JPH09128600A - トレーディングスタンプカードの発行処理に於ける顧客カード及び設定カード並びにカード処理機 - Google Patents

トレーディングスタンプカードの発行処理に於ける顧客カード及び設定カード並びにカード処理機

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JPH09128600A
JPH09128600A JP7283540A JP28354095A JPH09128600A JP H09128600 A JPH09128600 A JP H09128600A JP 7283540 A JP7283540 A JP 7283540A JP 28354095 A JP28354095 A JP 28354095A JP H09128600 A JPH09128600 A JP H09128600A
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JP
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card
point
mark
customer
points
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Application number
JP7283540A
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English (en)
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Shinya Sakamoto
信也 坂本
Yasuno Watanabe
康乃 渡邊
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GUTSUDEI POINTO KK
Original Assignee
GUTSUDEI POINTO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、トレーディングスタンプカードの
発行処理に関して、顧客にポイントマークを集める意欲
を起こさせるために、更なる特典を与えることができる
顧客カード及び設定カード並びにカード処理機を提供す
ることを課題とし、併せて、店舗に於けるカード処理機
の取扱いを簡易にすることをも課題とする。 【解決手段】 顧客の購入金額等から算出されたポイン
トマーク数に応じたポイントマークがカード処理機1 を
介して印字されるマーク印字スペース15を有する顧客カ
ードには、前記印字されるポイントマークの数が累積的
に記録されるマークデータ記録部と、前記マークデータ
記録部のポイントマークの累積数が所定数に達する毎に
所定位置にビンゴ絵柄が印字されてビンゴが完成するビ
ンゴ印字スペース16と、前記ビンゴ絵柄の種類及び該ビ
ンゴ絵柄の印字位置が記録されたビンゴデータ記録部と
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客が商品を購入
したり、飲食をしたり、各種のサービスの提供を受けた
際等の利用度合に応じてポイントマークを付与し、一定
数のポイントマークが集まった場合に商品等と交換でき
る所謂トレーディングスタンプカードの発行処理に関
し、更に詳しくは、利用度合に応じたポイントマークを
カードに印字してポイントを集めるだけでなく、更に顧
客の関心を得る特典が具備された顧客カード及び設定カ
ード並びにそのカードを処理するカード処理機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、店舗に於いては、集客力の向
上、売上金額の向上等を目的として、利用度合に応じて
シール、チップ、台紙式スタンプ等のポイントマークを
顧客に付与し、一定のポイントマークが集まった時点で
商品や金券等に交換するという所謂トレーディングスタ
ンプの発行が行なわれている。かかるポイントマークを
顧客に与える処理方法としては、顧客毎にカードを与
え、店舗に設置したカード処理機によって利用度合に応
じたポイントマークをかかるカードに印字してポイント
を集めるという方法がある。
【0003】この方法は、商品購入金額、サービス対価
に係る利用度合に対して何%の割合でポイントを付与す
るか(以下、還元率という)と、その付与ポイントに対
して何%の割合でポイントマークを印字するか(以下、
マーク変換率という)とが設定されたカード処理機と顧
客カードを使用し、かかる利用度合をカード処理機のキ
ーボードから金額等の入力方式により入力することによ
り、利用度合に応じた付与ポイントを還元率により算出
し、且つ付与ポイントに応じたポイントマークをマーク
変換率により算出して相当するポイントマークを顧客カ
ードに印字するという構成からなる。
【0004】例えば、還元率1%、マーク変換率を20%
とすれば、千円に対して10ポイントが付与され、ポイン
トマークは2マーク印字される。かかる還元率の設定
は、通常の使用に於いて、又、店舗の特売期間等に於い
ても任意に設定変更されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
