JPS62213777A - 弾球遊技機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、パチンコ遊技機、コイン遊技機、アレンジ
式パチンコ遊技機、スマートボール遊技機等の弾球遊技
機に関するものであって、特に、遊技盤に可変入賞球装
置が設けられた弾球遊技機において、可変入賞球装置を
能動化する仕方が新しい弾球遊技機に関するものである
。

［従来の技術］ 従来のパチンコ遊技機の遊技盤にはチューリップと称さ
れるヤクモノや、その他各種の入賞球装置が設けられて
おり、遊技の興趣の向上が図られている。また、コイン
遊技機や、アレンジ式パチンコ遊技機や、スマートボー
ル遊技機等においても、遊技盤に各種の入賞球装置が設
けられ、通過する遊技上に変化を与えたり、入賞球装置
に入賞した遊技上に一定の価値を与える等により、遊技
者の興味をひく構成になっている。

ところで、最近は、電動式の入賞球装置、すなわち遊技
上の入賞の難易度を変化させることのできる可変入賞球
装置（いわゆる電導式ヤクモノ）か各種提案され実現さ
れている。このような可変入賞球装置は、基本的には、
遊技者にとって有利となる第１の状態と遊技者にとって
不利となる第２の状態とに変化自在に構成されている。

そして、可変入賞球装置は、その動きを電気的に制御で
きるため、従来のいわゆるチューリップ等に比べて複雑
な開閉動作を行なわせることが可能である。

したがって、可変入賞球装置を用いれば、変化に富んだ
遊技内容を実現することができる。そして、可変入賞球
装置を設けた弾球遊技機では、遊技内容の展開との関連
の上で、可変入賞球装置をいかにして能動化し、かつそ
の動きをいかにして制御するかということが遊技の面白
さを決めるための重要な要因となっている。

［発明が解決しようとする問題点］ そのため、従来なかったような態様で可変入賞球装置を
能動化させることのできる、遊技者の興味を強くひきつ
けることができる弾球遊技機が要望されている。

この発明の目的は、従来なかったような態様で可変入賞
球装置を能動化させることができ、かつ、可変入賞球装
置を制御することにより、遊技の面白さと奥行きを増す
ことのできる、遊技者の興味を強くひきつけるような弾
球遊技機を提供することである。

ｃ問題点を解決するための手段〕 この発明は、遊技盤に設けられた可変入賞球装置を含む
弾球遊技機であって 前記遊技盤に設けられ、遊技上が通過することにより前
記可変入賞球装置を遊技者にとって有利な状態にする第
１の通過領域と、　　　　゛前記遊技盤に設けられ、前
記第１の通過領域を遊技上が通過したことに応じて能動
状態にされ、遊技上が通過することにより前記可変入賞
球装置を遊技者にとって有利な状態にすることのできる
第２の通過領域とを含むものである。

［作用］ 遊技上が第１の通過領域を通過することにより、可変入
賞球装置は遊技者にとって有利な状態にされるとともに
、第２の通過領域も能動状態にされる。すなわち、第１
の通過領域を遊技上が通過することにより、可変入賞球
装置を遊技者にとって有利な状態にすることのできる通
過領域として、第１の通過領域の他に第２の始動玉通過
領域が加わる。このように通過領域の数が増えあるいは
その領域が拡がることで遊技上はより高い割合で通過領
域を通過可能になる。

遊技上が通過領域を通過すると、上述のように、可変入
賞球装置は遊技者にとって有利な状態になる。可変入賞
球装置が遊技者にとって有利な状態になるとは、たとえ
ば、可変入賞球装置の開閉翼片や開閉板等が、遊技者に
とって不利な開成状態から直ちに遊技者にとって有利な
開成状態に変化することでもよいし、あるいは、可変入
賞球装置が他の条件によって与えられる信号に応じて遊
技者にとって不利な第２の状態から遊技者にとって有利
な第１の状態に変化することができる状態（スタンドバ
イ状態）になったことでもよい。いずれにしろ、可変入
賞球装置を遊技者にとって有利な状態にする通過領域の
数が増えまたはその領域が拡がるため、遊技者にとって
は面白みの増加した、従来のものとは異なったゲーム展
開を期待できる遊技機として機能する。

［実施例コ 以下には、図面を参照して、この発明の実施例について
詳細に説明をする。なお、以下の実施例の説明では、弾
球遊技機の一例としてパチンコ遊技機を例にとって説明
するが、この発明は、パチンコ遊技機だけを対象とする
ものではなく、コイン遊技機、アレンジ式パチンコ遊技
機、スマートボール遊技機等の他の弾球遊技機にも適用
できることを予め明言しておく。

第１図は、この発明の第１の実施例のパチンコ遊技機１
０の正面図である。第２図は、パチンコ遊技機１０の背
面図である。第３図および第４図は、ともに、パチンコ
遊技機１０に備えられた可変入賞球装置１２および始動
玉入賞装置１４の動作を説明するための図である。

まず、第１図ないし第４図を参照して、この実施例に係
るパチンコ遊技機１０の主要な遊技動作について説明を
する。

可変入賞球装置１２は、通常の遊技状態のとき、すなわ
ち能動状態になっていない場合には、第３図に示す状態
にある。すなわち、横方向に並んだ１対の差動部材１６
ａ、１６ｂが互いに近寄り合い、互いの内接縁同士が当
接した状態である。この状態では、可変入賞球装置１２
には、その入賞孔１８に比較的低い割合でパチンコ玉が
入賞可能なだけである。

