JPS6373981A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPS6373981A
JPS6373981A JP22032986A JP22032986A JPS6373981A JP S6373981 A JPS6373981 A JP S6373981A JP 22032986 A JP22032986 A JP 22032986A JP 22032986 A JP22032986 A JP 22032986A JP S6373981 A JPS6373981 A JP S6373981A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はパチンコ遊技機に関し、特に、電気的に駆動
制御される可変入賞球装置、いわゆる電動式ヤクモノを
備えたパチンコ遊技機において、可変入賞球装置の駆動
制御が改苦され、パチンコ玉の入賞の仕方等によって可
変入賞球装置の制御が影響を受けたり、遊技別ごとに付
与できる遊技価値に差が生じたりしないように改善され
たパチンコ遊技機に関する。
[従来の技術] 第12図は、特願昭60−296101号に記載された
従来のパチンコ遊技機10の一例を示す正面図である。
また、第13図は、上記第12図に示すパチンコ遊技機
10に備えられた可変人賞球装青12の詳細な正面図で
ある。
第12図および第13図を参照して、パチンコ遊技機1
0は、従来、次のように駆動制御されている。すなわち
、遊技盤14上へ発射されたパチンコ玉(図示せず)が
始動入賞口16.18または20へ入賞したことに基づ
いて、可変入賞球装置12の1対の開閉翼片22a、2
2bは、第13図に示すように、実線の開成状態から1
点鎖線の開成状態に開き実線の口1成状態に閉じるとい
う一連の開閉動作を1回または2回行なうように制御さ
れる。開閉翼片22a、22bが開閉する問に可変入賞
球8置12の入賞空間24内へパチンコ玉が入り、その
玉が入賞空間24下方中央部に設けられた■ポケット入
賞口26へ入賞したことが検出されると、その検出信号
に基づいて聞11r1g片22a、22bは連続して最
高18回開閉される。その間に可変入賞球装置12への
入賞玉数が10個になったとき、開閉翼片22a、22
bの開閉回数が18回未満であっても、開閉翼片22a
、22bは強制的に開成状態にされる。このように、■
ポケット入賞口26へパチンコ玉が入賞したことに伴う
開閉翼片22a、22bの開閉制御(■入賞状態の制御
)においては、最大開閉回数またはその間に入賞するパ
チンコ玉の数の上限が定められており、1回のV入賞状
態に伴う遊技価値が遊技機ごとにかけ離れることのない
ように規定されている。
■ポケット入賞口26へのパチンコ玉の入賞に伴って開
閉翼片22a、22bが開閉されている間に、入賞空間
24へ入ったパチンコ玉がVポケット入賞口26へ入賞
し、それが検出されると、その検出出力によって開r′
jI買片22a、22bの同閑制tll(V入賞制御)
が更新される。たとえば、開閉翼片22a、22bが1
0回目の開閉動作に入っているときに入賞空間24へ6
個目のパチンコ玉が入り、そのパチンコ玉がVポケット
入賞口26へ入賞し、それが検出されることによって、
その時点から、すなわち開閉翼片22a、22bの開閉
制御が18回間mされておらずかつその間に10個のパ
チンコ玉が入賞していないにもかかわらず、その時点か
ら新たに開閉翼片22a、22bが最大18回開閉され
または10個のパチンコ玉が入賞するまでのいずれか早
い方が終了するまで開閉制御がされる。このようなVポ
ケット入賞口26へのパチンコ玉の入賞に伴う開閉翼片
22a、22bの開閉制御〈V入賞制御)の更新は、最
大8回まで許容されている。このように更新回数を制限
することにより、遊技者が獲得できる遊技の最大価値が
制限され、パチンコ遊技機が配置された遊技場の経営者
の経営管理がしやすく、かつ遊技者へのナービスの公平
化が施されたパチンコ遊技機となるように工夫されてい
る。
[発明が解決しようとする問題点コ ところが、従来のパチンコ遊技機10においては、可変
入賞球装置12の制御上で、次のような問題点があった
。パチンコ玉を連続的に打球発射しテイルと、rtmr
lllj2片22 a、 22 bb<[tfl[EI
]中に:入賞空間24へ相前後して複数個、たとえば2
個のパチンコ玉が入賞することがある。かかる場合にお
いて、入賞空間24へ入った2個のパチンコ玉が偶然に
連続してポケット入賞口26へ入賞した場合は、連続す
る2個のパチンコ玉の入賞検出出力に応答して、■入賞
制御の更新が連続して2回行なわれることになる。そう
