JPS6349960B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6349960B2
JPS6349960B2 JP7287880A JP7287880A JPS6349960B2 JP S6349960 B2 JPS6349960 B2 JP S6349960B2 JP 7287880 A JP7287880 A JP 7287880A JP 7287880 A JP7287880 A JP 7287880A JP S6349960 B2 JPS6349960 B2 JP S6349960B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
circuit
line
button
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7287880A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56169463A (en
Inventor
Yoshiichi Sano
Shinichi Shibata
Taiji Sato
Takeshi Horiuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP7287880A priority Critical patent/JPS56169463A/ja
Publication of JPS56169463A publication Critical patent/JPS56169463A/ja
Publication of JPS6349960B2 publication Critical patent/JPS6349960B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/0008Selecting arrangements using relay selectors in the switching stages
    • H04Q3/0012Selecting arrangements using relay selectors in the switching stages in which the relays are arranged in a matrix configuration

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主装置内で生じる挿入損失を補正する
ことなく、ボタン電話装置に標準電話機を接続す
ることのできるボタン電話装置の接続方式に関す
る。
ボタン電話装置(簡易交換電話装置)では主装
置にボタン等の操作で回線の選択・保留・電話機
相互間の通話等の機能を特つボタン電話機を接続
している。電子式ボタン電話装置にあつては主装
置と各ボタン電話装置とを3対線路または半二重
方式による2対線路で接続している。3対線路に
よるボタン電話装置の場合、1対の線路は通活路
すなわち通話信号の伝送路を構成している。また
他の1対の線路は上り伝送路を構成し、残りの1
対の線路は下り伝送路を構成している。上り伝送
路とは電子式ボタン電話機が接続を希望する局線
の番号等を主装置に伝送するためのデータ伝送路
であり、下り伝送路とは局線等における通話・呼
び・保留の各状態を電子式ボタン電話機において
可視表示させるために、主装置から電子式ボタン
電話装置へデータを伝送するためのデータ伝送路
である。これら合データ伝送路は共に時分割化さ
れたパルス信号を伝送する。
このようにボタン電話装置における電子式ボタ
ン電話装置にあつては、上り伝送路および下り伝
送路でパルス信号を伝送するために、伝送路の分
布容量の影響を受けやすい。このため遠距離の伝
送を行おうとするとパルス信号の時間遅れが生じ
やすくその実現が困難であつた。またボタン電話
装置にはフアクシミリ装置等の通常の電話線路に
のみ接続可能な機器を接続することができなかつ
た。
従つて主装置から遠距離に電話機を設置する場
合や前記した機器をボタン電話装置で使用しよう
とする場合には、ボタン電話装置にボタン電話機
とは異なる通常の電話機(以下標準電話機とい
う)を接続できる機能が要求されていた。
このためにまず考えられる接続方式としては、
標準電話機をあたかもボタン電話機の如くに機能
変換するインターフエイス回路を設け、このイン
ターフエイス回路を介して主装置と標準電話機と
を接続する方式がある。この接続方式に用いられ
るインターフエイス回路は通常のボタン電話機が
備えている回路選択ボタン、リンガー回路あるい
は回線の表示機能等に対して、多少の機能低下は
あつても等価な機能を持つことが必要とされる。
さてこのようにしてボタン電話装置に標準電話
