JPS6370583A - ガリウム砒素ホ−ル素子 - Google Patents

ガリウム砒素ホ−ル素子

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JPS6370583A
JPS6370583A JP61214139A JP21413986A JPS6370583A JP S6370583 A JPS6370583 A JP S6370583A JP 61214139 A JP61214139 A JP 61214139A JP 21413986 A JP21413986 A JP 21413986A JP S6370583 A JPS6370583 A JP S6370583A
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JP
Japan
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semi
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Pending
Application number
JP61214139A
Other languages
English (en)
Inventor
Goro Asari
浅利 悟郎
Shoki Sakurai
桜井 昭喜
Norihito Nakazawa
伯人 中沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N52/00Hall-effect devices
    • H10N52/101Semiconductor Hall-effect devices

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  • Hall/Mr Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体材料を主な構成物質とするイオン注入
技術を使用した磁界検出用ホール素子に関するものであ
る。
[従来の技術] ガリウム砒素等の半絶縁性基板を出発材料とするホール
素子は磁界検出部となる半導体能動層を形成するのに、
主として以下のような工程でなされる。即ち半絶縁性基
板表面の一部を能動層に変換する為にイオン注入法によ
り、例えば、Sビ等の不純物イオンを半絶縁性基板表面
に導入する0次に不純物イオン打込層の結晶性回復と不
純物イオンの活性化を図る為にアニール工程が施される
。アニールは通常、電気炉中で800〜850℃、15
〜30分間窒素雰囲気でなされるが、イオン注入された
基板表面は、アニール中に、基板表面から砒素原子の解
離蒸発を防ぐ目的で予じめシリコン窒化膜等の保護膜が
付着させられる。
アニール時の砒素解離を防ぐ方法として保護膜を用いず
に7ニール雰囲気に砒素、あるいはアルシン(AJ3)
を含ませる方法もあるが、アルシンは有害物質であり、
アニール処理後の雰囲気ガス置換に長時間を要し、また
処理ガス後処理装置を必要とする。また砒素自体や砒素
を含む物質を用いてアニール雰囲気の砒素分圧を高める
方法は特別の治具を必要としたり、封管法にする必要が
あり、何れも保護膜を用いた窒素雰囲気の開管法による
アニールに比べ生産性に於て劣っている。
[発明の解決しようとする問題点] 上記のような従来技術、即ち半絶縁性ガリウム砒素基板
に例えば、120KVの加速電圧で。
5 X 1012/ cm2のドーズ量でシリコンを注
入し、 5i3Ns等の保護膜を基板に付着後、窒素中
で800℃30分間の熱処理(アニール処理)の後形成
された能動層のシート抵抗は通常400〜800Ω/口
の値を示す、このような最大値と最小値の比が2倍を越
す大きなバラツキはホール素子の応用回路上許容される
範囲を越えており、実際には抵抗値を細かく区分けし、
選別して使用されているが、生産性が良いとは言えない
、このようなバラツキと同様にしてホール素子の出力電
圧に同様のバラツキを生ずる。この原因は、ガリウム砒
素基板結晶が完全ではなく、育成時の組成比の変動や、
C、M n 、 Cu等の残留不純物、Cr等の基板を
半絶縁化する為の導入不純物、あるいは転位9点欠陥の
影響とされいるが、完全に除く事は達成されていない。
このような能動層の特性バラツキへの影響を低減する方
法としてイオン注入のドーズ量を増加させ導入不純物の
ピーク濃度を大きくして、相対的にバラツキの程度を減
らす事ができるが、以下に記す理由でバラツキが払拭さ
れない。
注入イオンを活性化するアニール処理に於て、表面保a
4膜とガリウム砒素基板の熱膨張係数が異なる為、熱応
力が基板に働き注入イオンが異常拡散する事が知られて
いる0例えば、5i3Nsの熱膨張係数は2 X 10
−6/℃〜3X10−6/℃であり、ガリウム砒素のそ
れは5 X 10−6/℃である。第3図12は注入イ
オンが異常拡散した場合のガリウム砒素基板中のキャリ
ア濃度分布例である。第3図1Oは異常拡散がない場合
の分布例である。注入イオンが異常拡散した場合は、熱
応力が基板面内で一様でない為、特性バラツキの一因と
なっている。またガリウム砒素基板表面は砒素原子の解
離蒸発が完全には抑制されず、アニール処理や他の熱処
理工程、例えば5i3Ni保護膜付着工程を経ると変成
し表面のキャリア1度が増加する享が知られており、第
3図11に示されるようなキャリア濃度分布になる。こ
れもバラツキの原因となる。
[問題を解決するための手段] 本発明は以上の問題点に鑑みてなされたもので、半絶縁
性ガリウム砒素等の基板に不純物をイオン注入された能
動層を有するホール素子であって、注入不純物分布のテ
イルに近い深い部分、及び表面に近い浅い部分が、半絶
縁性基板の残留不純物、転位9点欠陥、注入不純物の異
常拡散、あるいは基板表面の熱変成等のバラツキによっ
て能動層の特性バラツキが大きくなるのを低減させるよ
うに構成されたホール素子を提供することを目的とする
ものである。
即ち、本発明に係るホール素子は、半絶縁性半導体基板
に電気的に活性となる不純物イオンの注入によって形成
された能動層と、該能lh層を深さ方向に挟むように形
成され、且つ該能動層に接触するように形成され、電気
的に不活性でキャリアトラップとなる不純物を導入した
層を有するホール素子を提供するものである。
第1図(a)は、本発明によるホール素子の断面構造を
示している。半絶縁性半導体基板1の主表面の所定領域
に電気的活性な能動層である領域4および該領域4の端