すると、連続してVポケット入賞口26へ入賞したパチ
ンコ玉のうち、先行するパチンコ玉によってV入賞制御
が更新され、更新後全く間(!J1翼片22a、22b
が開閉されないにもかかわらず、■ポケット入賞口26
へ入賞した後続するパチンコ玉によってもV入賞制御が
直ちに更新されてしまい、結局、先行するパチンコ玉に
よる■入賞制御は遊技者に何ら利益を与えないまま更新
され、全体としてみると最大8回まで許容されているV
入賞制御の更新が結局のところ7回で終了してしま井よ
うな場合が生じる。つまり、このような偶然を放置して
おけば、極めて稀にはV入t4fm制御が8回よりも少
ない7回とか6回とかしか繰返されない場合も生じ得る
おそれがある。
それゆえに、この発明は、上述のような問題点を解消し
、可変入賞球装置によって与えられるV入賞制御の更新
回数が正確に定められ、遊技者に対して公平なサービス
の施せる、魅力のあるパチンコ遊技機を提供することを
目的としている。
[問題点を解決するための手段] この発明は、可変入賞球装置を備えるパチンコ遊技機で
あって、特定条件検出手段の出力に基づいて相対的に大
きな遊技価値を付与するために可変入賞球8置を第1の
状態に駆動するようにされており、上記第1の状態に駆
動する制御を更新継続する場合に、特定条件検出手段か
ら適正な入力が与えられたか否かを判別手段で判別する
ようにしたものである。
[作用〕 パチンコ玉が特定入賞口等へ連続的に入賞し、特定条件
検出手段が連続して第1の遊技状態を更新する旨の信号
を出力した場合は、判別手段によって1つの信号だけが
導出されるようになっている。つまり、予め定める一定
時間内に、特定条件検出手段から連続して出力があって
も、そのうちの1つの出力に基づいてだけ可変入賞球装
置の駆動が更新される。
[実施例] 以下には、図面を参照して、この発明の一実施例につい
て詳細に説明をする。
以下の説明では、パチンコ遊技代の全体的な構成および
制御対宋となる可変入賞球装置の詳細な構成と動作をま
ず説明し、その後この発明の特徴である制御動作を実現
するための制御回路について説明をする。
第1図は、この発明の一実施例のパチンコ遊技機28の
正面図である。第1図を参照して、パチンコ遊技lR2
8は、前面枠30に着脱自在に装着された遊技盤32を
備えている。遊技盤32の中央部には、開閉翼片34a
 、34bを有する可変入賞球装置36が配設されてい
る。可変入賞球装置36は、図示のように、開閉翼片3
4a、34bが閉成した遊技者にとって不利な第2の状
態と、開閉翼片34a 、34bが開閉動作を行なう遊
技者にとって有利な第1の状態とに変化することができ
る。可変入賞球装置36と、遊技盤32の最下方部に設
【ノられたアウト玉入口38との間には、3つの始動入
賞口40.42および44が備えられている。これら始
動入賞口40.42.44のいずれかへパチンコ玉が入
賞することにより、可変入賞球装置36の開閉翼片34
a 、34bが1回または2回開閉するようにされてい
る。なお、始動入賞口40.42.44は、入賞口とせ
ずに、パチンコ玉が単に通過するだけの領域とし、そこ
をパチンコ玉が通過することにより可変入賞球装置36
の開閉翼片34a 、34bが開閉するようにしてもよ
い。
第2図は、パチンコ遊技機28の裏面側の構造を説明す
るための背面図である。第2図を参照して、遊技盤32
の裏面側であって、可変入賞球装置36に対応する所定
の位置には、■入賞玉検出スイッチ78および全入賞玉
検出スイッチ8oが設けられている。■入賞玉検出スイ
ッチ78は、可変入賞球装置36の特定領域である■ポ
ケット入賞口(侵述する)へ入賞したパチンコ玉を検出
するためのものである。全入賞玉検出スイッチ80は、
その名前のとおり、可変人賞球装胃36の入賞空間へ入
賞したすべてのパチンコ玉を検出するためのものである
第1図で説明した各始動入賞口40,42.44にそれ
ぞれ対応して、入賞したパチンコ玉を検出するための始
動入賞玉検出スイッチ82.84゜86が設けられてい
る。上記■入賞玉検出スイッチ78、全入賞玉検出スイ
ッチ80およびこれら始動入賞玉検出スイッチ82.8
4.86の検出出力は、侵述する制御回路へ与えられ、
可変入賞球装置36の開閉翼片34a 、34b  (
第1図り照)等を制御するのに利用される。
第3図は、可変入賞球装置36の正面図、第4図は可変
入賞球装置36の背面図、第5図は可変入賞球装置36
の斜視図、第6図は可変入賞球装置36の分解斜視図、
第7図はパチンコ遊技機に組込まれた状態における可変
入賞球装置36の中央部縦断面図を示す。次に、第3図
ないし第7図を参照しながら、可変入賞球装置36につ
いて詳しく説明をする。