機を接続した場合、通話レベルの問題が生じてく
る。すなわち前記した2対または3対の線路を持
つ電子式ボタン電話装置では、主装置内でボタン
電話機と局線トランクまたは内線トランクとのク
ロスポイントを構成する場合技術上の理由から挿
入損失を生じることがある。ボタン電話機につい
ては例えば電話機内の回路網に挿入損失補正用の
増幅器を設けることにより挿入損失を補正し通話
レベルを適正に保つことができる。ところが標準
電話機については電話機内でこのような挿入損失
分を補正することができない。従つて標準電話機
をボタン電話装置に接続した場合には前記したイ
ンターフエイス回路でこの損失分を補正する必要
がある。ところがインターフエイス回路に挿入損
失補正用の増幅器を設ける場合には、技術的に困
難かつ高価な両方向性を持つ増幅器(例えば2つ
の2線−4線変換回路、各方向に対応する増幅回
路および2線−4線変換回路の不完全性により生
じるハウリングを防止するための回路よりなる。)
を必要とし、ボタン電話装置の如き安価な装置に
おいては実用化が困難とされた。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたもの
で、主装置内で生じる挿入損失を各ボタン電話機
において補正しているボタン電話装置に対して、
特に挿入損失を補正することなく標準電話機を接
続することのできるボタン電話装置の接続方式を
提供することを目的とする。
本発明では標準電話機用に設けられたインター
フエイス回路内に切替器を設け、標準電話機が内
像通話を行う際にはこの切替器の接点を介して標
準電話機を主装置内の端末回路に接続する一方、
局線通話を行う際にはこの切替器の他の接点を介
して標準電話機を局線と直線接続するようにし、
前記した目的を達成する。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
第1図は標準電話機を接続したボタン電話装置
の概略構成を表わしたものである。主装置1には
複数台のボタン電話機2,3およびインターフエ
イス回路4を介した標準電話機5並びに局線6が
接続されている。主装置1内には各電話機毎に設
けられた端末回路11〜13、内線通話のための
内線回路14、ボタン電話機2,3について局線
通話を行うための局線回路15および端末回路を
所望の内線回路または局線回路に接続するための
クロスポイント回路16が設けられている。
まずこのボタン電話装置におけるボタン電話機
による内線通話を説明する。ボタン電話機2が発
呼電話機でボタン電話機3が被呼電話機とする。
発呼者は内線回路14に相当する回線選択ボタン
を操作し、端末回路11およびクロスポイント回
路16の叉点16Aを介してボタン電話機2を内
線回路14に接続する。この後発呼者がボタン電
話機3についてダイヤル操作を行うと図示しない
計数回路が計数を行い、これに基づきボタン電話
機3が呼出される。被呼者が内線回路14に相当
する回線選択ボタンを操作してこの呼出しに応答
すると、端末回路12およびクロスポイント回路
16の叉点16Bを介して、ボタン電話機3が内
線回路14に並列に接続される。これにより両者
間で内線通路が可能になる。
次にボタン電話機2による局線通話を説明す
る。ボタン電話機2の扱者が局線6に相当する回
線選択ボタンを操作すると、端末回路11、クロ
スポイント回路16の叉点16Cおよび局線回路
15を介してボタン電話機2が局線6に接続さ
れ、局線通話が可能となる。
第1図と同一部分には同一の符号を付した第2
図は主装置1とボタン電話機2との間における局
線通話の動作を更に詳細に説明するためのもので
ある。内線通話については伝送距離が短いのでク
ロスポイント等における挿入損失の補正が後述す
る標準電話機についても特に問題となることはな
い。従つて内線通話についての動作説明は省略す
る。
さて局線発信を行うためにボタン電話機2の扱
者がハンドセツト21を上げるとこれに連動して
フツクスイツチ22が動作しオフフツクとなる。
この状態で扱者が複数の回線選択ボタン23のう
ち局線回路15に対応する回線選択ボタン23A
を操作すると、フツクスイツチ22についてのオ
フフツク状態を示すデータと回線選択ボタン23
Aについてのデータが共に並直列変換回路24に
供給される。並直列変換回路24ではこの供給さ
れたデータを直列データに変換し、3対線路を収
容する接続ケーブル71内のデータ上り経路71
Aを介して端末回路11内の上りデータ受信回路
11Aにこれを送出する。上りデータ受信回路1
1Aは、この上りデータ18Aを制御回路17に
供給する。
制御回路17はこれに基づきクロスポイント回
路16の叉点16Cの接続を制御する制御信号1
8Bを送出し、叉点16Cを接続する。また制御
