JPS6391479A - 穀物乾燥装置 - Google Patents

穀物乾燥装置

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JPS6391479A
JPS6391479A JP23757086A JP23757086A JPS6391479A JP S6391479 A JPS6391479 A JP S6391479A JP 23757086 A JP23757086 A JP 23757086A JP 23757086 A JP23757086 A JP 23757086A JP S6391479 A JPS6391479 A JP S6391479A
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JP
Japan
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grain
drying
air
drying section
air guide
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JP23757086A
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English (en)
Inventor
惣一 山本
恒義 後藤
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は乾燥風によって穀物の乾燥処理を行なう穀物乾
燥装置に関する。
[従来の技術] 穀物を乾燥するために、機体内で穀物を循環流動させな
がら乾燥風を送給して乾燥する循環型穀物乾燥装置が用
いられている。
この種の循環型穀物乾燥装置においては、導風路及び排
風路が設けられ導風路と排風路との間に穀物流下路が形
成され、これらによって乾燥部が構成されている。また
、この穀物流下路に連通して上方に穀物槽が形成されて
いる。乾燥風生成手段により発生した乾燥風は吸引排風
機によって吸引され導風路から穀物流下路へ送給された
後、排風路から排風される。この際、穀物槽に貯蔵され
た穀物を穀物流下路内で自然流下させながら乾燥処理が
行なわれるようになっている。
さてこの場合、多量の穀物を穀物槽に貯蔵できる大型機
種と少量の穀物を穀物槽に貯蔵する小型機種との乾燥部
のみをそのまま交換可能として共通化した穀物乾燥装置
がある。
すなわちこの種の穀物乾燥装置では、大型あるいは小型
等の異なった機種であっても適用できるように乾燥部を
共通化することにより、同一構造の乾燥部のみを製造す
ればよい、したがって製造コストを低減することができ
、部品の互換性が生じて点検I!li備も容易になると
いう利点がある。また製品のシリーズ化を行う場合にも
有利である。
しかしながらこのように穀物槽の大きさにも拘らず同一
の大きさの乾燥部とした場合には、乾燥部(穀物流下路
)の通風面積が一定であるにもかかわらず穀物の全体貯
蔵量のみが増減するため穀物乾燥装置内を循環する穀物
の循環速度が変化し、結果として機種毎に穀物の乾減率
が一定しなくなるという問題があった。このためこれに
起因して乾燥処理後の穀物の品質低下の危険性もある。
[発明が解決しようとする闇題点] 本発明は上記事実を考慮し、穀物の貯蔵量に拘らず安定
した乾減率で乾燥処理を行うことのできる穀物乾燥装置
を得ることが目的である。
L問題点を解決するための手段] 本発明に係る穀物乾燥装置は、穀物槽に連結された第1
の乾燥部と、第1の乾燥部に連結された第2の乾燥部と
、を有し、前記第1の乾燥部は選択的に着脱可能とされ
かつ前記第2の乾燥部は穀物槽に直接連結可能とされて
いる。
[作用] 上記構成の穀物乾燥装置では、穀物の貯蔵量に応じて第
1の乾燥部を着脱することができる。すなわち、貯蔵量
が多い場合には第1の乾燥部を装着し、乾燥部の通風面
積を穀物量に相応して増加させることができる。また逆
