JPS6380922A

JPS6380922A - ベンダ−

Info

Publication number: JPS6380922A
Application number: JP22658086A
Authority: JP
Inventors: Shoichi Naruse; 成瀬　庄一
Original assignee: MARUSAN KINZOKU KK
Current assignee: MARUSAN KINZOKU KK
Priority date: 1986-09-25
Filing date: 1986-09-25
Publication date: 1988-04-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】イ０発明の目的イー１．産業上の利用分野この発明は、長尺素材又は板材をロール整形した長尺材
を、ベンダー型に倣いながら整形するベンダーに関する
ものである。

イー２．従来技術従来、この種に似たものに、第６図に示すようなローク
リイベンダーがある。　これは、ベンダー機本体（１）
の上に、鉛直軸（Ｃ）により平面回転する画盤（２）を
設け、該画盤（２）上に直接ペングー型（３）を取付け
ると共に或一定の半径の円周上に、その型の倣い面（３
ａ）がくるように取付けられ、型の端に設置されたチャ
ック（４）と、テンションシリンダ部（５）に設置され
たチャック（６）間に整形すべき加工物（７）を食わえ
、その加工物（７）にテンションを掛けながら前記鉛直
軸（Ｃ）を回転させてその加工物（７）を屈曲整形する
ようになっている。

イー３１本発明が解決しようとする問題点前記従来のも
のにおいては、その型の倣い面（３ａ）の全面が、その
回転中心である鉛直軸（Ｃ）に対して同一半径上に存在
しないことから、整形中において移動する加工物と倣い
面との接点の平面座標が、テンションシリンダ（５）の
テンション軸線（テンションシリンダ（５）の軸線方向
）に対して直交する方向に大きく変動する。　そのため
、加工物（７）に対するテンション力が変動し、一定の
テンションにより正確な整形をすることが困難であると
共に鉛直軸（Ｃ）による平面回転トルクを大きく必要と
し、そのため油圧機器が大型化して機械全体が大型化す
る問題がある。　そこで本発明は、前記の問題点を解決
することを目的とするものである。

口０発明の構成ロー１３問題点を解決するための手段本発明は前記の問題点を解決するために、第１の発明は
、駆動源により平面回転する鉛直軸と、該鉛直軸上に固
着されて平面回転するロータリテーブルと、該ロータリ
テーブル上を駆動源により水平方向であるＸ軸方向へ移
動するＸ軸層スライドユニットと、ｉＸＸ軸スライドユ
ニット上駆動源により前記Ｘ軸方向に対して直交する水
平方向であるＹ軸方向へ移動するＹ軸用スライドユニッ
トと、該Ｙ軸用スライドユニット上に固着した型台と、
加工物の一方を挟持するように前記型台側に固設される
型側チャックと、前記型台外において加工物の他方を挟
持するテンション側チャックと、該テンション側チャッ
クに挟持された加工物にテンションを付与するテンショ
ンシリンダとよりなることを特徴とするものであり、更
に第２の発明は、前記発明に更に前記テンションシリン
ダの軸心であるテンション軸を前記ロータリテーブルの
平面回転中心である鉛直軸の軸線近辺上に指向させたこ
とを特徴とするものである。

ロー２０作　用型台（１９）上にベンダー型（２０）を固着し、その型
面の始端部に加工物（７）を嵌合し、その加工物（７）
の一端を型側チャック（２１）に挟持させ、他端をテン
ション側チャック（２３）に挟持させて架設する。

この状態で鉛直軸（Ｃ）を回転して型台（１９）を平面
回転する。　また同時にＸ軸用スライド゛ユニット（１
２）及びＹ軸用スライドユニット（１６）を夫々Ｘ軸方
向及びＹ軸方向に移動して、その合成移動により型面と
加工物との接点部の平面座標を、テンションシリンダ（
２５）の軸心と型台（１９）の回転中心とを結ぶ線に近
接させる。

ロー３．実施例次に図面に示す本発明の実施例について説明する。

第１図及び第２図において、（７）はベント本体、（８
）は鉛直軸用サーボモータで、減速機（９）を介して鉛
直軸（Ｃ）を平面回動じ、該鉛直軸（Ｃ）上に固着した
ロータリテーブルα０を平面回転するようになっている
。　該ロータリテーブル００）上には、Ｘ軸方向へのス
ライド台（１１）が固着され、これにＸ軸スライドユニ
ッ）　（１２）がＸ軸方向へ摺動可能に載置している。