発行処理では、還元率により付与ポイントが算出され、
ポイントマークを顧客カードに印字するだけであるの
で、顧客にとってはポイント数を容易に計算でき、何ら
意外性や期待感を持つことはできない。さらに、一回の
利用時に1ポイントマークに満たない付与ポイントは切
捨られる場合が多く顧客にすれば損をした気分になる。
上述の例からすると、購入金額が千百円のときは11付与
ポイントとなるが、1付与ポイントはその場限りとなっ
て持ち越しされないのが一般的である。
【0006】一方、店舗としても還元率等を設定変更す
るだけでは、顧客に割得感を与えるだけで、それ以上の
効果がなく、他店との差別化を図り集客するという販売
戦略も十分に達せられるとはいえない。従って、単に利
用度合に応じてポイントマークを付与するだけでなく、
他に顧客の興味を誘う特典が顧客カード及びカード処理
機に要求されている。
【0007】ところで、特売等のため店舗が通常の還元
率等のシステム設定を変更する場合には、従業員等がカ
ード処理機のキーボードから還元率の設定変更の入力操
作を行なっていたが、一般に機械に弱いと言われる人に
とっては、この操作は煩雑であるという問題点があり、
又、誤って高還元率に設定すると店舗にとっての損失も
甚だしい。特に、前述の顧客の興味を誘うような処理を
施した場合は、カード処理機のシステム設定が増え、そ
の設定変更の作業がより複雑化する。
【0008】本発明は上記の点を解決するものであり、
顧客にポイントを集める意欲を起こさせるために、更な
る特典を与えることができる顧客カード及び設定カード
並びにカード処理機を提供することを課題とし、併せ
て、店舗に於けるカード処理機の取扱いを簡易にするこ
とをも課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたもので、その課題を解決するための手段
は、顧客カードに関し、トレーディングスタンプカード
の発行に際して、顧客の購入金額等の利用度合からカー
ド処理機1 に設定された還元率に基づいて付与ポイント
が算出され、更に該付与ポイントからマーク変換率に基
づいてポイントマーク数が算出され、該ポイントマーク
数に応じたポイントマークが印字装置8 を介して印字さ
れるマーク印字スペース15を有する顧客カードに於い
て、前記付与ポイントからポイントマーク数を算出した
際に、該ポイントマークに満たない付与ポイントが端数
ポイントとして記録される端数データ記録部が設けら
れ、しかも、前記印字されるポイントマークの数が累積
的に記録されるマークデータ記録部と、前記マークデー
タ記録部のポイントマークの累積数が所定数に達する毎
に所定位置にビンゴ絵柄が印字されてビンゴが完成する
ビンゴ印字スペース16と、前記ビンゴ絵柄の種類及び該
ビンゴ絵柄の印字位置が記録されたビンゴデータ記録部
とが設けられていることにある。
【0010】さらに、請求項6記載の手段は、前記顧客
カードを処理するカード処理機に関し、制御部には、前
記顧客カード14の端数データ記録部に端数ポイントが記
録されている場合にはそのデータを読込む端数データ読
込手段と、該読込んだ端数ポイントに前記付与ポイント
を加算してマーク対象ポイントを算出する端数データ加
算手段とを有し、しかも、該マーク対象ポイントからマ
ーク変換率に基づいて算出されたポイントマーク数を前
記顧客カード14のマークデータ記録部に累積的に記録す
るマークデータ書込手段と、該ポイントマークの累積数
が所定数に達したか否かを判断するマークデータ確認手
段と、該ポイントマークが所定数に達した際に、前記顧
客カード14のビンゴデータ記録部からビンゴの絵柄及び
ビンゴ印字スペース16への印字位置を指定するビンゴデ
ータを読込むビンゴデータ読込手段と、該ビンゴデータ
に基づきビンゴ絵柄をビンゴ印字スペース16の所定位置
に印字するビンゴ印字手段と、ビンゴ印字スペース16に
所定のビンゴ絵柄が並びビンゴが成立した際に、ビンゴ
が成立した旨を顧客カード14に印字する印字手段とが設
けられていることにある。
【0011】上記構成からなる顧客カード14及びカード
処理機1 によれば、付与ポイントからマーク変換率に基
づきポイントマーク数を算出した際に、1ポイントマー
ク数に満たない付与ポイントを端数ポイントとして顧客
カード14に記録しておくことができるので、次回利用す
る時まで付与ポイントが持ち越されることとなる。ま
た、ポイントマークを所定数印字する毎に、ビンゴ絵柄
が印字されるので、顧客にポイントマークを集めながら
ビンゴを楽しむことができるという面白味を与えること
ができ、ビンゴが揃った場合には、顧客カードの商品交
換価値が2倍になる等の任意の特典を与えることができ
る。
【0012】さらに、請求項5記載の手段は、トレーデ
ィングスタンプカードの発行に際して、制御部に設定さ
れた還元率に基づいて顧客の購入金額等の利用度合から
付与ポイントを算出し、更に該付与ポイントからマーク
変換率に基づいてポイントマーク数を算出して、該ポイ
ントマーク数に応じたポイントマークを顧客カード14の
マーク印字スペースに印字するカード処理機に於いて、
前記制御部には、顧客の利用度合から付与ポイントを算
出する毎に、任意設定回数に一回ランダムに当たりを抽
出する当たり抽出手段と、該当たり抽出手段によって当