回路17は局線回路15内の局線ラインリレー1
5Aを制御する信号18Cを送出し、局着検出回
路15B側に接続されていた局線6を通話路トラ
ンス15C側への接続に切替える。これによりダ
イヤル操作が可能となりこのダイヤル操作および
相手方電話機の応答を経て通話に入るとボタン電
話機2の送話器21Tを出た音声は挿入損失補正
用の増幅器25T、ハイブリツド回路26、接続
ケーブル71内の音声経路71B、端末回路11
内の通話路トランス11B、クロスポイント回路
の叉点16C、局線回路内の通話路トランス15
Cおよび局線ラインリレー接点15Aのメーク側
を経て局線6に送出される。
一方相手方の電話機から伝送されてきた音声は
前記した経路を逆に辿つてボタン電話機2内のハ
イブリツド回路26に到達し、挿入損失補正用の
増幅器25Rを経て受話器21Rに供給される。
これによりボタン電話機2による局線通話が可能
となる。
この局線通話の状態をボタン電話機2において
表示するために、制御回路17は下りデータ18
Dを送出する。この下りデータ18Dは端末回路
11内の下りデータの送信回路11C、接続ケー
ブル71内のデータ下り経路71Cを経てボタン
電話機2内の直列並列変換器27に供給される。
そして直列並列変換回路27により変換された並
列データにより複数の発光ダイオードから成る回
線表示素子28のうちの該当する素子が例えば連
続的に点灯し、局線6についての話中表示が行わ
れる。
次にボタン電話機2の着信について説明する。
局線6からボタン電話装置に呼出信号が送出され
てくると、局線回路内の局線ラインリレー接点1
5Aを介して局着検出回路15Bがこれを検出
し、制御回路17に着信信号18Eを供給する。
制御回路17では図示しない局着設定を参照す
る。そして例えば局線6の着信があつたときボタ
ン電話機2から呼出音を発生させるように設定が
行われている場合には他のボタン電話機について
は回線状態表示を行う下りデータを送出する一
方、ボタン電話機2についてはこれに加えて呼出
スピーカ29を起動する下りデータ18Dを送出
する。この下りデータは前記した経路を経て直列
並列変換器27に到達し、変換されたデータによ
り呼出スピーカ29を鳴動させると共に局線6に
ついての回線表示素子を1Hzの周期で点滅させ呼
出しを行う。
ボタン電話機2の扱者がこの呼出しに応答する
場合、ハンドセツト21を上げオフフツクにする
と共に点滅表示が行われている局線6に対応する
回線選択ボタンを操作する。これにより局線発信
について説明した場合と同様の音声経路が構成さ
れ、着信応答が行われる。このときボタン電話機
2から供給される上りデータ18Aに基づき、制
御回路17は着信呼出しを打ち切る。
このようにボタン電話機による局線の発信およ
び着信については、クロスポイント回路の叉点、
端末回路内の通話路トランス、および局線回路内
の通話路トランス等により発生する挿入損失が、
各ボタン電話機内の増幅器により補償されるので
通話品質上の問題は生じない。
次に第1図に戻つて標準電話機5による内線通
話を説明する。標準電話機5が発呼電話機でボタ
ン電話機2が被呼電話機とする。発呼者が標準電
話機5のハンドセツトを上げるとインターフエイ
ス回路4内の切替器41は端末回路に接続され、
内線回路14に相当する回線選択が自動的に行わ
れる。この結果標準電話機5は端末回路13およ
びクロスポイント回路16内の叉点16Dを介し
て内線回路14に接続される。この後発呼者が標
準電話機5についてダイヤル操作を行うと前記し
た計数回路が計数を行い、これに基づきボタン電
話機2が呼出される。被呼者が内線回路14に相
当する回線選択ボタンを操作してこの呼出しに応
答すると、端末回路11およびクロスポイント回
路の叉点16Aを介してボタン電話機2が内線回
路14に並列に接続される。これにより両者間で
内線通話が可能になる。
標準電話機5により局線通話を行う場合、標準
電話機5の扱者は例えばハンドセツトを上げた後
フツキング操作を行う。これにより切替器41が
局線側に接続される。この結果標準電話機5は切
替器41を介して直接局線6に接続され、局線通
話が可能となる。
第1図と同一部分には同一の符号を付した第3
図は標準電話機による局線通話の動作を更に詳細
に説明するためのものである。
まず標準電話機5による内線発信について説明
する。発呼者が図示しないハンドセツトを持ち上
げ標準電話機5をオフフツク状態にすると、電話
機電流供給用の電源8からトランス42、リレー
43Aのトランスフア接点41Aのブレーク側、
リレー43Bのトランスフア接点41Bのブレー
ク側およびホトカツプラ44内の発光素子を通し
て標準電話機5に電話機電流が流れる。ホトカツ
プラ44内の光検出素子はこれを検出しオフフツ
ク検出回路45に検出信号を供給する。オフフツ
