JPS63792A - 再利用可能カ−ドの価値変更装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えばカードを用いて商品の販売を行う自動
販売機等に用いるカードの価値変更装置に関するもので
ある。

従来の技術 近年、自動販売機においては、貨幣を用いずに、磁気カ
ードを用いて商品販売可能なカード式自動販売機が出現
して来ている。このような自動販売機は、磁気カードに
予め一定価値を磁気記録しておき、該カードを用いて商
品を販売した際に、カードから読み取った価値から、販
売した商品価格を減算し、残額を再びカードに再記録し
、また、カードに再記録した価値の目安を、カードの価
値表示部に表示するものである。

以下図面を参照しながら、上述した従来のカード式自販
機を例にとって、カードの価値変更装置の一例について
説明する。

第３図は従来のカード式自販機のブロック図である。第
３図において、１はカードであり、磁気記録部１ａと、
価値表示部１ｂとを有しており、価値表示部１ｂは印刷
した一連の数字を座標軸とみなし、その特定位置にサー
マルマーキングにより刻印することにより、カードに磁
気記録した価値の目安を表示するものである。２はカー
ドの価値変更装置であり、力〜ドに磁気記録された価値
を読み取り、演算制御手段３に出力すると鬼ともに、演
算制御手段３から、再記録する価値を入力し、価値を変
更して再記録するカードワード／ライト手段２ａと、カ
ードに磁気記録した価値の目安を前記演算制御手段３か
ら入力し、刻印し表示−するための−連のサーマルマー
キングヘツドを有する表示手段２ｂとよ）なる。４は選
択スイッチであシ、所望の商品の選択信号を前記演算制
御手段Ｓに送出する。５は商品搬出手段であシ、前記演
算制御手段３からの搬出信号を受けて商品を搬出する。

前記演算制御手段３は、前記カードの価値変更装置２の
カードリード／ライト手段２ａから、カードに磁気記録
された価値を受は取り、前記選択スイッチ４からの商品
の選択信号を受けて、カードに磁気記録された価値と商
品価格を比較し、販売可能の場合は、前記商品搬出手段
５に搬出信号を送出する。そしてカードに磁気記録され
た価値から商品価格の減算を行い、残額をカードに再記
録する価値として、前記カードの価値変更装置２のカー
ドリード／ライト手段２ａに出力する。

そしてカードに再記録する価値の目安を、前記表示手段
２ｂに出力するよう動作するものである。

次に、以上のように構成された従来のカード式自販機の
動作を、第４図に従って説明する。

自動販売機のカードの価値変更装置２にカードが挿入さ
れると（５ｔｏｐ１）、カードリード／ライト手段２ａ
はカードに磁気記録された価値を読み取υ（ｇｔｅｐ２
）、演算制御手段３に出力する。次に選択スイッチ４が
押されると（ｓｔｏｐ３）、演算制御手段３はカードか
ら読み取った価値と選択された商品価格との比較を行い
（ｓｔｏｐ４）、販売可能の場合は、選択された商品の
搬出信号を出力し、商品搬出２手段５より商品を搬出す
る（ｓｔｏｐ５）。そして演算制御手段３はカードから
読み取った価値から商品価格を減算して残額を算出しく
５ｔｏｐ６）、残額をカードに再記録する価値として、
カードリード／ライト手段２ａに出力し、カードリード
／ライト手段２ａは残額を再記録する（ｓｔθｐ７）。

そして演算制御手段３はカードに再記録する残額の目安
を、表示手段２ｂに出力し１表示手段２ｂは残額の目安
を刻印し表示する（　５ｔｏｐ８　）。そして、その後
に、カードの価値変更装置２はカードを返却しく　５ｔ
ｏｐ９　）、販売を終了する。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のようなカードの価値変更装置２に
おいては、カードに磁気記録した価値を、順次減額し、
その度に、カードの残額の目安をサーマルマーキングに
より刻印し表示してゆくため、カードの残額が無くなっ
た場合、カードの磁気記録部１ａは、再び価値分再記録
可能であるにもがかかわらず、価値表示部１ｂは既に零
となっているために、カードの再利用が不可能、すなわ
ち使い捨てであり、資源活用の面から無駄の多いもので
あった。

また、カード式自販機において、多品種の異なる価格の
商品をカードにて購入し、第１のカードの残額が商品価
格に満たない端数となった場合、該カードの残額を、別
の第２のカードに磁気記録された価値に追加して再記録
するとともに、第１のカードの残額を零とすることによ
り、カードの商品価格に満たない端数となった残額の処
理方法が考えられるが、上記のようなカードの価値変更
装置においては、カードに磁気記録した価値を順次減額
し、その度にカードの残額の目安をサーマルマーキング
によシ刻印し表示してゆくため、カードの磁気記録部１
ａは、カードに磁気記録された価値に加算して再記録可
能であるにもかかわらず、価値表示部１ｂはサーマルマ
ーキングにより一度刻印すると消去不可能のため、前記
のカードの商品価格に満たない端数となった残額の処理
方法が実現不可能なものであった。

