JPH0742126B2 - ガラス板の数値制御切断機 - Google Patents
ガラス板の数値制御切断機Info
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- JPH0742126B2 JPH0742126B2 JP4294589A JP29458992A JPH0742126B2 JP H0742126 B2 JPH0742126 B2 JP H0742126B2 JP 4294589 A JP4294589 A JP 4294589A JP 29458992 A JP29458992 A JP 29458992A JP H0742126 B2 JPH0742126 B2 JP H0742126B2
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- JP
- Japan
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- cutting
- glass plate
- work head
- axis
- cutter wheel
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B33/00—Severing cooled glass
- C03B33/02—Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
- C03B33/023—Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
- C03B33/027—Scoring tool holders; Driving mechanisms therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B33/00—Severing cooled glass
- C03B33/02—Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
- C03B33/04—Cutting or splitting in curves, especially for making spectacle lenses
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Control Of Cutting Processes (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
【０００１】
【産業用の利用分野】本発明は、切断装置を数値制御に
より移動してガラス板を切断する数値制御切断機に関す
る。
より移動してガラス板を切断する数値制御切断機に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】円形切断や異形切断を行なうための従来
の切断機は、一般的に作業ヘッドとしてのカッタ―ヘッ
ドに装着された切断装置、例えばカッタ―ホイ―ルが当
該カッタ―ヘッドの移動方向に応じて自由に方向倣いす
る偏心取付け構造を有している。
の切断機は、一般的に作業ヘッドとしてのカッタ―ヘッ
ドに装着された切断装置、例えばカッタ―ホイ―ルが当
該カッタ―ヘッドの移動方向に応じて自由に方向倣いす
る偏心取付け構造を有している。
【０００３】このような偏心取付け構造による従来の切
断機のカッタ―ホイ―ルの自由な方向倣い方式に於いて
は、当該カッタ―ホイ―ルの移動速度、即ち切断スピ―
ドが速いと、当該カッタ―ホイ―ルに加わる遠心力の作
用及びカッタ―ホイ―ルの切断圧力の作用等により、予
定する所望の切断線よりカッタ―ホイ―ルが外れてしま
い、精確な切断が困難になるという欠点がある。また、
前述の従来のカッタ―ホイ―ルは非常に小さい径の円形
部分に沿って行なわれる円形切断及び円弧切断におい
て、カッタ―ホイ―ルの方向追従をスム―スに行なうこ
とが困難であるという欠点がある。更に、カッターホイ
ールの偏心取付け構造のために、実際の切断位置にオフ
セットを生じるという欠点がある。
断機のカッタ―ホイ―ルの自由な方向倣い方式に於いて
は、当該カッタ―ホイ―ルの移動速度、即ち切断スピ―
ドが速いと、当該カッタ―ホイ―ルに加わる遠心力の作
用及びカッタ―ホイ―ルの切断圧力の作用等により、予