ク検出回路45はこれにより標準電話機5のオフ
フツクを検出し、回線自動選択回路46に内線発
信を指示する信号を供給する。なおオフフツク検
出回路45は、後述するフツキングに際して上記
検出信号が所定時間瞬断されても連続して出力を
生じるようになつているものとする。回線自動選
択回路46はこれに基づき並列直列変換回路47
に対しボタン電話機のハンドセツトを上げ内線ボ
タン操作を行つた場合と等価な信号を与える。こ
れにより接続ケーブル72内のデータ上り経路7
2Aを介して並列直列変換回路47から主装置1
内の制御回路17(第2図)に標準電話機5につ
いての上りデータが供給される。これにより制御
回路17はクロスポイント回路内の叉点16D
(第1図)に接続する。この結果標準電話機5は
ホトカプラ44、トランスフア接点41A,41
Bのブレーク側、トランス42、接続ケーブル7
2内の音声経路72B、端末回路13およびクロ
スポイント回路内の叉点16Dを経て内線回路1
4に接続される。すなわち主装置1から見て接続
ケーブル72を介してボタン電話機が接続された
場合と同じ動作が行われる結果、標準電話機5に
よる内線発信が可能となる。
次に標準電話機5に対する内線着信について説
明する。標準電話機5は各端末回路に接続されて
いるボタン電話機と同様に、端末回路13に接続
されている一種のボタン電話機としての内線番号
を与えられている。従つて各ボタン電話機は標準
電話機5に対してこの内線番号を使つて内線呼出
しを行うことができる。
このときボタン電話機相互間の呼出しと同様に
主装置内の制御回路17から呼出スピーカを駆動
する下りデータが送出される。この下りデータは
接続ケーブル72内のデータ下り経路72Cを経
て直列並列変換回路48に供給される。直列並列
変換回路48により変換された並列データのうち
呼出スピーカーを鳴動させる信号はリレー43A
に供給される。これによりそのトランスフア接点
41Aが動作し、16Hzの着信信号源9から送出さ
れる着信信号が電源8と共にトランスフア接点4
1Aのメーク側およびトランスフア接点41Bの
ブレーク側を経て標準電話機5に供給される。こ
の結果標準電話機5内のベルが鳴動し呼出スピー
カによる呼出しと同等の呼出しが行われる。
標準電話機5の扱者がハンドセツトを持ち上げ
てこの呼出しに応答すると、オフフツク検出回路
45が標準電話機5のオフフツクを検出する。そ
して前記したと同様に主装置内の制御回路17に
上りデータが供給され、これに基づき主装置1は
呼出動作を停止する。この結果リレー43Aが復
旧しベルの鳴動が停止すると共に内線発信と同様
の音声経路が形成させ、内線通話が可能となる。
次に標準電話機5による局線発信について説明
する。発呼者がハンドセツトを持ち上げ標準電話
機5をオフフツクにすると、前記した内線発信の
動作が行われる。発呼者がこの状態でフツキング
を行うと電話機電流が瞬時断となる。ホトカツプ
ラ44はこの電流変化をフツキング検出回路49
に伝達する。フツキング検出回路49はこれによ
り標準電話機5のフツキングを検出し、回線自動
選択回路46に検出信号を供給する。回線自動選
択回路46はこの信号の供給を受けると局線発信
を行うためにリレー43Bを駆動し、そのトラン
スフア接点41Bを動作させる。これにより標準
電話機5はホトカツプラ44およびトランスフア
接点41Bのメーク側を経て局線6に接続され
る。これと同時に回線自動選択回路46は並直列
変換回路47に対し、ボタン電話機のハンドセツ
トを上げ局線6についての局線ボタン操作を行つ
た場合と等価な信号を与える。この信号は他の信
号と共に直列データに変換された後データ上り経
路72Aを通して主装置内の制御回路17(第2
図)に供給される。
局線通話の状態においては局線6から標準電話
機5に電話機電流が供給されるので、ホトカツプ
ラ44を通じてオフフツク検出回路45は標準電
話機5のオフフツクを継続して検出することがで
きる。またこのとき主装置1は標準電話機5から
制御回路17に供給される上りデータに基づき、
通常のボタン電話機が局線6を使用中である場合
と同様の下りデータを全ボタン電話機に対して送
出する。これにより総てのボタン電話機におい
て、あたかも通常のボタン電話機が局線6を使用
中であるかのような回線表示が行われる。
次に局線の保留について説明する。局線通話中
に保留操作を行う場合、標準電話機5の扱者はフ
ツキングを行う。回線自動選択回路46はフツキ
ング検出回路49が1番目のフツキングを検出し
たとき前記したように局線発信のための信号を作
成するが、このように2番目のフツキングを検出
したとき保留操作とみなし、並直列変換回路47
に対し局線6について保留操作を行つた場合と等
価な信号を与える。これにより局線6は局線回路
15によつて保留される。これと同時に回線自動