に、貯蔵量が少ない場合には第1の乾燥部を取外しかつ
穀物槽と第2の乾燥部とを直接連結し、乾燥部の通風面
積を穀物μに相応して減少させることができる。このよ
うに穀物の貯蔵量に応じて乾燥部の通風面積を変化させ
、乾減率を安定させることができる。
[実施例] 第1図には本発明に係る穀物乾燥装置10の断面図が示
されており、第2図には第1図II −II線に沿った
断面図が示されている。また第3図には第1図■−■線
に沿った断面図が示されている。
穀物乾燥装ff1lOは箱状に構成されており、上部は
左右一対の側壁12A、前面壁14A、後面壁16A及
び天井v18によって穀物槽20が形成されている。穀
物槽20の中央下部には断面逆V字状で非通気性の隔壁
22が前面壁14Aと後面壁16Aとの間に架は渡され
ている。また隔壁22の横方向(側壁12A側)には隔
壁22と同様に逆V字状で非通気性の一対の隔壁24が
隔壁22とモ行に架は渡されている。さらに隔壁24の
横力向(側壁12A側)には、非通気性の隔壁26が側
壁12Aの内面へ連続するように隔壁24の片側傾斜面
と同じ傾きで架は渡されている。
またこれらの隔壁の下端部には第4図に示す如く断面形
状路り字形の連結材27が固着されている。これら隣接
する隔壁22と隔壁24との間及び隔壁24と隔壁2日
との間が穀物槽20から乾燥部28への穀物流入口30
となっている。
乾燥部28は上段乾燥部32と下段乾燥部34とによっ
て構成されている。」−段乾燥部32は穀物槽20の直
下で穀物槽20に連続して配置されており、穀物槽20
と同様に左右一対の側壁12B、lii面壁14B及び
後面壁16Bによってに下方向に開口した箱状に形成さ
れている。これら−L段乾燥部32の側壁12B、前面
壁14B及び後面IF16 Bは穀物槽20の側壁12
A、前面壁14A及び後面壁16Aに着脱回走に連結さ
れている。
上段乾燥部32の左右方向中央部には側壁12Bとモ行
に一対の通気性の導風路隔壁36が〃いに相対して前面
壁14Bと後面壁16Bとの間に架は渡されている。第
4図及び第5図に示す如く導風路隔壁36の−F下両端
部には断面形状り字形の連結材29が固着されている。
このため穀物槽20と上段乾燥部32の連結状態ではこ
の導風路隔壁36は穀物槽20の隔壁22へ連続するよ
うに連結材29と連結材27とが当接している。隔壁2
2と導風路隔壁36とによって囲まれる部分が上段導風
路38となっている。
導風路隔壁36の横方向(側壁12B側)には導風路隔
壁36と平行でかつ互いに平行な各々−対の通気性排風
路隔壁40.4OAが万一いに相対してl+jj而壁1
面Bと後面壁16Bとの間に架は渡されている、この排
風路隔壁40.4OAの上下両端部にも導風路隔壁36
の連結材29と同様な連結材が固着されており、導風路
隔壁36と同様に穀物槽20の隔壁24へ取付けられた
連結材27へ連続するように当接している。隔壁24と
排風路隔壁40.4OAとによって囲まれる部分が上段
排風路42となっている。従って上段排風路42と上段
導風路38とは長手方向が互いに平行となっている。
またさらに、排風路隔壁40Aの横方向(側壁12B側
)には排風路隔壁40Aと平行に通気性の導風路隔壁3
6Aがそれぞれ前面壁14Bと後面壁16Bとの間に架
は渡されている。この導風路隔壁36Aの上下両端部に
も導風路隔壁36の連結材29と同様な連結材が固着さ
れており、穀物槽20の隔壁26へ取付けられた連結材
27へ連続するように当接している。隔壁26と導風路
隔壁36A及び側壁12Bとによって囲まれる部分が上
段導風路38Aとなっている。このため上段導風路38
Aも長手方向が上段排風路42及び−に1段導風路38
と平行となっている。
これら導風路と排風路との間は穀物槽20内の穀物が流
入し下段乾燥部34方向へ流下しながら上段導風路38
.38Aから上段排風路42へ流れる乾燥風を受ける上
段穀物流下路44A 、44B 、44C,44Dとな
