JPS6363353B2 - - Google Patents

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JPS6363353B2
JPS6363353B2 JP57163566A JP16356682A JPS6363353B2 JP S6363353 B2 JPS6363353 B2 JP S6363353B2 JP 57163566 A JP57163566 A JP 57163566A JP 16356682 A JP16356682 A JP 16356682A JP S6363353 B2 JPS6363353 B2 JP S6363353B2
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drive shaft
pin
cam
rotation
gear
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電動ドライバー、殊に駆動軸の回転を
ロツクすることで、手動使用もできるようにした
電動ドライバーに関するものである。
電動ドライバーではドライバービツトが連結さ
れる駆動軸がモータに接続されていることから、
手動で使用したいことがあつても、この時にはハ
ウジングが空転するだけとなつたりモータと駆動
軸との間の減速輪列に過大な負荷をかけてしま
う。従つて手動での使用も考慮する場合には、駆
動軸をハウジングに対してロツクするロツク手段
が必要となる。これは電池を電源とするものにお
いて殊に望まれる。ところが従来におけるロツク
手段は、手動操作によつてロツクを行なうもので
あるとともに手動操作でロツク解除を行なうもの
であつて、使い勝手が悪かつた。このためにこの
ような点を改良するものとして遊星装置とラチエ
ツト機構とを併用し、手動操作をしなくともロツ
ク及びロツクの解除を行なえるものが提案されて
いる。これは第1図に示すように駆動軸の一端に
遊星装置における遊星ギアを支持するキヤリア1
3を形成するとともに外周面にラチエツト歯18
を形成し、ハウジング1に一対のラチエツト爪1
4,15を取付けて支持ピン19で中央を支持さ
れた板ばね17で両ラチエツト爪14,15を
夫々ラチエツト歯18と係合させて、一方のラチ
エツト爪14で駆動軸の第1図中時計まわり方向
の回転を、他方のラチエツト爪15で駆動軸の第
1図中反時計まわり方向の回転を阻止している。
そしてこのような両ラチエツト爪14,15を板
ばね17に抗して動かしてロツクを解除する手段
としてのカム16を、太陽ギアがモータに接続さ
れ且つ遊星ギアが前記キヤリア13に支持されて
いる遊星装置におけるインナータルギアに設けて
いる。今、モータを回転させておらない時には両
ラチエツト瓜14,15が共にラチエツト歯18
と係合してキヤリア13、すなわち駆動軸の両方
向回転を共に阻止しているが、モータを回転させ
てキヤリア13に第1図aに示すように時計まわ
り方向の回転力T1を与えると、この方向の回転
がラチエツト爪14で阻止されているために、反
力としてインターナルギアであるカム16に反時
計まわり方向の回転力T2が生じ、この回転力T2
で同図bに示すようにカム16が反時計まわり方
向に回転してラチエツト爪14をラチエツト歯1
8から離す。これ以後はラチエツト爪14との当
接でカム16であるインターナルギアの反時計ま
わり方向の回転が阻止されるために、モータの回
転はキヤリア13を、つまり駆動軸を回転力T1
によつて時計まわり方向に回転させるのである。
モータの回転をとめて更に手動でねじ締めを行な
う時には、キヤリア13にドライバービツト側か
ら第1図cに示すように反時計まわり方向の回転
力T3が生じる。ところがこの方向の回転はラチ
エツト爪15がラチエツト歯18と係合して阻止
していることから、キヤリア13が回転せずまた
カム16が時計まわり方向に回転することもない
ので、ハウジング1を手動で回転させることによ
るねじ締めを行なえる。またこの状態から手動で
ねじをゆるめる時には、第1図dに示すようにキ
ヤリア13に時計まわり方向の回転力T4がドラ
イバービツト側から与えられ、キヤリア13がこ