選択回路46はリレー43Bを復旧させ、標準電
話機5を局線6から切断する。標準電話機5がこ
の段階で内線発信を行う場合、扱者はハンドセツ
トをかけた後再び持ち上げることを要するが、前
記した2番目のフツキング操作時に内線発信につ
いての信号を回線自動選択回路46から併せて出
力させることにより、保留操作と内線発信操作を
一度に行うことも可能である。
局線保留後の再応答については局線発信と同様
の動作により行うことができる。すなわち扱者は
内線接続の状態でフツキング操作を行うことによ
り標準電話機5を局線6に接続することができ
る。
最後に局線着信について説明する。局線6から
ボタン電話装置に呼出信号が送出されてきた場
合、前記したように制御回路17(第2図)に着
信信号18Eが供給される。制御回路17はこれ
に基づき局着設定されたボタン電話機から呼出者
を発生させるが、標準電話機については局着設定
を行わない。
従つてボタン電話機の扱者が着信を受け、標準
電話機5に保留転送することとなる。これは本実
施例の回路構成によると、標準電話機5の扱者が
着信を受けるためにハンドセツトを上げても、前
記したように標準電話機は内線回路14に接続さ
れてしまうこととなるからである。
このように本発明によれば標準電話機は内線通
話においてインターフエイス回路を介してあたか
もボタン電話機の如き動作を行う一方、局線通話
ではリレー接点を介して直接局線に接続される。
従つて局線通話において主装置内で挿入損失を受
けることはなく、適正な通話レベルを保つことが
できる。
なお実施例では標準電話機は局線1回線と1つ
の内線回線に接続されているが適当な回線自動選
択回路を付加することにより、局線、内線共に接
続可能な回線数を増加させることができる。ただ
し接続可能な局線数を複数とすると、標準電話機
をこれらの局線に直線断続させる回路が複雑とな
るので、局線1回線のみを標準電話機1台に接続
するのが実用的である。なお標準電話機はボタン
電話装置に複数台設置できることも当然である。
この場合、標準電話機相互間で内線通話を行うこ
とももちろん可能である。
また実施例のボタン電話装置に通話中呼出し
(ビジーオーバライド)の機能が備わつている場
合、標準電話機は通話中に更に第三者の呼出しを
伝達させるためのスピーカを備えていないのでこ
の機能を実現することができない。従つて標準電
話機がオフフツクの状態では、主装置は標準電話
機に対する呼出機能を禁止しなければならない。
更に実施例では標準電話機の局線発信時におけ
る秘話機能について説明していないが、標準電話
機から主装置に送られてくる下りデータから局線
使用中の情報を抽出すれば、他のボタン電話機を
秘話状態とすることが可能である。
また実施例では標準電話機について局線着信の
設定を行うことができなかつたが、これを可能と
することもできる。すなわち着信信号源9(第3
図)から送出される16Hzの着信信号の断続周期を
内線と局線についてそれぞれ異なつたものとする
と共に、リレー43Bのブレーク側の接点を待期
状態において局線6に接続させておけば、局線か
らの着信信号の到来により直線標準電話機のベル
を鳴動させることができる。しかもこの場合局線
着信と内線着信を音により識別することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を説明するためのもの
で、第1図は標準電話機を接続したボタン電話装
置の概略構成図、第2図はボタン電話機と主装置
のブロツク図、第3図は標準電話機用のインター
フエイス回路のブロツク図である。 1……主装置、2……ボタン電話機、4……イ
ンターフエイス回路、5……標準電話機、6……
局線、41A,41B……トランスフア接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 標準電話機のフツキングあるいは所定のダイ
    ヤル操作を検出し、これにより電話線路の接続を
    切替える切替手段を用意し、標準電話機の接続さ
    れた電話線路にこの切替手段を接続すると共に、
    この切替手段の一方の切替接点側をボタン電話装
    置に収容されている所定の局線に直接接続し、他
    方の切替接点側をボタン電話装置の主装置に接続
    して、この標準電話機を局線通話時において主装
    置を介することなく前記所定の局線に接続させる
    一方、内線通話時には主装置内の内線回路に接続
    させることを特徴とするボタン電話装置における
    標準電話機の接続方式。