　（１３）はロータリテーブル００）に固設したＸ軸用
サーボモータで、送りねしく１４）を正逆転して前記Ｘ
軸スライドユニット（１２）をＸ軸方向に移動するよう
になっている。　前記Ｘ軸スライドユニソｌ−（１２）
上には、前記Ｘ軸方向と直交するＹ軸方向へのスライド
台（１５）が固着され、　　　□これにＹ軸スライドユ
ニソｌ−（１６）がＹ方向に摺動可能に載置している。

（１７）は前記Ｙ軸のスライド台（１５）に固設したＹ
軸用サーボモータで、送りねじ（１８）を正逆転して前
記Ｙ軸スライドユニット（１６）をＹ軸方向に移動する
ようになっている。　前記Ｙ軸スライド部材（１６）上
には型台（１９）が固設されており、核型台（１９）上
には、ベンダー型（２０）と加工物の一端を食わえる型
側チャック（２１）が固着される。　（２２）はテンシ
ョン作用側に設けた移動台で、その中央部にテンション
側チャック（２３）を備えている。　該移動台（２２）
は、そのチャック（２３）と前記鉛直軸（Ｃ）とを結ぶ
線に沿って移動可能なようにスライド部（２４）上にＲ
置され、加工物の長さに応じて移動して所定の位置に固
定できるようになっている。　前記テンション側チャッ
ク（２３）はテンションシリンダ（２５）によって進退
調整可能に備えられていると共にそのテンションシリン
ダ（２いの軸線、すなわちテンション軸線（Ａ）は前記
ロータリテーブル００）の平面回転軸である鉛直軸（Ｃ
）の軸心上に指向している。　このテンション軸線（Ａ
）は、鉛直軸（Ｃ）の軸心上より幾分離れていてもよい
が、その軸心に近づく程鉛直軸（Ｃ）の回転トルクは小
さくなり、軸心上に位置させれば鉛直軸（Ｃ）の回転ト
ルクは最小となる。　また該テンション側チャック（２
３）は、チャック回転用モータ（２６）の回動により、
減速機（２７）を介してその姿勢が変え得るようになっ
ている。

更に前記チャック（２３）、テンションシリンダ（２５
）、チャック回転用モータ（２６）、減速機（２７）は
、これらが一体となって昇降できるように移動台（２２
）に備えられており、Ｚ軸サーボモータ（２８）により
、減速機（２９）、昇降用送りねしく３０）を介してＸ
軸方向である上下方向に昇降できるようになっている。

　次に整形方法の１例を図面の実施例に基づいて説明す
る。

一第３図に示すように略コ字状の型（２０）に倣って整
形する場合には、その型（２０）の第１型面（２０ａ）
が、ロータリテーブルＱ［Ｉｌの回転中心である鉛直軸
（Ｃ）とテンション側チャック（２３）とを結ぶ線上に
位置するように、鉛直軸用サーボモータ（８）、Ｘ軸用
サーボモータ（１３）及びＹ軸用サーボモータ（１７）
を所望量だけ駆動して型台（１９）を位置させる。

そして加工物（７）を第１型面（２０ａ）内に嵌合して
両チャック（２１）　（２３）間に食えさせると共にテ
ンションシリンダ（２５）により所望のテンションを付
与する　（第３図の状態）。　次にこの３図の状態より
鉛直軸用サーボモータ（８）によりロータリテーブル０
ωを図示反時計方向（イ）へ回転させ、第２型面（２０
ｂ）により加工物（７）を整形する。　このとき、前記
の状態のま＼で回転させると第２型面（２０ｂ）と加工
物（７）との接点部は第３図で示す（ＤＩ）分だけテン
ション軸線（Ａ）より図示下方へ漸次遠ざかってゆく。

　そのため、平面回転と共に、第２型面（２０ｂ）と加
工物（７）との接点部の平面座標が常にテンション軸線
（Ａ）上に位置するように、Ｘ軸用サーボモータ（１３
）とＹｉｔｂ用サーボモータ（１７）を回動してその合
成により型台（１９）を漸次移動させる。　また、この
回動によって、加工物（７）のテンションが初期の設定
値より変化するため、Ｘ軸用サーボモータ（１３）とＹ
軸用サーボモータ（１７）の合成による移動によりその
変化量も吸収する。

すなわち、型面（２０）が移動しながら加工物（７）を
巻きつける作用をする。このようにして第２型面（２０
ｂ）により屈曲整形する（第４図）。　次に更にロータ
リテーブル０ωを矢印（イ）方向に回動して第５図で示
すように、第３型面（２０ｃ）により屈曲整形する。　
このとき、前記の状態のま＼で回転させると第３型面（
２０ｃ）と加工物（７）との接点部は第４図で示す（Ｄ
ん）分だけテンション軸線（Ａ）より図示上方へ遠ざか
ってゆく。　そのため、平面回転と共に第３型面（２０
ｃ）と加工物（７）との接点部の平面座標が常にテンシ
ョン軸線（Ａ）−ヒに位置するように、かつ変化するテ
ンションを吸収するようにＸ軸用サーボモータ（１３）
とＹ軸用サーボモータ（１７）を回動してその合成によ
り型台（１９）を漸次移動させる。　（第５図）。

