JPS6382388A - 水深計付電子時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水深計付電子時計に関する。

〔従来の技術〕

近年、電子時計に於ける多機能化が進み、多種多様な機
能が備えられて来たが、その中で市場からはダイパー用
ウォッチの要求が強（、必然的に水深計機能付電子時計
の要求が高まって来たが、現在提案されている水深計付
電子時計は時計回路と表示装置と電池からなる電子時計
に付加機能として水深計回路を設け、表示装置と電池を
共用して前記表示装置の２つの表示部に切換により、時
刻表示、カレンダー表示と水深表示、タイマ時間表示を
行うものであった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前述の水深計付電子時計に於ては、水深表示とタイマ時
間表示を同時に表示しているために、どちらが水深表示
でどちらがタイマ時間表示であるか紛られしく、潜水時
のような条件では、水の中で表示装置を見ることになる
ので、さらに見にくく瞬間的に見分けることが出来ない
という欠点があった。

本発明の目的は、上記欠点を解決し、水深表示とタイマ
時間表示との表示上での紛られしさを防止し水の中でも
瞬間的に見分けることができる水深計付電子時計を提供
することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明は次のような構成と
している。すなわち、時計回路と、水圧センサ、該水圧
センサからのセンサ信号を入力として水深情報信号を出
力する水深計回路、潜水タイマ、２つの表示部を有する
表示装置を備え、前記２つの表示部に前記水深情報信号
による水深表示と、前記潜水タイマによるタイマ時間表
示とを行う水深計付電子時計に於て、前記潜水タイマが
一定時間経過したことを検出するための経過時間検出回
路を設け、該経過時間検出回路の出力信号によって前記
タイマ時間表示を制御するよう構成したことを特徴とす
る。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面により説明する。

第１図は本発明に於ける水深計付電子時計の時刻モード
を示す正面図、第２図は付加機能である水深計モードを
示す正面図であり、第２図（イ）は水深表示モード、第
２図（ロ）は強制表示潜水タイマモード、第２図ρ→は
自動表示潜水タイマモードを′示す０ 第１図に於て、１は水深計付電子時計、２は表示装置、
６はモード選択ボタン、４はタイマセットボタン、５は
タイマ呼び出しボタン、６はタイマスタートボタン、７
は水圧センサであり前記タイマセットボタン４は、誤動
作を防止するため沈みボタン構造となっている。

そして第１図に於ては、７月８日１０時３０分の時刻表
示状態を示し、又第２図（イ）は１０．５メートルの水
深表示状態、第２図（ロ）は１０．５メートルの水深表
示状態と残り時間３７分１５秒のタイマ時間表示状態、
第２図（ハ）は１１．２メートルの水深表示状態と残り
時間１０分のタイマ時間表示状態を、それぞれ示してい
る。

第３図は第１図に示す水深計付電子時計１の回路ブロッ
ク線図を示す。

８は発振回路であり、９は時計回路であり、発振回路８
からの発振信号を入力として計時動作を行い、時刻情報
信号Ｐ１を出力する。

１０は表示切換回路であり、入力端子Ａには前記時刻情
報信号Ｐ１が入力されており、入力端子Ｂ１、Ｂ２には
後述する水深計回路１３からの水深情報信号Ｐ３とＡＮ
Ｄゲート１５からの潜水時間信号Ｐ４が入力されている
。

そしてコントロール端子Ｃが後述する制御信号ＰＣＩに
よってＬレベルにある時は、前記時刻情報信号Ｐ１を選
択的に表示情報信号Ｐ２として出力する。１１はデコー
ダであり、前記表示情報信号Ｐ２を出力として表示装置
２に第１図又は第２図に示す如き時刻表示、又は水深表
示、タイマ時間表示を行う。６ａ、４ａ、５ａ、６ａは
第１図に示す各操作ボタン６．４．５．６によって制御
されるスイッチである。１２はモード制御回路であり制
御信号ＰＣＩを出力すると共Ｋ、後述する水深計回路１
６と潜水タイマカウンタ１４のコントロール・イネーブ
ルであるＣＥ端子に接続され、且つモード選択スイッチ
６ａに順じて動作する。