っている。すなわち上段導風路38と上段排風路42と
の間の部分である導風路隔壁36と排風路隔壁40との
間がそれぞれ上段穀物流下路44A 、44B、上段排
風路42と上段導風路38Aとの間の部分である排風路
隔壁4OAと導風路隔壁36Aとの間がそれぞれ」二段
穀物流下路44G 、44Dとなっている。
第3図に示す如く導風路隔壁36,36A、排風路隔壁
40.4OAの前面壁14B側端部は内部壁15Bに連
結されている。このため各穀物流下路及び上段排風路4
2は前面壁14B側端部が遮断されるようになっている
。またこの前面壁14Bと内部壁15Bとによって上段
導風連通路70Aが形成されている。この上段導風連通
路70Aは上段導風路38及び38Aの長手方向一端と
連通している。
また導風路隔壁36及び排風路隔壁40の後面壁16B
側端部は内部壁17Bに連結されている。さらに導風路
隔壁36A及び排風路隔壁40Aの後面壁16B側端部
は内部壁19Bに連結され、この内部壁19Bは側壁1
2Bへ連結している。このため各穀物流下路及び上段導
風路38゜38Aは後面壁16B側端部が遮断されるよ
うになっている。これら内部壁17B及び内部壁19B
と後面壁16Bとによって1−段排風連通路74Aが形
成されている。この上段排風連通路74Aは上段排風路
42の長手方向一端と連通している。従って上段導風連
通路70Aへ送給された乾燥風は上段導風路38,38
Aから各穀物流下路へ送給され、上段排風路42を経て
上段排風連通路74Aから排出されるようになっている
一方り段乾燥部32の直下には下段乾燥部34が連続し
て配置されている。下段乾燥部34は左右一対の側壁1
2C1前面壁14C1後面壁16C及び底壁46によっ
て上方に開口した箱状に形成されている。これら下段乾
燥部34の側壁12C,前面壁14C及び後面壁16C
は」−段乾燥部32の側壁12B、前面壁14B及び後
面壁16Bに着脱可ず莞に連結されている。
下段乾燥部34の左右方向中央部すなわち導風路隔壁3
6の直下には一対の通気性の導風路隔壁48が〃いに相
対しかつ下方が側壁12Cへ接近するように傾斜して前
面壁14Cと後面壁16Cとの間に架は渡されている。
第5図に示す如くこの導風路隔壁48の上端部にも連結
材31が固着されており上段乾燥部32の導風路隔壁3
6へ取付けられた連結材29へ連続するように当接して
いる。また導風路隔壁48の下部は下段乾燥部34内方
に向けてそれぞれ屈曲して互いに接近しており、これら
一対の導風路隔壁48によって囲まれる部分が断面形状
(正面視)において菱形状の下段導風路50となってい
る。したがって4−段重風路38と下段導風路50とは
連続する一つの導風路を形成している。
導風路隔壁48の横方向(側壁12C側)には7字状で
通気性の一対の排風路隔壁52が互いに平行して前面壁
14Cと後面壁16Cとの間に架は渡されている。この
排風路隔壁52の上端部にも隔壁22の連結材27と同
様な連結材が固着されており、上段乾燥部32の排風路
隔壁40及び40Aへ取付けられた連結材へ連続するよ
うに当接している。
各排風路隔壁52の中央側壁面と導風路隔壁48の上部
との間はそれぞれ上段乾燥部32の下段穀物流下路44
A及び44Bに連続する下段穀物流下路54A及び54
Bとなっている。従って下段乾燥部32の上段穀物流下
路44A及び44Bを流下した穀物は下段乾燥部34の
下段穀物流下路54A及び54Bへと移動するようにな
っている。
排風路隔壁52の横方向(側壁12C側)には一対の隔
壁56が側壁12Cから内方に向って突出するように形
成されている。この隔壁56の先端上部は上段乾燥部3
2の導風路隔壁36Aの下端の連結材へ連続するように
当接している。このため上段乾燥部32の上段導風路3
8Aは下段乾燥部34と遮断され独立した導風路とされ
ている。また隔壁56の先端下部からは下段乾燥部34
の左右方向中央部に向は傾斜して下降する一対の通気性
の排風路隔壁58が断面形状(正面視)において漏斗状