本発明は上述した問題点を鑑みてなされ、残額が無くな
ったカードを捨てることなく、再利用可能なカード及び
カードの価値変更装置を提供し、資源の活用を図るとと
もに、カードの商品価格に満たない端数となった残額の
処理方法を実現可能とするものである。

能カードの価値変更装置は、−定価値を磁気記録する磁
気記録部と、記録された価値の目安を表示する一連の価
値表示部と、磁気記録された価値が加算されたことを示
す価値加算表示部とを有するカードと、カードに磁気記
録された価値を読み取り、価値を変更して再記録するカ
ードリード／ライト手段と、カードに磁気記録された価
値の目安を、前記カードの価値表示部に表示し、また、
磁に 気記録された価値が加算された場合７は、前記カードの
価値加算表示部に表示する表示手段とを備えたものであ
る。

作　　用 本発明は上記した構成によって、−度カードの残額が零
になり、価値表示部が零に刻印されてい資源の活用を図
れるものである。

また、第１のカードの残額が商品価格に満たない端数と
なった場合、該カードの残額を、別の第２のカードに磁
気記録された価値に加算して再記録し、第２のカードの
価値加算表示部に刻印し、そして、第１のカードの残額
を零とすることにより、カードの商品価格に満たない端
数となった残額の処理方法を実現可能とするものである
。

実施例 以下本発明の一実施例のカードの価値変更装置について
、カード式自販機を例にとって、図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例におけるカード式自販機のブ
ロック図である。第１図において、１はカードであシ、
磁気記録部１ａと、価値表示部１ｂと、価値加算表示部
１Ｃとを有しており、価値表示部１ｂは、印刷した一連
の数字を座標軸とみなし、その特定位置にサーマルマー
キングにより刻印することにより、カードに磁気記録し
た価値の目安を表示するものである。２はカードの価値
変更装置であり、カードの磁気記録部１ａから、カード
に磁気記録された価値データを読み取シ、演算制御手段
３に出力するとともに、演算制御子３から再記録する価
値データを入力し、価値を変更して再記録するカードリ
ード／ライト手段２ａと、カードに磁気記録された価値
の目安をカードの価値表示部１ｂに表示し、また、磁気
記録、された価値が加算された場合には、カードの価値
加算表示部１Ｃに表示するための一連のサーマルマーキ
ングヘッドを有する表示手段２ｂとよりなる。

４は選択スイッチであり、所望の商品の選択信号を前記
演算制御手段３に送出する。５は商品搬出手段であシ、
前記演算制御手段３からの搬出信号を受けて商品を搬出
する。前記演算制御手段３は、前記カードの価値変更装
置２のカードリード／ライト手段２ａから、カードに磁
気記録された価値を受は取り、前記選択スイッチ４から
の商品の選択信号を受けて、カードに磁気記録された価
値と商品価格を比較し、販売可能の場合は、前記商品搬
出手段５に搬出信号を送出する。そしてカードに磁気記
録された価値から商品価格の減算を行い、残額をカード
に再記録する価値として、前記カードの価値変更装置２
のカードリード／ライト手段２ａに出力する。そして、
カードに再記録する価値の目安をカードの価値表示部１
ｂに表示するように前記表示手段２ｂに出力する。また
、再記録する価値が加算された場合には、カードの価値
加算表示部１Ｃに表示するように前記表示手段２ｂに出
力するよう動作するものである。次に、以上のように構
成された本発明の一実施例におけるカード式自販機の動
作を、第２図に従って説明する。

自動販売機のカードの価値変更装置２にカードが挿入さ
れると（ｓｔｏｐｌ）、カードリード／ライト手段２ａ
はカードに磁気記録された価値を読み取１）（ｓｔｅｐ
２）、演算制御手段３に出力する。次に選択スイッチ４
が押されると（５ｔｅｐ３　）、演算制御手段３はカー
ドから読み取った価値と選択された商品価格との比較を
行い（ｓｔｅｐ４）、販売可能の場合は、選択された商
品の遷出信号を出力し、商品搬出手段５よシ商品を搬出
する（ｓｔｏｐ５）。

そして演算制御手段３はカードから読み取った価値から
商品価格を減算して残額を算出しく５ｔｏｐ６）残額を
カードに再記録する価値として、カードリード／ライト
手段２ａに出力し、カードリード／ライト手段２ａは残
額を再記録する（ｓｔｅｐ７）。

そして演算制御手段３はカードに再記録する価値の目安
を表示手段２ｂに出力し、表示手段２ｂは残額の目安を
カードの価値表示部１ｂに刻印し表示する（　５ｔｏｐ
　８　）。そして、その後に、カードの価値変更装置２
はカードを返却しく　５ｔｏｐ　９）　、販売を終了す
る。