たりが抽出された際に、任意設定の当たり倍率を前記付
与ポイントに積算して再度付与ポイントを算出する当た
り倍率積算手段と、当たりが抽出された際に、効果音を
鳴らすと共に、前記顧客カード14のマーク印字スペース
15に当たりを示す当たりポイントマーク当を印字する印
字手段とが設けられていることにある。上記構成からな
るカード処理機1 によれば、利用度合から付与ポイント
を算出する毎に、何回かに一度当たりが出て、付与ポイ
ントが設定倍率に従って倍増されるという特典を顧客に
与えることができる。さらに、当たった場合に、顧客カ
ード14に当たりを示す当たりポイントマーク当を印字す
ることにより、顧客に対して当たりが出たことを印象付
け、再び当たりを期待する意識を顧客に生じさせる。
【0013】また、請求項2記載の手段は、顧客カード
に関し、トレーディングスタンプカードの発行に際し
て、顧客の購入金額等の利用度合からカード処理機1 に
設定された還元率に基づいて付与ポイントが算出され、
更に該付与ポイントからマーク変換率に基づいてポイン
トマーク数が算出され、該ポイントマーク数に応じたポ
イントマークが印字装置8 を介して印字されるマーク印
字スペース15を有する顧客カードに於いて、前記マーク
変換率が、顧客カード14のマーク変換記録部に記録され
ており、該マーク変換率が前記カード処理機1 に読まれ
てポイントマーク数が算出されることにある。
【0014】さらに、請求項4記載の手段は、前記顧客
カードを処理するカード処理機に関し、トレーディング
スタンプカードの発行に際して、制御部に設定された還
元率に基づいて顧客の購入金額等の利用度合から付与ポ
イントを算出し、更に該付与ポイントからマーク変換率
に基づいてポイントマーク数を算出して、該ポイントマ
ーク数に応じたポイントマークを顧客カード14のマーク
印字スペースに印字するカード処理機に於いて、前記制
御部には、顧客カード14が挿入される毎にそのマーク変
換記録部に記録されたマーク変換率を読込む変換率読込
手段が設けられ、該変換率読込手段によって読込まれた
マーク変換率に基づき付与ポイントからポイントマーク
数を算出することにある。
【0015】例えば、低額商品等を扱う店舗のマーク変
換率と高額商品等を扱う店舗のマーク変換率が同率で
は、マーク変換率を高くする(少数の付与ポイントに対
して1ポイントマークを印字する)と、高額商品等を扱
う店舗に於いては顧客の一度の購入金額等によって顧客
カード14にポイントマークが全て印字されることになっ
て多数枚の顧客カード14が必要となり、カード処理機1
に何度も顧客カード14の出し入れを行なわなければなら
ない。一方、マーク変換率を低くすると、低額商品等を
扱う店舗に於いては遅々として顧客カード14にポイント
マークが印字されないという事態を生ずる。しかし、上
記手段のように、顧客カード14のマーク変換記録部に固
有のマーク変換率を設定記録し、且つ、カード処理機1
の制御部にその顧客カード14が挿入される毎にマーク変
換率を読込みポイントマーク数を算出してポイントマー
クを印字すれば、例えば、高額商品等を扱う店舗ではマ
ーク変換率の低い顧客カード14を使用すれば一度に多数
枚の顧客カード14が必要とならず、一方、低額商品等を
扱う店舗ではマーク変換率の高い顧客カード14を使用す
ることにより適度にポイントマークが印字されることと
なって顧客にポイントマークを集めるという意識を薄れ
させることはない。
【0016】さらに、請求項3記載の手段は、顧客カー
ド(14)に印字するポイントマークの数を算出するための
還元率等のシステム設定をカード処理機1 に記憶させる
ために用いられる設定カードに関し、前記システム設定
の内容がデータとして記録された設定データ記録部と、
該システム設定の内容が文字表示で印字される設定内容
印字スペース19とが設けられていることにある。かかる
設定カード18を請求項7記載の手段を有するカード処理
機1 に挿入すれば、設定カード18の設定データ記録部の
データ内容をカード処理機1 が読込、且つそのデータを
新たなシステム設定として更新するため、実行キーを押
すというワンタッチの作業で更新登録でき、キーボード
から様々なデータの入力作業を行なう必要がない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に従って説明する。図1に於いて、1 は、本発明に係る
トレーディングスタンプカードの発行処理に使用される
カード処理機を示し、その前面にはカード挿入部2 が設
けられ、且つカード処理機1 の上面にはキーボード3 と
液晶パネル4 とが夫々設けられている。
【0018】図2に於いて、カード処理機1の制御部は
ROM5 及びシステム設定等が記憶される読み書き自在
なRAM6 の具備されたCPU7 からなり、かかるCP
U7には、キーボード3 と、一連の処理段階に於いてメ
ッセージ等を表示する液晶パネル4 と、カード処理機1
に内蔵され且つカードにポイントマーク等を印字する印
字装置8 と、カードの磁気記録部の所定内容を読込み且
つカードの磁気記録部に所定内容を書込む機能を有する
カード処理機1 に内蔵されたカード読書装置10とが接続
されている。
【0019】本発明に係る発行処理に使用されるカード