定する所望の切断線よりカッタ―ホイ―ルが外れてしま
い、精確な切断が困難になるという欠点がある。また、
前述の従来のカッタ―ホイ―ルは非常に小さい径の円形
部分に沿って行なわれる円形切断及び円弧切断におい
て、カッタ―ホイ―ルの方向追従をスム―スに行なうこ
とが困難であるという欠点がある。更に、カッターホイ
ールの偏心取付け構造のために、実際の切断位置にオフ
セットを生じるという欠点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記諸点に鑑
みなされたものであり、その目的とするところは、切断
スピ―ドが速くても或いは曲率の大きい部分の円形切
断、円弧切断及びその他の曲線切断を行なう場合でも、
切断装置が予定する切断線から外れることなく精確にガ
ラス板の切断を行なうことができる数値制御切断機を提
供することにある。
みなされたものであり、その目的とするところは、切断
スピ―ドが速くても或いは曲率の大きい部分の円形切
断、円弧切断及びその他の曲線切断を行なう場合でも、
切断装置が予定する切断線から外れることなく精確にガ
ラス板の切断を行なうことができる数値制御切断機を提
供することにある。
【０００５】また、本発明の目的は、非常に小さい寸法
の円形切断、円弧切断及びその他の曲線切断並びに直角
切断、その他自由な角度の交差切断をスム―スに、かつ
速いスピ―ドで精確に行なうことができるガラス板の数
値制御切断機を提供することにある。
の円形切断、円弧切断及びその他の曲線切断並びに直角
切断、その他自由な角度の交差切断をスム―スに、かつ
速いスピ―ドで精確に行なうことができるガラス板の数
値制御切断機を提供することにある。
【０００６】
【発明を解決するための手段】前記目的は、本発明によ
れば、切断すべきガラス板を保持するための保持装置
と、この保持装置に対して、ガラス板の面に平行な第１
の方向及び当該第１の方向と直交するガラス板の面に平
行な第２の方向に相対的に移動可能な作業ヘッド支持台
と、前記保持装置に対する前記作業ヘッド支持台の相対
的移動を行なわせるために当該作業ヘッド支持台と保持
装置との間に設けられた駆動装置と、前記作業ヘッド支
持台に装着された作業ヘッドと、前記ガラス板を切断す
べく前記作業ヘッドに取付けられたカッターホイールを
含む切断装置と、この切断装置を前記第１の方向及び第
２の方向を含む一の面に於いて回動させ得るように前記
作業ヘッドに装着された回動装置と、前記作業ヘッド支
持台の相対的移動及び切断装置の回動の夫夫を数値制御
すべく前記駆動装置及び回動駆動装置に連結された数値
制御装置と、前記切断装置に前記ガラス板に対する切断
圧力を付与すべく前記作業ヘッドに備えられた押圧装置
とを有して成り、前記回動装置の回動中心の延長線が前
記カッターホイールの回転軸と実質的に交差して成るガ
ラス板の数値制御切断機によって達成される。
れば、切断すべきガラス板を保持するための保持装置
と、この保持装置に対して、ガラス板の面に平行な第１
の方向及び当該第１の方向と直交するガラス板の面に平
行な第２の方向に相対的に移動可能な作業ヘッド支持台
と、前記保持装置に対する前記作業ヘッド支持台の相対
的移動を行なわせるために当該作業ヘッド支持台と保持
装置との間に設けられた駆動装置と、前記作業ヘッド支
持台に装着された作業ヘッドと、前記ガラス板を切断す
べく前記作業ヘッドに取付けられたカッターホイールを
含む切断装置と、この切断装置を前記第１の方向及び第
２の方向を含む一の面に於いて回動させ得るように前記
作業ヘッドに装着された回動装置と、前記作業ヘッド支
持台の相対的移動及び切断装置の回動の夫夫を数値制御
すべく前記駆動装置及び回動駆動装置に連結された数値
制御装置と、前記切断装置に前記ガラス板に対する切断
圧力を付与すべく前記作業ヘッドに備えられた押圧装置
とを有して成り、前記回動装置の回動中心の延長線が前
記カッターホイールの回転軸と実質的に交差して成るガ
ラス板の数値制御切断機によって達成される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明によるガラス板の数値制御切断
機の一実施例を図面に基き説明する。
機の一実施例を図面に基き説明する。
【０００８】本発明のガラス板の切断機は、３軸、即ち
Ｘ軸、Ｙ軸及びＺ軸を同時に制御することができる数値