次に、カードの商品価格に満たない端数となった残額を
処理する場合、演算制御手段３は、挿入されたカードか
ら読み取った価値と、最低商品価格とを比較しく　５ｔ
ｏｐ　１０）、カードの価値が最低商品価格未満の場合
、カードの残額を零に再記録してカードを返却する（ｓ
ｔｏｐｌｌ）。そして、次のカードの挿入を待機する（
ｇｔｅｐ１２）。そして、次に挿入されたカードの価値
を読み取り（ｓｌｅｐ１３）、前に返却したカードの残
額を加算して、再記録する（ｓｔｏｐ１４）。そして、
価値加算表示部１Ｃに刻印し表示する（ｓｔｏｐ１５）
。そして、カードを返却する（ｓｔｏｐ１６）。

前記実施例に示すカード式自販機のカードの価値変更装
置２によれば、−定価値を磁気記録する磁気記録部１ａ
と、記録された価値の目安を表示する一連の価値表示部
１ｂと、磁気記録された価値が加算されたことを示す価
値加算表示部１ｃとを有するカード１と、カードに磁気
記録した価値を読み取シ、価値を変更して再記録するカ
ードリード／ライト手段２ａと、カードに磁気記録され
た価値の目安を、前記カード１の価値表示部１ｂに表示
し、また磁気記録された価値が加算された場合には、前
記カード１の価値加算表示部１ｃに表示する表示手段２
ｂとを備え、第１のカードの残額が商品価格に満たない
端数となった場合、該カードの残額を、別の第２のカー
ドに磁気記録された価値に加算して再記録し、第２のカ
ードの価値加算表示部１Ｃに刻印し、そして、第１のガ
ードの残額を零とすることにより、カードの商品す価格
に満たない端Ｖとなった残額の処理方法を実現可能とす
るものである。

また、−度カードの残額が零になシ、価値表示部１ｂが
零に刻印されても、カードに再び価値を磁気記録し、価
値加算表示部１ｃに刻印することにより、カードを再利
用し、資源の活用を図るものである。

また、価値表示部１ｂ及び価値加算表示部１ｃはサーマ
ルマーキング方式としたため、磁気記録ｇ１ａへの影響
がないもので、かつ、サーマルマーキング方式のため動
作機構が少なく、故障が発生しにくり、信頼性の高いも
のである。

なお、残額が零のカードに再び価値を磁気記録し、カー
ドの価値表示無効表示部１ｃに刻印する。

すなわちカードの再発行、及び本実施例で述べた第１の
カードの残額が商品価格に満たない端数となった場合、
該カードの残額を、別の第２のカードに磁気記録された
価値に追加して再記録し、第２のカードの価値加算表示
部１ｃに刻印し、そして、第１のカードの残額を零とす
る、すなわちカードの価値追加再発行は、自販機とは別
のカード発行機で行っても良いし、また、自販機に該機
能を持たせても良いものである。

発明の効果 以上述べたように、本発明は、磁気記録部と、記録され
た価値の目安を表示する一連の価値表示部と、磁気記録
された価値が加算されたことを示す価値加算表示部を有
するカードと、カード忙磁気記録された価値を読み取り
、価値を変更して再記録するカードリード／ライト手段
と、磁気記録された価値の目安を、価値表示部に表示し
、また、磁気記録された価値が加算された場合には、価
値加算表示部に表示する表示手段とを備え、−度カード
の残額が零になシ、価値表示部が雰に刻印されていても
、カードに再び価値を磁気記録し、価値加算表示部に刻
印することにより、カードを利用し、資源の活用を図れ
るものである。

また、第１のカードの残額が商品価格に満たない端数と
なった場合、該カードの残額を、別の第２のカードに磁
気記録された価値に追加して再記録し、第２のカードの
価値表示無効表示部に刻印し、そして、第１のカードの
残額を零とすることにより、カードの商品価格に満たな
い端数となった残額の処理方法を実現可能とするもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すカード式自販機のブロ
ック図、第２図は本発明の一実施例のカード式自販機の
動作を示すフローチャート図、第３図は従来のカード式
自販機のブロック図、第４図は従来のカード式自販機の
動作を示すフローチャート図である。 １・・・・・・カード、１ａ・・・・・・磁気記録部、
１ｂ・・・・・・価値表示部、１Ｃ・・・・・・価値加
算表示部、２・・・・・・価値変更装置、２ａ・・・・
・カードリード／ライト手段、２ｂ・・・・・・表示手
段、３・・・・・・演算制御手段、４・・・・・・選択
スイッチ、５・・・・・・商品搬出手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ノー
カード Ｉニー駆隙ツ郁 ７　ｂ−ｆｉ仇転動 部Ｃ−−〜砥嶽慎劫市 ２ｂ　−−一耘吾段 第　２　図 ／−一−ガード ２−−一洒低友更装置 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一定価値を磁気記録する磁気記録部と、記録された価値
   の目安を表示する一連の価値表示部と、磁気記録された
   価値が加算されたことを示す価値加算表示部とを有する
   カードと、カードに磁気記録された価値を読み取り、価
   値を変更して再記録するカードリード／ライト手段と、
   カードに磁気記録された価値の目安を、前記カードの価
   値表示部に表示し、また、磁気記録された価値が加算さ
   れた場合には、前記カードの価値加算表示部に表示する
   表示手段とを備えた再利用可能カードの価値変更装置。