JPS6355356B2 - - Google Patents

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JPS6355356B2
JPS6355356B2 JP59182973A JP18297384A JPS6355356B2 JP S6355356 B2 JPS6355356 B2 JP S6355356B2 JP 59182973 A JP59182973 A JP 59182973A JP 18297384 A JP18297384 A JP 18297384A JP S6355356 B2 JPS6355356 B2 JP S6355356B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
razor
shaving
vibration
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59182973A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60106489A (ja
Inventor
Hisayoshi Machida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAIJIRUSHI HAMONO KAIHATSU SENTAA KK
Original Assignee
KAIJIRUSHI HAMONO KAIHATSU SENTAA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by KAIJIRUSHI HAMONO KAIHATSU SENTAA KK filed Critical KAIJIRUSHI HAMONO KAIHATSU SENTAA KK
Priority to JP18297384A priority Critical patent/JPS60106489A/ja
Publication of JPS60106489A publication Critical patent/JPS60106489A/ja
Publication of JPS6355356B2 publication Critical patent/JPS6355356B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は直接膚に触れる振動刃体を備えた剃
刀に関するものである。
従来、軽便剃刀は刃体を膚表面に当てて刃先に
対し直交する方向に移動させ、ひげ剃り動作を行
うものであつた。従つて、膚表面の凹凸を一方向
へ撫でるようなひげ剃り動作であるため、膚表面
のひげを1回のひげ剃り動作を以つてその根本か
ら剃り落とすことは困難であり、ひげの剃り残し
が多いばかりでなく、刃体がひげを押すように切
るいわゆる押し切りであるため、剃り味が悪くな
る難点があつた。
この発明は刃体に対し例えば0.01〜0.5mmぐら
いの振幅を有する振動を前後及び上下方向に与え
ることにより、剃刀としての性能をより一層向上
させることを目的とする。
以下、この発明を具体化した第一実施例を第1
図及び第2図に従つて説明する。
図面中41は縦に二等分割したホルダーであつ
て、下半部に乾電池42を内蔵するとともに中央
部には同乾電池42を電源として駆動されるモー
タ43(駆動源)を内蔵する。44はホルダー4
1上半部においてモータ43上に拡がる収納部で
あつて、その下部の円筒部44aにモータ43の
出力軸43aが突入される。
45は同円筒部44aにおいて同出力軸43a
に固着した振動発生ギヤであつて、その上部に歯
形部45aを刻設している。46は同ギヤ45に
嵌着されたコイルスプリングであつて、その下端
の係合部46aがギヤ45の歯形部45aに当接
する。
47は前記収納部44中央において円筒部44
aから拡がる空胴部44bに対し十分な振動空隙
を残して収納された従動体であつて、前記コイル
スプリング46とともに振動体を構成し、その下
部の突部47aがコイルスプリング46の上端か
ら嵌入され、その上部の受け座48上面には係合
溝48aを形成している。そして、その前後両側
には前後方向に対し斜状をなす規制面48b,4
8cを互いに上方へ広がるように形成している。
なお、前記振動発生ギヤ45と同振動体により伝
達部材を構成する。
49は刃体50を有する剃り刃ユニツト、51
は同剃り刃ユニツト49下部の脚部であつて、切
欠部51aを形成して縦に二分割されるとともに
その下端に係合突部51bを形成している。52
は同脚部51の両側面に形成した係合凸部、53
は前記収納部44上部の嵌着部44cの対向する
内面に形成した係合凹部であつて、前記切欠部5
1aの付勢力に抗して脚部51を嵌着部44cに
嵌入して同係合凹凸部53,52を上下方向及び
前後方向へ微振動可能に若干の遊びを持たせて互
いに係合することにより、剃り刃ユニツト49全
体をホルダー41に嵌着するとともに、脚部51
の係合突部51bを前記従動体47の係合溝48
aに接触するようにしている。
さて、モータ43の回転により振動発生ギヤ4
5が回転すると、その歯形部45aの凹凸がコイ
ルスプリング46の係合部46aを連続的に欧打
するため、コイルスプリング46はある程度の回