制御装置（図示せず）が接続されている。
Ｘ軸、Ｙ軸及びＺ軸を同時に制御することができる数値
制御装置（図示せず）が接続されている。
【０００９】即ち、本発明による数値制御切断機は、ガ
ラス板４を保持装置としてのテ―ブル１上に固定し、互
いに直交する二方向、即ち、Ｘ軸の方向及びＹ軸の方向
の直線的な移動により作業ヘッドとしてのカッタ―ヘッ
ド２４を移動させながら、前記Ｘ軸の方向及びＹ軸の方
向夫々に直交する残りのＺ軸の方向に配置された制御軸
により切断装置としてのカッタ―ホイ―ル２８を常に切
断線の形状に沿って方向倣いさせるように構成されてい
る。さて、ガラス板４を置いて保持するためのテ―ブル
１の上で、当該ガラス板4 は切断される。このテ―ブル
１は、機台２に水平に装置されている。また、このテ―
ブル１には、ガラス板4 の出入時に移動し易いようにエ
ア−フロ―ト装置を装置してもよいのは勿論である。
ラス板４を保持装置としてのテ―ブル１上に固定し、互
いに直交する二方向、即ち、Ｘ軸の方向及びＹ軸の方向
の直線的な移動により作業ヘッドとしてのカッタ―ヘッ
ド２４を移動させながら、前記Ｘ軸の方向及びＹ軸の方
向夫々に直交する残りのＺ軸の方向に配置された制御軸
により切断装置としてのカッタ―ホイ―ル２８を常に切
断線の形状に沿って方向倣いさせるように構成されてい
る。さて、ガラス板４を置いて保持するためのテ―ブル
１の上で、当該ガラス板4 は切断される。このテ―ブル
１は、機台２に水平に装置されている。また、このテ―
ブル１には、ガラス板4 の出入時に移動し易いようにエ
ア−フロ―ト装置を装置してもよいのは勿論である。
【００１０】このテ―ブル１の上方に於いて、機台２に
より架台3 が支柱台を介して架設されている。この架台
３の下部に、２組のスライドレ―ル装置５及び５が左右
に分けられて配置され、互いに平行に装置されている。
より架台3 が支柱台を介して架設されている。この架台
３の下部に、２組のスライドレ―ル装置５及び５が左右
に分けられて配置され、互いに平行に装置されている。
【００１１】これら２組のスライドレ―ル装置５及び５
へ第１直動台６が装置されている。この第１直動台６
が、テ―ブル１に対してＹ軸の方向に移動、即ち運動す
る。
へ第１直動台６が装置されている。この第１直動台６
が、テ―ブル１に対してＹ軸の方向に移動、即ち運動す
る。
【００１２】なお、上記スライドレ―ル装置５は、レ―
ル本体７とこのレ―ル本体７の上を移動するスライド８
とにより構成されている。レ―ル本体７は架台３に固定
され、左右の各々のスライド８へは第１直動台６が装着
されている。
ル本体７とこのレ―ル本体７の上を移動するスライド８
とにより構成されている。レ―ル本体７は架台３に固定
され、左右の各々のスライド８へは第１直動台６が装着
されている。
【００１３】(1) Ｙ軸運動のサ―ボ機構 ２組のスライドレ―ル装置５及び５の間に、これらスラ
イドレ―ル装置５及び５に沿って、送りネジ装置９が配
置されている。この送りネジ装置９にＹ軸サ―ボモ―タ
１０が接続されている。この送りネジ装置９はボ―ルス
クリュウ１１とナット１２とより構成されている。ボ―
ルスクリュウ１１は軸受１３を介して架台３に固定さ
れ、ナット12は第１直動台6 に固定されている。もちろ
んＹ軸サ―ボモ―タ１０は架台３に固定され、一般的に
は、歯車等を介して上記ボ―ルスクリュウ１１に接続さ
れている。
イドレ―ル装置５及び５に沿って、送りネジ装置９が配
置されている。この送りネジ装置９にＹ軸サ―ボモ―タ
１０が接続されている。この送りネジ装置９はボ―ルス
クリュウ１１とナット１２とより構成されている。ボ―
ルスクリュウ１１は軸受１３を介して架台３に固定さ
れ、ナット12は第１直動台6 に固定されている。もちろ
んＹ軸サ―ボモ―タ１０は架台３に固定され、一般的に
は、歯車等を介して上記ボ―ルスクリュウ１１に接続さ
れている。
【００１４】(2) Ｘ軸運動する構造 Ｙ軸方向に運動する第１直動台６の前面には、当該Ｙ軸
方向の運動と直交するＸ軸の方向に沿ってスライドレ―
ル装置１４が装置されている。そして、このスライドレ
―ル装置１４へ第２直動台１５が取付けられて、当該第
２直動台１５はＸ軸方向に運動する。即ち、この第２直
動台15がＹ軸方向の運動に対して直交するＸ軸の方向の
運動を行なう。
方向の運動と直交するＸ軸の方向に沿ってスライドレ―
ル装置１４が装置されている。そして、このスライドレ