次に、第１図または第３図に示す始動玉入賞装置１４の
第１の始動玉入室ロ２０ヘパチンコ玉が入賞すると、入
賞したパチンコ玉は遊技盤２２の裏面側に導かれ、そこ
に設けられた始動入賞玉検出スイッチ２４で検出される
。そして、その検出出力に基づいて可変入賞球装置１２
の作動部材１６ａ、１６ｂが、それぞれ、左右両側へ互
いに離れるように摺動されて開き（第４図に示す状態）
、かつ、元の状態に閉じる（第３図に示す状態）という
開閉動作が繰返される。つまり、可変入賞球装置１２が
遊技者にとって有利な第１の状態になる。この状態では
、遊技盤２２面を落下するパチンコ玉は、第４図に示す
ように、開成したときの作動部材１６ａ、１６ｂで受止
められるから、パチンコ玉は比較的高い確率で可変入賞
球装置１２の入賞孔１８または入賞孔２６ａもしくは２
６ｂへ入賞することができる。可変入賞球装置１２が第
１の状態の期間は、この実施例では、３０秒間または入
賞孔１８．２６ａまたは２６ｂへ入賞した全パチンコ玉
数が１０個になるまでのいずれか早い時期までとされて
いる。なお、作動部材１５ａ、１６ｂによって可変入賞
球装置１２内側へ導かれたパチンコ玉のうち、一部のパ
チンコ玉は入賞孔１ｇ、２６ａまたは２６ｂのいずれに
も入賞することなく、無効玉通過経路２８を通ってその
下方へ落下するようにされている。

始動玉入賞装置１４の第１の始動圧入賞口２０の両側に
それぞれ設けられた第２の始動圧入賞口３０ａおよび３
０ｂには、それぞれ、蓋体３２ａおよび３２ｂが係合さ
れている。通常は、蓋体３２ａおよび３２ｂは、それぞ
れ、第２の始動圧入賞口３０ａおよび３０ｂを閉じた状
態になっているが、第１の始動玉人賞ロ２０ヘパチンコ
玉が入賞することにより蓋体３２ａおよび３２ｂは前方
に回動して第２の始動圧入賞口３０ａおよび３０ｂを開
くようにされている。このため、この実施例のパチンコ
遊技機１０は、第１の始動圧入賞口２０にパチンコ玉が
入賞したことにより、単に可変入賞球装置１２が遊技者
にとって有利な第１の状態になるだけでなく、可変入賞
球装置１２を第１の状態にするための始動圧入賞口が増
加するという遊技利益が遊技者に与えられる。

第２の始動圧入賞口３０ａまたは３０ｂにパチンコ玉が
入賞すると、該入賞したパチンコ玉の自重によって蓋体
３２ａまたは３２ｂは元の閉じた状態になる。なお、第
２の始動圧入賞口３０ａおよび３０ｂへ入賞したパチン
コ玉は、ともに、第１の始動圧入賞口２０へ入賞したパ
チンコ玉と同様の始動入賞玉検出スイッチ２４で検出さ
れるようになっている。

以上が第１の実施例に係るパチンコ遊技機１０の主要な
遊技動作である。

次に、図面を参照して、パチンコ遊技機１０の具体的な
構成および動作について詳細に説明していく。

第１図を参照して、パチンコ遊技機１０は、前面枠３４
と、その前面枠３４に裏面側から着脱自在に装着された
遊技盤２２とを含む。遊技盤２２のほぼ真中には可変入
賞球装置１２が配設されている。可変入賞球装置１２の
下方部、言い換えれば可変入賞球装置１２と遊技盤２２
の最下方部に設けられたアウト玉入口３６との間の所定
の位置には、始動玉入賞装置１４が設けられている。さ
らに、遊技盤２２には、パチンコ遊技に必要な図示しな
い多数の障害釘が設けられ、かつ、チューリップ、入賞
口、風車等が必要に応じて設けられている。

さらに、第１図において、３８は前面枠３４の内周縁に
袋告された金枠、４０は前面枠３４に開閉自在に取付け
られたガラス扉、４２はガラス扉４０の下方に設けられ
前面枠３４に開閉自在に取付けられた前面板、４４は前
面板４２の前面に設けられた打球供給皿、４６は打球供
給皿４４内に内設された効果音出力用のスピーカ、４８
はパチンコ玉を発射するための操作ハンドル、５０は打
球供給皿４４に入りきらない玉を受入れるための余剰玉
受皿、５２ａ、５２ｂは遊技の雰囲気を盛り上げるため
のサイドランプであり、これらのものはパチンコ遊技機
において既に公知のものである。

さらに、遊技盤２２の左上隅には、可変入賞球装置１２
が遊技者にとって宵利な第１の状態のときに、該可変入
賞球装置１２に入賞したパチンコ玉数を表示する１０カ
ウント表示器５４が設けられている。１０カウント表示
器５４は、図示のように、セグメントまたは液晶を用い
たディジタル表示器であってもよいし、表示セグメント
または液晶を棒状または円状等に配置し、入賞玉数に応
じてセグメントまたは液晶による表示量を変化させるよ
うなアナログ式の表示装置であってもよい。

あるいはまた、表示ランプを複数個（たとえば１０個）
備え、入賞玉数に応じて表示ランプを選択的に点灯させ
るような表示器としてもよい。　第２図を参照して、遊
技盤２２の裏面には、可変入賞球装置１２、始動玉入賞
装置１４、サイドランプ５２ａ、５２ｂおよびアウト玉
入口３６等の裏面側が現われている。始動玉入賞装置１
４の裏面側には、入賞したパチンコ玉を検出するための
始動入賞玉検出スイッチ２４が備えられている。また、
可変入賞球装置１２に関連して、可変入賞球装置１２の
入賞孔へ入賞した全パチンコ玉を検出するための１０カ
ウント検出スイツチ５６が設けられている。