は、主として顧客カードと、予納カードと、設定カード
とから構成され、夫々のカードにはカード処理機1 のカ
ード読書装置10によってアクセスされる磁気記録部を有
する。
【0020】顧客カード14の表面側には、図3に示すよ
うに、ポイントマークが印字されるマーク印字スペース
15と、ビンゴ絵柄が印字される所定の升目が線描きされ
たビンゴ印字スペース16が設けられている。さらに、ポ
イントマークがマーク印字スペース15に全て印字された
場合(以下、フルマークという)に、フルマークになっ
たこと等を顧客に告げる文字表示が印字される案内表示
スペース17が設けられている。
【0021】顧客カード14の裏面側には、磁気記録部が
設けられ、主として以下の領域に区分けされている。即
ち、顧客カード14に印字されたポイントマークの数が累
積的に加算されて記録されるマークデータ記録部と、カ
ード処理機1 が付与ポイントをポイントマークに変換す
る際に1ポイントマークに満たない付与ポイントが端数
ポイントとして記録される端数データ記録部と、前記ビ
ンゴ印字スペース16に印字されるビンゴ絵柄と印字する
枡目の位置が予めデータとして記録されるビンゴデータ
記録部と、顧客カード14毎に固有のマーク変換率が設定
記録されるマーク変換記録部と、ある店舗が顧客カード
10を顧客に発行した際にその店舗の識別コードを記録す
る店舗コード記録部とが設けられている。
【0022】かかるマーク変換記録部に記録されたマー
ク変換率を、顧客カード14が挿入される毎にカード処理
機1 のカード読書装置10が読込み、その顧客カード14を
処理する際には当該マーク変換率に基づいてポイントマ
ークの算出を行なう。
【0023】例えば、マーク変換率が20%の顧客カード
14が挿入された場合は、利用度合から算出された付与ポ
イントに20%の変換率を積算してポイントマーク数を算
出し、マーク変換率が5%の顧客カード14が挿入された
場合は、5%で処理を行なう。つまり、マーク変換率
は、カード処理機1 に設定されておらず、顧客カード14
毎に個々の数値が設定されている。従って、顧客カード
14のマーク変換率が低いものは、1ポイントマーク当た
りの付与ポイント数が多く、顧客カード14の価値が高い
と言える。
【0024】一方、図4に示すように、設定カード18の
表面側には、システム設定の内容が文字表示で印字され
る設定内容印字スペース19が設けられ、裏面側には、前
記システム設定内容がデータとして記録される設定デー
タ記録部が設けられている。システム設定の一例として
は、還元率、後述する当たり確率・倍率、ポイントマー
クの絵柄、付与ポイントを算出する際の入力方式を購入
金額で入力するか或いはリットル、キログラム等の数量
で入力するか等が記録されている。
【0025】上記各カードとカード処理機1 に係るトレ
ーディングカードの発行処理の概略は、例えば、顧客が
商品を購入した際に、顧客カード14をカード処理機1 に
挿入し、且つ入力方式として例えば購入金額を入力する
ことで、設定された還元率に従って付与ポイントが算出
される。
【0026】次に、顧客カード14のマーク変換率に基づ
いて、前記算出された付与ポイントからポイントマーク
数が算出され、印字装置8 を介して該ポイントマークが
顧客カードのマーク印字スペース15に印字されると共
に、そのポイントマーク数が累積的に顧客カード14のマ
ークデータ記録部に記録される。
【0027】さらに、かかる記録部のポイントマーク数
の累積が、一定の数に達する毎に、枡目状に線書された
顧客カードのビンゴ印字スペース16にビンゴ絵柄1個が
表示される。即ち、ビンゴの絵柄の種類と、その絵柄を
印字するビンゴ印字スペースの枡目の位置は予めデータ
としてビンゴデータ記録部に記録されており、しかもポ
イントマークの累積数が所定数に達する毎にビンゴデー
タ記録部から読出されて印字され、顧客カード14がフル
マークになると同時に、ビンゴ印字スペースに最後のビ
ンゴ絵柄が印字され、全ての枡目にビンゴ絵柄が印字さ
れる。
【0028】そして、フルマークとなった顧客カード14
は、商品交換価値を生じ、又、各ビンゴ絵柄が、所定の
並びになればビンゴが成立し、顧客に更なる特典が与え
られるという面白味がある。
【0029】また、前記ポイントマークの印字に際して
は、予め予納カードの磁気記録部に記録されている予納
ポイントをカード処理機1 のRAM6 に記憶して貯蓄し
ておき、ポイントマークを顧客カード14に印字する毎に
それに対応する付与ポイントを予納ポイントから差し引
き、RAM6 に残予納ポイントが無くなると補充しなけ
ればならない。即ち、予納ポイントと引換えにポイント
マークは印字される。かかる予納ポイントから差引く方
式によれば、フルマークとなった顧客カードを商品等に
交換するポイント発行会社と加盟店舗とのポイント発行
に係る対価を簡単に決裁することができる。
【0030】さらに、設定カード18は、種々のシステム
設定がデータとして設定データ記録部に記録されたカー
ドで、この設定カードを処理機1 に挿入するだけで、初
期設定や設定変更できるものであり、従来のように店舗
の従業員等がキーボード3 からマニュアルに従って操作
する手間は省かれる。例えば、還元率の設定変更、当た
り倍率の設定変更、ポイントマークの絵柄の設定変更、