７は第１図に示した水圧センサであり、ダイヤフラム型
圧力センサで構成され、水圧を検出して電気的センサ信
号ＰＰを出力する。１６は水深計回路でありアナログ信
号として入力される前記センサ信号ＰＰをデジタル的に
変換すると共に、水深情報信号Ｐ３に変換する動作を行
う。

１４は潜水タイマカウンタであり、タイマセントスイッ
チ４ａがプリセット端子ＰＲに接続されることによって
タイマ時間のセット動作が制御され、出力端子からの出
力信号Ｓ２は、ＡＮＤゲート１５に入力される。１６は
経過時間検出回路であり、一致検出回路１７とプリセッ
ト回路１８とＦＦ１９とパルス化回路２０とで構成され
ている。

プリセット回路１８はプリセット値を予め１０分という
値にセツティングしてあり、一致検出回路１７は、入力
端子０１には潜水タイマカウンタ１４の出力端子Ｓ１が
、入力端子０２にはプリセント回路１８の出力端子が接
続されており、前記ＦＦ１９はセット端子Ｓには一致検
出回路１７の出力端子Ｓが、リセット端子Ｒにはパルス
化回路２０が接続されている。又前記潜水タイマカウン
タ１４のＣＥ端子にはタイマスタートスイッチ６ａが接
続され、タイマスタート・ストップ動作を制御している
。ＯＲゲート２１は、入力端子にはタイマセットスイッ
チ４ａとＦＦ１９の出力端子Ｑとタイマ呼び出しスイッ
チ５ａが入力されている。

次に、上記構成を有する水深計付電子時計の動作を説明
する。第１図に示す時計モードに於てはモード制御回路
１２より制御信号ＰＣＩがＬレベルの時計機能指定信号
として出力されているため、表示切換回路１０は入力端
子Ａに供給された時刻情報信号Ｐ１を表示情報信号Ｐ２
として出力し、デコーダ１１を介して表示装置２には第
１図に示すごとく７月８日１０時３０分なるカレンダー
と時刻表示が行われる。又水深計回路１６と潜水タイマ
カウンタ１４とは、制御信号ＰＣＩがＬになっているた
めに非動作状態であり、又水深計回路１６と潜水タイマ
カウンタ１４の電源供給を停止させている。

以上が時計モードにおける動作であり、次に水深計モー
ドに於ける動作を説明する。前記の時計モードから水深
計モードの切換は、モード選択ボタン６の操作によって
行われるが、まずモード選択スイッチ６ａが１回縁作さ
れると、モード制御回路１２の制御信号ＰＣＩはＨレベ
ルの水深計モード指定信号に反転することにより、表示
切換回路１０は入力端子Ｂ１、Ｂ２に入力され付加機能
信号Ｐ３、Ｂ４の選択状態に切換わる。

又制御信号ＰＣＩがＨになることによって、前記水深計
回路１３には電源が供給されることにより、水圧センサ
７によって検出されたセンサ信号ＰＰにより水圧測定動
作を開始する。又モード選択スイッチ６ａの操作と同時
にパルス化回路２０を介してリセット信号がＦＦ１９の
リセット端子に結合されることにより、ＦＦ１９の出力
端子ＱはＬとなり、ＯＲゲート２１を介してＡＮＤゲー
ト１５がＯＦＦとなる。

このことにより、表示切換回路１０の入力端子Ｂ２には
潜水タイマカウンタ１４の出力信号Ｓ２は入力されず、
表示装置２の表示は第２図（イ）のごとく水深情報信号
Ｐ３のみの水深表示となる。

この状態でタイマセットスイッチ４ａをＨにすると、Ｏ
Ｒゲート２１を介してＡＮＤゲート１５がＯＮとなり、
潜水タイマカウンタ１４の出力信号Ｓ２が表示装置２に
表示される。

同時に潜水タイマカウンタ１４はプリセット端子ＰＲに
Ｈが入力されることによってクロックを数えてタイマ時
間をアップカウントでセットさせている。よってタイマ
セットスイッチ４ａをＨにしている間タイマ時間をアッ
プさせると共にそのタイマ時間のセット状態を表示装置
２に表示してモニターすることが出来る。