なお、第２図において、５８は景品玉タンク、６０は景
品玉払出装置、６２は入賞玉処理器であり、これらのも
のは、遊技盤１２の後方（裏面側）に備えられた機構板
（図では省略されている）に備えられているものである
。また、操作ハンドル４８（第１図参照）に対応して、
裏面側には、打球モータ６４、打球杆６６を含む打球装
置６８が設けられている。

第５図および第６図は、それぞれ、第３図および第４図
に対応させて描いた斜視図であって、可変入賞球装置１
２の構成を説明するために、その裏面側の構造について
も一部点線で描いたものである。第７図は、可変入賞球
装置１２を裏面側から見た図である。

次に、第３図ないし第７図を参照して、可変入賞球装置
１２は、遊技盤２２の盤面にほぼ面一に取付けられる取
付基板７０を有する。取付基板７０のほぼ中央部には入
賞孔１８があけられ、その左右両側には作動部材１６ａ
および１６ｂが設けられている。作動部材１６ａおよび
１６ｂは、それぞれ、玉受棚兼玉通路７２ａ、７２ｂを
備えており、この部分によって落下してくるパチンコ玉
が受止められ、内側に導かれるようになっている。

そのため、該玉受棚兼玉通路７２ａ、７２ｂは、それぞ
れ、内側に向かって緩く下がるように、傾斜がつけられ
ている。

取付基板７０には、作動部材１６ａおよび１６ｂの下側
に、２個の入賞孔２６ａおよび２６ｂが形成され、かつ
、それに対応して取付基板７０の前面には入賞球誘導路
７４ａ、７４ｂが取付けられている。さらに、入賞上誘
導路７　（ａと入賞上誘導路７４ｂとの間は、パチンコ
玉が通過することのできる隙間があけられ、ここは無効
玉通過通路２８とされている。すなわち、可変入賞球装
置１２に入賞したパチンコ玉のうち、成る割合でパチン
コ玉は入賞孔１８，２６ａまたは２６ｂへ入賞せず、こ
の無効玉通過通路２８を通って下方へ落下するようにな
っている。

なお、この実施例では、可変入賞球装置１２の真下に、
複数の障害釘７８を介して始動玉入賞装置１４が設けら
れている。このため、無効玉通過通路２８を通って下方
へ落下するパチンコ玉は、かなり高い確率で始動玉入賞
装置１４へ入賞することができる。したがって、遊技者
にとっては、可変入賞球装置１２へ入賞したパチンコ玉
が入賞孔１８，２６８または２６ｂへ入賞せず、無効玉
通過径路２８を介して下方へ落下しても、その落下する
パチンコ玉によってさらに有利な価値が与えられる可能
性があるため、より面白みのある装置になっている。

なお、この実施例のような無効玉通過経路２８は可変入
賞球装置１２にとって必ず必要というわけではなく、無
効玉通過経路２８を備えない可変入賞球装置であっても
よい。

可変入賞球装置１２は、さらに、作動部材１６ａ、１６
ｂのそれぞれ上側に設けられた入賞ガイド部材８０ａ、
８０ｂおよびその間に配置された入賞上振分部材８２を
有する。入賞ガイド部材８０ａ、８０ｂは、上方から可
変入賞球装置１２へ入賞しようとするパチンコ玉を成る
程度制限するとともに、第３図に示すように、パチンコ
玉の流れに変化を与えるための部材である。一方、入賞
上振分部材８２は、入賞ガイド部材８０ａ、８０ｂの間
から入賞するパチンコ玉を振分け、該パチンコ玉がその
まま真直ぐ下方に落下して、無効玉通過経路２８へ落人
するのを防止するとともに、パチンコ玉の流れに変化を
与えて、入賞孔１８゜２６ａまたは２６ｂのいずれかだ
けにパチンコ玉が片寄って入賞しないように変化をつけ
るためのものである。入賞上振分部材８２は、上記目的
を充分に達成できるように取付基板７０に、支軸８４に
よって揺動自在に取付けられている。

なお、入賞ガイド部材８０ａ、８０ｂおよび入賞上振分
部材８２の正面側には、それぞれ、装飾板ｇ５ａ、８６
ｂおよび８８が取付けられている。

また、入賞上誘導路７４　ａ、　　７４　ｂの正面側に
も、両者に共通の装飾板９０が取付けられている。

なお、この実施例では、入賞上振分部材８２は、取付基
板７０に揺動自在に取付け、落下するパチンコ玉が入賞
上振分部材８２にぶつかることにより、入賞上振分部材
８２が自然に揺れて、パチンコ玉の落下方向が振分けら
れるようにしたが、これに換え、入賞上振分部材８２は
次のように構成することもできる。すなわち、入賞上振
分部材８２が備えられた取付基板７０の裏面側に、入賞
上振分部材８２と連結された駆動源（たとえばモータお
よびリンク機構）を設け、該駆動源によって入賞上振分
部材８２がパチンコ玉の落下に関係なく一定の振分は動
作（たとえば揺動）をするように構成してもよい。