―ル装置１４へ第２直動台１５が取付けられて、当該第
２直動台１５はＸ軸方向に運動する。即ち、この第２直
動台15がＹ軸方向の運動に対して直交するＸ軸の方向の
運動を行なう。
【００１５】上記のスライドレ―ル装置１４は、レ―ル
本体１６が第１直動台６へ固定され、スライド１７へ第
２直動台１５が装着されている。
本体１６が第１直動台６へ固定され、スライド１７へ第
２直動台１５が装着されている。
【００１６】尚、前述の架台３、支柱台、スライドレ―
ル装置５、第１直動台６、スライドレ―ル装置１４及び
第２直動台１５夫々によりＸ軸の方向及び当該Ｘ軸の方
向と直交するＹ軸の方向にテ―ブル１に対して相対的に
移動可能な作業ヘッド支持台を構成している。
ル装置５、第１直動台６、スライドレ―ル装置１４及び
第２直動台１５夫々によりＸ軸の方向及び当該Ｘ軸の方
向と直交するＹ軸の方向にテ―ブル１に対して相対的に
移動可能な作業ヘッド支持台を構成している。
【００１７】(3) Ｘ軸運動のサ―ボ機構 第１直動台６の第１図に於ける前方の面には、上記スラ
イドレ―ル装置１４に沿って送りネジ装置１８が装着さ
れている。この送りネジ装置１８は、ボ―ルスクリュウ
１９とナット２０とより構成されている。ナット２０は
第２直動台15に連結されている。ボ―ルスクリュウ１９
は軸受２１を介して第１直動台６に固定されている。こ
の送りネジ装置１８は、特にそのボ―ルスクリュウ１９
の一端においてＸ軸サ―ボモ―タ２２と接続されてい
る。
イドレ―ル装置１４に沿って送りネジ装置１８が装着さ
れている。この送りネジ装置１８は、ボ―ルスクリュウ
１９とナット２０とより構成されている。ナット２０は
第２直動台15に連結されている。ボ―ルスクリュウ１９
は軸受２１を介して第１直動台６に固定されている。こ
の送りネジ装置１８は、特にそのボ―ルスクリュウ１９
の一端においてＸ軸サ―ボモ―タ２２と接続されてい
る。
【００１８】尚、送りネジ装置９、Ｙ軸サ―ボモ―タ１
０、送りネジ装置１８及びＸ軸サ―ボモ―タ２２夫々に
より前記作業ヘッド支持台の前記相対的な移動を行なわ
せるための駆動装置を構成している。
０、送りネジ装置１８及びＸ軸サ―ボモ―タ２２夫々に
より前記作業ヘッド支持台の前記相対的な移動を行なわ
せるための駆動装置を構成している。
【００１９】(4) カッタ―ヘッド 第１図及び第３図に示すように第２直動台１５には、作
業ヘッドとしてのカッタ―ヘッド２４が装置されてい
る。このカッタ―ヘッド２４は、本実施例では１つだけ
装置されているが、もちろん必要に応じて複数個装置し
てもよい。カッタ―ヘッド２４は、空気圧、油圧等の流
体圧により動作する押圧装置としてのシリンダ装置２５
を備えている。このシリンダ装置２５としては、前述の
Ｚ軸の方向に配置された制御軸を構成し、且つ回動装置
の一部であるピストンロッド２６が第３図に於ける上下
方向に関する端部から（両端）突出した両ロッドリシン
ダを使用する。
業ヘッドとしてのカッタ―ヘッド２４が装置されてい
る。このカッタ―ヘッド２４は、本実施例では１つだけ
装置されているが、もちろん必要に応じて複数個装置し
てもよい。カッタ―ヘッド２４は、空気圧、油圧等の流
体圧により動作する押圧装置としてのシリンダ装置２５
を備えている。このシリンダ装置２５としては、前述の
Ｚ軸の方向に配置された制御軸を構成し、且つ回動装置
の一部であるピストンロッド２６が第３図に於ける上下
方向に関する端部から（両端）突出した両ロッドリシン
ダを使用する。
【００２０】このピストンロッド２６の第３図に於ける
下部にはカッタ―ホルダ２７が装着されている。このカ
ッタ―ホルダ２７の先端に切断装置としてのダイヤモン
ドのカッタ―ホイ―ル２８が回転自在に組付けられてい
る。シリンダ装置２５の第３図に於ける上部には、後述
する回動駆動装置としてのＺ軸サ―ボモ―タ３０より駆
動を受けてピストンロッド２６を回動させるスプライン
装置３１が装置されている。
下部にはカッタ―ホルダ２７が装着されている。このカ
ッタ―ホルダ２７の先端に切断装置としてのダイヤモン
ドのカッタ―ホイ―ル２８が回転自在に組付けられてい
る。シリンダ装置２５の第３図に於ける上部には、後述
する回動駆動装置としてのＺ軸サ―ボモ―タ３０より駆
動を受けてピストンロッド２６を回動させるスプライン
装置３１が装置されている。
【００２１】このスプライン装置３１は、ピストンロッ