に形成され、前面壁14Gと後面壁16Cとの間に架は
渡されている。この排風路隔壁58、隔壁56及び側壁
12Gとの間に下段排風路59が形成されている。
また排風路隔壁58と排風路隔壁52の側壁12C側の
壁面及び導風路隔壁48の下部との間はそれぞれ上段乾
燥部32の上段穀物流下路44C及び44Dに連続する
下段穀物流下路54C及び54Dとなっている。これら
下段穀物流下路54C及び54Dの中間部にはそれぞれ
前記下段穀物流下路54A及び54Bが連通ずるように
形成されている。したがって下段乾燥部32の各穀物流
下路を流下した穀物は下段乾燥部34の下段穀物流下路
54C及び54Dへと移動するようになっている。
上段乾燥部32と同様に、前面壁14Cには上下方向に
下段導風連通路70Bが形成され、この下段導風連通路
70Bの一端側に乾燥風発生用のバーナー72が配設さ
れている。この下段導風連通路70Bは上段乾燥部32
の上段導風連通路70A及び下段乾燥部34内の下段導
風路50の長手方向一端と連通している。このため、バ
ーナー72によって発生した乾燥風は導風連通路70A
及び下段導風連通路70Bを通って上段導風路38.3
8A及び下段導風路50へ共に送り込まれるようになっ
ている。
後面壁16cには上下方向に下段排風連通路74Bが形
成され、この下段排風連通路74Bの排気ロアロ内に排
風用の吸引排風機78が配設されている。この下段排風
連通路74Bは上段乾燥部32の上段導風連通路74A
及び下段排風路59と連通している。このため、この吸
引排風機78はバーナー72からの乾燥風を吸引して各
導風路から排風路へと送給し、上段排風連通路74A及
び下段排風連通路74Bを介して穀物乾燥装置1O外へ
排出するようになっている。
下段穀物流下路54G及び54Dの各下端は。
前記排風路隔壁58と導風路隔壁48の下端傾斜部間に
形成される流出口60を経てシャッタドラム62へ連結
されている。
シャッタドラム62は軸心が水平とされた中空円筒状で
あり、外周一部に所定幅寸法で軸方向に沿ったスリット
状の切欠が形成されている。このシャッタドラム62は
軸心回りに回転して切欠と前記流出口60とが対面する
ことにより、切欠を通して下段穀物流下路54C及び下
段穀物流下路54D内の穀物がシャッタドラム62の内
部に流入し、さらにシャッタドラム62が回転して切欠
が下向きに位置する状態となることにより流入した穀物
が排出されるようになっている。
シャッタドラム62の下方には、前面壁14cと後面壁
16cとの間の中央部へ向けて下向きにテーパーとなっ
て張込流し板64が配首されている。このため、シャッ
タドラム62から排出された穀物は張込流し板64によ
って側壁12c間の略中央部に搬送される。
張込流し板64の各下方端には穀物搬送用の下スクリュ
ウコンベヤ66が配設されている。下スクリュウコンベ
ヤ66は穀物乾燥装置lOの装置長手方向に渡って配設
され、外周の螺旋羽根がこれらの間へ入り込む穀物を前
面壁14C側へと送り出すようになっている・ 側壁12Cには張込ホッパ68が配設され、穀物乾燥装
置lO内へ穀物を張込むことができるようになっている
以上の構成による下段乾燥部34は上段乾燥部32に着
脱可能に連結されており、さらに穀物槽20に連結可能
となっている。すなわち第6図に示す如く上段乾燥部3
2を離脱させ穀物槽20と下段乾燥部34とを結合でき
るようになっている。この場合には穀物槽20の穀物流
入口30から流入した穀物は直接下段乾燥部34の下段
穀物流下路54A 、54B 、54C及び54Dへと
流下するようになる。
前面壁14Cの外側には、下スクリュウコンベヤ66に
連結して搬送された穀物を受は取れるようにパケットコ
ンベヤ80が立設している。このパケットコンベヤ80
内には一定間隔で穀物搬送用パケットが無端コンベヤへ
取りつけられており、下スクリュウコンベヤ66から送
り出される穀物を穀物乾燥袋?11Oの最上部まで持上
搬送できるようになっている。