第3図J3よび第5図に示すように、可変入賞球装置3
6は入τi空間102を備えている。IxIr′JIg
片34a 、34bが閉成したどきに、パチンコ玉は入
賞空間102内へ入ることができる。入賞空間102内
には、第3図に示すように、5つの入賞口が形成されて
いる。すなわち、入賞空間1゜2の最下方部中央部に形
成されたVポケット入賞口(特定入賞口)104と、そ
の左右両側に形成された通常入賞口106および108
と、入賞空間102の中はどの奥の方の左右両側に形成
された通常入賞口112および114とである。入賞空
間102へ入賞したパチンコ玉は、これらのうちのいず
れかへ入賞する。
■ポケット入賞口104は、パチンコ玉の入賞により特
別の遊技価値を生ずるように定められた入賞口である。
ずなわち、パチンコ玉がVポケット入賞口104へ入賞
することにより、間閉買片34a 、34bが連続して
最大18回ft?] 1ffl 1bll 1it(V
入賞制御)される。
■ポケット入賞口104とその左右の通常入賞口106
とは、■ポケット仕切板113によって仕切られている
。■ポケット仕切板113は、模に詳しく説明するが、
上下動するようにされている。■ポケット仕切板113
が上下動することにより、■ポケット入賞口104への
パチンコ玉の入賞の難易度が変化する。
第3図に示すように、入賞空間102のほぼ中央部には
、飛行機体114が配置されている。飛行機体114は
、両口を構成する玉転動F1116a、116bを備え
ている。飛行機体114は、入賞空間102へ入ったパ
チンコ玉を娠分けるためのもので、後)ホするように、
上下動するようにされている。
さらに、第3図を参照して、飛行機体114の奥には、
扇状に、8つの継続回数表示用しED118が配置され
ている。このLED118は、■入賞制御が更新され、
継続された回数を表示するためのものである。
本体基板120は、ビス止め等によってガ技盤と−Jは
面一になるように取付けられるものであるが、その本体
基板120には、第3図に示すように、入賞玉数表示用
LEDI 22a 、122bが備えられている。入賞
玉数表示用LED122a 。
122bは、1回のV入賞制御の間に入賞空間102か
ら入賞ロヘ入ったパチンコ玉の総数を表示するためのも
のである。入賞玉数表示用LED122a、122bが
すべて点灯したどき、すなわち1回のV入賞制御Iにお
いて、10個のパチンコ玉が入賞したときは、そのV入
賞制O1Iは満了し、開閉翼片34a 、34bは閉成
される。このようなλ1り御は、前)ボした従来例と同
様である。
さらに、第3図を参照して、可変入賞球装置36には、
その最上部に通常入賞口124が形成されている。また
、装飾効果のためのカラーパネル12G、128a 、
128bが取付けられテイル。
これらカラーパネル126.128a 、 128bの
裏側には、それぞれ、LEDまたはランプが粗造まれて
いる。そして、それらLEI:l:たはランプが点灯す
ることにより、カラーパネル126.128a 、12
8bが輝き、遊技の雰囲気が盛上げられる。
次に、第4図および第5図を主として参照して、可変入
賞球装置36を背面側から見ると、中央部にソレノイド
130が縦長に位置している。ソレノイド130のオン
−オフにより、作動リンク132、回8 IJ ンク1
34a、134bを介しテfiil閉***34a 、3
4bが開閉する。
また、136はモータで、このモータ136によって前
述した飛行機体114およびポケット仕切板113が動
かされる。さらに、第4図には、カラーパネル128a
、128b  (第3図参照)後方に設けられる照明用
のランプ138a、138bが現われている。
なお、第6図の分解斜視図には、可変入賞球装置36の
構成が詳しく示されている。第6図において、本体基板
120の正面側に突出する入賞空間規定[240の平坦
部中央には■ポケット入賞口へパチンコ玉を誘導するた
めのK 6 tlI1242が形成されている。243
.245は前飾り板、244a 、244bはランプカ
バー、246はレンズ、248はランプカバー、250
はソレノイド固定部材、252はプランジャである。ま
た、254はモータ軸受部、255は検出スイッチ、2
56は駆動軸、258はソレノイド取付ベース、260
.262は、それぞれ、ランブキ板、264は中継基板
である。
ここで、検出スイッチ255は、そのアクチュエータ部
がカム172の周面に当接しているスイッチであって、
カム172の凹部173がアクチュエータと係合したと
きスイッチがオンまたはオフしてモータ136の回転が
停止される仕組みになっている。これにより、後述する
ように、カム172の作用で上下動する飛行機体114