また、型面が上下方向に対して傾斜し、加工物（７）を
上下方向である三次元的に整形する場合は、Ｚ軸用サー
ボモータ（２８）を回動してテンション側チャック（２
３）を、前記二次元的移動に同期させて上下動させ、加
工物（７）が型面にすべり込み的に噛み合うようにする
。

前記Ｘ軸方向、Ｙ軸方向及びＸ軸方向の移動は数値制御
にて同期させて行なうものである。

また、テンションシリンダ（２５）のテンション軸線が
型台（１９）の平面回転中心、すなわち、鉛直軸（Ｃ）
上に指向されていることにより、このテンション軸線（
Ａ）と鉛直軸（Ｃ）を結ぶ線を境としてどちらの側にペ
ングー型（２０）を設置しても前記と同様な作動により
整形作用ができる。　すなわち、いずれか一方の側に正
型を設置して前記の回転を正転し、また、他方の側に逆
型を設置して前記の回転を逆転することにより、左右対
象の整形加工が一台の機械で可能になる。

ハ０発明の効果以上のように本発明によれば、型台をＸ軸方向とＹ軸方
向へ移動して、その合成により型面と加工物との接点部
の平面座標を、常にテンションシリンダの軸心とロータ
リテーブルの平面回転軸とを結ぶテンション軸線上に近
ずけることができ、かつテンション方向が変動しないの
で、正確な整形ができる上に整形中に生ずるテンション
の変動も、前記Ｘ軸及びＹ軸方向への合成移動により吸
収できるので、ロータリテーブルの平面回転トルクも最
小となり、油圧機器を小型にして機械全体を小型にでき
る特長がある。　また、テンションシリンダのテンショ
ン軸線を型台の回転中心に指向させたことにより、左右
対象の整形加工が各回転軸を正逆転させるのみで一台の
機械で可能になる特長がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は側面図、
第２図は型台を外した状態の平面図、第３図乃至第５図
は整形順序を示す各平面図、第６図は従来構造を示す略
平面図である。゛（８）・・・鉛直軸用モータ（Ｃ）　　・・・鉛直軸００）・・・ロータリテーブル（１２）・・・Ｘ軸スライドユニット（１３）・・・Ｘ軸用モータ（１６）・・・Ｙ軸スライドユニット（１７）・・・Ｙ軸用モータ（１９）・・・型台（２０）・　・　・へ／り　エ（２１）・・・型側チャ・ツク（２３）・・・テンション側チャ・ツタ（２５）・・・
テンションシリンダ株式会社　九三金属

Claims

【特許請求の範囲】１、駆動源により平面回転する鉛直軸と、該鉛直軸上に
固着されて平面回転するロータリテーブルと、該ロータ
リテーブル上を駆動源により水平方向であるＸ軸方向へ
移動するＸ軸用スライドユニットと、該Ｘ軸用スライド
ユニット上を駆動源により前記Ｘ軸方向に対して直交す
る水平方向であるＹ軸方向へ移動するＹ軸用スライドユ
ニットと、該Ｙ軸用スライドユニット上に固着した型台
と、加工物の一方を挟持するように前記型台側に固設さ
れる型側チャックと、前記型台外において加工物の他方
を挟持するテンション側チャックと、該テンション側チ
ャックに挟持された加工物にテンションを付与するテン
ションシリンダとよりなることを特徴とするベンダー。２、駆動源により平面回転する鉛直軸と、該鉛直軸上に
固着されて平面回転するロータリテーブルと、該ロータ
リテーブル上を駆動源により水平方向であるＸ軸方向へ
移動するＸ軸用スライドユニットと、該Ｘ軸用スライド
ユニット上を駆動源により前記Ｘ軸方向に対して直交す
る水平方向であるＹ軸方向へ移動するＹ軸用スライドユ
ニットと、該Ｙ軸用スライドユニット上に固着した型台
と、加工物の一方を挟持するように前記型台側に固設さ
れる型側チャックと、前記型台外において加工物の他方
を挟持するテンション側チャックと、該テンション側チ
ャックに挟持された加工物にテンションを付与するテン
ションシリンダとよりなり、しかも前記テンションシリ
ンダの軸心であるテンション軸を前記ロータリテーブル
の平面回転中心である鉛直軸の軸線近辺に指向させたこ
とを特徴とするベンダー。