次に、第７図を主として参照して、かつ、第５図および
第６図を必要に応じて参照しながら、可変入賞球装置１
２の裏面側の構造について説明をする。

取付基板１２の裏面側で、各入賞孔１ｇ、２６ａおよび
２６ｂに対応して、それぞれ、入賞玉誘導樋９２，９４
ａおよび９４ｂが設けられている。

さらに、各入賞孔１ｇ、２６ａまたは２６ｂへ入賞した
パチンコ玉は、各入賞玉誘導樋９２，９４ａまたは９４
ｂに導かれて所定の位置から落下するが、それらパチン
コ玉は、入賞上集合樋９６によって集められ、入賞玉誘
導樋９８によって所定の場所へ導かれるようにされてい
る。入賞上集合樋９６と入賞玉誘導樋９８との継目部分
には、１０カウント検出スイツチ５６が備えられている
。

したがって、１０カウント検出スイツチ５６は、可変入
賞球装置１２の各入賞孔１８，２６ａおよび２６ｂへ入
賞した全パチンコ玉を検出することができる。

なお、この実施例では、１０カウント検出スイツチ５６
は、入賞玉集合樋９６の下流端に１個設けた構成したが
、入賞孔１ｇ、２６ａおよび２６ｂにそれぞれ検出スイ
ッチを設け、それら検出スイッチの出力を加算するよう
にしてもよい。

取付基板７０の裏面側には、該取付基板７ｏがら一定の
間隔を隔ててソレノイド１００が設けられている。なお
、図では、ソレノイドの取付部材等は省略されている。

ソレノイド１００のプランジャには、左右に２つの係合
長孔１０２ａ、１０２ｂを宵する駆動部材１０４が結合
されている。

そして、係合長孔１０２ａと作動部材１６ａとの間およ
び係合長孔１０２ｂと作動部材１６ｂとの間が、ソレノ
イド１００を中心に左右対称な、次のようなリンク機構
によって連結されている。すなわち、係合長孔１０２ａ
および１０２ｂには、それぞれ、第１リンク部材１０６
ａおよび１０６ｂの一端が連結されている。第１リンク
部材１０６ａおよび１０６ｂは、ともに、たとえば第６
図に示すように、平面側（上側）から見た形状がＬ字状
をした部材である。第１リンク部材１０６ａおよび１０
６ｂの各他端には、それぞれ、長手状の第２リンク部材
ＩＱ８ａおよび１０８ｂの一端が連結されている。第２
リンク部材１０８ａおよび１０８ｂは、裏面側から見る
と、第７図に示すように、ソレノイド１００を中心に、
ハ字状に開くように配置されている。そして、第２リン
ク部材１０８ａおよび１０８ｂの各他端、すなわち下方
端には、それぞれ、リンク部材の長さ方向に延びる係合
長孔１１０ａおよび１１０ｂが形成され、ここに係合ピ
ン１１４ａおよび１１４ｂが、れぞれ係合されている。

係合ピン１１４ａおよび１１４ｂは、それぞれ、作動部
材１６ａおよび１６ｂに固着され、作動部材１６ａおよ
び１６ｂから後方に垂直に突出する各ガイドボス１１２
ａおよび１１２ｂの後端に形成されたものである。さら
に、第２リンク部材１０８ａおよび１０８ｂの長さ方向
はぼ中央部には、それぞれ、スプリング固定部１１６ａ
および１１６ｂがそれぞれ形成されている。そして、こ
こに、復帰スプリング１１８の各端部がそれぞれ取付け
られ、第２リンク部材１゜８ａおよび１０８ｂは、復帰
スプリング１１８の張力によって互いに寄り合うように
力が加えられている。

上記実施例では、ガイドボス１１２ａおよび１２ｂは、
円柱状の部材であるが、長手の板状部材等としてもよい
。

なお、取付基板７０には、ガイドボス１１２ａおよび１
１２ｂがそれぞれ挿通されるガイド長孔１２０ａおよび
１２０ｂが形成されている。これらガイド長孔１２０ａ
および１２０ｂは、第７図に示すように、作動部材１１
６ａおよび１１６ｂの摺動方向に延びる長孔である。

ソレノイド１００のオン、オフに伴う動作は、次のよう
になる。ソレノイド１００がオン状態では、第７図に示
すように、駆動部材１０４が下方位置になり、復帰スプ
リング１１８の張力に抗して、第１リンク部材１０６ａ
、１０８ｂおよび第２リング部材１０８ａ、１０８ｂは
両側へ開き、したがって作動部材１６ａおよび１６ｂは
、それぞれ、両側へ開くように摺動される。他方、ソレ
ノイド１００がオフ状態では、駆動部材１０４が上方へ
動くとともに、第２リンク部材１０８ａおよび１０８ｂ
が復帰スプリング１１８によって互いに近づくように引
張られるので、作動部材１６ａおよび１６ｂは互いに寄
り合うように中心に向かって摺動する。

第８図、第９図および第１０図は、始動玉入賞装置１４
の構成を説明するための図である。より詳しくは、第８
図は、始動玉入賞装置１４を背面側から見た分解斜視図
、第９図は遊技盤２２に取付けられた状態で、かつ、蓋
体３２ａが閉じた状態の側面断面図、第１０図は、遊技
盤２２に取付けられた状態で、蓋体３２ａが開いた状態
の側面断面図である。