を所定の位置で停止させることができる。
また、中継基板264は、継続回数表示用LED118
、入賞玉数表示用LED122a 、122b、ランプ
138a 、138b 、モータ136、検出スイッチ
255、ソレノイド130(の他の電気部品につながっ
たリード線が集められて結合されるものである。よって
、可変入賞球装置36に必要な電気部品のリード線は、
すべて中継基板264でひとまとめにされているため、
外部から可変入賞球装置3Gの各電気部品に電力を供給
する場合は、中継基板264の外部接続端子へ接続線の
コネクタを連結するだけでよい。したがって、可変入賞
球装置36をパチンコ遊技揚に組込んで後、可変入賞球
装置36の各電気部品への電力の供給の際に、接続線の
結合その他の取扱いが容易になる。また、各電気部品の
リード線は中継基板264でひとまとめにされているた
め、接続リードの端がばらつき、可変入賞球装置36の
取扱いが不便である等の心配はない。
次に、第8図を参照して、飛行機体114の上下動の機
構について説明をする。
飛行機体114には、後方へ突出する作動片162が固
着されており、作動片162は、回動支軸164を介し
て裏カバー166により支承されている(第7図参照)
。作動片162の回動支軸164が通された位置の後方
にばばね168が係合され、該ばね168によって作動
片162は下方に引張られている。他方、作動片162
のMARには上下に摺動する摺動片170の上端が当接
するようにされている。摺動片170は、ガイド171
によって上下方向へ摺動自在に保持され、その下端部は
モータ136によって回転されるカム172と当接して
いる。カム172は、楕円形のカムであり、したがって
カム172の回転に伴ない摺動片170は上下動する。
その結果、摺動片1ア0が下方に位置するときく第8図
(Δ))は、作動片162はばね168の力によって下
方へ引張られているが、m 動片170が上方へ移動し
たとき(第8図(B))は、摺動片170によって作動
片162の後端部が押し上げられ、作動片162および
それに固着された飛行機体114は、回肋支@164を
中心に先方が下るように回動する。
次に、第9図を参照して、■ポケット仕切板113の上
下動の機構について説明をする。■ポケット仕切板11
3の1股方には、作動部材176が固着されている。よ
り詳しく言えば、第6図に現われているように、裏カバ
ー166を中央にして、前方側に■ポケット仕切板11
3が配置され、後方に作動部材17Gが配置されて、両
者が固着され、裏カバー166に形成された縦長の長孔
を介してVポケット仕切板113および作動部材176
は上下方向に摺動自在に係合されている。作動部材17
6の後端には突起178が形成されでおり、この突起は
回転円盤180の係合溝182と係合している。係合溝
182は、第6図に詳細に現われているように、回転円
盤180の回転中心に対して偏心して設けられた溝であ
る。したがつて、回転円盤180が回転されることによ
り、係合溝182に係合する突起178は回転中心を中
心に遠近方向へ肋かされる。したがって、■ポケット仕
切板113は上下方向に前動される。第9図(A)は、
モータ136が回転しVポケット仕切板113が上方へ
動いた状態であり、第9図(B)はモータ136の回転
により■ポケット仕切板113が下方へ動いた状態を示
す。
なお、第8図および第9図の説明から既に明らかで°あ
るが、カム172および回転円盤180は、同一のモー
タ136によって回転されるため、飛行d体114と■
ポケット仕切板113とは連動して一定の関係で駆動さ
れる。この一定の関係は、カム172の形状やモータの
回転軸に対する取付角度と、回転円盤180に形成する
係合溝182の偏心割合等により所望の関係にすること
ができる。
第10図は、上述したこの発明の一実論例にかかるパチ
ンコ遊技機28を制御するための制御回路の一例を示す
ブロック図である。次に、第10図に基づいて、かつ、
必要に応じて第1図ないし第9図を参照しながら、パチ
ンコ遊技機28の制御動作について説明をする。
遊技者の発射したパチンコ玉が始動入賞口40゜42ま
たは44(第1図参照)へ入賞する。たとえば、始動入
賞口40ヘパチンコ玉が入賞する。
入賞したパチンコ玉の通過に伴ない、始動入賞玉検出ス
イッチ82が一時オンし、そのパルスはオアゲート18
4を介して保持回路186へ与えられる。
保持回路186は解除信号が与えられるまで入力信号を
保持する回路であり、その出力はオアゲート188を介
してソレノイドドライバ190へ与えられ、ソレノイド
130がオンされる。よって、可変入賞球装置36の開