入力方式の変更等のシステム設定内容が記録されてお
り、店舗が任意に内容変更できる。
【0031】かかる当たり倍率とは、顧客カード14を挿
入してポイントマークを印字する回数毎に、何回かに一
回、当たり確率に基づいてランダムに当たりを抽出し、
設定された当たり倍率を、前記還元率に従って算出され
た付与ポイントに積算して再び付与ポイントを算出し、
当たりポイントマークを顧客カード14に印字する。
【0032】具体的な一例として、図4に示すように、
設定カードにより還元率…1%、当たり確率・倍率…3
回に1回・4倍、入力方式…購入金額、とシステム設定
され、顧客カード14のマーク変換記録部に、マーク変換
率が20%と設定され、図3に示すように、顧客カード14
のマーク印字スペース15に100 個のポイントマークを印
字できるスペース及びビンゴ印字スペース16に9個の升
目が設けられている場合について説明する。
【0033】先ず、顧客が 2,700円分の商品を購入した
とき、 2,700円×0.01=27付与ポイントとなり、予納ポ
イントから27付与ポイントを差し引くと共に、マーク変
換率20%から算出された5個のポイントマークPが顧客
カード14のマーク印字スペース15に印字され、且つビン
ゴ印字スペース16の左上枡目16a にビンゴ絵柄☆が表示
される。顧客カード14のマークデータ記録部にはポイン
トマークが5マーク記録され、且つ端数となる27−25=
2付与ポイントは、顧客カード14の端数データ記録部に
記録される。
【0034】顧客が次に何れかの加盟店に行った際に、
5,300円購入すると、 5,300円×0.01=53付与ポイン
ト、前記端数ポイント2が加算されてマーク対象ポイン
トが55となり、計11個のポイントマークPが印字され、
更にポイントマークの累積数が16となって10個を越えた
のでビンゴ印字スペースの右下枡目16b にビンゴ絵柄☆
が表示される。そして、顧客カード14のマークデータ記
録部には、前回の5個と今回の11個とが累積されて16の
マーク数が記録される。
【0035】さらに、 2,000円購入した時、同様に20付
与ポイントであるが、ここで運よく当たりが出て、4倍
×20=80付与ポイントとなり、当たりを示すポイントマ
ーク(当)が16個印字され、更にポイントマークが計30
個を越えたのでビンゴ印字スペースの左下枡目16c にビ
ンゴ絵柄◇が表示される。このように、いつ当たりがで
るか否か予測できないので、顧客は期待感を持ち、更
に、当たりの特典は付与ポイントが4倍になるというも
のであるため、店舗の従業員は、顧客に特典を与えるこ
とについて新たな操作や作業をする必要はない。尚、マ
ークデータ記録部には、今までの16個と今回の16個とが
加算されて合計32のマーク数が記録されている。
【0036】同様に、ポイントマークP及び当が 100個
印字されるとフルマークとなり、且つビンゴ印字スペー
ス16の中央枡目16d に最後のビンゴ絵柄☆が表示される
と共に、フルマークになった旨の案内「フルマークカー
ドになりました」が案内表示スペース17に印字されて、
顧客カード14は商品等に交換できる価値を生ずる。この
例の場合、ビンゴ絵柄☆が斜め方向に並んだので、ビン
ゴが成立し、上記「フルマークカードになりました」の
案内に変えて「ビンゴ大当たり、2倍」等の案内が案内
表示スペース17に印字され、フルマークの顧客カード14
の価値が2倍になる等の更なる特典が与えられる。尚、
上記顧客カード、設定カード、予納カードには、データ
を記録する方式として磁気的に記録すべく磁気記録部が
設けられているが、必ずしもこれらのカードの記録部は
磁気に限定されず、カルラコード等であってもよく、周
知の手段を用いればよい。
【0037】図5〜図8は、上記カード処理機1 の制御
部に於ける処理手順を示すフローチャートを示し、図5
から流れに従って説明する。 (101)電源ONにより、液晶パネル4 に表示「カード
を入れて下さい。」と表示される。 (102)CPU7 は、カード挿入部2 へカードが差し込ま
れるまで待機する。
【0038】(103)カード認識手段に相当し、差し込ま
れたカードが予納カードか否か判断し、予納カードなら
図7の処理に移行する。 (104)カード認識手段に相当し、差し込まれたカードが
設定カードか否か判断し、設定カードなら図8の処理に
移行する。
【0039】(105)カード認識手段に相当し、差し込ま
れたカードが顧客カードか否か判断し、顧客カードでな
ければ、適性なカードが挿入されていないことになる
が、カード読書装置10のヘッドを清掃するためのクリー
ニングカードが挿入される場合もるので、 (106)液晶パ
ネル4 にその旨の表示「クリーニングカードです
か。」が表示され、 (107)キーボード3 の実行キーが入
力されるとクリーニングを行った後にそのカードを排出
し、クリーニングカードでなければ不正カードとして排
出される。所謂、セキュリティコードが各カードには具
備されている。
【0040】(108)顧客カードであれば、キーボード3
から購入金額等の利用度合の入力を促す表示「購入金
額を入力して下さい。」が表示される。 (109)CPU7 は、前記入力があるまで待機する。 (110)購入金額が入力されると、CPU7 は予め記憶さ