第８図ないし第９図を参照して、始動玉入賞装置１４は
、遊技盤２２の盤面に取付けられる取付基板１２２を有
し、該取付基板１２２の正面側中央部にはほぼパチンコ
玉１個分突出した第１の始動上入賞口２０が形成され、
取付基板１２２の裏面側から後方へ突出する入賞したパ
チンコ玉を後方に導くための入賞玉誘導樋１２４が設け
られている。第１の始動上入賞口２０の両側には第２の
始動上入賞口３０ａおよび３０ｂが形成されている。第
２の始動上入賞口３０ａおよび３０ｂには、それぞれ、
取付基板１２２の裏面側から蓋体３２ａ、３２ｂが回動
自在に係合され、止め板１２６によって止められている
。そして、その後側から回動規制部材１２８が回動自在
に装着され、それを覆って裏カバーボックス１３０が取
付けられ、裏カバーボックス１３０の裏面側に回動自在
に開閉作動部材１３２が係合され、裏カバー板１３４が
取付けられている。

より詳しく説明する。蓋体３２ａおよび３２ｂは、それ
ぞれ、入賞玉状導板１３６ａ、１３６ｂと、両側縁から
後方に（第８図では上方に）突出する玉ガイド片１３８
ａ、１３８ｂと、開閉規制板１４０ａ、１４０ｂと、回
動支持ピン１４２　ａ。

１４２ｂとを含んでいる。開閉規制板１４０　ａ。

１４０ｂには、それぞれ、段差部１４４ａ、１４４ｂが
設けられている。回動規制部材１２８は支軸１４６を含
み、該支軸１４６の両側に、蓋体３２ａおよび３２ｂに
対応する回動保持片１４８　ａ。

１４８ｂが固着されている。すなわち、回動保持片１４
８ａおよび１４８ｂは、支軸１４６とともに一体的に回
動する。なお、各回動保持片１４８ａおよび１４８ｂに
は、その後方に動作上必要な重り１５０ａ、１５０ｂが
それぞれ取付けられている。開閉作動部材１３２は、支
軸１５２を備え、該支軸１５２の中央部に、中心部に対
して対称形の１対の作動片１５４ａおよび１５４ｂを備
えている。各作動片１５４ａおよび１５４ｂは、それぞ
れ、支軸１５２に対して個別に回動可能にされている。

作動片１５４ａおよび１５４ｂには、それぞれ９、押挙
げ片部１５６ａ、１５６ｂと、歪感知突起１５８ａ、１
５８ｂとが含まれている。

次に、第９図および第１０を主として参照して、始動玉
入賞装置１４の動作について説明をする。

なお、以下の動作説明においては、第２の始動上入賞口
３０ａについて説明するが、第２の始動上入賞口３０ｂ
の動作も同様である。

始動玉入賞装置１４の第２の始動上入賞口３゜ａは、常
時は、第９図に示すように、蓋体３２ａによってその入
口が塞がれた状態になっている。

これは、蓋体３２ａの開閉規制板１４０ａに設けられた
段差部１４４ａに回動規制部材１２８の回動保持片１４
８ａの先端が係合しており、蓋体３２ａは取付基板１２
２に対して前方側に回動することができないからである
。

パチンコ玉が第１の始動上入賞口２ｏへ入賞すると、入
賞したパチンコ玉は始動玉入賞装置１４内を通って遊技
盤２２の裏面側に導がれる。このとき、該入賞したパチ
ンコ玉は、開閉作動部材１３２の歪感知突起１５８ａお
よび１５８ｂを一緒に押下げながら、遊技盤２２の裏面
側へ落下する。

すなわち、開閉作動部材１３２は、パチンコ玉の重みに
よって、支軸１５２を中心に第９図の矢印１６０方向に
回動される。そのため、開閉作動部材１３２の押上げ片
部１５６ａが蓋体３２ａの玉ガイド片１３８ａを押上げ
、開閉規制板１４０ａの段差部１４４ａと回動保持片１
４８ａの先端との係合が外れ、蓋体３２ａは回動支持ピ
ン１４２ａを中心に前方に回動し、第２の始動上入賞口
３０ａがパチンコ玉を受入可能になる。

次に、第１０図に示すように、パチンコ玉を受入可能に
なった第２の始動入賞口３０ａにパチンコ玉が落下して
くると、該パチンコ玉は蓋体３２ａで受止められ、入賞
玉状導板１３６ａで後方に導かれる。そして、パチンコ
玉が入賞玉状導板１３６ａの上を転がり落ちるとき、該
パチンコ玉の重みにより蓋体３２ａは回動支持ピン１４
２ａを中心に回動し、元の開成状態になる。と同時に、
作動片１５４ａの押し上げ片部１５６ａが蓋体３２の玉
ガイド片１３８ａによって押下げられ、第９図に示す状
態に戻る。さらに、蓋体３２ａの開閉規制板１４０ａに
沿って回動保持片１４８ａが振れ、回動規制板１４０ａ
の段差部１４４ａと回動保持片１４８ａの先端とが係合
した状態で停止する。

なお、蓋体３２ａは、蓋体３２ｂとは独立して、独自に
閉成する。すなわち、第２の始動圧入賞口３０ａおよび
３０ｂに設けられた蓋体３２ａおよび３２ｂは、パチン
コ玉が第１の始動玉入賞口２０へ入賞することにより一
緒に開成するが、閉成時は、第２の始動圧入賞口３０ａ
にパチンコ玉が入賞したことにより蓋体３２ａが閉じ、
また、第２の始動玉入室ロ３０ｂヘパチンコ玉が入賞し
たことにより蓋体３２ｂが閉じるという構造、すなわち
両者は別々に閉じる構造になっている。