閉:q片34a、34’b  (第1図、第3図参照)
が開成される。保持回路186の出力は、また、タイマ
192へ起動信号として与えられる。応じてタイマ19
2が起動し、たとえば0.5秒後にタイムアツプ出力を
導出する。なお、タイマ192は、このようにごく短い
時間を計時するものであるから、タイマ192に代え、
遅延回路を用いることもできる。タイマ192の出力は
オアゲート194およびアンドゲート196を介して解
除パルス発生回路198へ与えられる。2人カアンドグ
ー[・196の他方入力は、この場合、ローレベル信号
が反転したハイレベル信号が与えられている。よって、
タイマ192の出力は解除パルス発生回路198を動作
させパルスを発生させる。発生した解除パルスは保持回
路186へ解除信号として与えられ、保持回路186の
出力はハイレベルからローレベルに戻る。よってソレノ
イド130はオフされ、開閉部片34a 、34bは閉
成される。このように、始動入賞口40または44ヘパ
チンコ玉が入賞すると、始動入賞玉検出スイッチ82ま
たは86が該入賞玉を検出し、タイマ192によって定
められる所定の短時間、たとえば0.5秒間ソレノイド
130がオンされて開閉翼片34a 、34bが開成す
るように制御される。
遊技者の発射したパチンコ玉が始動入賞口42へ入った
場合は、始動入賞玉検出スイッチ84によってそれが検
出され、保持回路200が保持される。保持回路200
の保持出力はオアゲート202を介して2人カアンドゲ
ート204の一方入力端子へ与えられる。アンドゲート
204の他方入力端子には、分周器206の21人力が
与えられている。したがって、アンドゲート204の出
力は、分周器206のP1出力周期でハイレベル、ロー
レベルと変化する出力となり、その出力はオアゲート1
88を介してソレノイドドライバ190へ与えられる。
よってソレノイド130が上記一定周期でオンオフし、
開閉翼片34a、34bが間開される。
保持回路200の出力は、また、2進カウンタ208ヘ
セツト信号として付与される。よって、2進カウンタ2
08は分周器206のP1′出力〈出力P1と等サイク
ルで、そのタイミングがずれた出力)によりカウント動
作を行なう。そして2進カウンタ208はP1′出力を
2サイクル分カウントしたときカウントアツプ出力を導
出し、その出力はオアゲート194.アンドゲート19
6を介して解除パルス発生回路198へ与えられる。応
じて解除パルス発生回路198から保持回路200へ解
除パルスが与えられ、保持回路200の出力はローレベ
ルに戻る。よってソレノイド130がオフ状態となり、
開閉ロバ34a、34bは開成状態になる。
なお、保持回路200の出力がハイレベル期間中は、表
示駆動回路210が分周器206の出力P2に基づいて
動作し、ランプ138a、138b (第4図参照)等
が点滅して、遊技の雰囲気を盛上げるようにされている
開閉翼片34a 、34bが開成または開閉中において
、パチンコ玉は可変入賞球装置36の入賞空間102(
第3図参照)へ入ることができる。
入賞空間102へ入ったパチンコ玉がその下方部のVポ
ケット入賞口104へ入賞すると、その入賞がV入賞玉
検出スイッチ78(第2図参照)で検出される。
ここで、第10図に示す制御回路ブロックのうち、V入
賞玉検出スイッチ78.2人カアンドゲート212、フ
リップ70ツブ214および遅延回路216の動作は、
この発明の一実施例の1つの特徴であるから、第11図
に示すタイミングチャートを参照しながら詳細に)ホベ
る。
■入賞玉検出スイッチ78のハイレベルパルスは2人カ
アンドグート212の一方入力端子へ与えられる。この
とき、アントゲ−?−212の他方入力端子にはローレ
ベルの反転したハイレベル信号が与えられており、■入
賞玉検出スイッチ78の出力ハイレベルパルスはアンド
ゲート212を介して特賞状態禁止回路218およびフ
リップフロップ214へ与えられる。フリップフロップ
214は、アンドゲート212からのハイレベルパルス
によってセット状態になり、ハイレベル出力を導出する
。フリップフロップ214のハイレベル出力は7ンドグ
ート212の他方入力端子および遅延回路216へ与え
られる。したがって、アンドゲート212の他方入力端
子はハイレベルの反転したローレベル入力となり、アン
ドゲート212は閉じる。他方、遅延回路216は、フ
リップフロップ214のハイレベル出力を所定の時間、
たとえば3秒間遅延させた後、その出力をフリップフロ
ップ214のリセット信号として導出する。
よって、フリップフロップ214は、リセットされ、そ
の出力はローレベルに反転するから、アンドゲート21
2のゲートが開く。
以上の構成のため、■入賞玉検出スイッチ78が、たと