パケットコンベヤ80の上端部には上スクリュウコンベ
ヤ82の一端が対応しており、持上げ搬送された穀物を
受は取るようになっている。この上スクリュウコンベヤ
82の他端は穀物乾燥装置10の長手方向中央部まで延
長されており、この上スクリュウコンベヤ82の他端直
下へ軸心が垂直の回転式均分機84が配置されている。
したがって上スクリュウコンベヤ82によって穀物乾燥
装置lOの上方中央部まで搬送された穀物は回転式均分
機84上へ落下し、この回転式均分機84の回転時に遠
心力で穀物乾燥装置to内の穀物槽20内へ均等に放散
分配されることになる。
次に上記構成の穀物乾燥装置10の作用を説明する。
穀物の張込量が多い場合すなわち穀物槽20内へ多量の
穀物を貯蔵し乾燥処理を行う場合には第1図及び第2図
に示す如く上段乾燥部32を穀物槽20と下段乾燥部3
4との間に連結させた状態で使用することができる。
穀物を張込むため穀物乾燥装置lOの循環系装置(下ス
クリュウコンベヤ66、パケットコンベヤ80、上スク
リュウコンベヤ821回転式均分機84)を駆動させる
ここで穀物乾燥装置10の下方側面にある張込ホッパ6
8を開放し穀物を穀物乾燥装置lO内へ張込む、張込ま
れた穀物は張込流し板64に案内され穀物乾燥装置lO
の下方中央に至る。
このため張込まれた穀物は下スクリュウコンベヤ66に
よってパケットコンベヤ80の下端部へ送られパケット
コンベヤ80によって穀物乾燥装置10の上方に搬送さ
れる。さらに上スクリュウコンベヤ82によって穀物乾
燥装置10の上方中央部に送られ、回転式均分機84に
よって穀物乾燥装2210内の穀物槽20へ貯留される
さらにここで、穀物槽20内に穀物が一定量貯蔵された
後、シャッタドラム62を回転させて穀物を繰り出す、
そして穀物乾燥装置10に連結されたバーナー72を点
火すると共に吸引排風機78を駆動すると、乾燥風が上
段導風連通路70A及び下段導風連通路70Bを経て上
段乾燥部32の上段導風路38,38Aと下段乾燥部3
4の下段導風路50へ共に吸引される。
上段乾燥部32では上段導風路38.38Aに至った乾
燥風が導風路隔壁36,36Aを通過し、上段穀物流下
路44A、44B、44G、44D内の穀物へ送給され
る。
一方、下段乾燥部34では下段導風路50に至った乾燥
風が導風路隔壁48を通過し、下段穀物流下路54A、
54B、54C,54D内の穀物へ送給される。この場
合上段乾燥部32の各穀物流下路は下段乾燥部34の各
穀物流下路に連続して形成されているため、各穀物流下
路内の穀物はシャッタドラム62の回転によって上段乾
燥部32から下段乾燥部34へ連続して自然流下しつつ
乾燥処理される。
乾燥作用後の乾燥風は排風路隔壁40.4OA、排風路
隔壁52及び排風路隔壁58を通過して上段排風路42
及び下段排風路59へ流れ、さらに」二段排風連通路7
4A及び下段排風連通路74Bを経て穀物乾燥装置10
外へ排出される。
1、段乾燥部32及び下段乾燥部34の各穀物流下路に
て水分を除去された後流出口60に至った穀物は、再び
シャッタドラム62によって下スクリュウコンベヤ66
へと繰り出される。そして必要に応じて所望の含水率に
達するまで前述の循環作用が繰り返された後、穀物排出
口86から取り出される。
このように、穀物の張込量が多い場合すなわち多量の穀
物を乾燥処理する場合には、上段乾燥部32を穀物槽2
0と下段乾燥部34との間に設置し乾燥部すなわち穀物
流下路の通風面積を大きくして穀物を乾燥処理すること
ができる。したがって多量の穀物貯蔵量のため穀物乾燥
装置10内を穀物が循環する速度が8いにもかかわらず
充分な乾燥処理を行うことができる。
一方、穀物の張込量が少い場合すなわち穀物槽20内へ
少量の穀物を貯蔵し乾燥処理を行う場合には、第6図に
示す如く上段乾燥部32を取外しかつ穀物4(’j20
と下段乾燥部34とを連結させた状態で使用することが
できる。
この場合には、バーナー72によって発生した乾燥風は