第１１図は、この発明の一実施例に係るパチンコ遊技機
１０の動作制御のための制御回路ブロック図である。

次に、第１図ないし第４図および第１１図を主として参
照して、パチンコ遊技機１０の動作について説明をする
。

遊技盤２２に打込まれたパチンコ玉が第１の始動玉入賞
口２０へ入賞すると、始動入賞玉検出スイッチ２４がオ
ンし、その出力は入力タイマ回路１６２に与えられ、入
力タイマ回路１６２は、所定時間、たとえば３０秒間ハ
イレベル信号を導出する。このハイレベル信号は２人力
アンドゲート１６４の一方入力として与えられる。アン
ドゲート１６４の他方入力には、クロック発生回路１６
６で発生されたクロックパルスが分周回路１６８で分周
されて、所定の周波数にされて与えられている。したが
って、アンドゲート１６４がらは所定の周波数のパルス
信号がソレノイドドライバ１７０に与えられる。よって
、ソレノイド１００は上記パルス信号の周期でオンオフ
され、可変入賞球装置工２の作動部材１６ａおよび１６
ｂが開閉動作を繰り返す。

入力タイマ回路１６２の出力は、また、表示駆動回路１
７２および音発生回路１７４に与えられ、サイドランプ
５２ａ、５２ｂが点灯され、スピーカ４６から効果音が
出力される。

なお、表示駆動回路１７２および／または音発生回路１
７４の前段に２人力アンドゲートを設け、該アンドゲー
トの一方入力端に入力タイマ回路工６２の出力を与え、
他方入力端に分周回路１６８の出力を与えるようにし、
サイドランプ５２ａ。

５２ｂが常時点灯するのではなく、点滅を繰返す状態に
したり、スピーカ４６から出力される音が断続的に出力
されるような構成としてもよい。

可変入賞球装置１２が遊技者にとって有利な第１の状態
では、可変入賞球装置１２の入賞孔１８゜２６ａまたは
２６ｂに比較的高い確率でパチンコ玉が入賞する。該入
賞孔１８ａ、２６ａおよび２６ｂへ入賞したパチンコ玉
は、前述したように、すべて１０カウント検出スイツチ
５６によって検出される。この検出出力は、入力タイマ
回路１６２のセット出力でリセットされた１０カウント
回路１７６でカウントされる。そして、そのカウント出
力は表示駆動回路１７８に与えられ、１０カウント表示
器５４でその数、すなわち可変入賞球装置１２への入力
玉数が表示される。

また、１０カウント回路１７６のカウント値が、たとえ
ば「１０」になったとき、１０カウント回路１７６から
入力タイマ回路１６２に対してセット解除信号が与えら
れる。応じて人力タイマ回路１６２はセット解除され、
その出力はローレベルに反転する。

このように、この実施例では、入力タイマ回路１６２が
ハイレベル信号を導出する期間、すなわち可変入賞球装
置１２を遊技者にとってを利な第１の状態にしておくこ
とのできる１回の期間を、３０秒間経過するかまたは可
変入賞球装置１２に１０個のパチンコ玉が入賞するかの
いずれか早い方の期間が満了するまでとし、可変入賞球
装置１２が１回第１の状態になっている期間中に、可変
入賞球装置１２に入賞可能なパチンコ玉数を制限し、パ
チンコ遊技機ごとに遊技者が獲得できる賞品工数をでき
るだけ均等にするように考慮されている。

制御回路には、さらに、次のような回路を、必要に応じ
て付加してもよい。すなわち、始動玉検出スイッチ２４
の出力が当られる記憶回路１８０、該記憶回路１８０の
出力が与えられる記憶値表示駆動回路１８２および表示
器１８４を設けてもよい。このような記憶回路１８０等
を設けることにより、次のような効果が生じる。すなわ
ち、上記実施例の回路だけの場合は、可変入賞球装置１
２が遊技者にとって有利な第１の状態の期間中に始動玉
入賞装置１４のいずれかの入賞口にパチンコ玉が入賞す
ると、始動入賞玉検出スイッチ２４がオンし、入力タイ
マ回路１６２が再セットされるので、その時点から可変
入賞球装置１２は３０秒間またはパチンコ玉が１０個入
賞するまでの間第１の状態になる。ところが、記憶回路
１８０を追加し、入力タイマ回路１６２がハイレベル信
号を導出している期間中にあった始動入賞玉検出スイッ
チ２４のオン信号を記憶させておき、入力タイマ回路１
６２の出力がローレベルになった後に、記憶回路１８０
に「１」以上の記憶値がある場合、その出力に基づいて
入力タイマ回路１６２を再セットし、かつ、記憶回路１
８０の記憶値を「−１」するようにすれば、可変入賞球
装置は、その第１の状態の期間が満了していない、すな
わち、３０秒経過前または、入賞玉数が１０個未満であ
るにもかかわらず、次の第１の状態へ移るという事態か
なくなり、可変入賞球装置は、その第１の状態を満了す
ることができ、さらにその後、再度可変入賞球装置１２
を第１の状態に駆動制御できる。

また、その記憶回路１８０の記憶値を表示器１８４で表
示するようにすれば、遊技者は可変入賞球装置１２があ
と何回節１の状態になるかを知ることができ、遊技に致
する面白みが増加するという利点もある。

第１２図は、この発明の第２の実施例のパチンコ遊技機
１８６の正面図である。第２の実施例のパチンコ遊技機
１８６の特徴は、前述したパチンコ遊技機１０の始動玉
入賞装置１４に代えて、遊技盤２２上に散らばって配置
された３つの始動玉入賞口１ｇ８．１９０ａおよび１９
０ｂを設けたことである。このうち、参照番号１８８が
第１の始動玉入賞口であり、これは第１の実施例の第１
の始動玉入賞口２０と対応するものである。そして、残
りの入賞口１９０ａおよび１９０ｂが第２の始動玉入賞
口であって、これは第一１の実施例の第２の始動玉入賞
口３０ａおよび３０ｂに対応するものである。なお、こ
の実施例では、第２の始動玉入賞口１９０ａおよび１９
０ｂには蓋体等は設けられておらず、通常の状態でもパ
チンコ玉が入賞可能にされている。