えば3秒間に続けて2個のパチンコ玉を検出し、2個連
続したパルス信号を導出した場合、最初のパルス信号は
アントゲ−1−212を介して特賞状態禁止回路218
へ与えられるが、続いて出力される2つ目のパルス信号
は、最初のパルス信号によってアンドゲート212のゲ
ートが閉じてしまうため、アンドゲート212から出力
されることはない。つまり、遅延回路216で定められ
た遅延時間、たとえば3秒以内の間に、■入賞玉検出ス
イッチ78が連続して複数個のパルスを出力する場合で
あっても、最初のパルスのみが有効に特賞状態禁止回路
218へ与えられるだtノであり、第2番目以降のパル
ス信号はアンドゲート212で阻止される構成になって
いる。
これがこの実施例の特徴の1つである。したがって、こ
の実施例によれば、■ポケット入賞口1o4へ所定時間
以内、たとえば3秒以内に続けて入賞玉が入った場合で
あっても、それによってV入賞制OIIが入賞玉数だけ
更新されることなく、所定時間内に■ポケット入賞口1
04へ何個パチンコ玉が入っても、1個のパチンコ玉が
入ったときと同様に処理される。よって、遊技者にとっ
ては、実質的に予め定められた回数、たとえば8回の■
入賞制御に伴なう遊技価値を獲1すすることが可能とな
る。
なお、この実施例では、■ポケット入賞ロ1Q4ヘパチ
ンコ玉が入賞し、そのパチンコ玉が検出されたことによ
り相対的に大きな遊技価値を付与できる■入賞あり御状
態となる旨述べたが、相対的に大きな遊技価値を付与で
きる特定条件は、■ポケット入賞口104へのパチンコ
玉の入τtに限らず、他の入賞口、たどえば遊技5:1
32上の可変人賞球装置36内と異なる任意の場所に形
成した入賞fr4域ヘバグーンコ玉が入賞すること等に
より発生させてもよい。あるいはまた、パチンコ遊技機
が可変表示装置を備えているものにおいては、その可変
表示装置が予め定める一定の表示内容を表示したときに
、パチンコ遊技機が特定条件となり、それが検出スイッ
チ等により検出されるものでもよい。
第10図に戻って、特賞状態禁止回路218は、後述す
るように、8進カウンタ220からの出力が当られない
場合は単に信号を通過させるだけの回路である。よって
、アンドゲート212の出力は、特賞状態禁止回路21
8を介して保持回路222へ与えられる。保持回路22
2の出力はオアゲート202を介して2人カアンドゲー
ト204の一方入力端子へ与えられる。したがって、保
持回路222のハイレベル出力に基づいて、ソレノイド
130は分周器206の出力P1サイクルでオンオフさ
れ、開ml W片34a、34bが間開される。保持回
路222の出力は、また、18進力ウンタ224ヘセツ
ト信号として加えられる。よって保持回路222がハイ
レベル伏目を導出することに応じて、18進カウンタ2
24は分周器2o6の出力P1−に応じてカウント動作
を開始し、出力P1′が18サイクル出力されたときに
カウントアツプ出力を導出する。その出力は解除パルス
発生回路198へ与えられ、解除パルス発生回路198
の出力によって保持回路222が解除状態になる。よっ
てソレノイド130の励磁がなくなり、開閉翼片34a
 、34bは閉成状態となる。
なお、保持回路222のハイレベル出力は、保持回路1
86および200の解除信号として与えられるとともに
、2人力アンドゲー1〜196の反転入力端子へ与えら
れてるので、保持回路222が保持状態となった後は、
バグーンコ玉が始動入賞口40.42.44のいずれが
へ入賞しても、保持回路186および200は動作せず
、またオアゲート194およびアンドゲート196を介
して解除パルス発生回路198への入力信号が与えられ
ないようにされている。よって、この間始動入賞口40
.42.44へのパチンコ玉の入賞は、制御上の価値を
何ら生じさせない。さらに、保持回路222の出力は表
示駆動回路226へ与えられる。よって、表示駆動回路
226は分周器206の出力P3のナイクルで表示ラン
プ138a。
138b(第4図参照)を点滅させ、遊技の雰囲気が盛
上げられる。
■ポケット入賞ロ104ヘパチンコ玉が入賞し、開閉N
片34a 、34bが18回開閉を繰返す間に、可変入
賞球装置36の入賞空間102ヘパチンコ玉が入り、■
ポケット入賞口104、通常入賞口106,108,1
12.114へ入賞した全バヂンコ玉数は、全入賞玉検
出スイッチ80(第2図参照)で検出され、入賞玉計数
回路228で計数される。その計数値は表示駆動回路2
30へ与えられ、入賞玉数表示用LED222a 。
222b  (第3図参照)が入賞個数だけ点灯、点滅
または消灯され、入賞個数が表示される。また、入賞個
数計数回路224が予め定める数、たとえば1o個を計