このようにタイマセットスイッチ４ａはタイマ時間のセ
ット状態を表示すると共にクロック信号で入力を制御す
る役目を果たす。そしてタイマ時間のセットが終わり、
タイマセットスイッチ４ａをＬにもどすとＡＮＤゲート
１５がＯＦＦとなり水深情報信号Ｐ３のみの水深表示状
態となる。例えば前記タイマ時間を６０分にセントする
時は６０がモニター表示されたときにタイマセットスイ
ッチ４ａをはなせば６０分のセクトとなる。

以上が潜水前のタイマセット動作であり、次に潜水動作
について説明する。

すなわち潜水を開始する場合には、まずタイマスタート
スイッチ６ａをＨにすると前に潜水タイマカウンタ１４
のＣＥ端子はＨとなりダウンカウントを開始するＡＮＤ
ゲート１５がＯＦＦになっているため、第２図（イ）の
ようにタイマ表示は行われない。

前記経過時間検出回路１６を構成しているプリセット回
路１８は、設計段階で、１０分にセットしてお（。した
がって潜水タイマカウンタ１４が１つづつ減算していき
、−数構出回路１７において入力端子０１．０２より入
力された値を比べ残り時間が１０分になって一致すると
、Ｓ端子より一致信号を出力しＦＦ１９をセットする。

この結果ＦＦ１９のＱ端子はＨとなりＯＲゲート２１を
介してＡＮＤゲート１５をＯＮにし潜水時間信号Ｐ４を
表示装置２に表示する。その表示状態が第２図（ハ）の
ごとく自動表示潜水タイマモードの表示である。又タイ
マ時間が１０分以内にならない間は第２図（イ）のごと
く、表示装置２には水深１０．５ｍのみしか表示せずタ
イマ時間は表示しない。つまり潜水タイマカウンタ１４
に６０分をセツティングした場合は、スタートから５０
分の間は水深のみの表示であって、５０分より６０分迄
の１０分間は水深とタイマ時間を表示することになる。

しかしスタートより５０分の間でもタイマ時間を知りた
い時は、タイマ呼び出しボタン５を押すことによりタイ
マ呼び出しスイッチ５ａがＨになり、ＯＲゲート２１を
介してＡＮＤゲート１５がＯＮになり、潜水時間信号Ｐ
４が入力端子Ｂ２に入力され表示装置２に強制表示潜水
タイマモードの表示として表示される。

上記のごとく本発明は表示装置２にタイマ時間表示を行
う時はタイマ時間１０分以内とタイマ呼び出しボタンを
押した時のみで、後は水深表示のみになる。このことに
より表示の大半は水深のみを表示していて、タイマ時間
を表示する時は残り１０分以内であることが分かるので
、２つ表示を見誤るミスがなくなり、水の中での見にく
い環境でも瞬間的に見分けることができる。

〔発明の効果〕

以上の説明で明らかなように、本発明によれば水深例ｍ
という水の中の見にくい条件下で、水深とタイマ時間の
２つの表示を知りたい時の紛らしさと見誤りを完全に防
止するとともに、２つ表示がある時はタイマ呼び出しボ
タンを押した時と残り時間１０分ということになるので
、確実に危険を防止することができ、使いやすい水深計
付電子時計の実現を可能としている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の水深計付電子時計に於ける時計モード
を示す正面図、第２図＠）、（ロ）、（ハ）はタイマ時
間表示を示す正面図、第３図は水深計付電子時計の回路
ブロック線図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 時計回路と水圧センサ、該水圧センサからのセンサ信号
   を入力として水深情報信号を出力する水深計回路、潜水
   タイマ、２つの表示部を有する表示装置を備え、前記２
   つの表示部に前記水深情報信号による水深表示と、前記
   潜水タイマによるタイマ時間表示とを行う水深計付電子
   時計に於て、前記潜水タイマが一定時間経過したことを
   検出するための経過時間検出回路を設け、該経過時間検
   出回路の出力信号によって前記タイマ時間表示を制御す
   ることを特徴とする水深計付電子時計。