なお、第１２図において、パチンコ遊技機１８６のその
他の構成部分は、第１の実施例に係るパチンコ遊技機１
０と同様であり、同一または相当する部分には同一の番
号を付し、ここでの説明は省略する。

第１３図は、パチンコ遊技機１８６の背面図である。第
１３図においても、第１の実施例にかかるパチンコ遊技
機１０と同一部分には同一の番号が付されている。

第１３図を参照して、遊技盤２２の裏面であって、各始
動玉入賞口１８ｇ、１９０ａおよび１９０ｂに対応して
、それぞれ、第１の始動入賞玉検出スイッチ１９２、第
２の始動入賞玉検出スイッチ１９４ａおよび第２の始動
入賞玉検出スイッチ１９４が設けられている。これら各
始動入賞玉検出スイッチは、対応する始動玉入賞口へ入
賞したパチンコ玉を検出するためのものである。

この実施例の特徴は、第１の実施例が第２の始動玉入賞
口３０ａおよび３０ｂを蓋体３２ａおよび３２ｂによっ
て覆われたパチンコ玉が入賞できない状態と、蓋体３２
ａおよび３２ｂが開いたパチンコ玉が入賞できる状態と
に分けて、始動玉入賞口の数を増減させるようにしてい
たのに代え、第２の始動玉入賞口１９０ａおよび１９０
ｂに係る第２の始動入賞玉検出スイッチ１９４ａおよび
１９４ｂを、選択的に、能動状態と不能動状態とに制御
し、始動玉入賞口の増減を図るようにしたことである。

第１４図は、パチンコ遊技機１８６の制御回路の一例を
示すブロック図である。

次に、第１２図ないし第１４図を参照して、第２の実施
例に係るパチンコ遊技機１８６の制御動作について説明
をする。

パチンコ玉が第１の始動玉入賞口１８８へ入賞すると、
第１の始動入賞玉検出スイッチ１９２がオンし、Ａ入力
タイマ回路１９６からハイレベル信号が導出され、その
信号はオアゲート１９８、アンドゲート１６４を介して
ソレノイド駆動回路１７０に与えられ、ソレノイド１０
０が分周回路１６８から出力される周波数のタイミング
でオンオフされる。すなわち、可変入賞球装置１２が遊
技者にとって有利な第１の状態にされる。アンドゲート
１６４の出力は、音発生回路１７４にも与えられ、スピ
ーカ４６から効果音が出力される。

第１の始動入賞玉検出スイッチ１９２の出力は、また、
保持回路２００に与えられ、保持回路２００から導出さ
れるハイレベル信号に基づいて、表示駆動回路１７２ａ
および１７２ｂは、それぞれサイドランプ５２ａおよび
５２ｂを点灯させる。

また、保持回路２００の出力は、２入力アンドゲート２
０２の一方入力端子に与えられる。

可変入賞球装置１２が第１の状態では、パチンコ玉は比
較的高い確率で入賞孔１８．２６ａまたは２６ｂへ入賞
する。そして、入賞した全パチンコニは、１０カウント
検出スイツチ５６で検出され、その検出値１０カウント
回路１７６で計数される。１０カウント回路１７６は、
オアゲート１９８のハイレベル出力によってリセットさ
れるため、可変入賞球装置１２が遊技者にとってを利な
第１の状態になったときからのパチンコ玉数を計数する
。そして、その計数値は１０カウント表示回路７８に与
えられ、１０カウント表示器５４に表示されて、遊技者
に認識可能にされる。

１０カウント回路１７６の計数値が「１０」になった場
合には、１０カウント回路１７６から出力が導出され、
Ａ入力タイマ回路および後述するＢ入力タイマ回路のセ
ットが解除され、六入カラ４フ ローレベルに反転する。Ａ入力タイマ回路１９６は、前
述した第１の実施例の入力タイマ回路１６２と同様に、
３０秒間信号をハイレベルに保つタイマ回路である。し
たがって、Ａ入力タイマ回路１９６の出力は、可変入賞
球装置１２が遊技者にとって有利な第１の状態になって
から、３０秒が経過するまでまたは可変入賞球装置１２
にパチンコ玉が１０個入賞するまでのいずれか短い方の
期間が満了したとき、セットが解除され、その出力がロ
ーレベルになる。

次に、遊技盤１２を落下するパチンコ玉が、第２の始動
上入賞口１９０ａまたは１９０ｂへ入賞すると、第２の
始動入賞玉検出スイッチ１９４ａまたは１９４ｂがオン
する。この出力は、保持回路２０４ａおよび２０４ｂに
与えられるとともに、オアゲート２０６を介してアンド
ゲート２０２の他方入力端子に与えられる。パチンコ玉
が前もって第１の始動上入賞口１８８へ入賞している場
合は、アンドゲート２０２の一方入力端子には、前述し
たように、保持回路２００からのハイレベル信号が与え
られているので、第２の始動入賞玉検出スイッチ１９４
ａまたは１９４ｂのオンに応答して、アンドゲート２０
２からハイレベル信号が導出され、Ｂ入力タイマ回路２
０１１１がセットされる。したがって、Ｂ人力タイマ回
路２０８からハイレベル信号が導出され、六入カラ４フ
６から出力が導出されるときと同様に、ソレノイドｌＯ
Ｏが励磁されて、可変入賞球装置１２は遊技者にとって
を利な第１の状態になる。