れたシステム設定の中の還元率を掛けて付与ポイントを
算出する。
【0041】(111)当たり抽出手段に相当し、システム
設定の中の当たり確率からランダムに当たりを抽出し、
当たりにするか否かを選択する。 (112)当たり倍率積算手段に相当し、当たりが抽出され
た場合、前記付与ポイントにシステム設定の当たり倍率
を掛けて再度付与ポイントを算出する。
【0042】(113)ポイント減算手段に相当し、予め予
納カードからRAM6 に記憶された予納ポイントの残高
(残予納ポイント)から前記付与ポイントを減算した場
合の新たな残予納ポイント(新残予納ポイント)を算出
する。 (114)残予納ポイント確認手段に相当し、前記ポイント
減算手段により算出されたポイント数が0以上か否か判
断する。
【0043】(115)新残予納ポイントが0未満であれ
ば、ポイントマークを印字する処理に移行できず、その
旨の表示「○○予納ポイントが足りません。今回の付
与ポイントは○○です。」が液晶パネル4 に表示され、
顧客カード14が排出されると共に、効果音を鳴らす。一
方、新残予納ポイントが0以上であれば、図6の処理に
移行する。
【0044】(117)端数データ読込手段及び端数データ
加算手段に相当し、顧客カードの磁気記録部である端数
データ記録部から端数ポイントの有無を確認し、無けれ
ば付与ポイントがマーク対象ポイントとなり、端数ポイ
ントがあれば読込、且つ付与ポイントに加算してマーク
対象ポイントを算出する。 (119)変換率読込手段に相当し、挿入された顧客カード1
4のマーク変換記録部から固有のマーク変換率を読込
む。
【0045】(120)前記マーク対象ポイントに上記(119)
により選択されたマーク変換率を積算してポイントマ
ーク数を算出する。 (121)印字手段に相当し、顧客カード14のマーク印字ス
ペース15にポイントマーク数に対応するポイントマーク
P を印字する。このとき、前記ポイントマーク数が当た
り付与ポイントに起因するする場合、当たりを示すポイ
ントマーク(当)を印字する。
【0046】(122)上記(113) にて算出された新残予納
ポイントを新たにRAM6 に記憶する。 (123)上記(120) にてマーク対象ポイントからポイント
マーク数を算出した際に、端数ポイントが生じた場合、
(124)その端数ポイントを顧客カード14の端数データ記
録部に書込む(端数データ書込み手段)。 (125)マークデータ書込手段に相当し、顧客カード14の
マークデータ記録部に、上記(121) にて印字されたポイ
ントマークの数を累積的に加算する。
【0047】(126)マークデータ確認手段に相当し、前
記マークデータ記録部のポイントマーク数が所定数(例
えば、10個、20個…等)に達したか否かを判断する。 (127)ビンゴデータ読込手段に相当し、所定数に達した
場合、顧客カード14のビンゴデータ記録部からビンゴ絵
柄及び顧客カード14のビンゴ印字スペース16の印字位置
を指定するデータを読込み、 (128)該ビンゴ印字スペー
ス16に印字する(ビンゴ印字手段)。
【0048】(129)顧客カード14のマーク印字スペース1
5がフルマークになったか否かを判断し、フルマークと
なれば、「フルマークになりました。」と顧客カード14
の案内表示スペース17に印字すると共に、ファンファー
レ等の効果音を鳴らす。また、フルマークとなった時に
はビンゴ印字スペース16にビンゴ絵柄が全て印字され、
ビンゴ絵柄が縦、横、斜めの少なくとも何れか一つが並
びビンゴが成立した場合には「ビンゴ大当たり。○○
倍。」と案内表示スペース17に印字すると共に、効果音
を鳴らす。
【0049】図5に戻って、(130)顧客カードの処理が
終わると表示「付与ポイント○○。端数ポイント×
×。」と液晶パネル4 に表示され、 (107)顧客カードは
排出される。
【0050】次に、差し込まれたカードが予納カードで
あればカード認識手段によって図7の処理手順に移行す
る。即ち、(132)予納データ読込手段に相当し、予納カ
ードの磁気記録部に予めデータとして記録された予納ポ
イントを読込み、 (133)その予納ポイント数が表示
「予納ポイント○○加算されます。実行キー又は取消キ
ーを押して下さい。」と表示される。
【0051】(134)実行するか取消すか、入力されるま
で待機し、 (135)取消が入力されると予納カードは排出
されて図5に戻る。 (136)予納ポイント加算手段に相当し、実行が入力され
ると、RAM6 の残予納ポイントと前記読込んだ予納ポ
イントとが加算されて新たな残予納ポイントが算出さ
れ、 (137)新たな残予納ポイントが、RAM6 に残予納
ポイントとして記憶されると共に、予納カードの磁気記
録部の予納ポイント数を0にし、且つ予納カードに使用
済みの印字、新たな予納ポイントの印字及び予納カード
が使用された店舗コードを印字し、 (138)新たな残予納
ポイントが液晶パネル4 に表示「現在の予納ポイント
は××です。」と表示される。 (139)最後に予納カードは排出され、図5に戻る。
【0052】また、差し込まれたカードが設定カードで
あればカード認識手段によって図8の処理手順に移行す
る。即ち、(140)設定カード読込手段に相当し、設定カ
ードの設定データ記録部に予め記録されたシステム設定
を読込み、 (141)その設定内容が表示「設定内容: ○