の方向に回転を始める。そしてキヤリアに支持さ
れた遊星ギアが噛み合つているインターナルギア
も同方向に回転してカム16をラチエツト爪14
から離し、ラチエツト爪14をラチエツト歯18
と再係合させるために第1図aに示す状態に戻
り、手動によるねじのゆるめる動作を可能とする
ものである。モータの回転が逆方向の場合も同様
であることはもちろんである。
このように、手動と電動とを切り換えるために
何ら操作を必要とせずに、モータの回転と、ドラ
イバービツト側からの駆動軸との回転とによつて
自動的に切り換えがなされるのであるが、このも
のにおいてはなお次のような問題点を有してい
る。すなわち手動で操作する場合には何ら問題は
ないのであるが、電動で動かす場合、常にカムに
よつて押されていない一方のラチエツト爪がラチ
エツト歯と係合状態にあり、駆動軸の回転に伴な
つてラチエツト歯との当り音で騒音を発生し、ま
た負荷損失を招くことになる。
本発明はこれらの点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは電動使用と手動使用
とに応じて自動的の駆動軸のロツク及びロツク解
除を行なえることはもちろん、電動使用時におい
てラチエツト音が生じることのない電動ドライバ
ーを提供するにある。
以下本発明について説明すると、本発明は太陽
ギアとインターナルギアとキヤリアで支持された
遊星ギアとの3部材で構成されていずれかの一部
材がモータに、他の一部材がドライバービツトと
連結される駆動軸に接続され且つ残る一部材がハ
ウジングに対する回転が特定範囲内で自由とされ
た遊星装置を具備するとともに、上記駆動軸に周
方向に形成されている複数個の係合部のうちのい
ずれかの係合部に係合して駆動軸の正逆両回転を
阻止するロツク手段と、上記遊星装置における自
由回転部材に設けられて自由回転部材の回動でロ
ツク手段を係合部から切り離して駆動軸の正逆両
回転を自由とするカムとを具備している電動ドラ
イバーであつて、ロツク手段は正回転阻止用のピ
ンと逆回転阻止用のピンとからなり、カムは正逆
回転に伴なつて一方のピンを駆動してロツクを外
すロツク解除用のカムと、他方のピンを駆動して
退避させる退避用のカムとからなることに特徴を
有して、ロツク解除用のカムが一方のピンを係合
部から切り離して一方向回転についてのロツクの
解除を行なう時、退避用のカムが他方のピンを退
避させてしまうようにしたものであり、以下図示
の実施例に基いて詳述する。第2図に示すよう
に、手動ドライバーとしての操作性の点から細長
い円筒状とされたハウジング1を有して軸方向一
端にドライバービツト8を取付けるようにしたこ
の電動ドライバーは外周面にスイツチハンドル4
5とスイツチロツクボタン46とを備え、前端部
に後述するクラツチのための荷重調整ハンドル3
1が設けられている。7はドライバービツト8を
装着する駆動軸である。後端部内に蓄電池(図示
せず)を装填しているハウジング1の前部内に
は、モータ2、クラツチ、2段遊星減速装置、そ
して本発明に係るロツク手段とその制御用の遊星
装置を軸方向に順次収納している。ハウジング1
内に圧入した歯車ケース29に収納されたこれら
の機構のうち、まずロツク手段とその制御用の遊
星装置について説明すると、遊星装置は2段遊星
減速装置の出力部に設けた太陽ギア3と、歯車ケ
ース29内に回転自在に収納したインターナルギ
ア5と、太陽ギア3及びインターナルギア5に噛
み合う複数個の遊星ギア4とで構成され、各遊星
ギア4の支持軸を備えたキヤリア6は駆動軸7の
後端に一体に設けられ、更にはキヤリア6の外周
面に複数個の係合部10が歯車状に設けられてい
る。この係合部10に係合することで駆動軸7の
ハウジング1に対する正逆両回転を阻止するロツ
ク手段は、本実施例においては一対のピン11,
12と板ばね17とで構成している。両ピン1
1,12は第4図及び第5図に示すように、ハウ
ジング1に固定した歯車ケース29に設けた孔4
7に回転自在に挿入される軸部48,48を有
し、また歯車状の係合部10に係合する係止爪5
0,50に隣接して傾斜面49,49を有するも
のであり、歯車ケース29内に突設した支持ピン
19で中央が支持された板ばね17の両端で夫々