面に接するように外部への接続部2を形成する。能動層
である領域4はP型あるいはN型の半導体となるように
形成され、一方領域2は領域4と同じ導電型であって、
通常領域4より高濃度の不純物を有し、低抵抗となるよ
うに形成される0次に領域4に接触して、且つ領域4よ
り深い部分、および領域4に接触して、且つ領域4より
浅い部分にキャリアトラップ領域3および5をそれぞれ
設ける。
[作 用] 本発明に於てキャリアトラップ層3および5は、第4図
(a)の14に示されるような異常拡散による不純物分
布の裾野の広がりや1表面変性層によるキャリア濃度の
持ち上がりを払拭させようとするものである。すなわち
、第4図13および15に示すように電気的に不活性で
且つキャリアトップとなる不純物を注入、13および1
5のような分布をさせる事により、正味のキャリア濃度
分布を第4図(b)に示されるように形成させる。この
ようにすることによって、異常拡散による分布の広がり
や表面変成層による影響のバラツキがあったとしても、
その部分はキャリアトラップ層によって減殺され、正味
のキャリア分布は殆んど変化がない、さらに基板の残留
不純物や点欠陥の影響は不純物分布の裾野程大きくなる
が、これも上と同じ効果で正味のキャリア分布への影響
は減らされる。また、ホール素子の感度はキャリア濃度
と能動層厚みに反比例する事は周知であるが、上記の構
造によって感度の向上も同時に達成される。
[実施例] 次に第2図に従って本発明のホール素子を形成する手段
を説明する。半絶縁性ガリウム砒素基板lの主表面に外
部接続用低抵抗領域2をイオン注入法によって形成する
。この時感光樹脂層6がイオン注入のマスクとなり、領
域2が選択的にイオン注入される。開口部7は写真蝕刻
技術により形成される。領域2への注入不純物量は1例
えばSトイオンでI X lot ’ / cm2程度
である9以上のようにして領域2が形成された状態が第
2図(a)である0次に感光樹脂層である注入マスク6
を除去し、新たに6と同様の技術で6″を形成する。6
′をマスクとして領域3.4および5に選択的にイオン
注入が施される。領域4は能動層であり、29S1− 
を例えば加速エネルギ140KeVとし、注入量3 X
 1012 / cm2で形成される。この場合領域4
はN型導電層となるので領域5および3に対して電子ト
ラップとなるIIB−をそれぞれ加速エネルギーを20
KeV。
120KeV、注入量を8 X 1oll/ cm2 
 、5 X 1012/C12としてイオン注入する。
領域3.4および5へのイオン注入順序は上記の順でな
く変えて行なってもよい、またBoの替りA1・を用い
てもよい0次にマスク6′を除去レアニール処理を施す
が、その保護膜として例えばシリコン窒化膜をプラズマ
CVD等により基板表面に約300℃で厚さ1000〜
1500人となるように堆積させる。アニール処理を例
えば、800℃で30分間窒素雰囲気中で施し、注入イ
オンの活性化及び注入層の結晶性を回復させ、能動層4
および外部接続用低抵抗層2を得る。
以上はN型不純物としてSiの場合について述べたが、
Ss、 Sを使用した場合でも注入エネルギ、注入量を
適当に選べば同様の効果が得られる事は明白である。
また、第5図に示すように通常の半絶縁性基板の替りに
基板1′の主表面にキャリアトラップを含む層3′とノ
ンドープ半絶縁層6をエピタキシャル成長させた基板を
用いても同様の構造を得る事ができる。正しこの場合は
第2図の領域3に相当するイオン注入は省かれる。
[発明の効果] 以上のように、本発明は、半絶縁性基板にイオン注入法
により製造されたホール素子の能動層を深さ方向に挟む
ように、且つ能動層に接触するようにキャリアトラップ
層を設ける事により製造工程中で発生する基板表面の変
成やアニール等の熱処理工程で発生する注入不純物の異
常拡散によるキャリア濃度分布のバラツキ、および基板
特性例えば、残留不純物や点欠陥、転位等によるキャリ
ア濃度分布バラツキを著しく低減する事ができ、性能の
揃ったホール素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるホール素子の実施例の断面図およ
び平面図を示す、第2図は第1図の実施例を製造する過
程を示す図であり、第3図は従来例に於ける不純物分布
と理想的なイオン注入不純物分布を示すグラフであり、
第4図は第1図の実施例に於けるイオン注入不純物分布
と正味のキャリア濃度分布を示すグラフである。第5図
は別の実施例に使用される基板の断面図である。 図に於て1は半絶縁性基板、2は外部端子接続用高濃度
領域、4は能動領域、3および5はキャリアトラップ層
を示す。 第 j 図 I(1) Cb) 第2図 +/7+ 第 :1 図 況 で 第4 図 (+27 o、t    σ、2  6J(%K)ジ兄 才

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半絶縁性ガリウム砒素基板にイオン注入によって
    形成された能動層と該能動層を深さ方向に挟むように形
    成され、且つ該能動層に接触するように形成されたキャ
    リアトラップ層を有することを特徴とするホール素子。
JP61214139A 1986-09-12 1986-09-12 ガリウム砒素ホ−ル素子 Pending JPS6370583A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000052424A1 (de) * 1999-02-26 2000-09-08 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Hall-sensor mit reduziertem offset-signal
EP3570338A1 (en) * 2018-05-16 2019-11-20 ABLIC Inc. Semiconductor device

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CZ301988B6 (cs) * 1999-02-26 2010-08-25 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E. V. Hallovo cidlo s redukovaným ofsetovým signálem
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