JPS6377632A - 自動工具交換装置を備えた穴明機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入力された加工データに従った工具を用いて
プリント基板などの被加工物の必要個所に頴次穴を明け
る自動工具交換装置を備えた穴明機の制御装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

自動工具交換装置は、工具格納場所に格納された各工具
毎に工具寿命を設定しておき、工具の使用時間がその設
定値に達する毎に順次工具を交換しつつ加工を行うため
のものである。

このような自動工具交換装置を備えた穴明機が、１つの
工具の工具寿命を超える加工を行う場合、穴明機に装着
している使用済工具と、自動工具交換装置に格納されて
いる工具寿命に達していない同一種類（通常は同一径）
の工具とを交換して加工を続けるのが一般的である。自
動工具交換装置に交換可能な工具（寿命未到達工具）が
ない場合には、使用済工具をその格納場所に返却した時
点で機拡を停止させ、その旨を作業者に知らせるもので
、これにより作業者は使用済工具と未使用工具を交換し
、再起動して自動運転を続行する。

〔発明が解決しようとする問題点） 従来は、工具径毎に工具寿命の管理を行っているため、
工具径の種類数に比例して機械の停止回数も増え、加工
が非効率的になった。

加工の効率を昼めるには、可能な限シ谷径の工具交換の
ための停止時期を統一させ、谷径の工具を一度に交換で
きればよく、それＶこは加工データ（加ニブログラム）
などの諸データから自動工具交換装置への各径毎の工具
の最適な格納数を求める必要がちる。

しかしそのためには、作業者が各加工データ毎に複雑な
計算を行わねば女らず、従来、この点についての改善が
要望されていた。

本発明は上述したような要望に蓋みてなされたもので、
自動工具交換装置に格納した各種工具の交換時期をほば
同一とするための各工具の必要格納の数（最適格納数）
を、作業者が複雑な計算を行うことなく知ることができ
、加工を効率よく行うことができる自動工具交換装置を
備えた穴明機の制御装置を搦供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

ある穴カロエを行う場合、それに用いられる抛類（径な
ど）の工具による総加工時間がその種類の工具１つの工
具寿命を超え、工具交換を必要とする場合、その交換回
数はその工具による加工大数に比例し、その工具の工具
寿命に反比例する。そして、自動工具交換装置への各工
具の格納数を各工具の工具交換を必要とする回数の比で
決めると、はぼ同一時期に交換可能な工具（寿命未到達
工具、通常は未使用工具）が格納場所になくなるため、
作業者が工具を交換する回数は少なくなる。

本発明は以上の点に着目し、制御装置中の演算装置を用
いた計算によって各工具の前記最適格納数を求めるよう
にしたものである。すなわち本発明は、各種工具毎の加
工人数や各徳工具１つの工具寿命などのデータを用いて
制御装置中の演Ｘ装置で６種工具毎の最適格納数（必要
格納数を算出し、その結果を表示器に表示するようにし
たものでちる。

〔作　　用〕

各種工具毎の加工人数は加工前に加工データ（加ニゲロ
グラム）を入力装置で読み込ませ、工具寿命は作業者が
入力装置で入力し、それらの各データによシ演算装置で
前記最適格納数を算出し、それを表示器に表示させる。

作業者は表示された算出値に従って自動工具交換装置に
各工具を格納すればよく、面倒な計算を加工データ毎に
行う必要はなく、１回の交換時に各種工具について一括
して交換でき、加工が効率よく行われることになる。

〔実　施　例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図
は本発明が適用された穴明機の一例を概略的に示すブロ
ック図で、図中１は制御装置、２は穴明機本体である。

制御装置１は、加工データや任意のデータを入力する入
力装置である紙テープリーダ１＆及びキーボード１ｂと
、データを表示する表示器、ここではＣＲＴｌｃと、デ
ータを記憶する記憶装ｆｏｌｄと、データを演算装置１
ｅとを備えてなる。

制御装置１は、紙テープリーダ１ａで紙テープ３に記録
された加工データ（加ニブログラム）を読み込み、それ
に従って穴明機本体２及び図示しない自動工具交換装置
を制御し、加工を行り。

