JPS6341222Y2 - - Google Patents

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JPS6341222Y2
JPS6341222Y2 JP1980139155U JP13915580U JPS6341222Y2 JP S6341222 Y2 JPS6341222 Y2 JP S6341222Y2 JP 1980139155 U JP1980139155 U JP 1980139155U JP 13915580 U JP13915580 U JP 13915580U JP S6341222 Y2 JPS6341222 Y2 JP S6341222Y2
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JP
Japan
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intake port
cover
intake
air cleaner
noise
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JP1980139155U
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English (en)
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JPS5761158U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌等のエアクリーナの吸気口構造に
関し、特にトラツク等においてエアクリーナの吸
気口を車室(キヤビン)背後に開口設置すると共
に、雨水等の侵入を防止するために吸気口を覆う
カバーを設けてなるものに関する。
一般に、車輌エンジンのエアクリーナの吸気口
はエンジンルーム内に設けられているが、エンジ
ンルームは比較的低位置に、すなわち路面に近い
位置にあるため、洪水等で浸水した路上を走行す
る場合、水が吸気口を介してエンジン内に入りや
すく、車輌の運転性に支障を来したりあるいは多
量の水がシリンダ内に入つた場合においてはエン
ジンが壊れるといつた問題があつた。
そこで、これに対処すべくエアクリーナの吸気
口を車室背後の高い位置に設け、さらに雨水等の
浸入を防ぐためにカバーを設けたタイプのものが
知られている〔タイタン構造と整備(昭和52年5
月東洋工業株式会社サービス部発行)参照〕。し
かしながら、このタイプのものにおいては吸気口
が車室に隣接した位置に設けられているために、
エンジンの吸気音が車室内に伝わりやすいといつ
た不具合がある。この車内騒音を低減するため
に、遮へい板等を設けて音をさえぎる方法が考え
られているが、本考案は、吸気口を覆うカバーの
取付け位置を変更するという簡易な手段で上記車
内騒音の低減を達成するものである。
すなわち、エアクリーナの吸気口を車室背後に
開口設置すると共に、吸気口に雨水等が侵入する
のを防止するために吸気口を上方から覆い吸気口
より低い位置に下向きに開口するカバーを、該カ
バーの開口が上記吸気口に対して車室側と反対方
向に偏位するよう取付けることによつて車室側に
伝わる騒音を低減するものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図、及び第2図において、1はキヤビン、
2はバツクパネル、バツクパネル2にエアクリー
ナ3に至る吸入パイプ4が取付けられている。吸
入パイプ4の先端部の吸気口5がキヤビン1の背
後において上方向に開口しており、該吸気口5を
覆うカバー6が吸入パイプ4の先端に取付けられ
ている。吸入パイプ4はバツクパネル2に対し
て、突設して設けられた突起部7をボルト8、ラ
バー9を介して締結することによつて固定されて
いる。
吸気口のカバー6は、キヤビン(車室)側と反
対側面を切り欠いた切り欠き部6aを持つ形状を
有しており、吸入パイプ4(吸気口5)の中心に
対してキヤビン(車室)側と反対方向に偏位し
て、吸入パイプ4に溶接等の手段により取付けら
れている。
以上の構造からなる吸気口構造において、カバ
ー6がキヤビン(車室)側と反対方向に偏位して
取付けられているため、キヤビン(車室)と反対
側位置において、カバー6と吸入パイプ4との間
に大きな間隙Aが形成されるので、吸気口5から
発生する吸気音は該間隙Aを伝わつてキヤビン
(車室)側と反対方向に主に伝播して、キヤビン
(車室)側に伝播する吸気音は少ない。また上記
実施例の様に切り欠き部6aを形成することによ
つてキヤビン(車室)側に伝播する吸気音をより
低減することが可能である。
なお、第3図、及び第4図に上記実施例に示す
エアクリーナーの吸気口における車内騒音のテス
トデータを示す。第3図は、無負荷定置運転時に
おいてエンジン回転数の4次成分の音圧レベルを
示すもので、1800〜2200(rpm)で音圧レベルの
低下が見られる。また第4図は、無負荷定置運転
時におけるA特性騒音レベルを示すもので、この
特性は自動車騒音評価に広く用いられるものであ
るが、2000(rpm)附近において騒音低減の効果
が見られる。
以上の様に本考案は、エアクリーナの吸気口を
覆うカバーの取付け位置を車室側と反対方向に偏
位させるという簡易な手段により吸気口からの雨
水等の侵入を防ぐとともに、従来から問題となつ
ていた車内騒音(吸気騒音)を低減できるもので
あり、極めて効果的なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエアクリーナの吸気口の取付
け状態を示す自動車の概略側面図、第2図は本考
案の要部拡大図、第3図及び第4図はそれぞれ本
考案の実施例を用いて測定した車内騒音の状態を
示すグラフである。 1……キヤビン、2……バツクパネル、3……
エアクリーナ、4……吸入パイプ、5……吸気
口、6……カバー、6a……切り欠き部、7……
突起部、8……ボルト、9……ラバー、A……間
隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室背後に開口するエアクリーナの吸気口に、
    該吸気口を上方から覆い該吸気口より低い位置に
    下向きに開口するカバーを、該カバーの開口部が
    上記吸気口に対して車室側と反対方向に偏位する
    よう取付けたことを特徴とするエアクリーナの吸
    気口構造。
JP1980139155U 1980-09-29 1980-09-29 Expired JPS6341222Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980139155U JPS6341222Y2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980139155U JPS6341222Y2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5761158U JPS5761158U (ja) 1982-04-10
JPS6341222Y2 true JPS6341222Y2 (ja) 1988-10-28

Family

ID=29499139

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JP1980139155U Expired JPS6341222Y2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29

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JP (1) JPS6341222Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595425U (ja) * 1982-07-05 1984-01-13 三菱自動車工業株式会社 車両における吸気管の支持構造
JPS595426U (ja) * 1982-07-05 1984-01-13 三菱自動車工業株式会社 シユノ−ケル型吸気管の支持構造
JPS6057429U (ja) * 1983-09-28 1985-04-22 三菱自動車工業株式会社 エア吸入ダクトのカバ−装置
JPH0223783Y2 (ja) * 1985-08-09 1990-06-28

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53128411U (ja) * 1977-03-18 1978-10-12

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Publication number Publication date
JPS5761158U (ja) 1982-04-10

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