ表
示内容を出力する。その表示の様子を第６図に示す。

次に、ステップ４０５で、前記選択スイッチ部１５がＯ
Ｎされるまで待つ０例えば、第６図において、「お食事
」を選択したとすると、ステップ４０６へ進み、「終了
」のスイッチではないからさらにステップ４０２へ進む
。ステップ４０２では、前記地上送受信部１１へ、デー
タ要求のための信号群を出力する。この信号群は例えば
ｒ／／ＭＡＡＡ　Ｏ１１ＣＲＪのアスキーコードである
。

地上制御部１６は、上記のデータ要求のための信号を受
けると、前述と同様にしてデータを送信する。

演算部１４は、前述したステップ４０３及び４０４の際
と同様の手順により、地上送受信部１１より送信された
信号を表示部１４に出力する。第７図に、表示状況を示
す。

次に運転手が、第７図において「和食」を選択した場合
、同様にステップ４０２．４０３．４０４により、第８
図に示すデータを出力する。

なお、以上のステップの間、前記地上制御部１６は、必
要に応じて前記地図情報ファイル１７から必要な情報を
読み出している。

さらに、第８図において、「終了」の文字が書かれてい
る位置のスイッチをＯＮしたとすると、ステップ４０６
より、ステップ４０１へ移り、表示部１４の画面は、第
５図に示したものとなる。

本実施例では、スイッチ部は表示部の画面の上方に配置
したが、表示部に表示された内容を選択可能な位置であ
ればどこでもよい。

また、本実施例では、地上送受信部１１と車上送受信部
１２との間の信号はアスキーコードにより行なったが、
微弱電波を用いた予め決められた他のコードによる方式
でも良い。

また、運転手からの入力、或いは運転者への情報出力は
、上記実施例ではＣＲＴディスプレイおよびその画面上
のスイッチによったが、他の方法、例えば音声による入
力、出力を用いたもの等でもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、運転者は、従来のように地図を購入し
て行先、道順を調べなくとも、地上に前述のような地図
情報送信装置がある所では、最新の地図情報が得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による自動車用地図情報通信システム
の基本的構成を示す図、第２図は、本発明による自動車用地図情報通信システム
の一実施例における構成を示す図、第３図（Ａ）は選択
スイッチの正面図、第３図（Ｂ）は側面図、第４図は、本発明の実施例における演算部１４の働きを
示すフローチャート、第５〜８図は、本発明の実施例における表示部の画面表
示内容の例である。（符号の説明〕１．１１・・・地上送受信部、２．１２・・・車上送受信部、３．１３・・・演算部、４・・・・・・・・・運転者入力部、５・・・・・・・・・情報出力部、６．１６・・・地上制御部、７．１７・・・地図情報ファイル、１０・・・・・・・・・地上アンテナ、１４・・・・・
・・・・表示部、１５・・・・・・・・・スイッチ部、２０・・・・・・・・・車上アンテナ、５０．５１・・
・透明電極板、

Claims

【特許請求の範囲】１、地上に設置された、地上送受信部（１）、地図情報
ファイル（７）、および地上制御部（６）と、車両上に
搭載された、車上送受信部（２）、演算部（３）、情報
出力部（４）、および運転者入力部（５）から構成され
、前記地図情報ファイル（７）は周辺の地図情報を記憶
し、前記地上送受信部（１）は前記車上送受信部（２）
との間で送受信を行い、前記地上制御部（２）は、前記
地上送受信部（１）を通して車両からの情報要求信号を
受け、かつ、前記地図情報ファイル（７）を参照して、
該車両へ前記地上送受信部（１）を通して地図情報信号
を送信し、前記運転者入力部（５）は運転者によりデー
タ入力され、前記演算部（３）は前記車上送受信部（２
）で受信した信号を出力データに変換し、かつ前記運転
者入力部（５）からの入力データを情報要求信号に変換
し、前記情報出力部（４）は前記出力データを出力する
ことを特徴とする自動車用地図情報通信システム。２、前記地上送受信部（１）および車上送受信部（２）
より発せられる信号は、出力０．０４６μｗ以下の微弱
電波である特許請求の範囲第１項記載の自動車用地図情
報通信システム。