ド２６に直結されたスプライン３２とスプライン軸受３
３とにより構成されている。このスプライン軸受３３
は、ベアリング３４及び３４によりハウジング体３５に
回動自在に保持されている。さらにこのハウジング体３
５は、シリンダ装置２５に固定されている。そしてスプ
ライン軸受３３には歯車３６が取付けられている。
ド２６に直結されたスプライン３２とスプライン軸受３
３とにより構成されている。このスプライン軸受３３
は、ベアリング３４及び３４によりハウジング体３５に
回動自在に保持されている。さらにこのハウジング体３
５は、シリンダ装置２５に固定されている。そしてスプ
ライン軸受３３には歯車３６が取付けられている。
【００２２】このスプライン装置３１を駆動するための
Ｚ軸サ―ボモ―タ３０は、第２直動台１５を構成するプ
レ―ト台３７に固定されている。サ―ボモ―タ３０のシ
ャフトには歯車３８が取付けられている。この歯車３８
とスプライ３２の歯車３６とがかみ合わされている。
Ｚ軸サ―ボモ―タ３０は、第２直動台１５を構成するプ
レ―ト台３７に固定されている。サ―ボモ―タ３０のシ
ャフトには歯車３８が取付けられている。この歯車３８
とスプライ３２の歯車３６とがかみ合わされている。
【００２３】Ｚ軸サ―ボモ―タ３０により歯車３６、３
８を介してスプライン装置３１を回動し、このスプライ
ン装置３１を経て、ピストンロッド２６及びカッタ―ホ
ルダ２７及びカッタ―ホイ―ル２８を前記Ｘ軸及びＹ軸
の方向夫々を含む一の水平面に於いて回動させる。従っ
て、第３図に示すように、ピストンロッド２６の回動中
心の延長線がカッターホイール２８の回転軸と実質的に
交差することになる。そして、カッタ―ホイ―ル２８は
ピストンロッド２６を中心に水平回動する。この水平回
動は、カッタ―ホイ―ル２８を予定切断線に方向倣いさ
せる動作であるため、± ３６０°の範囲で回動するも
のである。
８を介してスプライン装置３１を回動し、このスプライ
ン装置３１を経て、ピストンロッド２６及びカッタ―ホ
ルダ２７及びカッタ―ホイ―ル２８を前記Ｘ軸及びＹ軸
の方向夫々を含む一の水平面に於いて回動させる。従っ
て、第３図に示すように、ピストンロッド２６の回動中
心の延長線がカッターホイール２８の回転軸と実質的に
交差することになる。そして、カッタ―ホイ―ル２８は
ピストンロッド２６を中心に水平回動する。この水平回
動は、カッタ―ホイ―ル２８を予定切断線に方向倣いさ
せる動作であるため、± ３６０°の範囲で回動するも
のである。
【００２４】これらのスプライン装置３１及びピストン
ロッド２６の夫々により、カッタ―ホイ―ル２８をＸ軸
及びＹ軸の方向を含む一の水平面に於いて回動させ得る
ように作業ヘッドに装着された回動装置を構成してお
り、また当該回動装置の回動中心は、第３図に示すよう
に、回動駆動装置を構成するＺ軸サ―ボモ―タ３０とは
非同軸的に配置されている。
ロッド２６の夫々により、カッタ―ホイ―ル２８をＸ軸
及びＹ軸の方向を含む一の水平面に於いて回動させ得る
ように作業ヘッドに装着された回動装置を構成してお
り、また当該回動装置の回動中心は、第３図に示すよう
に、回動駆動装置を構成するＺ軸サ―ボモ―タ３０とは
非同軸的に配置されている。
【００２５】(5) カッタ―ヘッドの動作 シリンダ装置２５を動作させて、ピストンロッド２６を
ガラス板４に向って降下させ、カッタ―ホイ―ル２８に
切断圧力を与える。この状態でカッタ―ヘッド２４を移
動させて当該ガラス板４を切断する。必要に応じて、即
ち切断すべき線の形状に応じてピストンロッド２６を回
動させるべくかじ取りしながら前記切断を行なう。
ガラス板４に向って降下させ、カッタ―ホイ―ル２８に
切断圧力を与える。この状態でカッタ―ヘッド２４を移
動させて当該ガラス板４を切断する。必要に応じて、即
ち切断すべき線の形状に応じてピストンロッド２６を回
動させるべくかじ取りしながら前記切断を行なう。
【００２６】次に、切断完了と同時にピストンロッド２
６は上昇される。このピストンロッド２６の上昇時にも
またカッタ―ホイ―ル２８を回動させて、必要な角度の
姿勢を保つようにする。
６は上昇される。このピストンロッド２６の上昇時にも
またカッタ―ホイ―ル２８を回動させて、必要な角度の
姿勢を保つようにする。
【００２７】以上から、本実施例によるガラス板４の数
値制御切断機は、切断すべきガラス板４を保持するため
のテ―ブル１と、このテ―ブル１に対してＸ軸の方向及