下段導風路50へのみ送給され導風路隔壁48を通過し
て下段穀物流下路54A、54B、54C及び54D内
の穀物へ送給される。乾燥処理後の乾燥風は排風路隔壁
52及び排風路隔壁58を通過して下段排風路59へ流
れ、さらに下段排風連通路74Bを経て穀物乾燥装置1
0外へと排出される。また下段穀物流下路54A。
54B 、54C及び54D内の穀物は前述の使用態様
の場合と同様に自然流下しつつ乾燥処理される。
この場合、乾燥部すなわち穀物流下路の通風面積は穀物
槽20に貯蔵された穀物の量(すなわち少量)に相応し
て減少された状態となっている。
したがって、穀物貯蔵量が少量のため穀物乾燥装置10
内を穀物が循環する速度が早いにもかかわらず過乾燥を
防止することができる。
このように、本実施例に係る穀物乾燥装置10では穀物
の貯蔵量に応じて上段乾燥部32を取付は又は取外し、
乾燥部の通風面積を変化させることにより所望の乾減率
にすることができる。
なお本発明は、高さ寸法の異なる上段乾燥部32を複数
種類用意して、必要に応じて選択使用してもよい。この
場合には、穀物流下路の通風面積をより一層穀物貯蔵量
に応じたものとすることができ、乾減率を安定させるこ
とができる。
また上記実施例では、連結材27と連結材29及び連結
材29と連結材31が当接される構成としたが、これら
は互に嵌り合う形状等であってもよい。
[発明の効果コ 以上説明した如く本発明に係る穀物乾燥装置では、穀物
槽に連結された第1の乾燥部と、第1の乾燥部に連結さ
れた第2の乾燥部と、をイlし、前記第1の乾燥部は選
択的に着脱可十とされかつ前記第2の乾燥部は穀物槽に
直接連結回旋とされているので、穀物の貯蔵量に応じて
乾燥部の通風面積を変化させ、常に乾減率を安定させる
ことができるという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る穀物乾燥装置の上段乾燥部が装備
された状!燕を示す断面図、第2図は第1図rI −I
I線に沿った断面図、第3図は第1図■−m線に沿った
断面図、第4図は穀物槽と1−段乾燥部との連結部分を
示す拡大断面図、第5図は−に段乾燥部と下段乾燥部と
の連結部分を示す拡大断面図、第6図は上段乾燥部が取
外された状態を示す断面図である。 10暢・φ穀物乾燥装置。 20争・−穀物槽、 2B・嗜◆乾煙部、 32會・・上段乾燥部、 34・φφ下段乾燥部。 第1図 一π 32: 上jl K fc ’1A 34:下11乾燻部 第3図 第4図 第5図 第 6 図 手続補正書 1、事件の表示 昭和61年 特許願 第237570号2、発明の名称 穀物乾燥装置 3、補正をする者 事件との関係      特許出願人 任 所     山形県天童市大字天童甲813番地の
17名 称    株式会社  山水製作所代表者 白
木 惣− 4、代理人 住 所     東京都渋谷区代々木二丁目20番12
号7、補正の内容 (1)明細書第2頁の第10行目と第11行目の間に以
下を加える。 r この穀物乾燥処理においては、乾燥処理後の穀物の
品質を低下させないため乾減率を一定に保つことが望ま
しい、このため乾燥部に供給される乾燥風の熱量を穀物
の貯蔵量に応じて変化させること(換言すれば単位穀物
量当りの供給熱量を一定にすること)が必要である。 穀物に供給される乾燥風の熱量はその温度、風量及び供
給時間によって決定される。ところで従来の穀物乾燥装
置では、この乾燥風の温度を乾燥風生成手段すなわちバ
ーナの燃焼量を調節することによって変化させ、さらに
供給時間をシャッタドラムの回転速度を調節することに
よって変化させている。したがって穀物に供給される乾
燥風の熱量もこれに伴なって変化させることができるよ
うになっている。 一方乾燥風の風量においては、これを変化させるために
は吸引排風機の吸引能力を変化させることが直接的な手
段として考えられる。しかしながら、吸引排風機はその
回転数を変化させたのみでは送給風量が大きく変化する