○。実行キー又は取消キーを押して下さい。」される。
【0053】(142)実行するか取消すか、入力されるま
で待機し、 (143)取消が入力されると設定カードは排出
されて図5に戻る。 (144)設定登録手段に相当し、実行が入力されると、R
AM6 にある現在のシステム設定を新たなシステム設定
に書き換え、 (145)その旨表示「設定内容: ○○。更
新登録しました。」される。 (146)最後に設定カードは排出され、図5に戻る。
【0054】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係る顧客カード
及びカード処理機によれば、単に顧客カードに購入金額
に対するポイントマークを印字するだけでなく、ポイン
トマークを印字すると段階的にビンゴ絵柄が印字されて
ビンゴゲームが楽しめるという面白味があり、ビンゴが
成立した場合には、顧客カードの価値を2倍にする等の
任意の特典を与えることによって顧客の固定化を図るこ
とができる。更に、付与ポイントを算出する際に、ラン
ダムに当たりを抽出してポイントマークを数倍に印字す
ることにより、顧客にすれば更なる楽しみを期待でき、
いつ当たりがでるかという期待感から何度も来店する傾
向になり、一方、店舗にしてみれば、集客力や来店回数
が増加することにより売上が増すという利点がある。こ
のように、ビンゴや当たりの機能を設けることにより、
トレーディングスタンプカードを発行する本来の目的を
有効に発揮させることができるのである。加えて、1回
の利用時に1ポイントマークに満たない端数をも記憶し
て、次回の利用時に持ち越されるので、顧客に損をした
気分にさせないという利点もある。
【0055】また、本発明に係る設定カードをカード処
理機に用いれば、還元率や当たり倍率等のシステム設定
を、かかるカードを挿入するだけで更新登録することが
できる。従って、多忙な従業員や機械を苦手とする人で
も極めて簡易にシステム設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカード処理機の一実施形態を示す
斜視図。
【図2】カード処理機の制御部の主要な構成を示す参考
図。
【図3】本発明に係る顧客カードの一実施形態を示す平
面図。
【図4】本発明に係る設定カードの一実施形態を示す平
面図。
【図5】カード処理機の制御部に於ける処理手順を示す
フローチャート。
【図6】同フローチャート。
【図7】同フローチャート。
【図8】同フローチャート。
【符号の説明】
1 …カード処理機、14…顧客カード、15…マーク印字ス
ペース、16…ビンゴ印字スペース、18…設定カード、19
…設定内容印字スペース、当…当たりポイントマーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレーディングスタンプカードの発行に
    際して、顧客の購入金額等の利用度合からカード処理機
    (1) に設定された還元率に基づいて付与ポイントが算出
    され、更に該付与ポイントからマーク変換率に基づいて
    ポイントマーク数が算出され、該ポイントマーク数に応
    じたポイントマークが印字装置(8) を介して印字される
    マーク印字スペース(15)を有する顧客カードに於いて、
    前記付与ポイントからポイントマーク数を算出した際
    に、該ポイントマーク数に満たない付与ポイントが端数
    ポイントとして記録される端数データ記録部が設けら
    れ、しかも、前記印字されるポイントマークの数が累積
    的に記録されるマークデータ記録部と、該マークデータ
    記録部のポイントマークの累積数が所定数に達する毎に
    所定位置にビンゴ絵柄が印字されてビンゴが完成するビ
    ンゴ印字スペース(16)と、該ビンゴ絵柄の種類及び該ビ
    ンゴ絵柄の印字位置が記録されたビンゴデータ記録部と
    が設けられていることを特徴とする顧客カード。
  2. 【請求項2】 トレーディングスタンプカードの発行に
    際して、顧客の購入金額等の利用度合からカード処理機
    (1) に設定された還元率に基づいて付与ポイントが算出
    され、更に該付与ポイントからマーク変換率に基づいて
    ポイントマーク数が算出され、該ポイントマーク数に応
    じたポイントマークが印字装置(8) を介して印字される
    マーク印字スペース(15)を有する顧客カードに於いて、
    前記マーク変換率が、顧客カード(14)のマーク変換記録
    部に記録されており、該マーク変換率が前記カード処理
    機(1) に読み込まれてポイントマーク数が算出されるこ
    とを特徴とする顧客カード。
  3. 【請求項3】 トレーディングスタンプカードの発行に
    際して、顧客カード(14)に印字するポイントマークの数
    を算出するための還元率等のシステム設定をカード処理
    機(1) に記憶させるために用いられ、前記システム設定
    の内容がデータとして記録された設定データ記録部と、
    該システム設定の内容が文字表示で印字される設定内容
    印字スペース(19)とが設けられていることを特徴とする
    設定カード。
  4. 【請求項4】 トレーディングスタンプカードの発行に