以上は従来と特に変わるところはないが、本発明では、
演算装置１ｂが次のような機能をもつで構成されている
。すなわち演算装置１ｅは、作業者によってあらかじめ
キーボード１ｂｙどで入力され、記憶装ｆ＊Ｉｄに記憶
された各工具（径などの異なる各種工具）の寿命データ
と、加工前に紙テープリーダ１ａなどで読み込んだ加工
データとによシ、加工使用する各工具の自動工具交換装
置への最適格納数を算出し、その結果をＣＲＴｌｃなど
に表示させるものである。

以下、本発明装置について具体的に説明する。

いま例えば径の異なる３ね類の工具（Ｎｏ１〜Ｎ０３）
を用いる加工を行う場合、自動工具交換装置へ格納する
各工具の数量を下肥（１）式に示す比率。

で配分すれば各工具がほぼ同一時期に、交換可能。

な工具が格納場所になくなる。

ｌｚｉ　　　　ＬＺ　　　　Ｌ、ａ すなわち、どれか１種類の工具について、交換可能な工
具がなくなった時、他の工具についても、ちと僅かな加
工で工具寿命に達し、各々交換可能な工具がなくなる。

したがってこの時、他の工具についても同時は一括して
新らしい工具（未使用工具）に交換しておけば、次に同
様な状態になるまで機械を停止、換言すれば加工を停止
しなくてもよくなる。

上記式（１）の比率で工具を配分するだめの各工具（Ｎ
ｏｔ〜Ｎ　０３　）の数は基本的に下記式（２）〜（４
）で求められる。ここで、Ｌｌ〜Ｌ３及びＮ１〜Ｎ３は
式（１）と同様、Ｍは自動工具交換装置の工具格納でき
る工具総数、Ｍｌは工Ａ　Ｎ　Ｏ１の工具の最適格納数
、Ｍ２は工具ＮＯ２の工具の最適格納数、Ｍ３は工具Ｎ
Ｏ３の工具の最適格納数を表わす。

本発明では、第２図に示すよ５に作業者によシキーボー
ド１ｂからあらかじめ入力された各工具の工具寿命など
のデータを記憶装置１ｄへ記憶てせておき、次に演算装
置ｉ１ｅにより、紙テープリーダ１ａで読み込まれた加
工データから加工に必要な工具の種類と各工具毎の加工
人数を算出しておく。演算装ｆ１ｔｌｅは、その算出結
果と、記憶装置１ｄに記憶式れている各工具毎の寿命デ
ータから各工具の工具寿命に違する回数を求める。演算
装置１ｅは、求めた上記回数に比例した各工具の本数の
比（式（１）参照）を算出し、さらに式（２）〜（４）
によシ各工具の最適格納数を算出してその結果をＣＲＴ
１ｃＫ表示させて作業者に知らせる。作業者は、各工具
をＣＲＴｌｅに表示された本数だけ各々格納すればよい
。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、各工具を同一時期に
交換するための各工具の必要格納数（最適格納数）を、
作業者が複雑な計算をすることなく短時間で知ることが
でき、加工を効率よく行うことができるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用された穴明機の一例を概略的に示
すブロック図、第２図は本発明装置による演算装置の動
作を説明するための７０−チャートである。 １・・・制御装置、１ａ・・・紙テープリーダ、ｉｂ−
・・キーボード、　　　１ｃ−ＣＲＴ、　　　ｌｄ・・
・記憶装置、　　　ｌｅ・・・演算装置、　　２・・・
穴明機本体、　　３・・・紙テープ。 ７′さ ｒ　゛・ 代理人弁理士　　小　川　勝　男叉−ノ″茅２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加工データや任意のデータを入力する入力装置と、デー
   タを表示する表示器と、データを記憶する記憶装置と、
   データを演算する演算装置とを備え、自動工具交換装置
   や穴明機本体を前記入力装置に入力されたデータに従つ
   て制御する装置において、前記演算装置は、あらかじめ
   前記入力装置で入力され、前記記憶装置に記憶された各
   工具の寿命データと、加工前に前記入力装置で読み込ん
   だ加工データとにより、加工に使用する各工具の自動工
   具交換装置への最適格納数を算出し、前記表示器に表示
   させることを特徴とする自動工具交換装置を備えた穴明
   機の制御装置。