び当該Ｘ軸の方向と直交するＹ軸の方向に相対的に移動
可能な架台３、支柱台、スライドレ―ル装置５、第１直
動台６、スライドレ―ル装置１４及び第２直動台１５に
より構成された作業ヘッド支持台と、テ―ブル１に対す
る前記作業ヘッド支持台の相対的移動を行なわせるため
に当該作業ヘッド支持台とテ―ブル１との間に設けられ
ており、送りネジ装置９、Ｙ軸サ―ボモ―タ１０、送り
ネジ装置１８及びＸ軸サ―ボモ―タ２２により構成され
た駆動装置と、前記作業ヘッド支持台に装着された作業
ヘッドとしてのカッタ―ヘッド２４と、ガラス板４を切
断すべくカッタ―ヘッド２４に取付けられたカッタ―ホ
イール２８と、このカッタ―ホイール２８を前記Ｘ軸の
方向及びＹ軸の方向を含む一の面に於いて回動させ得る
ようにカッタ―ヘッド２４に装着された、スプライン装
置３１及びピストンロッド２６により構成された回動装
置と、この回動装置の回動を駆動すべく当該回動装置の
回動中心と非同軸的に配置されたＺ軸サ―ボモ―タ３０
と、前記作業ヘッド支持台の相対的移動及びカッタ―ホ
イール２８の回動夫々を数値制御すべく前記駆動装置及
び回動駆動装置であるＺ軸サ―ボモ―タ３０に連結され
た数値制御装置（図示せず）と、カッタ―ホイール２８
にガラス板４に対する切断圧力を付与すべくカッタ―ヘ
ッド２４とカッタ―ホイール２８との間に設けられたシ
リンダ装置２５とを備えており、前記ピストンロッド２
６の回動中心の延長線がカッターホイール２８の回転軸
と実質的に交差している。
値制御切断機は、切断すべきガラス板４を保持するため
のテ―ブル１と、このテ―ブル１に対してＸ軸の方向及
び当該Ｘ軸の方向と直交するＹ軸の方向に相対的に移動
可能な架台３、支柱台、スライドレ―ル装置５、第１直
動台６、スライドレ―ル装置１４及び第２直動台１５に
より構成された作業ヘッド支持台と、テ―ブル１に対す
る前記作業ヘッド支持台の相対的移動を行なわせるため
に当該作業ヘッド支持台とテ―ブル１との間に設けられ
ており、送りネジ装置９、Ｙ軸サ―ボモ―タ１０、送り
ネジ装置１８及びＸ軸サ―ボモ―タ２２により構成され
た駆動装置と、前記作業ヘッド支持台に装着された作業
ヘッドとしてのカッタ―ヘッド２４と、ガラス板４を切
断すべくカッタ―ヘッド２４に取付けられたカッタ―ホ
イール２８と、このカッタ―ホイール２８を前記Ｘ軸の
方向及びＹ軸の方向を含む一の面に於いて回動させ得る
ようにカッタ―ヘッド２４に装着された、スプライン装
置３１及びピストンロッド２６により構成された回動装
置と、この回動装置の回動を駆動すべく当該回動装置の
回動中心と非同軸的に配置されたＺ軸サ―ボモ―タ３０
と、前記作業ヘッド支持台の相対的移動及びカッタ―ホ
イール２８の回動夫々を数値制御すべく前記駆動装置及
び回動駆動装置であるＺ軸サ―ボモ―タ３０に連結され
た数値制御装置（図示せず）と、カッタ―ホイール２８
にガラス板４に対する切断圧力を付与すべくカッタ―ヘ
ッド２４とカッタ―ホイール２８との間に設けられたシ
リンダ装置２５とを備えており、前記ピストンロッド２
６の回動中心の延長線がカッターホイール２８の回転軸
と実質的に交差している。
【００２８】なお、シリンダ装置２５は、ピストンロッ
ド２６の回動運動に耐える特殊構造、即ち、シ―ル部が
容易に損耗しない構造とするのが好ましい。
ド２６の回動運動に耐える特殊構造、即ち、シ―ル部が
容易に損耗しない構造とするのが好ましい。
【００２９】
【発明の効果】本実施例によるガラス板の数値制御切断
機は、第１直動台６のＹ軸方向の運動及び第２直動台１
５のＸ軸方向の運動により予定切断線に沿って移動する
カッタ―ヘッド２４は、さらに、Ｚ軸に関する運動であ
る数値制御による回動を受けてカッタ―ホイ―ル２８を
強制的に上記予定切断線に方向倣いさせ得る。従って、
切断のための進行方向に応じたカッタ―ホイ―ル２８の
方向倣いが常に確実に、精確に行われる。このため、ス
ピ―ドの速い円形切断、円弧切断、その他曲線切断のと
きにカッタ―ホイ―ル２８に諸種の力が作用しても、精
確に方向追従して精確な寸法切断ができる。
機は、第１直動台６のＹ軸方向の運動及び第２直動台１
５のＸ軸方向の運動により予定切断線に沿って移動する
カッタ―ヘッド２４は、さらに、Ｚ軸に関する運動であ
る数値制御による回動を受けてカッタ―ホイ―ル２８を
強制的に上記予定切断線に方向倣いさせ得る。従って、