ことがないため、送給風量を変化させるためには吸引排
風機自体を交換する必要があった。 また、乾燥風が送給される風路の通風面積を変化させる
とこれに伴なって風量が変化することが実験的に明らか
となっているが、従来の穀物乾燥装とではこの風路(換
言すれば穀物流下路)の通風面積を変化させることはで
きなかった。 すなわち従来の穀物乾燥装置では、穀物へ供給する乾燥
風の熱量はその温度及び供給時間を変化させるのみで行
なっていた。このため穀物量が多い場合すなわち供給熱
量を多くしたい場合には、風量が変化しないにもかかわ
らず高温の乾燥風を供給することになり、乾燥部におけ
る穀物の温度が異常に上昇し、胴割れ等の品質低下を招
く回部性があった。J (2)明細占第2頁第1.1行目の「さてこの場合、」
を「また従来では、1と改める。 (3)明細書第3頁第7行目〜第8行目の「循環速度が
変化し、」を「循環速度を異なる機種毎に変化させない
限り単位穀物量当りの供給熱量が一定せず、」と改める
。 (4)明細書第4頁第7行目の「させることができる、
」の後にrしたがって乾燥風の風量も増加する。jを加
える。 (5)明細書第4頁第10行目の「減少させることがで
きる。」の後に「したがって乾燥風の風量も減少する。 jを加える。 (6)明細書第4頁第12行目の「化させ、」の後に「
これによって乾燥風の風量を変化させJを加える。 (7)明細書第19頁第20行目〜第20頁第1行目の
「のため穀物乾燥装置10内を・・・にもかかわらず」
を以下の如く改める。 rにもかかわらず送給される乾燥風の風量が増加し、過
乾燥を防止すると共に」 (8)明細書第21頁第2行目〜第4行目の「のため穀
物乾燥装・・eことができる。」を以下の如く改める。 rにもかかわらず送給される乾燥風の風量が減少し、穀
物貯蔵量が多量の場合と同じ風量比で乾燥処理すること
ができる。1 (9)明細書第21頁第7行目〜第8行目の「変化させ
ること」を「変化させて送給される乾燥風の風量を変化
させ、これ1と改める。 (io)図面第2図及び第3図を別紙添付の如く改める
。 以上 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)穀物槽に貯蔵された穀物を自然流下させながら乾
    燥部において乾燥処理する穀物乾燥装置にであって、前
    記穀物槽に連結された第1の乾燥部と、第1の乾燥部に
    連結された第2の乾燥部と、を有し、前記第1の乾燥部
    は選択的に着脱可能とされかつ前記第2の乾燥部は穀物
    槽に直接連結可能とされていることを特徴とする穀物乾
    燥装置。
JP23757086A 1986-10-06 1986-10-06 穀物乾燥装置 Pending JPS6391479A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02217779A (ja) * 1989-02-20 1990-08-30 Toomen Constr Kk 穀物乾燥装置
US5216890A (en) * 1991-03-25 1993-06-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Device for and method of producing hyperfine frozen particles

Citations (2)

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JPS518898A (ja) * 1974-07-09 1976-01-24 Nichiden Varian Kk Ekishohyojisochi
JPS6021313A (ja) * 1983-07-18 1985-02-02 Kawasaki Steel Corp 出鋼時、溶鋼の窒素吸収防止法

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