転を伴つて上下振動するため、従動体47には前
記上下振動に加え、回転に起因する前後方向及び
左右方向への振動が加わる。ところが、前記剃り
刃ユニツト49の脚部51は上下方向と、前記切
欠部51aの切欠幅と対応する分だけこの付勢力
に抗して移動する前後方向とにのみ移動可能にな
つているため、この振動によつて剃り刃ユニツト
49全体が振動し、その内部の刃体50が上下方
向と前後方向との2方向に振動する。そして、こ
れらの振動は前記前記規制面48b,48cの作
用により所定の振幅量に増幅される。この場合も
振幅は0.01〜0.5mmぐらいが最適である。
第二実施例について第3図及び第4図に従い説
明する。
図面中61は縦に二等分割したホルダーであつ
て、下半部に乾電池62を内蔵している。63は
ホルダー61の上半部寄りに電磁石64(駆動
源)とともに内蔵された振動片(板体)であつ
て、ホルダー61の内面に固着したスプリング6
5により電磁石64の吸着力に抗して付勢されて
いる。そして、同振動片63が電磁石64の励磁
により吸着されると、接触子が振動片63から離
れるため、電磁石64が消磁される。振動片63
はその復帰力により元に戻つて再び接触子に接触
し、電磁石64が再び励磁されて振動片63を吸
着する。この動作をくり返すことにより振動片6
3は前後振動を持続する。なお、66は振動片6
3の振幅を調節するための調整ねじであつて、電
磁石64を押接する。
67はホルダー61の上端部に前後振動可能に
内蔵された従動体であつて、前記振動片63とと
もに伝達部材を構成し、その下部には前記振動片
63の先端部に係合される係合凹部68を形成し
ているとともに、その上部には係合突部67aを
形成している。そして、その前後両側には前後方
向に対し斜状をなす規制面67b,67cを互い
に上方へ狭まるように形成している。69は第1
図に示す第一実施例と同様な剃り刃ユニツトであ
つて、その脚部70がホルダー61の上端部の嵌
着部44cに嵌着されたときその脚部70下端の
係合溝70aが前記従動体67の係合突部67a
に接触する。
さて、振動片63が振動すると、剃り刃ユニツ
ト69は従動体67を介して前後方向に振動す
る。この振幅は0.01〜0.5mmぐらいである。又、
剃り刃ユニツト69は前記規制面67b,67c
の作用により上下方向へも微振動するため、前記
刃体50を前後方向と上下方向の2方向へ振動さ
せることができる。
これら各実施例では、それぞれ刃体50が上
下、前後に振動する構造を説明したが、特にホル
ダー41,61の嵌着部44cと剃り刃49,6
9の脚部51,70とに形成した係合凹凸部5
3,52に遊びがあり、かつ前記脚部51,70
とは別体の従動体47,67をこの脚部51,7
0に係合するとともに、従動体47,67と脚部
51,70との間に剃り刃ユニツト49,69の
振動方向を前後及び上下方向に規制する規制面4
8b,48c,67b,67cを形成してそれら
を互いに連動させたので、従動体47,67の一
方向への振動により、これと係合する剃り刃ユニ
ツト49,69の脚部51,70が上下方向及び
左右方へ振動し易くなり、剃り刃ユニツト49,
69には一方向を中心とする複合振動が与えられ
る。
次に、各実施例の剃刀を実際に使用した場合の
ひげ剃り作用を説明する。この場合、第5図イに
示すように、膚Sに対する刃体50の理想的なひ
げ剃り角度θを4〜5度とする。
なお、従来の1枚刃剃刀にあつては、第5図イ
に示すように、刃体50を上から下へ剃り下ろす
に従い、ひげMは第5図ロに示すように下方へ押
し倒され、刃体50はひげMの膚表面付近にくい
込むように働いていわゆる押し切り切断をなす。
しかし、この時膚S表面に剃り残しが生ずること
が普通であつた。そのため、何度も同一箇所のひ
げ剃りをせねばならなかつた。
まず、第二実施例で説明したように刃体50が
前後振動(第6図矢印A)する場合には、同振動
方向が剃刀の剃り下ろし方向(第5図矢印D)と
ほぼ同一となるため、同振動により刃体50が膚
S表面の同一箇所を重複して剃る作用をなし、ひ
げMの剃り残しを極力少なくすることができる。
又、刃体50が一旦ひげMにくい込んでひげMを
引き伸ばしても同振動によりわずかにひげMから
離れ、ひげMのより根本に近い部分に刃体50が
再びくい込みやすくなるため、ひげMの剃り残し
量を少なくすることができる。
次に、刃体50が左右振動(第6図矢印B)す
る場合には、刃体50はひげMに対しくい込むの
ではなくいわゆる引き切り切断をなすため、当然
ひげMは切断されやすく剃り味が向上する。
さらに、第一実施例で説明したように刃体50
が上下振動(第6図矢印C)する場合には、同振
動方向が膚Sに対しほぼ直交しているため、刃体
50が一旦ひげMにくい込んでひげMを引き伸ば
しても同振動によりわずかにひげMから離れ、ひ
げMのより根本に近い部分に刃体50が再びくい
込みやすくなり、ひげの剃り残し量を少なくする
ことができる。又、膚Sの同一箇所を重複して剃
る作用をもなす。
このように、各方向の振動に応じてそれぞれ特
有のひげ剃り効果があり、これらを組合わせた複
合振動によるひげ剃り効果は多大である。
なお、2枚刃剃刀に前述した振動を与えれば、
2枚刃による効果に加えてより一層性能が向上す
ることは言うまでもない。
要するに本発明は、直接膚に触れる刃体を少な
くとも1枚有する剃刀において、ホルダー41,