このように、パチンコ玉が第１の始動上入賞口１８８に
入賞後に第２の始動上入賞口１９０ａまたは１９０ｂに
入賞した場合、第２の始動入賞玉検出スイッチ１９４ａ
および１９４ｂの出力が有効に作用するように構成され
ている。

第２の始動上入賞口１９０ａおよび１９０ｂの両方にパ
チンコ玉が入賞した場合、保持回路２０４ａおよび２０
４ｂからハイレベル信号が導出され、その信号はアンド
ゲート２１０を介して保持回路２００にセット解除信号
として与えられる。

このように、第２の始動入賞玉検出スイッチ１９４ａお
よび１９４ｂは、第１の始動入賞玉検出スイッチ１９２
によって有効化された後、双方の入賞口にパチンコ玉が
入ることにより無効化されるようになっている。したが
って、第１の始動上入賞口１８８にパチンコ玉が入賞す
ることにより、第２の始動上入賞口１９０ａおよび１９
０ｂがー定期間宵効に機能するので、始動玉入賞口を増
加させ得ることになる。

なお、第１４図の回路においても、第１１図で説明した
回路と同様に、記憶回路等を設け、必要に応じて始動入
賞玉検出スイッチの出力を記憶させ、利用するようにし
てもよい。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、可変入賞球装置を動
作させるための入賞口を増減でき、これまでの弾球遊技
機と異なる制御動作が可能な、新しい面白みのある弾球
遊技機を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の第１の実施例のパチンコ遊技機１
０の正面図である。 第２図は、パチンコ遊技機１０の背面図である。 第３図および第４図は、可変入賞球装置１２の動作を説
明するための図であり、第３図は可変入賞球装置１２が
遊技者にとって不利な第２の状態のとき、第４図は可変
入賞球装置１２が遊技者にとって有利な第１の状態のと
きを示す。 第５図および第６図は、それぞれ、第３図および第４図
に対応して描いた可変入賞球装置１２および始動玉入賞
装置１４の斜視図である。 第７図は、可変入賞球装置１２および始動玉入賞装置１
４の背面図である。 第８図は、始動玉入賞装置１４の背面側から見た分解斜
視図である。 第９図および第１０図は、始動玉入賞装置１４の動作を
説明するための側面断面図である。 第１１図は、パチンコ遊技機１０の制御回路の一例を示
すブロック図である。 第１２図は、この発明の第２の実施例に係るパチンコ遊
技機１８６の正面図である。 第１３図は、パチンコ遊技機１８６の背面図である。 第１４図は、パチンコ遊技機１８６の制御回路の一例を
示すブロック図である。 図において、１０，１８６はパチンコ遊技機、１２は可
変入賞球装置、１４は始動玉入賞装置、１６ａ、１６ｂ
は作動部材、１８，２６ａ、２６ｂは入賞孔、２０は第
１の始動玉入賞口、２４は始動入賞玉検出スイッチ、２
８は無効玉通過経路、３０ａ、３０ｂは第２の始動玉入
賞口、３２ａ。 ３２ｂは蓋体、１８８は第１の始動玉入賞口、１９０ａ
、１９０ｂは第２の始動玉入賞口、１９２は第１の始動
入賞玉検出スイッチ、１９４ａ、１９４ｂは第２の始動
入賞玉検出スイッチを示す。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）遊技盤に設けられた可変入賞球装置を含む弾球遊
   技機であって、 前記遊技盤に設けられ、遊技玉が通過することにより前
   記可変入賞球装置を遊技者にとって有利な状態にする第
   １の通過領域と、 前記遊技盤に設けられ、前記第１の通過領域を遊技玉が
   通過したことに応じて能動状態にされ、遊技玉が通過す
   ることにより前記可変入賞球装置を遊技者にとって有利
   な状態にすることのできる第２の通過領域とを含む、弾
   球遊技機。
2. （２）前記第１の通過領域は、遊技玉を検出する第１の
   玉センサを含み、 前記第２の通過領域は、前記第１の玉センサの出力に応
   じて能動化される第２の玉センサを含む、特許請求の範
   囲第１項記載の弾球遊技機。
3. （３）前記第２の通過領域は、その入口に設けられ、入
   口を開いて遊技玉が通過領域を通過可能な開成状態と、
   入口を塞いで遊技玉が通過領域を通過不可能な閉成状態
   とに開閉する蓋体を含み、前記第１の通過領域は、 前記蓋体に連結された作用杆であって、遊技玉が通過す
   るときに、該通過する遊技玉の自重によって動作し、前
   記蓋体を開成させる作用杆を含む、特許請求の範囲第１
   項記載の弾球遊技機。
4. （４）前記蓋体は、前記第２の通過領域を遊技玉が通過
   することに応じて、開成状態から閉成状態に変化するよ
   うに、前記第２の通過領域に設けられた作用突片を含む
   、特許請求の範囲第３項記載の弾球遊技機。
5. （５）前記第２の通過領域が能動状態 になったことに応じて動作する報知手段をさらに含む、
   特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれかに記載の
   弾球遊技機。
6. （６）前記報知手段は、視覚的もしくは聴覚的な態様の
   いずれか一方または両方の態様で報知動作をする報知手
   段である、特許請求の範囲第５項記載の弾球遊技機。