係止爪50,50を係合部10に係合する方向に
付勢されている。ここで両ピン11,12のう
ち、一方のピン11は駆動軸7の第4図中におけ
る時計まわり方向の回転を、他方のピン12は反
時計まわり方向の回転を係合部10との係合で阻
止するものである。一方、自由回転部材としての
インターナルギア5は、その軸方向一端面から優
円弧状のロツク解除用のカム9aと、このカム9
aの両端間に位置する退避用のカム9bとを一体
に延設しており、カム9aの両端とカム9bの両
端間に各ピン11,12が位置するようにしてい
る。従つて、第4図中においてインターナルギア
5が時計まわり方向に回動すればカム9aの一端
がピン12を押し上げて係合部10からカム12
を切り離すと同時にカム9bがピン11の傾斜面
49を押圧してカム11を係合部10から切り離
すものであり、インターナルギア5が反時計まわ
り方向に回動すればカム9aがピン11を、カム
9bがピン12を夫々係合部10から切り離すも
のである。
次に2段遊星減速装置とクラツチについて説明
する。2段遊星減速装置はモータ2の回転軸に取
付けた第1太陽ギア21、回転自在で且つ軸方向
に摺動自在とされたインターナルギア22、第1
太陽ギア21とインターナルギア22とに噛み合
う複数個の第1遊星ギア23、これら第1遊星ギ
ア23を支持する第1キヤリア24、第1キヤリ
ア24に一体に形成した第2太陽ギア25、第2
太陽ギア25と前記インターナルギア22とに噛
み合う複数個の第2遊星ギア26、そして第2遊
星ギア26を支持する第2キヤリア27とから構
成され第2キヤリア27に前記太陽ギア3が設け
られている。そして、この2段遊星減速装置にお
けるインターナルギア22を1部材として滑り出
しの荷重調整を行なえるクラツチは、第6図に示
すように構成されている。すなわちインターナル
ギア22の後端面には複数個の突起34が略等間
隔に設けられており、またこのインターナルギア
22の後端面とモータ2の前端面との間には複数
個の鋼球35を孔43において保持している鋼球
受け36と座金38とがモータ2の前端面に固着
してある取付台40に対して軸方向に摺動自在で
且つ回り止めされた状態で配設され、また鋼球受
け36と座金38との間には取付台40に対して
摺動及び回転が自在な座金37が配設されてい
る。この座金37は、取付台40の位置決め孔4
2に取付けた複数個の圧縮ばね39のばね力を座
金38を介して受けて、鋼球受け36の後方側に
おいて鋼球35に接触する。鋼球受け36の前方
側においては、インターナルギア22の前記突起
34が設けられている後端面が鋼球35に接触す
る。図中41は取付台40に圧入固定されるスト
ツパである。そして歯車ケース29の前端には異
形嵌合により歯車ケース29に対して軸方向に摺
動自在で且つ回転しないようにされた調整体30
が配置され、ハウジング1の前端に回転自在に配
置した荷重調整ハンドル31に調整体30が螺合
しており、調整体30とインターナルギア22の
前端との間には、歯車ケース29を貫通する複数
個のシヤフトピン32と、座金33とが配設され
ている。
しかして、モータ5を回転させて駆動軸28を
回転させる際には、インターナルギア22も回転
しよとするが、このインターナルギア22の回転
は圧縮ばね39のばね力によつてインターナルギ
ア22の後端面に接している鋼球35と、インタ
ーナルギア22後端面の突起34との当接により
阻止されるために、モータ2の回転が太陽ギア3
に伝達され、この結果第7図aに示すように一対
のピン11,12で正逆両回転が阻止されたキヤ
リア6に回転力T1が加えられるとともにインタ
ーナルギア5に反力として回転力T2が発生する。
この回転力T2で回転するインターナルギア5は、
第7図bに示すようにカム9aでピン11を、カ
ム9bでピン12を係合部10から切り離し、こ
れ以後は係合部10に何ら係合するものがない状
態でモータ2により駆動軸7が回転駆動されるも
のである。こうして電動にてねじ締め作業を行な
つている際に負荷トルクに応じてインターナルギ
ア22に生じる逆転トルクが、突起34が鋼球3
5を圧縮ばね39に抗して後退させて鋼球35を
のり越えるのに必要なトルク以上の値となれば、