数したときは、ノjウン]・アップ出力が解除パルス発
生回路198へ与えられる。応じて解除パルス発生回路
198は解除パルスを保持回路222へ与える。したが
って、この実施例では、■ポケット入賞ロ104ヘバヂ
ンコ玉が入賞することより、開閉翼片34a 、34b
が連続的に開閉を開始し、開閉翼片34a 、34bが
18回開閉し終えるか、その間に可変入賞球装置36へ
10個のパチンコ玉が入賞するかのいずれか早い方が満
了することより、開閉翼片34a、34bが閉成状態に
なる。
■入賞玉検出スイッチ78の出力は、アンドゲート21
2、特賞状態禁止回路218を介して、また、8進カウ
ンタ220ヘノjウントアツプパルスとして与えられる
。つまり、8進カウンタ220は■入賞玉検出スイッチ
78がオンし、その出力がアンドゲート212からイ■
効に出力されるごとに「+1」カウントをする。このカ
ウント値は表示駆動回路232へ与えられ、継続回数表
示用LED118(第3図参照)は、8進カウンタ22
0の計数値だけ点灯、点滅または消灯される。
これにより、遊技者は、■ポケット入賞口104へのパ
チンコ玉の入賞数、言い換えればV入賞制御の回数を知
ることができ、何回目の■入賞状態であるかを知り得る
また、■入賞玉検出スイッチ78の出力により18進カ
ウンタ224および入賞玉計数回路228がリセットさ
れる。よって、■入賞状態において、可変入賞球装置3
Gの入賞空間102内へ入ったパチンコ玉のいずれかが
Vポケット入賞口104へ入ることにより、18進カウ
ンタ224および入賞玉計数回路228がリセットされ
て、その状態からV入賞状態が更新されることになる。
8進カウンタ220は、そのカウント値が「8」になっ
たときにカウントアツプ出力を導出する。
この出力は特賞状態禁止回路218へ、りえられる。
特賞状態禁止回路218は、前述したように、8進カウ
ンタ220からハイレベル信号が与えられていない状態
では、入力信号を単に通過させるだけの回路であるが、
8進カウンク220からのハイレベル信号が与えられて
いる状態では、入力信号を取込んでしまい出力を導出し
ないように構成された1種のゲート回路である。したが
って8進カウンタ220が「8」を計数したときは、特
賞状態禁止回路218が能動化され、それ以降のV入賞
玉検出スイッチ78の出力は無効化される。
よって8回目のV入賞状態では、必ず18進カウンタ2
24がカウントアツプするかまたは入賞玉計数回路22
8がカウントアツプし、そのいずれかの出力に基づいて
解除パルス発生回路198が解除パルスを導出する。そ
してその出力は保持回路222の保持状態を解除する。
この状態は、いわゆるV入賞制御状態が8回継続し終え
た状態である。この状態において、パチンコ玉が始動入
賞口40.42.44のいずれかへ入賞すると、始動入
賞玉検出スイッチ82.84または86がオンし、保持
回路186または200からハイレベル信号が導出され
る。この信号はオアゲー1−234を介してアンドゲー
ト23Gへ与えられる。アンドゲート23Gは、2人カ
ゲートで、他の入力端子には、この状態において、反転
ハイレベル信号が与えられている。よって、アンドゲー
ト236は、保持回路186または2oOの出力に応答
してハイレベル信号を導出し、8進カウンク220をリ
セットする。よって8進カウンタ220のハイレベル出
力に応じて能動化されている特賞状態禁止回路218も
動作しなくなる。したがってそれ以降はV入賞玉検出ス
イッチ78の出力はアンドゲート212、特賞状態禁止
回路218を介して保持回路222等へ与えられること
になる。
このように、この実施例の制御では、8進カウンタ22
0をリセットするのに、■入賞状態が満了した後、始動
入賞口40.42または44のいずれかへパチンコ玉が
入賞したことにlづいてリセットするようにしている。
このようにすれば、■入賞制御が、偶然に8回以上継続
して行なわれることを防止することができる。
なお、上述の実施例の説明では、玉貸橢等から借り出し
たパチンコ玉を投入してそのパチンコ玉により乃7;支
するパチンコ遊+支IについてJべたが、たとえば磁気
カードや光学的にデータを記録したカード等に得点情報
を記憶しておぎ、そのカードを用いてパチンコ遊技機を
駆動可能状態にし、内蔵されたパチンコ玉によって遊技
をするような形式のパチンコ遊技機にも同様に適用でき
ることを申し添えておく。
[発明の効果] 以上のように、この発明は、可変入賞球装置を備えるパ
チンコ遊技機であって、可変入賞球装置の駆動υ1nを
改良し、どの遊技者によってどのような状態で遊技がさ
れる場合においても、等しい遊技価値を付与できるよう