61の上端部に形成した嵌着部44cに対し、刃
体50を有する剃り刃ユニツト49,69の脚部
51,70を嵌入して、それらに形成した係合凹
凸部52,53を若干の遊びを持たせて互いに係
合することによつて剃り刃ユニツト49,69を
上下方向及び前後方向へ往復移動可能とし、ホル
ダー41,61に内蔵した駆動源により前後上下
又は前後に振動される従動体47,67を前記脚
部51,70とは別体に設け、この従動体47,
67を前記脚部51,70に係合することによつ
てそれらを互いに連動させ、前記脚部51,70
と従動体47,67との各々には係合突部51
b,67a及び係合溝48a,70aを形成し、
この係合突部51b,67aと係合溝48a,7
0aとの各々にはその一方を他方の上に載せた状
態で前記脚部51,70と従動体47,67とを
連動させたとき前記剃り刃ユニツト49,69の
振動方向を前後及び上下に規制する規制面48
b,48c,67b,67cを前後方向に対し斜
状に形成したことを特徴とする。
従つて、刃体に加わる微振動によつて、剃り残
しが少なくかつ剃り味が向上するので、直接膚に
刃体が触れる剃刀として優れた発明である。
特に、従動体47,67の一方向への振動によ
り、これと係合する剃り刃ユニツト49,69の
脚部51,70が前後方向と上下方向の2方向へ
振動し易くなり、一方向を中心とする剃り刃ユニ
ツト49,69が複合振動で剃刀としての性能を
より一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第一実施例である剃刀の分解斜視図、
第2図は同じく組付縦断面図、第3図は第二実施
例である剃刀の分解斜視図、第4図は同じく組付
縦断面図、第5図イはひげ剃り角度を示す図、第
5図ロは剃刀によるひげ剃り作用を示す図、第6
図は刃体の振動方向を示す図である。 ホルダー41,61、嵌着部44c、振動発生
ギヤ45、コイルスプリング46、従動体47,
67、剃り刃ユニツト49,69、刃体50、脚
部51,70、係合凸部52、係合凹部53、振
動片63、規制面48b,48c,67b,67
c、係合突部51b,67a、係合溝48a,7
0a。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直接膚に触れる刃体を少なくとも1枚有する
    剃刀において、ホルダー41,61の上端部に形
    成した嵌着部44cに対し、刃体50を有する剃
    り刃ユニツト49,69の脚部51,70を嵌入
    して、それらに形成した係合凹凸部52,53を
    若干の遊びを持たせて互いに係合することによつ
    て剃り刃ユニツト49,69を上下方向及び前後
    方向へ往復移動可能とし、ホルダー41,61に
    内蔵した駆動源により前後上下又は前後に振動さ
    れる従動体47,67を前記脚部51,70とは
    別体に設け、この従動体47,67を前記脚部5
    1,70に係合することによつてそれらを互いに
    連動させ、前記脚部51,70と従動体47,6
    7との各々には係合突部51b,67a及び係合
    溝48a,70aを形成し、この係合突部51
    b,67aと係合溝48a,70aとの各々には
    その一方を他方の上に載せた状態で前記脚部5
    1,70と従動体47,67とを連動させたとき
    前記剃り刃ユニツト49,69の振動方向を前後
    及び上下に規制する規制面48b,48c,67
    b,67cを前後方向に対し斜状に形成したこと
    を特徴とする振動刃体を備えた剃刀。
JP18297384A 1984-08-31 1984-08-31 振動刃体を備えた剃刀 Granted JPS60106489A (ja)

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JP18297384A JPS60106489A (ja) 1984-08-31 1984-08-31 振動刃体を備えた剃刀

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JPS60106489A JPS60106489A (ja) 1985-06-11
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2547763Y2 (ja) * 1990-03-17 1997-09-17 九州日立マクセル株式会社 振動式安全かみそり

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1065510A (en) * 1965-02-10 1967-04-19 Eversharp Inc Electromechanical razor
GB1163316A (en) * 1966-11-04 1969-09-04 Wilkinson Sword Ltd Improvements in or relating to Razors

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JPS60106489A (ja) 1985-06-11

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