JP7287880A 1980-05-30 1980-05-30 Connecting system for standard telephone set in button telephone device Granted JPS56169463A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7287880A JPS56169463A (en) 1980-05-30 1980-05-30 Connecting system for standard telephone set in button telephone device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7287880A JPS56169463A (en) 1980-05-30 1980-05-30 Connecting system for standard telephone set in button telephone device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56169463A JPS56169463A (en) 1981-12-26
JPS6349960B2 true JPS6349960B2 (ja) 1988-10-06

Family

ID=13502022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7287880A Granted JPS56169463A (en) 1980-05-30 1980-05-30 Connecting system for standard telephone set in button telephone device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS56169463A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5999897A (ja) * 1982-11-29 1984-06-08 Tamura Electric Works Ltd ボタン電話装置における標準電話機の増設方式
JPS59135991A (ja) * 1983-01-26 1984-08-04 Iwatsu Electric Co Ltd 電話装置
JP2501784B2 (ja) * 1984-02-27 1996-05-29 日本電信電話株式会社 電話システム
JPS61145994A (ja) * 1984-12-20 1986-07-03 Tamura Electric Works Ltd 電話交換装置の電話機保留方式
JPH0738736B2 (ja) * 1985-07-09 1995-04-26 株式会社田村電機製作所 電話装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56169463A (en) 1981-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4922523A (en) Videotex with telephone call screening system
US4802206A (en) Calling system for enabling speech transmission from a caller to a called busy party in a telephone system
JPS63248269A (ja) 電話機
JPS58146170A (ja) デイジタル電話機の信号方式
JPS6349960B2 (ja)
JP3654186B2 (ja) ワイヤレスインターホンシステム
KR100405591B1 (ko) 게이트웨이 기능을 가진 인터넷폰 교환장치
JP2666270B2 (ja) ボタン電話装置
JPS6239950A (ja) 電話呼び出し方式
JPS61203762A (ja) 切替通信方法
JP2698639B2 (ja) 電話交換システム
JPS63248271A (ja) 通信装置
JPS6328554B2 (ja)
JPS5937762A (ja) 多機能電話機
JPH05122329A (ja) 電話交換システム
JP2000134287A (ja) 電話通信装置
JPH05122139A (ja) 電話交換システム
JPS5910635B2 (ja) ボタン電話装置の表示信号制御方式
JPH0662168A (ja) ファクシミリ装置
JPH05122328A (ja) 電話交換システム
JPS59156060A (ja) 会議通話方式
JPH05122338A (ja) 電話交換システム
JPH06343097A (ja) 打ち合わせ電話システム
JPH01233870A (ja) 電話装置
JPH05207156A (ja) 電話交換システム