インターナルギア22が回転して、すなわちクラ
ツチがすべりだしてモータ2に過負荷が加わつて
しまうことを防ぐ。これは電動による締め付けト
ルクが所定値にまで達したことにもなる。更に高
い締め付けトルクでねじを締めたい場合には、モ
ータ2の回転をとめて手動でハウジング1を回転
させてやればよい。モータ2の回転停止でインタ
ーナルギア5に発生する反力T2がなくなるため
に、板ばね17が第7図cに示すように両ピン1
1,12を共に押し下げて係合部10に夫々係合
させて、ハウジング1に対して駆動軸7の正逆回
転を阻止する。従つてハウジング1を回転させる
ことで駆動軸7及び駆動軸7に装着連結したドラ
イバービツト8をまわせるものである。駆動軸7
の正逆両回転が共に阻止されるのであるから、こ
の時にはねじ締めはもちろん、ねじをゆるめるこ
とも手動で行なえる。モータ2を回転させる方向
が逆である時には、カム9aがピン12を、カム
9bがピン11を係合部10から切り離す点を除
けば、同様であることはもちろんである。クラツ
チのすべり出しトルク、つまりは電動使用時にお
ける締め付けトルクの調整は、荷重調整ハンドル
31を回転させて調整体30を前後に移動させる
とともにシヤフトピン32及び座金33を介して
インターナルギア22を移動させることで、圧縮
ばね39の圧縮量を変化させることによつて行な
うことができる。
第8図以下にロツク手段及びその制御機構の他
の実施例を示す。係合部10と係合して駆動軸7
の正逆両回転を阻止する部材として、一対のピン
11,12を使用し、これらを板ばね17で係合
部10と係合するようにしている点で前記実施例
と同じであるが、両ピン11,12から第9図に
示すように夫々リンク突起55,56を突設し
て、一方のリンク突起55先端に、他方のリンク
突起56先端に設けた長孔58に挿通係合される
軸57を設けてある。そして自由回転部材である
インターナルギア5から軸方向に優円弧状のカム
9を一体に延設してある。このカム9は前記実施
例におけるカム9aに相当する。第8図に示すと
ころの板ばね17で両ピン11,12が係合部1
0に係合して駆動軸7の正逆両回転を阻止してい
る状態からインターナルギア5がいずれかの方向
に回転して、カム9のいずれか一端がピン11若
しくはピン12を押し上げると、両リンク突起5
5,56の係合によつて他方のピン12若しくは
ピン11も動いて第10図に示すように駆動軸7
は両ピン11,12から解放されるものである。
前記実施例におけるカム9bの役を、両リンク突
起55,56が担つているわけである。
以上の実施例においては、ロツク手段として駆
動軸7の正回転及び逆回転を夫々阻止する一対の
ピン11,12と板ばね17とで構成したものを
示したが、ロツク手段として他に、駆動軸7の軸
方向に動く正逆両回転の同時阻止用のピンを設け
てこのピンの軸方向移動を自由回転部材としての
インターナルギア5に伴なつて動く面カムで制御
し、ばね付勢によつてピンが一方向に移動した時
には係合部10にピンが係合して駆動軸7の正逆
両回転を阻止し、ロツク解除用と退避用とを兼用
することになる面カムによつてピンが他方向に押
圧移動した時にはピンが係合部から完全に離脱し
て駆動軸7の正逆両回転を自由とするようにして
もよい。この場合、面カムの起伏量はピンの移動
可能範囲より小さくしておくことで、実施例とし
て述べたものと全く同様にピンでインターナルギ
ア5の回転範囲が規制されるものとなる。更に、
上記実施例においては遊星装置での自由回転部材
としてインターナルギア5を用いたものを示した
が、遊星装置の特性上、他の部材に設けても良い
のは明らかである。また、いずれの部材を駆動軸
7やモータ2に接続するのかも任意である。例え
ば、太陽ギア3をモータ2に、インターナルギア
5を駆動軸7に接続し、遊星ギア4を自由回転部
材として、正確にはリテーナ6を自由回転部材と
してリテーナ6にカム9を設けても良く、またイ
ンターナルギア5をモータ2に、太陽ギア3を駆
動軸7に接続し、遊星ギア4のキヤリア6にカム
9を設ける等の構成であつても良い。もつとも減
速比や自由回転部材に働く回転力等を考慮すれ
ば、図示実施例の構成のものが好ましい。またイ