に改善されているので、遊技者にとっては遊技の面白味
が公平に与えられ、かつ遊技の面白味を十分に満喫でき
るパチンコ遊技機どすることができる。
また、遊技場にとっては、出玉率等の管理および口出が
容易で、装買ごとにばらつきの少ない扱い易い遊技機と
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例にがかるバチンコ遊技機
の正面図である。 第2図は、この発明の一実施例にかかるパチンコ遊技機
の背面図である。 第3図は、この発明の一実施例に設けられる可変入賞球
装置の正面図である。 第4図は、この発明の一実施例に設けられる可変入賞球
装置の背面図である。 第5図は、この発明の一実施例に設けられる可変入賞球
装置の斜視図である。 第6図は、この発明の一実施例に設けられる可変入賞球
装置の分解斜視図である。 第7図は、この発明の一実施例に設けられる可変入賞球
装置の中央部縦断面図であり、遊技盤に取付けた状態に
おける図である。 第8図は、可変入賞球装置に含まれる飛行機体114の
動作機構を説明するための図である。 第9図は、可変入賞球装置に含まれる■ポケット仕切板
113の動作機構を説明するための図である。 第10図は、この発明の一実施例にかかるパチンコ遊技
機の制御回路の一例を示ずブロック図である。 第11図は、第10図の制御回路の特徴部分の動作を説
明するためのタイミングチせ一トである。 第12図および第13図は、従来のパチンコ遊技機の構
成と動作とを説明するための図である。 図において、28はパチンコ遊技機、32は遊技盤、3
4a 、34bは開閉翼片、3Gは可変入賞球装置、7
8はV入賞玉検出スイッチ、102は入賞空間、104
は■ポケット入賞口、113はVポケット仕切板、11
4は飛行機体、118は継続回数表示用LED、122
a 、122b Iよ入賞玉数表示用LED、212は
アンドゲート、214はフリップフロップ、216は遅
延回路を示す。 第3図 第4図 (八) 3図 第 (A’) 1g2 第1z図 第13図 d

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パチンコ遊技機の遊技盤上に配設され、遊技者に
    遊技価値を与える第1の状態と、遊技価値を与えない第
    2の状態とに変化自在な可変入賞球装置と、 通過したパチンコ玉のあるときに、相対的に小さな遊技
    価値を付与すべく、前記可変入賞球装置を第1の状態に
    できるように定められた通過領域と、 前記通過領域を通過したパチンコ玉を検出する通過玉検
    出手段と、 相対的に大きな遊技価値を付与できる特定条件を検出す
    る特定条件検出手段と、 前記通過玉検出手段の出力に応答して、相対的に小さな
    遊技価値を付与するように可変入賞球装置を第1の状態
    に駆動し、前記特定条件検出手段の出力に応答して、相
    対的に大きな遊技価値を付与するように可変入賞球装置
    を第1の状態に駆動する駆動制御手段と、 前記可変入賞球装置が第1の状態において、前記特定条
    件検出手段の出力があるごとに、前記可変入賞球装置の
    駆動継続を判別する判別手段と、前記判別手段の出力に
    応答して、新たに、相対的に大きな遊技価値を付与する
    ように前記可変入賞球装置を第1の状態に駆動する駆動
    継続手段とを含むパチンコ遊技機。
  2. (2)前記継続判別手段は、予め定める一定時間内に前
    記特定条件検出手段の出力が続けてあった場合は、その
    うちの1つの入力に基づいてのみ継続判別出力を導出す
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載のパチ
    ンコ遊技機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005131269A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Newgin Corp 遊技機
JP2015029817A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 ダイコク電機株式会社 遊技情報管理装置

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JP2005131269A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Newgin Corp 遊技機
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