切断のための進行方向に応じたカッタ―ホイ―ル２８の
方向倣いが常に確実に、精確に行われる。このため、ス
ピ―ドの速い円形切断、円弧切断、その他曲線切断のと
きにカッタ―ホイ―ル２８に諸種の力が作用しても、精
確に方向追従して精確な寸法切断ができる。
【００３０】また、非常に小さい径の円形切断、円弧切
断、曲線切断の場合にも、カッタ―ホイ―ル２８がスム
―スに方向倣いを行ない得、良好なる切断ができる。
断、曲線切断の場合にも、カッタ―ホイ―ル２８がスム
―スに方向倣いを行ない得、良好なる切断ができる。
【００３１】特に高スピ―ドで小径の円形切断をするの
に適している。
に適している。
【００３２】また、本発明のガラス板の数値制御切断機
は、作業ヘッドを数値制御装置からの数値データにより
制御しながら移動させガラス板の切断加工を行なう作業
に於いて、当該ガラス板に対する切断装置の接触圧力、
即ち切断圧力を前記押圧装置により、当該切断加工作業
に於ける最適な値に対応させることができる。換言する
と、切断加工線に沿った所望の切断加工作業、即ち正確
にムラの無い切断加工作業を安定して行ない得る。
は、作業ヘッドを数値制御装置からの数値データにより
制御しながら移動させガラス板の切断加工を行なう作業
に於いて、当該ガラス板に対する切断装置の接触圧力、
即ち切断圧力を前記押圧装置により、当該切断加工作業
に於ける最適な値に対応させることができる。換言する
と、切断加工線に沿った所望の切断加工作業、即ち正確
にムラの無い切断加工作業を安定して行ない得る。
【００３３】加えて、回動装置の回動中心の延長線が前
記カッターホイールの回転軸と実質的に交差していて、
偏心取付け構造とはなっていないために、数値制御装置
の送りパルスを高速にして、切断スピードを速くし、且
つガラス板の切断を精確に行なうことができる。
記カッターホイールの回転軸と実質的に交差していて、
偏心取付け構造とはなっていないために、数値制御装置
の送りパルスを高速にして、切断スピードを速くし、且
つガラス板の切断を精確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るガラス板の数値制御切断機の正面
図である。
図である。
【図２】本発明に係るガラス板の数値制御切断機の平面
図である。
図である。
【図３】本発明に係るガラス板の数値制御切断機の要部
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図４】本発明に係るガラス板の数値制御切断機の動作
説明図である。
説明図である。
１ テーブル ２ 機台 ３ 架台 ４ ガラス板 ５ スライドレール装置 ６ 第１直動台 ７ レール本体 ８ スライド ９ 送りネジ装置 10 Ｙ軸サーボモータ 11 ボールスクリュウ 12 ナット 13 軸受 14 スライドレール装置 15 第２直動台 16 レール本体 17 スライド 18 送りネジ装置 19 ボールスクリュウ 20 ナット 21 軸受 22 Ｘ軸サーボモータ 24 カッターヘッド 25 シリンダ装置 26 ピストンロッド 27 カッターホルダ 28 カッターホイール 30 Ｚ軸サーボモータ 31 スプライン装置 32 スプライン 33 スプライン軸受 34 ベアリング 35 ハウジング体 36 歯車 37 プレート台 38 歯車
Claims (1)
- 【請求項１】 切断すべきガラス板を保持するための保
持装置と、この保持装置に対して、ガラス板の面に平行
な第１の方向及び当該第１の方向と直交するガラス板の
面に平行な第２の方向に相対的に移動可能な作業ヘッド
支持台と、前記保持装置に対する前記作業ヘッド支持台
の相対的移動を行なわせるために当該作業ヘッド支持台
と保持装置との間に設けられた駆動装置と、前記作業ヘ
ッド支持台に装着された作業ヘッドと、前記ガラス板を
切断すべく前記作業ヘッドに取付けられたカッターホイ
ールを含む切断装置と、この切断装置を前記第１の方向
及び第２の方向を含む一の面に於いて回動させ得るよう
に前記作業ヘッドに装着された回動装置と、前記作業ヘ
ッド支持台の相対的移動及び切断装置の回動の夫夫を数
値制御すべく前記駆動装置及び回動駆動装置に連結され
た数値制御装置と、前記切断装置に前記ガラス板に対す
る切断圧力を付与すべく前記作業ヘッドに備えられた押
圧装置とを有して成り、前記回動装置の回動中心の延長
線が前記カッターホイールの回転軸と実質的に交差して