    際して、制御部に設定された還元率に基づいて顧客の購
    入金額等の利用度合から付与ポイントを算出し、更に該
    付与ポイントからマーク変換率に基づいてポイントマー
    ク数を算出して、該ポイントマーク数に応じたポイント
    マークを顧客カード(14)のマーク印字スペースに印字す
    るカード処理機に於いて、前記制御部には、顧客カード
    (14)が挿入される毎にそのマーク変換記録部に記録され
    たマーク変換率を読込む変換率読込手段が設けられ、該
    変換率読込手段によって読込まれたマーク変換率に基づ
    き付与ポイントからポイントマーク数を算出することを
    特徴とするカード処理機。
  5. 【請求項5】 トレーディングスタンプカードの発行に
    際して、制御部に設定された還元率に基づいて顧客の購
    入金額等の利用度合から付与ポイントを算出し、更に該
    付与ポイントからマーク変換率に基づいてポイントマー
    ク数を算出して、該ポイントマーク数に応じたポイント
    マークを顧客カード(14)のマーク印字スペースに印字す
    るカード処理機に於いて、前記制御部には、顧客の利用
    度合から付与ポイントを算出する毎に、任意設定回数に
    一回ランダムに当たりを抽出する当たり抽出手段と、該
    当たり抽出手段によって当たりが抽出された際に、任意
    設定の当たり倍率を前記付与ポイントに積算して再度付
    与ポイントを算出する当たり倍率積算手段と、当たりが
    抽出された際に、前記顧客カード(14)のマーク印字スペ
    ース(15)に当たりを示す当たりポイントマーク(当)を
    印字する印字手段とが設けられていることを特徴とする
    カード処理機。
  6. 【請求項6】 トレーディングスタンプカードの発行に
    際して、制御部に設定された還元率に基づいて顧客の購
    入金額等の利用度合から付与ポイントを算出し、更に該
    付与ポイントからマーク変換率に基づいてポイントマー
    ク数を算出して、該ポイントマーク数に応じたポイント
    マークを請求項1記載の顧客カード(14)のマーク印字ス
    ペースに印字するカード処理機に於いて、前記制御部に
    は、前記顧客カード(14)の端数データ記録部に端数ポイ
    ントが記録されている場合にはそのデータを読込む端数
    データ読込手段と、該読込んだ端数ポイントに前記付与
    ポイントを加算してマーク対象ポイントを算出する端数
    データ加算手段とを有し、しかも、該マーク対象ポイン
    トからマーク変換率に基づいて算出されたポイントマー
    ク数を前記顧客カード(14)のマークデータ記録部に累積
    的に記録するマークデータ書込手段と、該ポイントマー
    クの累積数が所定数に達したか否かを判断するマークデ
    ータ確認手段と、該ポイントマークが所定数に達した際
    に、前記顧客カード(14)のビンゴデータ記録部からビン
    ゴの絵柄及びビンゴ印字スペース(16)への印字位置を指
    定するビンゴデータを読込むビンゴデータ読込手段と、
    該ビンゴデータに基づきビンゴ絵柄をビンゴ印字スペー
    ス(16)の所定位置に印字するビンゴ印字手段と、ビンゴ
    印字スペース(16)に所定のビンゴ絵柄が並びビンゴが成
    立した際に、その旨を顧客カード(14)に印字するビンゴ
    印字手段とが設けられていることを特徴とするカード処
    理機。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の設定カード(18)が挿入さ
    れた際に、前記制御部には、前記設定データ記録部のデ
    ータ内容を読込む設定カード読込手段と、該読込まれた
    データを新たなシステム設定として更新する設定登録手
    段とが設けられている請求項5又は6記載のカード処理
    機。
  8. 【請求項8】 前記制御部には、予納カードが挿入され
    た場合に、その記録部の予納ポイントのデータ内容を読
    込む予納データ読込手段と、該読込まれた予納ポイント
    を制御部に既に貯蓄された残予納ポイントに加算して新
    たな残予納ポイントとして記憶する予納ポイント加算手
    段とを有し、前記還元率に基づいて付与ポイントが算出
    された際に、前記蓄積された残予納ポイントから該付与
    ポイントを差引きポイント数を算出するポイント減算手
    段と、該減算手段によって算出されたポイント数が0以
    上か否かを判断する残予納ポイント確認手段と、該ポイ
    ント数が0未満の場合には顧客カード(14)にポイントマ
    ークを印字する処理を行なわずに該顧客カード(14)を排
    出する請求項4〜7の何れかに記載のカード処理機。
JP7283540A 1995-10-31 1995-10-31 トレーディングスタンプカードの発行処理に於ける顧客カード及び設定カード並びにカード処理機 Pending JPH09128600A (ja)

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