ンターナルギア5から軸方向にカム9を延設する
図示実施例の構成は、構造が簡単ですむ利点を有
している。尚、第4図中に示す駆動軸7に設けた
鋼球60はドライバービツト8の固定用であり、
62はこの鋼球60の付勢用のばね、駆動軸7の
後端に配置した鋼球61はスラスト力の支持用で
ある。また63は軸受メタルを示す。
以上のように本発明にあつてはハウジングに対
する駆動軸のロツク及びロツク解除の動作が、そ
の電動又は手動の使用状態によつて自動的に切り
換わるものであり、切り換え操作を必換としない
上に、一方向回転に対するロツクの解除がなされ
る時には、他方向回転のロツクのためのピンの退
避も同時になされるものであつて、第1図に示し
たもののようにラチエツト音の発生による騒音を
招いたり、負荷損失が生じたりすることがないも
のであり、モータの回転をとめて手締め確認をし
たり、電動力では不足の締め付けトルクを得るた
めの手締めを行なうことや締めすぎを手動でゆる
めたりする等の操作に関して良好な使用性を有す
るとともに低騒音で高効率となつているものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,c,dは従来例の動作説明図、
第2図は本発明一実施例の外観を示す斜視図、第
3図は同上の縦断面図、第4図は第3図中の―
線横断面図、第5図は同上のロツク手段とその
制御機構の破断分解斜視図、第6図は同上のクラ
ツチの分解斜視図、第7図a,b,cは同上の動
作説明図、第8図は他の実施例の横断面図、第9
図は同上のピンの斜視図、第10図は同上の動作
説明図であり、1はハウジング、2はモータ、3
は太陽ギア、4は遊星ギア、5はインターナルギ
ア、6はリテーナ、7は駆動軸、8はドライバー
ビツト、9,9a,9bはカム、10は係合部、
11,12はピン、17は板ばねを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 太陽ギアとインターナルギアとキヤリアで支
    持された遊星ギアとの3部材で構成されていずれ
    かの一部材がモータに、他の一部材がドライバー
    ビツトと連結される駆動軸に接続され且つ残る一
    部材がハウジングに対する回転が特定範囲内で自
    由とされた遊星装置を具備するとともに、上記駆
    動軸に周方向に形成されている複数個の係合部の
    うちのいずれかの係合部に係合して駆動軸の正逆
    両回転を阻止するロツク手段と、上記遊星装置に
    おける自由回転部材に設けられて自由回転部材の
    回動でロツク手段を係合部から切り離して駆動軸
    の正逆両回転を自由とするカムとを具備している
    電動ドライバーであつて、ロツク手段は正回転阻
    止用のピンと逆回転阻止用のピンとからなり、カ
    ムは正逆回転に伴なつて一方のピンを駆動してロ
    ツクを外すロツク解除用のカムと、他方のピンを
    駆動して退避させる退避用のカムとからなること
    を特徴とする電動ドライバー。
JP16356682A 1982-09-20 1982-09-20 電動ドライバ− Granted JPS5953164A (ja)

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JPS5953164A JPS5953164A (ja) 1984-03-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62166971A (ja) * 1986-01-20 1987-07-23 松下電工株式会社 電動ドライバ−
JPH0717471U (ja) * 1993-09-02 1995-03-28 イワブチ株式会社 手動乃至自動ねじ締付け具におけるラチェット爪の解離装置
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JPS58217274A (ja) * 1982-06-09 1983-12-17 松下電工株式会社 電動ドライバ

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