成るガラス板の数値制御切断機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4294589A JPH0742126B2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | ガラス板の数値制御切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4294589A JPH0742126B2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | ガラス板の数値制御切断機 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13914490A Division JPH03115134A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | ガラス板の数値制御切断機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05294656A JPH05294656A (ja) | 1993-11-09 |
| JPH0742126B2 true JPH0742126B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=17809736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4294589A Expired - Lifetime JPH0742126B2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | ガラス板の数値制御切断機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742126B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009083295A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Thk Co Ltd | スクライブ装置及びスクライブ方法 |
| JP5338780B2 (ja) * | 2010-09-14 | 2013-11-13 | 三星ダイヤモンド工業株式会社 | スクライブヘッド |
| JP7217524B2 (ja) * | 2019-04-26 | 2023-02-03 | 三星ダイヤモンド工業株式会社 | スクライブ装置、及び、制御方法 |
| JP7217525B2 (ja) * | 2019-04-26 | 2023-02-03 | 三星ダイヤモンド工業株式会社 | スクライブ装置、及び、制御方法 |
| CN110590150A (zh) * | 2019-09-11 | 2019-12-20 | 合肥通彩自动化设备有限公司 | 一种基板玻璃异形切割刀头及刀库 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2646062C3 (de) * | 1976-10-13 | 1979-08-09 | Vereinigte Glaswerke Gmbh, 5100 Aachen | Numerisch gesteuerte Modellschneidemaschine für Glasscheiben |
| DE2731230B1 (de) * | 1977-07-11 | 1978-06-15 | Werner Spreng Maschinen U Werk | Numerisch gesteuerte Flachglas-Schneidemaschine |
-
1992
- 1992-11-02 JP JP4294589A patent/JPH0742126B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05294656A (ja) | 1993-11-09 |
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Legal Events
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